JPH0588402A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0588402A
JPH0588402A JP3247501A JP24750191A JPH0588402A JP H0588402 A JPH0588402 A JP H0588402A JP 3247501 A JP3247501 A JP 3247501A JP 24750191 A JP24750191 A JP 24750191A JP H0588402 A JPH0588402 A JP H0588402A
Authority
JP
Japan
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toner
image
support
carrying
transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP3247501A
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English (en)
Inventor
Kouji Inaishi
浩司 稲石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH0588402A publication Critical patent/JPH0588402A/ja
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 破壊手段によって破壊されたトナーの外壁を
受像紙に転写しないことによって、良好な画像を形成す
ることが可能な画像形成装置を提供する。 【構成】 支持体41が回転し、露光されたトナー22
は、供給された転写紙52の近傍にまで搬送される。供
給された転写紙52は加圧ローラ54によって支持体4
1と密着されて、加圧される。この時、支持体41上の
未反応のトナー22は破壊され、トナー22の内包物が
転写紙52に転写されて、転写紙52上に画像が形成さ
れる。この時、支持体41と加圧ローラ54の間に形成
された電界によって、正帯電状態である、破壊されたト
ナー22の外壁と硬化したトナー22は負電極である支
持体41上に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、染料前駆体などの色素体を内包
し、光に反応して機械的強度が変化するマイクロカプセ
ルからなるトナーが特開平3−77961号公報、特開
平3−80258号公報等に開示されている。またマイ
クロカプセルからなるトナーを用い、トナーを露光した
後、加圧などによって強度の弱いトナーのみを破壊する
現像方法によって受像紙に画像を形成する画像形成装置
が特開平3−80258号公報、特開平3−92856
号公報等に開示されている。この画像形成装置は、トナ
ーを帯電させて担持体に保持し、静電気力によって支持
体に付着させるトナー塗布機構と、画像情報に応じて感
光性マイクロカプセルトナーを露光する手段と、色素体
を流出させるためのカプセル破壊転写手段を有してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の画像形成装置においては、破壊手段によって感光性マ
イクロカプセルトナーを破壊すると、色素体などの内包
物は流出するが、同時にカプセルの外壁も受像紙に転写
されることがしばしばあった。外壁は無色透明でないの
で、受像紙に外壁が付着することによって、画像が汚れ
るという問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、破壊された感光性マイクロカプ
セルトナーの外壁を受像紙に転写しないことによって、
良好な画像を形成することが可能な画像形成装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、マイクロカプセルトナーを
帯電または帯磁させる帯電または帯磁手段と、前記帯電
または帯磁したカプセルトナーを担持する担持手段と、
前記担持されたマイクロカプセルトナーを露光する露光
手段と、前記担持手段と共に受像紙を挟んで加圧し、前
記マイクロカプセルトナーの内包物を前記受像紙に転写
する転写補助手段と、前記担持手段と前記転写補助手段
との間に、前記マイクロカプセルトナーとは逆極性の電
界または磁界を印加する加電または加磁手段とよりな
る。
【0006】または本発明の画像形成装置は、マイクロ
カプセルトナーを帯電または帯磁させる帯電または帯磁
手段と、前記帯電または帯磁したカプセルトナーを担持
する担持手段と、前記担持されたマイクロカプセルトナ
ーを露光する露光手段と、前記担持手段と接すること
で、前記マイクロカプセルトナーの内包物が転写される
中間転写手段と、前記担持手段と前記中間転写手段との
間に、前記マイクロカプセルトナーとは逆極性の電界ま
たは磁界を印加する加電または加磁手段と前記中間転写
手段と共に受像紙を挟んで加圧し、前記中間転写手段上
の画像を前記受像紙に転写する転写補助手段とよりな
る。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置にお
いて、帯電または帯磁手段がマイクロカプセルトナーを
帯電または帯磁させ、帯電または帯磁したカプセルトナ
ーを担持手段が担持する。担持されたマイクロカプセル
トナーを露光手段が露光し、転写補助手段が担持手段と
共に受像紙を挟んで加圧し、マイクロカプセルトナーの
内包物を受像紙に転写する。担持手段と転写補助手段と
の間には、加電または加磁手段によってマイクロカプセ
ルトナーとは逆極性の電界または磁界が印加されてお
