JPH0754087Y2 - 自動包装機における物品供給装置 - Google Patents

自動包装機における物品供給装置

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JPH0754087Y2
JPH0754087Y2 JP12907189U JP12907189U JPH0754087Y2 JP H0754087 Y2 JPH0754087 Y2 JP H0754087Y2 JP 12907189 U JP12907189 U JP 12907189U JP 12907189 U JP12907189 U JP 12907189U JP H0754087 Y2 JPH0754087 Y2 JP H0754087Y2
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conveyor
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昌三 大森
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Omori Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は自動包装機における物品供給装置に関するも
のである。
《従来の技術》 例えばある種の物品を製造し、その物品を包装するに際
し、製造装置の搬出端側に包装装置を配置するととも
に、両者を物品供給装置にて連結し、製造から包装に至
まで自動的に行うようにしたものがある。
この時、一般に製造装置と包装装置とはそれぞれ独立し
て、各装置における効率などを考慮して製造されるた
め、両装置上での物品(被包装物)の移動速度や物品前
後の間隔が異なる。
したがって、上記物品供給装置の搬送速度を増減速する
ことにより、物品の前後に所定の間隔(包装装置におけ
るピッチ)を画成するようにしている。
そして、この種の供給装置としては、従来例えば特公昭
55−50851号公報に示されるものがある。すなわち、製
造装置の搬出端部位に配置された等速運転する搬出コン
ベアと、包装装置の搬入側部位に配置された所定間隔ご
とに押送フィンガーが取り付けられ供給コンベア(等速
駆動する)との間に、速度可変のベルトコンベアを配設
するとともに、光電管などの検出手段にて搬送路上を移
動する物品の速度(前後間隔)を検知し、その物品を包
装装置の押送フィンガー間に供給できるように上記ベル
トコンベアの速度を増減速させるように制御している。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記した従来の装置では、以下に示す問
題を生じる。
すなわち、包装装置の供給コンベアの押送フィンガーピ
ッチと被包装物の(前後方向)長さとがほぼ等しかった
り、或いはたとえばピッチのほうが大きいとしてもその
差が少ない場合には、押送フィンガー間に被包装物(物
品)を供給した際に被包装物とフィンガーとの隙間が小
さいため、そのフィンガー間に被包装物を供給するため
のベルトコンベアの速度制御を非常に精密に行わなけれ
ばならず、非常に困難である。特にその制御を位置決め
手段を有さないベルトコンベアで行っているため、より
顕著となる。
一方、フィンガーピッチを被包装物の長さに対して十分
大きくすれば上記した問題は、生じないものの、ともに
等速駆動する供給コンベアと被包装物を包装するための
フィルムの搬送速度とが異なるため、被包装物をフィル
ム内に挿入する際に両者の速度差により被包装物とフィ
ルムとの間に接触摩擦が生じ、これにより被包装物が損
傷等するおそれがある。
この考案は上記した背景に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、たとえ押送フィンガーのフィンガ
ーピッチと、被包装物の長さとがほぼ等しいか、或いは
両者の差が少ない場合であっても、確実かつ容易に被包
装物を押送フィンガー間に供給することのできる自動包
装機における物品供給装置を提供するにある。
《課題を解決するための手段》 上記した目的を達成するため、本考案に係る自動包装機
における物品供給装置では、所定間隔ごとに配された押
送フィンガーにて被包装物を搬送する搬送手段と、該搬
送手段の搬出側に配され該被包装物を包装する包装装置
本体とを備えた自動包装機の搬入側に設けられる物品供
給装置であって、該搬送手段の搬入側に配置された搬送
路と、その搬送路上に位置する被包装物を搬送する小ヤ
グラコンベアとを備え、かつ、該小ヤグラコンベアのフ
ィンガーのピッチが該押送フィンガーのピッチより大と
するとともに、該小ヤグラコンベアを該搬送手段より高
速度で運転するようにした。
《作用》 小ヤグラコンベアのフィンガーピッチは包装装置に置け
る搬送手段のそれより大きくしているため、その小ヤグ
ラコンベアのフィンガー間には比較的ラフな制御でもっ
て被包装物を挿入することができる。
一方、挿入された被包装物は、小ヤグラコンベアにて高
速搬送され、その次段に位置する搬送手段の押送フィン
