JPH0590942A - 出力バツフア - Google Patents

出力バツフア

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Publication number
JPH0590942A
JPH0590942A JP3251226A JP25122691A JPH0590942A JP H0590942 A JPH0590942 A JP H0590942A JP 3251226 A JP3251226 A JP 3251226A JP 25122691 A JP25122691 A JP 25122691A JP H0590942 A JPH0590942 A JP H0590942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
signal
channel transistor
inverter
stage
Prior art date
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Pending
Application number
JP3251226A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sakano
幸司 坂野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3251226A priority Critical patent/JPH0590942A/ja
Publication of JPH0590942A publication Critical patent/JPH0590942A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、高速性能と低ノイズ性能との両性
能を兼ね備えており、その性能を切り換えて利用するこ
とにより、大規模集積回路に多数使用され、反転信号が
同時入力される場合でも全ノイズ量を低減することがで
きる出力バッファを提供することを目的とする。 【構成】 入力端子1に入力される反転信号に応答して
動作する前段インバータ21・22とこれら前段インバータ
の出力に応答して動作する後段インバータ3とよりなる
出力バッファにおいて、前段インバータ21のNチャネル
トランジスタのソースと接地間に第1のトランスミッシ
ョンゲート41が設けられ、前段インバータ22のPチャネ
ルトランジスタのソースと電源との間に第2のトランス
ミッションゲート42が設けられ、制御端子6と第2のト
ランスミッションゲート42との間にインバータ5が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出力バッファの改良に
関する。特に、高速性能と低ノイズ性能との両性能を兼
ね備えており、その性能を切り換えて利用することによ
り、大規模集積回路に多数使用される場合にも全ノイズ
量を低減することができる出力バッファを提供すること
を目的とする改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術に係る出力バッファを図4を参
照して説明する。図において、1は入力端子であり、21
・22はこの入力端子1に入力される反転信号に応答して
動作する2組の前段インバータである。3は上記の一方
の前段インバータ21の出力をゲートに入力されるPチャ
ネルトランジスタQ31と上記の他方の前段インバータ22
の出力をゲートに入力されるNチャネルトランジスタQ
32とよりなる後段インバータである。
【0003】つぎにこの出力バッファの動作について説
明する。上記の入力端子1に反転信号が入力されると、
この入力信号に応答して前段インバータ21・22のPチャ
ネルトランジスタとNチャネルトランジスタのいずれか
がオンし、前段インバータ21・22の出力の電圧レベルは
電源電圧VDDと接地電位の間を変化する。この出力信号
によって後段インバータ3の出力は比較的急峻に反転す
るので、バッファは高速性能を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、高速性能を
有する出力バッファは、発生するノイズ量が大きいの
で、従来技術に係る出力バッファが大規模集積回路に多
数使用され同時変化する場合には個々の出力バッファの
ノイズが加算されるから全ノイズ量は大きくなり、この
増大したノイズが他の大規模集積回路に影響を及ぼし半
導体装置全体の誤動作を惹起すると云う欠点が存在す
る。この誤動作を避けるため使用不可能な出力バッファ
の数には制限が付与される。
【0005】本発明の目的は、上記の欠点を解消するこ
とにあり、高速性能と低ノイズ性能との両性能を兼ね備
えており、出力バッファの負荷の種類に応じて上記の性
能を切り換えて利用することにより、大規模集積回路に
多数使用され反転信号が同時入力される場合にも全ノイ
ズ量を低減することができる出力バッファを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、入力端子
に入力される反転信号に応答して動作する2個の前段イ
ンバータとこれらの前段インバータの出力に応答して動
作する後段インバータとを有する出力バッファにおい
て、前記の後段インバータのPチャネルトランジスタを
制御する前記の前段インバータのNチャネルトランジス
タのソースと接地との間に第1のトランスミッションゲ
ートが設けられ、前記の後段インバータのNチャネルト
ランジスタを制御する前記の前段インバータのPチャネ
ルトランジスタのソースと電源との間に第2のトランス
ミッションゲートが設けられ、前記の第1のトランスミ
ッションゲートの2個のゲートはいずれも制御端子に接
続され、前記の第2のトランスミッションゲートの2個
のゲートはいずれも前記の制御端子に接続されたインバ
ータの出力端に接続されている出力バッファによって達
成される。
【0007】
【作用】本発明に係る出力バッファにおいては、その後
段インバータのゲートに入力される信号が反転するとき
の信号電圧レベルの変化幅(以下、反転信号変化幅と云
う)が大または小のいずれかに選択され、反転信号変化
幅が大のときには出力バッファの出力が急峻に反転して
高速性が確保され、反転信号変化幅が小のときには出力
バッファの出力が緩やかに反転し低ノイズ性が確保され
る。上記の反転信号変化幅の大小選択は下記のようにし
て実行される。制御端子に‘0’または‘1’の信号を
入力すると、この信号に基づいて前後インバータに付加
された2組のトランスミッションゲートのPチャネルト
ランジスタとNチャネルトランジスタのいずれかゞオン
する。上記の制御端子に入力される制御信号が‘0’の
ときは上記のトランスミッションゲートにおけるスレッ
ショールド電圧のために後段インバータへ入力される信
号の反転信号変化幅は小さくなり、上記の制御信号が
‘1’のときは上記のトランスミッションゲートにおけ
る電圧降下はなく後段インバータへ入力される信号の反
転信号変化幅は大きくなる。
【0008】出力バッファに接続される負荷の種類によ
り、高速性が優先される負荷に対しては、制御端子に
‘1’信号を入力して高速性を確保し、高速性よりも低
ノイズ性が優先される負荷に対しては、制御端子に
‘0’信号を入力して低ノイズ性を確保する。その結
果、大規模集積回路に多数の出力バッファが接続され、
反転信号が同時入力される場合にも全ノイズ量を低減す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
係る出力バッファについて説明する。
【0010】図1は本実施例に係る出力バッファの回路
図である。図において、1は入力端子であり、21・22は
この入力端子に入力される反転信号に応答して動作する
2組の前段インバータである。3は上記の一方の前段イ
ンバータ21の出力XPをゲートに入力されるPチャネル
トランジスタQ31と上記の他方の前段インバータ22の出
力XNをゲートに入力されるNチャネルトランジスタQ
32とよりなる後段インバータである。41は上記の一方の
前段インバータ21のNチャネルトランジスタQ 212 のソ
ースと接地との間に設けられた第1のトランスミッショ
ンゲートであり、その2組のゲートは共に制御端子6に
接続されている。42は上記の他方の前段インバータ22の
PチャネルトランジスタQ221 のソースと電源との間に
設けられた第2のトランスミッションゲートであり、そ
の2組のゲートは共に、制御端子6に接続されたインバ
ータ5の出力端に接続されている。なお、Q211 は前段
インバータ21のPチャネルトランジスタであり、Q222
は前段インバータ22のNチャネルトランジスタである。
【0011】つぎに本実施例に係る出力バッファの動作
について説明する。まず、上記の制御端子6に‘0’信
号が入力されている場合について図2を参照して説明す
る。図2(a)は入力端子1に入力される入力信号aが
LからHに反転した場合の前段インバータ21の出力信号
XPと前段インバータ22の出力信号XNと出力バッファ
の出力bとの経時変化を示す。図2(b)は上記の入力
信号aがHからLに反転した場合の上記の出力信号XP
とXNと出力bとの経時変化を示す。
【0012】上記の制御端子6に‘0’信号が入力され
ているので、第1のトランスミッションゲート41のPチ
ャネルトランジスタQ411 はオンであり、Nチャネルト
ランジスタQ412 はオフである。そのため入力信号aに
応答して前段インバータ21が出力する信号XPの電圧レ
ベルは電源電圧VDDと上記のPチャネルトランジスタQ
411 のスレッショールド電圧Vthp の間を変化する。ま
た、第2のトランスミッションゲート42のPチャネルト
ランジスタQ421 はオフであり、Nチャネルトランジス
タQ422 はオンである。そのため、入力信号aに応答し
て前段インバータ22が出力する信号XNの電圧レベルは
(VDD−Vthn )と接地電位の間を変化する。こゝに、
thn は上記のNチャネルトランジスタQ422 のスレッ
ショールド電圧である。したがって、上記の前段インバ
ータ21の出力XPと前段インバータ22の出力XNの反転
信号変化幅は、共に比較的小さいので、後段インバータ
3のトランジスタQ31・Q32が完全にオンする迄に時間
を要し、後段インバータ3の出力bの波形は図2に示す
ように緩やかになり、低ノイズ性能が確保される。
【0013】つぎに、上記の制御端子6に‘1’信号が
入力されている場合について図3を参照して説明する。
図3(a)は上記の入力信号aがLからHに反転した場
合の上記の出力信号XPとXNと出力バッファの出力b
との経時変化を示し、図3(b)は上記の入力信号aが
HからLに反転した場合の上記諸量の経時変化を示す。
【0014】上記の制御端子6に‘1’信号が入力され
ているので、第1のトランスミッションゲート41のPチ
ャネルトランジスタQ411 はオフであり、Nチャネルト
ランジスタQ412 はオンである。そのため、前段インバ
ータ21の出力信号XPの電圧レベルは電源電圧VDDと接
地電位の間を変化する。また、第2のトランスミッショ
