JPH0589166U - ブルドーザのエンジンフード・サイドカバー構造 - Google Patents

ブルドーザのエンジンフード・サイドカバー構造

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JPH0589166U
JPH0589166U JP3729292U JP3729292U JPH0589166U JP H0589166 U JPH0589166 U JP H0589166U JP 3729292 U JP3729292 U JP 3729292U JP 3729292 U JP3729292 U JP 3729292U JP H0589166 U JPH0589166 U JP H0589166U
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JP
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engine hood
side cover
engine
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bulldozer
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敏夫 伊吹
政孝 宇野
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブルドーザのエンジンフード・サイドカバー
において、視界性をよくして、しかも点検整備の場合も
容易に行えるようにしたもの。を始動させた時土工機が
急に降下することを防止する。 【構成】 エンジンの外装を構成するブルドーザのエン
ジンフードおよび左右一対のサイドカバーにおいて、該
エンジンフード幅を前部より後部にかけて縮小するよう
に形成し、前記左右のサイドカバーの前部をエンジンフ
ードと直角を成す面で形成し、後部を下側に行くにした
がって相互の間隔が広く成るような傾斜面の二面で形成
し、前記左右のサイドカバーの上端部を水平に折り曲げ
てエンジンフードの端部に接近するように延設する共
に、内面側に前記サイドカバーをエンジンフードに対し
て上下に開閉可能した。 【効果】 運転室からの視界性は大幅に向上すると共
に、サイドカバーはエンジンフードに対して両側上開き
式しなって大きな開口が得られるから点検整備が容易に
行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はブルドーザのエンジンフードおよびサイドカバーに係り、特に運転室 からの視界性を良くし、さらにエンジン等の点検性を良くしたブルドーザのエン ジンフードおよびサイドカバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図6および図7に示すようにブルドーザにおいては、エンジンを上 面と側面でカバーするためにその外装は箱形に形成されており、運転室からの視 界性を向上するため斜線部を下側から上部にかけて幅L3 が狭くなるようにカッ トした形状であり、外装を構成するサイドカバー12は、エンジンフード11の 上面から折り曲げられた側面部分で結合され、また、エンジンフード11やサイ ドカバー12にはそれぞれ開閉可能にヒンジにより結合された点検用の小さな扉 13,14を持っており、点検時はこの扉13,14を矢印のように外側に開い て行うようになっている。図中、15はラジエータガード、16は排気管である 。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
上記のごとくの従来の外装であると運転室からの視界性が悪いので斜線部をカ ットした場合、サイドカバーに折れ曲がり部17を生じ、点検用の扉は折れ曲が り部17にまたがるため複雑な形状となる。また、点検用の扉14はサイドカバ ー12に設けるため大きくすることはできない。
【0004】 本考案はこれに鑑み、視界性を良くし、しかも点検整備も容易に行うことがで きるように従来の点検用の扉を廃止して、サイドカバーが左右とも上方に開閉可 能な構造として従来技術の持つ欠点を解消することを目的としてなされたもので ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の課題を解決するため本考案はエンジンの外装を構成するブルド ーザのエンジンフードおよび左右一対のサイドカバーにおいて、該エンジンフー ド幅を前部より後部にかけて縮小するように形成し、前記左右のサイドカバーの それぞれを前部をエンジンフードと直角を成す面で形成し、後部を下側に行くに したがって相互の間隔が広くなる傾斜面の二面で形成し、前記左右のサイドカバ ーの上端部を水平に折り曲げてエンジンフードの端部に接近する様に延設する共 に、内面側に前記サイドカバーを前記エンジンフードに対して上下に開閉可能と したヒンジを設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成によればエンジンフード幅は前部より後部にかけて狭くなっており、 左右一対のサイドカバーはそれぞれ前部はエンジンフードに直角な面で形成し、 後部を下側に広がる傾斜面の二面で形成しされているので視界性は大幅に向上し 、サイドカバーはエンジンフードに対して両側上向きに開くことができる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案にかかるブルドーザのエンジンフード・サイドカバー構造の一実 施例を示す上面図、図2は図1の側面図、図3は図1のA−A断面図、図4は図 1のB−B断面図、図5は図1のC−C断面図である。
