JPH0586929U - 磁気浮上スライダ - Google Patents

磁気浮上スライダ

Info

Publication number
JPH0586929U
JPH0586929U JP2839592U JP2839592U JPH0586929U JP H0586929 U JPH0586929 U JP H0586929U JP 2839592 U JP2839592 U JP 2839592U JP 2839592 U JP2839592 U JP 2839592U JP H0586929 U JPH0586929 U JP H0586929U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
electromagnet
rail
magnetic levitation
slider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2839592U
Other languages
English (en)
Inventor
忠男 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP2839592U priority Critical patent/JPH0586929U/ja
Publication of JPH0586929U publication Critical patent/JPH0586929U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は磁気浮上スライダを構成する部品
のうち、金属性部品以外のものをすべてフレーム内に収
納してガスが発散されるのを防止し得る磁気浮上スライ
ダを提供することを主要な特徴とする。 【構成】 上面が開放された箱形のフレーム13内に電
磁石11とギャップセンサ12をレール21に対向する
ように設け、フレーム13の開放面を非磁性の金属薄板
14で覆い、止ねじ15でフレーム13と電磁石11に
強固に固定し、電磁石11などから発生したガスをフレ
ーム13内に閉込めることにより、大気中に発散される
のを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は磁気浮上スライダに関し、特に、半導体製造産業などのクリーンル ーム内に設けられ、レール上を磁気浮上しながら半導体ウェハなどを搬送するよ うな磁気浮上スライダに関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
磁気浮上スライダは、敷設されたレールに対して、電磁石の磁気力により磁気 浮上しながら走行するものであり、完全非接触であるため、接触摩耗によるごみ が発生しないという特徴がある。しかしながら、現実的には、電磁石のコイルや プリント基板に実装された電子部品やバッテリなどが露出した状態でスライダ本 体に取付けられている。このため、電子部品などから有機性のガス(炭酸ガス) が発生し、シリコンウェハの表面で化学反応を起こし、皮膜を形成してしまうこ とがある。すなわち、シリコンと炭酸ガスが反応してシリコンウェハの表面にS iCの皮膜が形成されてしまう。この皮膜は洗浄しても容易に取除くことができ ない。
【0003】 それゆえに、この考案の主たる目的は、スライダ内に収納された電子部品や浮 上用電磁石のコイルなどから発生するガスがクリーンルーム内に発散されるのを 防止し得る磁気浮上スライダを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は敷設されたレールに対して磁気浮上しならが走行する磁気浮上スラ イダであって、その上面が開放された箱形のフレームと、フレーム内に、レール に対向して設けられ、レールとのギャップを検出するギャップセンサと、フレー ム内に、レールに対向して設けられ、フレームを磁気浮上させるための電磁石と 、フレームの開放面を覆い、レールとギャップセンサおよび電磁石との間を仕切 る非磁性金属薄板とを備えて構成される。
【0005】
【作用】
この考案に係る磁気浮上スライダは、フレーム内にギャップセンサや電磁石や 電子部品などを収納し、非磁性金属薄板でフレームの開放面を覆うようにしたの で、電磁石などから発生した有機ガスをフレーム内に閉込めることができ、大気 中に発散することはない。
【0006】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例の縦断面図である。図1を参照して、断面L字状の レール取付部22,22が1対対向して設けられ、それぞれの先端部には浮上用 レール21,21が下向きに取付けられている。
【0007】 スライダ1は上面が開放された箱形のフレーム13を含み、フレーム13内に は浮上用レール21,21のそれぞれに対向するように浮上用電磁石11,11 とギャップセンサ12,12が設けられている。フレーム13内の空間17には 、図示しないが制御用の電子回路が実装されたプリント基板やバッテリなどが収 納されている。フレーム13の上部の開放面には、非磁性の金属薄板14が取付 けられ、止ねじ15によってフレーム13および浮上用電磁石11の上面に強固 に固定される。なお、フレーム13の上部には、シリコンウェハなどが載置され る荷受台16が設けられている。
【0008】 上述のごとく、有機性ガスを発生する電磁石11やギャップセンサ12などを フレーム13内に収納し、その開放面を非磁性の金属薄板14で覆うことにより 、電磁石11などから発生した有機性ガスをフレーム13内に閉込めることがで き、有機性ガスがクリーンルームなどの大気中に発散することがない。
【0009】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、箱形のフレーム内にギャップセンサや電磁 石を収納し、フレームの開放面を非磁性金属薄板で覆うようにしたので、電磁石 などから発生した有機ガスをフレーム内に閉込めることができ、大気中に発散さ れるおそれをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 スライダ 11 電磁石 12 ギャップセンサ 13 フレーム 14 金属薄板 15 止ねじ 16 荷受台 21 浮上用レール 22 レール取付部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 敷設されたレールに対して磁気浮上しな
    がら走行する磁気浮上スライダにおいて、 その上面が開放された箱形のフレームと、 前記フレーム内に、前記レールに対向して設けられ、前
    記レールとのギャップを検出するギャップセンサと、 前記フレーム内に、前記レールに対向して設けられ、前
    記フレームを磁気浮上させるための電磁石と、 前記フレームの開放面を覆い、前記レールと前記ギャッ
    プセンサおよび前記電磁石との間を仕切る非磁性金属薄
    板とを備えた、磁気浮上スライダ。
JP2839592U 1992-04-28 1992-04-28 磁気浮上スライダ Pending JPH0586929U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2839592U JPH0586929U (ja) 1992-04-28 1992-04-28 磁気浮上スライダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2839592U JPH0586929U (ja) 1992-04-28 1992-04-28 磁気浮上スライダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0586929U true JPH0586929U (ja) 1993-11-22

