JPH1042504A - 回転電機のステータ - Google Patents
回転電機のステータInfo
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- JPH1042504A JPH1042504A JP19053596A JP19053596A JPH1042504A JP H1042504 A JPH1042504 A JP H1042504A JP 19053596 A JP19053596 A JP 19053596A JP 19053596 A JP19053596 A JP 19053596A JP H1042504 A JPH1042504 A JP H1042504A
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Abstract
田の使用量を低減すること。 【解決手段】 ピン端子17Aにはコイルの端末線が巻
き付けられている。また、ステータコアには端子台18
が装着されており、ピン端子17aは導体板19Aの接
続孔19c内に挿入されている。この場合、ピン端子1
7Aに導電材製のカバー板20を挿着し、ピン端子17
Aの外周面と接続孔19cの内周面との隙間を閉塞した
後、ピン端子17Aを導体板17Aにカバー板20を介
して半田付けしている。このため、前記隙間から半田が
漏れ難くなるので、コイル上に半田が垂れて絶縁不良が
生じたり、半田の使用量が多くなることが防止される。
Description
との間を端子台を介して接続する構成の回転電機のステ
ータに関する。
成を図18に基づいて説明する。ステータコアにはボビ
ン1が装着されており、このボビン1にはコイル2が巻
装されている。そして、ボビン1にはピン状の接続端子
3が取付けられており、この接続端子3にはコイル2の
端末線が巻き付けられている。
る。この端子台4には導体板5が埋設されており、接続
端子3は、導体板5の接続孔5a内に挿入されている。
そして、端子台4の露出孔4a内には半田が落されてお
り、接続端子3と導体板5との間は半田により接続され
ている。また、端子台4にはコネクタ部が形成されてお
り、このコネクタ部に外部回路のコネクタを接続する
と、外部回路が導体板5および接続端子3を通してコイ
ル2に接続される。
に装着するにあたって、接続端子3の外周部に接続孔5
aを容易に挿入するため、接続孔5aの内径寸法を接続
端子3の外径寸法より大きく設定している(具体的に
は、接続端子3の外径寸法が1mm、接続孔5aの内径
寸法が3〜5mmに設定されている)。
するにあたって、接続端子3の外周面と接続孔5aの内
周面との隙間から半田が漏れ、ボビン1およびコイル2
上に垂れてしまうことがあった。このため、絶縁不良が
生じる虞れがあると共に、半田の使用量が多くなる傾向
にあった。
あり、その目的は、端子台の装着作業性を損なうことな
く、半田漏れに伴う絶縁不良の発生を防止でき、しか
も、半田の使用量を低減あるいは「0」にできる回転電
機のステータを提供することである。
のステータは、ステータコアと、このステータコアに装
着され、コイルが巻装されたボビンと、このボビンに設
けられ、前記コイルの端末線が巻き付けられた接続端子
と、前記ステータコアに装着され、外部回路のコネクタ
が嵌合されるコネクタ部を有する樹脂製の端子台と、こ
の端子台に埋設され、該端子台から露出する端子接続部
および前記コネクタ部内に位置する外部接続部を有する
導体板と、この導体板の端子接続部に形成され、前記接
続端子が挿入された接続孔と、前記接続端子の外周面に
挿着され、該接続端子の外周面および前記接続孔の内周
面間の隙間を覆う導電材製の蓋体とを備え、前記接続端
子が、前記端子接続部に前記蓋体を介して溶接あるいは
半田付けされているところに特徴を有する。
続孔の内周面との間に隙間が形成されている。このた
め、端子台をステータコアに装着するにあたって、接続
孔を接続端子の外周部に容易に挿入できるので、端子台
の装着作業性が損なわれる虞れがない。しかも、接続端
子の外周面と接続孔の内周面との隙間が蓋体により覆わ
れているので、接続端子を半田付けするにあたって、接
続端子の外周面と接続孔の内周面との隙間から半田が漏
れ難くなる。このため、絶縁不良が防止され、且つ、半
田の使用量が低減される。また、接続端子を溶接すれ
ば、半田を用いる必要がなくなるので、半田漏れに伴う
絶縁不良も防止される。
テータコアと、このステータコアに装着され、コイルが
巻装されたボビンと、このボビンに設けられ、前記コイ
ルの端末線が巻き付けられた接続端子と、前記ステータ
コアに装着され、外部回路のコネクタが嵌合されるコネ
