JPH0587252A - 油供給装置及び方法 - Google Patents

油供給装置及び方法

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JPH0587252A
JPH0587252A JP4037119A JP3711992A JPH0587252A JP H0587252 A JPH0587252 A JP H0587252A JP 4037119 A JP4037119 A JP 4037119A JP 3711992 A JP3711992 A JP 3711992A JP H0587252 A JPH0587252 A JP H0587252A
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oil
temperature
seal
gland seal
oil supply
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JP4037119A
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Owen R Snuttjer
ラツセル スナツトジヤー オウエン
Michael J Rasinski
ジヨセフ ラシンスキー マイケル
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Westinghouse Electric Corp
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    • F16N29/00Special means in lubricating arrangements or systems providing for the indication or detection of undesired conditions; Use of devices responsive to conditions in lubricating arrangements or systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/40Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
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    • F16N39/02Arrangements for conditioning of lubricants in the lubricating system by cooling
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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】グランドシールに供給する2径路シール油相互
間の温度差を無くし又は最小限に抑え、かつ温度制御の
常時調整及び正確精密な温度制御手段を不要とする。 【構成】グランドシールに至る2つの油流をもつシステ
ムにおいて、シール油(シール用潤滑油)の温度差を無
くすか又は最小限に抑えるため、一方のシール油温度を
基準として他方の温度を制御調節する。そのため一方の
油流(空気側シール油)の温度検出センサ100及び他方
の油流(水素側シール油)の温度検出センサ104を配
し、それぞれの温度信号を微分器102に与え、微分して
温度信号間の差に基づく弁制御信号を得る。この弁制御
信号によって弁コントローラ105が三方弁114を作動させ
て、冷却済み油と未冷却油の混合比を調整して一方の油
流の温度を他方の油流の温度と同一又はほぼ同一に調節
するか、又は一方の油流系の冷却水量を制御して油温調
節をなし、油流相互間の温度差の調節を合目的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タービン発電機に関
し、より詳細には、発電機からの水素ガスの漏出と発電
機内への湿分と空気の流入を防止し、或いは最小限に抑
えるためのグランドシール(gland seal)に関する。特
に、本発明は、発電機のグランドシールに供給されるシ
ール油の温度を制御して発電機シャフトの熱膨脹差を生
じさせることがある油の温度の差を減少させ、或いは最
小限に抑えるための装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】代表的な発電機は構成上、タービンから
のトルクを伝達して発電機内の回転子を回転させて発電
を行わせるシャフトを含む。回転子のシャフトはまた、
軸受によって支持される発電機の他方の側(“励磁機
側”と呼ばれることが多い)から延びている。一般に、
発電機内では、熱伝導を良好にすると共に風損の一層の
