JPH0589791U - 連結式引戸の擦れ合い防止構造 - Google Patents

連結式引戸の擦れ合い防止構造

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JPH0589791U
JPH0589791U JP3220792U JP3220792U JPH0589791U JP H0589791 U JPH0589791 U JP H0589791U JP 3220792 U JP3220792 U JP 3220792U JP 3220792 U JP3220792 U JP 3220792U JP H0589791 U JPH0589791 U JP H0589791U
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光夫 石関
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結装置を用いて、引戸を互いに連結する場
合、戸袋内での相隣る引戸相互の擦れ合いを防止できる
簡単な構造を提供する。 【構成】 連結式の引戸において、各引戸には、その両
側端に位置して、隣接した引戸の表裏面に対して転接す
る転接子(13)を、その周面が若干、上記引戸(1)
の表裏面から突出するように臨ませて、装備している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、住宅用雨戸などの引戸を、互いに連結した状態で、戸袋内に収納し 、必要に応じて、連続して引出せるようにした連結式引戸において、その引戸相 互の擦れ合いを防止するための擦れ合い構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近の住宅用雨戸には、ユニット化されたものが多く、引戸自体も、チェンな どの適当な連結装置で連結され、戸袋に対する引き込み、引出しが、その開閉端 側の引戸のみを操作することで達成できるようになっている。このような構造の 住宅用雨戸は、戸袋に引き入れた時、あるいは、戸袋から引出した時、重なり合 う戸袋同志が擦れ合って、接触傷を生じたり、出入りの際の引戸に掛かる操作力 に影響を与え、スムーズな操作性を阻害するおそれがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、連結式引戸では、引戸相互が、連結装置によって、互いに連結 されている関係で、引戸が、一個づつ、個別に操作できる従来のように、引戸自 体を個別に戸袋内の所定位置に誘導させることができない。その結果、戸袋への 引き込み、引出しに際して、引戸同志の擦れ合いを防止することが困難で、その 引戸の操作も安定性を欠くものであった。
【0004】
【考案の目的】
本考案は上記事情に基いてなされたもので、連結装置を用いて、引戸を互いに 連結する場合、戸袋内での相隣る引戸相互の擦れ合いを防止できる簡単な構造を 提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案の引戸の連結装置では、図示の実施例にも明らかにしている ように、 複数枚の引戸の対向側端部を戸袋からの出し入れ方向に連結装置を介して連結 した連結式引戸において、 上記引戸には、その両側端に位置して、隣接した引戸の表裏面に対して転接す る転接子(13)を、その周面が若干、上記引戸(1)の表裏面から突出するよ うに臨ませて、装備している。
【0006】
【作用】
従って、戸袋(3)に対して、引戸(1)を出し入れする際、転接子(13) が相隣る引戸(1)の表裏面に転接することができ、引戸相互の擦れ合を防止で きる。このため、引戸が、擦れ合いによる損傷を受けないだけでなく、連続式で あるにも拘らず、開閉の操作性が安定に維持させることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に基いて具体的に説明する。ここに示される引戸 1は、所謂、上吊り式のもので、これを案内するためのガイド・レール2は、開 放部を下向きとした略コ形断面の部材で構成され、その下端開放部両側に、戸車 走行線A−1およびA−2に沿った平行なレール溝部2A−1および2A−2を 備えており、これらを戸袋3内まで延ばしている。上記引戸1は、上・下枠1A および1Bと、左右の縦枠1Cおよび1Dとで囲まれた部分にパネル1Eを嵌込 み、装着したものであり、上枠1Aの頂部には、上枠の左右端部に近く位置して 、それぞれ、戸車用の軸受け部材4が、ビスなどの手段で取り付けられている。 上記軸受け部材4には、垂直な支軸4Aが設けてあり、この支軸4Aに対して支 持駒4Bが回転自在に装着されている。上記支持駒4Bには水平軸を介して戸車 5が装着してあり、一方の戸車は上記レール溝部2A−1に、他方の戸車は上記 レール溝部2A−2に、それぞれ、走行自在に嵌合されている。また、上記支持 駒4Bには、上記ガイド・レール2の上部内側壁に転接する一対のローラ6が装 備してある。
