JPH0591177A - 電話回線用端末機および電話回線用端末機で使用する用紙 - Google Patents

電話回線用端末機および電話回線用端末機で使用する用紙

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JPH0591177A
JPH0591177A JP3252549A JP25254991A JPH0591177A JP H0591177 A JPH0591177 A JP H0591177A JP 3252549 A JP3252549 A JP 3252549A JP 25254991 A JP25254991 A JP 25254991A JP H0591177 A JPH0591177 A JP H0591177A
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telephone
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telephone line
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JP3252549A
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Jugoro Suzuki
十五郎 鈴木
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信先の電話番号を入力しなくても送信元お
よび送信先の電話回線用端末機(電話機またはFAX装
置)どうしを接続できるようにすること。 【構成】 電話回線Cを通じて他の電回線用端末機との
接続を実現する接続手段と、前記接続手段によって接続
された他の電話回線用端末機との間で信号の伝達を行う
信号伝達手段とを備え、前記接続手段に、用紙表面に印
刷された電話番号を光学的に読み取る光学的電話番号読
取装置17と、この光学的電話番号読取装置17の作動
を開始させる読取開始信号を入力する読取開始信号出力
手段16と、前記光学的電話番号読取装置17で読み取
った前記電話番号を記憶する読取電話番号記憶手段24
と、この読取電話番号記憶手段24に記憶された電話番
号を送信先き端末機との接続要求信号として前記交換機
Eに送信する読取電話番号送信手段とが設けられた電話
回線用端末機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機、またはFAX
装置(ファクシミリ装置)等の電話回線用端末機に関す
る。本明細書において「電話回線」とは、電話機または
FAX装置が接続される各種の公衆通信回線(一般電話
回線、ISDN等)を意味するものとする。
【0002】
【従来の技術】従来、電話回線を利用した種々の通信機
器が使用されている。前記通信機器の中でも特に電話機
およびFAX装置が多用されている。このような電話
機、またはFAX装置は、電話回線の交換機に発呼信号
を送信する発呼信号送信手段と、前記発呼信号を受信し
た前記交換機からの発信音を受信する発信音受信手段
と、送信先の電話番号を入力する電話番号入力手段と、
前記電話番号入力手段から入力された送信先電話番号を
送信先き端末機との接続要求信号として前記交換機に送
信する電話番号送信手段とを備えている。このような従
来の電話機またはFAX装置を用いて送信先の端末機と
通信を行う際には、発信元の電話回線用端末機におい
て、送信先の電話番号を入力する必要がある。
【0003】一方、前記電話機またはFAX装置等の普
及に伴い、ダイレクトメールの注文、またはアンケート
の回答等を前記電話機またはFAX装置で受け付けるよ
うになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記ダイレクトメール
の商品注文、またはアンケートの回答等は、できるだけ
数が多いことが期待される。前記ダイレクトメールの商
品注文者またはアンケートの回答者が、前記電話機また
はFAX装置により、前記商品注文または回答を行おう
とした場合、一々送信先(宛先)の電話番号を入力しな
ければならなかった。このため、次の(a)〜(b)のよ
うな問題点があった。 (a) ダイレクトメールまたはアンケート等の受信者
の中には、送信先の電話番号を入力するするのが面倒な
ため、前記商品注文や回答を行わない者がいる。このた
め、ダイレクトメールの注文やアンケートの回答が少な
くなる。 (b) 電話番号の入力間違いが生じる。
【0005】本発明は、前述の事情に鑑み、ダイレクト
メールの商品注文者、アンケート回答者、またはその他
