JPH0587324U - ラジアル軸受の軸とブラケットの組み付け構造 - Google Patents

ラジアル軸受の軸とブラケットの組み付け構造

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JPH0587324U
JPH0587324U JP4889991U JP4889991U JPH0587324U JP H0587324 U JPH0587324 U JP H0587324U JP 4889991 U JP4889991 U JP 4889991U JP 4889991 U JP4889991 U JP 4889991U JP H0587324 U JPH0587324 U JP H0587324U
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JP
Japan
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shaft
bracket
radial bearing
mounting plate
fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP4889991U
Other languages
English (en)
Inventor
和彦 狩野
Original Assignee
エヌエスケー・トリントン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エヌエスケー・トリントン株式会社 filed Critical エヌエスケー・トリントン株式会社
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Publication of JPH0587324U publication Critical patent/JPH0587324U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/045Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin

Landscapes

  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立てが容易で、軸が抜けにくく、大きな荷
重がかかってもブラケットの取付け板が倒れにくく、全
体を焼き入れした軸を使用できる、ラジアル軸受の軸と
ブラケットの組み付け構造を提供する。 【構成】 ブラケット1の対向している二枚の取付け板
2に、その上面3に開口する嵌合溝4を形成すると共
に、夫々の嵌合溝4の径方向両側に前記取付け板2の上
面3より上方まで突出する突出部5を形成する。前記嵌
合溝4に、ラジアル軸受6に予め回転可能に取付けられ
ている軸7を嵌入した後、前記突出部5を加締めて同軸
7を取付け板2に固定する。前記軸7として両端部にそ
の内側部8より径の細い嵌合部9を設けたものや、両端
部にその内側部8と外側部10より径が細い細径部11
を設けたものを使用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車とか各種産業機械に使用されるラジアル軸受をブラケットに 組み付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラジアル軸受をブラケットに組み付けるには、例えば図6(c)に示す ラジアル軸受6を、図6(a)に示すブラケット1の対向する二枚の取付け板2 間に図4(a)に示すように配置して、同軸受6の嵌入孔12と夫々の取付け板 2に開口されている軸孔13を位置合わせした上で、図6(b)に示す軸7を図 4(a)のように一方の取付け板2の外側から軸孔13ヘ通し、更にブラケット 1の嵌入孔12、他方の取付け板2の軸孔13へ通してラジアル軸受6を軸7に よりブラケット1に仮保持し、その状態で図4(a)に示すように軸7の軸線方 向両端部14の全周をその周方向外側に拡げるか、図5(a)(b)に示す同軸 7の軸線方向両端部14のうち周方向2箇所15をその周方向外側に拡げて軸孔 13の内周面に圧接させて加締めていた。この場合軸7は長手方向中央部(図6 (b)の一点鎖線で囲った部分)16だけを摩耗防止のために部分焼き入れし、 軸線方向両端部は加締め加工し易いように焼き入れされていない物が使用されて いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のラジアル軸受けとブラケットとの組み付け構造では次のような 問題があった。 、ラジアル軸受6の嵌入孔12とブラケット1の軸孔13を位置合わせした上 で軸7を通さなければならないため、軸7を通すまでに手間と時間がかかる。 、軸7の太さが長手方向全長に均一であるため軸線方向両端部の加締め強度が 不足すると軸7が取付け板2の側方に抜けてしまう。 、使用中にラジアル軸受6に横方向への大きな荷重がかかるとその加重が軸7 を介してそのままブラケット1の取り付け板2に加わるため、同取付板2が横に 倒れることがある。 、軸2を部分焼き入れするのは全体を焼き入れするよりも手間がかかり、コス トアップになる。
【0004】
【目的】
本考案の目的は、組立てが容易で、軸が抜けにくく、大きな荷重がかかっても ブラケットの取付け板が倒れにくく、全体を焼き入れした軸を使用しても加締め 加工し易い、ラジアル軸受の軸とブラケットの組み付け構造を提供することにあ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のうち請求項1のラジアル軸受のブラケットへの組み付け構造は、図3 (a)に示すようにブラケット1の対向している二枚の取付け板2にその上面3 に開口する嵌合溝4が形成され、夫々の嵌合溝4の径方向両側に前記上面3より 上方に突出する突出部5が形成され、前記嵌合溝4に図3(d)に示すラジアル 軸受6に回転可能に取付けられた図3(b)の軸7を、図1のように、前記突出 部5を夫々図1(b)、図2(b)に示すように加締めて同軸7を取付け板2に 固定するものである。この場合、軸7として図3(b)に示す物の代わりに、図 3(c)に示す軸7を用いてもよい。 本考案のうち請求項2のラジアル軸受のブラケットへの組み付け構造は、図3 (b)に示すように、軸7の軸線方向両端部にその内側部分8より径が細く且つ 図3(a)の嵌合溝4に嵌入可能な嵌合部9を設けたものである。 本考案のうち請求項3のラジアル軸受のブラケットへの組み付け構造は、図3 (c)に示すように軸7の軸線方向両端部にその内側部分8と外側部分10より 径が細く且つ図3(a)の嵌合溝4に嵌入可能な細径部11を設けたものである 。
