JPH04316045A - 画像記録方法 - Google Patents

画像記録方法

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Publication number
JPH04316045A
JPH04316045A JP8379291A JP8379291A JPH04316045A JP H04316045 A JPH04316045 A JP H04316045A JP 8379291 A JP8379291 A JP 8379291A JP 8379291 A JP8379291 A JP 8379291A JP H04316045 A JPH04316045 A JP H04316045A
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JP
Japan
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image
paper
microcapsules
developing
photosensitive
Prior art date
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Pending
Application number
JP8379291A
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English (en)
Inventor
Masaichi Tanabe
田辺 政一
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH04316045A publication Critical patent/JPH04316045A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2227/00Photographic printing apparatus
    • G03B2227/32Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
    • G03B2227/325Microcapsule copiers

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  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光感圧性熱現像材料
を用いて多色画像の形成を行う画像記録方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、感光感圧性マイクロカプセルを利
用した画像記録装置として、例えば、特開昭62−15
0238号公報に開示されている複写装置がある。この
複写装置の画像記録方法は、支持体上に光の照射によっ
て重合硬化する感光性樹脂により基体が構成されかつ発
色前の無色状態の色素及び光重合開始剤を含むマイクロ
カプセルと、発色前の無色状態の色素と反応することに
よりその色素を発色させる顕色層とを有する感光感圧性
マイクロカプセル紙を用いて、マイクロカプセル紙上に
像様露光を行ってマイクロカプセルを選択的に光重合硬
化させることによってマイクロカプセル紙上に化学的に
潜像を形成させ、この後に加圧による圧力現像が行われ
て未硬化のマイクロカプセルが破壊されてその中から漏
出した色素が顕色層と反応して所定の色に発色すること
によって色画像を得るものであるが、この方法は簡単で
しかも安価な装置で、簡易な処理により高品質の画像を
得ることができる反面、ハロゲン化銀を用いた銀塩写真
法に比較して感光性が著しく小さいため、強い露光用光
源が必要であるという欠点を有している。以上に示した
画像記録方法を、以降「前者の方法」と呼ぶ。
【0003】このような前者の方法の欠点を改良して、
高い感光性を有し、光源のエネルギーが少なくて済み、
簡易な処理により高品質の画像を得ることの出来る画像
