JP4505931B2 - コンデンサを備えた端子板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はコンデンサを備えた端子板に関するもので、特にモータ用として好適なコンデンサを備えた端子板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電気機器を小型化するために、電気機器を構成する各部品を小型にしたり、各部品の実装効率を高める工夫がなされている。例えば、交流モータを有する家電機器では、ロータとステータとを収納するケース内に、さらにモータを駆動するのに必要なコンデンサ等の他の電気部品を共に収納してコンパクト化を図っている。この場合、モータを構成するコイルとコンデンサ等の電気部品との接続を行うに際し、端子板を介した接続構造を採用し、これにより組立作業の簡略化が図られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記従来の接続構造においては、スペース上の制約から、内蔵できるコンデンサの容量が制限され、またロータ等の部品交換も困難である。
【0004】
この発明は上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、容量の大きいコンデンサを接続することが可能であり、またロータ等の部品交換を容易に行うことも可能なコンデンサを備えた端子板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで請求項1のコンデンサを備えた端子板は、平面状に広がりを有する一対の側面及び板厚分の幅を有して上記側面をその四方から囲む端面を有する端子板本体10と、この端子板本体10に設けた導電体にコンデンサ20を電気的に接続して成るコンデンサを備えた端子板において、上記端子板本体10の端面に隣接してコンデンサ20を配置し、コンデンサ側面24と対面する端子板本体10の端面をコンデンサ20が配置される側とは反対側へと凹入させることにより上記凹入端面13とコンデンサ側面24との間にモータシャフトを配置できる半円状の透孔部2を形成したことを特徴としている。
【0006】
上記請求項1のコンデンサを備えた端子板においては、透孔部2内にモータシャフトを貫挿したような状態での使用が可能である。そしてこのような場合において、端子板1についていえば、端子板本体10にコンデンサ20を収納するための収納スペースを設ける必要がないので、小型の端子板本体10を使用しながらも大容量のコンデンサ20を接続して使用可能となる。すなわち、コンデンサ20の設置スペースが端子板本体10の寸法によって制限されず、そのためコンデンサ20の容量の選択自由度が大きくなり、大容量のコンデンサ20を使用可能となる。
【0007】
また請求項2のコンデンサを備えた端子板は、上記コンデンサ20は、上記導電体に接続された端子板本体10の端子11と着脱可能に接続されていることを特徴としている。
【0008】
上記請求項2のコンデンサを備えた端子板によれば、端子板本体10の端子11、11とコンデンサ20とを着脱自在にしているので、例えばモータ組立時においては、ロータを挿入した後で、コンデンサ20を端子板本体10に接続することが可能となる。すなわち、コンデンサ20を後付けできる関係上、従来よりも大きな容量のコンデンサが使用可能となり、この結果、使用可能なコンデンサ容量の制限が大幅に緩和される。また、コンデンサ20を端子板本体10から取り外すことが可能であるので、点検時の作業や故障修理時のロータ交換等の作業が大幅に行い易くなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次にこの発明のコンデンサを備えた端子板の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0010】
まず図1には、コンデンサを備えた端子板1の全体の外観を示しているが、このコンデンサを備えた端子板1は、端子板本体10と、この端子板本体10の側部に隣接して配置されたコンデンサ20とより成るものである。端子板本体10は、電気部品の配線パターンとしての導電性プレートやリード線等の導電体(図示せず)を備えるもので、コンデンサ20に近接した位置に、コンデンサ20の接続される一対の端子11、11が設けられている。この端子11、11は上記導電性プレート等の導電体に接続されている。また、端子板本体10には、上記導電体に接続された一対の結線部12、12が形成されている。上記導電体は配線部品として機能するものであるが、端子板本体10には、それ以外の電気部品が接続されていることもある。
【0011】
上記コンデンサ20は、樹脂ケース21内にコンデンサ素子を収納して樹脂22を充填したものである。そして樹脂ケース21の開口部の両側から一対の電極端子23、23が導出されている。この一対の電極端子23、23は、上記端子板本体10の端子11、11に接続されるが、これらは図2に示すように、リセプタクル構造のもので、互いに着脱自在となっている。
【0012】
