JPH0588585U - ゲーム機用施錠装置 - Google Patents

ゲーム機用施錠装置

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JPH0588585U
JPH0588585U JP2977192U JP2977192U JPH0588585U JP H0588585 U JPH0588585 U JP H0588585U JP 2977192 U JP2977192 U JP 2977192U JP 2977192 U JP2977192 U JP 2977192U JP H0588585 U JPH0588585 U JP H0588585U
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農史 中村
常男 中村
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中東産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前面枠の開閉状態を検知するためのリミット
スイッチ等を本体枠内等に別個に設ける必要がなく、前
面枠の開閉に応じてスイッチを確実に動作させて、その
開閉状態を示す信号を発生することができるゲーム機用
施錠装置を提供する。 【構成】 断面略L形に形成した縦長の基枠体3の上部
と下部に鉤部材8、8が枢着される。上下の鉤部材8が
基枠体内に摺動可能に配設された連結杆9により連結さ
れ、基枠体の中間部にシリンダ錠10がその錠軸を内側
に差し込むように取付けられる。基枠体3がゲーム機の
前面枠30に取付けられ、前面枠の閉鎖時に、ゲーム機
の本体側に取付けられた受け金具20に鉤部材8が係止
される。基枠体3又は基枠体3に固定されたブラケット
12に前面枠の開閉に応じて動作する非接触スイッチ1
4が設けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スロツトマシン、パチンコ機等のゲーム機の前面枠を施錠する施錠 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、パチンコ機やスロツトマシンの前面枠を本体枠に対し施錠する施錠装 置として、断面略L形に形成した縦長の基枠体の上部と下部に鉤部材が枢着され 、上下の鉤部材が該基枠体内に摺動可能に配設された連結杆により連結され、基 枠体の中間部にシリンダ錠がその錠軸を内側に差し込むように取付けられ、錠軸 に連結杆と係合するカム板が固定され、基枠体がゲーム機の前面枠に取付けられ 、前面枠の閉鎖時に、ゲーム機の本体側に取付けられた受け金具に鉤部材が係止 される施錠装置が、使用されている。
【0003】 パチンコ機やスロットマシン等のゲーム機は、使用中や調整中などにおいて、 各種の必要性から、その施錠装置を解錠して前面枠が開放されるが、前面枠の開 放状態や閉鎖状態を電気的に検知する必要性が生じていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このために、従来、前面枠の開閉に応じてオンオフするリミットスイッチ等を 本体枠内や前面枠内に取付け、そのスイッチから開閉状態を示す信号を取出すよ うにしていた。しかし、リミットスイッチやそのアクチュエータを本体枠や前面 枠に取付けるために、複数の取付部品や取付作業を必要とし、また、この種のゲ ーム機の内部には、多数の電気機械部品が殆ど空間がない程に配置されているた め、リミットスイッチやそのアクチュエータを配置する場所が見つからない場合 があり、また、リミットスイッチやそのアクチュエータを狭い取付スペースに取 付ける場合、取付作業が非常に難しく、スイッチやアクチュエータが他の部品と 干渉して誤動作を起しやすい問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、前面枠の開閉状態を 検知するためのリミットスイッチ等を本体枠内等に別個に設ける必要がなく、前 面枠の開閉に応じてスイッチを確実に動作させて、その開閉状態を示す信号を発 生することができるゲーム機用施錠装置を提供することを目的とする。
【0006】 このために、本考案のゲーム機用施錠装置は、断面略L形に形成した縦長の基 枠体の上部と下部に鉤部材が枢着され、上下の鉤部材が基枠体内に摺動可能に配 設された連結杆により連結され、基枠体の中間部にシリンダ錠がその錠軸を内側 に差し込むように取付けられ、錠軸に連結杆と係合するカム板が固定され、基枠 体がゲーム機の前面枠に取付けられ、前面枠の閉鎖時に、ゲーム機の本体側に取 付けられた受け金具に鉤部材が係止されるゲーム機用施錠装置において、基枠体 又は基枠体に固定されたブラケットに前面枠の開閉に応じて動作する非接触スイ ッチが設けられて構成される。
