JPH0591211A - 通信制御システム - Google Patents
通信制御システムInfo
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- JPH0591211A JPH0591211A JP3245923A JP24592391A JPH0591211A JP H0591211 A JPH0591211 A JP H0591211A JP 3245923 A JP3245923 A JP 3245923A JP 24592391 A JP24592391 A JP 24592391A JP H0591211 A JPH0591211 A JP H0591211A
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- transmission
- terminal device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信コストの低減を図った通信制御システム
を提供すること。 【構成】 通信制御システムは、ISDN網11に接続
されるDSU12に所定インターフェース(送信線1
3,受信線14)を介して接続される複数の端末装置1
5,16,17の間で通信を行う通信制御システムであ
って、各端末装置15,16,17は同一構成を有して
いる。端末装置15は、各端末装置毎の特定コードを記
憶する特定コード記憶回路155と、送信線モニタ回路
152と、監視回路154と、送受信チャネル切換回路
157と、特定コード記憶回路155からの特定コード
およびデータを送信線13上の前記送信チャネルに送出
する送信回路151とを備えている。通信要求の発生し
た端末装置15は送信線13の一方のチャネルを送信チ
ャネルとし、他方を受信チャネルとし、端末装置16は
コード比較回路で一致を検出したチャネルを受信チャネ
ルとして通信を行う。
を提供すること。 【構成】 通信制御システムは、ISDN網11に接続
されるDSU12に所定インターフェース(送信線1
3,受信線14)を介して接続される複数の端末装置1
5,16,17の間で通信を行う通信制御システムであ
って、各端末装置15,16,17は同一構成を有して
いる。端末装置15は、各端末装置毎の特定コードを記
憶する特定コード記憶回路155と、送信線モニタ回路
152と、監視回路154と、送受信チャネル切換回路
157と、特定コード記憶回路155からの特定コード
およびデータを送信線13上の前記送信チャネルに送出
する送信回路151とを備えている。通信要求の発生し
た端末装置15は送信線13の一方のチャネルを送信チ
ャネルとし、他方を受信チャネルとし、端末装置16は
コード比較回路で一致を検出したチャネルを受信チャネ
ルとして通信を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信制御システムに係わ
り、特にデジタル通信網に網終端装置を介して接続され
ている端末装置の間の通信について制御できる通信制御
システムに関する。
り、特にデジタル通信網に網終端装置を介して接続され
ている端末装置の間の通信について制御できる通信制御
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の総合サービスディジタル網(以
下、「ISDN網」と呼ぶ)には、周知のとおり、網終
端装置(以下、「DSU」と呼ぶ)を介して各種の端末
装置が接続されている。端末装置はDSU−ISDN網
−他のDSU−他の端末装置と接続されることにより、
端末装置間での通信が行われる。
下、「ISDN網」と呼ぶ)には、周知のとおり、網終
端装置(以下、「DSU」と呼ぶ)を介して各種の端末
装置が接続されている。端末装置はDSU−ISDN網
−他のDSU−他の端末装置と接続されることにより、
端末装置間での通信が行われる。
【0003】図5は、従来の通信制御システムを示すブ
ロック図である。図5に示すように、通信制御システム
では、ISDN網501に対して、2つの通信チャネル
(以下、「B1チャネル」、「B2チャネル」と呼ぶ)
と1つの制御チャネル(以下、「Dチャネル」と呼ぶ)
を持つベーシックアクセス・インタフェースによりDS
U502が接続されており、かつ送信線503および受
信線504からなるポイント・マルチポイント配線(以
下、「S点インタフェース」と呼ぶ)構成でDSU50
2と端末装置505,506とが接続されている。
ロック図である。図5に示すように、通信制御システム
では、ISDN網501に対して、2つの通信チャネル
(以下、「B1チャネル」、「B2チャネル」と呼ぶ)
と1つの制御チャネル(以下、「Dチャネル」と呼ぶ)