の者等が電話回線用端末機を使用する場合、送信元の電
話回線用端末機側で送信先の電話番号を入力しなくても
送信元および送信先の電話回線用端末機(電話機または
FAX装置)どうしを接続できるようにすることを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本出願の発明を説明するが、本発明の
要素には、後述の実施例の要素との対応を容易にするた
め、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記し
ている。なお、本発明を後述の実施例の符号と対応させ
て説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであ
り、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
【0007】前記課題を解決するために、本出願の第1
発明の電話回線用端末機(P,F)は、電話回線(C)
を通じて他の電回線用端末機との接続を実現する接続手
段と、前記接続手段によって接続された他の電話回線用
端末機との間で信号の伝達を行う信号伝達手段とを備
え、前記接続手段は、送信先の電話番号を入力する電話
番号入力手段(11)と、前記電話番号入力手段(1
1)から入力された送信先電話番号を送信先き端末機と
の接続要求信号として前記電話回線(C)に接続された
交換機(E)に送信する電話番号送信手段とを備えた電
話回線用端末機において、前記接続手段に、用紙表面に
印刷された電話番号を光学的に読み取る光学的電話番号
読取装置(17,32)と、この光学的電話番号読取装
置(17,32)の作動を開始させる読取開始信号を入
力する読取開始信号出力手段(16,31)と、前記光
学的電話番号読取装置(17,32)で読み取った前記
電話番号を記憶する読取電話番号記憶手段(24)と、
この読取電話番号記憶手段(24)に記憶された電話番
号を送信先き端末機との接続要求信号として前記交換機
(E)に送信する読取電話番号送信手段とが設けられた
ことを特徴とする。
【0008】前記電話回線用端末機が電話機(P)であ
る場合には、前記信号伝達手段によって伝達する前記信
号は音声信号であり、前記電話回線用端末機がFAX装
置(F)である場合には、前記信号伝達手段によって伝
達する前記信号は画像データ信号である。また、前記用
紙表面に印刷された電話番号を光学的に読み取る光学的
電話番号読取装置(17,32)としては、バーコード
リーダ(17)、FAX装置(F)のイメージセンサ、
その他のOCR(オプティカルコードリーダ)等を採用
することができる。
【0009】さらにまた、前記光学的電話番号読取装置
(17,32)の作動を開始させる読取開始信号を出力
する読取開始信号出力手段(16,31)としては、前
記表面に電話番号を印刷された用紙が所定位置にきたと
きにその用紙を検出してその用紙検出信号に基づいて読
取開始信号を自動的に出力する光センサ(読取開始信号
自動出力装置)16、または、手動で作動するプッシュ
ボタン等から構成することができる。そしてさらに、前
記光学的電話番号読取装置(17,32)で読み取った
前記電話番号を記憶する読取電話番号記憶手段(24)
としては、前記電話番号を一時的に記憶して、送信先と
の接続が完了したらその記憶が消去される一時的記憶手
段、または、前記接続完了後もずっと記憶し続け、消去
指令信号によりその記憶が消去される半永久的記憶手段
等を採用することができる。
【0010】また、本出願の第2発明の電話回線用端末
機(P,F)で使用する用紙は、用紙表面に印刷された
電話番号を光学的に読み取る光学的電話番号読取装置
(17,32)と、この光学的電話番号読取装置(1
7,32)の作動を開始させる読取開始信号を出力する
読取開始信号出力手段(16,31)と、前記光学的電
話番号読取装置(17,32)で読み取った前記電話番
号を記憶する読取電話番号記憶手段(24)と、この読
取電話番号記憶手段(24)に記憶された電話番号を送
信先き端末機との接続要求信号として前記交換機(E)
に送信する読取電話番号送信手段とが設けられた電話回
線用端末機(P,F)により読取可能な送信先電話番号
が表面に記載されたことを特徴とする。
【0011】また、前記表面に電話番号が記載された
「用紙」としては、商品注文用紙、アンケートの回答用
紙、封筒、ハガキ等を使用することができる。また、前
記用紙表面に印刷された電話番号は、通常の算用数字で
印刷したり、数字に対応して定めたバーコードで印刷し
たり、また、数字に対応して適当に定めた他の記号で印
刷したりすることができる。前記ハガキや封筒等の用紙
に、送信先電話番号をバーコードで記載するには、ハガ