ガー間に供給される。このとき、小ヤグラコンベアの速
度のほうを押送フィンガーのそれより高速にしているた
め、被包装物は押送フィンガーを追い越すようにして搬
送手段上に移載され、押送フィンガー間に確実に供給さ
れる。
《実施例》 以下、本考案の好適な実施例を添付図面を参照にして詳
述する。
第1図,第2図には、本考案の一実施例を示している。
図中1は、被包装物2となる物品の製造装置の搬出端部
位に配置された搬出コンベアであって、本例ではビスケ
ットやクッキーを製造する装置であって被包装物2が前
後につながった状態で搬出されるようになっている。そ
して、この搬出コンベア1の進行方向前方位置には第1,
第2の分離コンベア3,4が略同一線上に配置されてお
り、これら両分離コンベア3,4は等速運転するととも
に、第2の分離コンベア4の速度の方を高速度に設定し
てある。また、第1の分離コンベア3の速度は上記搬出
コンベア1の速度よりも早く設定してある。これによ
り、搬出コンベア1上をつながった状態で搬送されてき
た被包装物2は、両分離コンベア3,4上を通過するにし
たがって、徐々に前後に離されながら進むようになって
いる。
さらにこの第2の分離コンベア4の前方は、速度可変の
制御コンベア5が配置されているとともに、この制御コ
ンベア5と第2の分離コンベア4との接続部上方位置に
は光電管からなる検出装置6が配設されている。この検
出装置6では、第2の分離コンベア5上を移動する被包
装物2の速度(遅れ・進み具合)を検知し、制御コンベ
ア5の速度を調節可能としている。すなわち、この制御
コンベア5の前段までは、被包装物2はいずれも単にベ
ルトコンベア上を何等前後の位置関係などを調節するこ
と無く搬送されてくるため、たとえ両分離コンベア3,4
にて被包装物2が前後に離反されたとしても一定間隔毎
には分離はされない。そのため、この検出装置6と制御
コンベア5とで略一定間隔にするのである。
さらに、この制御コンベア5の進行方向前方に物品供給
装置10が配設されている。この物品供給装置10は、制御
コンベア5と略同一線上に配置された搬送路12と、この
搬送路12の上方に配置された小ヤグラコンベア14とから
構成されている。そして、前記搬送路12は、下部コンベ
ア15と、その下部コンベア15の前端部に連続して配置さ
れた板部材16とを備えている。一方、小ヤグラコンベア
14は、上記搬送路12の一方側部に配置されたスプロケッ
ト17,17に渡設されたエンドレスチェーン18の所定間隔
ごとにフィンガー20が取り付けらて構成されている。そ
して、そのフィンガー20は、第3図に示すように、その
下方部20aが二股状に分岐されており、下端部は板状部1
6の上面に近接している。また、下部コンベア15と小ヤ
グラコンベア14(フィンガー20)とは同一速度で駆動し
ている。
なお、上記制御コンベア5は、小ヤグラコンベア14のフ
ィンガー20間に順次被包装物2を供給するようになって
いる。
また、上記小ヤグラコンベア14の前端部位は、次段の包
装装置30の搬入側部位に配置された搬送コンベア31上に
まで位置している。
この包装装置30は、上記搬送コンベア31と、その搬送コ
ンベア31の搬出側に配され、被包装物2を包装する包装
装置本体32とを備えており、本例ではピロー包装装置を
用いている。そしてまず、上記搬送コンベア31は、一対
のスプロケット34,34間に渡設されたエンドレスチェー
ン35の所定間隔ごとに配された押送フィンガー36にて被
包装物2を搬送するようになっている。そして、この押
送フィンガー36のピッチAは、被包装物2の長さと略等
しく(或いはやや長く)設定してあるとともに、上記小
ヤグラコンベア15のフィンガー20のピッチBよりも短く
設定してある。また、押送フィンガー36の速度は、フィ
ンガー20のそれよりも遅く設定してある。さらにまた、
この押送フィンガー36の上端部36aは、上記フィンガー2
0の二股状の下方部20a内に符合可能となっている。した
がって、押送フィンガー36に対して高速度で移動してく
るフィンガー20が、両フィンガー20,36の交差部位にて
スムーズにフィンガー20が押送フィンガー36を追い越し
ながら移動できるようになっている。
一方、包装装置本体32は、原反フィルム40から連続して
引き出される帯状フィルム41をその引き出し途中で製袋
器42で筒状に形成し、その筒状のフィルム41′内に前記
搬送装置31にて被包装物2を順次供給するようになって
いる。
そして、筒状のフィルム41′内に被包装物2を内方した
状態のまま搬送し、その搬送途中でフィルムの所定位置
をシール,カットして包装体44を製造するようになって
いる。
次に、上記した実施例の作用について説明すると、ま
ず、図外の製造装置にて製造された被包装物2が搬出コ
ンベア1にて連続して搬出され、その被包装物2が両分
離コンベア3,4上を移動するにしたがって、被包装物2
が相対的に前後に離反する。そして、検出装置6にて第
2の分離コンベア4上を移動してきた被包装物2を検知
し、これにより被包装物2の前後間距離(遅れ・進み具
合)や速度等を検出して制御コンベア5の速度を増減速