【0007】
【作用・効果】
このように構成されたゲーム機用施錠装置は、基枠体がゲーム機の前面枠に取 付けられ、本体側に受け金具がその鉤部材に対応した位置に取付けられる。前面 枠が本体側に閉鎖されると、上下の鉤部材が回動しながら受け金具に係止され、 施錠状態となる。解錠する場合は、所定のキーをシリンダ錠に挿入し、その錠軸 を回してカム板を回動させ、連結杆を介して鉤部材を回動させ、受け金具との係 合を解除して行う。
【0008】 前面枠の開閉状態を検知するスイッチには、例えば、光電スイッチ、近接スイ ッチ等の非接触スイッチが使用され、さらに、前面枠の開閉に伴ない、光電スイ ッチの光を遮断・通過させる部材、或は近接スイッチをオンオフさせる金属部材 が基枠体に或は本体側に設けられる。
【0009】 このようなスイッチは、前面枠の開閉に応じてオンオフ動作し、前面枠の開放 状態や閉鎖状態を示す信号を発生する。
【0010】 非接触スイッチが基枠体又は基枠体に固定されたブラケットに取付けられるた め、従来のように、ゲーム機の前面枠や本体内に残された非常に狭い空間に、リ ミットスイッチ等を別個に取付ける必要がなく、その取付作業や調整作業が不要 となり、また、スイッチと他の部品等の干渉による誤動作が生じず、前面枠の開 閉を示す信号を確実に発生させることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1はゲーム機用施錠装置の左側面図を、図2は同背面図を、第3図は同右側 面図を示している。3は、取付板1と支持板2を断面略L字状に曲折して一体成 形された縦長の基枠体で、基枠体3の支持板2の上下端には、鉤部材8が揺動可 能に軸支され、この鉤部材8は後述する本体側の受け金具20と係合し、ロツク される。
【0013】 両鉤部材8、8の中間部は、支持板2の内側に沿つて摺動可能に配設された長 い連結杆9により連結され、後述するシリンダ錠10の操作により回動するカム 板6により連結杆9が摺動し、両鉤部材8を揺動させる構造である。
【0014】 取付板1の略中央部が幅広に形成され、その幅広部の正面側に、シリンダ錠1 0が円筒4と錠軸に連結された連結軸を介して取付けられる。連結軸の先端は取 付板1を貫通し、その先端にはカム板6が固定される。円筒4とその内部の連結 軸はシリンダ錠10の取付け位置を伸ばすために使用され、キーによつてシリン ダ錠10の錠軸を回すと、連結軸が回り、カム板6が一定の角度範囲で両側に回 動する。
【0015】 図2に示すように、カム板6上には係合部5が突設され、この係合部5に対向 して連結杆9から係合爪7が突設され、カム板6を図2の反時計方向に回した時 、カム板6の係合部5が係合爪7と係合し、連結杆9を図の上方に摺動させ、両 端の鉤部材8を下側つまり解錠方向に揺動させる。連結杆9にはそれを下方に付 勢するためのコイルばね17が取付板1との間に設けられている。
【0016】 一方、支持板2の外側に、ブラケット12が固定され、そのブラケット12の 下側に非接触スイッチ(透過形光電スイッチ)19が取付けられる。さらに、こ の非接触スイッチ19をオンオフするために、作動片11a付きの作動杆11が 、支持板2と連結杆9の間に沿って上下に摺動可能に配設され、その作動片11 aは支持板2の上から左側面側の突出し、非接触スイッチ19の内部に進入して いる。この非接触スイッチ19はゲーム機のリセットスイッチ等として使用され る。
【0017】 作動杆11は、上記のカム板6が図2の時計方向に回された際、カム板6の先 端がこの作動杆11の一部に係合して下方に摺動する。このとき、作動片11a が非接触スイッチ19内から退出し、スイッチングさせる構造である。この作動 杆11はコイルばね16により上方に付勢されている。
【0018】 また、ブラケット12上には、1本の揺動部材13が水平な軸13cによりそ の上下両端を前後方向に揺動可能に軸支され、さらに、開閉状態を検知するため の非接触スイッチ(透過形光電スイッチ)14が取付けられる。揺動部材13の 下端13aは基枠体3の背面側に突出し、その上端13bは非接触スイッチ14 内に進入している。揺動部材13とブラケット12間にはコイルばね15がかけ られ、その上端13bを非接触スイッチ14内に進入させ、その上端13aを背 面に突出させる側に付勢する。
【0019】 さらに、支持板2の下部は幅広に形成され、その幅広部の外側にローラ25が 回転自在に軸支され、このローラ25は前面枠の閉鎖時に、ゲーム機の本体側に 取付けられた受け金具20の滑り板24上にのり上げ、開閉動作を容易にする。