Family

ID=12247475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2839592U Pending JPH0586929U (ja) 1992-04-28 1992-04-28 磁気浮上スライダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0586929U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6331940A (ja) * 1986-07-28 1988-02-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 磁気浮上移送装置
JPS63194502A (ja) * 1987-02-04 1988-08-11 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd 磁気浮上搬送装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6331940A (ja) * 1986-07-28 1988-02-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 磁気浮上移送装置
JPS63194502A (ja) * 1987-02-04 1988-08-11 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd 磁気浮上搬送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0648698A4 (en) MAGNETIC EFFECT FLOATING TRANSPORT DEVICE.
TW358221B (en) Etching apparatus for manufacturing semiconductor devices
JP6440740B2 (ja) 物体を保持、位置決めおよび/または移動させるための装置
JPH0586929U (ja) 磁気浮上スライダ
JPH06179524A (ja) 磁気浮上真空搬送装置
JP2569374Y2 (ja) 磁気浮上スライダ
JPH0586931U (ja) 磁気浮上スライダ
JPH0586932U (ja) 磁気浮上スライダ
JPH0638427Y2 (ja) 磁気浮上型ウエハ搬送装置
JPS58126978A (ja) 基板の保持装置
JPS6118305A (ja) 搬送装置
JP4215899B2 (ja) 静圧直線案内装置
JPS6146756A (ja) クリーンルームなどに用いる搬送装置
JPH0662574U (ja) 電気機器収納用箱体の運搬装置
JPH07117849A (ja) 磁気浮上搬送装置
JPS63225718A (ja) 平面ベアリング
JPH0438679B2 (ja)
JPH0712346Y2 (ja) 磁気浮上装置
JPS6231304A (ja) 磁気浮上走行装置
JPH04298418A (ja) 磁気浮上搬送装置
JPH07108159A (ja) 搬送装置
JPH054718A (ja) 磁気浮上搬送装置
JP2007127281A (ja) 直線案内軸受装置
JPH03218095A (ja) 半導体素子の位置決め装置
JPH04171841A (ja) 自走式搬送台車

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980428