記録材料が特開昭61−275742号公報に開示され
ている。この記録材料は感光感圧性熱現像材料であって
、支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化銀、還元剤、
重合性化合物および色画像形成物質が塗設されており、
少なくとも該重合性化合物および色画像形成物質は同一
のマイクロカプセルに封入されている感光性組成物から
成るものである。
【0004】この感光感圧性熱現像材料を用いて画像を
記録する画像記録方法については、特開昭61−278
849号公報に開示されている。この画像記録方法は、
まず、像様露光を行って潜像を形成し、その後加熱によ
って潜像が存在する部分の重合性化合物を重合して高分
子化合物を生成させてマイクロカプセルを硬化させる。 ついで色画像形成物質が転写し得るような受像層を有す
る受像材料と重ねて加圧し、潜像が存在しない部分のマ
イクロカプセルの少なくとも一部を破裂させ、色画像形
成物質を受像材料に転写させて受像材料上に画像を得る
ものである。ここで、色画像形成物質は有色染料でも無
色染料でもよく、有色染料の場合は、受像材料表面には
液体状の染料を吸収して毛管現象による滲みが生じない
ようにするための吸収体層が必要になり、無色染料の場
合は、色素と反応して所定の色に発色させるための顕色
層が必要になる。
【0005】この方法では、光源ランプのエネルギーが
小さくてすむので装置全体の消費電力を小さく抑えるこ
とが出来るという長所があるが、特に有色染料を用いた
場合、染料の受像材料上での滲みが大きな問題となり、
したがって染料を吸収して滲みを防止するための吸収体
の層を受像材料表面上に設ける必要があるという短所も
あった。以上に示した画像記録方法を、以降「後者の方
法」と呼ぶ。
【0006】上記に示した前者の方法及び後者の方法の
いずれの方法に於いても、色画像形成後加熱して定着さ
せる。また、吸収体層や顕色層の存在のために、色画像
を含む受像材料の表面は全面に光沢を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方法では、前述のように、ハロゲン化銀を用いた銀塩写
真法に比較して感光性が著しく小さく、また、光のエネ
ルギーだけで露光と光重合反応を起こすためのエネルギ
ーをまかなわなければならないため、強い露光用光源が
必要であるという欠点を有している。
【0008】また、後者の方法では、前述のように、ハ
ロゲン化銀を用いるためきわめて高感度でしかも光のエ
ネルギーが小さくてすむという長所があるのに対して、
特に有色染料を用いた場合における染料の受像材料上で
の滲みが大きな問題となり、したがって染料を吸収して
滲みを防止するための吸収体の層を受像材料表面上に設
けるなど、滲みを防止する必要があった。
【0009】また、上記のいずれの方法においても、受
像材料はPPC用紙など普通紙を用いることができず、
色画像形成物質を吸収して滲みを防止するための吸収体
層または色画像形成物質と反応して所定の色に発色させ
るための顕色層など、表面に受像体層を有した特殊紙が
必要となるかまたは普通紙に受像体層を形成させるため
の複雑な受像体塗布装置が必要となるためコストが高く
なり汎用性に欠けること、また受像体層は色画像を記録
した受像材料の全面に塗布されており、形成された画像
のうちの白色の部分には色画像形成物質がなく受像体が
存在する必要がないのにも関わらず不必要な受像体が塗
布されているので、ランニングコストが高くなり、また
光沢性のため白色の部分に後から鉛筆などで加筆するこ
とができなくなることや白色の部分の受像体層が時間経
過と共に光化学反応等によって化学変化して白色性が失
われることという問題が生じた。
【0010】また、上記のいずれの方法に於いても、一
枚の色画像を形成する度に感光材料を露光して圧力現像
を行なわなければならないため、同一の原稿から色画像
を大量に複写する場合、非常に時間がかかり、一枚の原
稿に対して非常に多量の感光材料を消費してしまうため
、画像形成のコストも高くなってしまう。また、このと