クタ部を有する樹脂製の端子台と、この端子台に埋設さ
れ、前記コネクタ部内に位置する外部接続部を有する導
体板と、この導体板に接続され、前記端子台から露出す
る導線製の網体とを備え、前記接続端子が、前記網体の
網目に挿入され、該網体に溶接あるいは半田付けされて
いるところに特徴を有する。
れている。このため、端子台の装着時に、網体の網目を
接続端子の外周部に容易に挿入できるので、端子台の装
着作業性が損なわれる虞れがない。しかも、接続端子を
半田付けするにあたって、半田が表面張力により網体の
網目から漏れ難くなるので、絶縁不良が防止され且つ半
田の使用量が低減される。また、接続端子を溶接すれ
ば、半田を用いる必要がなくなるので、半田漏れに伴う
絶縁不良も防止される。これと共に、蓋体を接続端子に
挿着する手間がなくなるので、組立作業性が向上する。
テータコアと、このステータコアに装着され、コイルが
巻装されたボビンと、このボビンに設けられ、前記コイ
ルの端末線が巻き付けられた接続端子と、前記ステータ
コアに装着され、外部回路のコネクタが嵌合されるコネ
クタ部を有する樹脂製の端子台と、この端子台に埋設さ
れ、該端子台から露出する端子接続部および前記コネク
タ部内に位置する外部接続部を有する導体板と、この導
体板の端子接続部に形成され、前記接続端子が挿入され
た網目状の開口部とを備え、前記接続端子が、前記端子
接続部に溶接あるいは半田付けされているところに特徴
を有する。
部が形成されている。このため、端子台の装着時に、開
口部の網目を接続端子の外周部に容易に挿入できるの
で、端子台の装着作業性が損なわれる虞れがない。しか
も、接続端子を半田付けするにあたって、半田が表面張
力により網目から漏れ難くなるので、絶縁不良が防止さ
れ、且つ、半田の使用量が低減される。また、接続端子
を溶接すれば、半田を用いる必要がなくなるので、半田
漏れに伴う絶縁不良も防止される。これと共に、蓋体を
接続端子に挿着する手間がなくなるので、組立作業性が
向上する。さらに、導体板にパンチング加工等を施すこ
とに伴い、網目状の開口部を形成できるので、導体板に
網体を溶接する手間がなくなる。
テータコアと、このステータコアに装着され、コイルが
巻装されたボビンと、このボビンに設けられ、前記コイ
ルの端末線が巻き付けられた接続端子と、前記ステータ
コアに装着され、外部回路のコネクタが嵌合されるコネ
クタ部を有する樹脂製の端子台と、この端子台に埋設さ
れ、該端子台から露出する端子接続部および前記コネク
タ部内に位置する外部接続部を有する導体板と、この導
体板の端子接続部に形成され、前記接続端子により押上
げられた舌片部とを備え、前記接続端子が、前記舌片部
に溶接あるいは半田付けされているところに特徴を有す
る。
に装着すると、接続端子が導体板の舌片部を押圧し、舌
片部に接続される。このため、端子台の装着作業性が損
なわれる虞れがない。しかも、接続端子を半田付けする
にあたって、半田が舌片部により邪魔され、漏れ難くな
るので、絶縁不良が防止され、且つ、半田の使用量が低
減される。また、接続端子を溶接すれば、半田を用いる
必要がなくなるので、半田漏れに伴う絶縁不良も防止さ
れる。これと共に、蓋体を接続端子に挿着する手間がな
くなるので、組立作業性が向上する。
ないし図8に基づいて説明する。尚、本実施例は、コン
デンサ誘導モータに本発明を適用したものである。ま
ず、図8において、フレーム11は前フレーム11aお
よび後フレーム11bを組合わせてなるものであり、フ
レーム11内にはステータ12が配設されている。以
下、ステータ12の詳細構成について説明する。
4本のティースを有するティース鉄心13aと、ティー
ス鉄心13aの外側部に圧入された枠状のヨーク鉄心1
3bとから構成されたものであり、ティース鉄心13a
およびヨーク鉄心13bは鋼板を積層することにより形
成されている。
は合成樹脂製のボビン14A〜14Dが嵌合されてい
る。これらボビン14A〜14Dは、胴部の両端部に鍔
部14aおよび14bを一体形成してなるものであり、
ボビン14Aおよび14Bの胴部には主コイル15Aお
よび15Bが巻装され、ボビン14Cおよび14Dの胴
部には補助コイル15Cおよび15Dが巻装されてい
る。
端子16Aが取付けられており、主コイル15Aの巻回
終端部および主コイル15Bの巻回始端部は、図7に示
すように、ピン端子16Aに巻き付けられている。これ
により、主コイル15Aおよび15B間が接続されてい
る。
周側に位置してピン端子16Bが取付けられており、補
助コイル15Cの巻回終端部および補助コイル15Dの
巻回始端部は、図7に示すように、ピン端子16Bに巻
