JPS5914241Y2 - 車輪 - Google Patents

車輪

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Publication number
JPS5914241Y2
JPS5914241Y2 JP14007878U JP14007878U JPS5914241Y2 JP S5914241 Y2 JPS5914241 Y2 JP S5914241Y2 JP 14007878 U JP14007878 U JP 14007878U JP 14007878 U JP14007878 U JP 14007878U JP S5914241 Y2 JPS5914241 Y2 JP S5914241Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bearing
sealing plate
wheel
wheel body
inner ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP14007878U
Other languages
English (en)
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JPS5555403U (ja
Inventor
淳司 荒谷
Original Assignee
株式会社ニチア
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば台車等の脚部と床面との間に用いられ
る車輪に関するものである。
従来のこのような車輪には、第1図に示す玉軸受1を用
いたものや、第2図に示す斜状コロ2を用いたものが見
られる。
第1図において、3はゴム等の合成樹脂及び鋳物等で成
形された車輪体、4はこの車輪体3の芯金、6はスペー
サーである。
玉軸受1の内輪7内には軸8が挿入され、この軸8の両
端に金具9を介して車輪が取り付けられる。
ところが、この玉軸受1を用いるものにあっては、玉軸
受1を2個使用するので高価となり、また許容荷重が低
いという問題があった。
第2図に示す針状コロ2を用いたものは、玉軸受1を用
いた車輪のこのような問題点に鑑み、特に許容荷重のア
ップを目的として開発されたものである。
しかしながら、針状コロ2の場合には、合成樹脂等の車
輪体15に軸受外輪12、保持器と一体の針状コロ2及
び軸受内輪11と組込んだ後、密封板14を一体的に組
み付けるので手間がかかつていた。
また第2図の場合、車輪体15の軸方向端面と、密封板
14が同一平面上にあるため、第1図に示す金具9に取
り付けた場合に回転によっては車輪側面が接触し、金具
に取付けない状態では内輪が脱落する。
又、上記これらの端面と金具9との間にワッシャ=(図
示せず)を必要とする場合もある。
本考案は従来の車輪の上記欠点に鑑みこれを改良除去し
たものである。
以下本考案の構成を図面に示す実施例に従って説明する
第3図において、17はゴム、合成樹脂等の車輪体、1
8はこの車輪体17の軸方向幅寸法よりも両端部におい
て寸法lだけ長く構成された軸受内輪、19は針状コロ
、20は合成樹脂等の保持器、21は軸受外輪、22は
鉄板及びゴム材等で構成された密封板である。
本考案は、この密封板22を軸受外輪21の端部を車軸
側に折曲してカシメることにより、形成されるハウジン
グ内にコロ体を密封し、これらを一体化(ユニット化)
したことと、同時に軸受外輪21の端部に円弧部21
aを設けたことに特徴を有している。
密封板22は上記カシメにより、軸受外輪21の切欠き
段部21 bとカシメにより折曲された円弧部21 a
との間に強固に固定され、衝撃等により各部材がバラバ
ラになる事を防止する。
一方、軸受内輪外径面の両端部には、段部18 aを設
けられており、密封板22を介してこの軸受内輪18の
ぬけ、脱落が防止される。
従って、車輪体17の軸孔内にこのユニットを圧入嵌め
する場合に便利であり、しかも圧入嵌めは上記軸受外輪
端部の滑らかな円弧部21 aを利用して容易に行なう
ことが出来、作業の簡略化が著しく促進される。
また軸受内輪18の軸方向長さを上述のように車輪体1
7の軸方向幅寸法よりも両端部においてlだけ大きく構
成することにより内輪非分離型なので車輪端面が金具2
3に接触せず回転がスムースで、しかもこの間にワッシ
ャー等を必要としない。
本考案では低廉化を目的として軸受内外輪18.21を
引抜鋼管のような安価材で構威し、焼入工程を省く場合
もあり、コスト的に非常に有利である。
要するに本考案にあっては、車輪体の幅寸法よりも軸方
向に長く形成した軸受内輪と針状コロ及びその保持器と
、軸受外輪及び密封板とより成り、密封板を軸受外輪の
端部を車軸側へわづか折曲げてカシメることにより、当
該端部を円弧状に形成するとともに前記密封板を軸受内
輪外径面に設けた段部に係止させてハウジング化しこの
内に前記コロ部分を密封してこれらをユニットとなし、
このユニットを上記円弧部を利用して車輪体に圧入嵌め
するようにしたから、組立作業が著しく簡略される。
【図面の簡単な説明】
第1図は玉軸受を用いた従来の車輪を示す一部縦断面図
、第2図は針状コロを用いた従来の車輪を示す要部断面
斜視図、第3図は本考案に係る車輪の縦断面図である。 17・・・車輪体、18・・・軸受内輪、18 a・・
・軸受内輪外径面段部、19・・・針状コロ、20・・
・保持器、21・・・軸受外輪、22・・・密封板、2
1 a・・・円弧部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪体の幅寸法よりも軸方向に長く形成した軸受内輪と
    、針状コロ及びその保持器と、軸受外輪及び密封板とよ
    り成り、密封板を軸受外輪の端部を車軸側へわづか折曲
    げてカシメることにより、当該端部を円弧状に形成する
    とともに前記密封板を軸受内輪外径面に設けた段部に係
    止させてハウジング化しこの内に前記コロ部分を密封し
    てこれらをユニットとなし、このユニットを上記円弧部
    を利用して車輪体に圧入嵌めしてなる車輪。
JP14007878U 1978-10-11 1978-10-11 車輪 Expired JPS5914241Y2 (ja)

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JP14007878U JPS5914241Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11 車輪

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JP14007878U JPS5914241Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11 車輪

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Publication Number Publication Date
JPS5555403U JPS5555403U (ja) 1980-04-15
JPS5914241Y2 true JPS5914241Y2 (ja) 1984-04-26

Family

ID=29114703

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JP14007878U Expired JPS5914241Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11 車輪

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JPS5555403U (ja) 1980-04-15

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