JPH0589340A - 自動販売機用エレベ−タユニツト - Google Patents

自動販売機用エレベ−タユニツト

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JPH0589340A
JPH0589340A JP22734991A JP22734991A JPH0589340A JP H0589340 A JPH0589340 A JP H0589340A JP 22734991 A JP22734991 A JP 22734991A JP 22734991 A JP22734991 A JP 22734991A JP H0589340 A JPH0589340 A JP H0589340A
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JP
Japan
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product
bucket
box
shaped case
elevator unit
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Application number
JP22734991A
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English (en)
Inventor
Morihisa Shiotani
守久 塩谷
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Sanden Corp
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Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外扉等への設置及び位置調整が簡単に行なえ
ると共に、隣接する他の部品や配線等との干渉がなく、
しかもメンテナンスや動作テスト等に有利な自動販売機
用のエレベ−タユニットを提供すること。 【構成】 回動自在に軸支された裏蓋12aで背面開口
の下部を除く部分を覆われた箱型ケ−ス12と、箱型ケ
−ス12内の上下端に軸支されたスプロケット軸13
と、上下に対峙するスプロケット13aに巻付けられた
2本のチェ−ン14と、両側面に両チェ−ン14の一部
を連結したバケット15と、一方のスプロケット軸13
に連結されたモ−タ16とからエレベ−タユニット11
を構成しているので、箱型ケ−ス12を外扉等の所望位
置に取付けるだけでエレベ−タ機構の設置が可能で位置
調整も簡単に行なえる。また、開閉自在な裏蓋12aに
よってメンテナンスや動作テスト等が有利に行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品コラムから搬出さ
れた商品を搬出位置よりも高い位置に搬送して商品の取
出しを容易にした自動販売機に有用なエレベ−タユニッ
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機を開示するも
のとして特開平1−253089号公報が知られてい
る。この自動販売機は、本体内に配置されたサ−ペンタ
イン式の商品コラムの前側に、商品コラムから搬出され
た商品を上方に搬送するエレベ−タ機構を備えている。
エレベ−タ機構は、外扉の背面に上下に配設された左右
一対のチェ−ンと、チェ−ン途中に取付けられたバケッ
トと、チェ−ンを所定方向に回転駆動するモ−タとから
構成され、モ−タ作動でバケットを受入れ位置から上昇
させ、また上昇位置から受入れ位置に下降できるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なエレベ−タ機構は、チェ−ン及びバケット等の動作部
品が隣接する他の部品や配線等と干渉しないように、外
扉と向き合う前面側及び商品の受け入れに必要な背面側
下部を除いて、その周囲をパネル等で覆われていたほう
が好ましい。しかし、エレベ−タ機構の背面側をその下
部を残してパネル等で覆ってしまうと、該パネルが邪魔
になって機構内部のメンテナンスや修理等が行ない難く
なる問題が生じるし、また動作テストを行なう際に上昇
中のバケットと背面パネルとの間に手指や工具等が挟ま
って怪我や損傷を生じ易くなる欠点がある。
【0004】これとは別に、上記のエレベ−タ機構では
その設置に当たってチェ−ン等の各構成部品を所定の順
序で外扉背面に組付ける必要があるため、組付け作業が
