JPH0589417A - 磁気ヘツド - Google Patents

磁気ヘツド

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JPH0589417A
JPH0589417A JP25255991A JP25255991A JPH0589417A JP H0589417 A JPH0589417 A JP H0589417A JP 25255991 A JP25255991 A JP 25255991A JP 25255991 A JP25255991 A JP 25255991A JP H0589417 A JPH0589417 A JP H0589417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
slider
magnetic head
core
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP25255991A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Fujitake
利行 藤岳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0589417A publication Critical patent/JPH0589417A/ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生出力をある程度確保しつつ薄型化を達成
し、再生効率を向上させる。 【構成】 磁気ディスクに対し空気軸受効果により微少
量浮上するスライダ35を有し、このスライダ35と一
体形成され、磁気ディスク面に対向する側に形成された
磁気ギャップ39を備えて磁気回路を形成するコア37
に、磁気ギャップ39近傍から連なり磁気ディスク面と
ほぼ平行な水平部37aを形成し、この水平部37aに
コイル41を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録媒体に対し記録
再生動作を行う磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置においては、図
5に示すような矢印A方向に回転する記録媒体である回
転状態の磁気ディスク1に対し、磁気ヘッド3が空気軸
受効果により微少量浮上した状態で情報の記録再生を行
う。磁気ヘッド3は、浮上時にその姿勢を安定させるた
めのジンバルばね5を介してサスペンション7により支
持されている。サスペンション7は、磁気ヘッド3を磁
気ディスク1に対して所定の押し付け力により押し付け
て一定の浮上量を確保するためのものであり、マウント
9を介して矢印B方向に揺動する図示しないキャリッジ
側に固定されている。
【0003】このような磁気ヘッド3は、磁気ディスク
1に対向する面からの斜視図である図6に示すように、
磁気ディスク1の回転により動圧空気軸受を形成させて
浮上させる浮上面11aを有するスライダ11を備えて
いる。スライダ11の、磁気ディスク1の回転により発
生する空気流(矢印Aと同方向)の後流側端部には、ス
ライダ11と共に磁気回路を形成するC形コア13が一
体化して設けられ、C形コア13とスライダ11の浮上
面11a側との間には、磁気ギャップ15が形成される
とともに、C形コア13の磁気ディスク1の表面に直交
する方向に延長される垂直部13aにはコイル17が巻
かれている。コイル17は、サスペンション7上に引き
出され、サスペンション7上においてはチューブ19に
より保護されている。
【0004】上記磁気ヘッド3は、スライダ11及びC
形コア13の材質が、一般的にはMn・Znフェライト
であり、モノリシックタイプと呼ばれている。
【0005】この他、磁気ヘッドとしては、図7に示す
ようなコンポジットタイプと呼ばれるものもある。これ
は、スライダ21の一方の浮上面21a側の切欠部23
に図8に示すような磁気回路を形成するコア25を埋め
込んでいる。コア25は、二つのC形コア25a,25
a相互を接合させたものであり、C形コア25a,25
a相互間に磁気ギャップ27が形成されるとともに、一
方のC形コア25aにコイル29が巻かれている。この
場合、コア25はMn・Znフェライトなどで構成され
ているが、スライダ21はチタン酸バリウムあるいはチ
タン酸カルシウムなどのセラミックで構成されている。
【0006】このような磁気ヘッド3は、コイル17,
29に制御電流を流すことで、コア13,25に磁気回
路が形成され、磁気回路を通過する磁束の磁気ギャップ
15,27での漏れ分により磁気ディスク1に情報の記
録がなされる。磁気ディスク1に記録された磁気情報
は、磁気ギャップ15,27により捕捉されてコイル1
7に電気信号が発生し読み取られることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、磁気ディス
ク装置は、記録密度が2000T/I(トラック密
度),40kFC/I(磁束変化)以上の高密度化及
び、装置自体の小型,薄型化が要求されている。このよ