り、破壊されたマイクロカプセルの外壁は担持手段上に
保持される。
【0008】または、帯電または帯磁手段がマイクロカ
プセルトナーを帯電または帯磁させ、帯電または帯磁し
たカプセルトナーを担持手段が担持する。担持されたマ
イクロカプセルトナーを露光手段が露光し、中間転写手
段が担持手段と接することで、マイクロカプセルトナー
の内包物が中間転写手段に転写される。そして転写補助
手段が中間転写手段と共に受像紙を挟んで加圧し、中間
転写手段上の画像を受像紙に転写する。担持手段と中間
転写手段との間には、加電または加磁手段によってマイ
クロカプセルトナーとは逆極性の電界または磁界が印加
されており、破壊されたマイクロカプセルの外壁は担持
手段上に保持される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照して説明する。
【0010】図1は第1の実施例である画像形成装置の
概略構成図である。まずその構成について説明する。
【0011】回転可能に設けられた、感光性マイクロカ
プセルトナー(以下、単にトナーとする)22を担持す
る支持体41には電源42が接続されている。この支持
体41はアルミニウムなどで形成されている。そして支
持体41に近接して、トナー22を貯蔵するトナーケー
ス21と、トナー22を攪拌する攪拌機23と、トナー
22を担持する担持体25と、担持体25にトナー22
を供給するための供給体24とからなるトナー塗布部が
設けられている。支持体41には電源42の負電極が接
続されているので、支持体41と担持体25の間の領域
には電界が形成されている。
【0012】トナー22は、少なくとも色素体と光硬化
性物質を内包し、光に反応して機械的強度が変化するも
のである。光硬化性物質は、重合性化合物と光開始剤が
混合されたものである。この内包物を、水中に乳化させ
界面重合法、insitu法、粉霧造粒法など公知のマ
イクロカプセル化法によって、樹脂の外壁の内側に封入
し、マイクロカプセルを得る。これを、スプレードライ
法、真空乾燥法などによって乾燥させ、粉体状のトナー
22を得る。
【0013】本実施例で用いた感光性マイクロカプセル
トナー22では、正帯電性を持つメラミン−ホルムアル
デヒド樹脂をin situ法によって外壁とした。更
に、流動性や帯電性が要求される場合には、マイクロカ
プセルの周囲に無機有機の微粉末あるいは、荷電制御剤
の粉末などを外添すればよい。これらは、公知のトナー
の表面改質に関する技術が使用できる。
【0014】前記トナー塗布部より支持体41の回転方
向には、露光ランプ11と、原稿台ガラス15と、原稿
カバー13と、画像の色調を調整するためのフィルタ1
4とからなる露光部が設置されている。更に支持体41
の回転方向には、供給された被転写物である転写紙52
が支持体41と密着するように、加圧ローラ54が設置
されている。加圧ローラ54も電源42の支持体41と
は反対の正電極側が接続されており、支持体41と加圧
ローラ54の間の領域には電界が形成されている。
【0015】更に支持体41の回転方向には支持体41
と密着するクリーニングブレード31を備えたクリーニ
ングボックス32がある。また転写紙52を貯蔵してお
く給紙カセット51が設けられている。
【0016】次に作用を説明する。
【0017】図示しない起動スイッチがONになると、
支持体41が回転する。そしてトナー塗布部において、
攪拌機23と供給体24の回転によって担持体25にト
ナー22が正帯電されて担持される。担持されたトナー
22は、支持体41と担持体25との間に形成された電
界によって、支持体41の方向に静電引力を受ける。こ
の結果トナー22が支持体41に向けて飛翔し、支持体
41の表面に保持される。
【0018】支持体41の回転によってトナー22の塗
布面は露光部にさらされる。ここで露光ランプ11が点
灯し、原稿12を支持している原稿台ガラス15が移動
する。これによって原稿12に従って露光操作が行なわ
れる。原稿12から反射した光は、画像の色調を調整す
るためフィルタ14を通って、支持体41に担持された
トナー22上に結像される。露光されたトナー22は、
内包物が重合反応するため硬化する。
【0019】更に、支持体41が回転し、露光されたト
ナー22は、供給された転写紙52の近傍にまで搬送さ
れる。供給された転写紙52は加圧ローラ54によって
支持体41と密着されて、加圧される。この時、支持体
41上の未反応のトナー22は破壊され、トナー22の
内包物が転写紙52に転写されて、転写紙52上に画像
が形成される。この時、支持体41と加圧ローラ54の
間に形成された電界によって、正帯電状態である、破壊
されたトナー22の外壁と硬化したトナー22は負電極
である支持体41上に保持される。
【0020】更に支持体41は回転し、クリーニングブ
レード31により支持体41上の破壊されたトナー22
の外壁と硬化したトナー22ははぎ取られてクリーニン
グボックス32に納められる。
【0021】次に第2の実施例である画像形成装置を、
その概略構成図である図2を参照して説明する。尚、第
1の実施例と同一の部分については同一の符号を付し、
その説明は省略する。
【0022】トナー塗布部及び露光部、クリーニング部
は第1の実施例と同じ構成である。露光部より支持体4
1の回転方向には、支持体41と密着するように中間転
写体である転写ローラ53が設けられており、転写ロー
ラ53には電源42の支持体41とは反対の正電極側が
接続されているので、支持体41と転写ローラ53の間
の領域には電界が形成されている。
【0023】支持体41と転写ローラ53の密着部より
転写ローラ53の回転方向に転写紙52が供給されるよ
うに転写紙52を貯蔵しておく給紙カセット51が備え