軽減を図るために例えば水素またはヘリウムのようなガ
ス環境が設けられている。支持を行うシャフト側(励磁
機側)だけではなくてトルクを使えるシャフト側(ター
ビン側)にも、ガスの流出を防止すると共に発電機内部
への湿分または空気の流入を防止するシール(封止装置
又は漏止め装置ともいう)が設けられている。シール
は、2つの油の流れをシャフトに向かって且つこれに沿
って差し向けるグランドシールの形態であるのがよい。
一方の油の流れ(以下、“水素側シール油”という)は
発電機に向かってシャフトに沿って流れて外部雰囲気へ
の水素の漏出を防止する。もう1つの油の流れは軸受に
向かって外方に流れて発電機内への空気または湿分の流
入を防止する。油は水素、空気及び湿分の吸収傾向があ
るので、油供給システムは別々に設けられており、それ
により外部雰囲気への水素の流出を防止すると共に発電
機内における水素の高い純度を保っている。最適運転を
得るためには、空気側シール油温度と水素側シール油の
温度を同一またはほぼ同一の温度に維持する必要があ
り、また2°C以内に保つ必要がある。油の温度が同一
又はほぼ同一でなければ、シールリングが変形しあるい
は非均一に熱変形する場合があり、それによりシャフト
の回転につれ振動が生ずる。リングが変形すると、シャ
フトとシールのリングが互いに摩擦する場合があり、そ
れによりシャフトの局部的な加熱が発生し曲がって振動
を生ずる場合がある。かくして、空気側シール油と水素
側シール油を同一又はほぼ同一の温度に保つことが必須
の要件である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、水素側の油と空
気側の油の温度調節のために2つの方法が利用されてい
る。第1の方法では、水素側油の冷却器と空気側油の冷
却器への冷却水の別個の手動制御を用いてそれぞれの油
の温度を制御することである。しかしながら、手動制御
では、2つの油の温度を同一またはほぼ同一の温度に保
つために常に調節を行う必要がある。温度の制御のため
に供給される冷却水の流量と温度だけでなくシール油の
流量と温度の変化が常時生じているので常に調整を行う
必要がある。かくして、オペレータは常時関心を向けて
いる必要がある。
【0004】第2の方法では、ここの自動温度コントロ
ーラは各冷却機について、同一温度に設定された温度制
御装置を備えている。2つのコントローラを用いると、
温度がほぼ同一になるよう調節を行う必要がある。とい
うのは、冷却水の温度が変化すると特定の温度変化に応
答する所望の流量も変化するからである。加うるに、固
有のシステムのばらつきにより、温度差を小さく保つこ
とは困難である。別個の制御装置を用いることに関連し
た主要な問題及びそれに伴う費用は、温度制御が精密に
同調されて各システムが設定温度に正確に応答し2つの
コントローラが所望の最小限度の温度差を確保する組合
わされた公差を持たなければならないという要件によっ
て生じる。
【0005】かくして、油の温度の差を減少させ、或い
は最小にするよう温度を正確且つ経済的に制御できる、
シール油をグランドシール・リングに供給するためのシ
ステムが必要になっている。好ましくは、かかるシステ
ムは手動制御或いは別個の個々のコントローラに必要と
されている常時実施の調整を不要にすべきである。加う
るに、2つの流れの精密且つ正確な独立制御と関連のあ
る費用を減少させることが望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、シール
油間の温度差を減少させ或いは最小限に抑えることので
きる、グランドシールの水素側と空気側にシール油を供
給する装置及び方法が提供される。本発明の装置は、基
準としてシール油の一方の温度を用い、他方のシール油
の温度をこれに応答して制御する。油のうちの一方は基
準として用いられているので、基準の別個の正確な制御
は不要である。というのは、基準油温度の変動は他方の
シール油の温度制御による対応の調節によって行われる
からである。かくして、2つの別々のシステムのための
極めて高精度のコントローラは不要になる。
【0007】従って本発明の目的は、供給される油の温
度を同一またはほぼ同一の温度にしてシール例えばグラ
ンドシールにシール油を供給でき、温度制御の常時調整
が不要なシール油供給システムを提供することにある。
【0008】本発明のもう1つの目的は、シール油の一
方の温度を他方のシール油の温度制御手段の制御のため
の基準として用いることにより各シール油についての正
確且つ精密な温度制御手段が不要になる温度差が僅かな
シール油を提供するシール油のための温度制御手段を提
供することにある。
【0009】本発明の要旨は、グランドシールが少なく
とも2つの油源を受け入れて油をシャフトへこれに沿っ
て差し向けてシールを形成するようなグランドシールへ
のシール油の供給装置であって、第1の油をグランドシ