き、約1トンもの圧力が加わる圧力現像装置を連続で多
数回にわたって使用することになるので、この圧力現像
装置の寿命に大きく影響する。
【0011】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、受像材料表面上の染料の滲みを
防止すると同時に、受像材料の表面上に特殊な受像体層
を必要とせず、鮮明で加筆性と経時安定性のある画質の
高い色画像を容易で安価に形成することのできる非常に
高感度で画質の高い色画像を形成できる圧力現像型画像
形成装置で、しかも感光材料への一回の露光で同一の原
稿から大量の色画像を複写することもできる、構造が容
易で安価な画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像記録方法は、少なくとも感光性物質と、
重合性物質と、熱重合開始剤とを高分子外殻中に内包し
たマイクロカプセルを支持体上に備え、感光後の加熱に
より画像情報に応じてマイクロカプセルを選択的に硬化
させて化学潜像を形成する感光感圧性熱現像材料と、該
感光感圧性熱現像材料に化学潜像を形成させるための潜
像形成工程と、該潜像形成工程を経て化学潜像を形成し
た後の前記感光感圧性熱現像材料に圧力を加えて、未硬
化のマイクロカプセルを破壊する加圧工程と、該加圧工
程を経た前記感光感圧性熱現像材料上のマイクロカプセ
ルが破壊されなかった部分を帯電させる帯電工程と、該
帯電工程を経た前記感光感圧性熱現像材料上の帯電され
た部分または帯電されなかった部分に選択的に粉体状の
色画像形成物質を付着させる現像工程と、該現像工程を
経た前記感光感圧性熱現像材料と受像材料とを重ね合わ
せて色画像形成物質を前記受像材料に転写する転写工程
とを備えている。
【0013】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成方法に於
いては、少なくとも感光性物質と、重合性物質と、熱重
合開始剤とを高分子外殻中に内包したマイクロカプセル
を支持体上に備え、感光後の加熱により画像情報に応じ
てマイクロカプセルを選択的に硬化させて化学潜像を形
成する感光感圧性熱現像材料を利用し、潜像形成工程は
該感光感圧性熱現像材料に化学潜像を形成させ、加圧工
程は化学潜像を形成した後の該感光感圧性熱現像材料に
圧力を加えて、未硬化のマイクロカプセルを破壊し、帯
電工程は該加圧工程を経た前記感光感圧性熱現像材料上
のマイクロカプセルが破壊されなかった部分を帯電させ
、現像工程は該帯電工程を経た前記感光感圧性熱現像材
料上の帯電された部分または帯電されなかった部分に選
択的に粉体状の色画像形成物質を付着させ、転写工程は
前記現像工程を経た前記感光感圧性熱現像材料と受像材
料とを重ね合わせて色画像形成物質を前記受像材料に転
写する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0015】図1は本発明を具現化した画像記録装置の
一実施例を示す図である。
【0016】実施例の画像記録装置では、ケーシング1
の上面に原稿支持ガラス2が取り付けられ、該原稿支持
ガラス2は原稿押え3とともに図示しないモーターなど
により矢印Dの方向に往復移動される。すなわち、後述
する光源4によって照射される原稿の位置を、図示しな
いモーターによって原稿支持ガラス2を動かすことによ
って走査することができる。また、原稿は前記原稿支持
ガラス2と前記原稿押え3にはさまれて、下向きに保持
される。
【0017】原稿支持ガラス2の下部には、原稿を照射
するための光源4と、原稿からの反射光をスペクトルに
分光する分光プリズム5と、該分光プリズム5で波長に
応じて分光された反射光を電気信号に変換するための固
体平面撮像素子であるCCD6と、マイクロカプセル紙
Cに画像情報に応じて赤(R)、緑(G)、青(B)の
3色光と同時に加熱現像用の赤外線を照射するための3
つの露光源8r、8g及び8bと、前記CCD6からの
画像情報に応じた電気信号を受け取り、それを計算処理
して適宜前記露光源8r、8g及び8bを作動させるた
めのCPU7とが備え付けられている。
