JPS6124529B2 - - Google Patents

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JPS6124529B2
JPS6124529B2 JP53075280A JP7528078A JPS6124529B2 JP S6124529 B2 JPS6124529 B2 JP S6124529B2 JP 53075280 A JP53075280 A JP 53075280A JP 7528078 A JP7528078 A JP 7528078A JP S6124529 B2 JPS6124529 B2 JP S6124529B2
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JP
Japan
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chamber
turbine
pressure medium
air
pressure
Prior art date
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JP53075280A
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English (en)
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JPS5412018A (en
Inventor
Roomaike Noruberuto
Karupufusu Rihiaruto
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BBC Brown Boveri France SA
Original Assignee
BBC Brown Boveri France SA
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Publication date
Application filed by BBC Brown Boveri France SA filed Critical BBC Brown Boveri France SA
Publication of JPS5412018A publication Critical patent/JPS5412018A/ja
Publication of JPS6124529B2 publication Critical patent/JPS6124529B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D3/00Machines or engines with axial-thrust balancing effected by working-fluid
    • F01D3/04Machines or engines with axial-thrust balancing effected by working-fluid axial thrust being compensated by thrust-balancing dummy piston or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/08Cooling; Heating; Heat-insulation
    • F01D25/12Cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/12Cooling of plants
    • F02C7/16Cooling of plants characterised by cooling medium
    • F02C7/18Cooling of plants characterised by cooling medium the medium being gaseous, e.g. air

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば空気貯蔵容器を備えたガスター
ビンであつて、有利には熱い駆動ガスを軸方向で
通流させる少なくとも1つのタービン段並びに該
タービンの軸に配置されて圧力媒体室に接した軸
方向推動のための少なくとも1つの補償ピストン
を有する形式のものに関する。
軸方向推動補償のために、ガスタービンでは補
償ピストンが軸に配置されていることが多い。こ
の補償ピストンはビストン面の圧力負荷によつ
て、運転中に生じる軸方向推動を完全に補償し、
又はスラスト軸受けを負荷軽減する程度に補償す
る。ガスタービンの熱的に高く負荷される部分、
例えば案内羽根又は回転羽根又はそれらの両方の
支持体を冷却することを周知のことである。
本発明の課題は、効果的な推動補償系及び冷却
系を有し、わずかな構成費用を要し、かつ運転中
