JPH0712346Y2 - 磁気浮上装置 - Google Patents

磁気浮上装置

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Publication number
JPH0712346Y2
JPH0712346Y2 JP4736892U JP4736892U JPH0712346Y2 JP H0712346 Y2 JPH0712346 Y2 JP H0712346Y2 JP 4736892 U JP4736892 U JP 4736892U JP 4736892 U JP4736892 U JP 4736892U JP H0712346 Y2 JPH0712346 Y2 JP H0712346Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic levitation
rail
magnet
electromagnet
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4736892U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH068344U (ja
Inventor
要輔 高場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、磁気浮上装置に関し、
特に、電磁石上に設けられた永久磁石の損傷を防止する
ための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の磁気浮上
装置としては種々あるが、その中で代表的なものについ
て述べると、例えば、図2で示す特開昭64−30406号
公報に開示された構成を開示することができる。すなわ
ち、図2において符号1で示されるものは天井である固
定部2に取付けられたレールであり、このレール1の下
方位置には、図示しない吊下げ手段を介してこの固定部
2に移動自在に吊下げられた台車3を有する電磁石4が
位置している。
【0003】前記電磁石4の励磁コイル5を有するヨー
ク6の一対の上部6a,6b上には、互いに極性の異な
る永久磁石7a,7bが設けられており、これらの電磁
石4と永久磁石7a,7bにより磁気浮上用マグネット
10が構成されている。従って、前述の構成においてこ
の磁気浮上用マグネット10がレール1に及ぼす吸引力
により前記搬送台車3を浮上させ、搬送台車3はレール
1から浮上した状態で自在に搬送できる。なお、図2に
おいては、この搬送台車3を移動させるためのリニアモ
ータ構造は省略している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の磁気浮上装置
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、電磁石のヨークに設けられ
た永久磁石が露出していたため、この電磁石がレールに
強く吸引されたような場合、永久磁石が直接レールに衝
突することになり、永久磁石の破損となり、磁気浮上装
置全体の磁気特性に悪影響を与えることになっていた。
【0005】本考案は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、電磁石上に設けられた永久
磁石の損傷を防止するようにした磁気浮上装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案による磁気浮上装
置は、永久磁石と電磁石を併用した磁気浮上用マグネッ
トを搬送台車に取付け、前記磁気浮上用マグネットがレ
ールに及ぼす吸引力により前記搬送台車を浮上させるよ
うにした磁気浮上装置において、前記永久磁石上に設け
られた磁性体カバーと、前記永久磁石と磁性体カバーの
周面に設けられ非磁性体からなる非磁性外周カバーとを
備えた構成である。
【0007】
【作用】本考案による磁気浮上装置においては、電磁石
を励磁することにより磁気浮上用マグネットがレールに
及ぼす吸引力により搬送台車を浮上させ、リニアモータ
(図示せず)に通電することにより、磁気浮上用マグネ
ットはレールと一定の距離を保ちつつ吊下げられた状態
で自在に搬送される。また、磁気浮上用マグネットの吸
引力が強すぎて、永久磁石がレールに衝突するような場
合、永久磁石の上に設けられた磁性体カバーが損傷を受
けるのみで、永久磁石の損傷を防止することができる。
そのため、常に安定した搬送台車の浮上走行を得ること
ができる。
【0008】
【実施例】以下、図面と共に本考案による磁気浮上装置
の好適な実施例について詳細に説明する。なお、従来例
と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。図
1は本考案による磁気浮上装置を示す横断面図である。
図1において符号1で示されるものは天井である固定部
2に取付けられたレールであり、このレール1の下方位
置には、図示しない吊下げ手段を介してこの固定部2に
移動自在に吊下げられた台車3を有する電磁石4が位置
している。
【0009】前記電磁石4の励磁コイル5を有するヨー
ク6の一対の上部6a,6b上には、互いに極性の異な
る永久磁石7a,7bが設けられており、この各永久磁
石7a,7b上には、これらの永久磁石7a,7bと同
じ平面形状を有する磁性体からなる磁性体カバー11
a,11bが載置して設けられている。
【0010】前記ヨーク6の上部6a,6bには、非磁
性体からなる一対の非磁性外周カバー12a,12bが
設けられ、これらの各非磁性外周カバー12a,12b
により、前記各磁性体カバー11a,11b及び各永久
磁石7a,7bの外周が包囲されて保護されている。
【0011】従って、前述の構成において、この電磁石
4を励磁することにより、磁気浮上用マグネット10が
レール1に及ぼす吸引力により搬送台車3を浮上させ、
リニアモータ(図示せず)に通電することにより、磁気
浮上用マグネット10はレール1と一定の距離を保ちつ
つ吊下げられた状態で自在に搬送される。
【0012】また、磁気浮上用マグネット10の吸引力
が強すぎて、永久磁石7a,7bがレール1に衝突する
ような場合でも、各永久磁石7a,7b上に設けられた
磁性体カバー11a,11bが衝突し、永久磁石7a,
7bの損傷を防止することができる。
【0013】また、この永久磁石7a,7b及び磁性体
カバー11a,11bは、非磁性外周カバー12a,1
2bが設けられているため、電磁石4からの脱落が効果
的に防止されている。
【0014】
【考案の効果】本考案による磁気浮上装置は、以上のよ
うに構成されているため、次のような効果を得ることが
できる。すなわち、ヨーク上には非磁性外周カバーで保
護された磁性体カバーが設けられているため、磁気浮上
用マグネットがレールと衝突したような場合でも、永久
磁石の損傷を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による磁気浮上装置を示す断面構成図で
ある。
【図2】従来の磁気浮上装置を示す断面構成図である。
【符号の説明】
1 レール 3 搬送台車 4 電磁石 7a,7b 永久磁石 10 磁気浮上用マグネット 11a,11b 磁性体カバー 12a,12b 非磁性外周カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石(7a,7b)と電磁石(4)を併用した
    磁気浮上用マグネット(10)を搬送台車(3)に取付け、前
    記磁気浮上用マグネット(10)がレール(1)に及ぼす吸引
    力により前記搬送台車(3)を浮上させるようにした磁気
    浮上装置において、前記永久磁石(7a,7b)上に設けられ
    た磁性体カバー(11a,11b)と、前記永久磁石(7a,7b)と磁
    性体カバー(11a,11b)の周面に設けられ非磁性体からな
    る非磁性外周カバー(12a,12b)とを備えたことを特徴と
    する磁気浮上装置。
JP4736892U 1992-07-07 1992-07-07 磁気浮上装置 Expired - Lifetime JPH0712346Y2 (ja)

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JP4736892U JPH0712346Y2 (ja) 1992-07-07 1992-07-07 磁気浮上装置

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Publication Number Publication Date
JPH068344U JPH068344U (ja) 1994-02-01
JPH0712346Y2 true JPH0712346Y2 (ja) 1995-03-22

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ID=12773171

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