JPH0586678U - 貨物自動車のリフタにおける安全装置 - Google Patents

貨物自動車のリフタにおける安全装置

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JPH0586678U
JPH0586678U JP9936391U JP9936391U JPH0586678U JP H0586678 U JPH0586678 U JP H0586678U JP 9936391 U JP9936391 U JP 9936391U JP 9936391 U JP9936391 U JP 9936391U JP H0586678 U JPH0586678 U JP H0586678U
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JP
Japan
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platform
sliding arm
posture
lock
guide
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Pending
Application number
JP9936391U
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English (en)
Inventor
和生 青山
和幸 水野
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リフタのプラットフォームを自動的に折りた
たむ機構のロック状態をプラットフォームの折りたたみ
毎に積極的に解除する。 【構成】 1対の昇降ランナ5に連結されたプラットフ
ォーム6にはポスト3に固定された転向ガイド9に当接
可能な横倒姿勢と当接不能な起立姿勢とに転換可能で、
横倒姿勢ではプラットフォーム6の上昇中に転向ガイド
9に摺動してプラットフォーム6とともに傾動する摺動
アーム10と、この摺動アーム10を横倒状態でロック
するロック位置とロック解除位置とへ進退動可能なロッ
ク部材18とを取付け、昇降ランナ5にはプラットフォ
ーム6の折りたたみ行程の経端付近でほぼ直立姿勢のロ
ック部材18に摺接するリターンガイド19を取付け、
プラットフォーム6の折りたたみが完了するまでにロッ
ク部材18をリターンガイド19によってロック位置か
らロック解除位置へ退動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は荷役作業に使用される貨物自動車のリフタにおいて、プラットフォ ームを自動的に折りたたむときの誤操作を防止するようにした安全装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
貨物自動車のリフタのプラットフォームを自動的に折りたたむに際し、従来で は例えばプラットフォームから突出した状態でロックされるアームをプラットフ ォームの上昇時に障害物に当接させることによってプラットフォームを上昇させ ながら上方へ傾動させて折りたたむ方法が採用されていた。 なお、プラットフォームの自動折りたたみを不能にする自動解除機構を備えた リフト装置としては例えば実開昭59−155236号公報がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来方法ではアームをプラットフォームから突出させた状態でロックして プラットフォームを上昇させながら折りたたみ、次に、プラットフォームを展開 して下降させてから、プラットフォームを積荷作業のために再び上昇させる場合 にアームのロックを解除する操作を忘れると、プラットフォームがその上に積荷 を載せた状態で折りたたまれるので、積荷が横転する不具合がある。 本考案の課題は上記問題点を解消してプラットフォームを折りたたむ毎にプラ ットフォームを折りたたむ機構のロック状態を自動的に解除するようにした貨物 自動車のロフタにおける安全装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の貨物自動車のリフタにおける安全装置は昇降動可能に並設された1対 の昇降ランナに傾動可能で水平状の展開および直立状の折りたたみ可能に連結さ れたプラットフォームには前記昇降ランナの昇降路の近傍に設置された転向ガイ ドに当接可能な姿勢と当接不能な姿勢とに転換可能で、前記転向ガイドに当接可 能な姿勢では前記プラットフォームの上昇行程の途中で前記転向ガイドに摺動し て前記プラットフォームとともにその折りたたみ方向へ傾動する摺動アームと、 この摺動アームを前記転向ガイドに当接可能な姿勢でロックするロック位置とそ のロック状態を解除するロック解除位置とへ進退動可能なロック部材とを取付け 、前記昇降ランナには前記プラケットフォームの折たたみが完了するまでに前記 ロック部材に摺接して前記ロック部材を前記ロック位置からロック解除位置へ退 動させるリターンガイドを取付けた構成を有する。
【0005】
【作用】
昇降動可能な昇降ランナに連結されたプラットフォームに取付けた摺動アーム を前記昇降ランナの昇降路の近傍に設置された転向ガイドに当接可能な姿勢に転 換させてロック位置へ進動したロック部材によってロックした状態でプラットフ ォームが上昇すると、前記摺動アームが前記転向アームに摺動してプラットフォ ームとともに折りたたみ方向へ傾動する。プラットフォームの折りたたみが完了 するまでに前記ロック部材が前記昇降ランナに取付けたリターンガイドに摺動し てこのリターンガイドによって前記ロック位置からロック解除位置へ積極的に退 動し、前記摺動アームのロック状態がプラットフォームの折りたたみが完了する 毎に自動的に解除される。
