JPH0587764U - スイッチ操作体 - Google Patents

スイッチ操作体

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JPH0587764U
JPH0587764U JP2673892U JP2673892U JPH0587764U JP H0587764 U JPH0587764 U JP H0587764U JP 2673892 U JP2673892 U JP 2673892U JP 2673892 U JP2673892 U JP 2673892U JP H0587764 U JPH0587764 U JP H0587764U
Authority
JP
Japan
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operating
switch
flexible support
support arms
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP2673892U
Other languages
English (en)
Inventor
正信 沼尾
繁 桑子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0587764U publication Critical patent/JPH0587764U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で操作部を直線的に移動させるこ
とができるようにする。 【構成】 複数の固定部8,8と、これら固定部8,8
の中間位置に設けられ、操作スイッチ6を駆動する操作
部9と、この操作部9と固定部8,8とを連結し、か
つ、操作部9の押圧操作により捻り運動する複数の可撓
性支持アーム10,10とからなる構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、石油ファンヒータ等の温風暖房機に使用され、運転スイッチやリセ ットスイッチを駆動させるスイッチ操作体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般に、この種のスイッチ操作体として、例えば、実公昭62−3827 2号公報に開示されているように、一端部に固定部が形成された肉薄の樹脂板の 他端部に操作部を形成し、この操作部の押圧操作により樹脂板を湾曲せしめて操 作スイッチを駆動するようにしたものが知られている。このものでは、固定部側 を枢止点として操作部側が回動運動するため、操作部を操作しやすいように指先 よりも大きくした場合には、操作部を挿通させる操作部パネルの開口を、操作部 よりもかなり大きくしないと、操作部が開口の周縁部に引っ掛かる心配があり、 また、操作部に対して開口が大きすぎると、操作部と開口周縁との間の隙間が大 きくなって外観性が悪くなり、商品価値が低下する欠点があった。
【0003】 そこで、操作部を操作部パネルの鉛直方向に直線的に移動させるようにすれば 、上述した従来の欠点を解決することができるが、その場合は構造が複雑になっ たり、コイルバネを必要とするなどの部品点数の増加を招く問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述の実情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で操作部を直 線的に移動させることができるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、複数の固定部と、これら固定部の中間位置に設けられ、操作スイ ッチを駆動する操作部と、この操作部と前記固定部とを連結し、かつ、前記操作 部の押圧操作により捻り運動する複数の可撓性支持アームとからなる構成である 。
【0006】
【作用】
操作部を押圧操作すると、この操作部と複数の固定部とを連結する複数の可撓 性支持アームが互いに捻り運動し、この可撓性支持アームの捻り運動により、操 作部を操作スイッチの駆動方向と同じ方向へ直線的に移動させることができ、し かも、操作部は押圧力を解除すれば、可撓性支持アームの弾性力によって元の位 置に復帰する。そのため、簡単な構造で、操作部を直線的に往復動作させること ができ、操作部を操作部パネルの開口に挿通させる場合には、操作部と開口周縁 との間の隙間を極力小さくでき、操作部周りの外観性を高めることができるとと もに、操作部が開口の周縁部に引っ掛かる心配もない。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図4に基づいて説明する。図2において 、1は石油ファンヒータ等の機器の操作部パネルであり、この操作部パネル1は 合成樹脂にて作られており、また、この操作部パネル1の適所には円形の挿通用 の開口2が設けられるとともに、この開口2の近くの操作部パネル1の下面には 、円筒状の2個のボス部3,3が操作部パネル1と一体に形成されている。4は 前記ボス部3,3にネジ5,5を用いて取り付けた操作部基板であり、この操作 部基板4には運転スイッチ等のスイッチ6が装着されている。
【0008】 次に本考案に係るスイッチ操作体7の一実施例について説明する。スイッチ操 作体7は、前記ボス部3,3に外嵌合させることによって操作部パネル1と操作 部基板4との間に取り付ける円筒状の2個の固定部8,8と、これら固定部8, 8の中間位置に設けられ、前記操作部パネル1の開口2に挿通する操作部9と、 この操作部9と前記固定部8,8とを連結する2本の可撓性支持アーム10,1 0とを合成樹脂によって一体成形してなるものである。
【0009】 前記操作部9は、天面壁9Aと下部に環状の外向きフランジ部11を形成した 筒状壁9Bとを有する有天円筒状に形成されており、前記天面壁9Aの下に前記 スイッチ6が配され、天面壁9Aを上から押圧操作することにより、スイッチ5 を駆動できるものである。また、12,12は前記外向きフランジ部11の下面 から下方に突出させた複数個の突起であり、これら突起12,12は操作部9の 下動時に操作部基板4に当接して下動限界を規制するものである。
【0010】 前記可撓性支持アーム10,10は、略J字状或いは釣りバリ状を呈しており 、点対称に配置されている。これら可撓性支持アーム10,10の一端部は前記 外向きフランジ部11の約180度離れた位置に連設されるとともに、他端部は それぞれ前記固定部8,8の周壁に連設され、かつ、中間部は外向きフランジ部 11と約2〜3mmの小間隔Sを存して外向きフランジ部11に沿わせてあり、 前記操作部9の押圧操作によって互いに捻り運動するものである。
【0011】 上述の構成において、図3に示すように、操作部9の天面壁9Aを上から押す と、この操作部9の押圧操作に伴って、図4に示すように、2本の可撓性支持ア ーム10,10が互いに内向きに捻り運動し、この可撓性支持アーム10,10 の捻り運動により操作部9は直線的に下動し、天面壁9Aがスイッチ5が駆動す る。また、操作部9への押圧力を解除すると、捻り運動により蓄力された可撓性 支持アーム10,10の戻り力が操作部9に働き、操作部9は元の位置に速やか に復帰する。
【0012】 本実施例によれば、スイッチ操作体7は、操作部パネル1とスイッチ基板4と の間に取り付けた2個の固定部8,8と、これら固定部8,8の中間位置に設け られ、操作スイッチ6を駆動する操作部9と、この操作部9と前記固定部8,8 とを連結し、かつ、前記操作部9の押圧操作により捻り運動する2本の可撓性支 持アーム10,10とを合成樹脂にて一体成形してなるものであるから、可撓性 支持アーム10,10の捻り運動により、操作部9を操作スイッチ6の駆動方向 と同じ方向へ直線的に移動させることができる上、操作部9への押圧力を解除す れば、可撓性支持アーム10,10の弾性力によって元の位置に復帰させること ができ、操作部9を復帰させるための格別のバネ部品を必要としないばかりでな く、操作部パネル1の開口2の他に特別なガイドを必要とせずに済む。従って、 スイッチ操作体7は、簡単な構成で操作部9を直線的に往復動作させることがで き、操作部9と操作部パネル1の開口2周縁との間の隙間を極力小さく設定する ことが可能となり、操作部9周りの外観性を高められるとともに、操作部9が操 作部パネル1の開口2に引っ掛かるのを防止できる。
【0013】 また、上述の実施例によれば、可撓性支持アーム10,10は、略J字状或い は釣りバリ状を呈しており、この可撓性支持アーム10,10の中間部を、操作 部9の外向きフランジ部11と約2〜3mmの小間隔Sを存して外向きフランジ 部11に沿わせているので、スイッチ操作体7をコンパクトなものとすることが でき、スイッチ操作体7の取り付けスペースを極力小さくできる。
【0014】 図5はスイッチ操作体7の他の実施例を示すものであり、この他の実施例のス イッチ操作体7は、前記した固定部8,8のうち、一方の固定部8と前記操作部 9で駆動する操作スイッチ6とは別のスイッチ(図示せず)を駆動する小操作部 13とを略L字状の一本の支持アーム14で連結している。このものでは、一方 の固定部8を共用できる利点があり、また、複数の操作部を合成樹脂の一体成形 品による1部品とすることができる。
【0015】 なお、前記可撓性支持アーム10,10の形状は、略J字状或いは釣りバリ状 に限られるものではなく、例えば、略L字状であってもよい。また、可撓性支持 アーム10,10及び固定部の数は2個以上(3個または4個)であってもよい 。
【0016】
【考案の効果】
本考案によるスイッチ操作体は以上説明したように、簡単な構成により、操作 部を直線的に往復動作させることができるのはもちろんのこと、操作部を操作部 パネル等の挿通用の開口に挿通させる場合、操作部と開口周縁との間の隙間を極 力小さくでき、操作部周りの外観性が向上し、商品価値を高めることができると ともに、操作部が挿通用の開口の周縁部に引っ掛かる心配がなく、円滑な操作が 行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるスイッチ操作体の一実施例を示す
平面図である。
【図2】本考案によるスイッチ操作体を機器の操作部パ
ネルに取り付けた状態を示す要部縦断面図である。
【図3】スイッチ操作体を押圧操作する前の状態を説明
する説明図である。
【図4】スイッチ操作体を押圧操作した状態を説明する
説明図である。
【図5】本考案によるスイッチ操作体の他の実施例を示
す平面図である。
【符号の説明】
7 スイッチ操作体 8 固定部 9 操作部 10 可撓性支持アーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の固定部と、これら固定部の中間位
    置に設けられ、操作スイッチを駆動する操作部と、この
    操作部と前記固定部とを連結し、かつ、前記操作部の押
    圧操作により捻り運動する複数の可撓性支持アームとか
    らなるスイッチ操作体。
JP2673892U 1992-04-23 1992-04-23 スイッチ操作体 Pending JPH0587764U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2673892U JPH0587764U (ja) 1992-04-23 1992-04-23 スイッチ操作体

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JP2673892U JPH0587764U (ja) 1992-04-23 1992-04-23 スイッチ操作体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0587764U true JPH0587764U (ja) 1993-11-26

Family

ID=12201648

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JP2673892U Pending JPH0587764U (ja) 1992-04-23 1992-04-23 スイッチ操作体

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