JPH0591496A - 動き補償装置 - Google Patents

動き補償装置

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JPH0591496A
JPH0591496A JP3251987A JP25198791A JPH0591496A JP H0591496 A JPH0591496 A JP H0591496A JP 3251987 A JP3251987 A JP 3251987A JP 25198791 A JP25198791 A JP 25198791A JP H0591496 A JPH0591496 A JP H0591496A
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JP
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inter
frame
compensation
circuit
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Masakazu Yoshimoto
正和 吉本
Yuichi Kojima
雄一 小島
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    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/102Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動き補償回路に於いて、フィールド間及びフ
レーム間の動き補償をデータ内容に応じてデータ量を変
えずに選択する。 【構成】 フィールドメモリ30及び31を直列的に接
続し、少なくとも1フィールド遅延された画像データと
少なくとも1フレーム遅延された画像データをフィール
ド間動き補償回路33とフレーム間動き補償回路34並
にフィールド間動きベクトル検出回路37とフレーム間
動きベクトル検出回路38に供給し、フィールド間及び
フレーム間動きベクトルに基づいて、フレーム間の動き
補償を行うものに於いてフィールド間補償に置き代るも
のはフィールド間補償を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像高能率符号化回路等
に用いて好適な動き補償装置に係わり、特にフレーム間
動きベクトルの内でフィールド間動きベクトルに置き換
えられる動きは、これをフィールド間動きベクトルに変
換する様にした動き補償装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から画像高能率符号化装置等の動き
補償回路には種々の方式が提案されているが、一般的に
前フレームの画像データをフレーム用のメモリに蓄積
し、動きベクトルが指定する位置のデータ(例えばn×
m画素)を上記メモリから読み出し、現フレームのデー
タとの間で差分をとって、その差分を符号化する様なも
のである。
【0003】図12は、この様な動き補償フレーム予測
回路の一例を示すものである。図に於いて、入力端子T
1 には画像データが入力され、出力端子T2 より符号化
されたデータを出力する。
【0004】先ず、動きベクトル検出回路1で現在のフ
レームの画像データとフレームメモリ2内の例えば2フ
レーム乃至3フレーム前の画像データとの間で動きベク
トル検出を行なって、この動きベクトル検出回路1の検
出出力に基づいて動き補償フレーム間予測回路3で動き
ベクトルに基づき予測値が作られる。
【0005】入力端子T1 に供給された画像データは加
算回路4を通じて直交変換回路5でブロック単位に直交
変換が施され、量子化回路6で量子化した後に符号化回
路(図示せず)等で符号化されて出力端子T2 に符号化
データを出力する。出力端子T2 は伝送路等に接続され
てデコーダ側に接続されている。
【0006】量子化回路6で量子化の施された画像デー
タは逆量子化回路7及び逆直交変換回路8を介し、加算
回路9で動き補償フレーム間予測誤差が加算されてフレ
ームメモリ2に書き込まれる。
【0007】動き補償フレーム間予測回路の出力はフレ
ーム間予測値であり、加算回路4に供給されて現フレー
ムの画像データとの誤差が差し引かれ、ブロック単位で
直交変換、符号化が行なわれる。
【0008】図13はデコーダ側の系統図を示すもので
エンコーダの出力端子T2 から伝送路を介してデコーダ
の入力端子T3 に符号化されたデータが入力される。同
様に入力端子T4 にも動きベクトルのデータがエンコー
ダの動きベクトル検出回路1から伝送路を介して入力さ
れ、フレーム間動き補償回路13に供給される。
【0009】符号化データは入力端子T3 から図示しな
いバッファ及び復号器を介して逆量子化回路及び逆直交
