JPH0589747U - 電子ロック装置 - Google Patents
電子ロック装置Info
- Publication number
- JPH0589747U JPH0589747U JP077407U JP7740791U JPH0589747U JP H0589747 U JPH0589747 U JP H0589747U JP 077407 U JP077407 U JP 077407U JP 7740791 U JP7740791 U JP 7740791U JP H0589747 U JPH0589747 U JP H0589747U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- door
- lever
- solenoid
- electronic lock
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- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乾電池などの低電圧で容易に解錠でき、しか
も電力消費の少ない電子ロック装置を提案する。 【構成】 支持部材5,6の軸7にラッチ8を回動自在
に取り付け、これを偏倚バネ9により反時計回り方向に
回動偏倚させ、レバー12によりその回動偏倚を阻止
し、このラッチ8に、閉扉動作でラッチ受け15によっ
て施錠位置に回動され、この施錠位置でラッチ受け15
と係合してこれをロックする係合凹部14を形成し、ソ
レノイド10のオンによりレバー12を吸引して阻止状
態を解除したとき、偏倚バネ9の弾力で自動的に開扉す
るようにした。
も電力消費の少ない電子ロック装置を提案する。 【構成】 支持部材5,6の軸7にラッチ8を回動自在
に取り付け、これを偏倚バネ9により反時計回り方向に
回動偏倚させ、レバー12によりその回動偏倚を阻止
し、このラッチ8に、閉扉動作でラッチ受け15によっ
て施錠位置に回動され、この施錠位置でラッチ受け15
と係合してこれをロックする係合凹部14を形成し、ソ
レノイド10のオンによりレバー12を吸引して阻止状
態を解除したとき、偏倚バネ9の弾力で自動的に開扉す
るようにした。
Description
【0001】
この考案は暗唱番号による解錠装置、あるいはカードリーダ装置などと組み合 わせて使用でき、しかも乾電池などの低電圧で解錠できる、電子機器などのドア ー(開き)または引戸などに使用して好適な電子ロック装置に関する。
【0002】
従来のこの種の電子ロック装置は、ソレノイドまたはプランジャーに電流を供 給して電子ロック装置のロックを解除状態とし、この状態でドアーを手により押 して、または引いて開けるようにしている。
【0003】
手動によりドアーを開けるまでソレノイドまたはプランジャーへの電流供給を 継続して置かねばならず、電力消費が大きくなる問題点があり、また手で押すか あるいは引かないとドアーが開かない問題点があった。
【0004】
上述の課題を解決するためこの考案における電子ロック装置は、ドアー枠2に 固定される主装置3と、ドアー1に固定されるラッチ受け15とから構成され、 主装置3は、支持部材5,6に回動自在に取り付けられて、閉扉動作でラッチ受 け15により施錠位置に回動され、この施錠位置でラッチ受け15と係合してこ れをロックする係合凹部14を有するラッチ8と、このラッチ8を開扉方向に常 時偏倚する偏倚バネ9と、常時はこの偏倚バネ9によるラッチ8の回動を阻止し 、動作時に阻止状態を解除するソレノイド10とを設けたものである。
【0005】
ソレノイド10に瞬間的に駆動電流を供給することにより、レバー12のラッ チ8に対するロックが解除され、ラッチ8が偏倚バネ9により図3に示す施錠位 置から矢印b方向に回動し、ラッチ受け15を押してドアー1を開ける。またド アー1を閉めるとラッチ受け15がラッチ8を反矢印b方向に回動し、これが図 4に示す解錠位置から施錠位置まで回動するとレバー12により再度ロックされ 、即ちドアー1が施錠される。
【0006】
この考案に係わる電子ロック装置の一例を、ドアー(片開き)のロック装置と して使用した場合を図面を用いて説明する。1はそのドアーであって、図3にお いて図示しない蝶番を軸として時計回り方向(矢印a方向)に開くものとする。 2はこのドアー1に対する枠(ドアー枠)である。このドアー枠2に電子ロック 装置の主装置3が取り付けられる。以下この主装置3を説明する。
【0007】 金属材などから形成された長方形状の基板4上に、一対の支持部材5,6が適 当な間隔を保持して対向して固定され、これら間に軸7が差し渡されて取り付け られている。軸7にはラッチ8が回動自在に取り付けられ、軸7上に巻装された 偏倚バネ9により、常時図3において反時計回り方向(矢印b方向)に回動偏倚 されている。9aはこの偏倚バネ9の一端を係止するための支持部材6の一部の 切り起こし片である。支持部材5,6は板材が図2に示すようにL字状に形成さ れ、それらの一半部が基板4に固定され、他半部が平行状態で向き合っており、 ラッチ8と共に金属材により形成される。
【0008】 基板4上にはさらにソレノイド10が取り付けられている。このソレノイド1 0は常時は駆動電流は供給されず、オフ状態にある。ソレノイド10の可動ロッ ド11の下端部(図1において)にはレバー12の上端部が連結され、このレバ ー12は支持部材6の窓孔6aと、支持部材6の一半部からの立ち上げ片16の 窓孔16aとに摺動自在に軸受けされ、ソレノイド10の前面とレバー12との 間に介在された押しバネ13により、常時下方(図1において)に偏倚されてい る。この場合レバー12の下端は、支持部材5の壁面に衝合されるか、またはこ の壁面と僅かな間隙を保持して対向される。
