JPH058834A - ワーク搬送装置 - Google Patents
ワーク搬送装置Info
- Publication number
- JPH058834A JPH058834A JP1022591A JP1022591A JPH058834A JP H058834 A JPH058834 A JP H058834A JP 1022591 A JP1022591 A JP 1022591A JP 1022591 A JP1022591 A JP 1022591A JP H058834 A JPH058834 A JP H058834A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- conveyance
- transfer
- conveying surface
- groove
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本発明は、ワークを所定の姿勢にして搬送す
ることができるワーク搬送装置に関する。 【構成】 搬送方向に振動させることによりワークを搬
送する搬送面に、搬送方向を交差する溝5を搬送方向に
沿って所定ピッチで形成したものである。 【効果】 本発明によれば、ワークが搬送中に起立した
状態になっても、ワークが溝の縁部に接触した際に、溝
の縁部に接触しているワークの外周面に搬送方向と交差
する方向に搬送面から力が作用し、これによりワークが
倒されて所定の姿勢で搬送される。
ることができるワーク搬送装置に関する。 【構成】 搬送方向に振動させることによりワークを搬
送する搬送面に、搬送方向を交差する溝5を搬送方向に
沿って所定ピッチで形成したものである。 【効果】 本発明によれば、ワークが搬送中に起立した
状態になっても、ワークが溝の縁部に接触した際に、溝
の縁部に接触しているワークの外周面に搬送方向と交差
する方向に搬送面から力が作用し、これによりワークが
倒されて所定の姿勢で搬送される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークの搬送装置に
係り、特に、ワークを所定の姿勢にして搬送することが
できるものに関する。
係り、特に、ワークを所定の姿勢にして搬送することが
できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、粉末冶金法で製造され矯正され
たワークを次工程に搬送する場合、搬送路を搬送方向に
振動させる振動フィーダを使用する場合がある。
たワークを次工程に搬送する場合、搬送路を搬送方向に
振動させる振動フィーダを使用する場合がある。
【0003】この振動フィーダは水平面に対して若干傾
斜するとともに、表面が平らなワークの搬送面を搬送方
向に振動させることにより、ワークを搬送面との摩擦に
より搬送しているものである。
斜するとともに、表面が平らなワークの搬送面を搬送方
向に振動させることにより、ワークを搬送面との摩擦に
より搬送しているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、搬送される
ワークがリング状等の場合で、かつ該ワークの端面を搬
送面に載せた姿勢でワークを搬送する際においては、時
として、振動によりワークが起立してその外周面が搬送
面に位置する場合がある。この場合、通常は、振動によ
りワークが倒れて再びその端面が搬送面に載るが、搬送
面の振動方向が一方向であり、しかも搬送面が平らであ
るので、ワークがその端面を振動方向に平行にして起立
した場合、ワークに該ワークを倒す方向すなわち端面と
交差する方向に力が作用しないので、ワークが搬送面上
を転がって搬送面から逸脱したり、他のワーク上を転が
って搬送に支障を来す等の欠点があった。
ワークがリング状等の場合で、かつ該ワークの端面を搬
送面に載せた姿勢でワークを搬送する際においては、時
として、振動によりワークが起立してその外周面が搬送
面に位置する場合がある。この場合、通常は、振動によ
りワークが倒れて再びその端面が搬送面に載るが、搬送
面の振動方向が一方向であり、しかも搬送面が平らであ
るので、ワークがその端面を振動方向に平行にして起立
した場合、ワークに該ワークを倒す方向すなわち端面と
交差する方向に力が作用しないので、ワークが搬送面上
を転がって搬送面から逸脱したり、他のワーク上を転が
って搬送に支障を来す等の欠点があった。
【0005】
【発明の目的】この発明は上記事情に鑑みてなされたも
のであり、ワークを所定の姿勢にして搬送することがで
きるワーク搬送装置を提供することを目的としている。
のであり、ワークを所定の姿勢にして搬送することがで
きるワーク搬送装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のワーク搬送装置は、搬送方向に振動させ
ることによりワークを搬送する搬送面に、搬送方向と交
差する溝を搬送方向に沿って所定ピッチで形成したもの
である。
に、この発明のワーク搬送装置は、搬送方向に振動させ
ることによりワークを搬送する搬送面に、搬送方向と交
差する溝を搬送方向に沿って所定ピッチで形成したもの
である。