き付けられている。これにより、補助コイル15Cおよ
び15D間が接続されている。
示すように、1対の突部14cが一体形成されている。
そして、ボビン14A〜14Cの一方の突部14cに
は、接続端子に相当するピン端子17A〜17Cが取付
けられており、図7に示すように、主コイル15Aの巻
回始端部はピン端子17Aに巻き付けられ、主コイル1
5Bの巻回終端部はピン端子17Bに巻き付けられてい
る。また、補助コイル15Cの巻回始端部はピン端子1
7Cに巻き付けられ、補助コイル15Dの巻回終端部は
ピン端子17Aに巻き付けられている。
形してなるものであり、端子台18内には、図5に示す
ように、銅製の導体板19A〜19Dが埋設されてい
る。これら導体板19A〜19Dは、二点鎖線で示すよ
うに、複数の繋ぎ桟19aを介して連結された状態で端
子台18にインサート成形されたものであり、端子台1
8の成形時には、端子台18から複数の繋ぎ桟19aが
突出している。そして、導体板19A〜19Dは、端子
台18の成形後に繋ぎ桟19aを切断することに伴い、
分離されている。
bが形成され、これら各端子接続部19bには接続孔1
9cが形成されている。そして、端子台18には、図4
に示すように、露出孔18aが形成されており、各端子
接続部19bは、図1に示すように、露出孔18aを通
して端子台18の表裏両面に露出している。尚、各露出
孔18aの径寸法R(図4参照)は6mm以上に設定さ
れている。
うに、外部接続部19dが形成されている。また、端子
台18には、図4に示すように、コネクタ部18bが一
体形成されている。このコネクタ部18bは、一面が開
口する箱状をなすものであり、3つの外部接続部19d
はコネクタ部18b内に位置している。
は、図3に示すように、爪部14dが一体形成されてい
る。そして、端子台18の下面には、一対の脚部18c
および3個の突部(図示せず)が一体形成されており、
ピン端子17A〜17Cの外周部に導体板19A〜19
Cの接続孔19cを挿入し、端子台18をステータコア
13側へ押込むと、端子台18の各脚部18cが爪部1
4dに係合する。これと共に、端子台18の各突部が爪
部14d相互間に圧入され、端子台18がステータコア
13に装着される。
は、ピン端子17A〜17Cと接続孔19cとの位置決
めを容易に行うため、接続孔19cの内径寸法より小さ
く設定されている(具体的には、ピン端子17A〜17
Cの外径寸法は1mmに設定され、各接続孔19cの内
径寸法は3〜5mmに設定されている)。
1に示すように、蓋体に相当するカバー板20が挿着さ
れている。これら各カバー板20は、円形の金属板から
なるものであり(図2参照)、ピン端子17A〜17C
の外周面と接続孔19cの内周面との隙間を覆ってい
る。そして、ピン端子17A〜17Cと端子接続部19
bとの間は、端子台18の露出孔18a内に半田を落す
ことに伴い、カバー板20を介して電気的に接続されて
いる。
すように、コンデンサ接続部19eが形成されており、
これらコンデンサ接続部19eは、図4に示すように、
端子台18の表面に露出している。そして、これらコン
デンサ接続部19eには、ランニング用コンデンサ21
の端子21aが半田付けされている(図7参照)。
すように、ヒューズ接続部19fが形成されており、こ
れらヒューズ接続部19fには、図4に示すように、端
子台18の表面に露出している。そして、これらヒュー
ズ接続部19fは、保護装置に相当する温度ヒューズ2
2の端子22aが半田付けされている(図7参照)。ス
テータ12は、以上のように構成されている。
うに、軸受23が取付けられている。また、ステータ1
2の内部にはロータ24が収容されており、ロータ24
の回転軸24aは軸受23に装着されている。そして、
端子台18のコネクタ部18bには外部回路のコネクタ
(いずれも図示せず)が差込まれており、外部回路から
導体板19A〜19D,ピン端子17A〜17Cを通し
てコイル15A〜15Dに電源が供給され、ロータ24
が回転する。
7Cの外周面と接続孔19cの内周面との間に隙間を形
成した。このため、端子台18をステータコア13に装
着するにあたって、各接続孔19bをピン端子17A〜
17Cの外周部に容易に挿入できるので、端子台18の
装着作業性が損われる虞れがない。
と接続孔19cの内周面との隙間を金属製のカバー板2
0により覆い、ピン端子17A〜17Cをカバー板20
を介して導体板19A〜19Cに半田付けした。このた
め、ピン端子17A〜17Cの外周面と接続孔19cの
内周面との隙間から半田が漏れ難くなるので、絶縁不良
が防止され、且つ、半田の使用量が低減される。
17A〜17Cをカバー板20を介して導体板19A〜