うな記録密度の高度化及び、装置の小型,薄型化が達成
されると、これに反して磁気ヘッドの再生出力が低下す
る傾向にある。
【0008】再生出力の低下を補うためには、磁気ヘッ
ドのノイズ(コイルのインダクダンス,電気容量,抵
抗)を低減することと、磁気回路を小さくするなどして
再生効率を上げることが考えられる。
【0009】このため、従来行われて来た方法は、図9
に示すように、スライダ11の高さをaからbのよう
に、小さくすることである。これによりコイル17の巻
線窓31が斜線図示のように小さくなって、C形コア1
3とスライダ11とで形成される磁気回路が小さくな
り、再生効率が向上するとともに、コイル17が磁気ギ
ャップ15に近付くことでインダクタンスが低減する。
【0010】しかしながら、巻線窓31を小さくし過ぎ
ると、コイル17の巻数が制限されて再生出力も制限さ
れ、このため巻線窓31の大きさは、ある程度の再生出
力を確保するためには、小さくするにも限界がある。ま
た、単に、スライダの高さを小さくすることは、磁気ヘ
ッド組み立て上の歩留まりやスライダの強度に対して
は、極めて不利なものとなる。
【0011】そこで、この発明は、再生出力をある程度
確保しつつ薄型化を達成し、再生効率を向上させるなど
の効果を得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
にこの発明は、記録媒体に対し空気軸受効果により微少
量浮上するスライダ部と、このスライダ部に一体化して
設けられ、前記記録媒体面側に対向して形成された磁気
ギャップを備えて磁気回路を形成するコア部とを有する
磁気ヘッドにおいて、前記コア部に、前記磁気ギャップ
近傍から連なり記録媒体面とほぼ平行な水平部を設け、
この水平部にコイルを設けた構成としてある。
【0013】
【作用】このような構成の磁気ヘッドにおいては、コイ
ルは磁気ギャップ近傍の水平部に設けられているので、
スライダ部を薄型化しても、水平部にコイルを多く巻け
るため、ある程度の再生出力が確保されるとともに、薄
型化により磁気回路が小さくなり再生効率が向上する。
また、コイルは磁気ギャップ近傍に設けられるので、イ
ンダクタンスが低下して低ノイズ化が達成される。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
【0015】図1は、この発明の一実施例を示す磁気デ
ィスク装置に使用される磁気ヘッドの側面図である。こ
の磁気ヘッド33は、前記図6と同様なモノリシックタ
イプであり、Mn・Znフェライトなどで構成されるス
ライダ35を備えている。このスライダ35は、図6の
ものと同形状であり、図示しない記録媒体である磁気デ
ィスクに対向する側に浮上面35aが形成されている。
【0016】スライダ35の、磁気ディスクの回転によ
り発生する空気流の後流側端部には、スライダ35と同
材質のC形コア37が一体化して設けられている。C形
コア37はスライダ35に対し、図中上部側の一端が浮
上面35a側の側面に非磁性体のガラスを介して接合さ
れて磁気ギャップ39を形成し、同下部側の他端が浮上
面35aと反対側の側面に非磁性体のガラスを介して接
合されている。
【0017】C形コア37は、磁気ギャップ39近傍か
ら連なり、浮上面35aに対し磁気ディスクから離れた
位置に形成される、磁気ディスク面とほぼ平行な水平部
37aを有し、この水平部37aにコイル41が巻かれ
ている。
【0018】このように、磁気ディスク面と平行な水平
部37aにコイル41を巻くことで、C形コア37は、
水平部37aを形成する分図中で左右方向の長さが従来
に比べて若干長くはなるものの、巻線窓43を小さくで
きるので、上下方向の高さを小さくでき、これに伴いス
ライダ35の高さも小さくでき、磁気ヘッド33全体と
しての薄型化を達成でき、磁気ディスク装置の小型,薄
型化に寄与できる。
【0019】コイル41は、水平部37aに巻かれるこ
とで磁気ギャップ39に近い位置となるので、インダク
タンスが低減され、これにより磁気ヘッドとしてのノイ
ズが低下し、S/N比が向上するとともに、書き込み波
形がシャープになり、高周波特性が向上する。
【0020】また、巻線窓43が小さくなるので、C形
コア37とスライダ35とで形成される磁気回路が実質
上小さくなる上、磁気ギャップ39と反対側のバックギ
ャップ45付近のコア37の背面部37bを厚く形成で
きてここでの磁路の断面積が増大し、この結果磁気回路
を磁束が通過しやすくなって再生効率が向上する。巻線
窓43が小さくなっても、水平部37aにコイル41を
多く巻けるので、再生出力は充分確保できる。
【0021】図2は、図1の実施例の変形例を示してい
る。これは、C形コア37の水平部37aと背面部37
bとを結ぶ垂直部37cにもコイル41を巻いたもので
あり、図1のものと同様の効果が得られる。
【0022】図3は、コンポジットタイプの磁気ヘッド
に、この発明を適用したものであり、図示しない非磁性
体からなるスライダに埋め込まれるコア47を示してい
る。コア47は、相互に接合される一対のC形コア4
9,51を有し、少なくとも一方のC形コア(ここでは
