JP2003051850A - Faxメールシステム、faxサーバ装置、fax送信用紙、faxメール処理方法、faxメール処理プログラムおよび該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

Faxメールシステム、faxサーバ装置、fax送信用紙、faxメール処理方法、faxメール処理プログラムおよび該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Info

Publication number
JP2003051850A
JP2003051850A JP2001241096A JP2001241096A JP2003051850A JP 2003051850 A JP2003051850 A JP 2003051850A JP 2001241096 A JP2001241096 A JP 2001241096A JP 2001241096 A JP2001241096 A JP 2001241096A JP 2003051850 A JP2003051850 A JP 2003051850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
fax
destination
mail
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001241096A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Tsunezawa
保 経沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK Corp filed Critical YKK Corp
Priority to JP2001241096A priority Critical patent/JP2003051850A/ja
Publication of JP2003051850A publication Critical patent/JP2003051850A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤認識が少なく、かつ容易に利用でき、FA
Xから送信されたイメージデータを電子メールとして確
実に送信できるFAXメールシステムの提供。 【解決手段】 FAXメールシステム1は、FAX機5
とFAXサーバ装置10とを備える。FAXサーバ装置
10は、FAX機5からの送信情報を画像情報にFAX
情報処理手段11と、画像情報から送信元画像情報と送
信先画像情報とを認識して文字コードに変換する文字認
識変換手段12と、変換された送信元コード情報、送信
先コード情報および送信先メールアドレスが関連付けさ
れて記憶されたメールアドレス記憶手段13と、各コー
ド情報に基づいて送信先メールアドレスを記憶手段13
から読み出すメールアドレス処理手段14と、検索され
た送信先メールアドレスにより前記画像情報を電子メー
ルとして送信する電子メール送信手段15とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FAXメールシス
テム、FAXサーバ装置、FAX送信用紙、FAXメー
ル処理方法、FAXメール処理プログラムおよび該プロ
グラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
に関する。
【0002】
【背景技術】現在、文字情報を迅速に伝達する情報伝達
手段としては、FAX(ファクシミリ)と、電子メール
(Eメール、ELECTRONIC MAIL)とが利用されている。特
に、近年は、インターネットの利用の増加に伴い、電子
メールを利用する人が増えてきている。このため、FA
X同士や電子メール同士での情報のやり取りに加えて、
FAXで送信された情報(文書)を電子メールで受信で
きるようなシステムも開発されている。
【0003】例えば、FAXで送信する用紙に送信先の
メールアドレスを記入しておき、FAX機から送信され
た画像情報(イメージデータ)を受信したFAXサーバ
装置において、アドレスのイメージデータを文字認識処
理によって文字データに変換し、その認識した文字デー
タをアドレスデータとして、FAX機から受信したイメ
ージデータを添付して電子メールを送信するシステムが
知られている(特開平9−46372号公報参照)。
【0004】しかしながら、イメージデータからなるメ
ールアドレスを文字認識する場合は、文字を誤認識する
可能性があり、間違ったメールアドレスで発信してしま
う可能性があるという問題があった。特に、用紙にメー
ルアドレスを手書きした場合、記入した記入者の癖等の
影響で誤認識する可能性が高いという問題がある。
【0005】このため、特開平9−46372号公報で
は、制限手書き文字によってメールアドレスを記入して
いる。しかしながら、制限手書き文字は、記入者が意識
しながら書き込まなければならず、利用者にとって必ず
しも利便性が高いものではなかった。特に、近年のイン
ターネット用のメールアドレスのように、「利用者名@
ドメイン名」の形式では、メールアドレスの文字数が多
くなっているので、FAXにて送信する度に書き込むメ
ールアドレスを、所定の制限手書き文字で記入すること
は利用者の負担になるという問題があった。
【0006】このため、用紙に、直接、送信先のメール
アドレスを記入するのではなく、そのメールアドレスに
対応する識別情報を記載しておき、FAXサーバ装置で
受信したイメージデータ中の識別情報を認識してメール
アドレスに変換し、FAXから受信したイメージデータ
を添付して電子メールを送信するシステムも提案されて
いる(特開平9−259057号公報)。
【0007】このようなメールアドレスを直接用紙に記
入するのではなく、そのメールアドレスに対応した識別
情報を書き込むようにすれば、識別情報の文字数を3〜
4文字程度に抑えることができるため、利用者の負担を
軽減することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシステムでは、イメージデータを受信し、文字認識
やメールアドレス変換処理を行うFAXサーバ装置にお
いて、前記識別情報と、その識別情報に対応するメール
アドレス情報とを記憶しておく必要がある。この際、識
別情報とメールアドレスとは1対1で記憶しなければな
らず、登録されるアドレス数が多くなると、そのアドレ
スに対する識別情報を利用者が把握することが難しくな
り、利用し難いという問題があった。
【0009】本発明の目的は、誤認識が少なく、かつ容
易に利用することができるとともに、FAX機から送信
されたイメージデータを電子メールとして確実に送るこ
とができるFAXメールシステム、FAXサーバ装置、
FAX送信用紙、FAXメール処理方法、FAXメール
処理プログラムおよび該プログラムを記憶したコンピュ
ータ読み取り可能な記憶媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め設定され
た送信元情報および送信先情報を少なくとも含む送信情
報を送信可能なFAX機と、FAX機からの送信情報を
電子メールとして送信可能なFAXサーバ装置とを備え
るFAXメールシステムであって、前記FAXサーバ装
置は、FAX機から送信された送信情報をコンピュータ
で取扱可能な画像情報に変換するFAX情報処理手段
と、前記画像情報から少なくとも送信元画像情報と送信
先画像情報とを認識して文字コードに変換する文字認識
変換手段と、この文字コードに変換された送信元コード
情報、送信先コード情報および送信先メールアドレスが
関連付けされて記憶されたメールアドレス記憶手段と、
前記送信元コード情報と送信先コード情報に基づいて送
信先メールアドレスをメールアドレス記憶手段から検索
して読み出すメールアドレス処理手段と、検索された送
信先メールアドレスにより前記画像情報を電子メールと
して送信する電子メール送信手段とを備えることを特徴
とするものである。
【0011】ここで、送信元情報とは、FAX機で情報
を送信する送信者を特定するための情報を意味し、送信
先情報とは、FAX機で送信した情報を送る先(送信先
つまり受信者)を特定するための情報を意味する。ま
た、送信情報とは、FAX機間で送受信されるファクシ
ミリ信号(画像信号)を意味し、コンピュータで取扱可
能な画像情報とは、コンピュータ上のソフトウェアで表
示したり、処理可能な形式の画像データを意味する。
【0012】さらに、送信元画像情報、送信先画像情報
は、前記画像情報において、送信元情報や送信先情報が
記入された部分の画像情報を意味し、送信元コード情
報、送信先コード情報は、送信元情報や送信先情報の具
体的な文字コードデータを意味する。すなわち、送信元
情報や送信先情報は、概念的な情報自体を意味し、その
情報が画像データとして表されているものを送信元画像
情報、送信先画像情報と表現し、文字コードデータとし
て表されているものを送信元コード情報、送信先コード
情報と表現している。なお、文字コードデータとは、コ
ンピュータで処理可能な一般的なデータを意味し、例え
ば、テキストデータ形式で表される。
【0013】このような本発明によれば、FAX機から
送信される送信情報に含まれる送信元情報および送信先
情報を識別、認識し、それらの情報に基づいて送信先メ
ールアドレスをメールアドレス記憶手段から読み出して
いるので、FAX機で送信される用紙には、直接送信先
のメールアドレスを記入する必要がなく、例えば、4桁
程度の数字やアルファベットからなる送信元情報や送信
先情報を記入すればよい。このため、手書き文字であっ
ても、その文字認識時の誤認識の確率が非常に小さくな
り、所定の送信先に確実に送信することができる。
【0014】さらに、メールアドレス記憶手段では、送
信先メールアドレスを、送信元コード情報および送信先
コード情報に関連させて記憶しているので、送信先情報
を、各送信元毎に独立させて設定することができる。例
えば、送信元Aが送信先情報として「001」にメール
アドレスXを設定していても、送信元Bは同じ送信先情
報「001」に異なるメールアドレスYを設定すること
ができ、各送信元の利用者が各々自由に送信先情報とそ
れに対応するメールアドレスとを設定することができ
る。このため、各送信元は、自らの使用頻度が高いメー
ルアドレスを、例えば送信先情報「001」から「02
0」などに優先させて登録することなどができ、各送信
元にとって利便性の高いシステムにすることができる。
【0015】その上、メールアドレス記憶手段に、送信
先情報とそのメールアドレスとのみを関連付けして記憶
した場合には、すべての利用者が利用する可能性のある
送信先メールアドレスを、送信先情報が重複しないよう
に設定する必要がある。このため、各送信元の利用者
は、通常自らが送信する送信先は20件程度に限定され
ているのにもかかわらず、他の利用者が利用する送信先
メールアドレスを含むすべての送信先情報および送信先
メールアドレスの対応表から、送信先情報を見つけてF
AX送信する用紙に記入しなければならない。これに対
し、本発明では、自らの送信元情報に関連する送信先情
報、送信先メールアドレスのみを把握していればよいの
で、利便性が高いシステムにすることができる。
【0016】また、本発明のFAXメールシステムは、
