JPH0861507A - 管継ぎ手装置 - Google Patents

管継ぎ手装置

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Publication number
JPH0861507A
JPH0861507A JP6198277A JP19827794A JPH0861507A JP H0861507 A JPH0861507 A JP H0861507A JP 6198277 A JP6198277 A JP 6198277A JP 19827794 A JP19827794 A JP 19827794A JP H0861507 A JPH0861507 A JP H0861507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal ring
pipeline
ring
connection hole
annular groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6198277A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Nakahara
秀昭 中原
Seiji Mitsuhara
誓治 満原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP6198277A priority Critical patent/JPH0861507A/ja
Publication of JPH0861507A publication Critical patent/JPH0861507A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 管路11における先端部の外周面に設けた環
状溝12内に軟質弾性体製のシールリング13を嵌めた
のち前記管路の先端部を、接続部材14における接続孔
15内に挿入する管継ぎ手装置において、その接続作業
性を向上すると共に、シール性う向上する。 【構成】 前記シールリング13における断面を略三角
形にして、この三角形の底辺部が前記環状溝に嵌まるよ
うに構成し、更に、その底辺から頂点までの高さ寸法
を、底辺における幅寸法よりも小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関において、そ
のシリンダブロックに取付く冷却水ポンプの吸い込み側
にラジエータからの冷却水の戻り管路を着脱可能に接続
するとか、或いは、シリンダブロックに排気ターボ過給
機からの潤滑油の戻り管路を着脱可能に接続する場合等
に使用する管継ぎ手装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関において、そのシリンダブロッ
クに取付く冷却水ポンプの吸い込み側にラジエータから
の冷却水の戻り管路を着脱可能に接続するとか、或い
は、シリンダブロックに排気ターボ過給機からの潤滑油
の戻り管路を着脱可能に接続する場合には、例えば、実
公平2−48675号公報等に記載され、且つ、図5及
び図6に示すように、管路1における先端部の外周面に
環状溝2を設けて、この環状溝2内に軟質弾性体製のO
リング3を嵌め、この管路1の先端部を、シリンダブロ
ック等の接続部材4側に穿設した接続孔5内に、前記O
リング3を当該接続孔5における内周面に対して押圧・
変形するように挿入するようにした形式の管継ぎ手装置
が使用される。
【0003】そして、この形式の管継ぎ手装置におい
て、そのOリング3によるシール性が確保するために
は、接続孔5内に挿入した状態においてOリング3を充
分に変形するようにしなければならず、このために、従
来では、このOリング3が嵌まる環状溝2における幅寸
法Wを、当該Oリング3の直径Dよりも充分に大きくす
ることによって、Oリング3が充分に変形し得るような
構成にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
Oリング3が嵌まる環状溝2における幅寸法Wを、Oリ
ング3の直径Dよりも充分に大きくすると、管路1の先
端部を、接続孔5内に挿入するときにおいて、Oリング
3が環状溝2内でその幅方向にずれ動き、このずれ動き
によってOリング3が捩じれたり、或いは、環状溝2か
ら外れることになるから、当該Oリング3によるシール
性が大幅に低下することになる。
【0005】そこで、管路1の先端部を、その外周面に
おける環状溝2内にOリング3を嵌めた状態で接続孔5
内に挿入するに際しては、前記環状溝2内に嵌めたOリ
ング3に捩じれがないこと、及びOリング3が環状溝2
から外れていないことを一々確認しなければならないか
ら、この作業が可成り面倒で、これに可成りの手数を必
要とすると言う問題があり、しかも、Oリングの捩じれ
を完全に防止することができないから、そのシール性が
低いと言う問題もあった。
【0006】本発明は、これらの問題を有しない管継ぎ