の損失がわずかであり、その上、運転確実性が高
くかつガスタービン稼働のあらゆる要求を満足せ
しめるような冒頭に述べた形式のガスタービンを
提供することにある。
この課題を解決する本発明の要旨は第1の圧力
媒体室が、タービン段の駆動ガス入口に隣合つて
おりかつ前記補償ピストンと協働する第1の無接
触式パツキンによつて別の1つの圧力媒体室又は
別の複数の圧力媒体室から仕切られておりかつガ
ス状の圧力媒体によつて負荷可能であり、この圧
力媒体の圧力が前記駆動ガス入口の範囲内の駆動
ガス圧力に比して大きく、かつ、ガスタービンの
少なくとも1つの冷却系が冷却媒体供給のために
別の1つの前記圧力媒体室又は別の複数の前記圧
力媒体室の1つに接続されており、かつ、前記補
償ピストンによる軸方向推動の少なくとも部分的
な補償を生ぜしめる差圧が両圧力媒体室間で調整
されるように、第1の無接触式パツキンのギヤツ
プが選らばれている点にある。
この構成によれば、補償ピストンに接する各圧
力媒体室が供給圧力媒体によつて互いに前後して
負荷され、そのさい圧力媒体が無接触式パツキン
のギヤツプを介して1つの圧力媒体室から他の圧
力媒体室へ流れる。冷却系のための冷却媒体が、
補償ピストンに後接続された圧力媒体室から受取
られるので、各圧力媒体室間に圧力差が生じる。
この圧力差が補償ピストンと協働して軸方向推動
の補償を生ぜしめるのである。圧力媒体が圧力媒
体室を通流した後に、冷却媒体を消費する冷却系
に供給されるので、簡単な冷却媒体供給が保証さ
れ、かつ圧力媒体が付加的に冷却媒体として利用
される。圧力媒体流ひいては圧力差の調整のため
に無接触式パツキンのギヤツプを圧力媒体流が通
過するので、絞り機構も不要となり、従つて、全
体として見れば本発明ガスタービンの構造が簡単
となる。
本発明で使用した「無接触式パツキン」という
のは、ギヤツプシール、ラビリンスシール又はギ
ヤツプ・ラビリンス組合わせシール等のパツキン
を総称したものである。
ガスタービンが複数のタービン段及び複数の補
償ピストンを有している場合、列を成して互いに
前後して配置された複数の圧力媒体室を設けるの
が有利である。その場合、この複数の圧力媒体室
は別の補償ピストンに接していてこの補償ピスト
ンと協働する無接触式パツキンによつて互いに仕
切られており、冷却系が、この複数の圧力媒体室
の1つに接続されており、かつ無接触式パツキン
のギヤツプは、軸方向推動を少なくとも部分的に
補償する圧力差が両圧力媒体室間で調整されるよ
うに選択される。
圧力媒体室全体はこれによつて列を成して互い
に前後して接続されて圧力媒体を通流せしめ、そ
の結果、各補償ピストンに異なる圧力が作用す
る。この各圧力があいまつて推動補償を生ぜしめ
る。冷却系は圧力媒体室の1つに接続される。こ
の場合、第1のタービン段に後接続されたタービ
ン段のためにこの冷却系が設けられるのが効果的
である。
同様に、それぞれ1つの冷却系が、後接続され
たタービン段に所属させられかつ各1つの圧力媒
体室に接続させられるのが有利である。
本発明の特別有利な実施例では、駆動ガス入口
からみて第2のタービン段の冷却系が第2の圧力
媒体室に、かつ第3のタービン段が第3の圧力媒
体室に……以下同様に接続されている。
2つの補償ピストンによつて形成されている1
つの圧力媒体室に冷却系が接続された場合、最後
の圧力媒体室までの圧力媒体の流れを確実にする
ために、この最後の圧力媒体室が有利に排気通路
に接続される。この排気通路内にはタービン系の
最もわずかなガス圧が支配するので、第1の圧力
媒体室から最後の圧力媒体室までの圧力差が保証
される。
本発明の効果的な1実施例では、第1の圧力媒
体室と、第1のタービン段を取囲む外とう室とが
あいまつて室ユニツトを形成している。これによ
つて、第1のタービン段の構造及び冷却が簡単化
される。
圧力媒体として空気が使用された場合、圧力媒
体供給のための第1の圧力媒体室が第1のタービ
ン段の燃焼室への圧力空気供給部に接続される
と、燃焼室内の熱い駆動ガスの発生が最も簡単に
得られる。この場合、第1の圧力媒体室と圧力空
気供給部との間の接続部内に、ガスタービンの排
気通路内に配置した熱交換器を接続しておくのが
特に効果的である。このようにすれば、圧力媒体
として供給された空気が予熱され、これによつ
て、タービン内の著しい衝撃的な温度変化が回避
され、その上、負荷されるタービン部分の均一な
加熱が促進される。
補償ピストンの無接触式パツキンの通過性が大
きい場合に生じる超過圧から冷却装置を保護する
ために、所定圧力差を上回つたさいに冷却系を移
行室へ接続させる制御可能な少なくとも1つの超
過圧弁を冷却系に備えるのが有利である。要する
に、2つのタービン段をガス流に関連して接続せ
しめている移行室内へ超過圧弁の出口を開口させ
るのである。このようにすれば、超過圧弁の開放
時でも最少限の損失しか生じない。
冷却媒体供給を確実ならしめるために、本発明
の別の実施例では、前記冷却系が、該冷却系と圧