ンゲート42のPチャネルトランジスタQ421 はオンであ
り、NチャネルトランジスタQ422 はオフである。その
ため、前段インバータ22の出力信号XNの電圧レベルも
電源電圧VDDと接地電位の間を変化する。したがって、
上記の出力信XPとXNの反転信号変化幅は大きく、後
段インバータ3の出力bは比較的急峻に反転し高速性能
が確保される。
【0015】よって本発明に係る出力バッファは高速性
能と低ノイズ性能とを兼ね備えており、制御端子6に入
力する信号を‘0’信号か‘1’信号かいずれかを選択
いずれかを選択することによって上記の両性能のいずれ
か一方を選ぶことができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る出力
バッファにおいては、制御端子に‘0’信号か‘1’信
号かいずれかを選択して入力することによって、前段イ
ンバータに接続されたトランスミッションゲートの作用
により、後段インバータに入力される信号の電圧レベル
の変化幅が大小いずれかになすことができ、出力バッフ
ァの出力の反転を急峻か緩慢かのいずれにもなすことが
できるので、高速性能と低ノイズ性能との両性能を兼ね
備え出力バッファの負荷の種類に応じて上記の性能を切
り換えて利用することができる。
【0017】よって本発明は高速性能と低ノイズ性能と
を容易に切り換えて使用することが可能であり、大規模
集積回路に多数使用され反転信号が同時入力される場合
にも全ノイズ量を低減することができる出力バッファを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る出力バッファの回路図
である。
【図2】本発明の1実施例に係る出力バッファの動作説
明図(制御端子に‘0’信号入力の場合)である。
【図3】本発明の1実施例に係る出力バッファの動作説
明図(制御端子に‘1’信号入力の場合)である。
【図4】従来技術に係る出力バッファの回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 21・22 前段インバータ 3 後段インバータ 41 第1のトランスミッションゲート 42 第2のトランスミッションゲート 5 インバータ 6 制御端子 7 出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子(1)に入力される反転信号に
    応答して動作する2個の前段インバータ(21・22)と該
    前段インバータ(21・22)の出力に応答して動作する後
    段インバータ(3)とを有する出力バッファにおいて、 前記後段インバータ(3)のPチャネルトランジスタ
    (Q31)を制御する前記前段インバータ(21)のNチャ
    ネルトランジスタ(Q212)のソースと接地との間に第
    1のトランスミッションゲート(41)が設けられ、前記
    後段インバータ(3)のNチャネルトランジスタ
    (Q32)を制御する前記前段インバータ(22)のPチャ
    ネルトランジスタ(Q221 )のソースと電源との間に第
    2のトランスミッションゲート(42)が設けられ、前記
    第1のトランスミッションゲート(41)の2個のゲート
    はいずれも制御端子(6)に接続され、前記第2のトラ
    ンスミッションゲート(42)の2個のゲートはいずれも
    前記制御端子(6)に接続されたインバータ(5)の出
    力端に接続されてなることを特徴とする出力バッファ。
JP3251226A 1991-09-30 1991-09-30 出力バツフア Pending JPH0590942A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3251226A JPH0590942A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 出力バツフア

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JP3251226A JPH0590942A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 出力バツフア

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JPH0590942A true JPH0590942A (ja) 1993-04-09

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ID=17219587

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JP3251226A Pending JPH0590942A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 出力バツフア

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JP (1) JPH0590942A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7514963B2 (en) 2003-06-23 2009-04-07 Rohm Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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