FAXサーバ装置のみを新たに用意すればよく、送信元
のFAX機や、送信先の電子メールを受信可能なコンピ
ュータ(パソコン)は、既存の機器を利用でき、特別な
機器を準備する必要が無いため、簡単にかつ安価に本シ
ステムを利用できる。
【0017】この際、前記送信情報を送信するためにF
AX機に読み込ませるFAX送信用紙には、少なくとも
送信元情報および送信先情報の記入欄と、各記入欄の位
置を特定するための記入位置特定情報とが予め設けられ
ており、前記文字認識変換手段は、前記画像情報におけ
る記入位置特定情報によって送信元情報および送信先情
報の記入欄の位置を特定し、各記入欄部分の画像情報を
文字コードに変換するように構成されていることが好ま
しい。
【0018】FAX機から送信された用紙の情報から、
送信元情報や送信先情報を識別して認識するには、例え
ば、送信元情報や送信先情報を示す識別用のマークなど
を各記入欄に記しておき、そのマーク(記号等)を文字
認識し、そのマークに続く文字コードをそれぞれ送信元
情報や送信先情報として認識する方法も考えられるが、
この場合には、マークの認識・変換処理が別途必要であ
り、かつマークを誤認識する可能性がある。一方、本発
明のように、送信元情報や送信先情報の記入欄の位置を
特定する情報を用いれば、より確実に送信元情報や送信
先情報の画像情報(イメージデータ)を取りだして文字
コードに変換することができ、各情報をより確実にかつ
迅速に取得することができる。
【0019】また、前記FAX送信用紙には、メール送
信用の用紙と、メールアドレス登録用の用紙とを区別す
るための識別記号が設けられ、前記メールアドレス処理
手段は、メール送信用の用紙を受信した場合には、認識
した送信元コード情報および送信先コード情報に基づい
て、送信先メールアドレスをメールアドレス記憶手段か
ら検索する処理を行い、メールアドレス登録用の用紙を
受信した場合には、認識した送信元コード情報および送
信先コード情報に基づいて、メールアドレス記憶手段に
おける該当するメールアドレスのメンテナンス処理を行
うことが好ましい。
【0020】ここで、メールアドレスのメンテナンス処
理とは、メールアドレスの新規登録、更新(変更)、削
除などの各種のメンテナンス処理を意味する。メールア
ドレス記憶手段におけるデータメンテナンスは、FAX
サーバ装置を管理運営する管理者等がコンピュータ上で
指示してメンテナンスすることもできる。これに対し、
本発明では、これらの各用紙を用意しておけば、メール
送信の処理だけでなく、メールアドレスのメンテナンス
を行う際には、それ専用の用紙を用いてFAXするだけ
でよいため、簡単な操作でメンテナンス処理を行うこと
ができる。さらに、各利用者自らがメンテナンス処理を
指示できるため、FAXサーバ装置の管理者の負担も軽
減することができる。
【0021】この際、前記メールアドレス登録用の用紙
には、送信元情報の記入欄、送信先情報の記入欄、その
送信先のメールアドレスの記入欄および送信先情報の取
消指示記入欄が設けられ、前記メールアドレス処理手段
は、認識した送信元コード情報および送信先コード情報
のデータが前記メールアドレス記憶手段に登録されてい
ない場合には、その送信先コード情報に対応して記入さ
れていた送信先メールアドレスを、送信元コード情報お
よび送信先コード情報に関連させて新規に登録し、認識
した送信元コード情報および送信先コード情報のデータ
が前記メールアドレス記憶手段に登録されている場合に
は、その送信先コード情報に対応して記入されていた送
信先メールアドレスを新たな送信先メールアドレスとし
て更新し、取消指示記入欄がチェックされていた場合に
は、その取消指示記入欄に対応する送信元コード情報お
よび送信先コード情報の組合せに対応するデータを前記
メールアドレス記憶手段から削除することが好ましい。
【0022】このような構成によれば、メールアドレス
登録用の用紙に適宜記入するだけで、メールアドレスの
新規登録、変更、削除の3種類のメンテナンスを行うこ
とができる。そして、作業としては、FAX機からメー
ルアドレス登録用紙を送信するだけでよいため、非常に
簡単な操作で各種のメンテナンス処理を行うことができ
る。
【0023】また、前記FAX送信用紙には、送信元情
報の記入欄と、登録したアドレス情報一覧の出力指示情
報を記入するアドレス送信処理依頼欄とが少なくとも設
けられ、前記メールアドレス処理手段は、前記アドレス
処理依頼欄に出力指示情報が記入されている場合には、
認識した送信元コード情報が送信元コード情報として登
録されているデータをメールアドレス記憶手段から抽出
し、送信元コード情報および送信先メールアドレスの一
覧データを送信元のFAX機に返信することが好まし
い。
【0024】このような構成によれば、FAX機から情
報を送信する利用者は、アドレス送信処理依頼欄に出力
指示情報(チェックマーク等の所定の記号や数字等)を
記入してFAX機で送信するだけで、FAXサーバ機の
メールアドレス記憶手段に自分で登録したアドレスの一
覧データを、自分のFAX機からいつでも取り出すこと
ができ、送信先コード情報やそのコード情報に対応する
送信先メールアドレスをいつでも確認することができ、
使い勝手のよいシステムにすることができる。特に、F
AX機のみで登録データを確認できるので、FAX機の
みしか利用できない利用者であっても容易に利用するこ
とができる。
【0025】ここで、前記送信元コード情報および送信
先コード情報の少なくとも一方は、数字であることが好
ましい。数字は、「0」から「9」までの10種類しか
なく、アルファベットや仮名文字に比べて種類が少ない
ため、手書き文字でも文字認識精度が非常に高い。この
ため、送信元情報や送信先情報を数字のみで設定すれ
ば、利用者毎の手書きの癖などを考慮しても非常に高い
文字認識精度が得られ、誤認識を殆ど無くすことができ
る。
【0026】この際、特に、少なくとも送信先情報は数
字にすることが好ましい。例えば、送信元情報は、記入
者にとっては毎回同じ情報を記入するため、アルファベ
ットを含んでおり、そのアルファベットを文字認識しや
すい形で記入する場合でも、記入者にとって負担は少な
い。一方、送信先情報は、毎回変更される可能性がある
ため、決まった形で記入しなければならないアルファベ
ットが含まれていると、その分、負担が多くなる。従っ
て、少なくとも送信先情報を書き込む際の制限が少ない
数字のみで構成すれば、記入者の負担を軽減することが
できる。
【0027】また、前記送信元情報も数字であることが
好ましい。送信元情報も数字のみで設定すれば、非常に
高い文字認識精度が得られ、誤認識を殆ど無くすことが
でき、記入者の負担をより軽減することができる。
【0028】また、前記FAXサーバ装置は、電子メー
ルの送信結果を送信元のFAX機に送信する結果通知手
段を備えていることが好ましい。このように構成すれ
ば、正常に送信できたか否かの送信結果が送信元のFA
X機に返信されるので、送信元の利用者は送信結果を確
認することができる。すなわち、例えば、送信元情報や
送信先情報の文字認識が正しく行えなかった場合や、記
入間違いなどによって該当する送信先メールアドレスが
取得できなかったために電子メールを送信できなかった
時や、システムや通信回線の異常により電子メールを送
信できなかった時には、送信エラーであることが送信元
の利用者に返信されるため、送信元の利用者が異常発生
を確実に確認でき、再度、送信を試みたり、原因を確認
するなどの対策を講じることができる。一方で、正常に
送信が完了した場合にも、その送信結果をFAXにて返
信するようにすれば、正常に送られたことを送信元で確
認することができる。
【0029】なお、送信元のFAX機のFAX番号は、
例えば、FAX機で送信する用紙にFAX番号を記入し
ておき、送信元情報等と同様に、そのFAX番号を文字
コードに変換して取得すればよい。
【0030】また、FAXサーバ機に、送信元情報とそ
のFAX番号が記憶されている場合には、用紙にFAX
番号を記入する必要はなく、その登録されているFAX
番号に返信するようにしてもよい。この場合には、用紙
にFAX番号を記入する必要が無くなるとともに、送信
元情報のみ正確に認識できればよく、FAX番号の文字
認識が不要になるので、より確実にFAX機に返信でき
る利点がある。但し、メール送信用紙にFAX番号を記
入しておけば、送信者が外出先等の予め登録されている
FAX番号のFAX機と異なるFAX機から送信した場
合でも、現在のFAX機に送信結果を返信できるため、
その場で送信結果を確認できる利点がある。
【0031】さらに、FAX機は、発信者番号通知サー
ビスを利用して送信元のFAX番号を取得できるように
してもよい。この場合には、用紙にFAX番号を記入す
る必要もなく、かつ予め発信元情報とそれに対応するF
AX番号を登録しておく必要もなく、移動先において
も、その場で確実に送信結果を確認できる利点がある。
但し、用紙にFAX番号を記入すれば、発信者番号通知
サービスに加入していないFAX機からも返信機能を実
現できる利点がある。
【0032】本発明のFAXサーバ装置は、FAX機か
ら送信された送信情報をコンピュータで取扱可能な画像
情報に変換するFAX情報処理手段と、前記画像情報か
ら少なくとも送信元画像情報と送信先画像情報とを認識
して文字コードに変換する文字認識変換手段と、この文
字コードに変換された送信元コード情報、送信先コード
情報および送信先メールアドレスが関連付けされて記憶
されたメールアドレス記憶手段と、前記送信元コード情
報と送信先コード情報に基づいて送信先メールアドレス
をメールアドレス記憶手段から検索して読み出すメール
アドレス処理手段と、検索された送信先メールアドレス
により前記画像情報を電子メールとして送信する電子メ
ール送信手段とを備えることを特徴とするものである。
【0033】このような本発明によれば、FAX機で送
信される用紙には、直接送信先のメールアドレスを記入
する必要がなく、例えば、4桁程度の数字等からなる送
信元情報や送信先情報を記入すればよいため、文字認識
時の誤認識の確率が非常に小さくなり、所定の送信先に
確実に送信することができる。さらに、メールアドレス
記憶手段では、送信先メールアドレスを、送信元コード
情報および送信先コード情報に関連させて記憶している
ので、送信先情報を、各送信元毎に独立させて設定する
ことができ、各送信元にとって利便性の高いシステムに
することができる。
【0034】本発明のFAX送信用紙は、前記FAXメ
ールシステムにおいてFAX機からの送信に用いられる
FAX送信用紙であって、少なくとも送信元情報および
送信先情報の記入欄と、これらの記入欄の位置を特定す
るための記入位置特定情報と、用紙の種類を特定する用
紙特定情報とが印刷されていることを特徴とするもので
ある。このような専用のFAX送信用紙が用意されてい
れば、利用者は所定の記入欄に所定の情報を記入するだ
けでよくて操作性を向上できる。また、FAXサーバ装
置における文字認識処理も容易にかつ迅速に行うことが
できる。
【0035】ここで、前記記入位置特定情報は、用紙表
面の四隅の内の3カ所に印刷された位置特定マーカであ
ることが好ましい。このようなマーカを利用すれば、用
紙のエリアを容易に把握できるとともに、用紙の向きも
簡単に判別でき、結果として各送信元情報や送信先情報