力媒導管との間の接続部内に接続されていて該冷
却系と移行室との間の前調整された圧力差を下回
つたさいに開放される少なくとも1つの調整され
た溢流弁を有している。このようにすれば冷却系
内の冷却媒体の欠乏が阻止される。
ガスタービンが、第1のタービン段のためにガ
スタービンケーシングに配置した少なくとも1つ
の空冷式燃焼室を有している場合の本発明の特別
有利な別の実施例では、第1のタービン段の駆動
ガス入口へ通じた移行部材が前記室ユニツトを貫
通しており、この移行部材内に第1の燃焼室の開
放端が空気隙間の形成下で挿入されており、室ユ
ニツトと第1の燃焼室を取囲んで燃焼空気によつ
て負荷される空気室とが、該空気室内に互いに前
後して配置された少なくとも2つの絞りによつて
シールされており、この絞りが中間室に接してお
り、この中間室内に前記空気隙間が開口してい
る。
このようにすれば、熱駆動ガスを誘導する中間
部材の冷却が得られる。その上、燃焼室端部から
移行部材へのテレスコープ状の移行部がこれら両
部分の互いに無関係な伸張を許容する。燃焼室を
取囲む空気室が、この空気室内で互いに間隔をお
いて前後して配置された2つの絞りによつてしか
シールされないので、シール個所の冷却のために
中間室への空気若しくは冷却媒体の供給を十分に
行なうことができる。その上、移行部材が中間室
内へ開口しているので、燃焼室内の流れに基づく
インゼクタ効果によつて、空気若しくは冷却媒体
が中間室から空気隙間を通つて移行部材内へ吸込
まれる。駆動ガス流内へ流入する空気量若しくは
冷却媒体量は空気隙間の大きさとは完全に無関係
に絞りの通過性だけによつて規定される。それゆ
え、空気隙間の大きさは構造的な観点からのみ選
択することができる。
特別簡単な構造を有する本発明の別の実施例で
は、室ユニツトに隣合つた第1の絞りが、前記移
行部材を取囲んでいてこれに固定された扁平なリ
ング体を有しており、このリング体が外リングの
環状ギヤツプ内へ係合しており、この外リングが
自体と空気室外壁との間に第1の絞り隙間を有し
ておりかつ少なくとも2つのリングセグメントか
ら成つており、これら両リングセグメントが結合
リングによつて互いに結合されている。この構造
では、ガスタービンケーシングと移行部材との間
の熱膨張の差が大きいにも拘らず空気隙間の大き
さを小さくすることができる。その上、組付け時
に、リングセグメントを適当に選ぶことによつ
て、絞り隙間の大きさをそのつどの要求に調節す
ることも可能である。
別の絞りは燃焼室壁と空気外壁によつて支持さ
れた扁平なリングとの間の一重の環状ギヤツプと
して形成されてもよい。それというのはこれらの
部分は時間的にほぼ均一な温度によつて負荷さ
れ、従つて大きな膨張差が生じないからである。
本発明の有利な別の実施例では、第2の絞りが
第2の絞り隙間を有しており、この第2の絞り隙
間が、燃焼室壁とこの燃焼室壁を取囲む円筒状の
中空体との間に形成されており、この中空体が、
前記空気室に突入していて空気室外壁に固定され
た環状の仕切壁によつて支持されている。この場
合、燃焼室壁と移行部材の拡張された上端部との
間に中空体を配置するのが効果的である。
本発明の有利なさらに別の実施例では、駆動ガ
ス停止後、タービン段並びに最後のタービン段の
最後の回転羽根列が個個に又は任意の組合わせで
ガス状の冷却媒体によつて負荷されて、タービン
の惰性回転時に生じるベンチレーシヨン熱を排出
するようになつている。
このガスタービンに空気貯蔵容器が所属させら
れた場合、冷却媒体がこの空気貯蔵容器から受取
られる圧力空気から成るのが有利である 次に図示の実施例につき本発明を具体的に説明
する。
第1図から判るように、ガスタービンは軸10
を有しており、この軸10の両端は段部を備えて
いて軸受け内に案内されている。軸受けとしてそ
れぞれラジアル軸受け12,14が備えられてお
り、付加的には軸10の図面でみて右端部にスラ
スト軸受け16が設けられている。軸10の右側
の端部には例えば図示しない発電機が結合されて
いる。
図面でみて左端のラジアル軸受け12は、排気
通路18内に位置しているので、カバー20によ
つて排ガスから保護されている。
図面でみて左側の軸端部の範囲内には第2のタ
ービン段22の、回転羽根と案内羽根とから成る
羽根装置が配置されており、第2のタービン段2
2は図面右から左方へ通流される。この第2のタ
ービン段22から軸方向で離れて第1のタービン
段24が設けられており、この第1のタービン段
24は同様に図面右から左方への軸流のために形
成されている。この第1のタービン段24には軸
10上に配置した補償ピストン26が続いてい
る。この補償ピストン26は軸10に対して同心
的に該軸10に固定した又は該軸と構造ユニツト
を成す板状のリング体から成つている。軸10の
右側端部には第2の補償ピストン28が配置され
ており、この第2の補償ピストン28は第1の補
償ピストン26と同様に形成されていて軸10に
固定されている。本実施例の2段ガスタービンが