変換回路10で逆量子化及び逆直交変換されて加算回路
11に供給される。この加算回路11にはフレームメモ
リ12に格納されていた前フレームのデータをフレーム
間動き補償回路13に供給したフレーム間動き補償され
たデータが加算され出力端子T5 に出力される。
【0010】この様な動き補償フレーム予測符号化回路
に対し、フレーム内符号化回路も知られている。これは
同一走査線或いは近接する走査線との間の演算を行うも
ので、これは厳密にいえばフィールド内符号化である
が、フィールド間ではあまり注目されていなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の様にフィールド
間で動き補償が行われなかった理由は静止画データでは
1フレーム前の標本値は原理的には、略等しい値をとる
が、フィールド間では、この様なことがないためにメリ
ットがないことが第1に考えられる。
【0012】第2の理由としてはフィールド内に比べ
て、フィールド間まで考慮すると、走査線間の距離は1
/2になり、相関は高くなるが、メモリのコストと比べ
て見合わないものであった。
【0013】従来のフレーム間符号化装置によれば差分
をとって符号化が成されるために、データ発生量を少な
くすることが出来るが、画像データ内の被写体の動きが
速くなると、動きベクトルの検出が出来なくなって、フ
レーム内或いはフィールド内の様に差分をとらないデー
タの符号化が行なわれるためにデータ発生量が増大する
問題であった。
【0014】又、シーンチェンジの多い画像ではフレー
ム間動き補償を行うとすれば1フレーム前の画からの動
き補償は出来ない問題もあった。
【0015】更に、動きがブロック内で一様でないズー
ム等が多い画像ではフレーム間での画の変形が大き過ぎ
て、能率よく動き補償が出来ない問題があった。
【0016】本発明は叙上の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは画像データ内の
被写体の動きに応じて、フレーム間動きベクトル補償を
行ないつつフィールド間動きベクトルに置き換えること
の出来るものは置き換えて動きベクトル補償装置を有効
に動作させた、画像データ量の圧縮の能率化を図った動
き補償装置を提供するにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の動き補償装置は
その例が図1に示されている様に画像データが供給され
る第1のフィールドメモリ30と、この第1のフィール
ドメモリ30の少なくとも1フィールド前の画像データ
が供給され、少なくとも1フィールド前の動きベクトル
データが供給されるフィールド間動き補償回路33と、
第1のフィールドメモリ30に直列的に接続された第2
のフィールドメモリ31と、この第2のフィールドメモ
リ31の少なくとも1フレーム前の画像データが供給さ
れ、少なくとも1フレーム前の動きベクトルデータが供
給されるフレーム間動き補償回路34と、フィールド間
動き補償回路33とフレーム間動き補償回路34から得
られた補償データを選択的に出力するセレクタ35とを
具備し、フレーム間動きベクトル補償を行ないつつフィ
ールド間動きベクトルに置き換えることの出来る補償デ
ータを取り出す様にして成るものである。
【0018】
【作用】本発明の動き補償装置は少なくとも2個のフィ
ールドメモリ30及び31を有し、動きに応じて適宜フ
レーム間内でフィールド間補償に置き換えられるものは
フィールド間の動き補償を行なう様にしたので、画像デ
ータの被写体が垂直方向に高速移動する場合やズーム
時、シーンチェンジ時にデータ発生量の少ない効率的な
動き補償による符号化を行うことの出来るものが得られ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の動き補償装置を画像高能率符
号化回路について説明する。図1で本例の構成を説明す
るに先だち、図7乃至図11によって動き補償の原理
と、フィールド間の動き補償の有用性について説明す
る。
【0020】図7ABは動き補償の動作原理を示すもの
で、図7Aで移動物体17を考え、この移動物体17の
変位を動きベクトル18と呼んでいる。動き補償ではこ
の動きベクトル18が変位した前画面内の画素を用い
て、現フレームの時刻の移動物体17の画素の予測が行
なわれる。
【0021】動き補償では動ベクトル18をどの様に検
出するかが最大の要点となり、この検出方法にはネトラ
バリ等の提案した画素逐次方式が知られているが、過大
な情報量を必要とするためパターンマッチングに基礎を
置いたブロックマッチング方式が一般に利用されてい
る。この方式では一画面を例えば、図5Aの様に所定の
複数にブロック毎に分割して、例えば3×3の検索範囲
20とする。そして、1ブロック19をnライン×m画
素と考え、このブロック19が一画面のどこから動いて
来たかを検出する。
【0022】ブロックマッチング法での動ベクトル18