極めて面倒で時間がかかる難点があり、また各構成部品
が定められた位置に取付けられているため、位置調整の
ために機構全体を上下左右に動かすことが難しい欠点が
である。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、外扉等への設置及び位置
調整が簡単に行なえると共に、隣接する他の部品や配線
等との干渉がなく、しかもメンテナンスや動作テスト等
に有利な自動販売機用のエレベ−タユニットを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、商品コラムから搬出された商品を受入
れて上方の商品取出口に向けて搬送する自動販売機用エ
レベ−タユニットを、背面及び前面上部を少なくとも開
口し、背面上端に回動自在に軸支された裏蓋で背面開口
の下部を除く部分を覆われると共に、両側面の内側に上
下方向に延びるバケットガイド部を備えた縦長の箱型ケ
−スと、箱型ケ−ス内の上下端に横向きに軸支され、両
端部にスプロケットを備えた上下一対のスプロケット軸
と、上下に対峙するスプロケットに巻付けられ2本のチ
ェ−ンと、商品コラムから搬出された商品を受入れ可能
な容器状をなし、両側面を両チェ−ンの一部に連結した
バケットと、箱型ケ−スの一側面に固着され、一方のス
プロケット軸に連結された正逆回転可能なモ−タとから
構成している。
【0007】
【作用】本発明に係るエレベ−タユニットでは、商品搬
送に要する部品が箱型ケ−スに組込まれてユニット化さ
れているため、箱型ケ−スを外扉等の所望位置に取付け
るだけでエレベ−タ機構の設置が行なえるし、また箱型
ケ−スの取付け位置を修正するだけでエレベ−タ機構全
体の位置調整が行なえる。
【0008】また、チェ−ン及びバケット等の動作部品
が商品の受け入れ及び取出しに必要な部分を除いて箱型
ケ−スで覆われているので、これら動作部品が隣接する
他の部品や配線等と干渉することがない。
【0009】更に、箱型ケ−スの背面上端に回動自在に
軸支された裏蓋で背面開口の下部を除く部分が覆われて
いるので、該裏蓋を開放すれば機構内部のメンテナンス
や修理等が容易に行なえる。また、動作テストを行なう
際に上昇中のバケットと裏蓋との間に誤って手指や工具
等が挟まっても、押圧力の付加と同時に裏蓋が開放され
るので怪我や損傷を防止できる。
【0010】
【実施例】図1乃至図10は本発明の一実施例を示すも
ので、図1は本発明に係るエレベ−タユニットを設置し
た自動販売機の正面図、図2は図1の要部縦断面図、図
3はエレベ−タユニットの前面斜視図、図4はエレベ−
タユニットの背面斜視図、図5は裏蓋開放状態を示すエ
レベ−タユニットの背面斜視図、図6はエレベ−タユニ
ットの縦断面図、図7は図6のA−A線断面図、図8は
バケットの背面斜視図、図9は商品搬送の動作説明図、
図10は動作テスト時の危険回避状態を示す説明図であ
る。
【0011】図1及び図2において、1は前面を開口し
た断熱性の箱型本体で、前面開口に断熱性の内扉2と外
扉3を夫々開閉自在に備えている。
【0012】本体1内には、飲料缶等の商品Sを積み重
ねて収納し且つ最下位の商品Sを販売指令に基づいて順
次搬出可能なサ−ペンタイン式の複数の商品コラム4
と、商品コラム4から搬出された商品Sを前方に誘導す
るデリバリシュ−ト5が配置されている。
【0013】内扉2の下部にはデリバリシュ−ト5の前
端に連続して矩形状の挿通口2aが形成され、該挿通口
2aには商品Sによって押圧開放される開閉扉2bが設
けられている。
【0014】外扉3の前面上部には透明板で覆われたサ
ンプル室3aが設けられ、販売商品のサンプルSSが陳
列されている。各サンプルSSの下側には、販売可否ラ
ンプを内蔵した選択ボタン3bが配置され、ボタン部分
を透明板から外部に露出している。また、サンプル室3
aの下側ほぼ中央には矩形状の商品取出口3cが形成さ
れ、該商品取出口3cには後述するチェ−ン14の左右
間隔よりも横幅が小さい押込み式の開閉扉3dが設けら
れている。更に、商品取出口3cの右側には、投入金額
や釣銭額を表示するデジタル表示器3eと、外扉用の鍵
3fと、コイン投入口3gと、コイン返却ボタン3hが
設けられ、またコイン投入口3gの下側にはコイン返却
口3iが設けられている。
【0015】また、外扉3の背面下部には、商品コラム
4から搬出された商品Sを上方に搬送するエレベ−タユ
ニット11が設置されている。図3乃至図8に示すよう
に、このエレベ−タユニット11は縦長の箱型ケ−ス1
