JP2002078284A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2002078284A
JP2002078284A JP2000263572A JP2000263572A JP2002078284A JP 2002078284 A JP2002078284 A JP 2002078284A JP 2000263572 A JP2000263572 A JP 2000263572A JP 2000263572 A JP2000263572 A JP 2000263572A JP 2002078284 A JP2002078284 A JP 2002078284A
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yoke housing
capacitor
housing
motor
brush
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JP2000263572A
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English (en)
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Wataru Kano
済 加納
Nobuo Mizutani
伸生 水谷
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品数、組立て工数を低減して低コスト化を図
るとともに、部品を効率よく配置して小型化を図ること
ができるモータを提供する。 【解決手段】ノイズ防止回路20を構成するコンデンサ
21,22は、扁平円筒状のヨークハウジング3におけ
る平面部3aの略中央寄りに配置されるとともに、コン
デンサ21,22の接地側端子である足21c,22c
は、その平面部3aに直接接触して接地される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁ノイズの発生
を防止する回路を構成するための電子部品をハウジング
内に備えたモータに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のモータは、例えば、特開平7−
115747号公報や、特開平11−122858号公
報に開示されている。該公報のモータには、ブラシとコ
ンミテータとの間で発生する電磁ノイズを抑制すべく該
ブラシに供給する電源を平滑化するために、コンデンサ
やコイルで構成されるノイズ防止回路が備えられてい
る。そして、このコンデンサの一方の接続部はブラシに
接続され、他方の接続部がアース端子(モータケース接
続用ターミナル)を介して金属よりなるハウジング(モ
ータケース)に接地されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報で
は、コンデンサをハウジング(モータケース)に接地す
るために、アース端子や、モータケース接続用ターミナ
ルを使用する構成であるので、その分の部品数、組立て
工数が増加し、コストが上昇するという問題があった。
【0004】又、上記モータは小型化の要求から、ハウ
ジングが扁平円筒状に形成されている。そして、更なる
小型化を図るべく、このような扁平円筒状のハウジング
内にコンデンサ等の電子部品を効率よく配置することが
要求されている。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、部品数、組立て工数
を低減して低コスト化を図るとともに、部品を効率よく
配置して小型化を図ることができるモータを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、一対の平面部と該平面部
の両端を繋ぐ一対の円弧部とを備えた扁平円筒状に形成
され、ブラシ及びコンミテータ等のモータ構成部品を収
容する導電性のヨークハウジングと、前記ヨークハウジ
ングの開口部近傍に配置され、前記ブラシ・コンミテー
タ間の電磁ノイズの発生を防止すべく該ブラシに供給す
る電源を平滑化するためのコンデンサ等の電子部品を支
持する支持部材とを備えたモータであって、前記コンデ
ンサは、前記ヨークハウジングにおける平面部の略中央
寄りに配置されるとともに、コンデンサの接地側端子
は、その平面部に直接接触して接地される。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のモータにおいて、前記ヨークハウジングと前記支持部
材との組み付け時に、前記コンデンサの接地側端子が前
記ヨークハウジングに接触するようにした。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のモータにおいて、前記支持部材には、前記ヨークハウ
ジングに内嵌する嵌合部が形成されており、前記コンデ
ンサの接地側端子は、少なくとも一部が前記ヨークハウ
ジングに接触すべく前記嵌合部の外側面から露出するよ