を簡単に識別することができる。
【0036】本発明のFAXメール処理方法は、FAX
情報処理が、予め設定された送信元情報および送信先情
報を少なくとも含みかつFAX機から送信された送信情
報をコンピュータで取扱可能な画像情報に変換するFA
X情報処理手順と、文字認識変換手段が、前記画像情報
から少なくとも送信元画像情報と送信先画像情報とを認
識して文字コードに変換する文字認識変換手順と、メー
ルアドレス処理手段が、前記文字コードに変換された送
信元コード情報、送信先コード情報および送信先メール
アドレスが関連付けされて記憶されたメールアドレス記
憶手段から、前記送信元コード情報と送信先コード情報
に基づいて送信先メールアドレスを検索して読み出すメ
ールアドレス処理手順と、電子メール送信手段が、検索
された送信先メールアドレスにより前記画像情報を電子
メールとして送信する電子メール送信手順と、を備える
ことを特徴とするものである。
【0037】このようなFAXメール処理方法において
も、前記FAXメールシステムやFAXサーバ機と同じ
く、FAX機で送信される用紙に直接メールアドレスを
記入する必要がないため、手書き文字でも確実に認識で
き、所定の送信先に確実に送信することができるととも
に、送信先情報を各送信元毎に設定できるので、利便性
を向上することができる。
【0038】この際、前記メールアドレス処理手順は、
メール送信用の用紙を受信した場合に、認識した送信元
コード情報および送信先コード情報に基づいて、送信先
メールアドレスをメールアドレス記憶手段から検索する
手順と、メールアドレス登録用の用紙を受信した場合
に、認識した送信元コード情報および送信先コード情報
に基づいて、メールアドレス記憶手段における該当する
メールアドレスのメンテナンス処理を行う手順と、送信
用紙に設けられたアドレス送信処理依頼欄に出力指示情
報が記入されている場合に、認識した送信元コード情報
が送信元コード情報として登録されているデータをメー
ルアドレス記憶手段から抽出し、送信元コード情報およ
び送信先メールアドレスの一覧データを送信元のFAX
機に返信する処理を行う手順と、を備えることが好まし
い。
【0039】このような構成によれば、メール送信用紙
に適宜記入するだけで、メールアドレスの新規登録、変
更、削除の3種類のメンテナンスと、メールアドレス一
覧の入手とを行うことができる。そして、作業として
は、FAX機からを所定の記入を行った用紙を送信する
だけでよく、簡単に行うことができる。
【0040】本発明のFAXメール処理プログラムは、
コンピュータを、予め設定された送信元情報および送信
先情報を少なくとも含みかつFAX機から送信された送
信情報をコンピュータで取扱可能な画像情報に変換する
FAX情報処理手段と、前記画像情報から少なくとも送
信元画像情報と送信先画像情報とを認識して文字コード
に変換する文字認識変換手段と、この文字コードに変換
された送信元コード情報、送信先コード情報および送信
先メールアドレスが関連付けされて記憶されたメールア
ドレス記憶手段と、前記送信元コード情報と送信先コー
ド情報に基づいて送信先メールアドレスをメールアドレ
ス記憶手段から検索して読み出すメールアドレス処理手
段と、検索された送信先メールアドレスにより前記画像
情報を電子メールとして送信する電子メール送信手段と
して機能させることを特徴とするものである。
【0041】ここで、前記メールアドレス処理手段は、
メール送信用の用紙を受信した場合には、認識した送信
元コード情報および送信先コード情報に基づいて、送信
先メールアドレスをメールアドレス記憶手段から検索す
る処理を行い、メールアドレス登録用の用紙を受信した
場合には、認識した送信元コード情報および送信先コー
ド情報に基づいて、メールアドレス記憶手段における該
当するメールアドレスのメンテナンス処理を行い、送信
用紙にアドレス処理依頼欄に出力指示情報が記入されて
いる場合には、認識した送信元コード情報が送信元コー
ド情報として登録されているデータをメールアドレス記
憶手段から抽出し、送信元コード情報および送信先メー
ルアドレスの一覧データを送信元のFAX機に返信する
処理を行うことが好ましい。
【0042】このようなFAXメール処理プログラムを
コンピュータにインストールすれば、前記FAXサーバ
装置やFAXメール処理方法を実現することができる。
【0043】また、前述のFAXメール処理プログラム
は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶しても
よい。すなわち、このようなプログラムは、CD−RO
M等の記録媒体やインターネット等の通信手段で供給で
き、このプログラムを汎用のコンピュータに組み込むだ
けでFAXサーバ装置を構成できるため、安価に実施す
ることができる。特に、通信インフラが整っている場合
にはインターネット経由で前記プログラムを配信しても
よいが、通信インフラが整備されていない場合には、C
D−ROM等の記憶媒体によりプログラムを供給すれば
よい。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明におけるFAXメー
ルシステム1の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、FAXメールシステム1は、FAX
サーバ装置10を備えている。このFAXサーバ装置1
0には、FAXモデム6および通信回線である公衆回線
網2を介してFAX機5が接続されている。
【0045】また、FAXサーバ装置10には、ネット
ワーク(LAN)3を介して社内PC(パソコン)10
0も接続されている。さらに、通信回線であるインター
ネット4を介して外部のPC200とも接続されてい
る。
【0046】FAXサーバ装置10は、FAX機5から
送信された送信情報を受信し、コンピュータで取扱可能
な画像情報に変換するFAX情報処理手段11と、この
FAX情報処理手段11で受け付けた送信情報から所定
の画像情報(送信情報に送信元情報、送信先情報が含ま
れている場合には、少なくとも送信元画像情報および送
信先画像情報を含む情報)を文字コードに変換する文字
認識変換手段12と、文字コードへの変換によって得ら
れた送信元コード情報、送信先コード情報および送信先
メールアドレスが関連付けされて記憶されたメールアド
レス記憶手段13と、この送信元コード情報と送信先コ
ード情報に基づいて送信先メールアドレスを取得した
り、メールアドレス記憶手段13にメールアドレスの登
録などを行うメールアドレス処理手段14と、送信先メ
ールアドレスが送信先に設定され、かつ前記画像情報を
添付ファイルとする電子メールを作成送信する電子メー
ル送信手段15とを備える。
【0047】なお、FAX情報処理手段11は、FAX
受信機能だけでなく、所定のデータを画像情報に変換
し、FAXモデム6を介してFAX機5に送信するFA
X送信機能も備えている。すなわち、FAXモデム6を
制御して、コンピュータでFAXの送受信を行うための
FAXソフトと同様の機能を有するものであり、コンピ
ュータからなるFAXサーバ装置10に組み込まれたプ
ログラムにより実現されている。
【0048】また、文字認識変換手段12は、画像情報
を解析し、パターン認識等によって文字コードに変換す
るものであり、いわゆるOCR(Optical Character Re
ader)ソフトと同等の機能を有するものである。従っ
て、この文字認識変換手段12も、コンピュータからな
るFAXサーバ装置10に組み込まれたプログラムによ
り実現されている。
【0049】メールアドレス記憶手段13は、ハードデ
ィスク、メモリ等のいわゆる外部記憶装置で構成されて
いる。そして、このメールアドレス記憶手段13には、
送信元情報ファイル21と、送信先情報ファイル22と
の2つのデータベースファイルが記録されている。
【0050】送信元情報ファイル21は、図2に示すよ
うに、送信元の各種情報が登録され、少なくとも、送信
元情報(送信元コード情報)211と、その送信元情報
211に対応する送信元メールアドレス(差出人アドレ
ス)212とが登録されている。さらに、本実施形態で
は、送信元情報ファイル21には、送信元のFAX番号
213、氏名214、会社名215、部署名216等も
登録可能とされている。
【0051】一方、送信先情報ファイル22には、図3
に示すように、送信先の各種情報が送信元に関連して登
録され、少なくとも、送信元情報(送信元コード情報)
221と、送信先情報(送信先コード情報)222と、
送信先メールアドレス(宛先メールアドレス)223と
が登録されている。なお、送信元情報221は、送信元
情報ファイル21において登録した送信元情報211と
同じ番号である。さらに、本実施形態では、送信先情報
ファイル22には、送信先の氏名224、会社名22
5、部署名226等も登録可能とされている。
【0052】なお、送信先情報ファイル22では、各送
信先メールアドレス223は、送信元情報221および
送信先情報222の情報(組み合わせ)から検索されて
特定されるようになっている。このため、送信元情報2
21が異なっていれば、送信先情報222が同じ番号、
例えば「001」であっても、異なるメールアドレス2
23を登録することができるようになっている。
【0053】そして、各送信元情報ファイル21、送信
先情報ファイル22は、同じ情報(フィールド)である
送信元情報211、送信元情報221をキーとして関連
付けされたリレーショナルデータベースファイルにより
構成されている。従って、メールアドレス処理手段14
は、コンピュータからなるFAXサーバ装置10に組み
込まれ、前記リレーショナルデータベースファイルを管
理可能なプログラム(データベース管理ソフト)により
実現されている。
【0054】電子メール送信手段15は、いわゆるメー
ルサーバとしても機能するものであり、例えば、インタ
ーネット上の電子メールサービスを行う送信側メールサ
ーバであるSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サ
ーバと、受信側メールサーバであるPOP(Post Office P
rotocol)サーバとを備えて構成されている。そして、
電子メール送信手段15からは社内のLAN等に接続さ
れている社内PC100や、インターネットを介して接
続された外部PC200に電子メールを送信(配信)で
きるように構成されている。
【0055】なお、FAXサーバ装置10や社内PC1
00、外部PC200は、一般的なパソコンやサーバ機
が利用できる。すなわち、これらのFAXサーバ装置1
0やPC100,200は、CRTディスプレイや液晶
ディスプレイ等の表示装置、キーボードやテンキー、マ
ウス等の入力装置、CPU等の制御装置、ハードディス
ク、メモリ等の記憶装置を備えている。そして、LAN
ボード、モデム、ターミナルアダプタ、ルータ等の通信
機器を介してネットワーク(LAN)3やインターネッ
ト4、公衆回線網2に接続可能に構成されている。
【0056】また、FAXサーバ装置10にはサーバ用
のOSが組み込まれ、PC100,200には、クライ
アント用や個人用のOSが組み込まれている。さらに、
各FAXサーバ装置10、PC100,200には、電
子メールを作成したり、送受信するためのメールソフト
が組み込まれているとともに、適宜、インターネット上