【0018】前記露光源8r、8g及び8bによって露
光されたマイクロカプセル紙C上の感光性マイクロカプ
セルは、各露光源によって発せられた赤(R)、緑(G
)、青(B)の可視光線の照射によって潜像核を形成し
、各露光源によって発せられた赤外線の照射によって加
熱され、潜像核を形成されたマイクロカプセルが重合硬
化反応を起こすことによって化学潜像を形成する。
【0019】実施例の画像形成装置はまた、前記露光源
8r、8g、8bによって化学潜像を形成された前記マ
イクロカプセル紙Cの表面上を有色トナーで現像するた
めの現像ユニット9c、9m及び9yを備えている。
【0020】ここで、該現像ユニット9cに保持された
マイクロカプセル紙Cには、露光源8rから発せられた
赤色光と赤外線が照射され、マイクロカプセル紙C上の
赤色感光性マイクロカプセルが選択的に重合硬化し、後
述する圧力現像ローラ12で緑色及び青色感光性マイク
ロカプセルが破壊され、マイクロカプセルが破壊された
部分を該現像ユニット9cによってシアントナー24c
で現像する。
【0021】また、該現像ユニット9mに保持されたマ
イクロカプセル紙Cには、露光源8gから発せられた緑
色光と赤外線が照射され、マイクロカプセル紙C上の緑
色感光性マイクロカプセルが選択的に重合硬化し、後述
する圧力現像ローラ12で赤色及び青色感光性マイクロ
カプセルが破壊され、マイクロカプセルが破壊された部
分を該現像ユニット9cによってマゼンタトナー24m
で現像する。
【0022】また、該現像ユニット9yに保持されたマ
イクロカプセル紙Cには、露光源8bから発せられた青
色光と赤外線が照射され、マイクロカプセル紙C上の青
色感光性マイクロカプセルが選択的に重合硬化し、後述
する圧力現像ローラ12で緑色及び赤色感光性マイクロ
カプセルが破壊され、マイクロカプセルが破壊された部
分を該現像ユニット9yによってイエロートナー24y
で現像する。
【0023】前記の3つの現像ユニット9c、9m及び
9yは、後述するトナーケース21に入れるトナーの種
類が異なる(現像ユニット9cにはシアントナー24c
、現像ユニット9mにはマゼンタトナー24m、現像ユ
ニット9yにはイエロートナー24y)以外、構造は全
く同じであり、働きが同一の部品には同じ番号を割り当
て、使用するトナーの違いにより区別が必要なものには
、現像ユニットに合わせて添え字c、m、yをそれぞれ
当てた(例:現像ベルトは各現像ユニットで働きが同じ
なので番号は10とし、シアン、マゼンタ、イエローの
各色のトナー現像を行なうトナー現像器はそれぞれ20
c、20m、20yとした)。
【0024】前記現像ユニット9c、9m及び9yの構
造を、現像ユニット9cを例にとり説明する。
【0025】前記現像ユニット9cは、マイクロカプセ
ル紙Cを微弱な静電気により吸着して保持する現像ベル
ト10と、図示しないモーターに接続された現像ベルト
駆動ローラ11と、前記露光源8rによって露光される
と同時に熱現像され、赤色感光性マイクロカプセルが選
択的に重合硬化された前記マイクロカプセル紙Cを加圧
して、未硬化のマイクロカプセルを破壊するための圧力
現像ローラ12と、該圧力現像ローラ12で破壊されな
かった前記マイクロカプセル紙C上のマイクロカプセル
だけをマイナスに帯電させるためのコロナ帯電器15と
を備えている。
【0026】上記のように、圧力現像ローラ12を経た
前記マイクロカプセル紙C上の、未破壊のマイクロカプ
セルを、前記コロナ帯電器15でマイナスに帯電させた
結果、マイクロカプセル紙C上の色画像を有する部分は
マイクロカプセルが破壊されているので、この部分には
マイナス電荷は付かず、マイクロカプセル紙C上の色画
像を有しない部分はマイクロカプセルが健在であり、こ
の部分はマイナスに帯電する。従って、前記マイクロカ
プセル紙C上の色画像を有しない部分にはマイナス電荷
が与えられ、これは通常の電子写真法における反転現像
法の静電潜像に類似していることより、以降これを静電
反転像と呼ぶ。
【0027】前記現像ユニット9cはまた、前記コロナ