の検出を現フレームのブロック19Aと1フレーム前の
ブロック19Cについて図7Bで考えてみる。この方法
では現フレームのブロック19Aと前フレームのブロッ
ク19Cとの差信号から動きベクトル18に対する評価
関数値C(k)を求める。この値は数1で示される。
【0023】
【数1】
【0024】この様な探索範囲内のすべての動きベクト
ル18について最小の評価関数値C(k)を求めて、真
の動きベクトル18とするものである。
【0025】この様にして求めた動きベクトルに基づい
て従来はフレーム間の動き補償が行われフレーム間予測
等が行われているが、フィールド間に於いて注目されて
いなかった動き補償の有用性について、図8以下に説明
する。
【0026】図8では画像が画面の垂直方向に移動する
場合について考察する。図7Bに示した様に1つのフレ
ームは2つのフィールドから構成されているので1フレ
ーム前の時間は1フィールド前の時間tの2倍となる。
そこで図8Aの様に画面の垂直方向に移動している移動
物体17の画素21について考えると1フィールド前の
W位置にあった×印の画素21は1フレーム前では○印
の画素21の様にY=2W位置にある。一方、上述より
早く移動する物体17の画素21aについて図8Bを参
照して考える。1フィールド前に×印で示す画素21a
の様に3Wの位置にあったものは1フレーム前では○印
で示す画素21aの様に3Y=6Wの位置にある。
【0027】このことは移動物体17が画面の垂直方向
に速い速度で移動すると、図9に示す様に、現在のフィ
ールドのブロック19Aは1フィールド前ではブロック
19Bの時に探索範囲20内にあるが、1フレーム前で
はブロック19Cで示す様に探索範囲20外にある。
【0028】このことは探索範囲20外にあるブロック
19Cからデータbkを求めることが出来ず、動きベク
トル検出は1フレーム前からは検出不可能となる。この
為に従来ではフレーム内処理等を行うことになるが、こ
の場合1フィールド前のデータに着目すれば、1フィー
ルド前のデータに基づいてフィールド間の動き補正を行
うことができるので、これを有効に利用可能となる。
【0029】次に画面がズームアップ(拡大)される場
合について考察すると、図10Aの様に拡大は注目する
画像(又は画素)23Aが画面の例えば探索範囲20内
で垂直方向に移動したり、斜め方向に移動したり、1フ
レーム前の画像23Cは1フィールド前の画像23B及
び現在フィールドの画像23Aの様に順次拡大される。
【0030】この様な所定方向に拡大される動きベクト
ル18の値を図10Bの様にv0 ,v1 ,v2 とする
と、動きベクトル値v0 では1フレーム前の現フィール
ドの画素23A0 は画素23Cになるので1フィールド
前の画素23B0 と置き換えても画素の相関性は変わら
ないが、動きベクトル値が大きくなってv1 及びv2
様になると現在フィールドの画素は23A1 及び23A
2 となり1フレーム前の画素23Cよりも1フィールド
前の画素23B1 或いは23B2 に置き換えた方が画素
の相関性は高くなる。
【0031】依って、動きベクトル値がv1 ,v2 の場
合は1フレーム前のデータで置換えて差分をとるより1
フィールド前のデータで置換えて差分をとった方が、差
分値は小さくなり、情報発生量は少なくなる。従って拡
大画像に於いてもフィールド間の動き補償が有用とな
る。
【0032】更に図11に示す様に、シーンチェンジの
場合も、フィールド間動き補償が有効となる。即ち、図
11の様に、例えば、連続した5フィールド〜があ
って、シーン24が、シーン25にフィールドから
フィールドで変わったとすると、フレーム間動き補償で
はフィールドでフィールド内処理を行わなければな
らないが、フィールド間動き補償ではフィールドだけ
フィールド内処理を行えばよい、よってフレーム間動き
補償ではフィールド内処理の分だけ情報発生量が増大
するのでフィールド間の動き補償が有用となる。
【0033】以上、説明した様に、フレーム間及びフィ
ールド間を動きベクトルに対応して選択することが有用
となる。この為の動き補償装置を図1及び図2の画像高
能率符号化回路及び復号化回路について説明する。
【0034】図1及び図2で図12及び図13との対応
部分には同一符号を付して重複説明を省略する。本例で
は加算回路9の出力は第1のフィールドメモリ30及び
第2のフィールドメモリ31に直列的に供給され、第2
のフィールドメモリ31には1フィールド分遅延された
1フレーム前の画像データが格納されることになる。
【0035】第1及び第2のフィールドメモリ30及び
31の1フィールド及び1フレーム前の画像データはフ
ィールド及びフレーム間動き補償回路32内のフィール
ド間動き補償回路33及びフレーム間動き補償回路34
並びに動きベクトル検出回路36内のフィールド間動き
ベクトル検出回路37及びフレーム間動きベクトル検出