19Cに半田付けしたが、これに限定されるものではな
く、溶接しても良い。この場合、半田を用いる必要がな
くなるので、半田漏れに伴う絶縁不良も防止される。
0に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部
材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、
異なる部材についてのみ説明を行う。まず、図10にお
いて、導体板19A〜19Cには網体25A〜25Cが
溶接されている。これら網体25A〜25Cは、導線を
網状に組合わせた形態をなしており、図9に示すよう
に、端子台18の露出孔18aを通して端子台18の表
裏両面に露出している。
うに、網体25A〜25Cの網目に挿入され、網体25
A〜25Cに半田付けされている。従って、端子台18
のコネクタ部18bに外部回路のコネクタを差込むと、
外部回路から導体板19A〜19D,網体25A〜25
C,ピン端子17A〜17Cを通してコイル15A〜1
5Dに電源が供給される。尚、網体25A〜25Cの網
目の大きさは、ピン端子17A〜17Cの外形寸法より
若干大きく設定されている。
Cに網体25A〜25Cを接続した。このため、端子台
18をステータコア13に装着するにあたって、網体2
5A〜25Cの網目をピン端子17A〜17Cの外周部
に容易に挿入できるので、端子台18の装着作業性が損
われる虞れがない。
5A〜25Cに半田付けした。このため、表面張力によ
り、網体25A〜25Cから半田が漏れ難くなるので、
絶縁不良が防止され、且つ、半田の使用量が低減され
る。これと共に、カバー板20を別途装着する手間がな
くなるので、組立作業性が向上する。
て説明する。尚、上記第2実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。端子台18内には網体26A
〜26Dが埋設されている。これら網体26A〜26D
は、複数の繋ぎ桟26aを介して連結された状態で端子
台18にインサート成形されたものであり、端子台18
の成形時には、端子台18から複数の繋ぎ桟26aが突
出している。そして、網体26A〜26Dは、突出した
各繋ぎ桟26aを切断することに伴い、分離されてい
る。
が形成されており、これら各端子接続部26bは、端子
台18の露出孔18aを通して端子台18の表裏両面に
露出している。そして、ピン端子17A〜17Cは網体
26A〜26Cの網目に挿入され、網体26A〜26C
に半田付けされている。尚、網体26A〜26Cの網目
の大きさは、ピン端子17A〜17Cの外形寸法より若
干大きく設定されている。
続部26dが設けられている。これらコンデンサ接続部
26dは端子台18の表面に露出するものであり、これ
らコンデンサ接続部26dにはコンデンサ21の端子2
1aが接続されている。また、網体26Aおよび26D
にはヒューズ接続部26eが設けられている。これらヒ
ューズ接続部26eは端子台18の表面に露出するもの
であり、これらヒューズ接続部26eには温度ヒューズ
22の端子22aが接続されている。
が設けられている。これら各外部接続部26cは、網体
26B〜26Dに溶接された銅製の導体板からなるもの
であり、端子台18のコネクタ部18b内に位置してい
る。従って、コネクタ部18bに外部回路のコネクタを
差込むと、外部回路から外部接続部26c,網体26A
〜26D,ピン端子17A〜17Cを通してコイル15
A〜15Dに電源が供給される。
タコア13に装着するにあたって、網体26A〜26C
の網目をピン端子17A〜17Cの外周部に容易に挿入
できるので、端子台18の装着作業性が損われる虞れが
ない。
6A〜26Cに半田付けするにあたって、半田が表面張
力により網体26A〜26Cから漏れ難くなるので、絶
縁不良が防止され、且つ、半田の使用量が低減される。
これと共に、カバー板20を別途装着する手間がなくな
るので、組立作業性が向上する。
リテイーを有している。このため、網体26A〜26D
を端子台18にインサート成形した状態で熱等の応力が
作用しても、網体26A〜26Dの変形に伴い端子台1
8が歪んでしまうことが防止される。
は、ピン端子17A〜17Cを網体25A〜25Cおよ
び26A〜26Cに半田付けしたが、これに限定される
ものではなく、溶接しても良い。この場合、半田を用い
る必要がなくなるので、半田漏れに伴う絶縁不良も防止
される。
は、網体25A〜25Cおよび26A〜26Cの網目を
ピン端子17A〜17Cの外形寸法より若干大きく設定
したが、これに限定されるものではなく、ピン端子17
A〜17Cの外形寸法に等しく設定したり、あるいは、
