JPH059180A - ε−カプロラクタムの製造方法 - Google Patents

ε−カプロラクタムの製造方法

Info

Publication number
JPH059180A
JPH059180A JP3294275A JP29427591A JPH059180A JP H059180 A JPH059180 A JP H059180A JP 3294275 A JP3294275 A JP 3294275A JP 29427591 A JP29427591 A JP 29427591A JP H059180 A JPH059180 A JP H059180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
reaction
caprolactam
ammonia
cyclohexanone oxime
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3294275A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3301092B2 (ja
Inventor
Masaru Kitamura
勝 北村
Hiroshi Ichihashi
宏 市橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP29427591A priority Critical patent/JP3301092B2/ja
Publication of JPH059180A publication Critical patent/JPH059180A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3301092B2 publication Critical patent/JP3301092B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/584Recycling of catalysts

Landscapes

  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】活性が低下した触媒の活性を十分に回復させ
て、また触媒の寿命を一段と向上させることによりε−
カプロラクタムを効率的に製造する。 【構成】気相反応条件下に固体触媒を用いてシクロヘキ
サノンオキシムからε−カプロラクタムを製造する方法
において、触媒として活性が低下した固体触媒をアンモ
ニアと接触させることにより再生した触媒を用いること
を特徴とするε−カプロラクタムの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体触媒を用いて気相反
応条件下にシクロヘキサノンオキシムからε−カプロラ
クタムを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ε−
カプロラクタムはナイロン等の原料として用いられてい
る重要な基幹化学原料であり、その製造方法としては従
来より、触媒として発煙硫酸あるいは濃硫酸を用い、液
相下にシクロヘキサノンオキシムを転位(ベックマン転
位)させる方法が採用されている。
【0003】しかしながら、この方法では、多量の発煙
硫酸を必要とするだけでなく、硫酸アンモニウムを大量
に副生するという課題を有する。
【0004】一方、本発明者らはこれらの課題を解決す
べく、固体触媒を用い気相反応条件下に転位させる方法
を提案している(特開平2−275850号公報及び特
開平2−250866号公報)。
【0005】一般に、固体触媒を使用すると触媒はその
活性が低下するため、このような劣化触媒を新品触媒と
取り替えるか、または劣化触媒を再生処理して再使用す
るか、どちらかの方法が採用される。
【0006】触媒を再生する方法としては、一般に触媒
上に析出した炭素質物質を分子状酸素含有ガス、たとえ
ば空気中で燃焼除去する方法が採用されている(触媒学
会編集「触媒工学講座(第7巻)触媒反応(2)−酸化
・脱水素・分解−」(昭和42.2.28)地人書館
278頁)。
【0007】また、本発明者らは分子状酸素含有ガス存
在下にアルコールを共存させて炭素質物質を燃焼させる
ことにより、固体触媒を再生する方法を提案している
(特開平3−207454号公報)。