ールに供給する第1の油供給手段と、第2の油をグラン
ドシールに供給する第2の油供給手段と、グランドシー
ルに供給された第2の油の温度を表わす基準温度信号を
発生する基準温度手段と、基準温度信号に応答して、グ
ランドシールに供給される第1の油の温度を制御する温
度制御手段とを有することを特徴とする油供給装置にあ
る。
【0010】また、本発明の要旨は、油を発電機のグラ
ンドシールに供給して発電機の内部からのガスの漏出を
防止すると共に発電機の内部への空気と湿分の流入を防
止する方法において、第1の油をグランドシールに供給
し、第2の油をグランドシールに供給し、第2の油をタ
ービン発電機の主潤滑系統に連結して主潤滑系統が第2
の油に対する油の主要な源を提供するようにし、第2の
油の温度を検出し、第1の油を冷却して、グランドシー
ルに供給される第1の油の温度が実質的に第2の油の温
度に一致するようにすることを特徴とする油供給方法に
ある。
【0011】本発明の上記目的及び利点並びに他の目的
及び利点は図面を参照して以下の詳細な説明を読むと明
らかになろう。
【0012】
【実施例】図1は、大型発電機(即ち、水素その他のガ
スの内部ガス圧力が30〜75psiの範囲にあるよう
な発電機)に設けられた封止・支承構造体の横断面図を
示している。発電機のシャフト1は、トルクをタービン
から発電機の回転子のタービン側に伝えるか、或いは、
タービンと反対側の励磁器側で回転子を支持する。シャ
フトを支持するための軸受2が設けられており、領域1
0は周囲空気に曝される軸受の外側に位置している。グ
ランドシール構造体が参照番号12で示されているが、
このグランドシール構造体は、流体をシャフトに向かっ
て且つこれに沿って差し向け、それにより、外部雰囲気
の空気及び水分と水素ガス14の内部雰囲気との間にシ
ールまたは封止装置を形成する環状のリングの形態をな
している。シャフトを支持すると共に発電機内の水素雰
囲気を封止する軸受及びグランドシールが、水素冷却式
発電機の励磁機側とタービン側の両方に設けられてい
る。グランドシールはシャフトの重さを支持せず、シャ
フト上で自重を支持している。
【0013】基本的には、2つのシール油の流れがグラ
ンドシールの入口16,18にそれぞれ供給される。本
明細書では、発電機または水素側に隣接して位置する入
口16を通る流れを「水素側シール油」、入口18への
流れを「空気側シール油」という。グランドシールは、
それぞれのシール油をグランドシール・リング20に差
し向けるためのチャンネル16a,18aを有し、リン
グ20はシール油を、環状グランドシール・リングに形
成されたチャンネル15,17を経てシャフトへ差し向
ける。チャンネル15,17はシール油を環状溝に送
り、これら環状溝はシャフトの周りに延びていて、シー
ル油をシャフトに供給するようになっている。
【0014】シール油はシャフトに向かって且つこれに
沿って差し向けられ、それによりシール油はシャフト1
上に示す矢印によって指示されるようにシャフトに沿っ
て流れる。水素側シール油は、ラビリンスシール・リン
グ34によって発電機内へ流入しないようになってお
り、ラビリンスシール・リング34は代表的には、約
0.010〜0.020インチの半径方向の隙間を持つ
真鍮製のリングで構成されている。シャフトに沿って流
れた後、水素側シール油は、流れ30によって指示され
るようにドレンに差し向けられる。空気側シール油は軸
受2に差し向けられ、参照番号32で示すように排出さ
れる。鉛、錫或いは他の軟質材料で作られたU字形ハビ
ット(habitt)36が設けられており、したがって、シ
ャフトとグランド・シールがもし万一接触するようなこ
とがあっても、シャフトに生じる摩耗の度合いはそれほ
ど大きくはならない。かくして、ハビット36はグラン
ドシール・リング20(材質は一般的には青銅)よりも
柔らかい表面を備え、ハビットの材料よりも硬度が高
く、しかも融点が高い。かくして、水素側シール油はチ
ャンネル16a,17及び溝26を通って流れてシャフ
トに向かい且つこれに沿って流れ、参照番号30で示す
ように排出される。水素側シール油は、水素が発電機の
内部から漏れ出るのを防止する。水素側シール油及び空
気側シール油は実質的に等しい圧力状態で送られてシー
ル油の混合を防止している。かくして、空気側シール油
によって吸収される空気または水分は、発電機内部から
隔離された状態に保たれ、水素側シール油によって吸収
される水素は外部雰囲気から隔離された状態に保たれ
る。
【0015】空気側シール油は、シャフトに向かい且つ
これに沿って差し向けられ、参照番号32のところで排
出され、したがって発電機の内部への水分及び空気の接
近が防止される。フロート油(float oil)がチャンネル
19に差し向けられ、このチャンネル19は結果的にグ
ランドシール・リングに対して生じる側方の力を軽減す