を持つベーシックアクセス・インタフェースによりDS
U502が接続されており、かつ送信線503および受
信線504からなるポイント・マルチポイント配線(以
下、「S点インタフェース」と呼ぶ)構成でDSU50
2と端末装置505,506とが接続されている。
【0004】加えて、上記端末装置505,506の間
で通信を行う場合の通信制御システムでは、S点インタ
フェースの上で直接通信するのではなく、通信要求が発
生した端末装置としての例えば端末装置505からDチ
ャネルにより発呼してISDN網501を介して例えば
相手端末装置506と呼を設定し(ステップS55
1)、発呼側の端末装置505でB1チャネルを使用
し、相手の端末装置506でB2チャネルを使用させて
通信を行っている。
で通信を行う場合の通信制御システムでは、S点インタ
フェースの上で直接通信するのではなく、通信要求が発
生した端末装置としての例えば端末装置505からDチ
ャネルにより発呼してISDN網501を介して例えば
相手端末装置506と呼を設定し(ステップS55
1)、発呼側の端末装置505でB1チャネルを使用
し、相手の端末装置506でB2チャネルを使用させて
通信を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
通信制御システムにおいては、ポイント・マルチポイン
ト配線構成で接続された端末装置間での通信は、ISD
N網を経由しなければならないので、通信コストが高い
という欠点があった。
通信制御システムにおいては、ポイント・マルチポイン
ト配線構成で接続された端末装置間での通信は、ISD
N網を経由しなければならないので、通信コストが高い
という欠点があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解消し、通信
コストの低減を図った通信制御システムを提供すること
を目的とする。
コストの低減を図った通信制御システムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の通信制御システムは、ディジタル網に接続
される網終端装置に所定インターフェースを介して接続
される複数の端末装置間で通信を行う通信制御システム
において、各端末装置は、所定インターフェース上のチ
ャネルを使用して通信を行うようにしたことを特徴とす
る。
に、本発明の通信制御システムは、ディジタル網に接続
される網終端装置に所定インターフェースを介して接続
される複数の端末装置間で通信を行う通信制御システム
において、各端末装置は、所定インターフェース上のチ
ャネルを使用して通信を行うようにしたことを特徴とす
る。
【0008】ここで、各端末装置は、各端末装置毎にそ
れぞれ予め定めた特定コードを記憶する記憶手段と、端
末装置から網終端装置への送信線上の信号をモニタする
送信線モニタ手段と、網終端装置から端末装置への受信
線上の信号と送信線モニタ手段からの受信データのチャ
ネルがアイドル状態であるかを監視する監視手段と、監
視手段により前記送受信線上がアイドル状態であること
を確認後、前記送信線上の一方のチャネルを送信チャネ
ルとし、他方のチャネルを受信チャネルとする送受信チ
ャネル切換手段と、前記記憶手段に記憶された相手端末
装置を示す特定コードおよびデータを前記送信線上の前
記送信チャネルに送出する送信手段とを備え、通信要求
の発生した端末装置は監視手段により前記送受信線上が
アイドル状態であることを確認後に送受信チャネル切換
手段により前記送信線上の一方のチャネルを送信チャネ
ルとし、他方のチャネルを受信チャネルとし、かつ相手
方の端末装置は送信線モニタ手段からの信号と記憶手段
に記憶された自端末装置を示す特定コードとを比較手段
で比較し、一致を検出したチャネルを受信チャネルとし
他方のチャネルを送信チャネルとして通信を行うように
すればよい。
れぞれ予め定めた特定コードを記憶する記憶手段と、端
末装置から網終端装置への送信線上の信号をモニタする
送信線モニタ手段と、網終端装置から端末装置への受信
線上の信号と送信線モニタ手段からの受信データのチャ
ネルがアイドル状態であるかを監視する監視手段と、監
視手段により前記送受信線上がアイドル状態であること
を確認後、前記送信線上の一方のチャネルを送信チャネ
ルとし、他方のチャネルを受信チャネルとする送受信チ
ャネル切換手段と、前記記憶手段に記憶された相手端末
装置を示す特定コードおよびデータを前記送信線上の前
記送信チャネルに送出する送信手段とを備え、通信要求
の発生した端末装置は監視手段により前記送受信線上が
アイドル状態であることを確認後に送受信チャネル切換
手段により前記送信線上の一方のチャネルを送信チャネ
ルとし、他方のチャネルを受信チャネルとし、かつ相手