【0006】
【考案の効果】
本考案は前記したように構成してあるので、プラットフォームの折りたたみが 可能な状態でロックされた摺動アームのロック状態をプラットフォームを折りた たむ毎に自動的に解除することができ、ロック解除操作を忘れたために積荷が積 載された状態でプラットフォームが誤って折りたたまれる誤操作を的確に防止し て積荷作業の安全性を高めることができる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の1実施例を図面にしたがって説明する。 貨物自動車の荷台Aの後端に組付けられたリフタ1において、荷台Aの後端に は左右並行状に垂立された1対のコラム2が固定されるとともに、この両コラム 2には左右並行状に垂立されて図示しない油圧シリンダによって同期的に駆動さ れるポスト3がそれぞれ昇降動可能に結合されている。両コラム2にはポスト3 に接触回転してポスト3を案内する適数対のガイドローラ4が取付けられている 。
【0008】 片側(本例では前方に向って右側)のポスト3の下端付近の内側面には前記油 圧シリンダに図示しないチェーンを介して連接されたブラケット8が取着され、 このブラケット8の上端には内方へ突出された転向ガイド9が前下り姿勢で一体 状に取付けられている。転向ガイド9の下側面にはほぼ円弧面状に湾曲されたガ イド面9aが形成されている。
【0009】 両ポスト3には横断面がT形状の基部5aと、この基部5aの外側面に固着さ れた左右1対のヒンジ部5bとをそれぞれ有し、昇降動可能に並設されてポスト 3の昇降動作に連動して昇降する左右1対の昇降ランナ5がそれぞれガイドロー ラ5cを介してスライド可能に結合され、この両昇降ランナ5の下端には積荷が 積載されるプラットフォーム6がヒンジ部5bに横架された左右1対の支軸7を 介して回動可能で水平状の展開および直立状の折りたたみ可能に連結され、この プラットフォーム6は積荷作業時には展開されて荷台1のフロア面に整合される 位置と接地位置とへ昇降し、格納時には上昇端で折りたたまれる。
【0010】 両ポスト3が昇降すると、両昇降ランナ5が両ポスト3の昇降ストロークより 長いストロークで両ポスト3の昇降速度より速い速度で両ポスト3に連動して昇 降し、また、両ポスト3が上昇端へ上昇して停止した後で両昇降ランナ5がさら に上昇端まで上昇する。
【0011】 プラットフォーム6の基端部付近の図示右端に取着されたベース20にはプラ ットフォーム6の幅方向に沿って延出された軸部11と、この軸部11に基端部 が直交状に連結されたアーム部12と、このアーム部12の先端部に回転可能に 軸支されたフォロアローラ13とを有し、プラットフォーム6の展開時に、起立 姿勢と横倒姿勢とに転換可能な摺動アーム10が設置されている。
【0012】 摺動アーム10の軸部11の外端には摺動アーム10が横倒したときに横向き となるように形成されたロック孔11aが貫設されるとともに、軸部11には摺 動アーム10を戻り弾発力によって摺動アーム10が起立する方向へ付勢するス プリング14が外嵌されている。このスプリング14の内端はプラットフォーム 6に固定されて軸部11の内端部が貫挿された軸受け15に係止され、スプリン グ14の外端は軸部11の中央部付近に係止されている。
【0013】 摺動アーム10のアーム部12の中央部付近には摺動アーム10を横倒したと きにベース206に形成した当り面20aに当接してアーム部の傾倒端を規定す るストッパ12aが横出されている。
【0014】 摺動アーム10のフォロアローラ13はプラットフォーム6が展開されて両ポ スト3および両昇降ランナ5が下降端へ下降した状態で摺動アーム10を横倒さ せたときにフォロアローラ13が前記転向ガイド9の直下へ進出して摺動アーム 10がプラットフォーム6の上昇行程の途中で転向ガイド9に当接し、摺動アー ム10を起立させたときにフォロアローラ13が転向ガイド9の直下から後方へ 退避して摺動アーム10が転向ガイド9から離れるように配設され、摺動アーム 10は転向ガイド9に当接不能な姿勢と、転向ガイド9に当接可能な姿勢とに転 換される。
【0015】 プラットフォームが展開された状態で両ポスト3および両昇降ランナ5が下降 端から上昇し、両ポスト3が上昇端へ上昇して停止してから両昇降ランナ5およ びプラットフォーム6がさらに上昇すると、その上昇行程の途中で摺動アーム1 0のフォロアローラ13が転向ガイド9に当接してそのガイド面9aに沿って転 動し、摺動アーム10が支軸7の軸心7aを中心としてプラットフォーム6とと もに折りたたみ方向へ徐々に傾動し、両昇降ランナ5が上昇端へ上昇したときに は摺動アーム10が直立してプラットフォーム6が直立姿勢で折りたたまれる。
【0016】 摺動アーム10の軸部11の外端付近に対向してベース20に取付けられたケ ース状のガイド部材17内には摺動アーム10を転向ガイド9に当接可能な横倒 姿勢でロックするロック位置と、このロック状態を解除するロック解除位置とへ 進退動して摺動アーム10を係止および解放するロック部材18が軸部11と直 交する方向へのスライド可能に嵌挿されている。
【0017】 ロック部材18はプラットフォーム6の展開および折りたたみに伴ってプラッ トフォーム6とともに水平姿勢および直立姿勢に転換され、水平姿勢で進動した ロック部材18が無負荷状態で直立したときにはロック部材18が自重で退動端 へ落下する。