2と、上下一対のスプロケット軸13と、2本のチェ−
ン14と、バケット15と、モ−タ16と、高さ位置検
知手段17と、商品有無検知手段18とから構成されて
おり、箱型ケ−ス12を外扉3の背面に着脱自在に取付
けられている。
【0016】箱型ケ−ス12は、背面の上端から下部ま
でと前面上部から上面前部までを夫々矩形状に開口し、
また下面全体を開口している。箱型ケ−ス12の背面上
端には、箱型ケ−ス12と同一幅を有する矩形状の裏蓋
12aが上下方向に開閉自在に軸支され、背面開口の下
部を除く部分、即ち商品Sの受入れに必要な部分を残し
て覆われている。この裏蓋12aは背面上部両側に設け
られた磁石12bによって閉鎖状態に保持されており、
後方向きに所定以上の力が加わった際に上方に開放でき
るようになっている。
【0017】また、箱型ケ−ス12の両側面は断面コ字
形の2個の凸部が内側の前後方向に形成されるように屈
曲されており、後側に形成された一凹部は上下方向に延
びるガイド溝12cとして、また他の2つの凹部は上下
方向に延びるチェ−ン収容溝12dとして利用されてい
る。後述するスプロケット13aの配置関係から、両側
面のチェ−ン収容溝12dの間に位置する凸部はその下
端部には形成されていない。更に、箱型ケ−ス12の上
面には該上面開口部分を覆うようにして、前面開口のカ
バ−部材12eが連設されている。更にまた、箱型ケ−
ス12内の上部後側にはランプ支持板12fが固着さ
れ、取出し位置に上昇した商品Sを照らすランプ12g
が設けられている。
【0018】スプロケット軸13は、両側面のチェ−ン
収容溝12dに対応する間隔をおいて両端部に同一径の
スプロケット13aを有している。このスプロケット軸
13は、箱型ケ−ス12のカバ−部材12eの両側壁
と、両側面のチェ−ン収容溝12dの下側中央に夫々横
向きに軸支されている。
【0019】チェ−ン14は、スプロケット軸13の上
下に対峙するスプロケット13aに夫々所定のテンショ
ンをもって巻付けられ、両側面のチェ−ン収容溝12d
に夫々収容されている。また、チェ−ン14間には、バ
ケット15が受入れ位置ある状態で商品取出口3cの後
側を覆う防盗シャッタ14aと、同状態でバケット15
の前面側を覆う緩衝シャッタ14bが夫々架設されてい
る。この防盗シャッタ14aと緩衝シャッタ14bは共
に多数の樹脂製横長部品を微細な間隔をおきチェ−ン1
4と直交して並設して構成されており、スプロケット部
分においてもチェ−ン14と一体に移動できるようにな
っている。防盗シャッタ14aは商品取出口3cからの
異物挿入や悪戯を防止するためのもので、バケット15
が受入れ位置にある状態では該防盗シャッタ14aが邪
魔になって商品取出口3cの開閉扉3dが押込めないよ
うになっている。一方、緩衝シャッタ14bは搬出され
た商品Sの飛び出しや変形を防止するためのもので、挿
通口2aから商品Sが勢いよく飛び出した場合でも該商
品Sを受け止めてその衝撃を緩和しバケット15に収容
できるようになっている。
【0020】バケット15は、商品Sの高さよりも大き
な横幅と商品Sの高さよりも小さな奥行きを有する角形
容器状をなしており、挿通口2aから転がり落ちた商品
Sを横向き状態で受入れることができる。また、バケッ
ト15の両側面の後側には、ガイド溝12cに摺動自在
に嵌合する上下計4個のガイドロ−ラ15aが突設され
ている。更に、バケット15の両側面の前側には、両チ
ェ−ン14の一部が連結されるチェ−ンブロック15b
が突設されている。更に、バケット15の両側面には、
商品有無を検知する際に用いられる光通過孔15cが左
右同軸上に2個ずつ穿設されている。
【0021】モ−タ16は正逆回転を可能とするもの
で、ブラケット16aを介して箱型ケ−ス12の右側面
下部に固着されている。このモ−タ16は減速機16b
を備え、その回転軸を下側のスプロケット軸13に連結
されている。
【0022】高さ位置検知手段17はバケット15の受
入れ位置及び取出し位置を検知するためのもので、箱型
ケ−ス12の右側面の外側に形成された後側凹部に上下
に間隔をおいて設けられている。図示を省略したが、こ
の高さ位置検知手段17はマイクロスイッチと、一端を
箱型ケ−ス12の内側に突出した揺動可能な検知ア−ム
とから成り、バケット15との接触による検知ア−ムの
変動でその高さ位置を夫々検知できるようになってい
る。
【0023】商品有無検知手段18は受入れ位置と取出
し位置にあるバケット15内の商品有無を検知するため
のもので、箱型ケ−ス12の両側面の外側に形成された
後側凹部に上下に間隔をおいて設けられている。図示を