【0020】 このように構成された施錠装置は、図6に示すような、スロツトマシン等のゲ ーム機における前面枠31の内側に、その基枠体3の取付板1をねじで固定して 縦に装着され、ゲーム機の本体30側に受け金具20が、鉤部材8に対応した位 置に取付けられる。
【0021】 受け金具20は、図4、図5に示すように、縦長に形成され、取付板21上に 係止部21、22が鉤部材8、8の位置に対応して設けられ、下部には滑り板2 4が設けられ、さらに、揺動部材13に対応した位置には当部23が設けられる 。
【0022】 前面枠31を閉鎖する場合、前面枠31を本体30に対し押し付けるように閉 じると、上下の鉤部材8が下方に揺動しながら係止部21、22と係合し、前面 枠31はロツクされる。閉鎖時、ローラ25が本体側の滑り板24にのり、前面 枠31が僅かに持ち上げられ、円滑に閉じられる。
【0023】 この前面枠31の閉鎖時、揺動部材13の下端13aが受け金具20の当部2 3に当り、これによって、揺動部材13が基枠体3の内側に入るように揺動し、 その上端13bが非接触スイッチ14内から退出する。このとき、非接触スイッ チ14では、遮断されていた光軸が導通し、スイッチング動作が行われ、前面枠 31の閉鎖状態を示す信号が出力される。
【0024】 このように、ブラケット12に取付けた揺動部材13が閉鎖時に揺動し、且つ そこに設けた非接触スイッチ14が動作するため、取付け時に揺動部材や非接触 スイッチ14の位置調整などを行う必要がなく、確実に動作させることができる 。
【0025】 一方、ゲーム機の前面枠31を開く場合、キーをシリンダ錠10に差し込み、 これを時計方向に回す。すると、シリンダ錠10の錠軸が連結軸を介してカム板 6を図2反時計方向に回し、カム板6上の係合部5が係合爪7を押し上げること により、連結杆9を上方に摺動させる。これにより、上下両端の鉤部材8が下方 へ揺動し、係止部21、22との係合が外れ、解錠状態となり、前面枠31は開 放可能な状態となる。
【0026】 前面枠31が開放されると、揺動部材13はコイルばね15により図6の実線 に示す状態に戻り、その上端13bを非接触スイッチ14内に進入させる。非接 触スイッチ14では、光軸が遮光され、スイッチング動作が行われ、前面枠31 の開放を示す信号が出力される。
【0027】 リセット用の非接触スイッチ19を作動する場合、解錠するためのキーを用い て、キーを解錠とは反対方向つまり反時計方向に回す。この操作によりカム板6 が図2の時計方向に回動し、作動杆11を下に移動させる。この動作によって非 接触スイッチ19内から作動片11aが退出し、非接触スイッチ19がスイッチ ング動作を行い、リセット信号が出力される。
【0028】 なお、上記非接触スイッチ14には、光電スイッチの他に近接スイッチ等を使 用することもでき、また、非接触スイッチ14を基枠体3に固定し、揺動部材1 3の代りに、受け金具20に突起部を設け、その突起部を閉鎖時に非接触スイッ チ14内に進入させるようにすることもできる。
【0029】 また、ブラケットを基枠体3の背面側に取付け、非接触スイッチ14、19を 基枠体3の背面側に配置することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す施錠装置の左側面図であ
る。
【図2】同背面図である。
【図3】同右側面図である。
【図4】受け金具の正面図である。
【図5】その左側面図である。
【図6】ゲーム機へ取付けた状態の左側面図である。
【符号の説明】
1−取付板、 2−支持板、 3−基枠体、 6−カム板、 8−鉤部材、 9−連結杆、 10−シリンダ錠、 13−揺動部材、 14−非接触スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略L形に形成した縦長の基枠体の上
    部と下部に鉤部材が枢着され、上下の該鉤部材が該基枠
    体内に摺動可能に配設された連結杆により連結され、該
    基枠体の中間部にシリンダ錠がその錠軸を内側に差し込
    むように取付けられ、該錠軸に該連結杆と係合するカム
    板が固定され、該基枠体がゲーム機の前面枠に取付けら
    れ、該前面枠の閉鎖時に、ゲーム機の本体側に取付けら
    れた受け金具に該鉤部材が係止されるゲーム機用施錠装
    置において、 前記基枠体又は該基枠体に固定されたブラケットに該前
    面枠の開閉に応じて動作する非接触スイッチが設けられ
    たことを特徴とするゲーム機用施錠装置。
JP1992029771U 1992-05-07 1992-05-07 ゲーム機用施錠装置 Expired - Fee Related JP2547830Y2 (ja)

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