方の端末装置は送信線モニタ手段からの信号と記憶手段
に記憶された自端末装置を示す特定コードとを比較手段
で比較し、一致を検出したチャネルを受信チャネルとし
他方のチャネルを送信チャネルとして通信を行うように
すればよい。
【0009】また、各端末装置は、各端末装置毎にそれ
ぞれ予め定めた特定コードを記憶する記憶手段と、端末
装置から網終端装置への送信線上の信号をモニタする送
信線モニタ手段と、網終端装置から端末装置への受信線
上の信号と送信線モニタ手段からの受信データのチャネ
ルがアイドル状態であるかを監視する監視手段と、監視
手段により送受信線上がアイドル状態であることを確認
後、送信線上の一方のチャネルを送信チャネルと受信チ
ャネルとに交互に切り換える送受信時分割切換手段と、
記憶手段に記憶された相手端末装置を示す特定コードお
よびデータを送信線上の送信チャネルに送出する送信手
段とを備え、通信要求が発生した端末装置は、アイドル
状態にあったチャネルで通信を行い、かつ相手方の端末
装置は、比較手段で一致を検出したチャネルで通信を行
うようにすればよい。
ぞれ予め定めた特定コードを記憶する記憶手段と、端末
装置から網終端装置への送信線上の信号をモニタする送
信線モニタ手段と、網終端装置から端末装置への受信線
上の信号と送信線モニタ手段からの受信データのチャネ
ルがアイドル状態であるかを監視する監視手段と、監視
手段により送受信線上がアイドル状態であることを確認
後、送信線上の一方のチャネルを送信チャネルと受信チ
ャネルとに交互に切り換える送受信時分割切換手段と、
記憶手段に記憶された相手端末装置を示す特定コードお
よびデータを送信線上の送信チャネルに送出する送信手
段とを備え、通信要求が発生した端末装置は、アイドル
状態にあったチャネルで通信を行い、かつ相手方の端末
装置は、比較手段で一致を検出したチャネルで通信を行
うようにすればよい。
【0010】
【実施例】以下、本発明について図示の実施例を基に詳
細に説明する。
細に説明する。
【0011】図1は、本発明の通信制御システムの第一
実施例を示すブロック図である。図2は、同実施例の信
号線上における通信チャネルのタイムスロットを示す説
明図である。
実施例を示すブロック図である。図2は、同実施例の信
号線上における通信チャネルのタイムスロットを示す説
明図である。
【0012】図1に示す通信制御システムでは、ISD
N網11に対して、B1チャネル、B2チャネルと1つ
のDチャネルを持つベーシックアクセス・インタフェー
スによりDSU12が接続されており、かつ送信線13
および受信線14からなるS点インタフェース構成でD
SU12と端末装置15,16,17とが接続されてい
る。
N網11に対して、B1チャネル、B2チャネルと1つ
のDチャネルを持つベーシックアクセス・インタフェー
スによりDSU12が接続されており、かつ送信線13
および受信線14からなるS点インタフェース構成でD
SU12と端末装置15,16,17とが接続されてい
る。
【0013】上記端末装置15,16,17は同等の機
能を有しているので、端末装置15の構成を説明して他
の構成を省略する。
能を有しているので、端末装置15の構成を説明して他
の構成を省略する。
【0014】端末装置15は、送信線13へ信号を送信
する送信回路151と、送信線13をモニタし送信線1
3上のデータを受信データとする送信線モニタ回路15
2と、受信線14からの信号を受信する受信回路153
と、送信線モニタ回路152および受信回路153らの
受信データを監視して送信線13および受信線14がア
イドル状態であるかを確認する監視回路154と、端末
装置15〜17間で通信を行う場合に各端末装置15,
16または17にそれぞれ予め定めた特定コードを記憶
した特定コード記憶回路155と、送信線モニタ回路1
52からの受信データと特定コード記憶回路155から
のコードとを比較し、B1チャネルまたはB2チャネル
のどちらで一致を検出したかの指示を出すコード比較回
路156と、監視回路154またはコード比較回路15
6からの指示によりB1チャネルを送信チャネル、B2
チャネルを受信チャネルとするか、B1チャネルを受信
チャネル、B2チャネルを送信チャネルとし、送信チャ
ネルにはデータを乗せて送信回路151へデータを送
り、送信線モニタ回路152からの受信データのうち受
信チャネル部のみ抽出する送受信チャネル切換回路15
7と、監視回路154からの指示により特定コード記憶
回路155からのコードを送受信チャネル切換回路15
7へ送るコード送出回路158と、送受信データを処理
するデータ処理回路159とからなる。なお、上記端末
装置15では、百の位を1、十の位を5として説明した
が、端末装置16の場合には図示しないが百の位を1、