省略したが、この商品有無検知手段18は、1組の投・
受光器から成る透光型の光電スイッチをバケット15の
光通過孔15の間隔に対応して上下位置で夫々2個宛内
蔵しており、一側面側の投光器から照射された光がバケ
ット15の光通過孔15cを通じて他側面側の受光器に
入光された場合に商品無しを、また一側面側の投光器か
ら照射された光が遮断されて他側面側の受光器に入光さ
れない場合に商品有りを検知できるようになっている。
【0024】尚、上記エレベ−タユニット11のモ−タ
16,高さ位置検知手段17及び商品有無検知手段18
は図示省略の制御回路に接続されており、モ−タ16は
各検知手段17,18の検知信号に基づいて駆動制御さ
れる。
【0025】次に、図2,図6及び図9を参照して上述
のエレベ−タユニット11による商品搬送について説明
する。
【0026】コイン投入後の選択ボタン3bの押圧で
は、販売指令に基づいて所定の商品コラム4から商品S
が搬出され、該商品Sはデリバリシュ−ト5を介し挿通
口2aから転がり落ちて受入れ位置にあるバケット15
に収容される(図2及び図6の2点鎖線参照)。挿通口
2aから商品Sが勢いよく飛び出した場合でも、該商品
Sは緩衝シャッタ14bで受け止められてバケット15
に確実に収容される。
【0027】バケット15に商品Sが収容されて下側の
商品有無検知手段18で商品有りが検知されると、モ−
タ16が正回転してバケット15が受入れ位置からガイ
ド溝12cに沿って上昇する。バケット15が取出し位
置まで上昇して上側の高さ位置検知手段17で位置検知
が行なわれると、モ−タ16が停止してバケット15が
取出し位置に止まる(図9参照)。同状態ではチェ−ン
14の移動に伴って防盗シャッタ14aが下降している
ので、商品取出口3cの開閉扉3dを押込めばバケット
15内の商品Sを取出すことができる。
【0028】バケット15内の商品Sが取出されて上側
の商品有無検知手段18で商品無しが検知されると、検
知から数秒の時間が経過した後にモ−タ16が逆回転し
てバケット15が取出し位置からガイド溝12cに沿っ
て下降する。バケット15が受入れ位置まで下降して下
側の高さ位置検知手段17で位置検知が行なわれると、
モ−タ16が停止してバケット15が受入れ位置に止ま
る。以上で1回の商品搬送を完了する。
【0029】次に、図10を参照してエレベ−タユニッ
ト11における動作テスト時の危険回避について説明す
る。
【0030】エレベ−タユニット11が適正に動作する
か否かを検査するため、バケット15が受入れ位置にあ
る図6の状態でモ−タ16を強制的に作動させて、バケ
ット15の昇降動作やチェ−ン14の動きをテストする
場合に、上昇中のバケット15と裏蓋12aとの間に誤
って手指Tや工具等が挟まってしまうことがあるが、こ
のときには同図に示すように手指Tを介して裏蓋12a
に磁石12bの保持力を越える力が加わったところで同
保持が解かれ、裏蓋12aが手指Tによって押し上げら
れるようにして上方に開放する。従って、挟まれた手指
Tに怪我を生じることがなく、また工具等が挟まった場
合でもバケット15等の周囲部品やモ−タ16に損傷を
与えることがない。
【0031】このように上述のエレベ−タユニット11
では、商品搬送に要するスプロケット軸13,チェ−ン
14,バケット15及びモ−タ16等の部品が箱型ケ−
ス12に組込まれてユニット化されているため、箱型ケ
−ス12を外扉3の背面の所望位置に取付けるだけでエ
レベ−タ機構の設置が可能であり、従来に比べて設置作
業を短時間で簡単に行なえる。しかも、箱型ケ−ス12
の取付け位置を修正するだけでエレベ−タ機構全体の位
置調整を行なうことができるので、往々にして生じ易い
受入れ位置及び取出し位置の修正を難無く実施できる。
【0032】また、チェ−ン14及びバケット15等の
動作部品が商品の受け入れ及び取出しに必要な部分を除
いて箱型ケ−ス12で覆われているので、これら動作部
品が隣接する他の部品や配線等と干渉することがなく、
干渉を原因とした故障,破損等を確実に防止できる。
【0033】更に、箱型ケ−ス12の背面上端に回動自
在に軸支された裏蓋12aで背面開口の下部を除く部分
が覆われているので、該裏蓋12aを開放すれば機構内
部のメンテナンスや修理等が容易に行なうことができ
る。また、動作テストを行なう際に上昇中のバケット1
5と裏蓋12aとの間に誤って手指や工具等が挟まって
も、押圧力の付加と同時に裏蓋12aが開放するので手
指Tに怪我を生じることがなく、また工具等が挟まった