【0008】一方、n−ヘキサンの分解反応において、
熱損傷により失活したゼオライト触媒を水と接触させ、
続いて硝酸アンモニウムなどのアンモニウム塩でイオン
交換する再生方法が提案されている(特開昭61−38
630号公報)。また、メタノールの炭化水素類への転
化反応等において、焼成により失活したゼオライト触媒
を100〜1000℃でアンモニア及びスチームと接触
させることにより再生させる方法が提案されており、高
いSiO2 /Al23 比(26000)のゼオライト
の場合は、再生されないことも示されている(特開昭6
0−42227号公報、特開昭60−257838号公
報)。
【0009】さらに、クラッキングやアルコールの炭化
水素への転化反応において、失活したゼオライト触媒を
アンモニア水溶液と接触する再生方法が提案されてお
り、アルミナ結合剤なしの触媒は再生されなかったこと
も示されている(特開平1−99649号公報)。
【0010】このような状況下に鑑み、本発明者らは、
気相反応条件下にシクロヘキサノンオキシムからε−カ
プロラクタムを製造するに当たり、より一層優れた固体
触媒の再生方法を見出すべく、鋭意検討を行なった結
果、活性が低下した固体触媒をアンモニアという特定の
化合物と接触させることにより、劣化触媒の活性を回復
させ得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、気
相反応条件下に固体触媒を用いてシクロヘキサノンオキ
シムからε−カプロラクタムを製造する方法において、
触媒として活性が低下した固体触媒をアンモニアと接触
させることにより再生した触媒を用いることを特徴とす
るε−カプロラクタムの製造方法を提供するものであ
る。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。本発明が
対象とする触媒は固体触媒であり、例えばシリカ−アル
ミナ、ゼオライト等、その成分のみを成型したものの
他、担体に担持、あるいはイオン交換等により修飾した
ものが挙げられ、特にこれらの中でもゼオライトが好ま
しく、中でも結晶性シリカ、結晶性メタロシリケート等
が好ましい。
【0013】例えば、本発明で用いる結晶性シリカは、
実質的にケイ素と酸素とからなるものである。
【0014】また、本発明で用いる結晶性メタロシリケ
ートは、例えばSi/Me原子比(ここにMeはAl,
Ga,Fe,B,Zn,Cr,Be,Co,La,G
e,Ti,Zr,Hf,V,Ni,Sb,Bi,Cu,
Nb等から選ばれる1種または2種以上の金属元素を示
す)が通常5以上、好ましくは500以上である。Si
/Me原子比は、通常の分析手段、例えば原子吸光法、
蛍光X線法等により求めることができる。
【0015】本発明で用いる結晶性シリカ、または結晶
性メタロシリケートは公知の方法により製造される。こ
れらの結晶性シリカ、または結晶性メタロシリケートに
は種々の構造が知られているが、いわゆるペンタシル型
構造に属するものが、好ましい。
【0016】本発明でいう劣化触媒とは、反応または熱
損傷によって活性が低下した触媒をいう。
【0017】本発明においては、劣化触媒をアンモニア
と接触させる前に、予め分子状酸素含有ガス、例えば空
気中で、触媒上に析出した炭素質物質を燃焼除去した
り、あるいは空気中にアルコールを共存させて触媒上に
析出した炭素質物質を燃焼除去するのが好ましい。
【0018】本発明に用いるアンモニアは、例えばガス
状のアンモニア、アンモニアを含む水溶液が挙げられ
る。アンモニアを含む水溶液としては、例えばアンモニ
ア水溶液及び塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝
酸アンモニウム等のアンモニウム塩を含むアンモニア水
溶液が含まれる。
【0019】本発明でガス状のアンモニアを用いる際
は、窒素ガス、水蒸気等の不活性なガスとともに用いて
もよい。
【0020】本発明で用いるガス状のアンモニアの供給
速度は特に制限されるものではないが、通常触媒1kg当
たり、1〜2000 l/hrである。また、その際の再生
する時間は、触媒の劣化の程度によっても異なるが、通
常1〜100時間程度である。
【0021】本発明で用いるアンモニアを含む水溶液
は、通常pHが9以上、好ましくはpHが10〜13で
ある。
【0022】本発明において、アンモニアを含む水溶液
