JP2566105Y2 - スタータリレー - Google Patents

スタータリレー

Info

Publication number
JP2566105Y2
JP2566105Y2 JP179192U JP179192U JP2566105Y2 JP 2566105 Y2 JP2566105 Y2 JP 2566105Y2 JP 179192 U JP179192 U JP 179192U JP 179192 U JP179192 U JP 179192U JP 2566105 Y2 JP2566105 Y2 JP 2566105Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
starter relay
magnet clutch
starter
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP179192U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0561456U (ja
Inventor
真児 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP179192U priority Critical patent/JP2566105Y2/ja
Publication of JPH0561456U publication Critical patent/JPH0561456U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2566105Y2 publication Critical patent/JP2566105Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のエンジン始動
用スタータのマグネットクラッチ駆動回路に使用される
スタータリレーに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のスタータのマグネットクラッチ
駆動回路は、図4に示されるように、バッテリ1とスタ
ータモータ2との間に設けられるマグネットクラッチ3
と、マグネットクラッチ3に接続されるスタータリレー
4等を備えて構成されている。バッテリ1とスタータリ
レー4との間にイグニッションスイッチ5が設けられて
おり、ハーネス側コネクタ6を介してスタータリレー4
に接続されるようになっている。
【0003】マグネットクラッチ3は、バッテリケーブ
ル8が接続されるB端子9と、ケーブル10を介してス
タータモータ2に接続されるM端子11と、ソレノイド
12に接続されるS端子13とを備えている。そして従
来はバッテリ1からS端子13までの配線抵抗を下げる
ために、エンジンルーム内にスタータリレー4が取付け
られていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例の場合、エ
ンジンルーム内においてスタータリレー4がマグネット
クラッチ3と別の位置に設けられているため、マグネッ
トクラッチ3を固定する手段以外にスタータリレー4を
取付けるためのボルトやウェルドナットが必要であっ
た。
【0005】また従来は、マグネットクラッチ3のS端
子13とスタータリレー4のST接続端子15を結ぶ配
線16と、バッテリ1とスタータリレー4の電源端子1
7を結ぶ配線18が必要であるため、配線抵抗が大きい
とともに、ハーネス回路とジョイント数も多くなるな
ど、コスト的に不利な要因があった。
【0006】従って本考案の目的は、ハーネス数やジョ
イント数を削減できるとともに、リレー取付用の部品数
や取付工数を減らすことができるようなスタータリレー
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を果たすために
開発された本考案のスタータリレーは、スタータのマグ
ネットクラッチの端部に設けられるケースと、このケー
スに内蔵されたリレー本体部と、上記マグネットクラッ
チのS端子に挿着可能な形状をなしていて上記S端子に
挿着されることによりS端子に対する電気接続と機械的
保持をなすST接続端子と、上記マグネットクラッチの
B端子を通す孔を有しかつこのB端子に螺合されるバッ
テリケーブル固定用のナットによって上記B端子にバッ
テリケーブルと共締めされる電源端子と、イグニッショ
ンスイッチにつながるハーネス側コネクタが接続される
IGSW端子およびE端子とを具備している。
【0008】
【作用】マグネットクラッチのS端子に本考案スタータ
リレーのST接続端子を挿着し、かつマグネットクラッ
チのB端子を本考案スタータリレーの電源端子の孔に通
すとともに、この電源端子の上にバッテリケーブルの端
子板を重ね、バッテリケーブル固定用のナットを締付け
ることによって、バッテリケーブルと電源端子をB端子
に共締めする。こうすることにより、本考案のスタータ
リレーはマグネットクラッチに直付けされる。上記ナッ
トは従来のものをそのまま使用できる。そしてこのスタ
ータリレーのIGSW端子およびE端子にハーネス側コ
ネクタが接続される。
【0009】
【実施例】以下に本考案の一実施例について、図1ない
し図3を参照して説明する。なおマグネットクラッチ3
は、前述した従来のものと同様であり、B端子9とM端
子11とS端子13などを備えている。
【0010】図1および図2に示されるように、本実施
例のスタータリレー20は、マグネットクラッチ3の端
部3aに直付けされるケース21を備えている。ケース
21は電気絶縁材料からなり、背面側が開口するボック
ス状のフロントケース22と、このフロントケース22
の背面開口部を塞ぐことのできる形状のリヤケース23
とからなる。
【0011】フロントケース22には、後述するハーネ
ス側コネクタ50が挿入されるコネクタ挿入孔25が設
けられている。リヤケース23には、マグネットクラッ
チ3のS端子13を通すことのできる貫通孔26が設け
られている。
【0012】上記ケース21にリレー本体部30が内蔵
されている。図3に示されるように、リレー本体部30
には、ソレノイド31に接続されるIGSW端子32お
よびアース側のE端子33と、スイッチ回路35に接続
される電源端子36およびS端子13に接続されるST
接続端子37とを備えて構成されている。
【0013】ST接続端子37は金属板からなり、図1
に示されるようにS端子13を挿入・保持可能な形状に
折曲されている。このST接続端子37に、S端子13
に設けられている穴40に係合可能な形状の抜け止め用
凸部41が設けられている。上記凸部41は、ST接続
端子37をS端子13の所定位置まで差込んだ時に、S
端子13の穴40に丁度嵌合できるような位置に形成さ
れている。
【0014】電源端子36も金属板を適宜形状に折曲げ
たものであり、その基部45に、B端子9を通す孔46
が設けられている。この電源端子36は、B端子9のね
じ部部9aに螺合されるバッテリケーブル固定用のナッ
ト47によって、B端子9にバッテリケーブル8の端子
板48と共締めされるようになっている。
【0015】IGSW端子32およびE端子33は、フ
ロントケース22のコネクタ挿入孔25の内側に位置
し、ハーネス側コネクタ50がコネクタ挿入孔25に挿
入された時に、ハーネス側コネクタ50に対する電気的
接触と機械的保持をなすようになっている。IGSW端
子32は、ハーネス側コネクタ50を介してイグニッシ
ョンスイッチ5に接続される。E端子33はアースされ
る。
【0016】上記構成のスタータリレー20をマグネッ
トクラッチ3に取付けるには、まずマグネットクラッチ
3のS端子13にスタータリレー20のST接続端子3
7を所定位置まで挿入する。こうすることにより、ST
接続端子37の凸部41がS端子13の穴40に係合
し、ST接続端子37の抜け止めがなされるため、スタ
ータリレー20がマグネットクラッチ3に仮止めされ
る。
【0017】上記の状態で、マグネットクラッチ3のB
端子9に電源端子36の孔46を嵌合させ、更に電源端
子36の基部45の上にバッテリケーブル8の端子板4
8を重ねる。そしてB端子9のねじ部9aにナット47
を螺合させ、ナット47を締付けることによって、B端
子9に、バッテリケーブル8の端子板48と電源端子3
6の基部45を共締めする。こうしてB端子9と電源端
子36がバッテリケーブル8を介してバッテリ1に接続
される。
【0018】以上の組付作業により、本実施例のスター
タリレー20がマグネットクラッチ3に直付けされる。
また、コネクタ挿入孔25にハーネス側コネクタ50が
接続されることにより、IGSW端子32がイグニッシ
ョンスイッチ5につながるとともに、E端子33がアー
スされる。マグネットクラッチ3のM端子11はケーブ
ル10を介してスタータモータ2に接続される。こうし
て所定のスタータ駆動回路が出来上がる。
【0019】エンジンを始動させるためにイグニッショ
ンスイッチ5をオンにすると、スタータリレー20のソ
レノイド31が励磁されてスイッチ回路35が閉じると
ともに、マグネットクラッチ3のソレノイド12に電流
が流れる。このためB端子9とM端子11とが導通状態
となり、バッテリ1から電流が流れることにより、スタ
ータモータ2が回転する。イグニッションスイッチ5を
オフにすると、スタータリレー20のスイッチ回路35
が開くことにより、マグネットクラッチ3のソレノイド
12への通電が断たれ、スタータモータ2の回転が止ま
る。
【0020】
【考案の効果】本考案によれば、マグネットクラッチと
は別の位置に設けられていた従来のスタータリレーと比
較して、ハーネス回路とジョイント数が減少する。この
ため、配線抵抗が減少するとともに、ジョイント部の減
少によって信頼性が向上する。また、バッテリケーブル
固定用のナットを利用してスタータリレーがマグネット
クラッチに固定されるので、従来のスタータリレーの場
合に必要であったリレー取付用のボルトやウェルドナッ
ト等の固定用部品と取付工数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すスタータリレーの分解
斜視図。
【図2】図1に示されたスタータリレーをマグネットク
ラッチに取付けた状態を示す斜視図。
【図3】図1に示されたスタータリレーを含むマグネッ
トクラッチ駆動回路を示す回路図。
【図4】従来のスタータリレーを含むマグネットクラッ
チ駆動回路の回路図。
【符号の説明】
1…バッテリ、2…スタータモータ、3…マグネットク
ラッチ、5…イグニッションスイッチ、6…ハーネス側
コネクタ、8…バッテリケーブル、9…B端子、13…
S端子、20…スタータリレー、21…ケース、30…
リレー本体部、32…IGSW端子、33…E端子、3
6…電源端子、37…ST接続端子。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタータのマグネットクラッチの端部に設
    けられるケースと、このケースに内蔵されたリレー本体
    部と、上記マグネットクラッチのS端子に挿着可能な形
    状をなしていて上記S端子に挿着されることによりS端
    子に対する電気接続と機械的保持をなすST接続端子
    と、上記マグネットクラッチのB端子を通す孔を有しか
    つこのB端子に螺合されるバッテリケーブル固定用のナ
    ットによって上記B端子にバッテリケーブルと共締めさ
    れる電源端子と、イグニッションスイッチにつながるハ
    ーネス側コネクタが接続されるIGSW端子およびE端
    子とを具備したことを特徴とするスタータリレー。
JP179192U 1992-01-22 1992-01-22 スタータリレー Expired - Lifetime JP2566105Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP179192U JP2566105Y2 (ja) 1992-01-22 1992-01-22 スタータリレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP179192U JP2566105Y2 (ja) 1992-01-22 1992-01-22 スタータリレー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0561456U JPH0561456U (ja) 1993-08-13
JP2566105Y2 true JP2566105Y2 (ja) 1998-03-25

Family

ID=11511404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP179192U Expired - Lifetime JP2566105Y2 (ja) 1992-01-22 1992-01-22 スタータリレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2566105Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117351A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Hitachi Automotive Systems Ltd エンジン始動装置
JP2012249496A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Denso Corp スタータ用のノイズ抑制装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4618516B2 (ja) * 2006-11-16 2011-01-26 株式会社デンソー スタータ
DE102008040107A1 (de) * 2008-07-03 2010-01-07 Robert Bosch Gmbh Elektrische Maschine mit elektrischen Anschlüssen, Stecker und Steckverbindungen
FR2982911B1 (fr) 2011-11-18 2013-11-15 Valeo Equip Electr Moteur Demarreur electrique a filtre electronique integre pour moteur a combustion interne

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117351A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Hitachi Automotive Systems Ltd エンジン始動装置
US8994299B2 (en) 2009-12-03 2015-03-31 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Engine starting apparatus
US9297347B2 (en) 2009-12-03 2016-03-29 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Engine starting apparatus
JP2012249496A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Denso Corp スタータ用のノイズ抑制装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0561456U (ja) 1993-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0613558Y2 (ja) 自動車用配線装置
US3942027A (en) Internally mounted battery jump cables
JP2001186640A (ja) 車両用電装機器の強制駆動装置
US7180020B2 (en) Steering column module
JP2566105Y2 (ja) スタータリレー
US5013259A (en) Remote auxiliary terminal assembly
USH1172H (en) Vehicle battery jumper system
JP4149227B2 (ja) 給電用導電部材とそれを備えた給電ブロック
US6150735A (en) Starter protector
US7364457B2 (en) Battery hookup assembly
US20030143919A1 (en) Attachment structure for motor for toy, toy with the attachment structure for motor and racing vehicle toy
JP3503873B2 (ja) 車両用バッテリボックス
JPH0530527Y2 (ja)
FR2723427B1 (fr) Projecteur de vehicule automobile equipe d'un correcteur electrique d'orientation a montage perfectionne
JP3092472B2 (ja) 自動車用ワイヤハーネスの電力供給装置
JP2001277851A (ja) 自動車ドアの構造
JP2564302Y2 (ja) 車両用キースイッチ
JP3350942B2 (ja) ターミナルカバー装置
JPH10313521A (ja) 電気接続箱
US5376763A (en) Rotary key switch with head dissipating redundant terminal plate
JPH0992400A (ja) 自動車用リレーコネクタおよび該リレーコネクタを用いたワイヤハーネス配索構造
JP2556941Y2 (ja) 電磁スイツチにおける端子板取付け構造
JPH08268176A (ja) 車両用アース線の接続構造
JP5738340B2 (ja) 蓄電池取付構造体及び車両
JP3351293B2 (ja) 電気接続箱

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971104