手装置を提供することを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「管路における先端部の外周面に環状
溝を設け、この環状溝内に軟質弾性体製のシールリング
を嵌め、前記管路の先端部を、当該管路に対する接続部
材における接続孔内に挿入して成る管継ぎ手装置におい
て、前記シールリングにおける断面を略三角形にして、
この三角形の底辺部が前記環状溝に嵌まるように構成
し、更に、その底辺から頂点までの高さ寸法を、底辺に
おける幅寸法よりも小さくする。」と言う構成にした。
【0008】
【作 用】このように構成したことにより、管路の先
端部を、接続部材における接続孔内に挿入した場合に、
シールリングにおける断面略三角形の頂点の部分が、前
記接続孔における内周面に接当して、この左右方向に充
分に変形することになるから、シールリングが嵌まる環
状溝における幅寸法を、シールリングにおける底辺の幅
寸法に近付けて、シールリングのずれ動きを無くする
か、或いは小さくすることができるのであり、また、前
記シールリングにおける略三角形における高さ寸法を、
底辺における幅寸法よりも小さくしたことにより、管路
の先端部を接続孔内に挿入するときに、シールリングが
回転することを確実に防止できるのである。
【0009】
【発明の効果】従って、本発明によると、管路の先端部
を接続孔内に挿入するに際して、この管路の先端部にお
ける環状溝に嵌めたシールリングが、捩じれること、及
び環状溝から外れることを確実に防止できて、只単に、
管路の先端部を接続孔内に挿入するだけで良いから、こ
れに要する手数を大幅に軽減できると共に、シール性を
大幅に向上できる効果を有する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図4の図面
について説明する。この図において、符号11は、内燃
機関においてラジエータからシリンダブロックへの冷却
水戻り配管等の管路を、符号14は、シリンダブロック
等の接続部材を各々示す。
【0011】前記管路11の先端部には、環状溝12を
設けて、この環状溝12内に、ゴム等の軟質弾性体製の
シールリング13を嵌めたのち、前記管路11の先端部
を、前記接続部材14における接続孔15内に挿入する
のである。なお、前記管路11は、その先端部を接続孔
15内に挿入したあとにおいて、その支持用ブラケット
16に対してボルト17にて締結するか、接続部材14
に対してボルトにて締結することによって固定される。
【0012】そして、前記シールリング13の断面を略
三角形にして、その略三角形の底辺13aの部分を、前
記環状溝13内に嵌めるように構成し、更に、その底辺
13aから頂点13bまでの高さ寸法Hを、底辺におけ
る幅寸法Lよりも小さくするのである。このように構成
したことにより、管路11の先端部を、接続部材14に
おける接続孔15内に挿入した場合に、シールリング1
3における断面略三角形の頂点13bの部分が、前記接
続孔15における内周面に接当して、この左右方向に充
分に変形することになる。
【0013】従って、シールリング13が嵌まる環状溝
12における幅寸法Wを、シールリング13における底
辺13aの幅寸法Lに近付けて、シールリング13のず
れ動きを無くするか、或いは小さくすることができるの
である。しかも、前記シールリング13における略三角
形における高さ寸法Hを、底辺13aにおける幅寸法L
よりも小さくしたことにより、管路11の先端部を接続
孔15内に挿入するときに、シールリング13が回転す
ることを確実に防止できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】分解した状態の縦断正面図である。
【図3】管路の先端部とシールリングとの拡大図であ
る。
【図4】管路の先端部における環状溝にシールリングを
嵌めた状態の拡大図である。
【図5】従来の例を示す縦断正面図である。
【図6】従来の例の分解図である。
【符号の説明】
11 管路 12 環状溝 13 シールリング 14 接続部材 15 接続孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 21/02 F 41/08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管路における先端部の外周面に環状溝を設
    け、この環状溝内に軟質弾性体製のシールリングを嵌
    め、前記管路の先端部を、当該管路に対する接続部材に
    おける接続孔内に挿入して成る管継ぎ手装置において、
    前記シールリングにおける断面を略三角形にして、この
    三角形の底辺部が前記環状溝に嵌まるように構成し、更
    に、その底辺から頂点までの高さ寸法を、底辺における
    幅寸法よりも小さくしたことを特徴とする管継ぎ手装
    置。
JP6198277A 1994-08-23 1994-08-23 管継ぎ手装置 Pending JPH0861507A (ja)

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