による再生方法は、特に限定されるものではなく、触媒
全体が十分にアンモニアを含む水溶液中でアンモニアと
接触できる方法であればよく、例えば反応釜中に劣化触
媒を充填し、次いでアンモニアを含む水溶液を反応釜へ
注ぎ、反応釜中で、劣化触媒を撹拌下に浸漬する方法、
また、劣化触媒をカラムに充填した状態でアンモニアを
含む水溶液を通過させる方法等が挙げられる。
【0023】アンモニアを含む水溶液で再生する時間
は、触媒の劣化の程度によっても異なるが、通常0.1
〜10時間程度である。
【0024】さらに、アンモニアを含む水溶液で再生処
理した後、塩酸等の酸によって洗浄し、次いで水洗浄す
ることも有効である。
【0025】劣化触媒をアンモニアと接触させる温度
は、通常50〜250℃である。 ガス状のアンモニア
と接触させる温度は、250℃以下が好ましく、100
〜200℃の範囲がより好ましい。また、この際の圧力
は、通常10気圧以下である。アンモニアを含む水溶液
と接触させる温度は、50〜200℃が好ましく、60
〜150℃の範囲がより好ましい。
【0026】次に本発明を実施する際のε−カプロラク
タムの製造方法について述べる。本発明は通常の固定床
方式または流動床方式の気相接触反応で行なわれる。反
応温度は、通常250〜500℃の範囲である。250
℃未満の温度では反応速度が十分ではなく、またε−カ
プロラクタムの選択率も低下する傾向がある。一方、5
00℃を越えるとシクロヘキサノンオキシムの熱分解が
無視できなくなるため、ε−カプロラクタムの選択率が
低下する傾向がある。特に、好ましい温度範囲は300
〜450℃であり、最も好ましい温度範囲は300〜4
00℃である。また反応圧力は特に限定されるものでは
なく、通常0.05〜10kg/cm2 である。
【0027】原料シクロヘキサノンオキシムの空間速度
は、通常WHSV=0.1〜40hr -1(すなわち触媒1
kg当たりのシクロヘキサノンオキシム供給速度が0.1
〜40kg/hr)である。好ましくは0.2〜20hr-1
あり、より好ましくは0.5〜10hr-1の範囲から選ば
れる。
【0028】反応混合物からのε−カプロラクタムの分
離は、通常の方法で実施できる。例えば、反応生成ガス
を冷却して凝縮させ、次いで抽出、蒸留あるいは晶析等
により精製されたε−カプロラクタムを得ることができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
劣化触媒をアンモニアを用いることにより、触媒の活性
を十分に回復させて、また触媒の寿命を一段と向上させ
ることができるのでε−カプロラクタムを効率的に製造
できる。
【0030】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
【0031】参考例1(触媒Aの調製) 1.5l のステンレス製オートクレーブにテトラエチル
オルソシリケート(Si(OC2H5)4、Al含有量10ppm以
下)100g、10%水酸化テトラ−n−プロピルアン
モニウム水溶液224.0g、エタノール214gを仕
込み、30分間激しく撹拌した。混合溶液のpHは13
であった。オートクレーブの蓋を締めた後、油浴に浸し
内温を105℃に保ち400rpm以上の回転数で撹拌
を行いながら、96時間の水熱合成を行った。この間オ
ートクレーブ内の圧力は2〜3kg/cm2 に達した。水熱
合成終了時のpHは11.8であった。白色の固体生成
物を濾別し、ついで濾液のpHが7付近になるまで蒸留
水で連続的に洗浄した。得られた結晶を120℃で16
時間乾燥し、さらに530℃で4時間、空気流通下に焼
成し、27gの粉末状白色結晶を得た。該結晶を粉末X
線回折で分析した結果、ペンタシル型ゼオライトと同定
された。また、原子吸光分光法による元素分析の結果、
Alの含有量は3ppmであった。
【0032】この結晶10gに5%塩化アンモニウム水
溶液100gを加え、50〜60℃で1時間イオン交換
処理を行い、続いて濾別した。このイオン交換処理操作
を4回行った後、結晶をCl- イオンが検出されなくな
るまで蒸留水で洗浄した。得られた結晶を乾燥後加圧成
形し、24〜48メッシュに篩分けした。さらに該結晶
を500℃で1時間窒素ガス流通下に焼成し、触媒を得
た。この触媒を触媒Aと称する。
【0033】参考例2(触媒Bの調製) 1.5l のステンレス製オートクレーブに10%の水酸
