JP2001258219A - コンデンサを備えた端子板 - Google Patents
コンデンサを備えた端子板Info
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Abstract
能であり、またロータ等の部品交換を容易に行うことも
可能なコンデンサを備えた端子板を提供する。 【解決手段】 端子板本体10に隣接してコンデンサ2
0を配置し、端子板本体10の凹入端面13とコンデン
サ側面24との間に透孔部2を形成する。透孔部2内に
モータシャフトを貫挿したような状態で使用する。コン
デンサ20の設置スペースが端子板本体10の寸法によ
って制限さず、そのためコンデンサ20の容量の選択自
由度が大きくなる。また、端子板本体10とコンデンサ
20とを着脱自在にする。
Description
た端子板に関するもので、特にモータ用として好適なコ
ンデンサを備えた端子板に関するものである。
に、電気機器を構成する各部品を小型にしたり、各部品
の実装効率を高める工夫がなされている。例えば、交流
モータを有する家電機器では、ロータとステータとを収
納するケース内に、さらにモータを駆動するのに必要な
コンデンサ等の他の電気部品を共に収納してコンパクト
化を図っている。この場合、モータを構成するコイルと
コンデンサ等の電気部品との接続を行うに際し、端子板
を介した接続構造を採用し、これにより組立作業の簡略
化が図られている。
続構造においては、スペース上の制約から、内蔵できる
コンデンサの容量が制限され、またロータ等の部品交換
も困難である。
になされたものであって、その目的は、容量の大きいコ
ンデンサを接続することが可能であり、またロータ等の
部品交換を容易に行うことも可能なコンデンサを備えた
端子板を提供することにある。
ンサを備えた端子板は、端子板本体10に設けた導電体
にコンデンサ20を電気的に接続して成るコンデンサを
備えた端子板において、上記端子板本体10に隣接して
コンデンサ20を配置し、上記コンデンサ20と対面す
る端子板本体10の端面を反コンデンサ側へと凹入させ
ることにより上記凹入端面13とコンデンサ側面24と
の間に透孔部2を形成したことを特徴としている。
においては、透孔部2内にモータシャフトを貫挿したよ
うな状態での使用が可能である。そしてこのような場合
において、コンデンサ20の設置スペースが端子板本体
10の寸法によって制限されず、そのためコンデンサ2
0の容量の選択自由度が大きくなり、大容量のコンデン
サ20を使用可能となる。
は、上記コンデンサ20は、上記導電体に接続された端
子板本体10の端子11と着脱可能に接続されているこ
とを特徴としている。
によれば、端子板本体10の端子11、11とコンデン
サ20とを着脱自在にしているので、例えばモータ組立
時においては、ロータを挿入した後で、コンデンサ20
を端子板本体10に接続することが可能となる。すなわ
ち、コンデンサ20を後付けできる関係上、従来よりも
大きな容量のコンデンサが使用可能となり、この結果、
使用可能なコンデンサ容量の制限が大幅に緩和される。
また、コンデンサ20を端子板本体10から取り外すこ
とが可能であるので、点検時の作業や故障修理時のロー
タ交換等の作業が大幅に行い易くなる。
た端子板の具体的な実施の形態について、図面を参照し
つつ詳細に説明する。
1の全体の外観を示しているが、このコンデンサを備え
た端子板1は、端子板本体10と、この端子板本体10
の側部に隣接して配置されたコンデンサ20とより成る
ものである。端子板本体10は、電気部品の配線パター
ンとしての導電性プレートやリード線等の導電体(図示
せず)を備えるもので、コンデンサ20に近接した位置
に、コンデンサ20の接続される一対の端子11、11
が設けられている。この端子11、11は上記導電性プ
レート等の導電体に接続されている。また、端子板本体
10には、上記導電体に接続された一対の結線部12、
12が形成されている。上記導電体は配線部品として機
能するものであるが、端子板本体10には、それ以外の
電気部品が接続されていることもある。
にコンデンサ素子を収納して樹脂22を充填したもので
ある。そして樹脂ケース21の開口部の両側から一対の
電極端子23、23が導出されている。この一対の電極
端子23、23は、上記端子板本体10の端子11、1
1に接続されるが、これらは図2に示すように、リセプ
タクル構造のもので、互いに着脱自在となっている。
デンサ20の側面と相対向する端面13は、図1及び図
3に示しているように、コンデンサ20とは反対側へと
半円状の切欠き状に凹入しており、この凹入端面13と
上記コンデンサ20の側面24との間に、平面視半円状
の透孔部2が形成されている。
接してコンデンサ20が配置されていると記載したが、