うに設けられる。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のモータにおいて、前記嵌合部には、前記コンデンサの
接地側端子を収容する収容溝が形成される。請求項5に
記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のモ
ータにおいて、前記支持部材は、前記ブラシを保持する
ブラシホルダである。
【0010】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
ブラシ・コンミテータ間の電磁ノイズの発生を防止すべ
く該ブラシに供給する電源を平滑化するためのコンデン
サは、扁平円筒状のヨークハウジングにおける平面部の
略中央寄りに配置されるとともに、コンデンサの接地側
端子は、その平面部に直接接触して接地される。従っ
て、コンデンサの接地側端子をヨークハウジングに電気
的に接続するための特別な部品を必要としないので、部
品数、組立て工数を低減でき、コストを低減することが
できる。
【0011】又、ヨークハウジングの中心部分はモータ
構成部品の1つである回転子が配置されるので、コンデ
ンサが配置されるヨークハウジングの平面部の略中央は
その回転子との間隔が狭い場所である。しかしながら、
コンデンサは電磁ノイズの発生を防止するその他の電子
部品、例えばコイルと比べて比較的小さい電子部品であ
るので、回転子との間隔が狭いヨークハウジングの平面
部の略中央寄りに配置することで、ハウジング内のスペ
ース効率が向上し、小型化を図ることができる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、ヨークハ
ウジングとコンデンサ等の電子部品を支持する支持部材
との組み付け時に、コンデンサの接地側端子がヨークハ
ウジングに接触する。従って、コンデンサの接地側端子
をヨークハウジングに接触させるための工程が必要な
い。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、支持部材
にはヨークハウジングに内嵌する嵌合部が形成され、コ
ンデンサの接地側端子は少なくとも一部がヨークハウジ
ングに接触すべく嵌合部の外側面から露出するように設
けられる。従って、支持部材の嵌合部がヨークハウジン
グに嵌合するだけで、コンデンサの接地用端子がヨーク
ハウジングの内側面に接触するので、該端子を接触する
ための工程が必要ない。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、嵌合部に
は、コンデンサの接地側端子を収容する収容溝が形成さ
れる。従って、ヨークハウジングと支持部材との組み付
けの際に、接地側端子の移動が防止されるので、その組
み付けが容易である。しかも、端子は収容溝に収容され
該嵌合部の外側面から突出しない、若しくは突出しても
僅かであるので、ヨークハウジングの取付寸法誤差を小
さく抑えることができる。
【0015】請求項5に記載の発明によれば、支持部材
は、ブラシを保持するブラシホルダである。従って、こ
のブラシホルダにより、ブラシを保持する部材及びコン
デンサ等の電子部品の支持する部材を共通にできるの
で、部品数を低減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1は、本実施形態の減
速機構付きモータを示す。減速機構付きモータ1の駆動
源としてのモータ部2は、導電性金属材料よりなるヨー
クハウジング3、回転軸4を有する回転子5、マグネッ
ト6、ブラシ7a,7bを支持するブラシホルダ8等を
備えている。
【0017】ヨークハウジング3は略有底扁平円筒状に
形成され、図2に示すように、互いに平行な一対の平面
部3aと、該平面部3aの両端部を繋ぐ一対の円弧部3
bとを備えている。又、ヨークハウジング3の底部3c
には軸受9が固定され、該軸受9は回転軸4の基端部
(図1における上端部)を回転可能に支持する。ヨーク
ハウジング3の開口部3dには、突出した回転軸4を覆
うように樹脂材料よりなる樹脂ハウジング10がネジ1
1により組み付けられる。
【0018】樹脂ハウジング10内は、その内部に配置
される回転軸4の一部及びウォームホイール12等を収
容可能な所定形状に形成される。樹脂ハウジング10内
には2つの軸受13,14が固定され、該軸受13,1
4は回転軸4の中央部及び先端部(図1における下端
部)を回転可能に支持する。そして、回転軸4の軸受1
3,14間にはウォーム4aが形成され、このウォーム
4aとウォームホイール12とが噛合うことにより、回
転軸4と直交する方向に回転力を伝達するようになって
いる。
【0019】前記ヨークハウジング3の開口部3dと、
該ハウジング3を固定する樹脂ハウジング10の固定部
10aとの間には、前記ブラシホルダ8が介装されてい
る。ブラシホルダ8には、ヨークハウジング3の開口部
3dに内嵌する嵌合部8aを有している。このブラシホ
ルダ8にて支持されるブラシ7a,7bは、前記回転子
5の開口部3d側に設けられるコンミテータ5aに摺接
する。
【0020】又、ブラシホルダ8には、樹脂ハウジング