C形コア49)に、前記図1と同様な水平部49aを形
成し、この水平部49aにコイル41を巻いている。C
形コア49,51相互間には、非磁性体のガラスが介在
されて、磁気ギャップ53及びバックギャップ55がそ
れぞれ形成されている。この実施例においても、前記図
1の磁気ヘッドと同様の効果が得られる。
【0023】図4は、図3の変形例で、図2の例と同様
に水平部49aと背面部49bとを結ぶ垂直部49cに
もコイル41を巻いたものであり、図3のものと同様の
効果が得られる。
【0024】なお、コイルをボビンに巻き付けたもの
を、磁気回路を形成するコアに取り付けた磁気ヘッドも
一部にはあるが、このような磁気ヘッドにこの発明を適
用してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、記録媒体面とほぼ平行なコア部の水平部にコイルを
設けたため、コア部の上下方向の高さを小さくでき、こ
れに伴いスライダ部の高さも小さくできて磁気ヘッド全
体としての薄型化を達成できるとともに、コイルは磁気
ギャップに近い位置となるので、インダクタンスが低減
され、これにより磁気ヘッドとしてのノイズが低下し、
S/N比が向上するとともに、書き込み波形がシャープ
になり、高周波特性が向上する。また、薄型化により、
コア部に形成される磁気回路が実質上小さくなるので、
再生効率が向上する。薄型化しても、水平部にコイルを
多く巻けるので、再生出力は充分確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す磁気ヘッドの側面図
である。
【図2】図1の変形例を示す磁気ヘッドの側面図であ
る。
【図3】この発明の他の実施例を示す磁気ヘッドに用い
られるコアの側面図である。
【図4】図3の変形例を示すコアの側面図である。
【図5】従来の磁気ヘッド組立体と磁気ディスクとの関
係を示す説明図である。
【図6】従来の磁気ヘッドの斜視図である。
【図7】他の従来の磁気ヘッドの斜視図である。
【図8】図7の磁気ヘッドに用いられるコアの斜視図で
ある。
【図9】従来例における、スライダの高さを単に小さく
した場合のコイルの巻かれる状態を示す説明図である。
【符号の説明】
35 スライダ 37,47 コア 37a,49a 水平部 39,53 磁気ギャップ 41 コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対し空気軸受効果により微少
    量浮上するスライダ部と、このスライダ部に一体化して
    設けられ、前記記録媒体面側に対向して形成された磁気
    ギャップを備えて磁気回路を形成するコア部とを有する
    磁気ヘッドにおいて、前記コア部に、前記磁気ギャップ
    近傍から連なり記録媒体面とほぼ平行な水平部を設け、
    この水平部にコイルを設けたことを特徴とする磁気ヘッ
    ド。
JP25255991A 1991-09-30 1991-09-30 磁気ヘツド Pending JPH0589417A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25255991A JPH0589417A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 磁気ヘツド

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JP25255991A JPH0589417A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 磁気ヘツド

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JPH0589417A true JPH0589417A (ja) 1993-04-09

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ID=17239059

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JP25255991A Pending JPH0589417A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 磁気ヘツド

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JP (1) JPH0589417A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0696551A1 (en) * 1994-08-03 1996-02-14 Osaka Fuji Kogyo Kabushiki Kaisha Method of producing low bulk density hollow fine powder of alkali metal compound

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