場合でもバケット15やモ−タ16等に損傷を与えるこ
とがない。
【0034】尚、実施例では箱型ケ−スの背面の上部を
裏蓋で覆ったものを示したが、裏蓋として縦方向に長い
ものを使用し、背面下部に商品の受け入れに最低限必要
な部分を残して覆うようにしてもよい。また、箱型ケ−
スの前面上部から上面前部までを開口したが、箱型ケ−
スの前面には商品の取出しに必要な部分が少なくとも開
口されていればよい。更に、箱型ケ−スの内側に残され
たスペ−スを利用してモ−タを取付ければ、ユニット自
体をよりコンパクトに形成できる。更にまた、高さ位置
検知手段及び商品有無検知手段は図示例以外のスイッチ
手段やセンサ手段で代用してもよく、またバケットの昇
降をガイドする手段も図示例以外のもので代用できる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
商品搬送に要するスプロケット軸,チェ−ン,バケット
及びモ−タ等の部品が箱型ケ−スに組込まれてユニット
化されているため、箱型ケ−スを外扉の背面の所望位置
に取付けるだけでエレベ−タ機構の設置が可能であり、
従来に比べて設置作業を短時間で簡単に行なえる。しか
も、箱型ケ−スの取付け位置を修正するだけでエレベ−
タ機構全体の位置調整を行なうことができるので、往々
にして生じ易い受入れ位置及び取出し位置の修正を難無
く実施できる。
【0036】また、チェ−ン及びバケット等の動作部品
が商品の受け入れ及び取出しに必要な部分を除いて箱型
ケ−スで覆われているので、これら動作部品が隣接する
他の部品や配線等と干渉することがなく、干渉を原因と
した故障,破損等を確実に防止できる。
【0037】更に、箱型ケ−スの背面上端に回動自在に
軸支された裏蓋で背面開口の下部を除く部分が覆われて
いるので、該裏蓋を開放すれば機構内部のメンテナンス
や修理等が容易に行なうことができる。また、動作テス
トを行なう際に上昇中のバケットと裏蓋との間に誤って
手指や工具等が挟まっても、押圧力の付加と同時に裏蓋
が開放するので手指に怪我を生じることがなく、また工
具等が挟まった場合でもバケットやモ−タ等に損傷を与
えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベ−タユニットを設置した自
動販売機の正面図
【図2】図1の要部縦断面図
【図3】エレベ−タユニットの前面斜視図
【図4】エレベ−タユニットの背面斜視図
【図5】裏蓋開放状態を示すエレベ−タユニットの背面
斜視図
【図6】エレベ−タユニットの縦断面図
【図7】図6のA−A線断面図
【図8】バケットの背面斜視図
【図9】商品搬送の動作説明図
【図10】動作テスト時の危険回避状態を示す説明図
【符号の説明】
S…商品、4…商品コラム、3c…商品取出口、11…
エレベ−タユニット、12…箱型ケ−ス、12a…裏
蓋、12c…ガイド溝、13…スプロケット軸、13a
…スプロケット、14…チェ−ン、15…バケット、1
5a…ガイドロ−ラ、16…モ−タ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品コラムから搬出された商品を受入れ
    て上方の商品取出口に向けて搬送する自動販売機用エレ
    ベ−タユニットであって、 背面及び前面上部を少なくとも開口し、背面上端に回動
    自在に軸支された裏蓋で背面開口の下部を除く部分を覆
    われると共に、両側面の内側に上下方向に延びるバケッ
    トガイド部を備えた縦長の箱型ケ−スと、 箱型ケ−ス内の上下端に横向きに軸支され、両端部にス
    プロケットを備えた上下一対のスプロケット軸と、 上下に対峙するスプロケットに巻付けられ2本のチェ−
    ンと、 商品コラムから搬出された商品を受入れ可能な容器状を
    なし、両側面を両チェ−ンの一部に連結したバケット
    と、 箱型ケ−スの一側面に固着され、一方のスプロケット軸
    に連結された正逆回転可能なモ−タとから成る、 ことを特徴とする自動販売機用エレベ−タユニット。
JP22734991A 1991-09-06 1991-09-06 自動販売機用エレベ−タユニツト Pending JPH0589340A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105347013A (zh) * 2015-11-25 2016-02-24 上海友全机电有限公司 自动消毒分盘机

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