10外部に露出する給電部15が一体に設けられてい
る。給電部15には、電源端子16a,16bがインサ
ートされており、該端子16a,16bは、外部コネク
タ(図示略)と連結するための連結凹部15a内に露出
する。そして、この電源端子16a,16bは、前記ブ
ラシ7a,7bにそれぞれ電気的に接続され、該ブラシ
7a,7bに電源を供給する。
【0021】図2に示すように、ブラシホルダ8には、
図示しない回路基板が一体に構成され、その回路基板に
は、2つのコンデンサ21,22及び2つのコイル2
3,24等、各種電子部品が装着されている。このコン
デンサ21,22及びコイル23,24は、図4に示す
ように、ブラシ7a,7bとコンミテータ5aとの間で
の電磁ノイズの発生を防止するノイズ防止回路20を構
成している。ノイズ防止回路20は、各ブラシ7a,7
bと該ブラシ7a,7bに電源を供給する前記電源端子
16a,16b間に設けられている。
【0022】即ち、各ブラシ7a,7bは、コイル2
3,24を介して電源端子16a,16bに接続され
る。各ブラシ7a,7bと各コイル23,24との間の
ノードN1,N2は、コンデンサ21,22を介してヨ
ークハウジング3に接地される。そして、コンデンサ2
1,22及びコイル23,24は、ブラシ7a,7bに
供給する電源を平滑化し、該ブラシ7a,7bがコンミ
テータ5aに摺接する際の大きな電圧変化を抑制して、
該ブラシ7a,7bとコンミテータ5aとの間で電磁ノ
イズが発生しないようにしている。
【0023】このようなコンデンサ21,22は、図3
に示すように、直方体状の本体21a,22aと、その
本体21a,22aからのびるそれぞれ2本の線状の足
21b,21c,22b,22cとから構成されてい
る。各足21b,22bは前記ノードN1,N2に接続
される電源側端子、各足21c,22cは接地側端子で
あって、各足21b,21c,22b,22cは本体2
1a,22aの扁平方向に沿って並んで配置される。
【0024】コンデンサ21,22の一方の足(電源側
端子)21b,22bは、ブラシホルダ8に一体に設け
た回路基板にそれぞれはんだ付けされて固定される。そ
して、図2に示すように、コンデンサ21,22はコイ
ル23,24と比べて小さい電子部品であるので、ヨー
クハウジング3の一方の平面部3aの中央部近傍位置に
配置され、該平面部3aの中央部とコンミテータ5aと
に挟まれた狭い空間に配置される。
【0025】これに対し、コイル23,24は略円筒状
をなし、他方の平面部3aと円弧部3bとの間の角部に
それぞれ軸方向に沿って配置されている。この角部は、
前記コンミテータ5aとの間隔が広く取れる場所である
ため、この角部には、比較的大きな電子部品であるコイ
ル23,24が配置される。
【0026】このように本実施形態では、コンデンサ2
1,22をコンミテータ5aとの間隔が狭い平面部3a
の略中央寄りに配置することで、ハウジング3内のスペ
ース効率が向上され、小型化が図られている。
【0027】しかも、本実施形態のコンデンサ21,2
2は、その本体21a,22aの扁平方向が平面部3a
と略平行となるように取り付けられる。このとき、各足
21b,21c,22b,22cは平面部3aに沿って
並んで配置される。このため、平面部3aと直交する方
向へのコンデンサ21,22の配置スペースの増大を極
力抑えることができ、スペース効率をより向上すること
ができる。
【0028】前記コンデンサ21,22の他方の足(接
地側端子)21c,22cは、それぞれ前記嵌合部8a
に設けたスリット8bを介して該嵌合部8aの外側に露
出される。嵌合部8aの外側に露出する足21c,22
cの先端部21d,22dは、図3に示すように、スリ
ット8bに連続して設けられる収容溝8c内に収容され
る。このとき、先端部21d,22dは、嵌合部8aの
外側面より僅かに外側に突出し、前記ヨークハウジング
3の平面部3aの内側面と接触するようになっている。
【0029】そして、ヨークハウジング3にブラシホル
ダ8の嵌合部8aを嵌挿する際に、コンデンサ21,2
2の足21c,22cの先端部21d,22dが嵌合部
8aの外側面より僅かに外側に突出するので、該ハウジ
ング3の平面部3aの内側面に圧接した状態で接触し、
電気的に接続状態になる。このようにコンデンサ21,
22の足21c,22cは、ヨークハウジング3を組み
付けると同時に、該ヨークハウジング3に直接接地され
る。
【0030】又、この場合、足21c,22cの先端部
21d,22dはスリット8b及び収容溝8cにより位
置決めがなされる。従って、ヨークハウジング3の組み
付けの際に、足21c,22cの移動が防止されるの
で、その組み付けが容易である。
【0031】しかも、足21c,22cの先端部21
d,22dは、収容溝8cに略収容され嵌合部8aの外
側面より僅かに外側に突出だけであるので、ヨークハウ
ジング3の取付寸法誤差を小さく抑えることができる。
【0032】上記したように、本実施の形態によれば、
以下の効果を有する。 (1)ノイズ防止回路20を構成するコンデンサ21,
22は、扁平円筒状のヨークハウジング3における平面
部3aの略中央寄りに配置されるとともに、コンデンサ