キや封筒の外周縁に沿って記載すると、その記載部分を
バーコードリーダの読取位置に配置することが容易とな
る。また、ダイレクトメールの商品注文用紙やアンケー
ト回答用紙等に送信先電話番号を記載するには、それら
の用紙の表面上端部に沿って記載すると、FAX装置の
ような電話回線用端末機(F)で読み取る際に、用紙の
最初の部分(上端部分)を少し搬送しただけで、送信先
電話番号を読み取ることが可能となる。この場合、その
用紙の前記電話番号記載部分よりも後の部分は、用紙表
面を読取りながら読取画像データを送信することが可能
となる。
【0012】
【作用】前述の構成を備えた本出願の第1発明の電話回
線用端末機(P,F)は、通常の通信を行う場合、すな
わち、電話番号入力手段(11)を用いて他の電話回線
用端末機と接続する場合の作用は従来と同様である。す
なわち、前記電話回線用端末機の利用者は、前記電話番
号入力手段(11)により、送信先の電話番号を入力す
る。前記電話番号入力手段(11)から入力された送信
先電話番号は、電話番号送信手段により、送信先き端末
機との接続要求信号として前記交換機(E)に送信され
る。これまでの作用は、従来の電話回線用端末機(P,
F)の作用と同様であり、この作用に応じて作動する交
換機(E)により電話回線用端末機どうしの接続が行わ
れる。接続が行われた後は、電話回線用端末機どうしの
間で従来と同様に信号の伝達が行われる。
【0013】前記本出願の第1発明の電話回線用端末機
(P,F)は、前記従来と同様の接続方法以外に、表面
に電話番号が記載された用紙を用いることにより、送信
先の電話回線用端末機と容易に接続することができる。
すなわち、本発明の電話回線用端末機の前記読取開始信
号出力手段(16,31)から前記読取信号が出力され
ると、前記光学的電話番号読取装置(17,32)は作
動を開始する。したがって、表面に電話番号が印刷され
た用紙を、前記光学的電話番号読取装置(17,32)
が読取可能な位置に配置すれば、前記光学的電話番号読
取装置(17,32)は、前記用紙表面に印刷された電
話番号を読み取る。前記光学的電話番号読取装置(1
7,32)で読み取られた前記電話番号は、読取電話番
号記憶手段(24)により記憶される。この読取電話番
号記憶手段(24)に記憶された電話番号は、読取電話
番号送信手段により、送信先き端末機との接続要求信号
として前記電話回線(C)に接続された交換機(E)に
送信される。
【0014】また、本出願の第2発明の電話回線用端末
機(P,F)で使用する用紙は、前記第1発明の電話回
線用端末機(P,F)で使用すれば、自動的に送信先の
電話回線用端末機に接続できる。
【0015】
【実施例】以下、図面により本発明の電話回線用端末機
の第1実施例を説明する。図1は本発明の電話回線用端
末機の第1実施例の全体斜視図、図2は同実施例の回路
部分のブロック線図である。図1,2に示す電話機P
は、図2に示すように、電話回線Cに接続されており、
この電話回線Cには交換機Eが接続されている。
【0016】図1において、電話回線用端末機としての
電話機Pは普通に市販されている電話機と同様に送信先
電話番号を入力するための0〜9のダイヤルボタン(送
信先電話番号入力手段)および各種機能を割り当てられ
た*、#等の機能ボタンを含むプッシュボタン11と、
送受話器12とを備えている。そして、この電話機P
は、送受話器12を上げると、フックボタン(図2参
照)13がオン(ON)となって電話回線Cに電流が流
れるようになっている。その電流は、電話機Pの発呼信
号であり、この発呼信号に応じて電話回線Cに接続され
た交換機E(図2参照)からは自動的に電話機Pに「ツ
ー」という発信音が返される。電話機Pの利用者が前記
発信音が聞えてから前記プッシュボタン11のダイヤル
ボタン0〜9により送信先電話番号を入力すると、前記
電話回線Cに接続された交換機Eにより電話機Pは送信
先の電話に接続されるようになっている。
【0017】前記電話機Pには、その一側面に、用紙通
過用の水平なスリット15が設けられている。前記スリ
ット15には、前記バーコードが印刷された用紙がスリ
ット15に挿入されたことを検出するための光センサ1
6が設けられている。また、前記水平なスリット15の
上面には、バーコードリーダ17が設けられている。バ
ーコードリーダ17は、図3に示すハガキや図4に示す
封筒等の用紙の下部に印刷されたバーコード、または、
図5に示すダイレクトメールの商品カタログ、またはア
ンケート用紙等の下部に印刷されたバーコードを光学的
に読み取る機能を有している。このバーコードリーダ1
7は、前記光センサ16が前記バーコードが印刷された
用紙を検出したときに出力される読取開始信号に応じて