【0018】 ロック部材18の先端部には軸部11のロック孔11a内に脱出可能に挿入さ れて軸部11の回転を阻止するピン状の係止部18aが形成され、ロック部材1 8の基端部にはガイド部材17の上板にロック部材18の進退動方向に沿って長 孔状に貫設された通し孔17aを貫通して突出された軸付円盤状のノブ18bが 形成されている。
【0019】 プラットフォーム6の展開時に起立姿勢の摺動アーム10を手で押し倒して横 倒姿勢に転換させてから、ロック部材18のノブ18bを手で押動してロック部 材18をロック位置へ進動させると、ロック部材10の係止部18aが軸部11 のロック孔11a内へ突入して摺動アーム10が横倒姿勢でロックされる。ロッ ク部材18の係止部18aがロック孔11a内から脱出してロック部材18がロ ック解除位置へ退動したときには摺動アーム10のロック状態が解除されて摺動 アーム10がスプリング14の弾発力によって復帰傾動し、起立姿勢に転換され る。
【0020】 右側の昇降ランナ5のヒンジ部5bの内側面にはロック部材18が支軸7の軸 心7aを中心としてプラットフォーム6とともに傾動する傾動軌跡のうち、ロッ ク部材18がほぼ直立姿勢となる位置に対向して三角形板状のリターンガイド1 9が一体状に取付けられ、このリターンガイド19の下側面には後方へ上傾状に 傾斜し、プラットフォーム6の折りたたみ行程の終端付近でロック部材18が摺 接するガイド面19aが形成されている。
【0021】 プラットフォーム6の折りたたみに際し、ロック部材18が支軸7を支点とし て傾動して直立姿勢に転換される以前で、プラットフォーム6の折りたたみが完 了するまでにロック部材18の一部がリターンガイド19のガイド面19aに摺 接したリターンガイド19によって押下げられ、プラットフォーム6が折りたた まれた時点ではロック部材18の係止部18aが軸部11のロック孔11a内か ら脱出してロック部材18がロック位置からロック解除位置へ退動し、プラット フォーム6の折りたたみが完了するまでに摺動アーム10のロック状態が積極的 に解除される。
【0022】 折りたたみ状態のプラットフォーム6が展開されたときにはロック状態が解除 された摺動アーム10が自動的に起立姿勢に転換される。
【0023】 続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明する。 本例では昇降動可能に並設された1対の昇降ランナ5に傾動可能で水平状の展 開および直立状の折りたたみ可能に連結されたプラットフォーム6にはポスト3 に固定されて昇降ランナ5の昇降路の近傍に設置された転向ガイド9に当接可能 な姿勢と当接不能な姿勢とに転換可能で、転向ガイド9に当接可能な姿勢ではプ ラットフォーム6の上昇行程の途中で転向ガイド9に摺動してプラットフォーム 6とともにその折りたたみ方向へ傾動する摺動アーム10と、この摺動アーム1 0を転向ガイド9に当接可能な姿勢でロックするロック位置とそのロック状態を 解除するロック解除位置とへ進退動可能なロック部材18とを取付け、昇降ラン ナ5にはプラケットフォーム6の折たたみが完了するまでにロック部材18に摺 接してロック部材18を前記ロック位置からロック解除位置へ退動させるリター ンガイド19を取付けてある。
【0024】 このため、プラットフォーム6の折りたたみが可能な状態でロックされた摺動 アーム10のロック状態をプラットフォーム6を折りたたむ毎に自動的に解除す ることができ、ロック解除操作を忘れたために積荷が積載された状態でプラット フォーム6が誤って折りたたまれる誤操作を的確に防止して積荷作業の安全性を 高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を要す要部の平面図である。
【図2】図1のX−X線矢視図である。
【図3】リフタの斜視図である。
【図4】ロック機構の斜視図である。
【図5】ロック機構のロック解除動作を説明する要部の
側面図である。
【符号の説明】
5 昇降ランナ 6 プラットフォーム 9 転向ガイド 10 摺動アーム 18 ロック部材 19 リターンガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降動可能に並設された1対の昇降ラン
    ナに傾動可能で水平状の展開および直立状の折りたたみ
    可能に連結されたプラットフォームには前記昇降ランナ
    の昇降路の近傍に設置された転向ガイドに当接可能な姿
    勢と当接不能な姿勢とに転換可能で、前記転向ガイドに
    当接可能な姿勢では前記プラットフォームの上昇行程の
    途中で前記転向ガイドに摺動して前記プラットフォーム
    とともにその折りたたみ方向へ傾動する摺動アームと、
    この摺動アームを前記転向ガイドに当接可能な姿勢でロ
    ックするロック位置とそのロック状態を解除するロック
    解除位置とへ進退動可能なロック部材とを取付け、前記
    昇降ランナには前記プラケットフォームの折たたみが完
    了するまでに前記ロック部材に摺接して前記ロック部材
    を前記ロック位置からロック解除位置へ退動させるリタ
    ーンガイドを取付けたことを特徴とする貨物自動車のリ
    フタにおける安全装置。
JP9936391U 1991-11-05 1991-11-05 貨物自動車のリフタにおける安全装置 Pending JPH0586678U (ja)

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