2つの補償ピストン26,28しか備えていない
ので、この第2の補償ピストン28は同時に最後
の補償ピストンを形成している。
第1のタービン段24への駆動ガス供給のため
に第1の燃焼室30が軸10に対して半径方向で
タービンケーシングに配置されている。この第1
の燃焼室30の上方の(図面で見て)閉鎖された
端部には、燃料供給導管32に接続した燃料ノズ
ル34並びに空気室38へ通じた空気供給開口3
6が設けられている。円形横断面を有する燃焼室
30は、円環状横断面を有する空気室38によつ
て外方から(図面で見れば上方から)取囲まれて
おり、この空気室38には圧力空気供給導管40
が接続されており、この圧力空気供給導管40
は、本実施例の場合ただ1つの弁42として図示
した空気調整・制御装置群を介して有利には図示
しない圧力空気貯蔵容器又は場合によつては圧縮
機等の別の圧力空気源に導管43を介して接続さ
れている。
燃焼室30の開放端部はテレスコープ式に移行
部材44へ突入しており、開放端部とこの移行部
材44との間には円環状の空気隙間60が形成さ
れている。この空気隙間60は2つの絞り64,
66の間に形成された中間室62内へ開口してお
り、2つの絞り64,66は空気室38を、外と
う室48と圧力媒体室50とから成る室ユニツト
48・50から仕切つている。
半径方向でほぼタービンケーシングまで延在す
る円筒状の燃焼室30の下方の端部には、管状の
下方へテーパした移行部材44が接続されてお
り、この移行部材44は第1のタービン段24の
燃焼室30と駆動ガス入口46とを接続せしめて
いる。この駆動ガス入口46は、円環状横断面を
有して軸10を取囲んで第1のタービン属24並
びに軸10へ向かつて開いている。圧力媒体室5
0に対する駆動ガス入口46のシールのために、
無接触式パツキン45が軸10と駆動ガス入口4
6との間に配置されている。
移行部材44は外とう室48及び第1の圧力媒
体室50から成る室ユニツト48・50内へ突入
している。外とう室48はガスタービンの第1の
タービン段24の案内羽根を支持する範囲を円環
状に取囲んでいて冷却のために役立つている。第
1の圧力媒体室50は同様に円環状に軸10を取
囲んでおり、かつ第1の補償ピストン26の左側
端面に接している。
第1の補償ピストン26と第2の補償ピストン
28との間に第2の圧力媒体室54が設けられて
おり、この第1の圧力媒体室54は同様に円環状
に軸10を取囲んでいて第2の補償ピストン28
の左側端面に接している。第2の補償ピストン2
8の右側端面には第3の(本実施例では最後の)
圧力媒体室56が設けられている。この第3の圧
力媒体室56を外方へ制限するためにタービンケ
ーシングが役立つており、このタービンケーシン
グの軸貫通部は従来通りシールされている。
圧力媒体室50,54,56は無接触式パツキ
ン52,58によつて互いにシールされている。
この無接触式パツキン52,58はギヤツプシー
ル部材として形成されており、この場合、シール
隙間は補償ピストン26,28の外周面とケーシ
ングによつて支持された対向片との間に形成され
ている。同様な形式で、軸貫通部のところの第3
の圧力媒体室56と外室との間がシールされてい
る。
第1のタービン段24の出口は環状の移行室6
5内へ開口している。この移行室65には第2の
空気室67が接続されており、この空気室67は
第2の燃焼室68を取囲んでいる。この第2の燃
焼室68は構造の点、燃料供給部への接続の点及
び羽根装置への接続の点でほぼ第1の燃焼室30
に相応しており、それゆえ改めて詳述しない。
第2のタービン段22の出口には排気通路18
が接続されており、この排気通路は図示しない排
ガス煙突へ通じている。
第2図に絞り64,66の範囲を拡大図示す
る。第2図から明瞭に判るように、第1の燃焼室
30の端部は空気隙間60の形成下で移行部材4
4内へ突入している。この空気隙間60の大きさ
はたんに構造上の観点によつてのみ選択される。
室ユニツト48・50に隣合つた下方の第1の絞
り64は主として扁平なリング体70から成つて
おり、このリング体70は移行部材44を気密に
取囲んでいてこれに結合されている。このリング
体70の周縁部は、ほぼ方形横断面を備えた外リ
ング74の環状ギヤツプ72内へ係合しており、
この外リング74は環状の第1の絞り隙間77の
形成下で円筒状の空気室外壁75の手前で終つて
いる。外リング74は2つの同じリングセグメン
トから成り、これら両リングセグメントは結合リ
ング78及びねじ69を介して互いに結合されて
いる。外リング74のこの分割は組立のために必
要である。それというのは、この分割がないと、
移行部材44に溶接されたリング体70上へ外リ
ング74を差しはめることができないからであ
る。
上方の第2の絞り66は薄壁形の円環状の中空
体81を有しており、この中空体81は第2の絞
り隙間79の形成下で燃焼室壁80を取囲んでい
る。この中空体81の上端部はホツパ形の仕切壁