読取作動を開始するように構成されている。
【0018】図2において、電話機Pは、前記電話回線
Cに信号を送信したり、電話回線Cからの信号を受信し
たりする送受信回路21を備えている。この送受信回路
21は、前記送受話器12が上げられてフックボタン1
3がオン(ON)となったときに、電話回線Cに前記発
呼信号を送信する機能を有している。また、送受信回路
21は、電話機Pが電話回線Cを介して他の電話機と接
続されている状態では接続された各電話機間での音声信
号を送受信する機能を有している。
【0019】また、電話機Pは、前記プッシュボタン1
1の中のどのボタンが押されたかを検出する入力ボタン
検出回路22を備えている。この入力ボタン検出回路2
2の検出信号および前記バーコードリーダ17の読取信
号はコントロール回路23に入力されている。コントロ
ール回路23は、入力ボタン検出回路22またはバーコ
ードリーダ17から入力された送信先電話番号を送信先
電話番号記憶手段24に一時的に(送信先電話に接続さ
れるまでの間)記憶させる機能を有している。また、コ
ントロール回路23は送信先電話番号記憶手段24に一
時的に記憶された電話番号を読みだしてプッシュホン信
号発信回路25に出力する機能を有している。プッシュ
ホン信号発信回路25はコントロール回路23から入力
される送信先電話番号信号に応じて送信先電話機との接
続要求信号を前記送受信回路21に出力する機能を有し
ている。前記送受信回路21は、前記プッシュホン信号
発信回路25から入力される前記送信先電話機との接続
要求信号を適当に整形して送信する機能を有している。
【0020】次に、前述の構成を備えた本発明の電話回
線用端末機の第1実施例の作用を説明する。通常の電話
通信を行う場合、送受話器12が上げられてフックボタ
ン13がオン(ON)になると、送受信回路21から電
話回線Cに前記発呼信号が送信される。次にプッシュボ
タン11から入力されてボタン検出回路22で検出され
た送信先電話番号は送信先電話番号記憶手段24に一時
的に(送信先電話に接続されるまでの間)記憶される。
送信先電話番号記憶手段24に一時的に記憶された電話
番号は、コントロール回路23に読み出されてプッシュ
ホン信号発信回路25に出力される。プッシュホン信号
発信回路25はコントロール回路23から入力される送
信先電話番号信号に応じて送信先電話機との接続要求信
号を前記送受信回路21に出力する。前記送受信回路2
1は、前記プッシュホン信号発信回路25から入力され
る前記送信先電話機との接続要求信号を適当に整形して
電話回線Cに送信する。電話回線Cに接続された交換機
Eは、前記接続要求信号に基づいて電話機Pと送信先電
話機とを接続する。電話機Pの送受信回路21は、電話
機Pが電話回線Cを介して他の電話機と接続されている
状態では接続された送信先電話機との間で音声信号を送
受信する。
【0021】また、電話機Pのスリット15に、電話番
号のバーコードが印刷された用紙を挿入すると、光セン
サ16が用紙を検出し、読取開始信号が出力される。前
記スリット15の上面に設けられたバーコードリーダ1
7は、前記読取開始信号に応じて用紙に印刷されたバー
コードを光学的に読み取る。このバーコードリーダ17
に読み取られたバーコードすなわち電話番号は、コント
ロール回路23を介して送信先電話番号記憶手段24に
一時的に記憶される。このようにしてバーコードリーダ
17で読み取られて送信先電話番号記憶手段24に一時
的に記憶された送信先電話番号は、前記プッシュボタン
11から入力されて、前記送信先電話番号記憶手段24
に一時的に(送信先電話に接続されるまでの間)記憶さ
れた送信先電話番号と同様に処理される。
【0022】次に、図6〜8により本発明の電話回線用
端末機の第2実施例を説明する。この第2実施例の説明
において、前記第1実施例に対応する構成要素には同一
の符号を付して第1実施例と重複する詳細な説明は省略
する。この第2実施例は、電話回線用端末機がFAX装
置である点で、前記第1実施例と相違している。
【0023】図6において、FAX装置Fは、前記電話
回線Cに信号を送信したり、電話回線Cからの信号を受
信したりする送受信回路21を備えている。コントロー
ル回路23はROM(リードオンリーメモリ、図示せ
ず)およびRAM(ランダムアクセスメモリ、図示せ
ず)を有し、そのROMにはスタートボタン31が押さ
れたときに実行されるプログラムが記憶されている。こ
のプログラムが実行されたときのフローは図7,8に示
されており、そのフローについては後述する。また、前
記RAMは、後述の送信先電話番号を一時的に記憶させ
ておくのに使用される。
【0024】FAX装置Fのプッシュボタン11は、送
信先の電話番号を手作業で入力するための0〜9のダイ
ヤルボタン、濃度を指定するボタン等の種々の押しボタ
ンを有している。また、FAX装置Fは、前記プッシュ
ボタン11の中のどのボタンが押されたかを検出する入
力ボタン検出回路22を備えている。
【0025】送受信回路21は、スタートボタン31が
押されてコントロール回路23のROMに記憶されたプ
ログラムが実行されたとき、そのコントロール回路23
の動作に従って電話回線Cに発呼信号および送信先FA
X装置との接続要求信号を順次送信する機能を有してい
る。また、送受信回路21は、FAX装置Fが電話回線
Cを介して他のFAX装置と接続されている状態では接
続された各FAX装置間での画像データ信号を送受信す
る機能を有している。
【0026】FAX装置Fは、電話回線Cを介して接続
された送信先FAX装置に送信する画像データを読み取
る読取装置32を有しており、また、他のFAX装置か
ら受信した画像データを印字する印字装置33を有して
いる。前記読取装置32で読み取る用紙が図9,10に
示すような用紙表面の所定部分(用紙上端部分)に相手
先電話番号を表すバーコードが印字されている場合、画
像読取装置32は、前記コントロール回路23のROM
に記憶されたプログラムに従って前記所定部分の画像デ
ータ(すなわち、相手先電話番号)を読み取る機能を有
している。
【0027】コントロール回路23は、前記入力ボタン
検出回路22の検出信号(すなわち送信先電話番号)ま
たは前記読取装置32で読み取られた前記所定の画像デ
ータ(すなわち送信先電話番号)を送信先電話番号記憶
手段24に一時的に(送信先電話に接続されるまでの
間)記憶させる機能を有している。また、コントロール
回路23は送信先電話番号記憶手段24に一時的に記憶
された電話番号を読みだしてプッシュホン信号発信回路
25に出力する機能を有している。プッシュホン信号発
信回路25はコントロール回路23から入力される送信
先電話番号信号に応じて送信先電話機との接続要求信号
を前記送受信回路21に出力する機能を有している。前
記送受信回路21は、前記プッシュホン信号発信回路2
5から入力される前記送信先電話機との接続要求信号を
適当に整形して送信する機能を有している。
【0028】次に、図7,8を参照して本発明の電話回
線用端末機の第2実施例の作用を説明する。図7,8の
フローは前記コントロール回路23のROMに記憶され
たプログラムによって実行される。そのプログラムは、
FAX装置Fの電源がONにされるとスタートする。図
7のステップS1において、送信先電話番号が入力され
たかどうか判断する。イエス(Y)の場合はステップS
2に移り、ノー(N)の場合はステップS3に移る。ステ
ップS2において、送信先電話番号を記憶する。ステッ
プS3において、スタートボタン31が押されたかどう
か判断する。ノー(N)の場合はステップS1に戻り、
イエス(Y)の場合はステップS4に移る。
【0029】ステップS4において、FAX装置Fに読
取用の用紙がセットされているかどうか判断する。ノー
(N)の場合はステップS5に移り、イエス(Y)の場
合はステップS6に移る。ステップS5において用紙がセ
ットされていないことをFAX装置Fの表示部分に表示
してステップS4に戻る。ステップS6において送信先が
指定されているかどうか(すなわち、送信先電話番号記
憶手段24に送信先電話番号が記憶されているかどう
か)判断する。イエス(Y)の場合は後述のステップS
13に移り、ノー(N)の場合はステップS7に移る。
【0030】ステップS7において、1枚目の用紙を所
定量搬送する。すなわち、用紙の上端に印刷されたバー
コード(図9または10参照)をFAX装置Fの読取装
置32が読み取れる位置まで1枚目の用紙を搬送する。
次にステップS8において、読取装置32により、用紙
の所定部分(バーコードの印刷部分)を読取り、その画
像データをコントロール回路23のRAMに記憶させ
る。次にステップS9において、前記読取り記憶した部
分に電話番号(バーコード)があるかどうか判断する。
ノー(N)の場合はステップS10に移る。ステップS10
において、前記1枚目の用紙を排出する。次にステップ
S11において、送信先の指定が無いこと(1枚目の用紙
の所定位置に電話番号が印刷されていないこと)を表示
してステップS1に戻る。前記ステップS9においてイエ
ス(Y)の場合はステップS12に移る。ステップS12に
おいて、読み取った電話番号を前記送信先電話番号記憶
手段24に記憶させる。
【0031】次にステップS13において、コントロール
回路23から送受信回路21に発呼信号の送信を指令
し、送受信回路21から電話回線Cに接続された交換機
Eに発呼信号を送信する。次にステップS14において、
送信先電話番号記憶手段24に一時的に記憶された電話
番号を、コントロール回路23に読み出してプッシュホ
ン信号発信回路25に出力する。このプッシュホン信号
発信回路25はコントロール回路23から入力される送
信先電話番号信号に応じて送信先FAX装置との接続要
求信号を前記送受信回路21に出力する。前記送受信回
路21は、前記プッシュホン信号発信回路25から入力
される前記送信先FAX装置との接続要求信号を適当に
整形して電話回線Cに送信する。なお、電話回線Cに接
続された交換機Eは、前記接続要求信号に基づいてFA
X装置Fと送信先FAX装置とを接続する。
【0032】次にステップS15において、送信先FAX
装置の受信準備はOKかどうか判断する。ノー(N)の
場合はステップS16に移る。ステップS16において、時
間tを計測する。次にステップS17においてt≧toか
どうか判断する。ノー(N)の場合は前記ステップS15
に戻るり、イエス(Y)の場合はステップS18に移る。
ステップS18において、送信先FAX装置との接続不能
を表示する。次にステップS19において、時間tを0に
リセットして前記ステップS1に戻る。前記ステップS1
5においてイエス(Y)の場合はステップS20に移る。
【0033】ステップS20において、用紙を搬送しなが
ら読取装置32により画像を読取り、送信する。次にス
テップS21において、全用紙の読取り、送信が終了した
かどうか判断する。ノー(N)の場合は前記ステップS
15に移り、イエス(Y)の場合はステップS22に移る。
ステップS22において、前記送信先電話番号記憶手段2
4に記憶されていた送信先電話番号を消去する。次にス
テップS23において、前記時間tを0にリセットして前
記ステップS1に戻る。
【0034】この第2実施例のFAX装置Fは、所定位
置(用紙の上端位置)にバーコードで送信先電話番号が
印刷された用紙を送信用紙の第1枚目に配置しておくこ
とにより、送信先の電話番号を手で入力せずに送信する
ことができる。
【0035】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設
計変更を行うことが可能である。たとえば、前記第1実
施例の電話機Pにおいて、読取開始信号出力手段として
光センサ16を用いる代わりに、手動で作動させるプッ
シュボタンを用いたり、受話器を上げたときに作動する
フックボタンを用いたりすることも可能であり、また第
2実施例のFAX装置Fにおいては、原稿がセットされ
たときに、それを自動的に検出して電話番号記載部分の
読み取りを開始するように構成することも可能である。
また、第2実施例のFAX装置Fとして、送信データ
(送信用紙の読取データ)および受信データを記憶する
メモリを備えたFAX装置を採用することも可能であ
り、その場合には、1枚目の送信用紙の全面を読み取っ
てから送信先電話番号を接続要求信号として送信するこ
とができる。この場合には、必ずしも送信用紙の表面上
端部に送信先電話番号を記載する必要はなく、用紙表面
の下端部その他の適当な位置に送信先電話番号を記載す
ることが可能である。さらに、電話回線用端末機で使用
する用紙に記載する送信電話番号は、バーコードの代わ
りに、他の適当な数字または記号を採用することが可能
である。そして、前記バーコードの代わりに前記数字ま
たは他の記号等を採用した場合、それらを読み取り、送
信先電話番号として認識するOCR(オプティカルコー
ドリーダ)その他の記号読取装置等を電話回線用端末機
に設ければよい。
【0036】
【発明の効果】前述の本発明の電話回線用端末機および
電話回線用端末機で使用する用紙を用いれば、電話回線
用端末機の使用者は、送信元の電話回線用端末機側で送
信先の電話番号を入力しなくても送信元および送信先の
電話回線用端末機(電話機またはFAX装置)どうしを
接続することができる。また、本発明の電話回線用端末
機で使用する用紙をダイレクトメールの商品注文用紙ま
たはアンケートの回答用紙に適用すれば、ダイレクトメ
ールの商品注文者またはアンケートの回答者が、前記電
話機またはFAX装置等の電話回線用端末機により、前
記商品注文またはアンケート回答を行おうとした場合、
一々送信先(宛先)の電話番号を入力しなくても間違い
なく所望の送信先に接続できる。この場合、送信先の電
話番号を入力する面倒が無くなるので、ダイレクトメー
ルの商品注文やアンケートの回答の増加が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の電話回線用端末機の第1実施