帯電器15によって形成された前記静電反転像をマイナ
ス帯電のシアントナー24cで現像するためのトナー現
像器20cを備えている。
【0028】トナー現像器20cは、トナーケース21
と、供給ローラ22と、担持ローラ23とを備えている
【0029】トナーケース21は、該トナー現像器20
cに備えられた他の部品を保持するとともに、シアント
ナー24cの入れ物となる。
【0030】供給ローラ22は、スポンジなど発泡性多
孔質体を表層に有し、この表層内にシアントナー24c
を担持しつつ回転して該トナーケース21の一部分とシ
アントナー24cとを接触してシアントナー24cを摩
擦帯電によってマイナスに帯電させるとともに、後述す
る担持ローラ23の表面のナイロン層とも接触してこれ
をプラスに帯電させる。
【0031】担持ローラ23は、表面にナイロン層を有
し、このナイロン層が前記供給ローラ22と摩擦するこ
とでプラスに帯電し、これにマイナスに帯電しているシ
アントナー24cが静電的に付着することによってシア
ントナー24cを担持する。
【0032】前記現像ユニット9cはまた、転写電極ロ
ーラ13と、該転写電極ローラ13に接続された高圧電
源ユニット14とを備えている。該高圧電源ニット14
によって転写電極ローラ13に約+2kVの直流電圧が
印加されると、前記担持ローラ22と該転写電極ローラ
13との間に電界が生じ、この電界によって前記担持ロ
ーラ22に担持されたマイナス帯電のシアントナー24
cが前記マイクロカプセル紙C上のマイナス電荷を有し
ない部分に飛翔して付着するが、前記マイクロカプセル
紙C上のマイナス電荷を有する部分には、マイナス電荷
同士の反発により、マイナス帯電のシアントナー24c
は付着しない。こうして前記マイクロカプセル紙C上の
正電反転像が色素トナーによって現像される。
【0033】実施例において、現像ベルト10は現像ベ
ルト駆動ローラ11によって矢印Eの方向に駆動され、
圧力現像ローラ12は現像ベルト10の外側のものは矢
印Fのように図1における反時計回りに、現像ベルト1
0の内側のものは現像ベルト10の駆動方向に追随して
時計回りに、それぞれ図示しないモーターによって駆動
される。
【0034】実施例の画像形成装置はまた、受像紙Pの
入れ物である受像紙カセット30pと、受像紙Pを該受
像紙カセット30pから繰り出す受像紙繰り出しローラ
31pと、マイクロカプセル紙Cの入れ物であるC/S
カセット30cと、マイクロカプセル紙Cを該C/Sカ
セット30cから繰り出す受像紙繰り出しローラ31c
とを備えている。
【0035】実施例の画像形成装置はまた、前記現像ユ
ニット9c、9m及び9yによって上述の如く現像され
て色画像を有したマイクロカプセル紙Cと受像紙Pを重
ねて加圧して、受像紙P上に色画像を転写するための転
写ローラ40と、前記受像紙カセット30pから繰り出
された受像紙Pを該転写ローラ40の位置まで搬送する
ための転写ベルト41と、図示しないモーターを接続さ
れた転写ベルト駆動ローラ42とを備えている。該転写
ベルト42は、前記転写ベルト駆動ローラ42によって
図1の矢印Gの方向に駆動される。
【0036】該転写ベルト41はまた、前記現像ユニッ
ト9c、9m及び9yに保持されているマイクロカプセ
ル紙Cを交換するとき、使用済みのマイクロカプセル紙
Cを搬送して出口トレー60から排出し、C/Sカセッ
ト30cから繰り出された新しいマイクロカプセル紙C
を各現像ユニット9c、9m及び9yの真下の転写ロー
ラ40の位置まで搬送する役割も果たしている。
【0037】前記現像ユニット9c、9m及び9yの下
方には、各現像ユニットへのマイクロカプセル紙Cの着
脱を補助するC/S着脱ガイド45が備え付けられてい
る。
【0038】該C/S着脱ガイド45は、図示しないモ
ーターが接続されており、図1で示されているように軸
に対して回転することができ、通常は実線のように突端
部分が上を向き現像ベルト10に触らないようになって
いるが、現像ユニット9c、9m及び9yからマイクロ
カプセル紙Cを脱着させたいときは、該C/S着脱ガイ
