JPH0538494Y2 - - Google Patents

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JPH0538494Y2
JPH0538494Y2 JP1986077421U JP7742186U JPH0538494Y2 JP H0538494 Y2 JPH0538494 Y2 JP H0538494Y2 JP 1986077421 U JP1986077421 U JP 1986077421U JP 7742186 U JP7742186 U JP 7742186U JP H0538494 Y2 JPH0538494 Y2 JP H0538494Y2
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pressing
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Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は、テレビジヨン受像機やOA機器等の
電気機器に使用されるスイツチ操作装置に関する
ものである。
<従来技術> 従来のスイツチ操作装置は、例えば第4図の斜
視図および第5図の縦断側面図の如く構成されて
いた。
すなわち、プラスチツク等からなるパネル1
(マスク等を含む)に四角形の貫通孔2が穿設さ
れ、該貫通孔2のほぼ中央部に四角錐台状の押圧
操作突子3が配設され、該押圧操作突子3はその
押圧方向F(下方向)およびその直交方向Gの両
方向の位置を強弾性的に保持する片持状の弾性腕
4により一体的に前記パネル1に連結され、前記
押圧操作突子3の押圧面3bの押圧子3cはスイ
ツチ5の接点動作部6に対向せしめられている。
なお、前記弾性腕4は、弾性を発揮し易いよう
に、前後巾4Aは小さくて切欠孔7を挟んでその
前後に一対形成され、かつ上下巾のうち貫通孔2
の孔縁2aに接続した基端4aの上下巾4Bは、
押圧操作突子3に近い部分の上下巾4Cより小さ
く形成されている。8はスイツチ5の回路基板で
パネル1に一体形成されたボスにビス止めされて
いる。9は、パネル1の表面のうち貫通孔2の外
周側でのみ接着された表示板である。
しかし、上記構造の従来スイツチ操作装置にお
いては、弾性腕4が押圧操作突子3の押圧方向F
と直交方向Gの両方向の位置を保持する必要があ
るためやや強めの弾性を要求されるので、その基
端上下巾4Bはやや大とせざるを得ない。このた
め押圧操作突子3の操作面3a(上面)押圧方向
Fに押圧操作すると、押圧操作突子3は基端4a
を中心とした円運動を行ない、押圧方向Fとにズ
レを生じるので、操作者には異和感がある。また
操作力を軽くするために基端上下巾4Bを小さく
(薄く)すると、押圧操作突子3を強めに操作し
た場合はスイツチ5の接点動作部6を押切つた後
に更に押圧操作突子3は下降するので、弾性腕4
は基端4a部で破壊する可能性がある。
<目的> 本考案は、上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、押圧操作突子を押圧操作したときの
異和感がなく、しかも操作力をかけすぎても弾性
腕基端部が破壊することを防止できるスイツチ操
作装置の提供を目的としている。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。第1図は本考案の第一実施例における斜視
図、第2図は同じくスイツチ非操作時の縦断面
図、第3図はスイツチ操作時の縦断面図である。
そして、図示の如く、本考案のスイツチ操作装置
は、プラスチツク等からなるパネル1(マスク等
を含む)に四角形の貫通孔2が穿設され、該貫通
孔2のほぼ中央部に四角錐台状の押圧操作突子3
が配設され、該押圧操作突子3はその押圧方向F
(上下方向)と直交する左右方向Gの位置を弱弾
性的に保持する弾性腕11により一体的に前記パ
ネル1に連結され、前記押圧操作突子3にはその
前記押圧方向Fの位置を強弾性的に保持する一対
の湾曲形弾性脚12が一体的に形成されている。
そして、該一対の弾性脚12で挟まれた押圧操作
突子3の押圧面3bの押圧子3cがスイツチ5の
接点動作部6に対向せしめられ、前記一対の弾性
脚12の各先端12aは、その移動を前記押圧方
向Fに対する直交方向Gに案内する案内板となる
パネル1に形成されたボスにビス止めされたスイ
ツチ回路基板8の上面に当接され、押圧操作突子
3の一定量L以上の押圧量を阻止するストツパ1
3,14が夫々設けられ該ストツパ13,14は
前記パネル1の貫通孔2の孔縁2aから一体的に
折曲された折曲片13a,14aの端縁により構
成されている。
なお9は表示板であり、これはパネル1にその
貫通孔2の外周部で接着され、かつ押圧操作突子
3に対応して窓孔9aが形成され、該窓孔9aか
ら押圧操作突子3が上方へ突出せしめられてい
る。また前記弾性腕11の基端11aの前後巾1
1Aは従来と同様に小さくされかつ上下巾11B
は従来より更に小さくされている。
次に作用を説明すると、第2図において、スイ
ツチ5をON(又はOFF)動作すべく押圧操作突
子3の上面(操作面3a)をF矢方向に押圧操作
すると、その押圧面3bの押圧子3cがほぼ押圧
方向Fに下降し、第3図の如く、接点動作部6を
押下げるのでスイツチ5はON(又はOFF)する。
なお、このとき弾性腕11の基端上下巾11Bは
小さいのでその弾性は弱く、押圧操作突子3は基
端11aを中心とする正確な円移動にはならず、
少し円移動の影響を受けた押圧方向直線移動とな
るので、操作者は異和感を感じない。これと同時
に強弾性の湾曲形弾性脚12の先端12aも弾性
変形しながらF矢方向に対する直交方向G(左右
方向)へ回路基板8上面に案内されて移動し、押
圧操作突子3がスイツチ5を動作した少し後の押
圧操作突子3の下降量が一定量Lに達すると、左
右の弾性脚12の各先端12aはほぼ同時にスト
ツパ13,14に当接し押圧操作突子3の下降は
阻止される。このため弾性腕11の小さい上下巾
11Bの基端11aには押圧操作突子3の押し過
ぎによつても無理な力がかからず破壊することは
ない。
上記のスイツチ5の動作状態で押圧操作突子3
から手を離すと、押圧操作突子3は強い復元力を
発揮する弾性脚12により第3図の操作状態(押
圧状態)から第2図の非操作状態になり、押圧操
作突子3は所定の上下位置に復帰し、かつ弱い帰
元力を発揮する弾性腕11により押圧操作突子3
は所定の左右位置に復帰する。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの
修正および変更を加え得ることは勿論である。
<効果> 以上の説明から明らかな通り、本考案による
と、押圧操作突子を操作すると押圧方向に移動す
るが、押圧操作突子を保持する弾性腕の弾性は弱
いため、押圧操作突子はほぼ押圧方向直線移動と
なり、操作者は異和感を感じなく操作できる。こ
れと同時に強弾性の弾性脚の先端も弾性変形しな
がら案内されて移動し、押圧操作突子がスイツチ
を動作した少し後の押圧操作突子の移動量が一定
量に達すると、ストツパに弾性脚が当接すること
により押圧操作突子の移動は阻止されるため、弾
性腕の基端には押圧操作突子の押し過ぎによつて
も無理な力がかからず、破壊することを防止でき
る。
しかも、スイツチを動作した後、少し移動して
停止するときにも、弾性脚の弾性により操作者の
指に対して急激な衝撃が加わることなく、強く押
したときの衝撃を緩和することになり、ソフトな
感じとなつて操作感を向上させることができる。
また、弾性脚がストツパに当接するまでスイツ
チ押圧操作を行えることにより、弾性脚が多少長
くなつたり、ストツパの間隔が短くなつても、弾
性脚の弾性を利用しているので、スイツチ押圧操
作を行なうことができ、押圧操作突子を直接スト
ツパに当接させて押圧を阻止するものに対して、
寸法公差に余裕をもたすことが可能となり、高精
度のストツパを要さない等の製造上の利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案スイツチ操作装置の第一実施例
における斜視図、第2図は同じくスイツチ非操作
時の縦断面図、第3図はスイツチ操作時の縦断面
図、第4図は従来スイツチ操作装置の斜視図、第
5図は同じく縦断側面図である。 1……パネル、2……貫通孔、2a……孔縁、
3……押圧操作突子、3a……操作面、3b……
押圧面、3c……押圧子、5……スイツチ、5a
……ケース、6……接点動作部、8……案内板の
一例としての回路基板、11……弾性腕、12…
…弾性脚、12a……その先端、13,14……
ストツパ、13a,14a……折曲片、15……
突起、F……押圧方向、G……押圧方向の直交方
向、L……一定量。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルに貫通孔が穿設され、該貫通孔のほぼ中
    央部に押圧操作突子が配設され、該押圧操作突子
    はその押圧方向と直交する方向の位置を弱弾性的
    に保持する弾性腕により一体的に前記パネルに連
    結され、前記押圧操作突子にはその前記押圧方向
    の位置を強弾性的に保持する一対の弾性脚が一体
    的に形成され、該一対の弾性脚で挟まれた押圧操
    作突子の押圧面がスイツチの接点動作部に対向せ
    しめられ、前記一対の弾性脚の各先端はその移動
    を前記押圧方向に対する直交方向に案内する案内
    板に当接され、前記一対の弾性脚の各先端の移動
    を阻むことにより押圧操作突子の一定量以上の押
    圧量を阻止するストツパが夫々設けられたことを
    特徴とするスイツチ操作装置。
JP1986077421U 1986-05-22 1986-05-22 Expired - Lifetime JPH0538494Y2 (ja)

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JPS62191029U JPS62191029U (ja) 1987-12-04
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