73に固定されており、この仕切壁73は空気室
38内へ突入しておりかつ空気室外壁75に密に
固定されている。中空体81は移行部材44の上
端部71によつて覆われている。このため、この
上端部71は拡張されており、これによつて中空
体81と上端部71との間にも環状ギヤツプが形
成されており、この環状ギヤツプは任意の大きさ
に選らぶことができる。これに対して第1及び第
2の絞り隙間77,79はたんに十分な量の空気
若しくは冷却媒体の通流のためにのみ設計され
る。
圧力供給導管40からは弁42と空気室38内
への入口との間で圧力媒体導管82が分岐してい
る。この圧力媒体導管82は、排気通路18内に
配置された熱交換器84を介して室ユニツト4
8・50へ通じている。この室ユニツト48・5
0は、第1のタービン段24の案内羽根の脚固定
部、移行部材44、駆動ガス入口46及び軸10
に接しているので、第1のタービン段24の冷却
系の主要部を形成している。この冷却系の別の部
分は圧力媒体室54,56によつて形成されてい
る。
第2の圧力媒体室54には第2のタービン段2
2の冷却系が接続されている。この冷却系は冷却
媒体導管85並びにほぼ楔形横断面を備えた円環
状室86を有しており、この環状室86は第2の
タービン段22の案内羽根の脚固定部並びに移行
室65に接している。この場合、冷却媒体導管8
5の接続のために、移行室65を貫通した接続部
87が設けられている。さらにこの冷却系は軸1
0に接した環状室88を有しており、この環状室
88は軸方向で第1のタービン段24の終端部と
第2のタービン段22の始端部との間に延在して
いる。この環状室88から第2のタービン段の図
示しない付加的な冷却系が出発しており、この冷
却系は軸10及びタービン回転羽根を冷却する役
目を有している。この環状室88は外方へ向かつ
て円筒状の覆い90を備えており、この覆い90
は軸方向で無接触式パツキンに接しており、これ
によつて、規定された有利にはわずかな量の冷却
空気が移行室65内並びに第2のタービン段22
の駆動ガス入口へ流入する。この環状室88の接
続のために同様に接続部92が外方へ案内されて
いる。
第3の圧力媒体室56は導管94を介して排気
通路18に接続されている。
熱交換器84と室ユニツト48・50との間に
位置する、圧力媒体導管82の各部分は、溢流弁
98を間挿した接続導管96を介して、第2の圧
力媒体室54から接続部87へ通じた冷却媒体導
管85に接続されている。溢流弁98のばね負荷
されたピストン100へ作用する圧力室は導管1
02を介して移行室65及び冷却媒体導管85に
接続されており、これによつて圧力差が所定値を
下回つた場合には溢流弁が開くようになつてい
る。この場合、冷却媒体導管85ひいては冷却系
85・86・88には圧力媒体室50,54を迂
回して直接冷却空気が供給される。これによつ
て、第2のタービン段22の冷却が無接触式パツ
キン52,58の何らかの障害のさいにも保護さ
れる。
されに冷却系85・86・88の超過圧を生じ
ないようにするために、冷却媒体導管85はさら
に別の導管106を介して移行室65に接続され
ており、この導管106内には調整可能な超過圧
弁104が接続されている。この超過圧弁104
のばね負荷された調整ピストン108は、導管1
10を介して冷却媒体導管85と移行室65に接
続された圧力室とに接しており、これによつて所
定圧力差を上回つたさいには超過圧弁104が開
き、超過圧が導管106を介して移行室65へ排
出されるようになつている。溢流弁98及び超過
圧弁104の調整は液力的、電子液力的又は電気
的な調整部材を介して行なわれることができ、か
つ空気力的な調整部材によつても行なわれる。
圧力空気源へ通じた導管43からは別の導管1
16が分岐しており、この導管116からはそれ
ぞれ遮断機構120を備えた3つの分岐導管11
8が分岐している。各分岐導管118は第1の燃
焼室30の圧力空気入口122、第2の燃焼室6
8の接続部124及び環状室126へ通じてい
る。この環状室126は第2のタービン段22の
流出範囲を取囲んでいてこのタービン段22の最
後の回転羽根列に対向して図示しない孔を有して
いる。この導管系116・118によつて、ター
ビンの遮断後、換言すれば弁42の閉鎖及び燃料
供給の中断後に各タービン段及び最後の回転羽根
列へ導管43から圧力空気が供給される。これに
よつて、タービンの惰力運転時に生じるベンチレ
ーシヨン熱が排出される。多くの場合、圧力空気
が1個所で例えば環状室126を介して供給され
るだけで十分である。残りの分岐導管118の遮
断機構120はこの場合閉鎖され又は不必要な分
岐導管を省くこともできる。タービン稼働中は遮
断機構120が閉鎖されるのは勿論である。
運転中第1の燃焼室30には燃料供給導管32
及び燃料ノズル34を介してガス状又は液状の燃
料が供給され、他面において供給燃焼空気は図示
しない空気貯蔵容器から受取られて導管43、圧
力空気供給導管40、空気室38及び空気供給開