ピン端子17A〜17Cの外形寸法より若干小さく設定
しても良い。
13に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の
部材については同一の符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部材についてのみ説明を行う。
9Cの端子接続部19bには、網目状をなすパンチング
開口部19gが形成されている。これら各パンチング開
口部19gの網目は、図13に示すように、矩形状をな
しており、各網目の幅寸法W1 およびW2 はピン端子1
7A〜17Cの外径寸法より若干大きく設定されてい
る。そして、ピン端子17A〜17Cはパンチング開口
部19gの網目に挿入され、端子接続部19bに半田付
けされている。
Cの端子接続部19bにパンチング開口部19gを形成
した。このため、端子台18をステータコア13に装着
するにあたって、パンチング開口部19gをピン端子1
7A〜17Cの外周部に容易に挿入できるので、端子台
18の装着作業性が損われる虞れがない。
続部19bに半田付けした。このため、半田が各パンチ
ング開口部19gから漏れ難くなるので、絶縁不良が防
止され、且つ、半田の使用量が低減される。これと共
に、カバー板20を別途装着する手間がなくなるので、
組立作業性が向上する。
グ加工を施すだけで、開口部19gを形成することがで
きる。このため、導体板19A〜19Cに網体25A〜
25Cを溶接する手間がなくなるので、加工性が向上す
る。
17A〜17Cを端子接続部19bに半田付けしたが、
これに限定されるものではなく、溶接しても良い。この
場合、半田を用いる必要がなくなるので、半田漏れに伴
う絶縁不良も防止される。
ング開口部19gの網目の幅寸法W1 およびW2 をピン
端子17A〜17Cの外径寸法より若干大きく設定した
が、これに限定されるものではなく、例えば、ピン端子
17A〜17Cの外径寸法に等しく設定したり、ピン端
子17A〜17Cの外径寸法より若干小さく設定しても
良い。
15に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の
部材については同一の符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部材についてのみ説明を行う。まず、図15
において、導体板19A〜19Cの端子接続部19bに
は、コ字状をなす切込み部19hが形成されている。
の基端部に位置して薄肉部19iが形成されており、端
子台18をステータコア13に装着すると、ピン端子1
7A〜17Cが端子接続部19bを押圧し、図14に示
すように、各端子接続部19bのうち切込み部19hに
より囲まれた部分が薄肉部19iを中心に回動する。こ
れにより、舌片部19jが形成され、弾性復帰力により
ピン端子17A〜17Cに接触する。
半田付けされている。従って、端子台18のコネクタ部
18bに外部回路のコネクタを差込むと、外部回路から
導体板19A〜19D,ピン端子17A〜17Cを通し
てコイル15A〜15Dに電源が供給される。
タコア13に装着すると、ピン端子17A〜17Cが導
体板19A〜19Cの端子接続部19bを押圧し、舌片
部19jが形成される。このため、端子台18の装着作
業性が損われる虞れがない。しかも、ピン端子17A〜
17Cを舌片部19jに半田付けした。このため、各舌
片部19jに邪魔され、半田が漏れ難くなるので、絶縁
不良が防止され、且つ、半田の使用量が低減される。こ
れと共に、カバー板20をピン端子17A〜17Cに装
着する手間がなくなるので、組立作業性が向上する。
17A〜17Cを舌片部19jに半田付けしたが、これ
に限定されるものではなく、溶接しても良い。この場
合、半田を用いる必要がなくなるので、半田漏れに伴う
絶縁不良も防止される。
て説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。導体板19A〜19Cの端子
接続部19bには、舌片部19kが形成されている。こ
れら各舌片部19kは、端子接続部19bの一部を切起
して圧延したものであり、湾曲形状をなしている。
には、舌片部19kの対向部分に位置して縦壁部19l
が形成されている。これら各縦壁部19lは、端子接続
部19bを折曲げることにより形成されたものであり、
端子台18をステータコア13に装着すると、ピン端子
17A〜17Cが舌片部19kと縦壁部19lとの間に
挿入され、各舌片部19kが弾性変形する。
り、ピン端子17A〜17Cが舌片部19kと縦壁部1
9lとの間で挟み込まれ、ピン端子17A〜17Cが引