制御し、常に小ヤグラコンベア14のフィンガー20間に位
置するように被包装物2が下部コンベア15上に移載され
る。
そして、この下部コンベア15上の被包装物2は、その下
部コンベア15の回転駆動に伴って移動するが、下部コン
ベア15と、小ヤグラコンベア14とは同一速度で駆動して
いるため、その移動中は前後のフィンガー20に触ること
無く搬送される。そして、下部コンベア15から板部材16
に移載された被包装物2は、搬送力がなくなるため、そ
の板部材16上で一時停止する。すると、その後方から移
動してきた小ヤグラコンベア14のフィンガー20が被包装
物2の後端に当接するとともに前方へ押し出す。これに
より被包装物2は高速度で搬送され、次段の搬送コンベ
ア31の押送フィンガー36間に供給されることになる。
以後、搬送コンベア31上に移載された被包装物2は、包
装装置30上を移動するにしたがって通常の包装工程によ
り包装処理がなされる。
そして、フィンガー20の速度を押送フィンガー36のそれ
より高速度に設定してあるため、たとえ、搬送路12上で
被包装物2の前後の間隔を長くしてあっても、フィンガ
ー20にて高速駆動することにより小さなフィンガーピッ
チの押送フィンガー36,36間に確実かつスムーズに挿入
することができる。一方、小ヤグラコンベア14のフィン
ガーピッチは被包装物2に比較して長くしてあるため、
比較的容易に制御コンベア5から下部コンベア15へ移載
することができる。すなわち、制御コンベア5における
速度制御は比較的ラフに行うことができる。
なお、上記した実施例では、包装装置としてピロー包装
装置を用いて例について説明したが、本考案ではこれに
限られること無く、種々の包装装置に適用することがで
きる。
また、搬送路12として、下部コンベア15と板部材16とか
ら構成したが、いずれか一方のみとしても良く、さらに
は、上記した実施例では下部コンベア15と小ヤグラコン
ベア14とを略同一速度に設定したが、これもいずれを早
くしても良い。すなわち、要は小ヤグラコンベア14を設
けると共に、その速度を搬送コンベアのそれより高速に
し、かつ、フィンガーピッチも長く設定してあれば良い
のである。
さらにまた、本考案は押送フィンガー36のフィンガーピ
ッチと被包装物2の長さとの差が少ない場合にあっても
有効に適用できるものであるが、押送フィンガー36のピ
ッチが被包装物2の長さより十分に長いものに対しての
適用を排除するものでないのはもちろんである。
なおまた、小ヤグラコンベアは搬送路の上方に位置させ
るとともに垂直平面内で回転させるようにしたが、水平
平面内で回転させてもよく、さらには、小ヤグラコンベ
アの回転を上記のように等速ではなく可変あるいは間欠
にしてもよい。
〉考案の効果》 以上のように、本考案に係る自動包装機における物品供
給装置では、小ヤグラコンベアを設けると共に、その速
度を搬送コンベアのそれより高速にし、かつ、フィンガ
ーピッチも長く設定したため、たとえ包装装置の押送フ
ィンガーのフィンガーピッチと、被包装物の長さとがほ
ぼ等しいか、或いは両者の差が少ない場合であっても、
確実かつ容易に被包装物を押送フィンガー間に供給する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動包装機における物品供給装置
の好適な実施例を示す側面図、第2図はその平面図、第
3図は第1図のIII−III線矢視図である。 2……被包装物、10……物品供給装置 12……搬送路、14……小ヤグラコンベア 20……フィンガー、30……包装装置 31……搬送コンベア、36……押送フィンガー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔ごとに配された押送フィンガーに
    て被包装物を搬送する搬送手段と、該搬送手段の搬出側
    に配され該被包装物を包装する包装装置本体とを備えた
    自動包装機の搬入側に設けられる物品供給装置であっ
    て、該搬送手段の搬入側に配置された搬送路と、その搬
    送路上に位置する被包装物を搬送する小ヤグラコンベア
    とを備え、かつ、該小ヤグラコンベアのフィンガーのピ
    ッチが該押送フィンガーのピッチより大とするととも
    に、該小ヤグラコンベアを該搬送手段より高速度で運転
    するようにしてなることを特徴とする自動包装機におけ
    る物品供給装置。
JP12907189U 1989-11-06 1989-11-06 自動包装機における物品供給装置 Expired - Lifetime JPH0754087Y2 (ja)

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JP5814531B2 (ja) * 2010-09-21 2015-11-17 株式会社オシキリ パン搬送装置
JP6309186B2 (ja) * 2012-09-23 2018-04-11 大森機械工業株式会社 製品供給コンベア

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