【0008】 また、上記上枠1Aの下側には、その引戸1の移動方向(上枠の長手方向)に 延びるガイド・スリット7が形成してあり、このガイド・スリット7に対向する 位置で、各引戸1の一端(縦枠1C側)には、リンク8を介して、ローラ状の連 結駒9が取付けられている。ガイド・スリット7は、図1に示される様に、隣接 する引戸1の連結駒9と対向する端部は、連結駒9が挿入される大径の開口部7 Aとされ、開口部7Aと連続する部分はリンク8のみが挿入される小径のスリッ ト7Bとされている。そして、上記ガイド・スリット7には、その引戸1に連結 されるべき隣接の引戸の連結駒9が転動自在に挿入される。また、上記スリット ・ガイド7の端部(縦枠1D側)を閉塞するように、各引戸の縦枠1Dには、ス トッパ部材10が着脱自在に装着されている。特に、この実施例では、上記スト ッパ部材10は、板状をなしたスライド片で構成され、上記縦枠1Dに沿ってス ライドし、その端部を上記スリット・ガイド7内に突入できるようになっている 。このため、上記引戸1の縦枠1Dには、パネル1Eを装着する内縁側に位置し て、上下に案内溝11が設けられており、ここに、上記ストッパ部材10が摺動 自在に嵌合してある。
【0009】 また、上記引戸1には、上記ストッパ部材10を、上記スリット・ガイド7に 対する突入位置あるいは退出位置に保持するクイック・ストップ機構12が装備 されている。上記クイック・ストップ機構12は、この実施例では、上記ストッ パ部材10に設けたノッチ孔12Aと、上記ノッチ孔12Aに係脱自在に係合す る板ばね係合片12Bとで構成され、上記係合片12Bは、上記案内溝11内で 上記縦枠1Dにビス12Cで固定されている。なお、要すれば、上記ストッパ部 材10には、上記案内溝11外に突出する操作摘み部10Aが設けてある。
【0010】 また、上記上・下枠1Aおよび1Bには、その両端に位置して、縦軸の手段に よって、軸支されたコロのような離間用の転接子13がそれぞれ装備してあり、 その周面の一部を正面および背面に若干突出するように臨ませている。この転接 子13は、戸袋3内に引戸1を引き入れた際、隣接する引戸1の正面および背面 に転接することで、引戸相互の擦れ合いを防止するものである。なお、図中、符 号15は、戸袋内で、引戸を弾持するためのスプリングである。また、上記引戸 1の下端部(下枠1B)は、溝形のガイド・レール16内に挿入され、上記戸袋 3内に誘導されるようになっている。この場合にも、上記転接子13が、ガイド ・レール16内では、その内側壁に転接し、上記引戸1と上記ガイド・レールと の擦れ合を防止し、また、上記戸袋3内では、上記引戸1相互の擦れ合いを防止 している。
【0011】 このような構成では、上記転接子13が後述する傾斜ガイド面14に接して、 スムーズな重なり動作を実現できる。また、この重なり動作の間、連結駒9は上 記ガイド・スリット7内を移動する。そして、上記重なり動作の過程で、上記転 接子13が相手側の引戸1の前面および背面に転接されるから、引戸相互の擦れ 合いを、未然に、かつ、確実に防止することができる。なお、この実施例では、 ユニット組立に際しては、引戸1を連結するときに、上記操作摘み部10Aを押 し下げて、ガイド・スリット7の一端(縦枠1D側)を開放し、そこから、隣接 する引戸の連結駒9を上記ガイド・スリット7内に導入する。その上で、上記操 作摘み部10Aを押しあげて、上記ストッパ部材7の上端部を上記ガイド・スリ ット7内に突入する。これによって、上記連結駒9が、引戸操作中に、みだりに 上記ガイド・スリットから抜け出るのを防止し、引戸相互の連結状態を維持する のである。