十の位を6とし、端末装置17の場合には図示しないが
百の位を1、十の位を7として説明するものとする。
する送信回路151と、送信線13をモニタし送信線1
3上のデータを受信データとする送信線モニタ回路15
2と、受信線14からの信号を受信する受信回路153
と、送信線モニタ回路152および受信回路153らの
受信データを監視して送信線13および受信線14がア
イドル状態であるかを確認する監視回路154と、端末
装置15〜17間で通信を行う場合に各端末装置15,
16または17にそれぞれ予め定めた特定コードを記憶
した特定コード記憶回路155と、送信線モニタ回路1
52からの受信データと特定コード記憶回路155から
のコードとを比較し、B1チャネルまたはB2チャネル
のどちらで一致を検出したかの指示を出すコード比較回
路156と、監視回路154またはコード比較回路15
6からの指示によりB1チャネルを送信チャネル、B2
チャネルを受信チャネルとするか、B1チャネルを受信
チャネル、B2チャネルを送信チャネルとし、送信チャ
ネルにはデータを乗せて送信回路151へデータを送
り、送信線モニタ回路152からの受信データのうち受
信チャネル部のみ抽出する送受信チャネル切換回路15
7と、監視回路154からの指示により特定コード記憶
回路155からのコードを送受信チャネル切換回路15
7へ送るコード送出回路158と、送受信データを処理
するデータ処理回路159とからなる。なお、上記端末
装置15では、百の位を1、十の位を5として説明した
が、端末装置16の場合には図示しないが百の位を1、
十の位を6とし、端末装置17の場合には図示しないが
百の位を1、十の位を7として説明するものとする。
【0015】このような実施例の通信動作を説明する。
【0016】まず、端末装置15が端末装置16と通信
を行いたい場合、端末装置15では、監視回路154
は、送信線13および受信線14がアイドル状態である
ことを確認したら、送受信チャネル切換回路157とコ
ード送出回路158に指示を出す。これにより、送受信
チャネル切換回路157は、B1チャネルを送信チャネ
ルとし、B2チャネルを受信チャネルとするか、あるい
はB1チャネルを受信チャネルとし、B2チャネルを送
信チャネルとする(以下、B1チャネルを送信チャネル
とし、B2チャネルを受信チャネルとした場合を説明す
る)。ついで、コード送出回路158は、特定コード記
憶回路155から端末装置16を示す特定コードを読み
出し送受信チャネル切換回路157へ送る。送受信チャ
ネル切換回路157は、B1チャネルにデータを載せ送
信回路151を介し送信線13へ送られる。
を行いたい場合、端末装置15では、監視回路154
は、送信線13および受信線14がアイドル状態である
ことを確認したら、送受信チャネル切換回路157とコ
ード送出回路158に指示を出す。これにより、送受信
チャネル切換回路157は、B1チャネルを送信チャネ
ルとし、B2チャネルを受信チャネルとするか、あるい
はB1チャネルを受信チャネルとし、B2チャネルを送
信チャネルとする(以下、B1チャネルを送信チャネル
とし、B2チャネルを受信チャネルとした場合を説明す
る)。ついで、コード送出回路158は、特定コード記
憶回路155から端末装置16を示す特定コードを読み
出し送受信チャネル切換回路157へ送る。送受信チャ
ネル切換回路157は、B1チャネルにデータを載せ送
信回路151を介し送信線13へ送られる。
【0017】端末装置16では、送信線モニタ回路16
2からの受信データをコード比較回路166へ送る。コ
ード比較回路166は、特定コード記憶回路165から
の特定コードと比較し、B1チャネルで自端末装置を示
すコードと一致したら、送受信チャネル切換回路167
に指示を出す。これにより、送受信チャネル切換回路1
67は、B1チャネルを受信チャネルとし、B2チャネ
ルを送信チャネルとする。
2からの受信データをコード比較回路166へ送る。コ
ード比較回路166は、特定コード記憶回路165から
の特定コードと比較し、B1チャネルで自端末装置を示
すコードと一致したら、送受信チャネル切換回路167
に指示を出す。これにより、送受信チャネル切換回路1
67は、B1チャネルを受信チャネルとし、B2チャネ
ルを送信チャネルとする。
【0018】このように設定されると、図2(a)に示
すように、送信線13上のB1チャネルは端末装置15
では送信チャネル、端末装置16では受信チャネルとし
て端末装置15から端末装置16に図2(b)示すよう
なタイムスロットでデータを送ることができる。また、
送信線13上のB2チャネルは端末装置15では受信チ
ャネル、端末装置16では送信チャネルとして端末装置
16から端末装置15に図2(b)示すようなタイムス