ド45は図示しないモーターにより回転されて図1に於
ける2点鎖線のように現像ベルト10に触り、マイクロ
カプセル紙Cを剥すように働く。
【0039】ここで、各現像ユニットへのマイクロカプ
セル紙Cの着脱は以下の方法で行なわれる。
【0040】マイクロカプセル紙Cを各現像ユニットに
取り付ける場合、C/S着脱ガイド45は図1における
実線のように固定され、マイクロカプセル紙CはC/S
カセット30cからC/S繰り出しローラ31cによっ
て繰り出され、転写ベルト41によって各現像ユニット
の真下の転写ローラ40の位置まで搬送される。
【0041】このマイクロカプセル紙Cの先端が図1に
おける転写ローラ40の真上に来たことが図示しないセ
ンサーによって検知されると、転写ベルトが停止して、
転写ローラ40に接続された図示しないアクチュエータ
の作用で該転写ローラ40が図1において上に持ち上げ
られ、その結果転写ベルト41上の前記マイクロカプセ
ル紙Cの先端は現像ベルト10に押し付けられる。
【0042】これに先立って該現像ベルト10は図示し
ない静電気発生装置により微弱な静電気を帯びており、
このような該現像ベルト10にマイクロカプセル紙Cの
先端が押し付けられると、マイクロカプセル紙Cの先端
は該現像ベルト10に吸着する。
【0043】その後転写ベルト41と現像ベルト10が
それぞれ矢印GおよびEの方向に駆動されることによっ
て、マイクロカプセル紙Cが現像ベルト10に巻き付く
ように吸着され、マイクロカプセル紙Cは現像ベルト1
0上に支持される。
【0044】マイクロカプセル紙Cを各現像ユニットか
ら取り外す場合、マイクロカプセル紙Cの先端が図1に
於ける転写電極ローラ13の真下に来たことが図示しな
いセンサーによって検知されると、C/S着脱ガイド4
5は図示しないモーターで回転されて、図1における2
点鎖線のように該C/S着脱ガイド45の突端部が現像
ベルト10に触り、該現像ベルト10上に吸着された使
用済みのマイクロカプセル紙Cは該現像ベルト10から
剥されて転写ベルト41上に落下し、この使用済みのマ
イクロカプセル紙Cは転写ベルト41によって搬送され
、出口トレー60に排出される。
【0045】実施例の画像形成装置はまた、受像紙Pの
表面上に形成された有色トナーによる色画像を熱定着す
るための定着ヒーター50を備えている。
【0046】実施例の画像形成装置はまた、図示しない
コピーボタンに連動し、原稿支持ガラス2、現像ベルト
駆動ローラ11、圧力現像ローラ12、供給ローラ22
、担持ローラ23、受像紙繰り出しローラ31p、C/
S繰り出しローラ31c、転写ベルト駆動ローラ42、
C/S着脱ガイド45にそれぞれ接続された図示しない
モーターと、転写ローラ40に接続された図示しないア
クチュエータと、定着ヒーター50とを適切に作動する
よう制御するための制御ユニットAを備えている。
【0047】前記制御ユニットAはまた、光源4、露光
源8r、8g及び8bを制御しているCPU7とも信号
のやり取りを行いながら、実施例の画像形成装置の全体
の作動を制御している。
【0048】前記制御ユニットAはまた、各現像ユニッ
トとマイクロカプセル紙Cの着脱の際、現像ベルト10
及び転写ベルト41上のマイクロカプセル紙Cや受像紙
Pの位置を検出するためにC/S着脱ガイド45の付近
に設置された図示しないセンサーとも信号のやり取りを
行いながら、実施例の画像形成装置の全体の作動を制御
している。
【0049】前記制御ユニットAはまた、色素トナーで
現像されたマイクロカプセル紙Cと受像紙Pを重ねて色
画像を受像紙Pに圧力転写する際、転写ベルト41上の
マイクロカプセル紙Cの先端が、各現像ユニット9c、
9m及び9yに備えられた担持ローラ23転写電極ロー
ラ13との間の位置にきたことを検出するためにトナー
現像器20c、20m及び20yの付近に設置された図
示しないセンサーとも信号のやり取りを行いながら、実
施例の画像形成装置の全体の作動を制御している。
【0050】以下の実施例における上記の各装置の作動
は、すべて上記の各装置の作動状況をモニターするため
各装置から該制御ユニットAに伝わってくる信号に応じ