口36を介して燃焼室内へ供給される。第1の燃
焼室30内で生じた熱駆動ガスは移行部材44及
び駆動ガス入口46を通つて第1のタービン段2
4に供給される。この第1のタービン段24を経
た後、駆動ガスは移行室65内へ達し、次いで第
2の空気室67を介して第2の燃焼室68内へ達
する。この第2の燃焼室68には第1の燃焼室3
0とはまつたく同様に燃料が供給される。第1の
タービン段25から来た駆動ガスがなお燃焼に充
分な酸素を含んでいるので、第2の燃焼室68へ
の燃焼空気供給は不要である。第2の燃焼室68
内で形成された駆動ガスは同様に移行部材及び駆
動ガス入口を通つて第2のタービン段22へ供給
され、次いで最終的には排気ガスとして排気通路
18に供給される。そのさい、排気が熱交換器8
4を負荷する。
圧力空気供給導管40から圧力空気の一部分が
分岐されて圧力媒体導管82を介して冷却空気と
して室ユニツト48・50に供給される。その場
合、この冷却空気は熱交換器84内で予熱され
る。
室ユニツト48・50に接する部分、即ち案内
羽根の支持体、駆動ガス入口46、移行部材4
4、軸10及び第1の無接触式パツキン52のた
めの支持体53は冷却空気によつて負荷されて冷
却される。熱交換器84内での冷却空気の予熱に
よつて、最小限度の熱的な応力しか発生しない。
圧力空気供給導管40から室ユニツト48・5
0までの圧力媒体導管82の流れ抵抗が、空気室
38を経て燃焼室30へ至る燃焼に要する空気の
流れ抵抗に比して小さいので、室ユニツト48・
50内には第1の燃焼室30及び移行部材44内
の圧力に比して高い圧力が生じる。従つて空気は
第1の絞り隙間77を介して中間室62内へ、か
つここから空気隙間60を通つて移行部材44内
へ流入する。同時に空気は空気室38から第2の
絞り隙間79を通つて中間室62内へかつ同様に
空気隙間60を通つて燃焼室30内へ流入する
(第2図の矢印112を参照のこと)。この空気運
動は仕切壁73のホツパ状の構成によつて、かつ
燃焼室30から移行部材44内へ流入する駆動ガ
ス(矢印114)のインゼクタ作用によつて増大
させられる。これによつて、空気室38及び室ユ
ニツト48・50は互いに無接触式にシールさ
れ、かつ、燃焼室30から移行部材44内への移
行部が冷却される。
同時に冷却空気は無接触式パツキン45を通つ
て第1のタービン段24へ達する。この無接触式
パツキン45は駆動ガス入口46の制限部と軸1
0との間をシールする。
タービン段によつて生じさせられる左方向への
軸方向推力を補償するために、圧力媒体室50,
54及び56は無接触式パツキン52及び58を
介して互いに接続されている。第2の圧力媒体室
54が第2のタービン段22の冷却系85・8
6・88に接続されているので、冷却媒体即ち空
気の一部が圧力媒体室54から冷却系85・8
6・88へ流れる。同様に冷却媒体は最後の圧力
媒体室56から導管94を介して排気通路18へ
流れる。無接触式パツキン52,58のギヤツプ
は、右方へ作用するピストン力が左方への軸方向
推力を完全に補償し又は少なくとも著しく補償す
るように各補償ピストン間の圧力差が調整されて
ピストン面に作用するように選らばれている。
この場合、第1の補償ピストン26の有効受圧
面は、第1の圧力媒体室50内の圧力と協働して
第1のタービン段24の推動を補償し他面におい
て第2の圧力媒体室54内の超過圧が第2のター
ビン段22の第2の補償ピストン28と協働して
第2のタービン段の推動を緩衝するように、有利
に選択されている。これによつて、スラスト軸受
け16は著しく負荷軽減され、それゆえ相応に弱
くかつ簡単に形成されることができる。圧力媒体
室50,54,56内の圧力は、燃焼室への圧力
空気供給導管40からの圧力空気の取出しによつ
て生じるので、付加的な費用なしに運転条件の変
化に適合でき、そのため、軸方向推動は運転条件
変動時でも自動的に補償される。
第2の圧力媒体室54から取出された冷却空気
は第2のタービン段22の冷却系85・86・8
8に供給される。この場合この冷却空気は環状室
86を通流して第2のタービン段22の定置の案
内羽根の脚部を冷却し、冷却空気の別の一部は環
状室88へ流れて入口範囲、軸10の部分及び第
2のタービン段22の回転羽根を冷却する。
溢流弁98は、第2のタービン段22の冷却系
内でこの溢流弁98のところで前調整可能な差圧
が下回つた場合、この冷却系への冷却空気の直接
の供給を生ぜしめる。このことが行なわれるの
は、無接触式パツキン52の損傷又は漏れによつ
て該冷却系85・86・88のための冷却空気供
給量が著しくわずかとなり、これによつてこの冷
却系の圧力が低下した場合である。
超過圧弁104によつて冷却系の危険な超過圧
が回避されて移行室65内へ排出される。所定圧
力差を調整することによつて、スラスト軸受け1
4に作用する残留推力をある限度内で変化させる
ことができる。
タービンの運転停止時に、少なくとも1つの遮
断機構120が有利には自動的に開かれ、これに
よつて圧力空気が導管43,116を介して例え
ば空気貯蔵容器から受取られてタービン段及び最
後の回転羽根列に供給される。この圧力空気はタ
ービンの惰性回転時に生じる熱を受取つてこれを
排気通路18を介して排出する。多くの場合、圧
力空気の供給は1つの分岐導管118を介して行
なわれるだけで十分であり、このため、残りの分
岐導管を省いてもよい。
以上説明した実施例から判るように、本発明の
主要な利点は、わずかな構成費用及びわずかな運
転費用によつて熱的に高く負荷されるタービン部
分の申し分のない冷却並びに負荷変動に応動する
推動力補償が得られ、しかも、冷却媒体の予熱
が、熱的な応力の著しい減少を生ぜしめることに
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に基づく二段タービ
ンの略示縦断面図及び第2図は第1図中符号で
示す破線の円で囲んだ部分の拡大断面図である。 10……軸、12,14……ラジアル軸受け、
16……スラスト軸受け、18……排気通路、2
0……カバー、22……第2のタービン段、24
……第1のタービン段、26……第1の補償ピス
トン、28……第2の補償ピストン、30……第
1の燃焼室、32……燃料供給導管、34……燃
料ノズル、36……空気供給開口、38……空気
室、40……圧力空気供給導管、42……弁、4
3……導管、44……移行部材、45……無接触
式パツキン、46……駆動ガス入口、48……外
とう室、50……第1の圧力媒体室、52……無
接触式パツキン、53……支持体、54……第2
の圧力媒体室、56……第3の圧力媒体室、58
……無接触式パツキン、60……空気隙間、62
……中間室、64……第1の絞り、65……移行
室、66……第2の絞り、68……第2の燃焼
室、69……ねじ、70……リング体、71……
上端部、72……環状ギヤツプ、73……仕切
壁、74……外リング、75……空気室外壁、7
7……第1の絞り隙間、78……結合リング、7
9……第2の絞り隙間、80……燃焼室壁、81
……中空体、82……圧力媒体導管、85……冷
却媒体導管、86……環状室、87……接続部、
88……環状室、90……覆い、92……接続
部、94……導管、96……接続導管、98……
溢流弁、100……ピストン、102……導管、
104……超過圧弁、106……導管、108…
…調整ピストン、110……導管、116……導
管、118……分岐導管、120……遮断機構、
122……圧力空気入口、124……接続部、1
26……環状室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガスタービンであつて、駆動ガスによつて軸
    方向で通流される少なくとも1つのタービン段並
    びにタービン軸上に配置されていて圧力媒体室に
    接した軸方向推動のための少なくとも1つの補償
    ピストンを備えた形式のものにおいて、第1の圧
    力媒体室50が、タービン段24の駆動ガス入口
    46に隣合つておりかつ前記補償ピストン26と
    協働する第1の無接触式パツキン52によつて別
    の1つの圧力媒体室54又は別の複数の圧力媒体
    室から仕切られておりかつガス状の圧力媒体によ
    つて負荷可能であり、この圧力媒体の圧力が前記
    駆動ガス入口46の範囲内の駆動ガス圧力に比し
    て大きく、かつ、ガスタービンの少なくとも1つ
    の冷却系85・86・88が冷却媒体供給のため
    に別の1つの前記圧力媒体室54又は別の複数の
    前記圧力媒体室の1つに接続されており、かつ、
    前記補償ピストン26による軸方向推動の少なく
    とも部分的な補償を生ぜしめる差圧が両圧力媒体
    室50,54間で調整されるように、第1の無接
    触式パツキン52のギヤツプが選ばれていること
    を特徴とするタービン。 2 複数のタービン段、複数の補償ピストン、前
    記の第2の圧力媒体室54と列を成して配置され
    た別の圧力媒体室56が設けられており、これら
    圧力媒体室54,56が1つの別の補償ピストン
    28に接しておりかつこの補償ピストン28と協
    働する別の無接触式パツキン58によつて互いに
    仕切られており、かつ、圧力媒体室50,54,
    56の間で軸方向推動を少なくとも部分的に補償
    する圧力差が調整されるように無接触式パツキン
    52,58のギヤツプが選らばれている特許請求
    の範囲第1項記載のタービン。 3 前記冷却系85・86・88が、第1のター
    ビン段24に後接続されたタービン段22のため
    に設けられている特許請求の範囲第1項記載のタ
    ービン。 4 後接続されたタービン段にそれぞれ1つの冷
    却系が所属しており、各冷却系がそれぞれ1つの
    圧力媒体室に接続されている特許請求の範囲第2
    項記載のタービン。 5 駆動ガス入口からみて第2のタービン段22
