JPH0589658U - 集排水具 - Google Patents

集排水具

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JPH0589658U
JPH0589658U JP092654U JP9265491U JPH0589658U JP H0589658 U JPH0589658 U JP H0589658U JP 092654 U JP092654 U JP 092654U JP 9265491 U JP9265491 U JP 9265491U JP H0589658 U JPH0589658 U JP H0589658U
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JP092654U
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JPH0740578Y2 (ja
Inventor
英夫 後藤
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ドーエイ外装有限会社
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
    • E04D13/00Special arrangements or devices in connection with roof coverings; Protection against birds; Roof drainage; Sky-lights
    • E04D13/04Roof drainage; Drainage fittings in flat roofs, balconies or the like
    • E04D13/0404Drainage on the roof surface
    • E04D13/0409Drainage outlets, e.g. gullies
    • E04D2013/0413Strainers for drainage outlets

Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋上等の床面の排水口に取付けられる集排水
具において、フックボルトのフックを本体側の一部に安
定よく係合させることができ、フックボルトに対するナ
ットの締着作業を容易化する。 【構成】 屋上等の床面1の排水口2に取付けられる皿
形状の集水部12と集水部12の中央部下面に垂下状に
形成されかつ集水部12の上面に開口する筒状の排水筒
13とを一体に有する本体11と、床面1上から延出さ
れる防水シート3を集水部12上面と協働して挟持する
押え部材16と、一端に本体11側と係合するフック2
6を有し、他端が押え部材16を貫通して突出され、そ
の突出部にナット28が締付けられることで、集水部1
2上面に対し、防水シート3を間に挟んで押え部材16
を押圧するフックボルト25とを備える。本体11の排
水筒13には、フックボルト25のフック26を係止す
る係止棒15が固着されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、屋上等の床面に溜まる雨水や床の洗い水等を集めて排水する集排 水具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の集排水具には、例えば実公昭63−18664号公報に開示されたも のが知られている。 これにおいては、図5に示すように、床面101の排水口102に取付けられ る本体111と、該本体111の集水部112上面に密接する押え金具117と 、本体111の排水筒113下端部に両端が掛け止めされる係止部材115と、 該係止部材115の中央頂部に係合され、かつ前記押え金具117に対する押圧 部材120を嵌通してナット128が締着されるフックボルト125とを全体と して構成されている。 そして、フックボルト125に対するナット128の締付けによって押圧部材 120を介して押え金具117を本体の集水部112上面に押圧することで、本 体111と押え金具117との間に、床面101上から延出される防水シート1 03を挟持するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記し従来のものにおいて、フックボルト125に対しナット12 8を締付ける際、線材が山形上に屈曲されてなる係止部材115の両端部を、本 体111の排水筒113の下端部にそれぞれ掛止し、その掛止状態を保ちながら 、フックボルト125のフック126を前記係止部材115の中央頂部に係合さ せてナット128の締め付けを行なわなければならず、その作業が困難で、多く の手間を必要としていた。
【0004】 この考案の目的は、前記従来の問題点に鑑み、フックボルトのフックを本体側 の一部に安定よく係合させることができ、フックボルトに対するナットの締着作 業を容易に行うことができる集排水具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、屋上等の床面の排水口に取付けられ る皿形状の集水部と、該集水部の中央部下面に垂下状に形成されかつ同集水部の 上面に開口する筒状の排水筒とを一体に有する本体と、 前記床面上から前記本体の集水部上面に延出される防水シートを前記集水部上 面と協働して挟持する押え部材と、 一端に前記本体側と係合するフックを有し、他端が前記押え部材を貫通して突 出され、その突出部にナットが締付けられることで、前記集水部上面に対し、前 記防水シートを間に挟んで前記押え部材を押圧するフックボルトとを備え、 前記本体の排水筒には、前記フックボルトのフックを係止する係止棒が固着さ れている構成にしたものである。
【0006】
【作用】
前記したように構成される集排水具において、フックボルト一端のフックに対 する係止棒が本体の排水筒に固着されるため、その係止棒にフックボルトのフッ クが安定よく係止される。このため、押え部材を貫通して突出される前記フック ボルト他端の突出部に対するナットの締着が容易に行なわれ、そのナットの締着 力に基づいて、本体の集水部上面に防水シートを間に挟んで押え部材が押圧され る。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1と図2にしたがって説明する。 集排水具を分解斜視図で表した図1及び縦断面で表した図2において、ビルの 屋上等のコンクリート製床面1に貫設された排水口2には、集排水具の本体11 が取付けられている。 本体11は、緩かなテーパ面をもって皿形状に形成された集水部12と、該集 水部12の中央部下面に垂下状に形成され集水部12上面に開口する円筒状の排 水筒13とを一体に備えており、全体として略漏斗状に形成されている。そして 、排水筒13の下部外周面には排水管14が接続される。
【0008】 本体11の排水筒13の内部の直径方向には、フックボルト25に対応する係 止棒15が水平状に架設されている。すなわち、係止棒15の両端部は、排水筒 13の内周面に溶接などによって固着されている。