るのに役立つ圧力をグランド・シールリング20に加え
るのに役立つ。チャンネル19への流れは、参照番号1
6,18のところにおけるシール油の圧力よりも大きな
圧力のものであるのが良いが、一般的に、シール油1
6,18の圧力と同一の油圧を用いれば十分であり、一
般的には参照番号19のところで供給される油は18の
ところでシールに供給される空気側シール油と同一の供
給源からのものである。フロート油は、軸方向外力をグ
ランドシール・リングに及ぼす発電機内部のガス圧力を
補償するのに役立つ。
【0016】上述のように、水素側シール油と空気側シ
ール油の温度差を最少限に抑えることが非常に重要であ
る。温度差はせいぜい2℃であることが必要である。も
し温度差が最少限に抑えられなければ、グランドシール
・リングの熱膨脹の度合いが一定でなくなり、これによ
り発電機のシャフトが振動して損傷する場合がある。た
とえば、水素側シール油が空気側シール油よりも高温で
あれば、水素側に隣接して位置するグランドシール・リ
ング部分は空気側よりも拡大し、これによりグランドシ
ール・リングの摩擦による振動が生じ(より詳細には、
リングと関連のあるハビット)、それによりシャフトの
局部的な加熱及び曲げが生じる。
【0017】図2は、水素側シール及び空気側シールの
ための従来型給油システムを示している。図2に示すよ
うに、発電機シャフトに設けられたシールは参照番号4
0のところに示すように発電機シャフトに差し向けられ
る空気側シール油及び参照番号42のところに示すよう
に供給される水素側シール油を含む。空気側シール油と
水素側シール油の圧力は同一になるよう均圧弁48の動
作のための一対の圧力センサ44,46が設けられてい
る。発電機シャフト上を通過後、水素側シール油はグラ
ンド・シール(30、図1)から脱泡タンク50へ送り
込まれる。脱泡タンクは、シール油の速度を減速し、水
素の泡がシール油から逃げ出ることができるようにする
広い油表面積を生じさせる。
【0018】空気側シールは、グランドシールからの油
(32)を、参照番号51のところに示すように軸受潤
滑油戻しを備える共通のドレン52へ流す。軸受潤滑油
及び空気側シール油は、ループシール(loop seal)・タ
ンク54に戻され、ここで油の蒸気(及び、場合によっ
ては微量の水素)がループシール蒸気抽出器によって抜
き取られる。ループシール・タンクは、発電機の主潤滑
系統のインタフェースとなり、グランドシールの空気側
からの油及び軸受からの油を受け入れ(ドレン52を経
て)、オイルは、参照番号53のところに示すように潤
滑系統に戻る。ループシール・タンク54はライン56
を経て空気側シール油58の油供給源となる。かくし
て、従来型システムでは、ループシール・タンクは、高
温の空気側及び軸受用の油を受入れ、過剰分を主潤滑油
系統に戻すことができ(53)、そして冷却器60によ
って冷却のためのポンプ58に高温の油を通過させる。
【0019】次に、空気側油をループシール・タンク5
4から冷却器60内へ圧送し、この冷却器60は油の温
度の制御のための冷却水を供給する水入口及び出口ポー
ト62を有している。フィルタ64の通過後、油は参照
番号40で示すように発電機のシャフトへ流れる。
【0020】水素側油システム内に適量の油を維持する
ための追加のライン66,68が設けられている。特
に、調節タンク72内にはフロート弁装置70が設けら
れ、この調節タンク72は、油のレベルが低くて流れラ
イン66から油を受け入れるときに開く。油をライン6
8を介して空気側シール油ポンプの吸い込み側に放出す
るほど油レベルが高い場合に開くフロート弁74がさら
に設けられている。バイパスライン76には、空気側シ
ール油の圧力を維持するためのバイパス調節器又は調節
弁78が設けられており、したがって、この空気側シー
ル油の圧力は通常運転中は発電機内の水素ガス圧力より
も十分高く維持され、一般的に、油の圧力は水素ガス圧
力よりも12psi高い状態に維持されるであろう。所
望の圧力差を得るために、センサ75は脱泡タンクのヘ
ッドスペース内のガス圧力を検出し、センサ77は空気
側シール油の圧力を検出し、弁78はガス圧力よりも1
2psi高い油圧力を維持するよう制御される。
【0021】水素システムは油を調節タンク72からポ
ンプ80に送り、ポンプ80は加圧された油を冷却器8
2及びフィルタ84を通って給油し、次に均圧弁48を
通って参照番号42で示すように発電機のシャフトに供
給する。また、ポンプバイパス調節器又は調節弁(図示
せず)を設けて、均圧弁によって必要とはされないポン
プの圧送部分をポンプの吸い込み側に戻すのが良い。水
素側冷却器は、給水のための流れ通路86を有し、水の
供給量は油の冷却の度合いを制御するような調節が行わ
れる。従来型システムでは、水素側及び空気側冷却器へ
の冷却水の手動制御は、空気側及び水素側シール油シス
テムの温度の調節のために利用することができる。しか