【0006】
【作用】 本考案のラジアル軸受の軸とブラケットの組み付け構造では、取付け板2に同 取付板2の上方に開口する嵌合溝4を設けたので、ラジアル軸受6に予め通して おいた軸7を前記嵌合溝4に押込んで嵌入することができる。その後、取付け板 2に形成した突出部5を軸7の外周に加締めて同軸7を取付け板2に固定するこ とができる。 この場合請求項2のラジアル軸受の軸とブラケットの組み付け構造では、軸7 の軸線方向両端部にその内側部分8より径の細い嵌合部9が形成されているので 、ラジアル軸受6に横方向への大きな加重がかかっても軸7が左右に動かず横に 抜けない。 請求項3のラジアル軸受の軸とブラケットの組み付け構造では、軸7の内側部 分8と外側部分10でブラケット1の取付け板2が挟まれて補強されているので 、軸7が抜けないのは勿論のこと、ラジアル軸受6に横方向への大きな荷重がか かっても、ブラケット1の取付け板2が倒れない。
【0007】
【実施例】
本考案のラジアル軸受の軸とブラケットの組み付け構造の一実施例を図1に示 す。これは、図3(d)に示すラジアル軸受6に予め取付けてある図3(b)に 示す軸7を図3(a)に示すブラケット1に取付けたものである。 図1において、1はブラケットであり、これは図3(a)に明示されているよ うに対向する二枚の取付け板2に、同取付け板2の上面3に開口する嵌合溝4が 形成され、夫々の嵌合溝4の径方向両側に前記取付け板2の上面3より上方に突 出する突出部5が形成されている。6はラジアル軸受であり、これは図3(d) に明示するように中心部に軸7を通す嵌入孔12が形成されている円筒状の基材 17の内周面に図3(e)に示すように多数本の回転軸18が回転可能に取付け られている。そして本考案ではこのラジアル軸受6の嵌入孔12に、軸線方向両 端部に内側部分8よりも径の細い嵌合部9が形成されている軸7を通し、その軸 7の嵌合部9をブラケット1の取付け板2に形成されている嵌合溝4に押込んで 嵌入し、その後、取付け板2に形成されている突出部5を軸7の外周に加締めて 同軸7を取付け板2に固定する。
【0008】 本考案のラジアル軸受の軸とブラケットの組み付け構造の他の実施例を図2に 示す。これは、図3(d)に示すラジアル軸受6に予め取付けられている図3( c)に示す軸7を図3(a)に示すブラケット1に取付けたものであり、他は図 1と同じである。 図3(c)の軸7はその軸線方向両端部にその内側部分8と外側部分10より 径の細い細径部11が形成されており、同細径部11をブラケット1の取付け板 2に形成されている嵌合溝4に嵌入して、同取付け板2を軸7の内側部分8と外 側部分10との間に挟み込むようにしてある。
【0009】
【考案の効果】
本考案のラジアル軸受の軸とブラケットの組み付け構造は、次のような効果が ある。 、組み付け作業が簡略化でき、作業のスピ−ドアップが図れる。 、加締め不足による軸の抜けが防止でき、製品の不良が減少する。 、軸7の軸線方向両端部を外側に拡げて加締めるのではなく、突出部5を加締 めるものであるため、全体を焼き入れした軸7を使用でき、焼き入れ時の手間が 省け、ひいてはコストダウンにつながる。 、軸7に嵌合部9が形成されているので軸7がブラケット1から抜けない。ま た軸7に細径部11が形成されているので、ブラケット1から抜けず更にはラジ アル軸受6に横方向への大きな加重がかかってもブラケット1の取り付け板2が 倒れない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のラジアル軸受の軸とブラケットの組み
付け構造の一実施例を示す図であり、(a)は横断面
図、(b)は側面図。
【図2】本考案のラジアル軸受の軸とブラケットの組み
付け構造の他の実施例を示す図であり、(a)は横断面
図、(b)は側面図。
【図3】(a)は本考案におけるブラケットの斜視図、
(b)は本考案における軸の一例を示す横断面図、
(c)は本考案における軸の他の例を示す横断面図、
(d)は本考案におけるラジアル軸受の横断面図、
(e)は同ラジアル軸受の側面図。
【図4】従来のラジアル軸受の軸とブラケットの組み付
け構造の一例を示す図であり、(a)は横断面図、
(b)は側面図。
【図5】従来のラジアル軸受の軸とブラケットの組み付
け構造の他の例を示す図であり、(a)は横断面図、
(b)は側面図。
【図6】従来のラジアル軸受の軸とブラケットの組み付
け構造における部品図であり、(a)はブラケットの斜
視図、(b)は軸の横断面図、(c)はラジアル軸受の
横断面図。
【符号の説明】
1 ブラケット 2 取付け板 3 上面 4 嵌合溝 5 突出部 6 ラジアル軸受 7 軸 8 内側部分 9 嵌合部 10 外側部分 11 細径部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラケット1の対向している二枚の取付
    け板2にその上面3に開口する嵌合溝4が形成され、夫
    々の嵌合溝4の径方向両側に前記上面3より上方に突出
    する突出部5が形成され、前記嵌合溝4にラジアル軸受
    6に回転可能に取付けられた軸7を嵌入した後、前記突
    出部5を加締めて同軸7を取付け板2に固定したことを
    特徴とするラジアル軸受の軸とブラケットの組み付け構
    造。
  2. 【請求項2】 前記軸7の線方向両端部にその内側部分
    8より径が細く且つ前記嵌合溝4に嵌入可能な嵌合部9
    を設けたことを特徴とする請求項1のラジアル軸受の軸
    とブラケットの組み付け構造。
  3. 【請求項3】 前記軸7の軸線方向両端部にその内側部
    分8と外側部分10より径が細く且つ前記嵌合溝4に嵌
    入可能な細径部11を設けたことを特徴とする請求項1
    のラジアル軸受の軸とブラケットの組み付け構造。
JP4889991U 1991-05-31 1991-05-31 ラジアル軸受の軸とブラケットの組み付け構造 Pending JPH0587324U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011094725A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Nsk Ltd 二部材の連結構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746110B2 (ja) * 1978-11-09 1982-10-01
JPS6255709B2 (ja) * 1978-12-30 1987-11-20 Fujitsu Ltd

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