そして上記端子板本体10において、コンデンサ20の側面と相対向する端面13は、図1及び図3に示しているように、コンデンサ20とは反対側へと半円状の切欠き状に凹入しており、この凹入端面13と上記コンデンサ20の側面24との間に、平面視半円状の透孔部2が形成されている。
【0013】
上記において、端子板本体10に側部に隣接してコンデンサ20が配置されていると記載したが、ここにおいて「側部に隣接」するとは、次のことを意味する。すなわち、端子板本体10は、平面状に広がりを有する一対の側面と、板厚分の幅を有して上記側面をその四方から囲む端面を有するが、この何れかの端面とコンデンサ20の側面が相対向している状態のことである。なお、上記端子板本体10の端面とコンデンサの側面とは互いに離間していてもよいし、接していてもよい。また、上記端面とコンデンサの側面とは、平行に配置するのが好ましいが、これに限られる訳ではなく、要するに端子板本体10の端面とコンデンサとの間に透孔部2を形成し得る態様で配置すればよい。
【0014】
上記コンデンサを備えた端子板1においては、上記透孔部2内にモータシャフトを貫挿し、上記結線部12、12にモータコイルに設けられた導電ピンを接続した状態で使用する。そうすれば、元来はデッドスペースとなっていたモータシャフト外周部のスペースを有効活用でき、これによりモータケース内の省スペース、モータの小型化を図ることができる。また、端子板1についていえば、端子板本体10にコンデンサ20を収納するための収納スペースを設ける必要がないので、小型の端子板本体10を使用しながらも大容量のコンデンサ20を接続して使用可能となる。すなわち、コンデンサ20の設置スペースが端子板本体10の寸法によって制限されず、そのためコンデンサ20の容量の選択自由度が大きくなり、大容量のコンデンサ20を使用可能となる。
【0015】
また、端子板本体10の端子11、11とコンデンサ20の電極端子23、23とを着脱自在にしているので、例えばモータ組立時においては、ロータを挿入した後で、コンデンサ20を端子板本体10に接続することが可能となる。端子板本体10に予めコンデンサ20を接続しておく場合には、使用可能なコンデンサ容量が制限されるが、上記のようにコンデンサ20を後付けできる関係上、従来よりも大きな容量のコンデンサが使用可能となり、この結果、使用可能なコンデンサ容量の制限が大幅に緩和されることになる。また、コンデンサ20を端子板本体10から取り外すことが可能であるので、点検時の作業や故障修理時のロータ交換等の作業が大幅に行い易くなる。
【0016】
以上にこの発明の実施形態の説明をしたが、この発明のコンデンサを備えた端子板は上記実施形態に限られるものではなく、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記では樹脂ケース21内に樹脂封止されたコンデンサ20を使用しているが、これは他の構造のコンデンサにおいても上記同様に実施可能である。また、端子板本体10の端子11、11とコンデンサ20の電極端子23、23を着脱可能に接続する構造は、リセプタクル接続構造以外のものでもよいし、さらに請求項1の発明においては両者が着脱自在でない接続構造も包含している。
【0017】
【発明の効果】
上記請求項1のコンデンサを備えた端子板においては、コンデンサの設置スペースが端子板本体の寸法によって制限されず、そのためコンデンサの容量の選択自由度が大きくなり、大容量のコンデンサを使用可能となる。
【0018】
また請求項2のコンデンサを備えた端子板によれば、コンデンサを後付けできる関係上、従来よりも大きな容量のコンデンサが使用可能となり、この結果、使用可能なコンデンサ容量の制限が大幅に緩和される。また、コンデンサを端子板本体から取り外すことが可能であるので、点検時の作業や故障修理時のロータ交換等の作業が大幅に行い易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のコンデンサを備えた端子板の実施形態の外観の斜視図である。
【図2】上記実施形態における端子板本体の端子とコンデンサとの接続構造を示す斜視図である。
【図3】上記実施形態の平面図である。
【図4】上記実施形態の正面図である。
【符号の説明】
1 端子板
2 透孔部
10 端子板本体
11 端子
13 凹入端面
20 コンデンサ
24 コンデンサの側面

Claims (2)

  1. 平面状に広がりを有する一対の側面及び板厚分の幅を有して上記側面をその四方から囲む端面を有する端子板本体(10)と、この端子板本体(10)に設けた導電体にコンデンサ(20)を電気的に接続して成るコンデンサを備えた端子板において、上記端子板本体(10)の端面に隣接してコンデンサ(20)を配置し、コンデンサ側面(24)と対面する端子板本体(10)の端面をコンデンサ(20)が配置される側とは反対側へと凹入させることにより上記凹入端面(13)とコンデンサ側面(24)との間にモータシャフトを配置できる半円状の透孔部(2)を形成したことを特徴とするコンデンサを備えた端子板。
  2. 上記コンデンサ(20)は、上記導電体に接続された端子板本体(10)の端子(11)と着脱可能に接続されていることを特徴とする請求項1のコンデンサを備えた端子板。
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