しながら、手動制御を利用して温度差を最少限に抑える
よう温度を制御することは困難な場合が多く、常にオペ
レーターが注意している必要がある。
【0022】変形例として、同一の温度に設定される個
々の温度コントローラが用いられていた。しかしなが
ら、別々のコントローラでは、個々のシステムの精度の
ばらつきにより、温度が設定温度から外れる場合があ
る。より重要なこととして、温度コントローラが正確な
場合であっても、システムは流量及び水の冷却水の温度
のばらつきにより変動し、油及び水素側シール油温度
は、油の温度を設定温度にするよう企画するにあたりコ
ントローラが冷却剤の流量を調節できるまで、設定温度
から外れる。加うるに、既存のシステムは、温度を同程
度で且つ最高温度(代表的には、最高50℃)以下に制
御するための別々の冷却器を必要とする。
【0023】本発明によれば、微調整される別個のコン
トローラ/冷却器は、水素側と空気側の油システムの両
方で不要である。個々のシステムの一定の手動制御も不
要にできる。最も意義あることとしては、たとえ制御が
ハードウェア及び操作上の観点から単純化されても、従
来型システムと比べて常に最少限に抑えられるというこ
とである。
【0024】図3の部分図(A)及び(B)は、空気側
及び水素側の油の別々の制御を行わずに、水素側油温度
の制御のための温度差制御システムを用い空気側油温度
を基準として利用する本発明を示している。特に、グラ
ンドシールへ供給中の空気側油の温度を検出して微分器
102に温度を表わす信号を出すセンサ100が設けら
れている。また、微分器102に、グランドシールへの
供給中の水素側シール油の温度を表わす信号を与える温
度センサ104が設けられている。この場合、微分器1
02は、参照番号103で示すように弁コントローラ1
05に信号を送り、次に、この弁コントローラ105は
水素側油の冷却の度合いを制御する。
【0025】水素側油がポンプから通路106に沿って
流れ、参照番号108のところで冷却器に送り込まれ、
冷却器110で冷却され、次に参照番号112で冷却器
から送り出され、三方弁114を通りグランドシールへ
差し向けられる。冷却された状態の油と冷却されていな
い状態の油を混合してグランドシールへ供給される油の
温度を制御することができるバイパスライン116が設
けられている。三方弁114は混合の割合を制御する。
かくして、弁コントローラ105は弁114のための制
御装置またはアクチュエータ120に、混合の度合いを
変化させて水素側油の温度を調節して空気側油の基準温
度にする信号を出す。かくして、水素側油の温度が空気
側油の温度よりも高いことが検出されると、三方弁11
4は116を通る流量を軽減し又はゼロにして、弁11
4を通る流れの増量した部分が冷却器出口112から得
られるようにする。温度が基準温度よりも低い場合には
弁114を制御してバイパス116からの流量を増加さ
せる。
【0026】温度制御システムが空気側油を基準として
いるので、空気側油の別個の正確な制御が不要になる。
本発明のもう1つの特徴によれば、空気側油の別個の制
御が不要になるので、空気側油の別個の冷却器を設ける
必要がなくなり、また、空気側システムは主システムで
冷却された潤滑系統からの油を用いれば済むことが判明
した。最も重要なこととして、温度差は一層一貫して最
少限に抑えられる。というのは、システムは2つの独立
して制御されるシステムの変動の影響を受けないからで
ある。
【0027】これらの利点に加えて、図3の部分図
(A)のシステムでは、一層迅速で且つ予想可能な応答
が、冷却された油と冷却されていない油の混合によって
得ることができる。というのは、油の混合という手段に
よって温度を制御するからであり、これは、冷却器への
冷却水の流量を制御する従来型システムとは対照的であ
る。冷却水の温度が広範に変化する場合が多く、したが
って、油の冷却に対する水の流量の変化の影響を予想す
ることは困難である。図3の部分図(A)のシステムで
は、冷却器を通る流量を実質的に一定に維持することが
できる。図3の部分図(A)のシステムのもう1つの利
点は、冷却器を通る水の流量を多く保って冷却器内への
堆積物への生成が減り、それにより冷却器の寿命及び効
率的な動作が改善されるということにある。
【0028】制御装置の変形例が図3の部分図(B)に
示されている。部分図(B)の構成では、バイパス11
6及び三方弁は不要であり、温度は冷却器を通る水の流
量を制御することによって制御される。部分図(B)の
システムは上述のような油の混合と関連した利点を奏し
ないが、空気側シール油の温度制御装置及び冷却器が不
要であり、水素側油シール油と空気側シール油の間の温
度差を一層一貫して最小限に抑えることができる点で従
来型システムよりも依然として有利である。図3の部分
図(B)の構成では、制御装置またはアクチュエータ2
20は弁コントローラ(これは、図3の部分図(A)の
参照番号105で示すものと類似している)からの信号
を受信し、この弁コントローラは微分器(102)から
の温度差信号に応答して、冷却器210の出口弁222
の動作を制御し、それにより冷却器を通る水の流量を制
御しかくして、参照番号226で示すように冷却器から
流れてくる水素側油の温度を調節する。
【0029】図4は、図3の部分図(A)のバイパス構
造をもう少し詳細に示している。図4に示すように、空
気側ポンプは一般に、ACモータによって駆動される一
対のシール油ポンプ(SOP1,SOP2)を有し、D
Cモータによって駆動される非常時シール油ポンプ(E
SOP)が設けられている。流体はACモータで駆動さ
れる油ポンプ(HSOP)によって水素側で加圧され
る。かくして、図4に示すように、次に、フィルタ25
0,252から通過する油の温度を、温度センサ10
0,104で検出して信号を制御ユニット102,10
5に出し、かかる制御ユニットは、温度信号を微分して
温度信号間の差に基づく弁制御信号を出すための回路を
有している。かくして、コントローラ102,105は
三方弁114によって冷却された油と冷却されない油の
混合の度合いを制御する弁コントローラーローら120
に信号を出す。空気側シール油と水素側シール油を同一
圧力且つ発電機の水素ガス圧力よりも約12psi高い
圧力状態に維持するための適当な弁動作が行われる。
【0030】本発明の重要な特徴は図4に示すように、
潤滑油を、参照番号260で示すように空気側システム
内へも主給油源として用いることにある。空気側油の別
個の正確な制御は不要なので、主潤滑系統からの冷却さ
れた油を用いることができ、この場合、別個の冷却器は
不要である。ループシール・タンクは参照番号262で
示すように空気側油タンクに連結されていて、バックア
ップ油供給手段として用いられるに過ぎない。特に、ル
ープシール・タンクからの油は潤滑油よりも低い圧力状
態で供給されるので、ループシール油は一般に、潤滑油
圧力が低下しなければシステムに流入することはない。
油の逆流防止のために逆止弁262,266が設けられ
ている。かくして、本発明によれば、潤滑油は直接空気
側油システムに送られ、高温ループシール油はバックア
ップまたは非常時の流れとして用いられる。これとは対
照的に、従来型システムでは、高温状態の油を供給して
ループシール・タンクから空気側油システムに給油し、
油は空気側システム内の別個に制御される冷却室によっ
て冷却される。従来型システムでは、バックアップシス
テムはグランドシールに直接送られる潤滑油を用い(即
ち、図2では42,40で示す)、かくして、非常時バ
ックアップとしてグランドシールへの適当に加圧された
流れを供給するための追加のハードウエアを必要として
いる。
【0031】さらに図4を参照すると、適当な隔離弁3
49,353,355,358,361,353,35
6,359が設けられていて、ポンプ装置の種々の部分
を隔離して保守または修理が可能なようにしている。逆
流を防ぐための逆止弁が参照番号354,357,36
0,363のところに設けられている。過度の圧送流体
圧力をポンプの吸い込み側に戻すためにバイパス逃がし
弁342,380,381,382が設けられている。
圧力調整器364は発電機のシールに送られる空気側油
の圧力を制御する。均圧弁309,317によって、グ
ランドシールに送られる油は同一の圧力状態になる。油
の圧力を検出し油の圧力が不十分な場合にはタービン発
電機を停止させるタービン制御システムに空気側を連結
するための弁370が設けられている。かくして、水素
側油は参照番号330,332で示すようにグランドシ
ールに送られ、空気側油は参照番号334で示すように
グランドシールに送られる。空気側供給334は分けら
れて(図示せず)発電機の各側に1つずつ、一対のグラ
ンドシールに油を供給する。
【0032】シールの水素側から排出中の油は、参照番
号390のところで示すように排出されて調節タンク3
91に流入する。発電機軸受からの油は参照番号23
4,235で示すようにループシール・タンクによって
集められ、調節タンク(231)からの油及び空気側ド
レンは参照番号236で示すように集められる。変形例
として、所望ならば、タンクドレンをループシール・タ
ンクではなくて空気側システムに送ってもよい。レベル
指示器L1は、メーターの指示をオペレーターに与え、
レベルセンサLSは警報を発せさせると共に或いはタン
クレベルが高すぎる場合には排出弁231を作動させ
る。レベルセンサが調節タンク内のレベルが低いことを
指示すると、空気側システムからの油を受け入れるよう
ソレノイド392を設けるのがよい。また、調節タンク
内の過剰のガス圧力の蓄積を防止するためベント232
が設けられている。次に、調節タンクからの油を遮断弁
または隔離弁337を介して水素側ポンプに送り戻す。