化テトラ−n−プロピルアンモニウム水溶液232.8
6g、エタノール62.33g、蒸留水50.4g、チ
タンテトライソプロポキシド0.071gを含む水溶液
2ml、テトラエチルオルソシリケート(Si(OC2H5)4)1
04.17gをこの順に仕込み、1時間充分に撹拌し
た。ついで、内温を105℃に保ち、400rpm以上
の回転数で撹拌しながら、96時間水熱合成を行った。
得られた白色固形物を濾過し濾液のpHが7付近になる
まで蒸留水で連続的に洗浄した。得られた結晶を120
℃で16時間乾燥した。この乾燥した結晶を、さらに5
30℃で4時間空気流通下に焼成し、27gの白色の粉
末状結晶を得た。該結晶を粉末X線回折で分析した結
果、ペンタシル型ゼオライトと類似構造を有するチタノ
シリケートと同定された。また該結晶を原子吸光分析し
た結果、Si/Ti原子比は1900であった。以下、
この結晶を参考例1と同様にイオン交換し、焼成して触
媒を得た。この触媒を触媒Bと称する。
【0034】参考例3(触媒Cの調製) 1.5l のステンレス製オートクレーブにテトラエチル
オルソシリケート(Si(OC2H5)4)100g、10%水酸
化テトラ−n−プロピルアンモニウム水溶液224.0
g、エタノール60gを仕込み充分に撹拌した。混合溶
液に、あらかじめ調製した硫酸アルミニウム水溶液48
g(Al2(SO4)3 ・18H2O 3g/水48g)を加え、30
分間激しく攪拌した。なお、混合溶液のpHは13であ
った。オートクレーブの蓋を締めた後、油浴に浸し内温
を105℃に保ち400rpm以上の回転数で撹拌を行
いながら、120時間の水熱合成を行った。この間オー
トクレーブ内の圧力は2〜3kg/cm2 に達した。水熱合
成終了時のpHは11.8であった。白色の固体生成物
を参考例1と同様にして粉末状白色結晶を得た。該結晶
を粉末X線回折で分析した結果、ペンタシル型ゼオライ
トと同定された。また、原子吸光分光法による元素分析
の結果、Si/Al原子比は50であった。以下、この
結晶を参考例1と同様にイオン交換し、焼成して触媒を
得た。この触媒を触媒Cと称する。
【0035】実施例1 (ε−カプロラクタムの製造方法)内径1cmの石英ガラ
ス製反応管中に参考例1で調製した触媒Aを0.375
g(0.6ml)充填し、窒素気流下(4.2l /hr)に
350℃で1時間予熱処理した。次いでシクロヘキサノ
ンオキシム/メタノール重量比1/1.8の混合液を
8.4g/hrの供給速度で反応管に供給し、反応させ
た。このときの空間速度WHSVは8hr-1であり、触媒
層の温度(反応温度)は350℃であった。反応は6.
25時間継続した。反応生成物は1時間ごとに水冷下に
捕集し、ガスクロマトグラフで分析した。
【0036】ここに空間速度WHSVは次式で算出し、
またシクロヘキサノンオキシムの転化率及びε−カプロ
ラクタムの選択率もそれぞれ次式で算出した。
【0037】WHSV(hr- ) =O/C シクロヘキサノンオキシムの転化率(%)=〔(X−Y)/X〕×100 ε−カプロラクタムの選択率(%)=〔Z/(X−Y)〕×100 なお、O、C、X、YおよびZはそれぞれ次のとおりで
ある。 O=シクロヘキサノンオキシム供給速度(kg/hr) C=触媒重量(kg) X=供給した原料シクロヘキサノンオキシムのモル数 Y=未反応のシクロヘキサノンオキシムのモル数 Z=生成物中のε−カプロラクタムのモル数
【0038】反応終了後、シクロヘキサノンオキシムの
メタノール溶液の供給を止め、窒素ガス2.5 l/hr、
空気2.5 l/hrを混合して0℃に保持したメタノール
中にバブリングし、メタノール(3.8容量%、0℃飽
和濃度)を窒素、空気混合ガス中に気化同伴させて反応
管に供給し、触媒層を430℃まで昇温し、23時間処
理した。この操作により触媒上に析出した炭素質物質を
除去した。
【0039】次いで、窒素ガス(4.2 l/hr)を供給
しながら、温度を350℃まで下げた。続いて前記反応
条件と同様に反応を行った。
【0040】反応終了後、前記条件と同様の操作により
触媒上に析出した炭素質物質を除去した。さらに、前記
反応と炭素質物質の除去操作を累計で20回繰り返し実
施した。それぞれの反応結果を表1に示す。
【0041】(本発明のε−カプロラクタムの製造方
法)前記20回目の炭素質物質を除去した後の劣化触媒
0.375gをオートクレーブに充填し、28重量%の
アンモニア水溶液50mlと塩化アンモニウム4gを加え
て90℃で1時間保持した。
【0042】保持した後、濾別した固体をフラスコに移
し、5規定の塩酸50mlを加えて90℃で1時間撹拌し
た。次いで、この固体を濾過、水洗、乾燥した。このよ
うにして再生した触媒を得た。
【0043】乾燥した触媒0.350gを前記と同様の
石英ガラス製反応管に充填し、前記と同様に反応と炭素
質物質の除去操作を繰り返し実施した。反応結果を表2
に示す。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】実施例2 (ε−カプロラクタムの製造方法)触媒調製およびシク
ロヘキサノンオキシムのベックマン転位反応の再現性を
確認するために参考例1の触媒Aと同じ方法で触媒を再
度調製した(この触媒を以下触媒A*と称する。Alの含
有量は3ppmであった。)。
【0047】実施例1と同様の反応管中に触媒A*を
0.375g(0.6ml)充填し、実施例1と同様にシ
クロヘキサノンオキシムのベックマン転位反応と炭素質
物質の除去操作を繰り返し実施した。ただし、反応時間
は1時間とし、炭素質物質の除去操作時間は3時間とし
た。反応結果を表3に示す。
【0048】(本発明のε−カプロラクタムの製造方
法)炭素質物質を除去した後の劣化触媒を反応管から取
り出し、実施例1と同様の再生方法を行った。
【0049】再生処理をした触媒を前記と同様の方法で
シクロヘキサノンオキシムのベックマン転位反応と炭素
質物質の除去操作を繰り返し実施した。反応結果を表4
に示す。
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】実施例3 (ε−カプロラクタムの製造方法)参考例2で調製した
触媒B0.375g(0.6ml)を実施例1と同様の反
応管に充填し、実施例1と同様の方法でシクロヘキサノ
ンオキシムのベックマン転位反応と炭素質物質の除去操
作を繰り返し実施した。反応結果を表5に示す。
【0053】(本発明のε−カプロラクタムの製造方
法)炭素質物質を除去した後の劣化触媒を反応管から取
り出し、この触媒0.375gをオートクレーブに入
れ、28重量%のアンモニア水溶液50mlと塩化アンモ
ニウム4gを加えて90℃で1時間保持した。再生処理
後、濾別した固体を再びオートクレーブに入れ、上記の
再生方法を3回繰り返した。
【0054】次いで、固体を濾過、水洗、乾燥した。こ
のようにして得られた触媒0.350gを前記と同様の
反応管に充填し、実施例1と同様の方法でシクロヘキサ
ノンオキシムのベックマン転位反応と炭素質物質の除去
操作を繰り返し実施した。反応結果を表6に示す。
【0055】
【表5】
【0056】
【表6】
【0057】実施例4 (高温による触媒の強制劣化処理および反応)内径1cm
の石英ガラス製反応管に参考例1で調製した触媒Aを
0.375g(0.6ml)充填し、窒素ガス(2.5 l
/hr)を0℃に保持した蒸留水中にバブリングし、窒素
ガス中に水(0.6容量%、0℃飽和濃度)を気化同伴
させて、900℃で2時間保持した後、室温(20℃)
まで降温させた。このようにして強制劣化処理をした触
媒0.375gを用いて、実施例1の反応と同様の方法
でシクロヘキサノンオキシムのベックマン転位反応を行
った。反応結果を表7に示す。
【0058】次いで、触媒上に析出した炭素質物質を実
施例1と同様の方法で燃焼除去した。
【0059】(本発明のε−カプロラクタムの製造方
法)炭素質物質を除去した後の劣化触媒0.375gを
オートクレーブ中に入れ、その中にpH=11.5のア
ンモニア水溶液50mlを加え、90℃で1時間保持し
た。
【0060】保持した後、濾別した固体を再びオートク
レーブに入れ、上記の処理を4回繰り返し実施した。次
いで、固体を濾過、水洗し、乾燥した。
【0061】再生処理した触媒を用いて、前記と同様の
方法でシクロヘキサノンオキシムのベックマン転位反応
を行った。反応結果を表8に示す。
【0062】
【表7】
【0063】
【表8】
【0064】実施例5 (高温による触媒の強制劣化処理および反応)実施例4
における窒素ガスを空気(2.5 l/hr)に、900℃
における強制劣化処理の2時間を5時間とする以外は、
実施例4と同様の方法で強制劣化処理を実施した。強制