抜き方向に対してロックされる(いわゆるSL端子方
式)。そして、ピン端子17A〜17Cが導体板19A
〜19Cに電気的に接続される。
タコア13に装着すると、ピン端子17A〜17Cが舌
片部19kと縦壁部19lとの間で挟み込まれる。この
ため、端子台18の装着作業性を損なう虞れがない。し
かも、各舌片部19kのばね力により、ピン端子17A
〜17Cが舌片部19kと縦壁部19lとの間で抜止め
状態に挟み込まれる。このため、半田を用いる必要がな
くなるので、半田漏れに伴う絶縁不良も防止される。こ
れと共に、カバー板20をピン端子17A〜17Cに装
着する手間がなくなるので、組立作業性が向上する。
て説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。導体板17A〜17Cの端子
接続部19bには、薄肉な接点板部27が形成されてい
る。
れている。これら各接点部27aの表面には銀メッキが
施されており、端子台18をステータコア13に装着す
ると、ピン端子17A〜17Cの先端部が接点部27a
を上方へ押圧し、各接点板部27が撓むようになってい
る。
タコア13に装着すると、ピン端子17A〜17Cの先
端部が接点板部27の接点部27aに接続される。この
ため、端子台18の装着作業性が損われる虞れがない。
り、ピン端子17A〜17Cの先端部が接点部27aに
接触した状態に保持される。このため、半田を用いる必
要がなくなるので、半田漏れに伴う絶縁不良も防止され
る。これと共に、カバー板20をピン端子17A〜17
Cに装着する手間がなくなるので、組立作業性が向上す
る。
発明をインナロータ形DCブラシレスモータのステータ
に適用したが、これに限定されるものではなく、各種モ
ータのステータに適用できる。
の回転電機のステータは次の効果を奏する。請求項1記
載の手段によれば、接続端子の外周面と接続孔の内周面
との間に隙間を形成した。このため、端子台をステータ
コアに装着するにあたって、接続孔を接続端子の外周部
に容易に挿入できるので、端子台の装着作業性が損なわ
れる虞れがない。しかも、前記隙間を蓋体により覆っ
た。このため、接続端子を半田付けするにあたって、前
記隙間から半田が漏れ難くなるので、絶縁不良が防止さ
れ且つ半田の使用量が低減される。また、接続端子を溶
接すれば、半田を用いる必要がなくなるので、半田漏れ
に伴う絶縁不良も防止される。
体を接続した。このため、端子台の装着時に、網体の網
目を接続端子の外周部に容易に挿入できるので、端子台
の装着作業性が損なわれるれる虞れがない。しかも、接
続端子を半田付けするにあたって、半田が表面張力によ
り網体の網目から漏れ難くなるので、絶縁不良が防止さ
れ且つ半田の使用量が低減される。また、接続端子を溶
接すれば、半田を用いる必要がなくなるので、半田漏れ
に伴う絶縁不良も防止される。これと共に、蓋体を接続
端子に挿着する手間がなくなるので、組立作業性が向上
する。
子接続部に網目状の開口部を形成した。このため、端子
台の装着時に、開口部の網目を接続端子の外周部に容易
に挿入できるので、端子台の装着作業性が損なわれる虞
れがない。しかも、接続端子を半田付けするにあたっ
て、半田が表面張力により開口部の網目から漏れ難くな
るので、絶縁不良が防止され且つ半田の使用量が低減さ
れる。また、接続端子を溶接すれば、半田を用いる必要
がなくなるので、半田漏れに伴う絶縁不良も防止され
る。これと共に、蓋体を接続端子に挿着する手間がなく
なるので、組立作業性が向上する。さらに、導体板にパ
ンチング加工等を施すことに伴い、網目状の開口部を形
成できるので、加工性が向上する。
子接続部に舌片部を形成し、端子台の装着時に、接続端
子により舌片部を押上げた。このため、端子台の装着作
業性が損なわれる虞れがない。しかも、接続端子を半田
付けするにあたって、半田が舌片部により邪魔され、漏
れ難くなるので、絶縁不良が防止され且つ半田の使用量
が低減される。また、接続端子を溶接すれば、半田を用
いる必要がなくなるので、半田漏れに伴う絶縁不良も防
止される。これと共に、蓋体を接続端子に挿着する手間
がなくなるので、組立作業性が向上する。
板との接続状態を拡大して示す縦断面図)
上面図
はボビン、15Aおよび15Bは主コイル(コイル)、
15Cおよび15Dは補助コイル(コイル)、17A〜
17Cはピン端子(接続端子)、18は端子台、18b
はコネクタ部、19A〜19Dは導体板、19bは端子
接続部、19cは接続孔、19dは外部接続部、19g
はパンチング開口部(網部)、19jは舌片部、20は
カバー板(蓋体)、25A〜25Cは網体、26A〜2
6Dは網体を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 ステータコアと、 このステータコアに装着され、コイルが巻装されたボビ
ンと、 このボビンに設けられ、前記コイルの端末線が巻き付け
られた接続端子と、 前記ステータコアに装着され、外部回路のコネクタが嵌
合されるコネクタ部を有する樹脂製の端子台と、 この端子台に埋設され、該端子台から露出する端子接続
部および前記コネクタ部内に位置する外部接続部を有す
る導体板と、 この導体板の端子接続部に形成され、前記接続端子が挿
入された接続孔と、 前記接続端子の外周面に挿着され、該接続端子の外周面
および前記接続孔の内周面間の隙間を覆う導電材製の蓋
体とを備え、 前記接続端子は、前記端子接続部に前記蓋体を介して溶
接あるいは半田付けされていることを特徴とする回転電
機のステータ。 - 【請求項2】 ステータコアと、 このステータコアに装着され、コイルが巻装されたボビ
ンと、 このボビンに設けられ、前記コイルの端末線が巻き付け
られた接続端子と、 前記ステータコアに装着され、外部回路のコネクタが嵌
合されるコネクタ部を有する樹脂製の端子台と、 この端子台に埋設され、前記コネクタ部内に位置する外
部接続部を有する導体板と、 この導体板に接続され、前記端子台から露出する導線製
の網体とを備え、 前記接続端子は、前記網体の網目に挿入され、該網体に
溶接あるいは半田付けされていることを特徴とする回転
電機のステータ。 - 【請求項3】 ステータコアと、 このステータコアに装着され、コイルが巻装されたボビ
ンと、 このボビンに設けられ、前記コイルの端末線が巻き付け
られた接続端子と、 前記ステータコアに装着され、外部回路のコネクタが嵌
合されるコネクタ部を有する樹脂製の端子台と、 この端子台に埋設され、該端子台から露出する端子接続
部および前記コネクタ部内に位置する外部接続部を有す
る導体板と、 この導体板の端子接続部に形成され、前記接続端子が挿
入された網目状の開口部とを備え、 前記接続端子は、前記端子接続部に溶接あるいは半田付
けされていることを特徴とする回転電機のステータ。 - 【請求項4】 ステータコアと、 このステータコアに装着され、コイルが巻装されたボビ
ンと、 このボビンに設けられ、前記コイルの端末線が巻き付け
られた接続端子と、 前記ステータコアに装着され、外部回路のコネクタが嵌
合されるコネクタ部を有する樹脂製の端子台と、 この端子台に埋設され、該端子台から露出する端子接続
部および前記コネクタ部内に位置する外部接続部を有す
る導体板と、 この導体板の端子接続部に形成され、前記接続端子によ
り押上げられた舌片部とを備え、 前記接続端子は、前記舌片部に溶接あるいは半田付けさ
れていることを特徴とする回転電機のステータ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19053596A JP3631851B2 (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 回転電機のステータ |
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JPH1042504A true JPH1042504A (ja) | 1998-02-13 |
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ID=16259711
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JP19053596A Expired - Fee Related JP3631851B2 (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 回転電機のステータ |
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JP (1) | JP3631851B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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1996
- 1996-07-19 JP JP19053596A patent/JP3631851B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3631851B2 (ja) | 2005-03-23 |
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