なお、戸袋における引戸の収納状態は、図8ないし図12に示す通り であって、戸車5は、各対応する戸車走行線A−1、A−2に沿って移動され、 上記引戸1の両側端上下(上・下枠1A、1Bの端部)に形成した傾斜ガイド面 14で案内され、互いに前後に重なり合う状態で収納される。 尚、上記の実施例において、連結装置は、チェンや1対のリンク板等による従 来の構造の物であっても良い。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、以上詳述したようになり、連結式の引戸において、各引戸には、そ の両側端に位置して、隣接した引戸の表裏面に対して転接する転接子を、その周 面が若干、上記引戸の表裏面から突出するように臨ませて、装備しているので、 戸袋に対して、引戸を出し入れする際、転接子が相隣る引戸の表裏面に転接する ことができ、引戸相互の擦れ合を防止できる。このため、引戸が、擦れ合いによ る損傷を受けないだけでなく、連結式であるにも拘らず、開閉の操作性が安定に 維持させることができ引戸相互の擦れ合いによる騒音が生じないという優れた効 果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す引戸の上部の正面図で
ある。
【図2】図1のA−A線に沿う側面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う側面図である。
【図4】図1のC−C線に沿う横断面図である。
【図5】上記実施例の要部を示す正面断面図である。
【図6】転接子の取り付け状況を示す側面図である。
【図7】戸袋内での引戸の重なり状態を示す縦断側面図
である。
【図8】戸袋内への引戸の引き込み状態を示す平面図で
ある。
【図9】戸袋内への引戸の引き込み状態を示す平面図で
ある。
【図10】戸袋内への引戸の引き込み状態を示す平面図
である。
【図11】戸袋内への引戸の引き込み状態を示す平面図
である。
【図12】戸袋内への引戸の引き込み状態を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 引戸 1A、1B 上・下枠 1C、1D 縦枠 1E パネル 2 ガイド・レール 2A−1、2A−2 レール溝部 3 戸袋 4 軸受け部材 4A 支軸 4B 支持駒 5 戸車 6 ローラ 7 ガイド・スリット 8 リンク 9 連結駒 10 ストッパ部材 10A 操作摘み部 11 案内溝 12 クイック・ストップ機構 12A ノッチ穴 12B 板ばね係合片 12C ビス 13 転接子 14 傾斜ガイド面 15 スプリング 16 ガイド・レール
フロントページの続き (72)考案者 石関 光夫 東京都板橋区志村3丁目26番4号 文化シ ヤッター株式会社内 (72)考案者 江刺 広昭 東京都板橋区志村3丁目26番4号 文化シ ヤッター株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の引戸の対向側端部を戸袋からの
    出し入れ方向に連結装置を介して連結した連結式引戸に
    おいて、 上記引戸には、その両側端に位置して、隣接した引戸の
    表裏面に対して転接する転接子を、その周面が若干、上
    記引戸の表裏面から突出するように臨ませて、装備して
    いることを特徴とする連結式引戸の擦れ合い防止構造。
  2. 【請求項2】 上記転接子は、ローラの形をなしてお
    り、上記引戸の両側に形成した傾斜ガイド面に転接し、
    戸袋内での、隣接引戸との重なり合いに際して、案内す
    る働きをするものであることを特徴とする請求項1に記
    載の連結式引戸の擦れ合い防止構造。
JP1992032207U 1992-05-15 1992-05-15 連結式引戸の擦れ合い防止構造 Expired - Fee Related JP2591813Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6431741U (ja) * 1987-08-15 1989-02-27
JPH021434U (ja) * 1988-06-15 1990-01-08

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6431741U (ja) * 1987-08-15 1989-02-27
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