ここにおいて「側部に隣接」するとは、次のことを意味
する。すなわち、端子板本体10は、平面状に広がりを
有する一対の側面と、板厚分の幅を有して上記側面をそ
の四方から囲む端面を有するが、この何れかの端面とコ
ンデンサ20の側面が相対向している状態のことであ
る。なお、上記端子板本体10の端面とコンデンサの側
面とは互いに離間していてもよいし、接していてもよ
い。また、上記端面とコンデンサの側面とは、平行に配
置するのが好ましいが、これに限られる訳ではなく、要
するに端子板本体10の端面とコンデンサとの間に透孔
部2を形成し得る態様で配置すればよい。
は、上記透孔部2内にモータシャフトを貫挿し、上記結
線部12、12にモータコイルに設けられた導電ピンを
接続した状態で使用する。そうすれば、元来はデッドス
ペースとなっていたモータシャフト外周部のスペースを
有効活用でき、これによりモータケース内の省スペー
ス、モータの小型化を図ることができる。また、端子板
1についていえば、端子板本体10にコンデンサ20を
収納するための収納スペースを設ける必要がないので、
小型の端子板本体10を使用しながらも大容量のコンデ
ンサ20を接続して使用可能となる。すなわち、コンデ
ンサ20の設置スペースが端子板本体10の寸法によっ
て制限されず、そのためコンデンサ20の容量の選択自
由度が大きくなり、大容量のコンデンサ20を使用可能
となる。
コンデンサ20の電極端子23、23とを着脱自在にし
ているので、例えばモータ組立時においては、ロータを
挿入した後で、コンデンサ20を端子板本体10に接続
することが可能となる。端子板本体10に予めコンデン
サ20を接続しておく場合には、使用可能なコンデンサ
容量が制限されるが、上記のようにコンデンサ20を後
付けできる関係上、従来よりも大きな容量のコンデンサ
が使用可能となり、この結果、使用可能なコンデンサ容
量の制限が大幅に緩和されることになる。また、コンデ
ンサ20を端子板本体10から取り外すことが可能であ
るので、点検時の作業や故障修理時のロータ交換等の作
業が大幅に行い易くなる。
が、この発明のコンデンサを備えた端子板は上記実施形
態に限られるものではなく、種々変更して実施すること
が可能である。例えば、上記では樹脂ケース21内に樹
脂封止されたコンデンサ20を使用しているが、これは
他の構造のコンデンサにおいても上記同様に実施可能で
ある。また、端子板本体10の端子11、11とコンデ
ンサ20の電極端子23、23を着脱可能に接続する構
造は、リセプタクル接続構造以外のものでもよいし、さ
らに請求項1の発明においては両者が着脱自在でない接
続構造も包含している。
板においては、コンデンサの設置スペースが端子板本体
の寸法によって制限されず、そのためコンデンサの容量
の選択自由度が大きくなり、大容量のコンデンサを使用
可能となる。
によれば、コンデンサを後付けできる関係上、従来より
も大きな容量のコンデンサが使用可能となり、この結
果、使用可能なコンデンサ容量の制限が大幅に緩和され
る。また、コンデンサを端子板本体から取り外すことが
可能であるので、点検時の作業や故障修理時のロータ交
換等の作業が大幅に行い易くなる。
態の外観の斜視図である。
デンサとの接続構造を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 端子板本体(10)に設けた導電体にコ
ンデンサ(20)を電気的に接続して成るコンデンサを
備えた端子板において、上記端子板本体(10)に隣接
してコンデンサ(20)を配置し、上記コンデンサ(2
0)と対面する端子板本体(10)の端面を反コンデン
サ側へと凹入させることにより上記凹入端面(13)と
コンデンサ側面(24)との間に透孔部(2)を形成し
たことを特徴とするコンデンサを備えた端子板。 - 【請求項2】 上記コンデンサ(20)は、上記導電体
に接続された端子板本体(10)の端子(11)と着脱
可能に接続されていることを特徴とする請求項1のコン
デンサを備えた端子板。
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JP2000064133A JP4505931B2 (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | コンデンサを備えた端子板 |
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-
2000
- 2000-03-08 JP JP2000064133A patent/JP4505931B2/ja not_active Expired - Fee Related
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