【0007】
【作用】この発明のワーク搬送装置にあっては、リング
状のワークが搬送中に起立してその端面が振動方向と平
行になっても、溝がワークの搬送方向すなわち振動方向
と交差しているので、ワークが溝の縁部に接触した際
に、溝の縁部に接触しているワークの外周面に搬送方向
と交差する方向すなわちワークの端面の交差する方向に
搬送面から力が作用し、これによりワークが倒されて再
びその端面が搬送面に載って所定の姿勢で搬送される。
状のワークが搬送中に起立してその端面が振動方向と平
行になっても、溝がワークの搬送方向すなわち振動方向
と交差しているので、ワークが溝の縁部に接触した際
に、溝の縁部に接触しているワークの外周面に搬送方向
と交差する方向すなわちワークの端面の交差する方向に
搬送面から力が作用し、これによりワークが倒されて再
びその端面が搬送面に載って所定の姿勢で搬送される。
【0008】
【実施例】以下、図1および図2を参照してこの発明の
ワーク搬送装置の一実施例を説明する。
ワーク搬送装置の一実施例を説明する。
【0009】これらの図において、符号1はフィーダ本
体を示す。このフィーダ本体1の上面には搬送路2が設
けられている。この搬送路2は第1図において右側が若
干高くなるように、水平面に対して傾斜されており、フ
ィーダ本体1により左右方向に所定の振幅で振幅せしめ
られるようになっている。
体を示す。このフィーダ本体1の上面には搬送路2が設
けられている。この搬送路2は第1図において右側が若
干高くなるように、水平面に対して傾斜されており、フ
ィーダ本体1により左右方向に所定の振幅で振幅せしめ
られるようになっている。
【0010】上記搬送路2は水平面に対して若干傾斜せ
しめられた搬送面3と、この搬送面3の長手方向に沿う
両側に搬送面3に沿って立設されたガイド板4,4とを
主体として構成されている。ガイド板4,4はワークW
が搬送面3の側方から逸脱しないようにするためのもの
である。
しめられた搬送面3と、この搬送面3の長手方向に沿う
両側に搬送面3に沿って立設されたガイド板4,4とを
主体として構成されている。ガイド板4,4はワークW
が搬送面3の側方から逸脱しないようにするためのもの
である。
【0011】上記ワークWは、外周面が外側に向けて凸
な円弧状をなすリング状のものであり、粉末冶金法によ
り製造され、サイジング加工、面取加工、熱処理等がな
されている。そして、このワークWを矢印方向に搬送す
るようになっている。
な円弧状をなすリング状のものであり、粉末冶金法によ
り製造され、サイジング加工、面取加工、熱処理等がな
されている。そして、このワークWを矢印方向に搬送す
るようになっている。
【0012】上記搬送面3にはワークWの搬送方向と交
差する溝5…が形成されている。各溝5は断面凹状をな
すものであり、搬送方向に対して45°傾斜せしめられ
ている。また、溝5…は搬送方向に一定ピッチで形成さ
れており、各溝5の溝幅は、ワークWが溝5に落ち込ま
ないようにするためにワークWの端面の直径より若干短
く設定されている。
差する溝5…が形成されている。各溝5は断面凹状をな
すものであり、搬送方向に対して45°傾斜せしめられ
ている。また、溝5…は搬送方向に一定ピッチで形成さ
れており、各溝5の溝幅は、ワークWが溝5に落ち込ま
ないようにするためにワークWの端面の直径より若干短
く設定されている。
【0013】上記構成のワーク搬送装置でワークWを搬
送する場合、ワークWが搬送中に起立してその端面が振
動方向と平行になっても、溝5…がワークWの搬送方向
すなわち振動方向と交差しているので、ワークWが溝5
の縁部に接触した際に、溝5の縁部に接触しているワー
クWの外周面に搬送方向と交差する方向すなわちワーク
Wの端面の交差する方向に搬送面3から力が作用し、こ
れによりワークWが倒されて再びその端面が搬送面3に
載って所定の姿勢で搬送される。
送する場合、ワークWが搬送中に起立してその端面が振
動方向と平行になっても、溝5…がワークWの搬送方向
すなわち振動方向と交差しているので、ワークWが溝5
の縁部に接触した際に、溝5の縁部に接触しているワー
クWの外周面に搬送方向と交差する方向すなわちワーク
Wの端面の交差する方向に搬送面3から力が作用し、こ
れによりワークWが倒されて再びその端面が搬送面3に
載って所定の姿勢で搬送される。
【0014】従って、ワークWが搬送面3上を転がって
搬送面3から逸脱したり、他のワークW上を転がって搬
送に支障を来すことがない。
搬送面3から逸脱したり、他のワークW上を転がって搬
送に支障を来すことがない。
【0015】なお、起立したワークWをより効果的に倒
すには、溝5のピッチと搬送面3の振動数を適宜選択す
る必要があるが、本実施例ではピッチを8〜10mm、振
動数を200〜250Hzに設定した。
すには、溝5のピッチと搬送面3の振動数を適宜選択す
る必要があるが、本実施例ではピッチを8〜10mm、振
動数を200〜250Hzに設定した。
【0016】また、上記実施例では、溝5の形状を断面
凹状に形成したが、これに限ることなく断面三角形状、
断面半円状等の他の形状にしてもよい。また、
凹状に形成したが、これに限ることなく断面三角形状、
断面半円状等の他の形状にしてもよい。また、
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のワーク
搬送装置によれば、搬送面に搬送方向と交差する溝を搬
送方向に沿って所定ピッチで形成したので、ワークが搬
送中に起立してその端面が振動方向と平行になっても、
ワークが溝の縁部に接触した際に、ワークの端面に交差
する方向に搬送面から力が作用し、これによりワークが
倒されて再びその端面が搬送面に載って所定の姿勢で搬
送される。従って、ワークが搬送面上を転がって搬送面
から逸脱したり、他のワーク上を転がって搬送に支障を
来すことがない等の優れた効果を奏することができる。
搬送装置によれば、搬送面に搬送方向と交差する溝を搬
送方向に沿って所定ピッチで形成したので、ワークが搬
送中に起立してその端面が振動方向と平行になっても、
ワークが溝の縁部に接触した際に、ワークの端面に交差
する方向に搬送面から力が作用し、これによりワークが
倒されて再びその端面が搬送面に載って所定の姿勢で搬
送される。従って、ワークが搬送面上を転がって搬送面
から逸脱したり、他のワーク上を転がって搬送に支障を
来すことがない等の優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のワーク搬送装置の概略構成を示す断
面図である。
面図である。
【図2】この発明のワーク搬送装置の平面図である。
1 フィーダ本体 2 搬送路 3 搬送面 5 溝 W ワーク
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 搬送面をワークの搬送方向に振動させる
ことにより、ワークを搬送するワークの搬送装置におい
て、上記搬送路の搬送面に搬送方向と交差する溝を搬送
方向に沿って所定ピッチで形成したことを特徴とするワ
ークの搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1022591A JPH058834A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | ワーク搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1022591A JPH058834A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | ワーク搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058834A true JPH058834A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=11744342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1022591A Withdrawn JPH058834A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | ワーク搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058834A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105145234A (zh) * | 2015-07-30 | 2015-12-16 | 句容幸福阳光生态农业发展有限公司 | 猕猴桃栽培方法 |
JP2017043431A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | ワーク搬送装置 |
CN115125369A (zh) * | 2022-07-12 | 2022-09-30 | 浙江宏源车轮有限公司 | 轮辋振动应力消除系统及其使用方法 |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP1022591A patent/JPH058834A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105145234A (zh) * | 2015-07-30 | 2015-12-16 | 句容幸福阳光生态农业发展有限公司 | 猕猴桃栽培方法 |
JP2017043431A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | ワーク搬送装置 |
TWI681918B (zh) * | 2015-08-24 | 2020-01-11 | 日商昕芙旎雅股份有限公司 | 工件搬送裝置 |
CN115125369A (zh) * | 2022-07-12 | 2022-09-30 | 浙江宏源车轮有限公司 | 轮辋振动应力消除系统及其使用方法 |
CN115125369B (zh) * | 2022-07-12 | 2024-05-10 | 浙江宏源车轮有限公司 | 轮辋振动应力消除系统及其使用方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |