JPH0236744A - 電動機の回転子 - Google Patents

電動機の回転子

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JPH0236744A
JPH0236744A JP18479988A JP18479988A JPH0236744A JP H0236744 A JPH0236744 A JP H0236744A JP 18479988 A JP18479988 A JP 18479988A JP 18479988 A JP18479988 A JP 18479988A JP H0236744 A JPH0236744 A JP H0236744A
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JP
Japan
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rotor core
collar
rotating shaft
rotor
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP18479988A
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English (en)
Inventor
Takeshi Shiga
剛 志賀
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、回転軸に回転子鉄心とカラーとを軸方向に並
べて設けた電動機の回転子に関する。
(従来の技術) 電動機の回転子としては、第6図に示すような、回転軸
1に例えば積層鋼板からなる回転子鉄心2とプラスチッ
ク製のカラー3とを軸方向に並べて設けた構成のものが
ある。この種の回転子においては、回転子鉄心2は、そ
の中心孔2aに回転軸1を嵌合させてその中心孔2aの
近傍にかしめ4を施すことにより、中心孔2aの内面を
回転軸1に強く圧接させて固定され、また、カラー3は
、回転軸1にローレット加工により形成された突条1a
群部分に圧入されて回転軸1の外周面に沿ってずれ動く
ことなく固定されるのが一般的である。
(発明が解決、しようとする課題) しかしながら、上記構成のものでは、カラー3を固定す
るために施されるローレット加工は、回転軸1の製造し
た後の工程でなされるので、組立工程が多くなって高価
なものとなっていた。また、このローレット加工の際に
、回転軸1に大きな力が加えられるので、回転軸1に曲
がり等の変形が起こる虞れがあった。さらに、このよう
な口−レット加工の精度はさほど高くなく、突条1aの
高さ寸法が不均一となり勝ちで、カラー3が回転軸1に
対して偏心して固定され易く、この結果、電動機の運転
に際しての異常振動の発生を招く虞れがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、ローレット加工しなくともカラーを回転軸にずれ動く
虞れなく確実に固着できて、組立を安価で容易になし得
る電動機の回転子を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の電動機の回転子は、回転軸に嵌挿されこの回転
軸と嵌合する中心孔の外周部に切欠部を形成した回転子
鉄心を設け、回転軸に回転子鉄心と軸方向に並べて嵌挿
され回転子鉄心側の端部に切欠部に嵌合された突部を突
設したカラーを設け、回転子鉄心の中心孔の内面及び切
欠部の内面を夫々回転軸及び突部に圧接させて回転軸及
び回転子鉄心並びにカラーを相互に固着するかしめ部を
当該回転子鉄心の端面のうち中心孔の近くを強圧するこ
とにより設けたところに特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば、かしめ部を設けることにより、回転
子鉄心、回転軸及びカラーが相互に固着されるので、カ
ラーの固着のために回転軸をローレット加工せずとも済
む。また、カラーは、従来とは異なりローレット加工に
よる芯ずれの影響を排除できるので、カラーを回転軸に
対する同心精度良く固着することができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例について第1図乃至第5図を参照
して説明する。
第2図は本発明に係る回転子11を組込んだ電動機12
の全体構成を示す。即ち、回転子11は、回転軸13と
、この回転軸13の略中央部に固着される回転子鉄心1
4と、回転軸13に回転子鉄心14の下部に位置してこ
れと軸方向に並べて固着されるカラー15とから構成さ
れる。回転子鉄心14は、例えばケイ素鋼板を多数枚積
層して、中心部に軸方向に延びる中心孔14aを有する
略円柱状に形成され、さらに中心孔14aの外周部には
後述する切欠部14bが形成されている。また、詳しく
図示はしないが、この回転子鉄心14の外周部分には、
例えばアルミニウムの鋳込みによって筒状の回転子導体
16が設けられている。
カラー15はプラスチック製の略円筒状をなし、その回
転子鉄心14側の端部には、後述する突部15aが一体
に突設されている。一方、固定子17は、円筒容器状の
フレーム18の内周面に固着された固定子鉄心19と、
この固定子鉄心19に巻装された固定子コイル20とか
ら構成されている。そして、前記回転子11は、フレー
ム18の上下両内面の中心部に夫々設けられた軸受装置
21.22に回転自在に支持されてフレーム18内に配
設され、以て電動機12が構成される。このとき、前記
固定子鉄心1つは、回転子鉄心14の外周を微少な隙間
を有して包囲するように位置され、また、回転軸13の
先端部13aは、フレーム18の下面部の孔部18aか
ら下方へ突出するように位置されて図示しない負荷が取
付けられるよう1こなっている。そして、前言己カラー
15は、その前記回転子鉄心14側とは反対側の端部(
図中下端部)が回転軸13に挿入されて前記軸受装置2
2部分に位置されたワッシャ等からなるスラスト受は部
23に当接し、これにより回転子11のスラスト方向(
図中下方)への変位を規制する役割を果たす。
さて、前記回転子11について、組立て方法をも合わせ
て以下詳述する。尚、第1図、第4図及び第5図は第2
図における回転子11の配置状態とは上下が逆転した状
態での回転子11を示している。
前記回転子鉄心14の中心孔1.4 aは、回転軸13
への嵌挿が可能な程度にこの回転軸13の外径寸法と路
間−の径寸法に設定されている。また、切欠部14bは
、第4図に示すようにこの中心孔14aの外周部にこれ
と連続した凹溝状をなし、周方向に等間隔に4個形成さ
れている。これら中心孔14a及び切欠部14bは、回
転子鉄心14用の鋼板材料の打ち抜きと同時に4個の凸
部を外周に有する円板が中心に打ち抜かれて除去され、
この鋼板を軸方向に積層することにより形成される。前
記カラー15の中心孔15bは、前記回転子鉄心14の
中心孔14aと同様な径寸法に設定されている。また、
カラー15の突部15aは、第4図に示すように、端部
(図中下端部)に外周方向及び軸方向(図中下方)に突
出するように周方向に等間隔に4個(3個のみ図示)一
体成形により設けられ、そのうち少なくともカラー15
の端面15C(図中下端面)より下方へ突出している部
分の形状は、前記回転子鉄心14の切欠部14bに嵌合
するように設定されている。
このような形状を備えた回転子鉄心14及びカラー15
は、まず第4図に示すように、回転軸13に順に嵌挿さ
れ、そして第5図に示すように、切欠部14bに突部1
5aを嵌合してカラー15の端面15cが回転子鉄心1
4の端面に当接した状態となるように並べた後、次のよ
うにして固着される。即ち、まず、第5図に示すように
、回転子鉄心14の回転軸13に対する位置決めを行っ
た状態で、先端が鋭利に突った4本の強圧部24aを存
するかしめ用治具24を回転軸13に上方から嵌挿する
。次に、かしめ用治具24の強圧部24aを回転子鉄心
14の端面のうち、中心孔14aの近くの例えば切欠部
14b同土間の部分(第4図中二点鎖線で示す)に宛が
った後、このかしめ用治具24に上方から軸方向へ向っ
て大きな力を加えて、前記回転子鉄心14の強圧部24
aが宛がわれた部分を強圧する。これにより、第3図に
示すように、回転子鉄心14に4個のかしめ部25が形
成される。このかしめ部25の形成に伴って回転子鉄心
14のかしめ部25近傍が押し広げられるように変形し
て中心孔14aを径小とする方向及び切欠部14bの溝
IIIを小とする方向に回転子鉄心14が膨出するよう
になり、この結果、回転子鉄心14の中心孔14aの内
面及び切欠部14bの内面が回転軸13及びカラー15
の突部15aに圧接することになり、以て、第1図に示
すようにカラー15及び回転軸13並びに回転子鉄心1
4が相互に固着された回転子11が構成される。
このような本実施例によれば、カラー15は、かしめ部
25の形成により、端部に軸方向に突設した突部15a
を回転子鉄心14の切欠部14bに挿入した状態で固着
されているので、従来のような圧入によりカラー3を回
転軸1に固着したものにおけるカラー3のずれ動き防止
の為に必要であった突条1aが不要となる。この結果、
回転軸13にローレット加工を施す必要がなくて安価に
製作でき、また、ローレット加工に係わる回転軸13の
変形もなく、さらに、ローレット加工の精度の悪さによ
るカラー15が偏心して取付けられる問題もなくなる。
しかも、回転子鉄心14の切欠部14bの形成は、後加
工ではなく中心孔14aの打ち抜きと同時に行い得、ま
たカラー15の突部15bは例えば射出成形によって一
体成形でき、さらにカラー15の固着は従来から行なわ
屯ている回転子鉄心14のかしめ作業と同時になされる
ので、カラー15の固着手段としての新たな組立工程を
設ける必要がないばかりか、却って、ローレット加工工
程及びカラーの単独固着工程が不要となった分だけ工程
数が減少し、製造コストが安くなる。
尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく
、例えば切欠部は回転子鉄心を軸方向に貫通して設けな
くともカラー側の端面部分だけにカラーの突部が嵌合す
る深さ分だけの凹状に設けるようにしても良く、また、
切欠部は中心孔に連続してない穴としても良い。その他
、切欠部及び突部の個数や形状等はFE意に設定できる
等、本発明は種々の変形が可能である。
[発明の効果] 以上の説明にて明らかなように、本発明の電動機の回転
子によれば、ローレット加工による突条形成部分への圧
入によらずともカラーを回転軸に確実に固着できる。従
って、ローレット加工に基づく回転軸の変形やカラーと
回転軸との同窓精度への悪影響という弊害を生ずること
がなく、しかもローレット加工を不要に成し得ると共に
回転軸に対する回転子鉄心とカラーとの固告を同時に行
い得て、製造コストを低減することができるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は第3図のI−I線に沿った要部の縦断面図、第2
図は電動機の全体構成を示す縦断面図、第3図は第1図
のI[I−III線に沿った横断面図、第4図は組立て
時の要部の斜視図、第5図は組立て時の要部の縦断面図
であり、第6図は従来例を示す第1図相当図である。 図面中、11は回転子、12は電動機、13は回転軸、
14は回転子鉄心、14aは中心孔、14bは切欠部、
15はカラー 15aは突部、25はかしめ部を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、回転軸と、この回転軸に嵌挿され当該回転軸と嵌合
    する中心孔の外周部に切欠部を形成した回転子鉄心と、
    前記回転軸に前記回転子鉄心と軸方向に並べて嵌挿され
    当該回転子鉄心側の端部に前記切欠部に嵌合された突部
    を突設したカラーと、前記回転子鉄心にその端面のうち
    前記中心孔の近くを強圧することにより設けられ前記中
    心孔の内面及び前記切欠部の内面を夫々前記回転軸及び
    前記突部に圧接させて前記回転軸及び回転子鉄心並びに
    カラーを相互に固着するかしめ部とを具備してなる電動
    機の回転子。
JP18479988A 1988-07-25 1988-07-25 電動機の回転子 Pending JPH0236744A (ja)

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ID=16159499

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190096090A (ko) * 2018-02-08 2019-08-19 엘지이노텍 주식회사 모터
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