JPH059264B2 - - Google Patents

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JPH059264B2
JPH059264B2 JP23414889A JP23414889A JPH059264B2 JP H059264 B2 JPH059264 B2 JP H059264B2 JP 23414889 A JP23414889 A JP 23414889A JP 23414889 A JP23414889 A JP 23414889A JP H059264 B2 JPH059264 B2 JP H059264B2
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JP
Japan
Prior art keywords
mold
base material
interior
molding surface
interior base
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP23414889A
Other languages
English (en)
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JPH0396325A (ja
Inventor
Yoshihiro Asano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP23414889A priority Critical patent/JPH0396325A/ja
Publication of JPH0396325A publication Critical patent/JPH0396325A/ja
Publication of JPH059264B2 publication Critical patent/JPH059264B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内装材の成形方法に関し、さらに詳細
に説明すると、凹形状の下型と、下方に凸形状の
上型とからなるプレス成形型にレジンフエルトを
挿入し、下型と上型とを型締めし、レジンフエル
トからなる所望形状の内装基材を成形し、次いで
内装材に表皮材を接合する内装材の成形方法に関
する。
〔従来の技術〕
従来より、車両等の内装材として成形天井やド
アトリム及びトランクトリム等が存在し、これら
の内装材の内装基材としてレジンフエルトを用い
られたものが知られている。第6図に示す如く、
この内装基材2を成形するレジンフエルト5は下
型13と上型14とからなるプレス成形型12に
挿入されて所望形状に加熱プレス成形され、次い
で上型14を型開きし、第7図に示す如く、この
成形された内装基材2の表面に表皮材3を接着剤
等を介して積層し、第8図に示す如く上型14に
より表皮材3を内装基材2に接合させ、次いで端
末1a処理をして内装材1が形成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
然し乍ら、従来のプレス成形型12により内装
材1を成形すると、下型13と上型14とに形成
された型合せ部16,17に内装材1の端末1a
が挾持された形で成形され、内装材1の成形後に
内装基材2の端末2aをカツトしたりする端末処
理を必要とし、作業が煩雑となると共に、端末2
aのカツトにより端材が発生し、これらの端材が
加熱プレス状態とされているため再利用が困難で
あり、著しく経済性に欠けるものであつた。
また従来の内装材1においては均一な厚さのレ
ジンフエルト5からなる内装基材2を用いるた
め、略々均一な強度を有する内装基材2が得られ
るも、内装基材2の端末2aが特に破損し易く、
成形後の内装基材2の端末2aの強度の向上が要
望されている。
本発明の目的は、内装材の成形後に内装基材の
端末をカツトしたりする端末処理を必要とせず、
従つて端材が発生せず、著しく経済性に優れ、ま
た内装基材の端末の強度を向上させることができ
且つ外観の優れたる内装材の成形方法を提供する
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述せる課題に鑑みてなされたもの
で、凹形状の下型と、下方に凸形状の上型とから
なるプレス成形型にレジンフエルトを挿入し、下
型と上型とを型締めし、レジンフエルトからなる
所望形状の内装基材を成形し、次いで内装基材に
表皮材を接合する内装材の成形方法において、前
記下型は側壁部を有する下型本体と、該下型本体
の側壁部に沿つて上下動する中子型とを有し、前
記中子型の上面は成形すべき内装基材の大きさに
対応する下部成形面に形成され、前記上型は前記
