JPH0587374U - 埋設用ボール弁装置 - Google Patents

埋設用ボール弁装置

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JPH0587374U
JPH0587374U JP705792U JP705792U JPH0587374U JP H0587374 U JPH0587374 U JP H0587374U JP 705792 U JP705792 U JP 705792U JP 705792 U JP705792 U JP 705792U JP H0587374 U JPH0587374 U JP H0587374U
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JP
Japan
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valve
ball valve
valve box
box
valve device
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Pending
Application number
JP705792U
Other languages
English (en)
Inventor
元満 橋本
Original Assignee
日新ガス器材株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 埋設されたボール弁を電食や化学的腐食より
防護する。 【構成】 ボール弁が内装される弁箱の両側のフランジ
部に1端に絶縁スペーサーが内装している管が連結され
た埋設用のボール弁装置であって、前記の弁箱の上部よ
り突出される弁軸操作部のトップヘッドを除いて管の連
結部を含めて弁箱全体を合成樹脂で被覆した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地中に埋設されるガス管等に配設される埋設用ボール弁装置に関す る。
【0002】
【考案の背景及び従来技術】
従来よりボール弁の材質として、ボール弁の要部をなすボール、弁棒などは耐 食性を主としてステンレス鋼などが一般に使用され、ボールはさらにクロムメッ キされるものが多く、弁座、Oリングなどは合成ゴム、合成樹脂が用いられてい る。しかし、弁箱は鋳鉄、可鍛鋳鉄、鋳鋼などが用いられている。
【0003】 ところで、前記したようなボール弁を地中に埋設されるガス管などに配装し、 ボール弁も地中に埋設したとき、地中における局部電池作用による電食や、炭酸 ガス揮発性の酸及び溶媒中の酸、アルカリ、塩などによる化学的腐食によって弁 箱が腐食されることがある。前記したように弁の要部に対しては耐食性を考えた 材料を用いているが、弁箱などに関しては特にその対策がされていないのが現状 である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記したような電食や化学的な腐食に対して、防食性を付与したボー ル弁装置の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る埋設用ボール弁装置は、前記の目的を達成するために、ボール弁 が内装される弁箱の両側にフランジ部を設け、該フランジ部を介して1端に絶縁 スペーサーを内装している管が連結された埋設用ボール弁装置において、前記弁 箱に内装の弁軸操作部のヘッド部を除いて前記弁箱両側の管連結部を含む弁箱全 体を所定の厚みの樹脂で被覆したことをその特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案の埋設用ボール弁装置は、ボール弁の弁箱及び該弁箱の両側に設けたフ ランジを介して連結された1端に絶縁スペーサーを内装している管との前記連結 部までを所要の厚さの合成樹脂で被覆したので、地中における局部的電池作用に よる電食や化学的腐食に対して前記の合成樹脂の被覆が防食の作用をなし、弁箱 や連結部を防護するものである。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図において、1は鋳鉄、可鍛鋳鉄 、鋳鋼等の材料で製作された弁箱であり、該弁箱は二体形で形成され、その一方 の弁箱2には管4が連結されるフランジ3が設けられ、また前記の一方の弁箱2 とボルト・ナットで一体的に固定される他方の弁箱5にもフランジ6を介して絶 縁スペーサー13が内装されている管7が連結されている。8は弁座9に接圧さ れるとともに弁軸10により回動せしめられる鋳鉄にクロームメッキされたボー ル弁体であり、該ボール弁体8により管4,7を流れる流体を開閉するものであ る。そして前記したようにボール弁体8は鋳鉄にクロームメッキされ、また弁軸 10はステンレス鋼にクロームめっきされ、弁座9はテフロン等の樹脂が用いら れている。
【0008】 11は前記した弁軸10と弁箱1との間に設けられた軸封装置であり、また、 12は前記した弁箱1に内装される弁軸10の操作部のヘッド部を除いて弁箱1 の両側に連結する管4,7の連結部を含む弁箱全体を所定の厚さで被覆した合成 樹脂層であり、該合成樹脂は耐食性、耐薬品性のものであればよく、特に限定さ れるものでない。
【0009】 前記した合成樹脂を管連結部を含む弁箱1全体に被覆せしめるには、ボール弁 を組立て、弁箱の両側のフランジ部に管4,7及び絶縁スペーサー13を連結し た後、弁箱及び弁箱の管連結部までを金型内に装着して、合成樹脂を焼付け成形 して、弁箱の表面に合成樹脂を所定の厚さで被覆する。
【0010】 本実施例は、以上のように構成されるものであり、弁箱と該弁箱に連結される 管の連結部までを、弁軸操作用部を除いて全体を合成樹脂で被覆したので、この ボール弁装置を例えばガス管に配装するために地中に埋設しても、地中において 発生する局部的な電池作用による電食やあるいは化学的な腐食に対して、前記の 合成樹脂の被覆が有効に防食の作用をなし、弁箱及びその内部に装置される弁要 部を有効に保護するものである。
【考案の効果】
【0011】 本考案に係る埋設用ボール弁装置は、ボール弁を内装する弁箱及び該弁箱に連 結される管の連結部近傍までを弁軸の操作部を除いて全体を合成樹脂で被覆した ものであるので、ボール弁を例えばガス管に配装して地中に埋設しても弁箱は電 食や化学的腐食を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボール弁装置の説明図
【符号の説明】
1 弁箱 8 ボール弁体 9 弁座 10 弁軸 12 合成樹脂層 13 スペーサー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボール弁が内装される弁箱の両側にフラ
    ンジ部を設け、該フランジ部を介して1端に絶縁スペー
    サーを内装している管が連結された埋設用ボール弁装置
    において、前記弁箱に内装の弁軸操作部のヘッド部を除
    いて前記弁箱両側の管連結部を含む弁箱全体を所定の厚
    みの樹脂で被覆したことを特徴とする埋設用ボール弁装
    置。
JP705792U 1992-01-24 1992-01-24 埋設用ボール弁装置 Pending JPH0587374U (ja)

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