JP2002370812A - パイプコンベヤ用ベルト - Google Patents

パイプコンベヤ用ベルト

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JP2002370812A
JP2002370812A JP2001178115A JP2001178115A JP2002370812A JP 2002370812 A JP2002370812 A JP 2002370812A JP 2001178115 A JP2001178115 A JP 2001178115A JP 2001178115 A JP2001178115 A JP 2001178115A JP 2002370812 A JP2002370812 A JP 2002370812A
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JP
Japan
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belt
stopper
pipe conveyor
pipe
width
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JP2001178115A
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English (en)
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Nobutaka Kataoka
信孝 片岡
Takeshi Yamashina
雄 山科
Tomofumi Morita
奉文 森田
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Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトをパイプ状に丸めて、粉粒体等の被搬
送物を搬送するパイプコンベヤに用いられるパイプコン
ベヤ用ベルトに関し、そのパイプコンベヤ用ベルトを傾
斜させた状態で被搬送物を搬送する場合の、被搬送物の
滑りの発生を防止することを課題とする。 【解決手段】 ベルト本体6をパイプ状に丸めて被搬送
物を搬送するパイプコンベヤ用ベルトにおいて、前記ベ
ルト本体6に、該ベルト本体6を傾斜させた際の被搬送
物11の滑りを阻止するストッパー7が設けられてなるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトをパイプ状
に丸めて、粉粒体等の被搬送物を搬送するパイプコンベ
ヤに用いられるパイプコンベヤ用ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のパイプコンベヤは、搬
送側とリターン側を周回すべく、1対のローラ間に掛け
回された無端状のベルトと、そのベルトの外面を押圧し
てパイプ状に丸める保形ローラとを備えており、その保
形ローラで押圧されることによって、ベルトの幅方向の
両側縁部を重ね合わせてパイプ状に丸めた状態で被搬送
物が搬送される。
【0003】このようなパイプコンベヤに関しては、た
とえば特開2001−72220号、特開2000−118657号、特開2
000−70900号、特開平11−292241号、特開平10−329914
号等、数多くの出願がなされており、上述のようにベル
トをパイプ状に丸めて搬送するので、被搬送物が封鎖状
態で搬送され、搬送中の荷こぼれ、飛散、漏洩等がな
く、また傾斜させた状態での搬送が可能であり、さらに
パイプ状であるので設置断面積が小さくて済む等の種々
の利点があるため、近年注目されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
ベルトを傾斜させた状態で被搬送物が搬送される場合、
ベルトがパイプ状に丸められて被搬送物が封鎖状態で搬
送されているので、搬送中の荷こぼれ、飛散、漏洩等こ
そ生じないが、被搬送物の種類によっては、図6に示す
ように、傾斜状態のベルト上を滑るおそれがあるという
問題点があった。
【0005】具体的には、被搬送物がたとえば乾燥粉石
炭の場合、乾燥粉石炭が傾斜したベルト上をすべり、搬
送できないというトラブルが発生していた。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、パイプコンベヤ用ベルトを傾斜さ
せた状態で被搬送物を搬送する場合の、被搬送物の滑り
の発生を防止することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するためになされたもので、その課題を解決す
るための手段は、ベルト本体6をパイプ状に丸めて被搬
送物を搬送するパイプコンベヤ用ベルトにおいて、前記
ベルト本体6に、該ベルト本体6を傾斜させた際の被搬
送物11の滑りを阻止するストッパー7が設けられてなる
ことである。
【0008】ストッパー7は、好ましくはベルト本体6
の長手方向等間隔に複数設けられる。
【0009】又、ストッパー7の幅は、ベルト本体6の
幅中心より両側に、ベルト本体6の幅の1/6 〜1/2 とな
るように形成されるのが好ましい。
【0010】パイプコンベヤ用ベルトは、上述のように
パイプ状に丸めて被搬送物を搬送するものであるため、
幅方向の中央部近辺は、剛性が大きいことが望ましいの
に対し、幅方向の両側部近辺は、パイプ状に丸める観点
から剛性が小さいことが望ましく、少なくともストッパ
ー7が両側部近辺まで存在していると、丸めるのに支障
を生ずるため、ストッパー7の幅は、ベルト本体6の幅
中心にストッパー7の中心を略一致させ、上述のように
ベルト本体6の幅の1/2 以下に形成されているのが好ま
しいのである。
【0011】一方、ストッパー7の幅がベルト本体6の
幅の1/6 以下となると、滑り防止効果がやや薄れるおそ
れがあるため、1/6 以上であることが好ましいのであ
る。
【0012】さらに、ストッパー7は、たとえば略直線
状又は略V字状等に形成される。
【0013】上記のようなストッパー7がベルト本体6
に設けられていることによって、被搬送物11が傾斜状態
のベルト本体6上を下側へ移動しようとしても、その移
動はストッパー7 によって好適に阻止されることとな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0015】(実施形態1)図1において、1は、ロー
ラ2,2間に張設された無端状のベルト3と、該ベルト
3の外面を押圧してベルト走行経路中でベルト3をパイ
プ状に変形させる保形ローラ5とを備えたパイプコンベ
ヤを示す。
【0016】前記パイプコンベヤ1のベルト3は、図2
に示すように、ベルト本体6の上面の幅方向等間隔に、
被搬送物の滑り落ちを阻止するための複数のストッパー
7,…が突出して形成されている。
【0017】本実施形態では、複数のストッパー7,…
間の間隔は、500mm とされており、またストッパー7の
突出する高さは3mmとされている。
【0018】また、ストッパー7は、平面略V字状に形
成されており、ストッパー7の幅は、本実施形態では、
ベルト本体6の幅の約1/3 に形成されている。
【0019】10は、被搬送物11の一例としての乾燥粉石
炭をベルト3上に投入するためのホッパーを示す。
【0020】上述のようなパイプコンベヤにおいて、被
搬送物11がホッパー10から投入されると、被搬送物11は
ベルト3上で搬送される。
【0021】このような搬送工程において、仮にベルト
3が傾斜状態で設けられていると、図6に示すように被
搬送物11が滑るおそれがある。特に、乾燥粉石炭の場合
には、傾斜角度が約17度になると、ベルト上で滑りが発
生することが経験的に認められている。
【0022】しかし、本実施形態のパイプコンベヤ用ベ
ルト3は、上述のようにベルト本体6の上面にストッパ
ー7が形成されて構成されているため、図3に示すよう
に、このストッパー7によって被搬送物11である乾燥粉
石炭の滑りが好適に防止されることとなるのである。
【0023】ちなみに、被搬送物11が本実施形態の乾燥
粉石炭の場合には、ベルト3の傾斜角度が25度になる程
度まで、上記のストッパー7によって被搬送物11である
乾燥粉石炭の滑りを防止することができた。
【0024】(実施形態2)本実施形態では、図4に示
すように、ストッパー7が平面略直線状に形成されてお
り、その点でストッパー7の形状が上記実施形態1と相
違している。
【0025】本実施形態においても、図5に示すように
ベルト3が傾斜状態で設けられていても、被搬送物11が
滑るのを好適に防止することができる。
【0026】その他の構成は、上記実施形態1と同じで
あり、その説明は省略する。
【0027】(その他の実施形態)尚、上記実施形態1
では、ストッパー7が平面略V字状に形成されており、
実施形態2では平面略直線状に形成されていたが、スト
ッパー7の形状はこれらに限定されるものではない。
【0028】また、ストッパー7の突出度や、複数のス
トッパー7,…間の間隔も上記実施形態に限定されな
い。
【0029】さらに、ベルト本体6上に形成されるスト
ッパー7の個数も、該実施形態に限定されるものではな
い。
【0030】さらに、上記実施形態では、ストッパー7
の幅がベルト本体6の幅の約1/3 に形成されていたが、
ストッパー7の幅のベルト本体6の幅に対する比率は上
記実施形態に限定されるものではない。ただし、上述の
ように、1/6 〜1/2 であることが好ましい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明のパイプコンベヤ
用ベルトは、ベルト本体をパイプ状に丸めて被搬送物を
搬送するパイプコンベヤ用ベルトにおいて、前記ベルト
本体に、該ベルト本体を傾斜させた際に、被搬送物の滑
りを防止するストッパーを設けたものであるため、この
ストッパーによって、被搬送物が傾斜状態のベルト本体
上を下側へ移動しようとしても、その移動はストッパー
によって好適に阻止され、被搬送物の滑りが防止される
こととなる。
【0032】この結果、使用可能なパイプコンベヤ用ベ
ルトの傾斜角度を、従来に比べて大きくすることができ
るという効果がある。
【0033】ちなみに、搬送物が乾燥粉石炭の場合、従
来では約17度のベルトの傾斜角度で滑りが生じていたの
に対し、本発明においては、ベルトの傾斜角度が約25度
となるまで滑りを防止することができた。
【0034】特に、ストッパーの幅を、ベルト本体の幅
中心より両側に、ベルト本体の幅の1/6 〜1/2 となるよ
うに形成した場合には、滑りを好適に防止できる一方
で、ベルトをパイプ状に丸める作業に支障を生ずること
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のパイプコンベヤ用ベルトを適用す
るパイプコンベヤの斜視図。
【図2】一実施形態のパイプコンベヤ用ベルトの平面
図。
【図3】同使用状態の概略側面図。
【図4】他実施形態のパイプコンベヤ用ベルトの平面
図。
【図5】同使用状態の概略側面図。
【図6】従来のパイプコンベヤ用ベルトの使用状態を示
す概略側面図。
【符号の説明】
3…ベルト 6…ベルト本体 7…ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 奉文 長崎市深堀町1丁目2番地1 三菱長崎機 工株式会社内 Fターム(参考) 3F023 AA01 AB02 BA01 BA09 3F024 DA02 DA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト本体(6) をパイプ状に丸めて被搬
    送物を搬送するパイプコンベヤ用ベルトにおいて、前記
    ベルト本体(6) に、該ベルト本体(6) を傾斜させた際の
    被搬送物(11)の滑りを阻止するストッパー(7) が設けら
    れてなることを特徴とするパイプコンベヤ用ベルト。
  2. 【請求項2】 ストッパー(7) の幅が、ベルト本体(6)
    の幅中心より両側に、該ベルト本体(6) の幅の1/6 〜1/
    2 となるように形成されている請求項1記載のパイプコ
    ンベヤ用ベルト。
  3. 【請求項3】 ストッパー(7) が、ベルト本体(6) の長
    手方向等間隔に複数設けられている請求項1又は2記載
    のパイプコンベヤ用ベルト。
  4. 【請求項4】 ストッパー(7) が略直線状に形成されて
    いる請求項1乃至3のいずれかに記載のパイプコンベヤ
    用ベルト。
  5. 【請求項5】 ストッパー(7) が略V字状に形成されて
    いる請求項1乃至3のいずれかに記載のパイプコンベヤ
    用ベルト。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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