のWWW(world wide web)サーバの情報を読み取るため
のブラウザソフトが組み込まれている。
【0057】なお、電子メールを送受信する機器として
は、本実施形態のようなPC(クライアント端末)10
0,200に限らず、電子メールを送受信できるもので
あればよい。例えば、モデム等が内蔵されてインターネ
ットに接続可能なテレビやゲーム専用機、CATVのセ
ットボックス、カーナビ、携帯電話、携帯情報端末(P
DA)、さらにはいわゆるインターネット家電等、イン
ターネット接続機能(ブラウザ機能)や電子メールクラ
イアント機能を有する各種の電子機器をクライアント端
末とすることができる。
【0058】そして、FAXサーバ装置10のFAX情
報処理手段11、文字認識変換手段12、メールアドレ
ス処理手段14、電子メール送信手段15は、具体的に
は、前述の通り、サーバ装置10の制御装置(CPU)
で動作されるプログラムで実現されている。
【0059】同様に、各メールソフトやブラウザ機能も
各種プログラムを組み込むことで実現されている。ま
た、FAXサーバ装置10のメールアドレス記憶手段1
3に登録された各送信元情報ファイル21、送信先情報
ファイル22は、前述の通り、データベース管理システ
ムによって管理されている。そして、この送信元情報フ
ァイル21、送信先情報ファイル22へのデータの入
力、検索、編集、出力などは、FAXサーバ装置10上
だけでなく、所定の社内PC100等からも操作できる
ように構成されている。
【0060】次に、このような本実施形態のFAXメー
ルシステム1における処理手順に関して、図4〜10を
も参照して説明する。
【0061】[1.メールアドレスメンテナンス処理]
FAXメールシステム1を稼働する前に、送信元情報フ
ァイル21、送信先情報ファイル22の情報を予め登録
しておく必要がある。これらの送信元情報ファイル2
1、送信先情報ファイル22へのデータ登録等のメンテ
ナンスは、通常は、FAXサーバ装置10の管理者が、
FAXサーバ装置10や社内PC100等を利用して行
う。特に、利用者が社内や関連会社等に限定されている
場合には、社内のシステム部などがデータをまとめてメ
ンテナンスすることもできる。
【0062】一方で、FAX機5からFAXを送信して
電子メールとして転送する利用者自身が、各データのメ
ンテナンスを行えるようにすれば、システム部門の負担
を軽減でき、かつ社外の取引先業者や一般ユーザー等の
利用も容易になる。この場合も、社外の業者やユーザー
がパソコンを利用できる場合には、例えば、データをメ
ンテナンスさせるための入力システムを用意し、このシ
ステムの画面をインターネットを介して各パソコンのブ
ラウザで表示させてデータの入力、訂正、削除などを行
えるようにすればよい。
【0063】さらに、FAX機5から電子メールに転送
を依頼する利用者は、元々パソコンが無かったり、利用
できないこともあるため、FAX機5を利用してデータ
の登録、修正、削除が行えると便利である。このため、
本システムでは、パソコンを利用したデータのメンテナ
ンス以外に、FAX機5を利用してデータをメンテナン
スするためのシステムを用意している。以下にその処理
について説明する。
【0064】(1−1.利用者の準備作業)FAX機5
から送信元情報ファイル21、送信先情報ファイル22
のデータをメンテナンスする際には、図4に示すよう
に、専用のメールアドレス登録用紙61を利用する。
【0065】メールアドレス登録用紙61は、A4縦
等、所定の大きさの用紙であり、四隅の内の3カ所に
は、黒く塗りつぶされた四角い印からなる記入位置特定
情報としての位置特定マーカ611が印刷され、かつ用
紙右上には、この用紙がメールアドレス登録用紙61で
あることを示す用紙特定情報(本実施形態では「599
90」という数字)612が印刷されている。
【0066】また、送信元の情報として、FAX番号を
記入するFAX番号記入欄613と、送信元情報である
個人IDを登録する個人ID記入欄614と、送信先情
報である登録番号を記入する登録番号記入欄615と、
その登録番号に対応するメールアドレスを記入するメー
ルアドレス記入欄616と、その登録番号のメールアド
レスを取り消す際にチェックする取消指示記入欄(チェ
ックボックス)617とが印刷されている。ここで、各
記入欄615〜617は、1枚の用紙61に3組設けら
れ、一度に3つの登録番号(送信先情報)に対するメン
テナンスを行えるようになっている。
【0067】また、用紙61には、パスワード記入欄6
18も印刷されている。このパスワード記入欄618
は、メンテナンス処理を行う際に、パスワードの入力も
要求されている場合に記入すればよい。
【0068】そして、利用者は、用紙61の最下段に記
載された注意書きおよび手書きサンプルを参照し、FA
X番号、個人ID、登録番号、メールアドレスの各記入
欄613〜616に所定のデータを書き込む。なお、既
に登録されている登録番号の内容を修正したい場合に
は、同じ登録番号と修正後のメールアドレスとを記入す
る。また、データを削除する場合には、削除したいデー
タの登録番号を記入し、取消指示記入欄617にチェッ
クマークを記入する。
【0069】必要な事項を記入したら、FAX機5から
FAXサーバ装置10に前記メールアドレス登録用紙6
1をFAX送信する。FAX機5から送信された送信情
報は、変調されたアナログ信号の形で公衆回線網2を経
由して送信され、この信号を受信したFAXモデム6に
より、アナログ信号からデジタル信号に復調されて元の
信号に復元されてFAXサーバ装置10に送られる。
【0070】(1−2.FAXサーバ装置での処理)F
AXサーバ装置10では、図5に示すような処理手順
で、メールアドレスの登録修正削除処理を行う。すなわ
ち、FAXサーバ装置10のFAX情報処理手段11
は、FAX機5からの送信情報(FAXデータ)を受信
すると(ステップ1、以下ステップを「S」と略す)、
コンピュータで取扱可能な画像情報(イメージデータ)
に変換して読み込む(S2)。
【0071】さらに、FAX情報処理手段11は、読み
込んだ画像情報における位置特定マーカ611および用
紙特定情報612を検出し、帳票の認識を行う(S
3)。
【0072】帳票の認識では、メールアドレス登録用紙
61の3箇所のマーカ611を認識し、このマーカ61
1の位置を基準にして、用紙特定情報612を識別し、
さらに各記入欄613〜618の位置を特定し、その部
分にあるイメージデータを取得する。具体的には、ま
ず、用紙特定情報612を読み出して送られてきた用紙
の種類を判断し、メールアドレス登録用紙61であると
認識したら、位置特定マーカ611の位置を基準にし
て、メールアドレス登録用紙61の各記入欄613〜6
18の位置にあるイメージデータ(送信元画像情報や送
信先画像情報等)を認識し、メモリ等に記憶する。
【0073】その後、文字認識変換手段12により、各
イメージデータを文字データに変換する(S4)。この
際、文字認識変換手段12は、文字データの誤変換や、
用紙の記入ミスなどのエラーをチェックする(S5)。
また、必須の入力項目である個人IDの記入の有無等も
チェックする。なお、誤変換のチェックは、例えば、記
入可能な文字は、数字、英字(大文字)、一部の記号に
限定しているので、変換後の文字データにこれらの文字
以外(例えば漢字等)が含まれていれば誤変換したと判
断している。
【0074】このチェックで異常が発見された場合(S
5)で、送信元のFAX番号が分かっている場合には、
メールアドレス処理手段14は、その異常を送信元のF
AX機5にFAX送信し(S6)、その時点で処理を終
了する(S7)。
【0075】なお、送信元のFAX機5の番号特定は、
基本的には、メールアドレス登録用紙61のFAX番号
欄に記入されたFAX番号を文字コードに変換し、その
FAX番号を利用して送信する。また、FAX番号が記
入されていない場合や、誤認識した場合には、送信元情
報ファイル21に該当する送信元のFAX番号が登録さ
れていれば、その番号を利用して送信する。さらに、発
信者番号通知サービスなどで発信元のFAX番号を取得
できている場合には、そのFAX番号に送信してもよ
い。一方、FAX番号を取得できなかった場合には、異
常通知は行われない。
【0076】エラーチェック(S5)でエラーが見つか
らなかった場合には、各登録番号記入欄615、メール
アドレス記入欄616、取消指示記入欄617に記入さ
れたデータをチェックし、所定の処理を行う。すなわ
ち、まず用紙61における最初(1段目)の登録番号記
入欄615のデータをチェックし、その取消指示記入欄
617にチェックマークが付いているかを判断する(S
8)。
【0077】ここで、チェックマークが付いていれば、
送信先情報ファイル22において、前記個人ID記入欄
614に記入された個人ID(送信元情報つまり送信元
コード情報)と、登録番号記入欄615に記入された登
録番号(送信先情報、送信先コード情報)との組み合わ
せで特定されるデータ(レコード)を削除する取消処理
を行う(S9)。
【0078】一方、チェックボックス617にチェック
マークが付いていない場合には、個人ID記入欄614
に記入された個人ID(送信元情報)と、登録番号記入
欄615に記入された登録番号(送信先情報)とで、送
信先情報ファイル22を検索し、これらの組合せのレコ
ード(データ)が登録されているかをチェックする(S
10)。
【0079】ここで、送信先情報ファイル22に該当す
るデータが登録されている場合には、その番号の送信先
メールアドレスをメールアドレス記入欄616に記入さ
れたメールアドレスで上書きして内容を変更する(S1
1)。
【0080】一方、送信先情報ファイル22に該当する
データが登録されていない場合には、その送信元コード
情報、送信先コード情報、送信先メールアドレスを新し
いデータとして送信先情報ファイル22に登録する(S
12)。
【0081】次に、2段目の登録番号記入欄615にデ
ータが有るか、つまり次に処理すべきデータがあるか否
かを判断し(S13)、データがある場合には、前記S
8〜S12の各処理を行う。これらの処理は次データが
無くなるまで繰り返す。そして、次に処理すべきデータ
が無くなったら(S13)、メールアドレス処理手段1
4は、送信先情報ファイル22の中から、その送信元情
報に関連するデータの一覧をその送信元にFAX送信す
る(S14)。このFAX送信の方法は、前記エラー時
の異常通知(S6)と同じである。
【0082】以上により、メールアドレスメンテナンス
処理が終了する(S15)。なお、このメールアドレス
メンテナンス処理は、FAX機5からメールアドレス登
録用紙61が送信された際に行われる。
【0083】また、一度に複数枚のメールアドレス登録
用紙61が送信された場合には、基本的には同一の送信
元に関する情報であるため、まとめて処理してもよい。
つまり、記入されたデータが無くなるかの判断は、複数
枚のメールアドレス登録用紙61が一度に送信された場
合(用紙61が1カ所のFAX機5から続けて送信され
た場合)には、それらの複数枚のデータを通してデータ
が無くなるかで判断してもよい。但し、会社などでは通
常FAX機5は、複数人で共用しており、異なる送信元
の情報が記入された用紙61が、同一のFAX機5から
まとめて送信される可能性もあるため、初期設定では、
各用紙61毎に上記処理ステップS1〜S15を繰り返
すように設定されている。
【0084】[2.FAXメール転送処理]次に、FA
X機5から送信された送信情報を、電子メールとして送
信する処理に関し、説明する。
【0085】(2−1.利用者の準備作業)FAX機5
から送信した送信情報を電子メールとして送信する場合
には、図6に示すようなメール送信用のFAX記入用紙
71を利用する。FAX記入用紙71は、メールアドレ
ス登録用紙61と同じく、A4縦等、所定の大きさの用
紙であり、四隅の内の3カ所には、位置特定マーカ71
1が印刷され、かつ用紙右上には、この用紙がFAX記
入用紙71であることを示す用紙特定情報(本実施形態
では「00219」という数字)712が印刷されてい
る。
【0086】また、相手先アドレスを記入するための送
信先アドレス記入欄713、CC(カーボンコピー)用
のアドレスを記入するためのCCアドレス記入欄71
4、メールのタイトルを記入するためのタイトル記入欄
715、本人(送信元)のアドレスを記入するための送
信元アドレス記入欄716、送信元のFAX番号を記入
するFAX番号記入欄717、送信元情報である個人I
Dを記入する送信元情報記入欄718、アドレス送信処
理依頼欄(アドレス送信ボックス)719がそれぞれ設
けられている。
【0087】ここで、送信先アドレス記入欄713や、
CCアドレス記入欄714には、カンマ(記号「¬」で
記入)を記入することで、複数の送信先情報を記入でき
るようにされている。また、送信元アドレス記入欄71
6は通常は記入しなくてもよいが、送信元情報ファイル
21に送信元メールアドレス212が登録されていない
場合や、登録されているアドレスとは異なるメールアド
レスで送信したい場合に記入する。
【0088】なお、送信先情報を記入する欄として、B
cc(ブラインドカーボンコピー)用の記入欄を別途用
意してもよい。
【0089】(2−2.FAXサーバ装置での処理)F
AXサーバ装置10では、図7に示すような処理手順
で、FAX機5から送信された情報の電子メール転送処
理を行う。なお、図7において、受信開始(S21)か
らエラー検出(S25)までの処理は基本的に前記図5
に示す処理フローと同等である。
【0090】すなわち、FAXサーバ装置10のFAX
情報処理手段11は、FAX機5からの送信情報を受信
すると(S21)、画像情報(イメージデータ)に変換
して読み込み(S22)、さらに帳票の認識を行う(S
23)。
【0091】帳票の認識では、メールアドレス登録用紙
61の時と同様に、FAX記入用紙71の3箇所の位置
特定マーカ711と、用紙特定情報712とを識別し、
さらにマーカ711の位置を基準にして、FAX記入用
紙71の各記入欄713〜719の位置にあるイメージ
データを認識し、メモリ等に記憶する。
【0092】その後、文字認識変換手段12により、各
イメージデータを文字データに変換する(S24)。
【0093】そして、文字認識変換手段12は、用紙の
記入ミスなどのエラーをチェックする(S25)。ここ
で、エラーが発見されたら、メールアドレス処理手段1
4は、その異常を送信元のFAX機5にFAX送信し
(S26)、その時点で処理を終了する(S27)。な
お送信元のFAX番号の特定は、メールアドレスメンテ
ナンス処理と同じであり、FAX番号記入欄717にデ
ータが記入されていれば、そのデータを利用し、無けれ
ば、登録されている番号や発信者番号通知サービスを利
用して特定する。
【0094】エラーが無かった場合には、個人ID記入
欄718に個人ID(送信元情報)が記入されているか
をチェックする(S28)。ここで、個人ID記入欄7
18にデータが記入されていなければ、その異常を送信
元のFAX機5に通知する(S26)。
【0095】一方、個人ID記入欄718にデータが記
入されていれば、アドレス送信処理依頼欄719がチェ
ックされているか否かを判断する(S29)。すなわ
ち、アドレス送信処理依頼欄719に出力指示情報とし
てのチェックマークが記入されているかを判断する。こ
こで、ボックス719がチェックされている場合には、
後述するアドレス一覧のFAX返信処理(S40)を行
う。
【0096】一方、アドレス送信処理依頼欄719がチ
ェックされていない場合には、個人ID記入欄718に
記入されたデータを送信元情報とし、送信先アドレス記
入欄713とCCアドレス記入欄714のデータを送信
先情報とし、これらの各情報に基づいて送信先情報ファ
イル22を検索し、対応する送信先メールアドレスをそ
れぞれ取得する(S30)。
【0097】ここで、メールアドレスを取得できたか否
かを判断し(S31)、送信先情報ファイル22に該当
する送信元情報が登録されていなかったり、送信元情報
は登録されていても、送信先情報が登録されていないな
どで送信先情報ファイル22からメールアドレスを取得
できなかった場合には、FAX送信による異常通知処理
を行う(S26)。
【0098】一方、正常にメールアドレスを取得できた
場合には、メールアドレス処理手段14は電子メール送
信手段15を利用してメールの送信を行う(S32)。
電子メール送信手段15は、図8に示すように、電子メ
ールの送信が完了したかをチェックし(S33)、正常
に完了した場合にはその「正常通知」を送信元にFAX
送信し(S34)、異常終了した場合には、「異常通
知」を送信元にFAX送信し(S35)、電子メールの
転送処理を終了する(S36)。
【0099】以上の処理を模式的に示すと図9に示すよ
うになる。すなわち、FAX機5からFAX記入用紙7
1および送付したい情報が記載された紙72を送信する
と、文字認識変換手段12ではFAX記入用紙71の各
記入欄713〜719の画像情報を文字コード等に変換
する。そして、メールアドレス処理手段14は、送信先
コード情報(例えば「001」)と、送信元コード情報
(例えば「8530205」)とを用いてメールアドレ
ス記憶手段13の送信先情報ファイル22を検索し、送
信先メールアドレス(例えば「aaa@xxx.co.jp」を取得
する。また、送信元コード情報を用いて送信元情報ファ
イル21を検索し、差出人のメールアドレス(例えば
「bbb@yyy.co.jp」)を取得する。
【0100】電子メール送信手段15は、これらの各メ
ールアドレスと、タイトル記入欄715から認識したタ
イトルを利用して電子メールを作成し、さらに紙72の
画像情報を添付ファイルとして電子メールを送信し、そ
の送信結果をFAX機5に送信する。
【0101】[3.アドレス一覧のFAX返信処理] (3−1.利用者の準備作業)自分が登録したアドレス
情報の一覧をFAX機5から出力したい場合には、FA
X記入用紙71のアドレス送信処理依頼欄719にチェ
ックして、FAX機5から送信すればよい。
【0102】(3−2.FAXサーバ装置での処理)F
AXサーバ装置10では、図7に示す手順で処理が行わ
れ、S29において、アドレス送信処理依頼欄(アドレ
ス送信ボックス)719にチェックマークが記入されて
いると判定されるので、アドレス一覧のFAX返信処理
(S40)が行われる。アドレス一覧のFAX返信処理
(S40)は、図10に示すように、送信先情報ファイ
ル22から該当する送信元情報が存在するかを確認し
(S41)、存在する場合には該当する送信元情報に関
連するデータを送信元FAXに返信する(S42)。具
体的には、該当する送信元情報が送信元コード情報とし
て登録されているデータをメールアドレス記憶手段13
の送信先情報ファイル22から抽出し、少なくとも、そ
の送信元情報222および送信先メールアドレス223
の一覧データ、より好ましくは、氏名224、会社名2
25、部署名226等も含む一覧データを送信元FAX
に返信する。また、送信元情報が存在しない場合には、
異常通知を送信元FAX機5に返信する(S43)。以
上により、アドレス一覧のFAX返信処理は終了する
(S44)。
【0103】なお、以上に説明したように、FAX情報
処理手段11、メールアドレス処理手段14、電子メー
ル送信手段15によって、異常発生や送信結果を送信元
のFAX機5に送信する結果通知手段が構成されてい
る。
【0104】このような本発明においては、次のような
効果がある。 (1)パソコンを持っていない人や利用できない人で
も、FAX機5からFAXを送信すれば、自動的に電子
メールとして情報を発信することができる。このため、
電子メールにより情報のやり取りをしている人に対して
も、容易に情報を発信して伝えることができる。そし
て、インターネットを介した電子メールは、電話回線を
利用したFAX送信に比べて通信費用が安いため、FA
Xのままで情報を送る場合に比べて通信費を削減するこ
とができ、特に、海外の送信先に情報を伝送する場合に
は、通信費を大幅に削減できる。
【0105】(2)FAX機5からの情報を電子メール
で受信した人は、電子化された情報で受け取ることがで
きるので、FAXで送信された場合のように情報を紙で
保管する必要が無く、ペーパーレス化を図ることができ
る。
【0106】(3)FAX機5から自分のメールアドレ
スに送信すれば、FAX機5で送信された情報を自分の
パソコンに画像情報として保存することができる。すな
わち、FAX機5をスキャナーの代わりにすることがで
き、新聞、雑誌、カタログ等の紙情報を容易に画像情報
化して保存でき、検索等の作業も容易に行えるので、再
利用も簡単に行うことができて利便性を向上できる。
【0107】(4)FAX機5から電子メールへの送信
を行う際に、送信先のアドレスを直接、メール送信用紙
71に記入するのではなく、数字からなる送信先情報と
して記入し、その送信先情報を元に送信先情報ファイル
22から送信先のメールアドレスを取得するようにして
いるので、実際のメールアドレスに比べて文字数の少な
い送信先情報で送信先を指定でき、手書き文字であって
も誤認識を非常に少なくでき、確実に送信先メールアド
レスを特定することができる。特に、本実施形態では、
送信先情報を数字のみで指定しているので、アルファベ
ットが含まれている場合に比べても、手書き文字の認識
精度をより一層向上でき、確実に送信先アドレスを取得
でき、誤認識を無くすことができる。
【0108】(5)さらに、メールアドレス記憶手段1
3の送信先情報ファイル22では、送信先メールアドレ
ス223を、送信元情報221および送信先情報222
に関連させて記憶しているので、送信先情報222を、
各送信元毎に独立させて設定することができる。このた
め、各送信者は、自分が使用する頻度の高い送信先のメ
ールアドレス223を、自分の好きな番号に自由に設定
できるので、各送信元にとって利便性の高いシステムに
することができる。
【0109】(6)本実施形態では、送信元情報も数字
のみで設定しているので、誤認識を非常に少なくするこ
とができ、確実に認識することができる。このため、例
えば、社員番号やFAX番号等の比較的桁数の多い情報
をそのまま送信元情報とすることもでき、利便性をより
高めることができる。
【0110】(7)さらに、送信結果や認識エラーの発
生を、送信元にFAXで返信しているので、送信元は送
信結果やエラーの発生を確実にかつ迅速に認識すること
ができ、適切な対策を講じることができる。
【0111】(8)FAXメールシステム1を構築する
際には、FAXサーバ装置10のみを新たに用意すれば
よく、FAX機5や社内PC100、外部PC200等
は既存のものをそのまま利用できるので、非常に安価に
システムを構築することができる。
【0112】(9)送信先情報ファイル22のメンテナ
ンス処理を、メールアドレス登録用紙61を用いてFA
X機5から実行できるので、パソコンを利用できない送
信者であっても、自由にメンテナンス処理を指示するこ
とができる。従って、利用者にとって非常に使いやすい
システム1にすることができる。さらに、システム1の
管理者にとっても、送信先情報ファイル22のメンテナ
ンスを各利用者に委ねることができるので、管理作業を
軽減することができる。その上、メール送信用紙71の
アドレス送信処理依頼欄719にチェックマークを記入
してFAX機5から送信するだけで、FAXサーバ装置
10に登録されているアドレスデータの一覧を入手する
ことができるので、この点でも、利用者の利便性を高め
ることができ、かつ管理者の管理業務を軽減できる。
【0113】(10)FAXサーバ装置10は、プログラ
ムをコンピュータにインストールすることで構成できる
ので、バージョンアップによる機能向上も容易に行うこ
とができるとともに、汎用のコンピュータを利用できる
ため、FAXサーバ装置10を安価に構築することがで
きる。
【0114】(11)所定のメール送信用紙71やメール
アドレス登録用紙61が用意されているので、利用者は
所定の記入欄に必要事項を記入して送信するだけでよい
ため、利便性が高く、簡単に取り扱うことができる。そ
の上、定型の用紙61,71を用いているので、FAX
サーバ装置における文字認識処理も容易にかつ迅速に行
うことができる。
【0115】(12)各用紙61,71には、位置特定マ
ーカ611,711が設けられているので、用紙の記入
エリアを容易に把握でき、かつ用紙の向きも簡単に判別
でき、結果として各送信元情報や送信先情報を簡単に識
別することができる。
【0116】なお、本発明は前記実施形態に限らない。
例えば、図11に示すように、メールサーバ300を別
途設け、電子メール送信手段15はメールクライアント
機能のみを備えるもので構成してもよい。要するに、電
子メール送信手段15は、少なくとも電子メールを発信
する機能を備えていればよい。
【0117】前記実施形態では、送信先情報、送信元情
報は、共に数字のみで構成されていたが、それぞれアル
ファベットや記号を含むものでもよい。このようなアル
ファベットを含む場合であっても、送信先情報は実際の
メールアドレスを直接記入する場合に比べて文字数を少
なくできるので、各用紙61,71に記載したような決
められた形で文字を記入する場合でも記入者の負担を軽
減することができる。
【0118】また、送信元情報ファイル21、送信先情
報ファイル22に記録される各データの項目は、前記実
施形態のものに限らず、入手あるいは提供したいデータ
項目などを考慮して適宜設定すればよい。
【0119】前記実施形態では、エラー時や電子メール
の送信時に、FAX機5にエラー情報や送信結果を返信
していたが、この機能は必ずしも設けなくてもよい。例
えば、FAXサーバ装置10の管理者が、別途、電話等
の手段でエラーの発生を通知するようにしてもよい。但
し、FAX機5への返信機能を備えていれば、管理作業
を軽減できるとともに、利用者も状況を容易にかつ迅速
に把握できるために信頼性の高いシステム1にすること
ができる利点がある。
【0120】また、前記実施形態では、メールアドレス
登録用紙61によって送信先情報ファイル22のメンテ
ナンス処理を行うことができたが、所定の用紙を用意し
て送信元情報ファイル21のメンテナンス処理も行うこ
とができるように構成してもよい。さらには、用紙の送
信によるメンテナンス機能は必ずしも設けなくてもよ
い。この場合には、送信元情報ファイル21や送信先情
報ファイル22のメンテナンスを、パソコン上で行った
り、管理者が行うようにすればよい。
【0121】さらに、各用紙61,71のレイアウトや
記入欄の種類などは、前記実施形態のものに限らず、適
宜設定すればよい。同様に、位置特定マーカ611、7
11の構成や、各記入欄の位置特定方法なども適宜設定
すればよい。さらには、各情報の記入方式に関しても、
前記実施形態のような手書き入力に限らず、マークシー
トを利用して入力するようにしてもよい。すなわち、数
字やアルファベットを直接記入する代わりに、0〜9の
数字や、A〜Zのアルファベットが表記された小さな領
域の中から該当する領域を塗りつぶして(マークして)
数字やアルファベットを入力するようにしてもよい。こ
の場合には、手書き文字の認識に比べて認識精度を高め
ることができ、認識処理も高速化することができる。但
し、マーク用の領域が必要であるため、スペースが大き
くなり、1枚の用紙に多くの情報を記入することができ
ない点では、前記実施形態のような手書き文字のほうが
有利である。なお、マークシート方式としては、数字や
アルファベット以外の、例えば、かな文字等を各領域に
表記して入力するようにしてもよい。
【0122】また、FAX機5は公衆回線網2を介して
接続されたものに限らず、社内の通信回線等を介して接
続されているものでもよい。また、外部PC200は、
インターネット4を介して接続されているものに限ら
ず、専用線を介して接続されているものや、社内のイン
トラネットを介して接続されているものなどでもよい。
要するに、FAX機5や社内PC100、外部PC20
0は、本システム1によるサービスを提供する提供先に
よって適宜設定すればよく、例えば、社内専用のシステ
ム1にする場合には、社内のインフラを利用して構築す
ればよく、社外の取引先や不特定の顧客などに対しても
サービスを提供する場合には、公衆回線網2やインター
ネット4等のインフラを利用すればよい。
【0123】
【発明の効果】本発明によれば、誤認識が少なく、かつ
容易に利用することができるとともに、FAXから送信
されたイメージデータを電子メールとして確実に送るこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のFAXメールシステムを示
す構成図である。
【図2】前記実施形態における送信元情報ファイルのデ
ータ構造を示す図である。
【図3】前記実施形態における送信先情報ファイルのデ
ータ構造を示す図である。
【図4】前記実施形態で使用するメールアドレス登録用
紙を示す図である。
【図5】前記実施形態におけるメールアドレスメンテナ
ンス処理を示すフローチャートである。
【図6】前記実施形態におけるメール送信用紙を示す図
である。
【図7】前記実施形態におけるFAXメール転送処理を
示すフローチャートである。
【図8】図7のフローチャートの続きを示すフローチャ
ートである。
【図9】前記実施形態におけるFAXメール転送処理を
示す模式図である。
【図10】前記実施形態におけるアドレス一覧のFAX
返信処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の変形例のFAXメールシステムを示
す構成図である。
【符号の説明】
1…メールシステム、2…公衆回線網、3…ネットワー
ク(LAN)、4…インターネット、5…FAX機、6
…FAXモデム、10…FAXサーバ装置、11…FA
X情報処理手段、12…文字認識変換手段、13…メー
ルアドレス記憶手段、14…メールアドレス処理手段、
15…電子メール送信手段、21…送信元情報ファイ
ル、22…送信先情報ファイル、61…メールアドレス
登録用紙、71…メール送信用紙(FAX記入用紙)、
100…社内PC、200…外部PC、211…送信元
情報、212…送信元メールアドレス、213…FAX
番号、214…氏名、215…会社名、216…部署
名、221…送信元情報、222…送信先情報、223
…送信先メールアドレス、224…氏名、225…会社
名、226…部署名、300…メールサーバ、611…
位置特定マーカ、612…用紙特定情報、613…FA
X番号記入欄、614…個人ID記入欄、615…登録
番号記入欄、616…メールアドレス記入欄、617…
取消指示記入欄、618…パスワード記入欄、711…
位置特定マーカ、712…用紙特定情報、713…送信
先アドレス記入欄、714…CCアドレス記入欄、71
5…タイトル記入欄、716…送信元アドレス記入欄、
717…FAX番号記入欄、718…送信元情報記入
欄、719…アドレス送信処理依頼欄。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された送信元情報および送信先
    情報を少なくとも含む送信情報を送信可能なFAX機
    と、FAX機からの送信情報を電子メールとして送信可
    能なFAXサーバ装置とを備えるFAXメールシステム
    であって、 前記FAXサーバ装置は、 FAX機から送信された送信情報をコンピュータで取扱
    可能な画像情報に変換するFAX情報処理手段と、 前記画像情報から少なくとも送信元画像情報と送信先画
    像情報とを認識して文字コードに変換する文字認識変換
    手段と、 この文字コードに変換された送信元コード情報、送信先
    コード情報および送信先メールアドレスが関連付けされ
    て記憶されたメールアドレス記憶手段と、 前記送信元コード情報と送信先コード情報に基づいて送
    信先メールアドレスをメールアドレス記憶手段から検索
    して読み出すメールアドレス処理手段と、 検索された送信先メールアドレスにより前記画像情報を
    電子メールとして送信する電子メール送信手段とを備え
    ることを特徴とするFAXメールシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のFAXメールシステム
    において、 前記送信情報を送信するためにFAX機に読み込ませる
    FAX送信用紙には、少なくとも送信元情報および送信
    先情報の記入欄と、各記入欄の位置を特定するための記
    入位置特定情報とが予め設けられており、 前記文字認識変換手段は、前記画像情報における記入位
    置特定情報によって送信元情報および送信先情報の記入
    欄の位置を特定し、各記入欄部分の画像情報を文字コー
    ドに変換するように構成されていることを特徴とするF
    AXメールシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のFAXメールシステム
    において、 前記FAX送信用紙には、メール送信用の用紙と、メー
    ルアドレス登録用の用紙とを区別するための識別記号が
    設けられ、 前記メールアドレス処理手段は、メール送信用の用紙を
    受信した場合には、認識した送信元コード情報および送
    信先コード情報に基づいて、送信先メールアドレスをメ
    ールアドレス記憶手段から検索する処理を行い、 メールアドレス登録用の用紙を受信した場合には、認識
    した送信元コード情報および送信先コード情報に基づい
    て、メールアドレス記憶手段における該当するメールア
    ドレスのメンテナンス処理を行うことを特徴とするFA
    Xメールシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のFAXメールシステム
    において、 前記メールアドレス登録用の用紙には、送信元情報の記