【0009】 施錠状態では図3に示すように、レバー12の下端部はラッチ8の係止部8a に係合され、これによりラッチ8の矢印b方向への回動が阻止される。図1〜図 3はラッチ8に対するレバー12の係止状態を示している。 一方、ドアー1の端面にはラッチ受け15が固定されている。このラッチ受け 15はコ字状をしており、その両端部がドアー1に取り付けられた格好となって いる。上述したラッチ8にはラッチ受け15との対向部分に係合凹部14が形成 されている。この係合凹部14は図3および図4から判るように、ラッチ8の施 錠位置でドアー1のラツチ受け15と係合してこれをロックし、ラッチ8が反時 計回り方向(矢印b方向)に回動したとき、ラッチ受け15を押し出し、さらに ドアー1を閉めたとき、ラッチ受け15によりラッチ8が偏倚バネ9の弾力に抗 して押されてこれが時計回り方向に回動するように形成される。
【0010】 この構成の動作を説明すると、図1〜図3に示す施錠状態で、ソレノイド10 に電流を供給してこれをオンさせると、レバー12が押しバネ13の弾力に抗し て図において上方に移動され、レバー12のラッチ8の係止部8aに対するロッ クが解除される。よってラッチ8は偏倚バネ9の弾力により反時計回り方向(矢 印b方向)に、図4に示す解錠位置まで回動され、ラッチ受け15が押される。 従ってドアー1の主装置3によるロックが解除され、図4に示すように自動的に 開扉される。
【0011】 この開扉に際しては、ソレノイド10には瞬間的即ちパルス的な電流を供給す ればよく、ラッチ8が解錠状態に回動された後、引き続いてソレノイド10をオ ンしておく必要はない。従ってこの装置を駆動するための全体の消費電流は少な くて済む。このラッチ8の解錠状態では図5に示すように、レバー12の下端は ラッチ8の側面に対接した状態にある。
【0012】 図4に示す開扉状態からドアー1を閉じると、ラッチ受け15がラッチ8の係 合凹部14の一側縁に衝合してラッチ8を時計回り方向に回動させる。ラッチ8 が施錠位置(元位置)まで回動すると、レバー12が再度ラッチ8の係止部8a に係止され、ラッチ8は図3に示すようにロックされる。即ちドアー1を閉じる ことによりこれが自動的にロックされる。
【0013】
この考案に係わる電子ロック装置によれば、ドアーを手動により閉めることに よりこれが自動的にロックされる効果を有する。またソレノイドに瞬間的な電流 を供給することによりロックを解除でき、低電圧で動作させることができ、しか も消費電力が少なくて済むので乾電池などを使用できる効果がある。更に開扉時 にはラッチがラッチ受けを押すので、手動によることなくドアーを自動的に開く ことができる効果がある。
【図1】この考案に係わる電子ロック装置の一例を示す
正面図。
正面図。
【図2】図1の主装置のみの側面図。
【図3】図1のA−A線上の断面図。
【図4】開扉した状態を示す図3と同様の断面図。
【図5】図4の開扉状態を示す図2と同様の一部分の側
面図。
面図。
1 ドアー 2 ドアー枠 3 主装置 8 ラッチ 10 ソレノイド 12 レバー 15 ラッチ受け
Claims (1)
- 【請求項1】 ドアー枠に固定される主装置と、ドアー
に固定されるラッチ受けとから構成され、 上記主装置は、支持部材に回動自在に取り付けられて、
閉扉動作で上記ラッチ受けにより施錠位置に回動され、
この施錠位置で上記ラッチ受けと係合してこれをロック
する係合凹部を有するラッチと、 このラッチを開扉方向に常時偏倚する偏倚バネと、 常時はこの偏倚バネによる上記ラッチの回動を阻止し、
動作時に上記阻止状態を解除するソレノイドと、 を有することを特徴とする電子ロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP077407U JPH0589747U (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 電子ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP077407U JPH0589747U (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 電子ロック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589747U true JPH0589747U (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=13633062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP077407U Pending JPH0589747U (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 電子ロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0589747U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002138734A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-17 | Kuma Lift Kk | 昇降装置用戸のロック装置 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP077407U patent/JPH0589747U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002138734A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-17 | Kuma Lift Kk | 昇降装置用戸のロック装置 |
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