劣化処理をした触媒0.375gを用いて、実施例1と
同様の方法でシクロヘキサノンオキシムのベックマン転
位反応を行った。反応結果を表9に示す。
【0065】次いで、触媒上に析出した炭素質物質を実
施例1と同様の方法で燃焼除去した。
【0066】(本発明のε−カプロラクタムの製造方
法)炭素質物質を除去した後の劣化触媒を、実施例3に
示したアンモニア水溶液と塩化アンモニウムによる再生
方法と同様の方法で1回再生処理した。
【0067】前記再生処理した触媒を用いて、前記と同
様の方法でシクロヘキサノンオキシムのベックマン転位
反応を行った。反応結果を表10に示す。
【0068】
【表9】
【0069】
【表10】
【0070】実施例6 (ε−カプロラクタムの製造方法)内径2cmの石英ガラ
ス製反応管中に触媒A*を1.0g(1.6ml)充填
し、窒素気流下(4.2l /hr)に350℃で1時間予
熱処理した。次いでシクロヘキサノンオキシム/メタノ
ール重量比1/1.8の混合液を28g/hrの供給速度
で反応管に供給し、反応させた。このときの空間速度W
HSVは10hr-1であり、触媒層の温度(反応温度)は
350℃であった。反応生成物は1時間ごとに水冷下に
捕集し、ガスクロマトグラフで分析した。反応結果を表
11に示す。
【0071】反応終了後、シクロヘキサノンオキシムの
メタノール溶液の供給を止め、窒素ガス2.5 l/hr、
空気2.5 l/hrを混合して0℃に保持したメタノール
中にバブリングし、メタノール(3.8容量%、0℃飽
和濃度)を窒素、空気混合ガス中に気化同伴させて反応
管に供給し、触媒層を430℃まで昇温し、40時間燃
焼した。この操作により触媒上に析出した炭素質物質を
除去した。
【0072】次いで、窒素ガス(4.2 l/hr)を供給
しながら、温度を350℃まで下げた。続いて前記反応
条件で同様に反応を行った。
【0073】反応終了後、前記条件と同様の操作により
触媒上に析出した炭素質物質を除去した。
【0074】さらに、前記反応と炭素質物質の除去操作
を累計で20回繰り返し実施した。反応結果を表11に
示す。
【0075】(本発明のε−カプロラクタムの製造方
法)ステンレス製の反応管に炭素質物質を除去した後の
触媒0.375gを充填し、窒素ガス(4.2 l/hr)
気流下に常圧、350℃で1時間予熱処理をした。次い
で、200℃まで降温し、保持し、窒素ガス圧を8kg/
cm2 とした。窒素の供給を止め、反応管上部より28重
量%のアンモニア水溶液を3.0g/hrで3時間供給し
た。この間、触媒充填層の圧力は8kg/cm2 に保持され
た。その後、アンモニア水溶液の供給を止め、窒素ガス
(4.2 l/hr)気流下に常圧で室温(20℃)まで降
温した。
【0076】このようにして再生処理した触媒0.37
5gを石英ガラス製の反応管に移替え、窒素ガス(4.
2 l/hr)気流下に350℃で1時間予熱処理し、次い
でシクロヘキサノンオキシム/メタノール重量比=1/
1.8の混合液を10.5g/hrの供給速度で反応管に
供給し反応させた。この際のWHSVは10hr-1であっ
た。反応結果を表12に示す。
【0077】
【表11】
【0078】
【表12】
【0079】実施例7 (ε−カプロラクタムの製造方法)実施例2で調製した
触媒A*0.375g(0.6ml)を反応管に充填し、
実施例1と同様の方法でシクロヘキサノンオキシムのベ
ックマン転位反応と炭素質物質の除去操作を繰り返し行
った。反応結果を表13に示す。
【0080】(本発明のε−カプロラクタムの製造方
法)炭素質物質を除去した後の劣化触媒0.375gを
オートクレーブに入れ、28重量%のアンモニア水溶液
50mlを加えて90℃で3時間保持した。その後、固体
を濾過、水洗、乾燥した。
【0081】このようにして再生した触媒を前記と同じ
反応管に充填し、前記と同様の方法でシクロヘキサノン
オキシムのベックマン転位反応を行った。反応結果を表
14に示す。
【0082】
【表13】
【0083】
【表14】
【0084】比較例1 触媒Aを0.375g用い、実施例1の(ε−カプロラ
クタムの製造方法)における反応と炭素質物質の除去操
作を実施例1と同様にして累計で20回繰り返し実施し
た。20回目の反応結果を表15に示す。
【0085】
【表15】
【0086】前記20回目の炭素質物質を除去した後の
劣化触媒0.375gをオートクレーブに充填し、7.