    入欄、送信先情報の記入欄、その送信先のメールアドレ
    スの記入欄および送信先情報の取消指示記入欄が設けら
    れ、 前記メールアドレス処理手段は、認識した送信元コード
    情報および送信先コード情報のデータが前記メールアド
    レス記憶手段に登録されていない場合には、その送信先
    コード情報に対応して記入されていた送信先メールアド
    レスを、送信元コード情報および送信先コード情報に関
    連させて新規に登録し、 認識した送信元コード情報および送信先コード情報のデ
    ータが前記メールアドレス記憶手段に登録されている場
    合には、その送信先コード情報に対応して記入されてい
    た送信先メールアドレスを新たな送信先メールアドレス
    として更新し、 取消指示記入欄がチェックされていた場合には、その取
    消指示記入欄に対応する送信元コード情報および送信先
    コード情報の組合せに対応するデータを前記メールアド
    レス記憶手段から削除することを特徴とするFAXメー
    ルシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のFAX
    メールシステムにおいて、 前記FAX送信用紙には、送信元情報の記入欄と、登録
    したアドレス情報一覧の出力指示情報を記入するアドレ
    ス送信処理依頼欄とが少なくとも設けられ、 前記メールアドレス処理手段は、前記アドレス送信処理
    依頼欄に出力指示情報が記入されている場合には、認識
    した送信元コード情報が送信元コード情報として登録さ
    れているデータをメールアドレス記憶手段から抽出し、
    その抽出された送信元コード情報および送信先メールア
    ドレスの一覧データを送信元のFAX機に返信すること
    を特徴とするFAXメールシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のFAX
    メールシステムにおいて、 前記送信元コード情報および送信先コード情報の少なく
    とも一方は、数字であることを特徴とするFAXメール
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のFAX
    メールシステムにおいて、 前記FAXサーバ装置は、電子メールの送信結果を送信
    元のFAX機に送信する結果通知手段を備えていること
    を特徴とするFAXメールシステム。
  8. 【請求項8】 FAX機から送信された送信情報をコン
    ピュータで取扱可能な画像情報に変換するFAX情報処
    理手段と、前記画像情報から少なくとも送信元画像情報
    と送信先画像情報とを認識して文字コードに変換する文
    字認識変換手段と、この文字コードに変換された送信元
    コード情報、送信先コード情報および送信先メールアド
    レスが関連付けされて記憶されたメールアドレス記憶手
    段と、前記送信元コード情報と送信先コード情報に基づ
    いて送信先メールアドレスをメールアドレス記憶手段か
    ら検索して読み出すメールアドレス処理手段と、検索さ
    れた送信先メールアドレスにより前記画像情報を電子メ
    ールとして送信する電子メール送信手段とを備えること
    を特徴とするFAXサーバ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれかに記載のFAX
    メールシステムにおいてFAX機からの送信に用いられ
    るFAX送信用紙であって、 少なくとも送信元情報および送信先情報の記入欄と、こ
    れらの記入欄の位置を特定するための記入位置特定情報
    と、用紙の種類を特定する用紙特定情報とが印刷されて
    いることを特徴とするFAX送信用紙。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のFAX送信用紙であ
    って、 前記記入位置特定情報は、用紙表面の四隅の内の3カ所
    に印刷された位置特定マーカであることを特徴とするF
    AX送信用紙。
  11. 【請求項11】 FAX情報処理手段が、予め設定され
    た送信元情報および送信先情報を少なくとも含みかつF
    AX機から送信された送信情報をコンピュータで取扱可
    能な画像情報に変換するFAX情報処理手順と、 文字認識変換手段が、前記画像情報から少なくとも送信
    元画像情報と送信先画像情報とを認識して文字コードに
    変換する文字認識変換手順と、 メールアドレス処理手段が、前記文字コードに変換され
    た送信元コード情報、送信先コード情報および送信先メ
    ールアドレスが関連付けされて記憶されたメールアドレ
    ス記憶手段から、前記送信元コード情報と送信先コード
    情報に基づいて送信先メールアドレスを検索して読み出
    すメールアドレス処理手順と、 電子メール送信手段が、検索された送信先メールアドレ
    スにより前記画像情報を電子メールとして送信する電子
    メール送信手順と、 を備えることを特徴とするFAXメール処理方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のFAXメール処理
    方法において、 前記メールアドレス処理手順は、 メール送信用の用紙を受信した場合に、認識した送信元
    コード情報および送信先コード情報に基づいて、送信先
    メールアドレスをメールアドレス記憶手段から検索する
    手順と、 メールアドレス登録用の用紙を受信した場合に、認識し
    た送信元コード情報および送信先コード情報に基づい
    て、メールアドレス記憶手段における該当するメールア
    ドレスのメンテナンス処理を行う手順と、 送信用紙に設けられたアドレス送信処理依頼欄に出力指
    示情報が記入されている場合に、認識した送信元コード
    情報が送信元コード情報として登録されているデータを
    メールアドレス記憶手段から抽出し、送信元コード情報
    および送信先メールアドレスの一覧データを送信元のF
    AX機に返信する処理を行う手順と、 を備えることを特徴とするFAXメール処理方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータを、予め設定された送信
    元情報および送信先情報を少なくとも含みかつFAX機
    から送信された送信情報をコンピュータで取扱可能な画
    像情報に変換するFAX情報処理手段と、前記画像情報
    から少なくとも送信元画像情報と送信先画像情報とを認
    識して文字コードに変換する文字認識変換手段と、この
    文字コードに変換された送信元コード情報、送信先コー
    ド情報および送信先メールアドレスが関連付けされて記
    憶されたメールアドレス記憶手段と、前記送信元コード
    情報と送信先コード情報に基づいて送信先メールアドレ
    スをメールアドレス記憶手段から検索して読み出すメー
    ルアドレス処理手段と、検索された送信先メールアドレ
    スにより前記画像情報を電子メールとして送信する電子
    メール送信手段として機能させることを特徴とするFA
    Xメール処理プログラム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のFAXメール処理
    プログラムにおいて、 前記メールアドレス処理手段は、メール送信用の用紙を
    受信した場合には、認識した送信元コード情報および送
    信先コード情報に基づいて、送信先メールアドレスをメ
    ールアドレス記憶手段から検索する処理を行い、 メールアドレス登録用の用紙を受信した場合には、認識
    した送信元コード情報および送信先コード情報に基づい
    て、メールアドレス記憶手段における該当するメールア
    ドレスのメンテナンス処理を行い、 送信用紙に設けられたアドレス送信処理依頼欄に出力指
    示情報が記入されている場合には、認識した送信元コー
    ド情報が送信元コード情報として登録されているデータ
    をメールアドレス記憶手段から抽出し、送信元コード情
    報および送信先メールアドレスの一覧データを送信元の
    FAX機に返信する処理を行うことを特徴とするFAX
    メール処理プログラム。
  15. 【請求項15】 請求項13または請求項14に記載の
    FAXメール処理プログラムが記録されたコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
JP2001241096A 2001-08-08 2001-08-08 Faxメールシステム、faxサーバ装置、fax送信用紙、faxメール処理方法、faxメール処理プログラムおよび該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Pending JP2003051850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001241096A JP2003051850A (ja) 2001-08-08 2001-08-08 Faxメールシステム、faxサーバ装置、fax送信用紙、faxメール処理方法、faxメール処理プログラムおよび該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001241096A JP2003051850A (ja) 2001-08-08 2001-08-08 Faxメールシステム、faxサーバ装置、fax送信用紙、faxメール処理方法、faxメール処理プログラムおよび該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003051850A true JP2003051850A (ja) 2003-02-21

Family

ID=19071603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001241096A Pending JP2003051850A (ja) 2001-08-08 2001-08-08 Faxメールシステム、faxサーバ装置、fax送信用紙、faxメール処理方法、faxメール処理プログラムおよび該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003051850A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003101716A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Ricoh Co Ltd ネットワークファクシミリ装置
JP2006163844A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Joho Kiban Kaihatsu:Kk 情報転記システム及び情報転記方法
JP2006343857A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Receptor:Kk ホームページのガイダンス装置
