JPH0588177U - 回路装置の接地構造 - Google Patents

回路装置の接地構造

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JPH0588177U
JPH0588177U JP2854992U JP2854992U JPH0588177U JP H0588177 U JPH0588177 U JP H0588177U JP 2854992 U JP2854992 U JP 2854992U JP 2854992 U JP2854992 U JP 2854992U JP H0588177 U JPH0588177 U JP H0588177U
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grounding
circuit board
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JP2854992U
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英彦 夏目
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回路装置の接地構造に関し、特別な別部材を設
けるこなく回路装置の接地を容易に行えるとともに、接
地作業が容易に行うことを目的とする。 【構成】支持体に取付ブラケット38を介して支持固定
される絶縁材にて形成された本体ケース2の内部に接地
を必要とするプリント基板22を配設した回路装置の接
地構造において、前記本体ケース2には内外部を連通さ
せる開口部37を形成し、前記取付ブラケット38には
開口部37を介してプリント基板22と電気的に接続さ
れる接続片41を形成した

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は回路装置の接地構造に係り、詳しくは絶縁材にて形成された本体ケー ス内に接地を必要とする回路基板を配設した回路装置の接地構造に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば駆動モータと、該駆動モータに連結される減速機構及び前記駆動 モータを駆動制御する回路基板が樹脂ケースの内部に配設されている。そして、 前記回路基板は接続コネクタにより樹脂ケースの外部から導入される電源線と接 続される。又、駆動モータのノイズを除去するために前記回路基板にはノイズ除 去素子が搭載されている。この場合、前記ノイズ除去素子を接地するとノイズ除 去効果が高いため、ノイズ除去素子を直接又は回路基板を介して接地する必要が ある。
【0003】 又、この他に樹脂ケースの内部に設けられた回路装置においても接地が必要と なる場合がある。 そのため、前記ノイズ除去素子、回路基板又は回路装置を接地する構造として 、接地用のリード線を樹脂ケースの内部から外部に導出し、その先端を接地する ことが一般的である。
【0004】 この他に、実開昭61−49983号公報には、筐体を取付板に固定するため の取付部に対して機器を接地するための接地用導電体を設け、一方の端部を接地 に必要な機器に接続し、他方の端部を接地するように構成したものが提案されて いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ノイズ除去素子又は回路基板を接地するには、リード線又は接 地用導電体を特別に設けなければならず、部品点数が増加してしまうという問題 がある。又、リード線を接地するための接地作業、接地用導電体を機器に接続す る接続作業及び接地するするための接地作業が別に必要となってしまうという問 題がある。
【0006】 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は特別 な別部材を設けるこなく回路装置の接地を容易に行えるとともに、接地作業が容 易に行うことができる回路装置の接地構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するため、支持体に取付ブラケットを介して支持固 定される絶縁材にて形成された本体ケースの内部に接地を必要とする回路基板を 配設した回路装置の接地構造において、前記本体ケースには内外部を連通させる 開口部を形成し、前記取付ブラケットには開口部を介して回路基板と電気的に接 続される接続片を形成したことをその要旨とする。
【0008】
【作用】
取付ブラケットの接続片を本体ケースに形成された開口部を介して本体ケース 内に挿入する。そして、本体ケースの内部に配設された回路基板と接続片とを電 気的に接続する。従って、取付ブラケットは回路基板と電気的に接続されるため 、この取付ブラケットを接地されている支持体に取付固定することにより、回路 基板は取付ブラケットを介して支持体に対し接地される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案をギアードモータの接地構造に具体化した一実施例を図1〜図1 4に基づいて説明する。
【0010】 図1,2に示すように、ギアードモータ1の本体ケース2は蓋部材5と本体部 2aとから構成されている。前記本体部2aには一側部が開口されて収納部4が 形成されている。前記本体部2aの開口された一側部は蓋部材5が嵌合して覆わ れている。前記収納部4の左側の内部にはモータ収容部6が膨出形成され、該モ ータ収容部6の右側には減速機構収容部7が形成されている。
【0011】 更に、前記モータ収容部6の左側及び下部側には平面L字状となる基板配設部 8が形成されている。この基板配設部8には後述するプリント基板22を載置す る支持台8a,8bが設けられている。前記支持台8aには雌ねじが形成された 固定孔8cが穿設されている。