21,22の接地側端子である足21c,22cは、そ
の平面部3aに直接接触して接地される。従って、コン
デンサ21,22の足(接地側端子)21c,22cを
ヨークハウジング3に電気的に接続するための特別な部
品を必要としないので、部品数、組立て工数を低減で
き、コストを低減することができる。
【0033】又、ヨークハウジング3の中心部分は回転
子5(コンミテータ5a)が配置されるので、コンデン
サ21,22が配置されるヨークハウジング3の平面部
3aの略中央はその回転子5(コンミテータ5a)との
間隔が狭い場所である。しかしながら、コンデンサ2
1,22はコイル23,24と比べて比較的小さい電子
部品であるので、回転子5(コンミテータ5a)との間
隔が狭いヨークハウジング3の平面部3aの略中央寄り
に配置することで、ハウジング3内のスペース効率が向
上し、小型化を図ることができる。
【0034】(2)コンデンサ21,22が支持される
ブラシホルダ8には、ヨークハウジング3に内嵌する嵌
合部8aが形成され、コンデンサ21,22の足(接地
側端子)21c,22cは、その先端部21d,22d
がヨークハウジング3に接触すべく嵌合部8aの外側面
から露出するように設けられる。従って、ブラシホルダ
8の嵌合部8aがヨークハウジング3に嵌合するだけ
で、コンデンサ21,22の足(接地用端子)21c,
22cがヨークハウジング3の内側面に接触するので、
該足21c,22cを接触するための工程が必要ない。
【0035】(3)嵌合部8aにはスリット8b及び収
容溝8cが設けられ、コンデンサ21,22の足(接地
側端子)21c,22cの先端部21d,22dはスリ
ット8b及び収容溝8cにより位置決めがなされる。従
って、ヨークハウジング3の組み付けの際に、足21
c,22cの移動が防止されるので、その組み付けが容
易である。しかも、足21c,22cの先端部21d,
22dは、収容溝8cに略収容され嵌合部8aの外側面
より僅かに外側に突出だけであるので、ヨークハウジン
グ3の取付寸法誤差を小さく抑えることができる。
【0036】(4)ブラシホルダ8は、ブラシ7a,7
bを保持するとともに、コンデンサ21,22やコイル
23,24を支持(固定)するための基板を一体に構成
している。従って、ブラシ7a,7bを保持する部材及
びコンデンサ21,22等の電子部品の支持する部材を
個々に必要とせず共通にできるので、部品数を低減する
ことができる。
【0037】(5)コンデンサ21,22は、その本体
21a,22aの扁平方向がヨークハウジング3の平面
部3aと略平行となるように取り付けられる。従って、
ヨークハウジング3の平面部3aと直交する方向へのコ
ンデンサ21,22の配置スペースの増大を極力抑える
ことができ、スペース効率をより向上することができ
る。
【0038】(6)コンデンサ21,22の各足21
b,21c,22b,22cは本体21a,22aの扁
平方向、即ちヨークハウジング3の平面部3aに沿って
並んで配置される。従って、ヨークハウジング3の平面
部3aと直交する方向へのコンデンサ21,22の配置
スペースの増大を極力抑えることができ、スペース効率
をより向上することができる。
【0039】尚、本発明の実施の形態は、以下のように
変更してもよい。 ○上記実施形態では、本体21a,22aが直方体状、
足21b,21c,22b,22cが線状で本体21
a,22aの扁平方向に沿って並んで配置されるコンデ
ンサ21,22を用いたが、これに限定されるものでは
ない。例えば、本体が略円柱状のコンデンサや、足が板
状のコンデンサを用いてもよい。又、足21b,21
c,22b,22cが本体21a,22aの扁平方向に
沿って並んで配置されていなくてもよい。
【0040】○上記実施形態では、コンデンサ21,2
2を本体21a,22aの扁平方向がヨークハウジング
3の平面部3aと略平行となるように取り付けたが、こ
れに限定されるものではない。
【0041】○上記実施形態では、足21c,22cの
先端部21d,22dを嵌合部8aの外側に露出するよ
うにしたが、先端部21d,22d以外の部分を露出さ
せるようにしてもよい。
【0042】○上記実施形態では、収容溝8cの深さを
足21c,22cの先端部21d,22dが嵌合部8a
の外側面より僅かに外側に突出するような深さとした
が、収容溝8cから外側に突出する弾性力を有するよう
に足21c,22cの先端部21d,22dを形成すれ
ば、足21c,22cの先端部21d,22dが完全に
収容できる溝の深さとしてもよい。
【0043】○上記実施形態では、嵌合部8aの外側面
に足21c,22cの先端部21d,22dを収容する
収容溝8cを設けたが、その足が板状など薄い形状に形
成されていれば、特に収容溝を設けなくてもよい。
【0044】○上記実施形態では、コンデンサ21,2
2をブラシホルダ8に支持するようにしたが、例えば樹
脂ハウジング10等、その他の支持部材で支持するよう
にしてもよい。
【0045】○上記実施形態では、ノイズ防止回路20
を2つのコンデンサ21,22と2つのコイル23,2
4とで構成したが、その他の構成であってもよい。例え
ば、抵抗等を更に加えて構成してもよい。少なくとも接
地する端子を有するコンデンサを備えていればよい。
【0046】○上記実施形態では、減速機構付きモータ
1に実施したが、その他の構成のモータ、例えば減速機
構を備えていないモータ等に実施してもよい。又、ブラ
シを2個以上備えたモータに実施してもよい。
【0047】上記各実施形態から把握できる請求項以外
の技術的思想を効果とともに以下に記載する。 (イ)請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータにお
いて、前記コンデンサは、その本体が直方体状をなして
おり、その本体の扁平方向が前記ヨークハウジングの平
面部と略平行となるように配置されることを特徴とする
モータ。
【0048】このようにすれば、ヨークハウジングの平
面部と直交する方向へのコンデンサの配置スペースの増
大を極力抑えることができ、スペース効率をより向上す
ることができる。
【0049】(ロ)上記(イ)に記載のモータにおい
て、前記コンデンサは、前記接地側端子及び電源側端子
を備えるものであり、各端子が前記本体の扁平方向に並
んで配置されることを特徴とするモータ。
【0050】このようにすれば、ヨークハウジングの平
面部と直交する方向へのコンデンサの配置スペースの増
大を極力抑えることができ、スペース効率をより向上す
ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
部品数、組立て工数を低減して低コスト化を図るととも
に、部品を効率よく配置して小型化を図ることができる
モータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のモータの一部を切り欠いた平面
図である。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 コンデンサ及びその取付を説明するための分
解斜視図である。
【図4】 ノイズ防止回路の回路図である。
【符号の説明】
3…ヨークハウジング、3a…平面部、3b…円弧部、
3d…開口部、5…モータ構成部品としての回転子、5
a…コンミテータ、7a,7b…ブラシ、8…支持部材
としてのブラシホルダ、8a…嵌合部、8c…収容溝、
21,22…電子部品としてのコンデンサ、21c,2
2c…接地側端子としての足、23,24…電子部品と
してのコイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 AA07 AA08 BB05 CC02 CC03 CC06 CC08 DD09 EA16 EA19 EA26 EB06 EC05 EC20 5H611 AA03 BB01 TT01 TT06 UA04 5H623 AA10 BB07 GG13 GG19 GG22 HH01 HH10 JJ03 JJ06 JJ11 LL01 LL09 LL14 LL19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の平面部と該平面部の両端を繋ぐ一
    対の円弧部とを備えた扁平円筒状に形成され、ブラシ及
    びコンミテータ等のモータ構成部品を収容する導電性の
    ヨークハウジングと、 前記ヨークハウジングの開口部近傍に配置され、前記ブ
    ラシ・コンミテータ間の電磁ノイズの発生を防止すべく
    該ブラシに供給する電源を平滑化するためのコンデンサ
    等の電子部品を支持する支持部材とを備えたモータであ
    って、 前記コンデンサは、前記ヨークハウジングにおける平面
    部の略中央寄りに配置されるとともに、コンデンサの接
    地側端子は、その平面部に直接接触して接地されること
    を特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータにおいて、 前記ヨークハウジングと前記支持部材との組み付け時
    に、前記コンデンサの接地側端子が前記ヨークハウジン
    グに接触するようにしたことを特徴とするモータ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のモータにおいて、 前記支持部材には、前記ヨークハウジングに内嵌する嵌
    合部が形成されており、 前記コンデンサの接地側端子は、少なくとも一部が前記
    ヨークハウジングに接触すべく前記嵌合部の外側面から
    露出するように設けられることを特徴とするモータ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のモータにおいて、 前記嵌合部には、前記コンデンサの接地側端子を収容す
    る収容溝が形成されることを特徴とするモータ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモ
    ータにおいて、 前記支持部材は、前記ブラシを保持するブラシホルダで
    あることを特徴とするモータ。
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