て、該制御ユニットAから発せられる制御信号に従って
行なわれるものである。
【0051】以下に、実施例の画像形成装置によって色
画像を形成するプロセスを説明する。
【0052】「原稿読み取りプロセス」。
【0053】図示しないコピーボタンが押されると、光
源4によって原稿が照射され、その反射光が分光プリズ
ム5で分光され、波長に応じて展開してCCD6上に結
像する。CCD6では、原稿からの反射光を、どの色の
光がどれだけの強度でCCD6に照射されたかを電気信
号(画像信号)に変換し、この信号をCPU7に転送す
る。
【0054】「マイクロカプセル紙露光プロセス」。
【0055】CPU7において、画像信号に基づいて、
3個の露光源8r、8g及び8bを選択的に作動させ、
現像ユニット9c、9m及び9yに支持されたマイクロ
カプセル紙Cを露光する。
【0056】現像ユニット9yに支持されたマイクロカ
プセル紙Cには上記のように、画像信号に従って、原稿
の青色の部分に対応した位置に青色光と赤外線が照射さ
れ、この結果、該マイクロカプセル紙Cの青色感光性マ
イクロカプセルが選択的に重合硬化し、化学潜像が形成
される。
【0057】同様に、現像ユニット9mに支持されたマ
イクロカプセル紙Cには上記のように、画像信号に従っ
て、原稿の緑色の部分に対応した位置に緑色光と赤外線
が照射され、この結果、該マイクロカプセル紙Cの緑色
感光性マイクロカプセルが選択的に重合硬化し、化学潜
像が形成される。
【0058】同様に、現像ユニット9cに支持されたマ
イクロカプセル紙Cには上記のように、画像信号に従っ
て、原稿の赤色の部分に対応した位置に赤色光と赤外線
が照射され、この結果、該マイクロカプセル紙Cの赤色
感光性マイクロカプセルが選択的に重合硬化し、化学潜
像が形成される。
【0059】「圧力現像プロセス」。
【0060】化学潜像が形成された前記マイクロカプセ
ル紙Cは、次に圧力現像ローラ12によって、すでに重
合硬化したマイクロカプセル以外の未硬化のマイクロカ
プセルを破壊する。
【0061】「画像転写プロセス」。
【0062】先ず、現像ユニット9yの作動について説
明する。
【0063】圧力現像ローラ12を経た前記マイクロカ
プセル紙Cは、次にコロナ帯電器15によって、該マイ
クロカプセル紙C上の破壊されなかった青色感光性マイ
クロカプセルのみがマイナス帯電される。
【0064】コロナ帯電器15を経た前記マイクロカプ
セル紙Cは、次にトナー現像器20yの位置まで現像ベ
ルト10によって搬送される。図示しないセンサーによ
って、前記マイクロカプセル紙Cの先端が担持ローラ2
3と転写電極ローラ13の間の位置にきたことが検知さ
れると、トナー現像器20c内の供給ローラ22と担持
ローラ23がともに図1における時計回りに回転して前
記担持ローラ23上にマイナス帯電したイエロートナー
24yが供給される。
【0065】これと同時に、前記転写電極ローラ13に
は高圧電源ユニット14によって約+2kVの直流電圧
が印加され、該転写電極ローラ13と前記担持ローラ2
3との間に電界が生じる。この電界によって、前記マイ
クロカプセル紙C上の前記コロナ帯電器15でマイナス
帯電されなかった部分のみに、マイナス帯電のイエロー
トナー24yが塗布される。
【0066】こうして、現像ユニット9yに支持された
マイクロカプセル紙Cが、イエロートナー24yで現像
される。
【0067】受像紙Pは、受像紙繰り出しローラ31p
によって繰り出され、受像紙ガイド32を通って、転写
ベルト41に乗り、該転写ベルト41によって現像ユニ
ット9yに備えられた転写電極ローラ13の真下まで搬
送される。
【0068】イエロートナー24yで現像された前記マ
イクロカプセル紙Cは、図1における転写電極ローラ1
3と転写ローラ40の間で、転写ベルト41によって搬
送されてきた前記受像紙Pと重ねられ、ここで加圧によ
って前記マイクロカプセル紙C上のイエロートナー24
yが前記受像紙P上に転写される。
【0069】上記のように、イエロートナー24yによ
る色画像を形成された前記受像紙Pは、転写ベルト41
によって、現像ユニット9mに備えられた転写電極ロー
ラ13の位置まで搬送される。
【0070】上記現像ユニット9yによって受像紙P上
にイエロートナー24yによる色画像を形成する上記の
ようなプロセスと同様なプロセスで、現像ユニット9m
に支持されたマイクロカプセル紙Cは、緑色光を照射さ
れ、前記現像ユニット9mを経てマゼンタトナー24m
で現像され、前記受像紙P上に、マゼンタトナー24m
による色画像を形成する。
【0071】上記のように、マゼンタトナー24mによ
る色画像を形成された前記受像紙Pは、転写ベルト41
によって、現像ユニット9cに備えられた転写電極ロー
ラ13の位置まで搬送される。
【0072】上記と同様なプロセスで、現像ユニット9
cに支持されたマイクロカプセル紙Cは、赤色光を照射
され、前記現像ユニット9cを経てシアントナー24c
で現像され、前記受像紙P上に、シアントナー24cに
よる色画像を形成する。
【0073】「定着プロセス」。
【0074】上記のように三つの現像ユニット9c、9
m及び9yを経てシアントナー24c、マゼンタトナー
24m及びイエロートナー24yによる色画像を形成さ
れた受像紙Pは、転写ベルト41によって出口トレー6
0に搬送される途中、定着ヒーター50によって前記色
画像が熱定着される。
【0075】同じ原稿から色画像を複数枚複写する場合
、一枚目の複写は上記のようなプロセスで行われ、二枚
目以降は、上記のプロセスから、原稿読み取りプロセス
と、マイクロカプセル紙露光プロセスと、圧力現像プロ
セスを省き、各現像ユニット9c、9m及び9yに支持
された圧力現像後のマイクロカプセル紙Cを輪転器のよ
うに連続して回転させ、画像転写プロセスと、定着プロ
セスのみを行えばよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明によれば、受像材料表面上の染料の滲みを防止する
と同時に、受像材料の表面上に特殊な受像体層を必要と
せず、鮮明で加筆性と経時安定性のある画質の高い色画
像を容易で安価に形成することのできる非常に高感度で
画質の高い色画像を形成することができ、しかも感光材
料への一回の露光で同一の原稿から大量の色画像を複写
することもできる画像形成方法を提供することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録方法を実施した画像記録装置
を示す概略図である。
【符号の説明】
8r  露光源(R) 8g  露光源(G) 8b  露光源(B) 12  圧力現像ローラ 15  コロナ帯電器 20c  トナー現像器(C) 20m  トナー現像器(M) 20y  トナー現像器(Y) 40  転写ローラ 41  転写ベルト A  制御ユニット C  マイクロカプセル紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも感光性物質と、重合性物質
    と、熱重合開始剤とを高分子外殻中に内包したマイクロ
    カプセルを支持体上に備え、感光後の加熱により画像情
    報に応じてマイクロカプセルを選択的に硬化させて化学
    潜像を形成することができる感光感圧性熱現像材料に化
    学潜像を形成させるための潜像形成工程と、化学潜像を
    形成した後の該感光感圧性熱現像材料に圧力を加えて、
    未硬化のマイクロカプセルを破壊する加圧工程と、該加
    圧工程を経た前記感光感圧性熱現像材料上のマイクロカ
    プセルが破壊されなかった部分を帯電させる帯電工程と
    、該帯電工程を経た前記感光感圧性熱現像材料上の帯電
    された部分または帯電されなかった部分に選択的に粉体
    状の色画像形成物質を付着させる現像工程と、該現像工
    程を経た前記感光感圧性熱現像材料と受像材料とを重ね
    合わせて色画像形成物質を前記受像材料に転写する転写
    工程とを有することを特徴とする画像形成方法。
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