JPH0587209U - オイルレベルゲージ - Google Patents

オイルレベルゲージ

Info

Publication number
JPH0587209U
JPH0587209U JP3572592U JP3572592U JPH0587209U JP H0587209 U JPH0587209 U JP H0587209U JP 3572592 U JP3572592 U JP 3572592U JP 3572592 U JP3572592 U JP 3572592U JP H0587209 U JPH0587209 U JP H0587209U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
gauge
oil level
level gauge
gauge body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3572592U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2538039Y2 (ja
Inventor
学 賀川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP3572592U priority Critical patent/JP2538039Y2/ja
Publication of JPH0587209U publication Critical patent/JPH0587209U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2538039Y2 publication Critical patent/JP2538039Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、シール性に優れたオイルレベルゲ
ージに関する。 【構成】 ゲージ本体21とパッキン22からなるオイ
ルレベルゲージ20において、ゲージ本体21の雄ネジ
部21b端部のパッキン装着部に2ヶ所の直線切り落と
し部tを設けてパッキン22の回り止め部21dとする
一方、パッキン22にこの回り止め部21dと同形の嵌
着孔22aを設け、且つパッキン22のシール面に円形
状のラビリンスリップ22bを設ける。かかるパッキン
22はゲージ本体21に対して回転せず常に同じ位置で
締め付け可能なため、シール性が高まる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シール性に優れたオイルレベルゲージに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば汎用性のエンジンのオイルレベルゲージとして、ゲージ本体にO リング或いは板状のパッキンを取り付けてオイルの漏洩を防止するような構造の ものが知られている。 つまり、ゲージ本体はオイル液中に差込まれる計量棒部と、この計量棒部の基 端側に設けられる雄ネジ部と、この雄ネジ部に隣接して設けられる大径部を備え 、この大径部のフランジ面をパッキン押え面として構成するとともに、雄ネジ部 と大径部の間にパッキンを嵌着するようなタイプのものが一般的である。 一方、エンジンのゲージ差込口には、ゲージ本体の雄ネジ部に螺合する雌ネジ 部が設けられ、レベル測定時以外は、前記ゲージ本体の雄ネジ部をゲージ差込口 の雌ネジ部に螺合させて締め付け、パッキン押え面とゲージ差込口の端面との間 のパッキンでオイルの漏洩を防止するというものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の場合、ゲージ本体の雄ネジ部に隣接するパッキン装着部は通常 丸棒形状であり、この丸棒形状部に装着される板状パッキン或いはOリングは、 ゲージ本体の軸回りに回転可能に装着されているため、エンジンのゲージ差込口 からゲージ本体の脱着を繰り返すうちパッキンが下方から抜け出て脱落するおそ れがあった。 又、例えばゴム製のパッキン等にあっては、締付、弛みの塑性変形の繰り返し によって時間とともに製造時のパーティングラインの跡が残り、回転等によって 位置がずれるとオイルリークしやすくなるという問題もあった。 更に、ゲージ本体を鋳造で製造するような場合には、前述のパッキン押え面に 型割り用の抜き勾配を設けることがあり、かかる場合にパッキン押えが不十分と なってシールが完全に行えないという問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本考案はゲージ本体にパッキンを設けたオイルレ ベルゲージにおいて、ゲージ本体のパッキン装着部にパッキンの回転を阻止する 回り止め部を設ける一方、パッキンに該回り止め部と同形の嵌着孔を設け、且つ パッキンのシール面に嵌着孔を取り囲む円形状のラビリンスリップを設けた。
【0005】
【作用】
回り止め部によってパッキンの回転を阻止すれば、パッキンが脱落しにくくな り、又常に同じ位置で締代が確保出来るためシール性が良好となる。 又、パッキンのシール面に設けたラビリンスリップによってシール性は一層良 好となる。
【0006】
【実施例】
本考案のオイルレベルゲージの実施例について添付した図面に基づき説明する 。 本考案のオイルレベルゲージ20は、図8に示すように、例えば汎用性エンジ ン1用として構成され、クランクケース2から膨出して設けられたゲージ差込口 3に差込まれて、クランクケース2下方のオイルパン内のオイル量を計量出来る ようにされている。
【0007】 すなわち、かかるエンジン1は周知の形態のものであり、シリンダ4内を摺動 するピストン5と、このピストン5とクランクシャフト6を連結するコンロッド 7を備えるとともに、バルブ形式はオーバーヘッドバルブ型である。つまり、ク ランクシャフト6によって駆動されるカムシャフト8の作動をタペット10、プ ッシュロッド11、ロッカアーム12を通じてバルブ13に伝達するようなタイ プである。 尚、図中14は燃料タンクである。
【0008】 そして前記オイルレベルゲージ20は、図9の拡大図に示すように、オイル液 面下に差込まれる計量棒部21aを備えたゲージ本体21と、このゲージ本体2 1に装着されたパッキン22からなる。
【0009】 それでは、オイルレベルゲージ20の細部について図1から図7に基づき説明 する。 尚、図1から図4はゲージ本体を示し、図1はゲージ本体の斜視図、図2は同 正面図、図3は図2のA―A線断面図、図4は図3のB―B線断面図、図5から 図7はパッキンを示す。
【0010】 ゲージ本体21は前記のように先端側に計量棒部21aを備えるとともに、こ の計量棒部21aの基端側には雄ネジ部21bが設けられている。そしてこの雄 ネジ部21bは、図9に示すゲージ差込口3の雌ネジ部3aに螺合すべく構成さ れている。 又、計量棒部21aは断面矩形状の棒状に構成されるとともに、表面にクロス ハッチ状の突状部を備えている。
【0011】 雄ネジ部21bには軽量化のための肉抜き部21cが設けられている。 この肉抜き部21cは、円周上の対向する2ヶ所を夫々半径方向に所定量くり 抜いた形で対称に設けられている。
【0012】 又、この肉抜き部21cに隣接して回り止め部21dが設けられている。 この回り止め部21dは、図4に示すように、円周上の2ヶ所を切り落として 直線部tを設けるようにしたものであり、円形の断面形状を変形させてパッキン 22の回りを阻止しようとするものである。すなわち、かかる回り止め部21d にパッキンが装着されることになり、このためこの回り止め部21dの軸方向に 沿って切り落とした幅間隔mを後述するパッキン22の厚みと略一致させている 。又、円周方向の回り止め部21d以外の部分は、雄ネジ部21bの谷径と同一 か或いはそれ以下の径でフラットな面としており、オイル洩れを有効に阻止出来 るようにしている。
【0013】 この回り止め部21dに隣接して大径部21eが設けられている。 この大径部21eは、図9に示すゲージ差込口3の開口部の径より大きく、そ の上端面側に回転操作用のつまみ部21fを備えるとともに、雄ネジ部21b側 に臨む面がパッキン押え面p(図1、図2)として構成されている。
【0014】 因みに、かかるゲージ本体21を鋳造する際の金型の型合せ面は、図3のR― R線に沿って形成される。
【0015】 次にパッキン22について、図5から図7に基づいて説明する。 尚、図5はパッキンの断面図、図6は平面図、図7は一部拡大図である。
【0016】 パッキン22は、前記ゲージ本体21の大径部21eと略同一径の外径を有す る円形とされ、又、前記回り止め部21dの断面形状と略同一の嵌着孔22aを 備えている。
【0017】 すなわち、嵌着孔22aのうち直線部sは、回り止め部21dの直線部tに対 応し、嵌着孔22aの円弧部aの径は概略雄ネジ部21bの谷径に一致している 。
【0018】 又、このパッキン22のシール面側には、軸心を中心とする円形のラビリンス リップ22bが設けられている。 つまり、かかるラビリンスリップ22bは円形の突状部として構成され、実施 例では1本の円形突部としている。勿論かかる突状は2本以上としてもよいこと はいうまでもない。
【0019】 又、実施例の場合、かかるリップ22bをエンジンのゲージ差込口3の端面当 接面側のシール面に設けるようにしている。
【0020】 以上のように構成したオイルレベルゲージ20は、ゲージ差込口3に取付け、 或いは取外す際でもパッキン22がゲージ本体21に対して回ることがなく、常 に同じ関係位置で締め付けることが出来、しかもラビリンスリップ22bの作用 によって面圧が高まり、たとえパッキン22のシール面にパーティングラインの 跡が残るようなことがあってもオイルが漏洩しない。しかも、パッキン22がゲ ージ本体21から抜け出て脱落するような不具合もなくなる。 しかも肉抜き部21cによって全体の重量が軽量である。
【0021】
【考案の効果】
以上のように本考案のオイルレベルゲージは、回り止め部によってパッキンの 回転を阻止し、常に同じ位置でパッキンを締め付けるようにしたのでシール性を 高めることが出来る。 しかもパッキンのシール面にラビリンスリップを設けるようにしたので、一層 シール性が高まり、オイル洩れのない良好なエンジンを提供することが出来る。 又、従来のようにパッキンの脱落の心配がなくなるため、作業性も良好となる といった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゲージ本体の斜視図
【図2】ゲージ本体の正面図
【図3】図2のA―A線図
【図4】図3のB―B線図
【図5】パッキンの断面図
【図6】パッキンの平面図
【図7】パッキンの一部拡大図
【図8】エンジンの全体図
【図9】オイルレベルゲージの装着部の拡大図
【符号の説明】
20 オイルレベルゲージ 21 ゲージ本体 21d 回り止め部 22 パッキン 22a 嵌着孔 22b ラビリンスリップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッキン装着部にパッキンの回転を阻止
    する回り止め部が設けられたゲージ本体と、該回り止め
    部と同形の嵌着孔を有し且つシール面に前記嵌着孔を取
    り囲む円形状のラビリンスリップを備えてなるパッキン
    とからなることを特徴とするオイルレベルゲージ。
JP3572592U 1992-04-28 1992-04-28 オイルレベルゲージ Expired - Fee Related JP2538039Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3572592U JP2538039Y2 (ja) 1992-04-28 1992-04-28 オイルレベルゲージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3572592U JP2538039Y2 (ja) 1992-04-28 1992-04-28 オイルレベルゲージ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0587209U true JPH0587209U (ja) 1993-11-26
JP2538039Y2 JP2538039Y2 (ja) 1997-06-04

Family

ID=12449831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3572592U Expired - Fee Related JP2538039Y2 (ja) 1992-04-28 1992-04-28 オイルレベルゲージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2538039Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101067589B1 (ko) * 2009-04-07 2011-09-27 엘지전자 주식회사 가스히트펌프 시스템 실외기용 엔진오일 공급장치
JP2012057485A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Kawasaki Heavy Ind Ltd シリンダ傾斜型エンジン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101067589B1 (ko) * 2009-04-07 2011-09-27 엘지전자 주식회사 가스히트펌프 시스템 실외기용 엔진오일 공급장치
JP2012057485A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Kawasaki Heavy Ind Ltd シリンダ傾斜型エンジン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2538039Y2 (ja) 1997-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5022495A (en) Oil fill tube assembly
US4727833A (en) Sealing structure of cylinder head cover
JPH0587209U (ja) オイルレベルゲージ
JPH0667903U (ja) タンクのオイルキャップ
US7100744B2 (en) Internal combustion engine
CN106837749A (zh) 压缩机的缸头组件和具有其的压缩机
US3963014A (en) Fuel injection pump for internal combustion engines
CN206360869U (zh) 压缩机的缸头组件和具有其的压缩机
JPS5937478Y2 (ja) オイルフイラ−キヤツプ
JPH061923U (ja) 密封栓
CN217107246U (zh) 一种曲轴箱密封装置
CN217107774U (zh) 防漏式放油螺母
JPH0134707Y2 (ja)
JPH021467Y2 (ja)
KR100471835B1 (ko) 자동차 엔진의 헤드커버 실링구조
US6230686B1 (en) Fuel injection valve for internal combustion engines
CN211202080U (zh) 单缸柴油机的机油压力指示阀及单缸柴油机
JPH0110873Y2 (ja)
JPS5852343Y2 (ja) シリンダライナ−上部插入部のスキマ腐蝕防止構造
JPH04125609U (ja) 内燃機関のオイルレベルゲージ
JPH0724569Y2 (ja) 内燃機関における動弁系の潤滑装置
JPH08270429A (ja) Pcvシステム用チェックバルブ及びチェックバルブの装着構造
JPH04101862U (ja) シリンダヘツドカバー用ガスケツト
JPH0237608Y2 (ja)
JP2008248824A (ja) 電子スロットル

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970205

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees