JP3351293B2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP3351293B2
JP3351293B2 JP13678197A JP13678197A JP3351293B2 JP 3351293 B2 JP3351293 B2 JP 3351293B2 JP 13678197 A JP13678197 A JP 13678197A JP 13678197 A JP13678197 A JP 13678197A JP 3351293 B2 JP3351293 B2 JP 3351293B2
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electric
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猛 余村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電装回路や電子部
品等の電装品を収める電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用の種々の電装回路や電子部品等
の電装品を収めるとともに、ワイヤハーネス等の配線類
の接続分岐点として、電気接続箱が用いられている。
【0003】一般に、電気接続箱内に収められる電装品
は、車種やグレードによって、その内容が異なる。つま
り、例えば高級乗用車には、安価な乗用車には備えられ
ていないアクセサリー機能(例えばオートクルーズ機能
やパワーシート機能等)等が備えられているため、それ
らのアクセサリー機能等を制御するための電装品を電気
接続箱内に収める必要がある。
【0004】このような電気接続箱は、その製造コスト
及び管理コストを低減するために、形状を統一すること
が望まれている。電気接続箱の形状を統一するために
は、種々の車種やグレードの自動車に最低限必要な電装
品に加えて、高級乗用車のみに必要な電装品をも許容す
る大きさに設定しなければならない。
【0005】しかし、このような電気接続箱は、室内に
搭載される場合とエンジンルーム内に搭載される場合と
があり、いずれの場合も電気接続箱の搭載スペースには
制限がある。そのため、高級乗用車のみに必要な電装品
をも許容する大きさに設定された電気接続箱を安価な乗
用車に搭載すると、高級乗用車のみに必要な電装品を許
容するスペースが無駄になってしまう。しかも安価な乗
用車は、小型車が多いため、電気接続箱の搭載スペース
が高級乗用車に比べて狭い。したがって、高級乗用車に
合わせて形状を統一した電気接続箱では、安価な乗用車
に搭載できない場合がある。
【0006】そこで従来では、電気接続箱の形状が、安
価な乗用車に必要な電装品を許容する大きさ、すなわち
種々の車種やグレードの自動車に最低限必要な電装品を
許容するだけの大きさに設定されている。そして、高級
乗用車等の特定の自動車のみに必要な電装品は電気接続
箱とは別体の回路ユニットに収められ、電気接続箱と回
路ユニットとがコネクタによって連結されている。
【0007】以下、従来の形態の電気接続箱100を図
3及び図4に従って説明する。電気接続箱100は、本
体101及び回路ユニット110から構成されている。
【0008】本体101の内部にはバスバーや電線等か
ら構成された電装回路(図示略)が収容され、本体10
1の上面には複数の電子部品102が配置されている。
また、本体101の下面には複数のガイド壁103、複
数の第1の係合部104、電装回路の端子が露出したコ
ネクタハウジング105が形成されている。各ガイド壁
103は、その内面が後記する回路ユニット110の外
側面と摺接する位置にそれぞれ形成されている。また、
各第1の係合部104は後記する回路ユニット110の
第1の突起113と対応する位置に形成され、コネクタ
ハウジング105は後記するコネクタ116と対応する
位置に形成されている。
【0009】回路ユニット110は、アッパーカバー1
11、ユニット基板115、ロアーケース117から構
成されている。アッパーカバー111は下面が開口した
箱状をなし、その上面には角孔112が設けられてい
る。この角孔112は、後記するコネクタ116と対応
する位置に設けられている。また、アッパーカバー11
1の外側面には、前記各第1の係合部104と対応する
第1の突起113及び、複数(本実施形態では6個)の
第2の突起114がそれぞれ形成されている。
【0010】ユニット基板115は、制御IC等の電子
部品(図示略)及びコネクタ116が配置された電子回
路ユニットである。コネクタ116内にはその電子回路
の端子が露出している。
【0011】ロアーケース117は、上面が開口し、ユ
ニット基板115の収容を許容する箱状をなしている。
ロアーケース117の外側面における前記各第2の突起
114と対応する位置には、それぞれ第2の係合部11
8が形成されている。
【0012】このように構成された電気接続箱100に
おいては、まず、ユニット基板115がロアーケース1
17内に収容され、ロアーケース117とアッパーカバ
ー111とが組付けられる。このとき、ロアーケース1
17の各第2の係合部118とアッパーカバー111の
各第2の突起114とを係合させる。この状態におい
て、図4に示すように、コネクタ116の上部はアッパ
ーカバー111の上面とほぼ同一の高さ位置している。
【0013】続いて、このように組付けられた回路ユニ
ット110が、本体101に取付けられる。すなわち、
図4に示すように、回路ユニット110は、アッパーカ
バー111を上にして、本体101の下面側から取付け
られる。すると、アッパーカバー111の外側面が本体
101の各ガイド壁103の内面と摺接するとともに、
回路ユニット110内のコネクタ116が本体101の
コネクタハウジング105に接続される。そして、アッ
パーカバー111の各第1突起113と本体101の各
第1係合部104とが係合される。これにより、回路ユ
ニット110は本体101に電気的に接続された状態で
装着される。
【0014】このように組付けられた電気接続箱100
においては、種々の車種やグレードに共通の電装品が本
体101内に収められ、高級乗用車等の特定の自動車の
みに備えられた電装品が回路ユニット110内に収めら
れている。そのため、電気接続箱100を安価な乗用車
等の回路ユニット110を必要としない車種やグレード
の自動車に搭載する際には、本体101のみが搭載され
る。また、電気接続箱100を高級乗用車等、特定の自
動車に搭載する際には、本体101に回路ユニット11
0が取付けられた状態で搭載される。したがって、電気
接続箱100(本体101)を安価な乗用車に搭載する
際に、当該車内の電気接続箱100の設置スペースに高
級乗用車のみに必要な電装品を収めるスペースまで確保
する必要がない。その結果、電気接続箱100の形状を
統一することができるとともに、安価な乗用車に電気接
続箱100を搭載できなくなるおそれを防止できる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電気接続箱
100は本体101と回路ユニット110との2種類の
部材で構成されているため、必然的に部品点数が増大す
る。そのため、電気接続箱100の製造コスト及び製造
管理コストが1種類の部材で構成された電気接続箱に比
べて増大するとともに、組付作業が煩雑になるという問
題点があった。
【0016】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、部品点数の低減化を可
能にした電気接続箱を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、内部に電装回路が収められたメイン回路ユニット
と、そのメイン回路ユニットの下面の一部に付属的に取
付けられるサブ回路ユニットとを備えた電気接続箱にお
いて、前記サブ回路ユニットをロアケースと同ロアケー
ス内に収容されるユニット基板とから構成し、前記ロア
ケースに対応し箱状をなすアッパー部を前記メイン回路
ユニットの下面に一体的に設け、前記アッパー部と前記
ロアケースとを、いずれか一方の外側面に形成した突起
と他方の外側面に形成した係合部との係合関係によって
接続し、前記ユニット基板に、サブ回路ユニットをメイ
ン回路ユニットに電気的に接続するためのコネクタを設
、前記メイン回路ユニットに、前記アッパー部の下端
よりも上方で前記コネクタと接続されるコネクタハウジ
ングを設けたことをその要旨とする。
【0018】
【0019】なお、以下に述べる発明の実施の形態にお
いて、特許請求の範囲または課題を解決するための手段
に記載の「メイン回路ユニット」は本体11から構成さ
れ、同じく「サブ回路ユニット」は回路ユニット21か
ら構成され、同じく「サブ回路ユニットのケースの一
部」はアッパー部12から構成される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1及び図2に従って説明する。尚、本実施形態
において、図3および図4に示した従来の形態と同じ構
成部材については符号を等しくしてその詳細な説明を省
略する。
【0021】電気接続箱10は、本体11及び回路ユニ
ット21から構成されている。本体11の下面には、下
面が開口し、前記ロアーケース117と対応した箱状を
なすアッパー部12が一体形成されている。アッパー部
12の外側面におけるロアーケース117の各第2係合
部118と対応する位置には、それぞれ係合突起13が
形成されている。
【0022】回路ユニット21は、ユニット基板115
及びロアーケース117から構成されている。つまり、
回路ユニット21は、従来の形態の回路ユニット110
の構成部材からアッパーカバー111を除いたものであ
る。
【0023】このように構成された電気接続箱10にお
いては、ユニット基板115がロアーケース117内に
収容されて回路ユニット21が組付けられた後、その回
路ユニット21が、図2に示すように、本体11のアッ
パー部12に取付けられる。すると、回路ユニット21
内のコネクタ116が本体11のコネクタハウジング1
05に接続されるとともに、アッパー部12の各係合突
起13とロアーケース117の各第2係合部118とが
係合される。これにより、回路ユニット21は本体11
に電気的に接続された状態で装着される。
【0024】このように組付けられた電気接続箱100
においては、種々の車種やグレードに共通の電装品が本
体101内に収められ、高級乗用車等の特定の自動車の
みに備えられた電装品が回路ユニット21内に収められ
ている。
【0025】次に、本実施形態の作用及び効果について
説明する。 ・ 本実施形態では、従来の形態の電気接続箱100の
アッパーカバー111に相当する部品が、アッパー部1
2として本体11の下面に一体形成されている。言い換
えれば、本実施形態の電気接続箱10は、従来の形態の
電気接続箱100における各ガイド部103、各第1係
合部104、アッパーカバー111が廃され、その代わ
りに、本体11の下面にアッパー部12が一体形成され
たものである。したがって、従来の形態の作用及び効果
を維持しつつ、電気接続箱10の部品点数を低減するこ
とができる。その結果、電気接続箱10の製造コスト及
び管理コストを低減することができる。
【0026】・ また、部品点数の低減により、作業効
率を向上させることができる。 ・ 本体11と回路ユニット21とは、本体11の各係
合突起13と回路ユニット21のロアーケース117の
各第2の係合部118との係合関係で接続されている。
そのため、組付け及び取外しを簡単且つ確実に行うこと
ができる。
【0027】尚、上記実施形態は以下のように変更して
もよく、その場合でも同様の作用および効果を得ること
ができる。 ・ 上記実施形態では、アッパー部12に各係合突起1
3を形成し、ロアーケース117に各係合部118を形
成したが、これを逆の構成で形成してもよい。
【0028】上記実施形態では、アッパー部12を本体
11の下面に一体形成したが、これを本体11の形状に
合わせて、本体11の側面や上面に形成してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、アッパー部がメイン回
路ユニットに一体的に設けられているため、アッパー部
を独立した一部材として形成する必要がない。したがっ
て、部品点数を低減することができる。
【0030】また、サブ回路ユニットのメイン回路ユニ
ットへの組付け及び取外しを簡単且つ確実に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の分解斜視図。
【図2】一実施形態の正面図。
【図3】従来の形態の分解斜視図。
【図4】従来の形態の正面図。
【符号の説明】 11…メイン回路ユニットとしての本体、12…サブ回
路ユニットのケースの一部としてのアッパー部、13…
係合突起、21…サブ回路ユニットとしての回路ユニッ
ト、117…ロアーケース、118…第2の係合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 5/00 - 5/06 H05K 7/14 B60R 16/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に電装回路が収められたメイン回路
    ユニットと、そのメイン回路ユニットの下面の一部に付
    属的に取付けられるサブ回路ユニットとを備えた電気接
    続箱において、 前記サブ回路ユニットをロアケースと同ロアケース内に
    収容されるユニット基板とから構成し、前記ロアケース
    に対応し箱状をなすアッパー部を前記メイン回路ユニッ
    の下面に一体的に設け、 前記アッパー部と前記ロアケースとを、いずれか一方の
    外側面に形成した突起と他方の外側面に形成した係合部
    との係合関係によって接続し、 前記ユニット基板に、サブ回路ユニットをメイン回路ユ
    ニットに電気的に接続するためのコネクタを設け 前記メイン回路ユニットに、前記アッパー部の下端より
    も上方で前記コネクタと接続されるコネクタハウジング
    を設け た電気接続箱。
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JPH10335852A JPH10335852A (ja) 1998-12-18
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