ロットでデータを送ることができる。したがって、IS
DN網11を介さずに送信線13上で端末装置15と端
末装置16の間の全二重通信が可能となる。
すように、送信線13上のB1チャネルは端末装置15
では送信チャネル、端末装置16では受信チャネルとし
て端末装置15から端末装置16に図2(b)示すよう
なタイムスロットでデータを送ることができる。また、
送信線13上のB2チャネルは端末装置15では受信チ
ャネル、端末装置16では送信チャネルとして端末装置
16から端末装置15に図2(b)示すようなタイムス
ロットでデータを送ることができる。したがって、IS
DN網11を介さずに送信線13上で端末装置15と端
末装置16の間の全二重通信が可能となる。
【0019】図3は、本発明の第2実施例を示すブロッ
ク図である。図4は、その実施例の信号線上における信
号チャネルのタイムスロットを示す説明図である。
ク図である。図4は、その実施例の信号線上における信
号チャネルのタイムスロットを示す説明図である。
【0020】図3に示す通信制御システムでは、ISD
N網21に対して、B1チャネル、B2チャネルと1つ
のDチャネルを持つベーシックアクセス・インタフェー
スによりDSU22が接続されており、かつ送信線23
および受信線24からなるS点インタフェース構成でD
SU22と端末装置25,26,27とが接続されてい
る。
N網21に対して、B1チャネル、B2チャネルと1つ
のDチャネルを持つベーシックアクセス・インタフェー
スによりDSU22が接続されており、かつ送信線23
および受信線24からなるS点インタフェース構成でD
SU22と端末装置25,26,27とが接続されてい
る。
【0021】端末装置25,26,27は同等の機能を
有しているので、端末装置25の構成を説明して他の構
成を省略する。
有しているので、端末装置25の構成を説明して他の構
成を省略する。
【0022】端末装置25は、送信線23へ信号を送信
する送信回路251と、送信線23をモニタし送信線2
3上のデータを受信データとする送信線モニタ回路25
2と、受信線24からの信号を受信する受信回路253
と、送信線モニタ回路252および受信回路253らの
受信データを監視して送信線23および受信線24がア
イドル状態であるかを確認する監視回路254と、端末
装置25〜27間で通信を行う場合に各端末装置25,
26または27にそれぞれ予め定めた特定コードを記憶
した特定コード記憶回路255と、送信線モニタ回路2
52からの受信データと特定コード記憶回路255から
のコードとを比較し、B1チャネルまたはB2チャネル
のどちらで一致を検出したかの指示を出すコード比較回
路256と、監視回路254またはコード比較回路25
6からの指示によりB1チャネルを送信チャネル・B2
チャネルを受信チャネル、またはB1チャネルを受信チ
ャネル・B2チャネルを送信チャネルとし、送信チャネ
ルにはデータを乗せて送信回路251へデータを送り、
送信線モニタ回路252からの受信データのうち受信チ
ャネル部のみ抽出する送受信時分割切換回路257と、
監視回路254からの指示により特定コード記憶回路2
55からのコードを送受信時分割切換回路257へ送る
コード送出回路258と、送受信データを処理するデー
タ処理回路259とからなる。なお、端末装置25で
は、百の位を2、十の位を5として説明したが、端末装
置26の場合には図示しないが百の位を2、十の位を6
とし、端末装置27の場合には図示しないが百の位を
2、十の位を7として説明するものとする。
する送信回路251と、送信線23をモニタし送信線2
3上のデータを受信データとする送信線モニタ回路25
2と、受信線24からの信号を受信する受信回路253
と、送信線モニタ回路252および受信回路253らの
受信データを監視して送信線23および受信線24がア
イドル状態であるかを確認する監視回路254と、端末
装置25〜27間で通信を行う場合に各端末装置25,
26または27にそれぞれ予め定めた特定コードを記憶
した特定コード記憶回路255と、送信線モニタ回路2
52からの受信データと特定コード記憶回路255から
のコードとを比較し、B1チャネルまたはB2チャネル
のどちらで一致を検出したかの指示を出すコード比較回
路256と、監視回路254またはコード比較回路25
6からの指示によりB1チャネルを送信チャネル・B2
チャネルを受信チャネル、またはB1チャネルを受信チ
ャネル・B2チャネルを送信チャネルとし、送信チャネ
ルにはデータを乗せて送信回路251へデータを送り、
送信線モニタ回路252からの受信データのうち受信チ
ャネル部のみ抽出する送受信時分割切換回路257と、
監視回路254からの指示により特定コード記憶回路2