回路38に供給される。
【0036】一方フィールド間動きベクトル検出回路3
7及びフレーム間動きベクトル検出回路38には入力端
子T1 から現在の画像データが供給され、フレーム間及
びフィールド間で動きベクトルが検出されてフィールド
及びフレーム間動き補償回路33及び34並セレクタ3
5に動きベクトルデータが供給される。
【0037】フィールド間動き補償回路33及びフレー
ム間動き補償回路34の出力は共にセレクタ35に供給
されて、フレーム間或いはフィールド間動き補償データ
が選択されて加算回路4及び9に供給されて、予測化が
成され、高能率符号化が行なわれて符号化出力が出力端
子T2 より取り出され、又、動きベクトルデータも出力
端子T6 を介して出力され、伝送ラインを通じてデコー
ダ側に伝送される。
【0038】図2はデコーダの系統図を示すもので入力
端子T3 には符号化出力データが、入力端子T4 には動
きベクトルデータが供給され、図示されないバッファ及
び復号回路で解読されたデータは逆量子化回路と逆直交
変換回路10を介して加算回路11に供給される。
【0039】加算回路11の出力データはエンコーダ側
のメモリと同様の第3及び第4のフィールドメモリ30
D及び31Dに直列的に供給され、第3のフィールドメ
モリ30Dの出力データはフィールド間及びフレーム間
動き補償回路32Dのフィールド間動き補償回路33D
に第4のフィールドメモリ31Dの出力データはフィー
ルド間及びフレーム間動き補償回路32Dのフレーム間
動き補償回路34Dに供給され、フィールド間及びフレ
ーム間動き補償回路32Dの出力は加算回路11で加算
されて出力端子T5 から復号化出力を取り出す様に成さ
れている。
【0040】以下、図1に基づいて本例の動き補償装置
を説明する。入力端子T1 に供給される画像データはD
CT等の直交変換、量子化並びに符号回路40で符号化
が成されて出力端子T2 に符号化出力を供給する。量子
化回路6の出力は逆量子化回路7及び逆直交変換のID
CTが逆直交変換回路8で行われて、加算回路9を介し
て第1及び第2のフィールドメモリ30及び31に供給
され、フィールド及びフレーム動き補償回路32内のセ
レクタ32を介してフレーム間でフィールド間に置き換
えられるものはフィールド間動き補償が行われて、予測
データが加算回路4及び9に供給される。
【0041】上述のフィールド及びフレーム間動き補償
回路32内のフィールド間動き補償回路33とフレーム
間動き補償回路34に供給された1フィールド前の第1
及び第2のフィールドメモリ30及び31の格納データ
並に1フレーム前の格納データはフィールド間動きベク
トル検出回路37及びフレーム間動きベクトル検出回路
38で検出された動きベクトルによる補償が成されてセ
レクタに出力されて加算回路4で現在の画像データとの
差分がとられ加算回路9で加算がなされる。
【0042】上述の構成に於けるフレーム間動きベクト
ル検出回路38Bの動作を考えると、動きベクトル18
の検出方法は図7Bで説明した様に1フレーム前ではn
×mのブロック19C中の移動物体17が現フレームの
ブロック19Aに移動したと考えた時に、例えば図3に
示す様な動ベクトルとして出力される。
【0043】図3で動ベクトル18を0番から26番ま
での27ベクトルで示してあり13番のベクトルは現フ
レームの静止ベクトルに対応し、19番のベクトルは1
フレーム間に19番から13番へ動きがあったことを意
味する。この様なフレーム間の動ベクトルは数1で説明
した様に例えば図4の構成で求められる。
【0044】図4で入力端子T7 には現フレームのデー
タが供給され、減算器群41の各減算器の一方の入力に
供給される。一方入力端子T8 に1フレーム前のデータ
が供給され、画素ディレイ群40を構成するディレイ回
路に図3で示した0番乃至26番のデータが各ディレイ
回路から出力されて各減算器の他方の入力に供給されて
減算が成され、これら各減算器の減算出力が最小値回路
42に供給され、その最小値が動ベクトル値として検出
され出力端子T9 に出力される。
【0045】上述の1フレーム前の27ベクトルの内、
0,2,4,6,8,18,20,22,24,26の
ベクトルが1フィールド前では図5の様に0′,2′,
4′,6′,8′,18′,20′,22′,24′,
26′に対応する考えられる。なぜなら、フィールド間
はフレーム間と比較して時間差が半分のため動きベクト
ルも半分となるからである。
【0046】この様に一般的にフレーム間動き補償にお
けるベクトルのうち図5の様にフィールド間のベクトル
で置き換えられるものは置き換える様にする。即ち、0
〜27の内0,2,4,6,8,18,20,21,2
4,26のフレーム間の動きベクトルは、フレーム間の
補償をフレーム間補償回路34で行なう代りにフィール
ド間動き補償回路33によって0′,2′,4′,
6′,8′,18′,20′,22′,24′,26′