【0033】本発明は、温度制御を改善して空気側シー
ル油と水素側シール油の温度差を一貫して最少限に抑え
ることができる。加うるに、常時手動制御または別個の
精度の高い温度コントローラが不要になる。かくして、
ほぼ同一の温度或いは同一の温度のシール油をグランド
シールに用いることができ、それにより、シャフトの熱
膨脹差によって引き起こされる場合のある発電機シャフ
ト及び関連のグランドシールへの損傷が防止され、しか
もオペレーターの監視または独立制御システムの支出と
関連のある経費が軽減されるという点で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるグランドシール及び軸受構造体
の断面図である。
【図2】従来型水素側及び空気側油流れシステムの略図
である。
【図3】部分図(A)は本発明による空気側及び水素側
油温度制御システムの略図、部分図(B)は部分図
(A)の温度制御システムの変形例を示す図である。
【図4】図3の温度制御システムを用いる水素側及び空
気側油システムの略図である。
【符号の説明】
1 発電機のシャフト 2 軸受 12 グランドシール構造体 14 水素ガス 16,18 入口 20 グランドシール・リング 44,46 圧力センサ 54 ループシール・タンク 60 冷却器 72 調節タンク 100,104 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル ジヨセフ ラシンスキー アメリカ合衆国 フロリダ州 ウインター スプリングス チヨークチエリー コー ト 930

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グランドシールが少なくとも2つの油源
    を受け入れて油をシャフトへこれに沿って差し向けてシ
    ールを形成するようなグランドシールへのシール油の供
    給装置であって、第1の油をグランドシールに供給する
    第1の油供給手段と、第2の油をグランドシールに供給
    する第2の油供給手段と、グランドシールに供給された
    第2の油の温度を表わす基準温度信号を発生する基準温
    度手段と、基準温度信号に応答して、グランドシールに
    供給される第1の油の温度を制御する温度制御手段とを
    有することを特徴とする油供給装置。
  2. 【請求項2】 基準温度手段はグランドシールの上流側
    で第2の油供給手段内に設けられた基準温度センサを備
    え、該温度センサはグランドシールに供給される第2の
    油の温度を表わす基準温度信号を発生することを特徴と
    する請求項1の油供給装置。
  3. 【請求項3】 温度制御手段は第1の油供給手段内に配
    置された第2の温度センサを備え、第2の温度センサは
    グランドシールに供給される第1の油の温度を表わす第
    2の温度信号を発生することを特徴とする請求項2の油
    供給装置。
  4. 【請求項4】 温度制御手段は、基準温度信号と第2の
    温度信号を比較し、グランドシールに供給される第1の
    油と第2の油の間の温度差を表わす温度差信号を発生す
    る微分器をさらに有することを特徴とする請求項3の油
    供給装置。
  5. 【請求項5】 温度制御手段は第2の温度センサの上流
    側で第1の油を冷却する冷却手段を有し、温度制御手段
    は、温度差信号に応答して冷却手段による第1の油への
    冷却作用の度合いを調節する調節手段をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項4の油供給装置。
  6. 【請求項6】 冷却手段は、第1の油を冷却するための
    冷却器内へ水を送り込んだり送り出したりする水入口及
    び水出口通路を有する冷却器であり、調節手段は温度差
    信号に応答して冷却器を通る水の流量を制御する弁の動
    作を制御する手段を含むことを特徴とする請求項5の油
    供給装置。
  7. 【請求項7】 冷却手段は、第1の油の少なくとも一部
    が第1の油の冷却のために通過する冷却器を有し、第1
    の油供給手段は、冷却器に油を供給する油通路及び冷却
    器を通過してグランドシールに向かって冷却されていな
    い油を供給するためのバイパス通路を有し、調節手段
    は、冷却器からの冷却された油とバイパス通路からの冷
    却されていない油を混合し、温度差信号に応答して冷却
    された油と冷却されていない油の混合比率を変える手段
    を含むことを特徴とする請求項5の油供給装置。
  8. 【請求項8】 第1の油供給手段は、発電機内部からの
    水素の漏出を防止するためグランドシールの水素側に油
    を供給し、第2の油供給手段は発電機内部に空気と湿分
    が入らないようにするためにグランドシールの空気側に
    油を供給することを特徴とする請求項1の油供給装置。
  9. 【請求項9】 第1の油供給手段は第1の油供給手段内
    の油の量を調節するための調節タンクを有し、調節タン
    クは、タンク内の油の量を増加するため第2の油供給手
    段からの油を受け入れるための入口及び調節タンクから
    油を排出するための出口を有することを特徴とする請求
    項1の油供給装置。
  10. 【請求項10】 第2の油供給手段はタービン発電機の
    主潤滑油系統に連結されていて潤滑系統が第2の油供給
    手段に油の主要源をもたらすようになっていることを特
    徴とする請求項1の油供給装置。
  11. 【請求項11】 第2の油供給手段は潤滑系統からの油
    の主要源に対するバックアップとしてループシール・タ
    ンクから油を受け入れるようループシール・タンクに接
    続されていることを特徴とする請求項10の油供給装
    置。
  12. 【請求項12】 第1の油が、発電機の内部からのガス
    の漏出を防止するためグランドシールを通って発電機の
    シャフトに向かって且つこれに沿って移動し、第2の油
    が発電機内への空気と湿分の流入を防止するためグラン
    ドシールを通って発電機のシャフトに向かい且つこれに
    沿って移動するようになっている第1の油と第2の油を
    発電機のグランドシールに供給する油供給装置におい
    て、第1の油をグランドシールに供給する第1の油供給
    手段と、第1の油を冷却するための冷却手段と、第2の
    油をグランドシールに供給するための第2の油供給手段
    と、第2の油供給手段をタービン発電機の主潤滑系統に
    連結して、主潤滑系統が第2の油供給手段に油の主要源
    をもたらすようにする入口手段を有することを特徴とす
    る油供給装置。
  13. 【請求項13】 グランドシールに供給される第1の油
    の温度を制御するための温度制御手段をさらに有し、温
    度制御手段は、冷却器と、グランドシールに供給される
    第2の油の温度を表わす基準温度信号を発生する基準温
    度センサと、グランドシールに供給される第1の油の温
    度を表わす第2の温度信号を発生する第2の温度センサ
    とを含み、温度制御手段は、基準信号と第2の信号を受
    けて第1の油と第2の油の温度差を表わす温度差信号を
    発生する微分器を含み、温度制御手段は、温度差信号に
    応答して冷却手段によってグランドシールに供給される
    第1の油に与えられる冷却の度合いを調節するための調
    節手段をさらに有することを特徴とする請求項12の油
    供給装置。
  14. 【請求項14】 第1の油供給手段は、冷却器に油を供
    給する通路と、冷却されていない油を冷却器を通過させ
    て冷却器によって冷却された油と混合させるようにする
    ためのバイパス通路とを含み、調節手段はグランドシー
    ルに供給される冷却された油と冷却されていない油の混
    合比率を変えることを特徴とする請求項13の油供給装
    置。
  15. 【請求項15】 油を発電機のグランドシールに供給し
    て発電機の内部からのガスの漏出を防止すると共に発電
    機の内部への空気と湿分の流入を防止する方法におい
    て、第1の油をグランドシールに供給し、第2の油をグ
    ランドシールに供給し、第2の油をタービン発電機の主
    潤滑系統に連結して主潤滑系統が第2の油に対する油の
    主要な源を提供するようにし、第2の油の温度を検出
    し、第1の油を冷却して、グランドシールに供給される
    第1の油の温度が実質的に第2の油の温度に一致するよ
    うにすることを特徴とする油供給方法。
  16. 【請求項16】 第2の油をループシール・タンクに連
    結してループシール・タンクが主潤滑系統によって得ら
    れる主要源に対するバックアップとして第2の油に対す
    る油の補助源となるようにすることを特徴とする請求項
    15の油供給方法。
  17. 【請求項17】 第1の油を冷却する段階では、冷却さ
    れた油と冷却されていない油を混合してグランドシール
    に供給される第1の油の温度がグランドシールに供給さ
    れる第2の油の温度に実質的に一致するようにすること
    を特徴とする請求項15の油供給方法。
  18. 【請求項18】 冷却段階では、第1の油を冷却する冷
    却器を通る冷却媒体の流量を変化させて第1の油の温度
    が第2の油の温度に実質的に一致するようにすることを
    特徴とする請求項15の油供給方法。
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