JP2007193634A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Ids:Kk デジタルペンを用いたメール送信システム
JP2007214962A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Seiko Epson Corp 画像送信装置および画像送信方法
WO2008096713A1 (ja) 2007-02-05 2008-08-14 Nippon Shokubai Co., Ltd. 粒子状吸水剤およびその製造方法
JP2008193369A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Seiko Epson Corp 複合機及び複合機の制御方法
US7573615B2 (en) 2004-02-25 2009-08-11 Ricoh Company, Ltd. Multi-function image forming apparatus with improved scan-to-email function
US7864355B2 (en) 2006-02-10 2011-01-04 Seiko Epson Corporation Apparatus and method for transmitting image
JP2013150137A (ja) * 2012-01-19 2013-08-01 Seiko Epson Corp データ送信装置,データ転送サーバーおよびデータ送信方法
JP2013150138A (ja) * 2012-01-19 2013-08-01 Seiko Epson Corp データ送信装置,データ転送サーバーおよびデータ送信方法
JP2013175148A (ja) * 2011-04-28 2013-09-05 Ricoh Co Ltd 情報管理システム、筆記装置及び情報処理装置
JP2016208244A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 シャープ株式会社 通信装置、画像形成装置及び配信システム
JP2017092947A (ja) * 2015-11-09 2017-05-25 ぺんてる株式会社 学習支援プログラム、学習支援装置、学習ツール生成用帳面および学習ツール生成方法
CN112543254A (zh) * 2019-09-20 2021-03-23 东芝泰格有限公司 接收装置、存储介质和接收方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0591177A (ja) * 1991-09-30 1993-04-09 Shimadzu Corp 電話回線用端末機および電話回線用端末機で使用する用紙
JPH06133089A (ja) * 1992-10-20 1994-05-13 Ricoh Co Ltd 通信装置
JPH07288668A (ja) * 1994-04-18 1995-10-31 Canon Inc ファクシミリ装置
JPH09259057A (ja) * 1996-03-19 1997-10-03 Fujitsu Ltd 電子メール・ファックス連結システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0591177A (ja) * 1991-09-30 1993-04-09 Shimadzu Corp 電話回線用端末機および電話回線用端末機で使用する用紙
JPH06133089A (ja) * 1992-10-20 1994-05-13 Ricoh Co Ltd 通信装置
JPH07288668A (ja) * 1994-04-18 1995-10-31 Canon Inc ファクシミリ装置
JPH09259057A (ja) * 1996-03-19 1997-10-03 Fujitsu Ltd 電子メール・ファックス連結システム

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003101716A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Ricoh Co Ltd ネットワークファクシミリ装置
US7573615B2 (en) 2004-02-25 2009-08-11 Ricoh Company, Ltd. Multi-function image forming apparatus with improved scan-to-email function
JP2006163844A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Joho Kiban Kaihatsu:Kk 情報転記システム及び情報転記方法
JP4641415B2 (ja) * 2004-12-07 2011-03-02 株式会社情報基盤開発 情報転記システム及び情報転記方法
JP2006343857A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Receptor:Kk ホームページのガイダンス装置
JP2007193634A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Ids:Kk デジタルペンを用いたメール送信システム
JP4561648B2 (ja) * 2006-02-10 2010-10-13 セイコーエプソン株式会社 画像送信装置および画像送信方法
US7864355B2 (en) 2006-02-10 2011-01-04 Seiko Epson Corporation Apparatus and method for transmitting image
JP2007214962A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Seiko Epson Corp 画像送信装置および画像送信方法
JP2008193369A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Seiko Epson Corp 複合機及び複合機の制御方法
WO2008096713A1 (ja) 2007-02-05 2008-08-14 Nippon Shokubai Co., Ltd. 粒子状吸水剤およびその製造方法
JP2013175148A (ja) * 2011-04-28 2013-09-05 Ricoh Co Ltd 情報管理システム、筆記装置及び情報処理装置
JP2013150137A (ja) * 2012-01-19 2013-08-01 Seiko Epson Corp データ送信装置,データ転送サーバーおよびデータ送信方法
JP2013150138A (ja) * 2012-01-19 2013-08-01 Seiko Epson Corp データ送信装置,データ転送サーバーおよびデータ送信方法
JP2016208244A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 シャープ株式会社 通信装置、画像形成装置及び配信システム
JP2017092947A (ja) * 2015-11-09 2017-05-25 ぺんてる株式会社 学習支援プログラム、学習支援装置、学習ツール生成用帳面および学習ツール生成方法
CN112543254A (zh) * 2019-09-20 2021-03-23 东芝泰格有限公司 接收装置、存储介质和接收方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3277014B2 (ja) データ処理資源を操作するための方法
JP4561474B2 (ja) 電子化文書保管システム
US8014039B2 (en) Document management system, a document management method, and a document management program
JP4289379B2 (ja) 電子メール処理装置、電子メール処理方法及び電子メール処理プログラム
US20050028073A1 (en) Method and system for automating workflows
JP2003051850A (ja) Faxメールシステム、faxサーバ装置、fax送信用紙、faxメール処理方法、faxメール処理プログラムおよび該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2001211277A (ja) 埋め込まれたファックス/eメール・アドレスに対する自動送信
US20090128862A1 (en) Automated method and system for transmitting documents from a scanned source based on textual destination information in the document
JP4408302B2 (ja) 異動情報通知装置、異動情報通知方法、およびプログラム
JP4604928B2 (ja) 送信機能付き共有情報処理装置、画像形成装置
US8032524B2 (en) Content management system and content management method
JP2010146088A (ja) 画像形成装置及び印刷システム
US7379056B2 (en) System and method for taking over a document
US7783137B2 (en) Image reading apparatus capable of management of personal information
JP2005311990A (ja) 送信装置
JP4556938B2 (ja) 文書管理装置
JP4843296B2 (ja) 情報誤送信防止システム
US7136464B2 (en) System for providing electronic mail and device as well as the method, program and storage medium for same
US10834286B1 (en) System and method for determining recipient information from a document
US7124363B2 (en) System and method for disclosing design information
JPWO2003009193A1 (ja) 転送処理システムおよび転送処理方法
JP2005039366A (ja) 文書配信サーバ、文書配信方法、文書配信プログラム、文書配信プログラムを記録した記録媒体
JP2004048451A (ja) 画像送信装置
JPH08251223A (ja) 電子掲示板及びメールシステム
JP2008219667A (ja) 画像形成装置及び通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050621