のフィールド間動き補償を行う様にする。この為のフレ
ーム及びフィールド間動きベクトル検出回路36を図6
の如く構成させる。
【0047】図6で入力端子T8 に供給される1フレー
ム前のデータが入力されるフレーム間動きベクトル検出
回路38は図4と同様の構成であり、フィールド間動き
ベクトル検出回路37は入力端子T10に1フィールド前
のデータが供給され、画素ディレイ群の各出力から図5
に示す0′〜26′の動きベクトルが各減算器の一方の
入力に供給され現フレームデータが供給される減算器群
41によって各減算器で減算されて減算結果は最小値回
路42に供給され、フィールド間及びフレーム間動きベ
クトル検出回路37及び38のすべの減算器の出力の最
小値がとられて動ベクトルとして出力される。
【0048】これら動ベクトルに基づいてフィールド間
動き補償回路33又はフレーム間補償回路34で各々動
き補償が行なわれセレクタ32でフレーム間又はフィー
ルド間補償されたデータが選択されて加算回路4又は9
に供給される様に成される。
【0049】本例は上述の様に構成させたので、動きベ
クトルの数に変更がないので伝送フレームのフォーマッ
トを変更する必要はなく、フィールド間に置き換えたも
のに関しては図7乃至図11で説明した様に動き補償の
能率の向上した動き補償装置が得られる。
【0050】
【発明の効果】本発明の動き補償回路によればフレーム
間補償とフィールド間補償を画像のデータに応じて動ベ
クトルのデータ数を変えずに選択したので、速い動き補
償の符号化等に於いても情報発生量の少ない符号化回路
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動き補償装置のエンコーダの一実施例
を示す構成図である。
【図2】本発明の動き補償装置のデコーダの一実施例を
示す構成図である。
【図3】フレーム間の動きベクトルの説明図である。
【図4】フレーム間の動きベクトル検出回路の説明図で
ある。
【図5】置き換えられたフィールド間動きベクトルの説
明図である。
【図6】フィールド及びフレーム間動きベクトル検出回
路の構成図である。
【図7】本発明の動きベクトルと探索範囲の説明図であ
る。
【図8】本発明の画素の垂直方向の移動説明図である。
【図9】本発明のブロックが探索範囲外にある場合の説
明図である。
【図10】本発明の画面拡大説明図である。
【図11】本発明のシーンチェンジの説明図である。
【図12】従来の補償装置のエンコーダの構成図であ
る。
【図13】従来の動き補償装置のデコーダの構成図であ
る。
【符号の説明】
1 動きベクトル検出回路 2 フレームメモリ 30,31 フィールドメモリ 33 フィールド間動き補償回路 34 フレーム間動き補償回路 37 フィールド間動きベクトル検出回路 38 フレーム間動きベクトル検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データが供給される第1のフィール
    ドメモリと、 上記第1のフィールドメモリの少なくとも1フィールド
    前の画像データが供給され、少なくとも1フィールド前
    の動きベクトルデータが供給されるフィールド間動き補
    償回路と、 上記第1のフィールドメモリに直列的に接続された第2
    のフィールドメモリと、 上記第2のフィールドメモリの少なくとも1フレーム前
    の画像データが供給され、少なくとも1フレーム前の動
    きベクトルデータが供給されフレーム間動き補償回路
    と、 上記フィールド間動き補償回路と上記フレーム間動き補
    償回路から得られた補償データを選択的に出力するセレ
    クタとを具備し、 フレーム間動きベクトル補償を行ないつつフィールド間
    動きベクトルに置き換えることの出来る補償データを取
    り出す様にして成ることを特徴とする動き補償装置。
JP3251987A 1991-09-30 1991-09-30 動き補償装置 Pending JPH0591496A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0651583A2 (en) * 1993-10-28 1995-05-03 Lg Electronics Inc. Motion compensator for digital image restoration

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0651583A2 (en) * 1993-10-28 1995-05-03 Lg Electronics Inc. Motion compensator for digital image restoration
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