【0012】 前記モータ収容部6には駆動モータ9が配設され、該駆動モータ9における出 力軸10の先端が前記減速機構収容部7の上部側に配設されている。そして、前 記出力軸10にはウォーム11が固定されている。又、前記駆動モータ9の接続 端子12a,12bが前記基板配設部8側に突出されている。
【0013】 前記駆動モータ9における出力軸10によって減速機構収容部7は図1に示す ように、上部減速機構収容部7aと下部減速機構収容部7bに分けられている。 前記ウォーム11には減速機構収容部7に配設されるウォームホイール13が噛 合されている。図1に示すように、前記ウォームホイール13の下部には前記下 部減速機構収容部7bに位置するように第1連結歯車14が一体形成されている 。又、前記ウォームホイール13及び第1連結歯車14の両端には支持軸15が 一体形成されている。そして、支持軸15の一方は減速機構収容部7における本 体部2aに形成された支持孔15aに挿入されて回転可能に支持されている。
【0014】 前記下部減速機構収容部7bには第1減速歯車16が配設され、前記第1連結 歯車14に対して噛合されている。又、前記第1減速歯車16の上部には前記上 部減速機構7aに位置するように第2連結歯車17が一体形成されている。そし て、前記第1減速歯車16及び第2連結歯車17の両端には支持軸18が一体形 成されている。そして、前記支持軸18の一方は減速機構収容部7における本体 部2aに穿設された支持孔18aに挿入されて回転可能に支持されている。
【0015】 前記上部減速機構収容部7aには第2減速歯車19が配設され、前記第2連結 歯車17に対して噛合されている。又、前記第2減速歯車19には出力軸20が 貫通固定されている。そして、前記出力軸20の一端は図10に示すように、減 速機構収容部7における本体部2aに形成された挿通孔21に挿入されて回転可 能に支持されている。従って、前記駆動モータ9の出力軸10が回転すると、ウ ォームホイール13、第1連結歯車14、第1減速歯車16、第2連結歯車18 、第2減速歯車19を介して出力軸20が回転するようになっている。
【0016】 図1,3,4に示すように、前記基板配設部8にはL字状に形成されたプリン ト基板22が配設され、前記支持台8a,8bに載置されている。このプリント 基板22の上面側(配線が形成されていない側)には一対のノイズ除去素子23 a,23b、電源供給用の接続コネクタ24及び挟持端子25a,25bが載置 されている。前記挟持端子25a,25bは基板配設部8に突出した前記接続端 子12a,12bと接続されるようにプリント基板22に設けられている。前記 接続端子12a,12bは2又状に形成され、この間に前記接続端子12a,1 2bが狭入されている。又、前記接続コネクタ24は本体部2aに形成された接 続孔26に対応するようにプリント基板22に配設されている。
【0017】 又、図3に示すように、前記プリント基板22には該プリント基板22を支持 する支持台8aに形成された固定孔8cに対応するように透孔27が形成されて いる。そして、プリント基板22の裏面側における透孔27の周囲には接地用配 線28が形成されている。この接地用配線28は前記一対のノイズ除去素子23 a,23bと接続されている。
【0018】 前記減速機構収容部7の上下部における本体部2aには螺入孔29がそれぞれ 形成されている。又、前記本体部2aの外周面には切欠凹部30が複数(本実施 例においては4箇所)設けられ、この切欠凹部30の中央には係止爪31が突出 形成されている。
【0019】 図5,図7に示すように、前記蓋部材5の外周面には本体部2aに形成された 切欠凹部30と対応するように係止片32が突出形成されている。そして、前記 蓋部材5を本体部2aと嵌め合わせたとき、切欠凹部30の係止爪31と係止片 32とが係合し、本体部2aに対して蓋部材5が係合固定される。
【0020】 又、図5,図10に示すように、前記減速機構収容部7に対応した蓋部材5に は貫通孔33が形成され、この貫通孔33には前記出力軸20が挿通し、本体ケ ース2の外部に突出されている。そして、前記挿通孔21及び貫通孔33によっ て出力軸20が回転可能に支持されている。又、蓋部材5には前記螺入孔29と 対応するように透孔34が形成されている。更に、前記蓋部材5には前記支持軸 15,18の他端がそれぞれ挿入される支持孔35,36が透設されている。こ のため、前記支持孔15a,35によって支持軸15が、支持孔18a,36に よって支持軸18が回転可能に支持されている。
【0021】 前記蓋部材5には四角形状となる開口部37が形成され、図10に示すように 前記開口部37を介して前記プリント基板22の接地用配線28が外部から見え るようになっている。
【0022】 図7に示すように、前記蓋部材5にはギアードモータ1を図示しない本体に取 り付けるための金属製の取付ブラケット38が螺入孔29に螺入される固定ねじ 39によって固定されている。前記取付ブラケット38は側面コ字状に形成され 、その両端には水平方向に当接片40が折曲形成され、この当接片40には取付 孔40aが透設されている。又、前記蓋部材5に当接している取付ブラケット3 8には前記開口部37に向かう接続片41が一体形成され、その先端はクランク 状に折曲形成されている。
【0023】 従って、前記接続片41の先端は開口部37を介して本体部2aの内部に入り 込んでいる。そして、接続片41は前記プリント基板22の接地用配線28と接 触し、電気的に接続されている。又、前記接続片41の先端には透孔27と対応 するねじ孔42が透設されている。そして、前記固定孔8cにはねじ孔42を介 してねじ43が螺入されており、接続片41と接地用配線28とが電気的に確実 に接続されている。