例である電話機Pの斜視図である。
【図2】 図2は同第1実施例の電話機Pの回路部分の
説明図である。
【図3】 図3は同第1実施例の電話機で使用する用
紙、すなわち、送信先電話番号が記載された用紙の一例
であるハガキを示す図である。
【図4】 図4は同第1実施例の電話機で使用する用
紙、すなわち、送信先電話番号が記載された用紙の一例
である封筒を示す図である。
【図5】 図5は同第1実施例の電話機で使用する用
紙、すなわち、送信先電話番号が記載された用紙の一例
であるダイレクトメールの商品カタログ(または、アン
ケート用紙)を示す図である。
【図6】 図6は本発明の電話回線用端末機の第2実施
例であるFAX装置Fの回路部分の説明図である。
【図7】 図7は同第2実施例のFAX装置Fのフロー
チャートである。
【図8】 図8は同第2実施例のFAX装置Fのフロー
チャートで、前記図7の続きの部分を示す図である。
【図9】 図9は同第2実施例のFAX装置Fで使用す
る用紙、すなわち、送信先電話番号が記載された用紙の
一例であるダイレクトメールの商品注文用紙を示す図で
ある。
【図10】 図10は同第2実施例のFAX装置Fで使
用する用紙、すなわち、送信先電話番号が記載された用
紙の一例であるアンケート回答用紙を示す図である。
【符号の説明】 C…電話回線、E…交換機、F…電話回線用端末機(F
AX装置)、P…電話回線用端末機(電話機)、11…
電話番号入力手段(プッシュボタン)、16…読取開始
信号出力手段(光センサ)、17…光学的電話番号読取
装置、24…読取電話番号記憶手段、31…読取開始信
号出力手段、32…光学的電話番号読取装置、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線を通じて他の電話回線用端末機
    との接続を実現する接続手段と、前記接続手段によって
    接続された他の電話回線用端末機との間で信号の伝達を
    行う信号伝達手段とを備え、 前記接続手段は、送信先の電話番号を入力する電話番号
    入力手段と、前記電話番号入力手段から入力された送信
    先電話番号を送信先き端末機との接続要求信号として前
    記電話回線に接続された交換機に送信する電話番号送信
    手段とを備えた電話回線用端末機において、 前記接続手段に、用紙表面に印刷された電話番号を光学
    的に読み取る光学的電話番号読取装置と、この光学的電
    話番号読取装置の作動を開始させる読取開始信号を入力
    する読取開始信号出力手段と、前記光学的電話番号読取
    装置で読み取った前記電話番号を記憶する読取電話番号
    記憶手段と、この読取電話番号記憶手段に記憶された電
    話番号を送信先き端末機との接続要求信号として前記交
    換機に送信する読取電話番号送信手段とが設けられたこ
    とを特徴とする電話回線用端末機。
  2. 【請求項2】 用紙表面に印刷された電話番号を光学的
    に読み取る光学的電話番号読取装置と、この光学的電話
    番号読取装置の作動を開始させる読取開始信号を入力す
    る読取開始信号出力手段と、前記光学的電話番号読取装
    置で読み取った前記電話番号を記憶する読取電話番号記
    憶手段と、この読取電話番号記憶手段に記憶された電話
    番号を送信先き端末機との接続要求信号として前記交換
    機に送信する読取電話番号送信手段とが設けられた電話
    回線用端末機により読取可能な送信先電話番号が表面に
    記載された電話回線用端末機で使用する用紙。
JP3252549A 1991-09-30 1991-09-30 電話回線用端末機および電話回線用端末機で使用する用紙 Pending JPH0591177A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003051850A (ja) * 2001-08-08 2003-02-21 Ykk Corp Faxメールシステム、faxサーバ装置、fax送信用紙、faxメール処理方法、faxメール処理プログラムおよび該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003051850A (ja) * 2001-08-08 2003-02-21 Ykk Corp Faxメールシステム、faxサーバ装置、fax送信用紙、faxメール処理方法、faxメール処理プログラムおよび該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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