55からのコードを送受信時分割切換回路257へ送る
コード送出回路258と、送受信データを処理するデー
タ処理回路259とからなる。なお、端末装置25で
は、百の位を2、十の位を5として説明したが、端末装
置26の場合には図示しないが百の位を2、十の位を6
とし、端末装置27の場合には図示しないが百の位を
2、十の位を7として説明するものとする。
【0023】このような実施例の通信動作を説明する。
【0024】端末装置25が端末装置26と通信を行い
たい場合、端末装置25では監視回路254で送信線2
3および受信線24のB1チャネルまたはB2チャネル
のどちらか片方がアイドル状態であることを確認したら
(以下、B1チャネルをアイドル状態とした場合)、送
受信時分割切換回路257とコード送出回路258に指
示を出す。これにより、コード送出回路258は、特定
コード記憶回路255から端末装置26を示す特定コー
ドを読み出し、これを送受信時分割切換回路257へ送
る。送受信時分割切換回路257は、B1チャネルに特
定コードを乗せ送信回路251を介して送信線23へ送
る。
たい場合、端末装置25では監視回路254で送信線2
3および受信線24のB1チャネルまたはB2チャネル
のどちらか片方がアイドル状態であることを確認したら
(以下、B1チャネルをアイドル状態とした場合)、送
受信時分割切換回路257とコード送出回路258に指
示を出す。これにより、コード送出回路258は、特定
コード記憶回路255から端末装置26を示す特定コー
ドを読み出し、これを送受信時分割切換回路257へ送
る。送受信時分割切換回路257は、B1チャネルに特
定コードを乗せ送信回路251を介して送信線23へ送
る。
【0025】端末装置26では、送信線モニタ回路26
2からの受信データをコード比較回路266に送る。コ
ード比較回路266は、特定コード記憶回路265から
の特定コードと比較し、B1チャネルで自端末装置を示
すコードと一致したら、送受信時分割切換回路257に
指示を出す。送受信時分割切換回路257は、B1チャ
ネルを送受信チャネルとし、送信・受信を時分割に切り
換える。
2からの受信データをコード比較回路266に送る。コ
ード比較回路266は、特定コード記憶回路265から
の特定コードと比較し、B1チャネルで自端末装置を示
すコードと一致したら、送受信時分割切換回路257に
指示を出す。送受信時分割切換回路257は、B1チャ
ネルを送受信チャネルとし、送信・受信を時分割に切り
換える。
【0026】これにより、図4(a)に示すように、送
信線23上のB1チャネルをB1aとB1bに分割して送受
信ができる。すなわち、図4(b)に示すようにチャネ
ルB1aには端末装置25がデータを乗せ端末装置26で
受信データとして抽出できる。同様に、図4(b)に示
すようにチャネルB1bには端末装置26がデータを乗せ
端末装置15で受信データとして抽出できることにな
る。
信線23上のB1チャネルをB1aとB1bに分割して送受
信ができる。すなわち、図4(b)に示すようにチャネ
ルB1aには端末装置25がデータを乗せ端末装置26で
受信データとして抽出できる。同様に、図4(b)に示
すようにチャネルB1bには端末装置26がデータを乗せ
端末装置15で受信データとして抽出できることにな
る。
【0027】このようにISDN網21を介さずに送信
線23上のB1チャネルを使用することで端末装置25
と端末装置26の間の半二重通信が可能となる。
線23上のB1チャネルを使用することで端末装置25
と端末装置26の間の半二重通信が可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の通信制御シ
ステムによれば、ISDN網を経由せずにS点インタフ
ェース上で直接通信が可能になるため、通信コストの低
減を図ることができる効果がある。
ステムによれば、ISDN網を経由せずにS点インタフ
ェース上で直接通信が可能になるため、通信コストの低
減を図ることができる効果がある。
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】同第1実施例の信号線上における通信チャネル
のタイムスロットを示す説明図である。
のタイムスロットを示す説明図である。
【図3】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【図4】同第2実施例の信号線上における信号チャネル
のタイムスロットを示す説明図である。
のタイムスロットを示す説明図である。
【図5】従来のシステムを示すブロック図である。
11 ISDN網 12 DSU 13 送信線 14 受信線 15〜17 端末装置 21 ISDN網 22 DSU 23 送信線 24 受信線 25〜27 端末装置 151 送信回路 152 送信線モニタ回路 153 受信回路 154 監視回路 155 特定コード記憶回路 156 コード比較回路 157 送受信チャネル切換回路 158 コード送出回路 159 データ処理回路 251 送信回路 252 送信線モニタ回路 253 受信回路 254 監視回路 255 特定コード記憶回路 256 コード比較回路 257 送受信時分割切換回路 258 コード送出回路 259 データ処理回路
Claims (3)
- 【請求項1】 ディジタル網に接続される網終端装置に
所定インターフェースを介して接続される複数の端末装
置間で通信を行う通信制御システムにおいて、各端末装
置は、所定インターフェース上のチャネルを使用して通
信を行うようにしたことを特徴とする通信制御システ
ム。 - 【請求項2】 前記各端末装置は、各端末装置毎にそれ
ぞれ予め定めた特定コードを記憶する記憶手段と、前記
端末装置から網終端装置への送信線上の信号をモニタす
る送信線モニタ手段と、前記網終端装置から前記端末装
置への受信線上の信号と前記送信線モニタ手段からの受
信データのチャネルがアイドル状態であるかを監視する
監視手段と、前記監視手段により前記送受信線上がアイ
ドル状態であることを確認後、前記送信線上の一方のチ
ャネルを送信チャネルとし、他方のチャネルを受信チャ
ネルとする送受信チャネル切換手段と、前記記憶手段に
記憶された相手端末装置を示す特定コードおよびデータ
を前記送信線上の前記送信チャネルに送出する送信手段
とを備え、 通信要求の発生した端末装置は監視手段により前記送受
信線上がアイドル状態であることを確認後に送受信チャ
ネル切換手段により前記送信線上の一方のチャネルを送
信チャネルとし、他方のチャネルを受信チャネルとし、
かつ相手方の端末装置は送信線モニタ手段からの信号と
記憶手段に記憶された自端末装置を示す特定コードとを
比較手段で比較し、一致を検出したチャネルを受信チャ
ネルとし他方のチャネルを送信チャネルとして通信を行
うことを特徴とする請求項1記載の通信制御システム。 - 【請求項3】 前記各端末装置は、各端末装置毎にそれ
ぞれ予め定めた特定コードを記憶する記憶手段と、前記
端末装置から網終端装置への送信線上の信号をモニタす
る送信線モニタ手段と、前記網終端装置から前記端末装
置への受信線上の信号と前記送信線モニタ手段からの受
信データのチャネルがアイドル状態であるかを監視する
監視手段と、前記監視手段により前記送受信線上がアイ
ドル状態であることを確認後、前記送信線上の一方のチ
ャネルを送信チャネルと受信チャネルとに交互に切り換
える送受信時分割切換手段と、前記記憶手段に記憶され
た相手端末装置を示す特定コードおよびデータを前記送
信線上の前記送信チャネルに送出する送信手段とを備
え、 通信要求が発生した端末装置は、前記アイドル状態にあ
ったチャネルで通信を行い、かつ相手方の端末装置は、
比較手段で一致を検出したチャネルで通信を行うことを
特徴とする請求項1記載の通信制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3245923A JPH0591211A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 通信制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3245923A JPH0591211A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 通信制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591211A true JPH0591211A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17140860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3245923A Pending JPH0591211A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 通信制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0591211A (ja) |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP3245923A patent/JPH0591211A/ja active Pending
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