【0009】 床面1上から本体11の集水部12上面に延出される防水シート3を集水部1 2上面と協働して挟持する押え部材16は、押えリング17と、リング押え体2 0とを主体として分割構成されている。 押えリング17は、本体11の集水部12に対応する緩かなテーパ面をもつリ ング部18と、該リング部18の中心孔周縁部に沿って環状に形成されるととも に防水シート3の延出端部3aを間に挟んで本体11の排水筒13に嵌合する嵌 合部19とを一体に備えている。 押えリング17のリング部18を本体11の集水部12上面に押圧するリング 押え体20は、平坦な基板部21と、該基板部21の両端から押えリング17の リング部18上面に向けて傾斜状にそれぞれ延出された脚片22を一体に備えて おり、基板部21の中央部にはボルト挿通孔23が貫設されている。
【0010】 リング押え体20に対し押圧力を付与するためのフックボルト25は、その下 端に前記係止棒15と係合するフック26が形成され、上部にはおねじ27が形 成されている。そして、フックボルト25は、そのフック26が係止棒15に係 合され、上部がリング押え体20のボルト挿通孔23に嵌挿されて、リング押え 体20の上方に突出され、その突出部にナット28が締付けられることで、その ナット28の締付力に基づいて、リング押え体20に対し押圧力を付与するよう になっている。
【0011】 本体11の集水部12上面には、有蓋円筒状の防塵キャップ30が前記押えリ ング17、リング押え体20及びフックボルト25を被うようにして設置されて いる。さらに、防塵キャップ30は、所定数のボルト33によってリング押え体 20の基板部21に固定されている。なお、防塵キャップ30の周壁には多数個 の水通し孔31が貫設されている。
【0012】 この実施例は上述したように構成されている。したがって、床面1の排水口2 に集排水具を装着する場合、まず、排水口2に本体11が取付けられる。 次に、床面1上の防水シート3が本体11の集水部12の上面を経て排水筒1 3の上部付近まで延出される。 その後、本体11の集水部12上に防水シート3を介して押えリング17が載 置されてから、フックボルト25のフック26が係止棒15に係合される。 係止棒15は、本体11の排水筒13に固着されているため、同係止棒15に 対するフック26の係合が容易にかつ確実に行なわれる。 そして、フックボルト25の上部がリング押え体20のボルト挿通孔23に嵌 挿されて突出され、その突出部にナット28が締着される。ナット28の締着力 に基づいてリング押え体20に押圧力が付与され、その押圧力によって押えリン グ17が集水部12上面に向けて押付けられることから、集水部12上面と押え リング17との間の防水シート3が強固に挟着され、シール性の向上が図られる 。 その後、本体11の集水部12上に防塵キャップ30が載置され、該防塵キャ ップ30がボルト33によってリング押え体20の基板部21に固定されるこで 、床面1の排水口2に対する集排水具の装着が完了する。
【0013】 また、この実施例において、本体11の集水部12は、緩かなテーパ面をもつ 皿形状に形成されるため、集水部12上面に延出される防水シート3に切込みを 設けることなく、その延出部を集水部12上面に密接させて伸展させることがで き、シール性にすぐれる。
【0014】 なお、前述した実施例において、リング押え体20の基板部21の両端から2 つの脚片22をそれぞれ延出したが、脚片22の数は限定するものではない。例 えば、図3に示すように、リング押え体20基板部21から3つの脚片22を等 間隔で延出してもよく、図4に示すようにリング押え体20の基板部21から4 つの脚片22を等間隔で延出してもよい。 さらに、上記実施例においては、押え部材16を、押えリング17とリング押 え体20とにより分割構成したが、押えリング17とリング押え体20とを一体 に形成して押え部材16を構成してもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、本体の排水筒に固着される係止棒に対 し、フックボルトのフックを容易にかつ安定よく係止することができるため、押 え部材を貫通して突出される前記フックボルト他端の突出部に対するナットの締 着作業を容易にかつ手早く確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の集排水具を分解して示す
斜視図である。
【図2】同じく集排水具を床面の排水口に装着した状態
を示す縦断面図である。
【図3】押えリングの他の実施例を示す平面図である。
【図4】同じく押えリングの他の実施例を示す平面図で
ある。
【図5】従来の集排水具を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 床面 2 排水口 3 防水シート 11 本体 12 集水部 13 排水筒 15 係止棒 16 押え部材 25 フックボルト 26 フック 28 ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋上等の床面の排水口に取付けられる皿
    形状の集水部と、該集水部の中央下面に垂下状に形成さ
    れかつ同集水部の上面に開口する筒状の排水筒とを一体
    に有する本体と、 前記床面上から前記本体の集水部上面に延出される防水
    シートを前記集水部上面と協働して挟持する押え部材
    と、 一端に前記本体側と係合するフックを有し、他端が前記
    押え部材を貫通して突出され、その突出部にナットが締
    付けられることで、前記集水部上面に対し、前記防水シ
    ートを間に挟んで前記押え部材を押圧するフックボルト
    とを備え、 前記本体の排水筒には、前記フックボルトのフックを係
    止する係止棒が固着されているとを特徴とする集排水
    具。
JP1991092654U 1991-10-15 1991-10-15 集排水具 Expired - Lifetime JPH0740578Y2 (ja)

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JPH0589658U true JPH0589658U (ja) 1993-12-07
JPH0740578Y2 JPH0740578Y2 (ja) 1995-09-20

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62137937U (ja) * 1986-02-24 1987-08-31
JP3033118U (ja) * 1996-07-02 1997-01-21 勝巳 高坂 カルテ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62137937U (ja) * 1986-02-24 1987-08-31
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JPH0740578Y2 (ja) 1995-09-20

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