【0008】 以下、本考案を図1乃至図5に示す一実施例を参照して説明する。本考案にか かるブルドーザのエンジンフード・サイドカバー構造は、エンジンの外装を構成 するブルドーザのエンジンフード1および左右一対のサイドカバー2,2におい て、該エンジンフード幅を前部の幅L1 より後部の幅L2 が縮小するように形成 し、前記左右のサイドカバー2,2のそれぞれを前部2−1,2−1をエンジン フード1と直角を成す面で形成し、後部2−2,2−2は下側に行くと相互の間 隔が広がる傾斜面の二面で形成し、該二面の境界は折り曲げ部2−3を形成して おり、前記左右のサイドカバーの上端部2a,2aを水平に折り曲げてエンジン フード1の端部1a,1aに接近するように延設する共に、内面側に前記サイド カバー2を前記エンジンフード1に対して上下に開閉可能としたヒンジ3,3を 設けたもので構成されている。
【0009】 エンジンフード1とサイドカバー2,2の内面側には図4に示すようにヒンジ 3,3が少なくとも前後2個所設けられ、ヒンジ3,3の一側はエンジンフード 1とボルト・ナット4により締結され、ヒンジ3,3の他側はサイドカバー2, 2にボルト・ナット5により締結されている。したがってボルト・ナット4は一 切外側からは見えないようになっており、これによりサイドカバー2,2はエン ジンフード1に対してエンジンフード1に対してヒンジ3を支点として矢印のよ うに取っ手6により上側に回動させて開くことができるようになっている。なお 、この場合点検作業者がサイドカバー2,2の開閉を容易に実施することができ るよう図5に示したガススプリング7でエンジンフード1とサイドカバー2,2 の間を連結している。図中、8はラジエータガード、9は排気管である。
【0010】 次に作用を説明する。点検整備のため、サイドカバー2を開口する場合は、サ イドカバー2をエンジンフード1との間のヒンジ3を回動支点として上側に取っ 手6を使って持ち上げるように開くと、カバー2全体が上昇するのでエンジン自 体を遮るものがなくなる。しかも、サイドカバー2はガススプリング7により上 方に回動することをアシストするので小さな力で容易に開くことができる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、エンジンの外装を構成するエンジンフードおよ びサイドカバーを上記のように構成してから、運転室からの視界性は大幅に向上 すると共に、サイドカバーがエンジンフードに対して両側上開き式となって大き な開口が得られさらに、サイドカバーに点検用の扉が無くなったので外観品質も 向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるブルドーザのエンジンフード・
サイドカバー構造の一実施例を示す平面による説明図で
ある。
【図2】図1の側面を示す説明図である。
【図3】図1のA−A断面を示す説明図である。
【図4】図1のB−B断面を示す説明図である。
【図5】図1のC−C断面を示す説明図である。
【図6】従来のエンジンフードおよびサイドカバーを示
す平面による説明図である。
【図7】図6の側面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 エンジンフード、1a 端部、2 サイドカバー、
2a 端部、2−1 前部、2−2 後部、3 ヒンジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの外装を構成するブルドーザの
    エンジンフードおよび左右一対のサイドカバーにおい
    て、該エンジンフード幅を前部より後部にかけて縮小す
    るように形成し、前記左右のサイドカバーのそれぞれを
    前部をエンジンフードと直角を成す面で形成し、後部を
    下側に広がる傾斜面の二面で形成し、前記左右のサイド
    カバーの上端部を水平に折り曲げてエンジンフードの端
    部に接近するように延設する共に、内面側に前記サイド
    カバーを前記エンジンフードに対して上下に開閉可能と
    したヒンジを設けたことを特徴とするブルドーザのエン
    ジンフード・サイドカバー構造。
JP3729292U 1992-05-08 1992-05-08 ブルドーザのエンジンフード・サイドカバー構造 Expired - Fee Related JP2563424Y2 (ja)

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JP2563424Y2 JP2563424Y2 (ja) 1998-02-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014065450A1 (ko) * 2012-10-25 2014-05-01 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 소선회식 건설기계의 후드 개폐장치

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014065450A1 (ko) * 2012-10-25 2014-05-01 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 소선회식 건설기계의 후드 개폐장치
US9359800B2 (en) 2012-10-25 2016-06-07 Volvo Construction Equipment Ab Hood opening and closing device for zero tail type construction machinery

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JP2563424Y2 (ja) 1998-02-25

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