下型の下部成形面に対応する形状の上部成形面が
下方に突出する状態で形成され、前記中子型を下
型本体の下部に下降させた状態で前記中子型の下
部成形面より大きく形成されたレジンフエルトを
下部成形面に載置し、大きく形成されたレジンフ
エルトの外周縁部分を下部本体の側壁部に凭れか
せさせ、次いで上型の上部成形面でレジンフエル
トの外周縁部分を中子型の下部成形面に当接する
レジンフエルトの本体に押圧し、端末の密度が高
い内装基材を成形し、次いで上型を型開きした後
中子型を上昇させ、前記内装基材の外周縁の上端
を下型本体の側壁部の上端付近まで上昇させ、次
いで表皮材を内装基材の表面に接合させることを
特徴とする。
〔作用〕
本発明に依れば、中子型の下部成形面より大き
く形成されたレジンフエルトの外周縁部分を下型
本体の側壁部に凭れかけさせ、この大きく形成さ
れたレジンフエルトの外周縁部分を上型の凸形状
の上部成形面で押圧することにより、レジンフエ
ルトの外周縁部分が中子型の下部成形面に当接す
るレジンフエルトの本体に折り返された状態で内
装基材が成形され、内装基材の端末の密度を高く
形成することができ、次いで上型を型開きした
後、中子型を下型本体の側壁部に沿つて上昇させ
て内装基材の外周縁の上端を側壁部の上端付近ま
で上昇させることができ、この状態で表皮材を内
装基材に接合させると、表皮材の端末が下型本体
の側壁部等により屈折されて成形されることがな
く、また内装材の成形後に、内装基材の端末処理
を行う必要がないものである。
〔実施例〕
以下本発明に係る内装材の成形方法を図面を参
照して詳述する。
第1図乃至第5図には本発明方法の一実施例の
概略が夫々示されており、本発明方法の実施に用
いられるプレス成形型21は凹形状の下型22
と、該下型22に型合せされる下方に凸形状の上
型23とからなり、このプレス成形型21は加熱
プレス型に形成されている。
前記下型22は、凹形状の下型本体25と、こ
の下型本体25の側壁部26に沿つて上下動可能
に配設された中子型27とを有している。前記中
子型27の下部にはロツド28が下型本体25の
底壁25aに形成された透孔25bより下型本体
25の下方に導かれ、このロツド28の下部が油
圧シリンダ等の駆動源29に連結され、中子型2
7を上下動し得るようになされている。
前記中子型27の上面は成形すべき内装基材4
2の大きさに対応する下部成形面31に形成さ
れ、例えば車両等の成形天井の内装材41を成形
する場合には、成形天井の内装基材42の大きさ
に対応する大きさに下部成形面31が形成されて
いる。
前記上型23は前記中子型27の下部成形面3
1に対応する形状の上部成形面32を有し、該上
部成形面32が下型本体25の側壁部26内側に
上下動自在に嵌合するように下方に突出する凸部
33の下端に形成されている。この凸部33の高
さは約50mm、また凸部33外側と、下型本体25
の側壁部26との間隔は約0.2〜0.5mmに設定され
ている。
前記下型22と上型23とを型開きした状態
で、且つ、前記中子型27を下型本体25の下部
に下降させ、底壁25aと当接させた状態で、中
子型27の下部成形面31にレジンフエルト44
を載置する。
前記レジンフエルト44は厚さ30〜40mmの扁平
な長方形状に形成され、このレジンフエルト44
は中子型27の下部成形面31より大きく形成さ
れ、この大きく形成されたレジンフエルト44の
外周縁部分44aを第1図に示す如く、下型本体
25の側壁部26に凭れかにさせた状態とする。
尚レジンフエルト44の外周縁部分44aの一部
を下部成形面31と同一の大きさとしたものを用
いることもできる。
次いで第2図に示す如く、下型本体25の側壁
部26に沿つて上型23の凹部33を下降させ、
中子型27の下部成形面31と上型23の上部成
形面32とにより所望形状の内装基材42を得
る。上型23の上部成形面32が下降する際に下
型本体25の側壁部26に凭れかけさせたレジン
フエルト44の外周縁部分44aが中子型27の
下部成形面31に当接するレジンフエルト44の
本体44b側に折り返された状態となり、且つ
220〜230℃,60秒間の加熱プレス条件により内装
基材42が成形される。この内装基材42は厚さ
2〜3mmに形成されている。
従つて成形された内装基材42の端末は42a
はレジンフエルト44の外周縁部分44aが折り
返されて一体化されているため密度が高くなつて
おり、一例として内装基材42の中央部の本体4
2bが1.0〜1.5Kg/m2であるのに対し、端末42
aは2.0〜3.0Kg/m2に形成されている。
尚レジンフエルト44を中子型27の下部成形
面31に載置する際にレジンフエルト44の外周
縁部分44aの一部にスリツトを設け、レジンフ
エルト44の外周縁部分44aがレジンフエルト
44の中央の本体44b側に折り返し易くするこ