    の冷却系が第2の圧力媒体室54に、第3のター
    ビン段の冷却系が第3の圧力室にかつ以下同様に
    接続されている特許請求の範囲第4項記載のター
    ビン。 6 それぞれ2つの補償ピストンによつて形成さ
    れたそれぞれ1つの圧力媒体室への冷却媒体接続
    部が設けられており、かつ、最後の圧力媒体室が
    排気通路18に接続されている特許請求の範囲第
    1項記載のタービン。 7 第1の圧力媒体室50と、第1のタービン段
    24を取囲む外とう室48とが室ユニツト48・
    50を形成している特許請求の範囲第1項記載の
    タービン。 8 熱駆動ガスを生ぜしめる少なくとも1つの燃
    焼室を備えており、第1の圧力媒体室50が第1
    のタービン段24の該燃焼室30への圧力空気供
    給導管40に接続されている特許請求の範囲第1
    項記載のタービン。 9 第1の圧力媒体室50と圧力空気供給導管4
    0との接続部内に、排気通路18内に配置した熱
    交換器84が空気予熱のために接続されている特
    許請求の範囲第8項記載のタービン。 10 第1の補償ピストン26の有効圧面が第1
    のタービン段24の軸方向推動の補償のために、
    かつ各別の補償ピストン28がそれぞれ別の1つ
    のタービン段22の軸方向推動の補償のために形
    成されている特許請求の範囲第2項記載のタービ
    ン。 11 前記冷却系85・86・88が、該冷却系
    85・86・88と移動室65との間の前調整さ
    れた圧力差を上回つたさいに開放される少なくと
    も1つの超過圧弁104を備えており、この移行
    室65が2つのタービン段をガスの流れに関して
    接続せしめている特許請求の範囲第1項記載のタ
    ービン。 12 前記冷却系85・86・88が、該冷却系
    85・86・88と圧力媒体導管82との間の接
    続部内に接続されていて冷却系85・86・88
    と移行室65との間の前調整された圧力差を下回
    つたさいに開放される少なくとも1つの調整され
    た溢流弁98を有している特許請求の範囲第1項
    記載のタービン。 13 タービンケーシングに配置されていて第1
    のタービン段のための熱駆動ガスを生ぜしめる少
    なくとも1つの空却式の第1の燃焼室が設けられ
    ており、第1のタービン段の駆動ガス入口46へ
    通じた移行部材44が前記室ユニツト48・50
    を貫通しており、この移行部材44内に第1の燃
    焼室30の開放端が空気隙間60の形成下で挿入
    されており、室ユニツト48・50と第1の燃焼
    室を取囲んで燃焼空気によつて負荷される空気室
    38とが、該空気室内に互いに前後して配置され
    た少なくとも2つの絞り64,66によつてシー
    ルされており、この絞り64,66が中間室62
    に接しており、この中間室62内に前記空気隙間
    60が開口している特許請求の範囲第7項記載の
    タービン。 14 室ユニツト48・50に隣合つた第1の絞
    り64が、前記移行部材44を取囲んでいてこれ
    に固定された扁平なリング体70を有しており、
    このリング体70が外リング74の環状ギヤツプ
    72内へ係合しており、この外リング74が自体
    と空気室外壁75との間に第1の絞り隙間77を
    有しておりかつ少なくとも2つのリングセグメン
    トから成つており、これら両リングセグメントが
    結合リング78によつて互いに結合されている特
    許請求の範囲第13項記載のタービン。 15 第2の絞り66が第2の絞り隙間79を有
    しており、この第2の絞り隙間79が、燃焼室壁
    80とこの燃焼室壁80を取囲む円筒状の中空体
    81との間に形成されており、この中空体81
    が、前記空気室38に突入していて空気室外壁7
    5に固定された環状の仕切壁73によつて支持さ
    れている特許請求の範囲第13項記載のタービ
    ン。 16 前記中空体81が燃焼室壁80と移行部材
    44の拡張された上端部との間に位置している特
    許請求の範囲第15項記載のタービン 17 駆動ガス停止後、タービン22,24並び
    に後のタービン段22の最後の回転羽根列が個々
    に又は任意の組合わせでガス状の冷却媒体によつ
    て負荷されて、タービンの惰性回転時に生じるベ
    ンチレーシヨン熱を排出するようにした特許請求
    の範囲第1項記載のタービン。 18 空気貯蔵容器を備えており、冷却媒体が、
    この空気貯蔵容器から受取られた圧力空気から成
    ら特許請求の範囲第17項記載のタービン
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