【0024】 次に、前記ギアードモータ1の電気回路について簡単に説明する。 図8に示すように、外部直流電源44は4個のリレー45a〜45dをHブリ ッジにして構成された極性切換回路46に接続されている。そして、リレー45 aとリレー45bとの間のノードN1及びリレー45cとリレー45dとの間の ノードN2が前記接続孔26を介して接続コネクタ24に接続されている。
【0025】 又、接続コネクタ24の図示しない一方の接続端子はノイズ除去素子23aの コイル47に接続されている。そして、コイル47は挟持端子25aを介して前 記駆動モータ9の接続端子12aに接続されるノイズ除去素子23aのコイル4 8に接続されている。更に、前記コイル47,48間にはコンデンサ49の一端 が接続され、他端が前記接地用配線28に接続されている。
【0026】 同様に、接続コネクタ24の図示しない他方の接続端子はノイズ除去素子23 bのコイル50に接続されている。そして、コイル50は挟持端子25bを介し て前記駆動モータ9の接続端子12bに接続されるノイズ除去素子23bのコイ ル51に接続されている。更に、前記コイル50,51間にはコンデンサ52の 一端が接続され、他端が前記接地用配線28に接続されている。
【0027】 従って、前記ノイズ除去素子23a,23bにおけるコンデンサ49,52の 他端は接地用配線28を介して取付ブラケット38と電気的に接続されている。 そして、極性切換回路46のリレー45a〜45dを切換制御することにより、 駆動モータ9に印加される電圧の極性が切り換わり、駆動モータ9は正逆回転す る。
【0028】 従って、上記のように構成されたギアードモータ1を大地と接地された図示し ない本体に取り付ける場合、取付ブラケット38における当接片40の取付孔4 0aに図示しない取付ねじを挿通する。そして、この取付ねじを本体に螺入させ ることによりギアードモータ1は取付ブラケット38を介して本体に支持固定さ れる。
【0029】 又、前記ノイズ除去素子23a,23bにおけるコンデンサ49,52の他端 も接地用配線28、接続片41及び取付ブラケット38を介して本体に接地でき る。この結果、接地用のリード線や接地用導電体を設けなくてもノイズ除去素子 23a,23bの接地を確実に行うことができる。更に、ギアードモータ1の取 付作業と同時に接地作業を行うことができ、接地作業を簡易化することができる 。
【0030】 本実施例におては、ギアードモータ1内に設けられたノイズ除去素子23a, 23bの接地に具体化したが、この他に絶縁材にて形成された本体ケース2内に 配設された回路装置、電源配線の接地に適応させるてもよい。
【0031】 又、開口部37を本体部2aに形成したが、必要に応じて蓋部材5に形成する ことも可能である。 更に、本実施例においては、駆動モータ9を正逆回転させるためノイズ除去素 子23a,23bを該駆動モータ9の両端に接続したが、一方向の回転のみの場 合においては、駆動モータ9に対して電源が印加される側のみにノイズ除去素子 23aを設ければよい。
【0032】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、特別な別部材を設けるこなく回路装置の 接地を容易に行えるとともに、接地作業が容易に行うことができる優れた効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ギアードモータの内部を示す部分断面図であ
る。
【図2】本体ケース内に配設された駆動モータ及び各歯
車を示す平面図である。
【図3】本体ケース内に配設された駆動モータ、各歯車
及びプリント基板を示す平面図である。
【図4】図3におけるX−X線断面図である。
【図5】ギアードモータの斜視図である。
【図6】ギアードモータの内部構造を示す斜視図であ
る。
【図7】ギアードモータに対して取付ブラケットを装着
した状態を示す斜視図である。
【図8】ギアードモータを駆動制御する電気回路図であ
る。
【図9】ギアードモータの正面図である。
【図10】ギアードモータの背面図である。
【図11】ギアードモータの平面図である。
【図12】ギアードモータの底面図である。
【図13】ギアードモータの右側面である。
【図14】ギアードモータの左面図である。
【符号の説明】
2…本体ケース、22…回路基板としてのプリント基
板、37…開口部、38…取付ブラケット、41…接続

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体に取付ブラケットを介して支持固
    定される絶縁材にて形成された本体ケースの内部に接地
    を必要とする回路基板を配設した回路装置の接地構造に
    おいて、 前記本体ケースには内外部を連通させる開口部を形成
    し、前記取付ブラケットには開口部を介して回路基板と
    電気的に接続される接続片を形成したことを特徴とする
    回路装置の接地構造。
JP2854992U 1992-04-28 1992-04-28 回路装置の接地構造 Pending JPH0588177U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010200408A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Mitsuba Corp アクチュエータ

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