ともでき、またレジンフエルト44の本体44b
側が下部成形面31より位置ずれを発生しないよ
うに両面テープを用いて仮止めしておくこともで
きる。
第3図に示す如く、内装基材42の成形後に、
上型23を上方に移動させて型開きし、次いで中
子型27を駆動源29を作動させて上昇させ、前
記内装基材42の外周縁である端末42aの上端
が下型本体25の側壁部26の上端付近までくる
ように内装基材42を上昇させる。
次いで、第4図及び第5図に示す如く、内装基
材42の表面に表皮材46を配設する。この表皮
材46と内装基材42との間にホツトメルトシー
ト、または接着剤を塗付し、上型23を下降させ
て表皮材46を内装基材42に接合させる。この
表皮材46の接合の際の加熱プレス条件は120〜
130℃,30秒である。表皮材46の接合により内
装材41が成形され、プレス成形型21より内装
材41を取出し、表皮材46の端末46aを内装
基材42の裏面側に巻き込むことにより成形天井
やドアトリム等の内装材41を得ることができ、
この表皮材46の端末処理だけでよく、内装基材
42の端末処理を行う必要がないものである。
〔発明の効果〕
以上が本発明に係る内装材の成形方法の一実施
例の方法であるが、斯る方法に依れば、中子型の
下部成形面より大きく形成されたレジンフエルト
を中子型を下降させた状態で下部成形面に載置
し、大きく形成されたレジンフエルトの外周縁部
分を下型本体の側壁部に凭れかけさせ、次いで上
型の上部成形面でレジンフエルトの外周縁部分を
中子型の下部成形面に押圧し、大きく形成された
レジンフエルトの外周縁部分をレジンフエルトの
本体側に折り返して加熱プレス成形することがで
き、内装基材の端末の密度が高く、端末の強度が
増大し、次いで中子型を上昇させて内装基材の外
周縁の上端を下型本体の側壁部の上端付近まで上
昇させ、この状態で表皮材を内装基材の表面に接
合させることができ、表皮材の端末が屈折されて
形成されることがなく、また成形後に内装基材の
端末処理を行う必要がなく、端材が発生せず著し
く経済性に優れ且つ外観の優れた内装材の成形方
法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明に係る内装材の成形
方法の一実施例の方法を夫々示すもので、第1図
は下型にレジンフエルトを配設した状態の断面
図、第2図は内装基材を成形した状態の断面図、
第3図は中子型を上昇させた状態の断面図、第4
図及び第5図は表皮材を接合させる状態の断面
図、第6図乃至第8図は従来の内装基材の成形方
法を夫々示す成形型の断面図である。 図中、21……プレス成形型、22……下型、
23……上型、25……下型本体、26……側壁
部、27……中子型、31……下部成形面、32
……上部成形面、33……凸部、41……内装
材、42……内装基材、42a……端末、42b
……本体、44……レジンフエルト、44a……
外周縁部分、44b……本体、46……表皮材、
46b……端末。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 凹形状の下型と、下方に凸形状の上型とから
    なるプレス成形型にレジンフエルトを挿入し、下
    型と上型とを型締めし、レジンフエルトからなる
    所望形状の内装基材を成形し、次いで内装基材に
    表皮材を接合する内装材の成形方法において、前
    記下型は側壁部を有する下型本体と、該下型本体
    の側壁部に沿つて上下動する中子型とを有し、前
    記中子型の上面は成形すべき内装基材の大きさに
    対応する下部成形面に形成され、前記上型は前記
    下型の下部成形面に対応する形状の上部成形面が
    下方に突出する状態で形成され、前記中子型を下
    型本体の下部に下降させた状態で前記中子型の下
    部成形面より大きく形成されたレジンフエルトを
    下部成形面の載置し、大きく形成されたレジンフ
    エルトの外周縁部分を下部本体の側壁部に凭れか
    せさせ、次いで上型の上部成形面でレジンフエル
    トの外周縁部分を中子型の下部成形面に当接する
    レジンフエルトの本体に押圧し、端末の密度が高
    い内装基材を成形し、次いで上型を型開きした後
    中子型を上昇させ、前記内装基材の外周縁の上端
    を下型本体の側壁部の上端付近まで上昇させ、次
    いで表皮材を内装基材の表面に接合させることを
    特徴とする内装基材の成形方法。
JP23414889A 1989-09-08 1989-09-08 内装材の成形方法 Granted JPH0396325A (ja)

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