つけられている。又、供給された転写紙52と転写ロー
ラ53を密着させるために転写紙52をはさんで転写ロ
ーラ53の対向側に加圧ローラ55が設置されている。
【0024】次に作用を説明する。
【0025】露光工程までの工程及び、支持体のクリー
ニングの工程は第1の実施例と同じである。
【0026】露光後、支持体41が回転し、露光された
トナー22は転写ローラ53の近傍に搬送され、支持体
41と転写ローラ53にはさまれたトナー22は加圧さ
れる。従って、完全硬化せず強度が弱いトナー22の外
壁は破壊され内包物が流出し、内包物が転写ローラ53
に付着する。この時、支持体41と転写ローラ53の間
に形成された電界によって、正帯電状態である破壊され
たトナー22の外壁と硬化したトナー22は負電極であ
る支持体41上に保持される。
【0027】給紙カセット51から転写紙52が取り出
され、転写ローラ53と加圧ローラ55の間に送られ
る。転写ローラ53に付着している内包物は加圧ローラ
55の圧力によって、転写紙52に転写される。このよ
うにして、転写紙52に画像が形成される。
【0028】以上、説明したことから明かなように、本
実施例の画像形成装置によれば、破壊されたトナーの外
壁が支持体41上に保持されるため、転写紙52に転写
しない。よって、良好な画像を形成することが可能であ
る。
【0029】尚、本発明は以上詳述した実施例に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲の変更は
可能である。例えば、トナーの外壁はポリエチレンなど
の負帯電性のものでもよく、そのとき支持体には正電極
が、転写ローラまたは加圧ローラには負電極が接続され
ている。
【0030】また電界ではなく磁界であっても良い。ま
た、支持体がベルト型になっていてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したことから明かなように、
本発明の画像形成装置によれば、破壊されたトナーの外
壁が担持手段上に保持されるため、受像紙に転写しな
い。よって、良好な画像を形成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の画像形成装置の概略断面図であ
る。
【図2】第2の実施例の画像形成装置の概略断面図であ
る。
【符号の説明】
11 露光ランプ 14 フィルタ 22 感光性マイクロカプセルトナー 41 支持体 42 電源 52 転写紙 53 転写ローラ 54 加圧ローラ 55 加圧ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色素体をカプセル内部に有するマイクロ
    カプセルトナーを用いた画像形成装置において、 前記マイクロカプセルトナーを帯電または帯磁させる帯
    電または帯磁手段と、 前記帯電または帯磁したカプセルトナーを担持する担持
    手段と、 前記担持されたマイクロカプセルトナーを露光する露光
    手段と、 前記担持手段と共に受像紙を挟んで加圧し、前記マイク
    ロカプセルトナーの内包物を前記受像紙に転写する転写
    補助手段と、 前記担持手段と前記転写補助手段との間に、前記マイク
    ロカプセルトナーとは逆極性の電界または磁界を印加す
    る加電または加磁手段とよりなることを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 色素体をカプセル内部に有するマイクロ
    カプセルトナーを用いた画像形成装置において、 前記マイクロカプセルトナーを帯電または帯磁させる帯
    電または帯磁手段と、 前記帯電または帯磁したカプセルトナーを担持する担持
    手段と、 前記担持されたマイクロカプセルトナーを露光する露光
    手段と、 前記担持手段と接することで、前記マイクロカプセルト
    ナーの内包物が転写される中間転写手段と、 前記担持手段と前記中間転写手段との間に、前記マイク
    ロカプセルトナーとは逆極性の電界または磁界を印加す
    る加電または加磁手段と前記中間転写手段と共に受像紙
    を挟んで加圧し、前記中間転写手段上の画像を前記受像
    紙に転写する転写補助手段とよりなることを特徴とする
    画像形成装置。
JP3247501A 1991-09-26 1991-09-26 画像形成装置 Pending JPH0588402A (ja)

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JP3247501A JPH0588402A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 画像形成装置

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JP3247501A JPH0588402A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 画像形成装置

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JPH0588402A true JPH0588402A (ja) 1993-04-09

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JP3247501A Pending JPH0588402A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 画像形成装置

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