5重量%の硝酸アンモニウム水溶液50mlを加えて90
℃で1時間保持した。次いで、この固体を濾過、水洗、
乾燥した。このようにして処理した触媒を得た。
【0087】この触媒0.375gを前記と同様の石英
ガラス製反応管に充填し、前記と同様に反応を実施し
た。第1回目の反応結果を表16に示す。
【0088】
【表16】
【0089】実施例8 参考例3で調製した触媒Cを0.375g充填する以外
は、実施例1の反応と同様の方法でベックマン転位反応
を行った。その反応結果を表17に示す。
【0090】
【表17】
【0091】(高温による触媒の強制劣化処理及び反
応)内径1cmの石英ガラス製反応管に参考例3で調製し
た触媒Cを0.375g(0.6ml)充填し、窒素ガス
(2.5 l/hr)を0℃に保持した蒸留水中にバブリン
グし、窒素ガス中に水(0.6容量%、0℃飽和濃度)
を気化同伴させて、900℃で2時間保持した後、室温
(20℃)まで降温させた。このように高温で処理した
触媒0.375gを用いて、実施例1の反応と同様の方
法でベックマン転位反応を行った。反応結果を表18に
示す。
【0092】
【表18】
【0093】次いで、触媒上に析出した炭素質物質を実
施例1と同様の方法で燃焼除去した。
【0094】(本発明のε−カプロラクタムの製造方
法)炭素質物質を除去した後の劣化触媒0.375gを
オートクレーブ中に入れ、その中に28重量%のアンモ
ニア水溶液50mlと塩化アンモニウム4gを加え、90
℃で1時間保持した。
【0095】保持した後、濾別した固体をフラスコに移
し、5規定の塩酸50mlを加えて90℃で1時間攪拌し
た。次いで、固体を濾過、水洗し、乾燥した。
【0096】前記再生処理した触媒を用いて、前記と同
様の方法でベックマン転位反応を行った。反応結果を表
19に示す。
【0097】
【表19】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気相反応条件下に固体触媒を用いてシクロ
    ヘキサノンオキシムからε−カプロラクタムを製造する
    方法において、触媒として活性が低下した固体触媒をア
    ンモニアと接触させることにより再生した触媒を用いる
    ことを特徴とするε−カプロラクタムの製造方法。
  2. 【請求項2】活性が低下した固体触媒が、結晶性シリカ
    または結晶性メタロシリケートである請求項1記載のε
    −カプロラクタムの製造方法。
  3. 【請求項3】活性が低下した固体触媒をアンモニアと接
    触させる温度が50〜250℃である請求項1記載のε
    −カプロラクタムの製造方法。
JP29427591A 1990-12-26 1991-11-11 ε−カプロラクタムの製造方法 Expired - Fee Related JP3301092B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29427591A JP3301092B2 (ja) 1990-12-26 1991-11-11 ε−カプロラクタムの製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-406823 1990-12-26
JP40682390 1990-12-26
JP29427591A JP3301092B2 (ja) 1990-12-26 1991-11-11 ε−カプロラクタムの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH059180A true JPH059180A (ja) 1993-01-19
JP3301092B2 JP3301092B2 (ja) 2002-07-15

Family

ID=26559754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29427591A Expired - Fee Related JP3301092B2 (ja) 1990-12-26 1991-11-11 ε−カプロラクタムの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3301092B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010006615A (ko) * 1999-02-09 2001-01-26 고사이 아끼오 ε-카프로락탐의 제조 방법
EP1352902A1 (en) * 2002-02-27 2003-10-15 Sumitomo Chemical Company, Limited Process for producing Epsilon-Caprolactam and catalyst for the production
JP2005224752A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Sumitomo Chemical Co Ltd ε−カプロラクタム製造用触媒の再生方法及びε−カプロラクタムの製造方法
JP2009000664A (ja) * 2006-07-04 2009-01-08 Sumitomo Chemical Co Ltd ε−カプロラクタム製造用触媒の再生方法及びε−カプロラクタムの製造方法
JP2010013353A (ja) * 2009-10-20 2010-01-21 Sumitomo Chemical Co Ltd ゼオライト成形体の解砕方法
JP2010047499A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Univ Of Tokyo ε−カプロラクタムの製造方法及びペンタシル型ゼオライトの製造方法
US7687621B2 (en) 2006-07-04 2010-03-30 Sumitomo Chemical Company, Limited Process for regenerating catalyst for producing e-caprolactam and process for producing e-caprolactam

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010006615A (ko) * 1999-02-09 2001-01-26 고사이 아끼오 ε-카프로락탐의 제조 방법
EP1352902A1 (en) * 2002-02-27 2003-10-15 Sumitomo Chemical Company, Limited Process for producing Epsilon-Caprolactam and catalyst for the production
JP2005224752A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Sumitomo Chemical Co Ltd ε−カプロラクタム製造用触媒の再生方法及びε−カプロラクタムの製造方法
EP1593433A1 (en) 2004-02-16 2005-11-09 Sumitomo Chemical Company, Limited Method for producing epsilon-Carpolactam and method for reactivating catalyst for producing epsilon-Carpolactam
CN100450619C (zh) * 2004-02-16 2009-01-14 住友化学株式会社 生产ε-己内酰胺的方法和活化用于生产ε-己内酰胺的催化剂的方法
JP4496796B2 (ja) * 2004-02-16 2010-07-07 住友化学株式会社 ε−カプロラクタム製造用触媒の再生方法及びε−カプロラクタムの製造方法
JP2009000664A (ja) * 2006-07-04 2009-01-08 Sumitomo Chemical Co Ltd ε−カプロラクタム製造用触媒の再生方法及びε−カプロラクタムの製造方法
US7687621B2 (en) 2006-07-04 2010-03-30 Sumitomo Chemical Company, Limited Process for regenerating catalyst for producing e-caprolactam and process for producing e-caprolactam
JP2010047499A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Univ Of Tokyo ε−カプロラクタムの製造方法及びペンタシル型ゼオライトの製造方法
JP2010013353A (ja) * 2009-10-20 2010-01-21 Sumitomo Chemical Co Ltd ゼオライト成形体の解砕方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3301092B2 (ja) 2002-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100193349B1 (ko) 입실론-카프로락탐의 제조방법 및 입실론-카프로락탐 제조용 고체촉매의 활성화방법
US5354859A (en) ε-caprolactam
US5304643A (en) Process for producing epsilon-caprolactam
JP2616088B2 (ja) ε―カプロラクタムの製法
US20080214836A1 (en) Process for the synthesis of lauryllactam (L12) by gas phase catalytic rearrangement of cyclododecanone oxime
JP3254752B2 (ja) ε−カプロラクタムの製法
JP3301092B2 (ja) ε−カプロラクタムの製造方法
US6946553B2 (en) Process for producing ε-caprolactam and catalyst for the production
JP3221024B2 (ja) ε−カプロラクタムの製造方法及びε−カプロラクタム製造用固体触媒の活性化方法
JP3254753B2 (ja) ε−カプロラクタムの製造法
JP4461926B2 (ja) ゼオライトの製造方法及びε−カプロラクタムの製造方法
JP2676895B2 (ja) ε―カプロラクタムの製造法
JP2011153047A (ja) ゼオライトの製造方法及びε−カプロラクタムの製造方法
JP3726816B2 (ja) ε−カプロラクタム製造用触媒の再生方法およびε−カプロラクタムの製造方法
JP3767562B2 (ja) ε−カプロラクタムの製造方法
JP3254751B2 (ja) ε−カプロラクタムの製造法
JP4496796B2 (ja) ε−カプロラクタム製造用触媒の再生方法及びε−カプロラクタムの製造方法
JP3969078B2 (ja) ペンタシル型ゼオライトの製造方法およびε−カプロラクタムの製造方法
JP3677958B2 (ja) ε−カプロラクタム製造用触媒およびこれをもちいてなるε−カプロラクタムの製造方法
JP3221021B2 (ja) ε−カプロラクタムの製造方法
KR100287085B1 (ko) E-카프로락탐의 제조방법
JP3849408B2 (ja) ペンタシル型結晶性ゼオライトの製造方法およびε−カプロラクタムの製造方法
JP4687692B2 (ja) ε−カプロラクタム製造用触媒の再生方法及びε−カプロラクタムの製造方法
JPH06256304A (ja) ε−カプロラクタムの製法
JP2008229403A (ja) ε−カプロラクタム製造用触媒の再生方法及びε−カプロラクタムの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080426

Year of fee payment: 6

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D05

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100426

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110426

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees