JPH0586665B2 - - Google Patents

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JPH0586665B2
JPH0586665B2 JP58201428A JP20142883A JPH0586665B2 JP H0586665 B2 JPH0586665 B2 JP H0586665B2 JP 58201428 A JP58201428 A JP 58201428A JP 20142883 A JP20142883 A JP 20142883A JP H0586665 B2 JPH0586665 B2 JP H0586665B2
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semiconductor
single crystal
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crystal semiconductor
insulator
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/12Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being other than a semiconductor body, e.g. an insulating body

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、基板上の非単結晶半導体を用いた縦
チヤネル型の積層型の相補絶縁ゲイト型半導体装
置(以下IGFという、相補型IGFはC/IGFとい
う)に関する。
本発明は絶縁性基板上の第1の導電性電極、第
1の半導体、第2の半導体または絶縁体、第3の
半導体および第2の導電性電極よりなる5層に積
層された積層体の2つの側周辺に、さらにチヤネ
ルを形成する第4の非単結晶半導体を設け、その
それぞれの側周辺を用いて一方をPチヤネル型
IGF(以下PIGFという)および他方をNチヤネル
IGF(以下NIGFという)を設けることを目的と
する。
本発明は1つの積層体を用いつつもその一方の
導電性電極を互いに共通にせしめることにより、
C/IGFを直列に連結してインバータ構成とせし
め、また、C/IGFを並列に連結し、その双方の
電極を共通して設けることによりスイツチを構成
せしめて、1つの積層体でありながらC/IGF構
成せしめたことを特徴としている。
従来、単結晶珪素を用いた相補型の絶縁ゲイト
型電界効果半導体装置(以下C/MOSともいう)
が知られている。
その一例を第1図に示す。
図面より明らかなごとく、N型の単結晶シリコ
ン基板1にPウエル94を設け、埋置したフイー
ルド絶縁物93によりアイソレイシヨンをしてN
チヤネルMOS.FET52、PチヤネルMOS.FET
51がそれぞれソース13′,13、ドレイン1
5′,15、ゲイト電極41,40として設けら
れた場合を示している。
かかるC/MOSの集積回路ICは、横チヤネル
型であり、電気的には3つのダイオード90,9
1,92によるアイソレイシヨンがなされてい
る。
この3つのダイオードを有せしめるため、アイ
ソレイシヨンの面積が大きくなつてしまい、同一
チヤネル型2つのIGFに必要な面積の1.8〜2.5倍
もの面積を必要としてしまつた。
これはこの半導体が単結晶であるためであり、
どうしても避けることができない欠点である。そ
のため、ラツチアツプ現象等のトラブルが発生し
てしまつた。
しかし、半導体としてこの単結晶半導体ではな
く、アモルフアス珪素を含む非単結晶半導体を用
いると、かかるアイソレイシヨンは実質的に不要
となり、その概念を変えることができることを本
発明人は見いだした。
本発明は、非単結晶半導体であつて、かつC/
IGF(積層型の縦チヤネルであるため、従来の横
チヤネル単結晶半導体で用いられるMOS.FETの
装置と区別してここではIGFという)であるにも
かかわらず、アイソレイシヨン用のウエル(第1
図94)を設けることなく、同一積層体であるに
もかかわらず、C/IGFを得ることができた。
即ち、非単結晶半導体においては、形成された
半導体膜の厚さの20倍以上あればそれを完全に絶
縁体として取り扱うことができる。即ちP.I.Nの
厚さがそれぞれ0.1μ、1μ、0.1μあると、その巾が
2μ、20μ、2μ以上は実質的に絶縁体として取り扱
うことができる。
このため、従来の単結晶半導体を用いてC/
MOSとはまつたく異なるセル面積の小さいC/
IGFを本発明において設けることができた。
本発明は、2つのIGMを同一積層体内に対構
成せしめて、このアイソレイシヨンおよびIGF配
線に必要な面積を少なくさせたことを特長として
いる。即ち、単結晶のC/MOSに比べて、アイ
ソレイシヨンに特に面積を必要としない。さらに
縦チヤネル型とすることにより、第4の半導体で
あるチヤネル形成領域を構成する半導体は、水素
または弗素が添加された珪素を主成分とする非単
結晶半導体を用いている。さらに非単結晶半導体
であり、この単結晶半導体に比べてキヤリア移動
度が小さいという欠点を有する。そのため、本発
明は第2の半導体または絶縁体の膜厚を1μまた
はそれ以下とし、その結果第4の半導体に形成さ
れるチヤネルを短チヤネルとし、10MHz以上のカ
ツトオフ周波数を有せしめた。
かくすることによつて、本発明をその設計仕様
に基づいて組み合わせることにより、ブラウン管
に代わる平面テレビ用の固体表示装置の周辺回路
等への応用回路を作ることができた。
第2図および第3図は、本発明を実施するため
の積層型IGFの縦断面図の製造工程を示したもの
である。
この図面はPIGF51,54とNIGF52,5
3の2つのIGFを1つの積層体に作製する製造例
を示すが、特に図面ではC/IGFを直列に連結し
たインバータ10′、並列に連結したスイツチ1
0をそれぞれ左領域、右領域に示す。さらに集積
度を向上させる場合も同一プロセスで作製が可能
である。
第2図Aにおいて、絶縁基板例えば石英ガラス
またはホウ珪酸のガラス基板1上に酸化スズ、
TiSi2、W、Cr等の第1の導電膜2を下側電極、
リードとして設けた。この実施例ではCrを主成
分とする導電膜を0.2μの厚さに形成している。こ
れに選択エツチを第1のマスクを用いて施し
た。さらにこの上面にPまたはN型の導電型を有
する第1の非単結晶半導体(ここではP型とす
る)3(以下単にS1という)を100〜3000Åを公
知のPCVCD法により形成した。この後、フオト
レジスト71を第2のマスクを用い、PIGFの
領域上に形成した。さらにN型の非単結晶半導体
3′を200〜1000Åの厚さに作製した。図面ではP
型半導体3はSixC1-x(0<x<1例えばx=0.1)
とし、N型の半導体3′は微結晶半導体とした。
この後、半導体3′の下側のレジストを超音波を
用いて溶去した。するとこのレジスト上のN型半
導体も同時にリフトオフされ、除去することがで
きた。かくして第2図Cに示すごとく、第2の半
導体3,3′であるP型半導体3、N型半導体
3′を概略同一平面をなして第1の電極2上に形
成させることができた。そして71のアイソレイ
シヨン領域に10MΩ以上の信頼性を有せしめるこ
とができた。さらに、第2の半導体または絶縁体
4(以下単にS2という)(0.3〜3μ)をPCVD法に
より積層した。
ここではSi3N4-x(0x<4)とした。即ち、
x=0では絶縁体に、0<x<4では半導体また
半絶縁体となる。さらに再び微結晶のN型半導体
5′を200〜1000Åの厚さに形成し、同様のリフト
オフプロセスを用い第3のマスクを用いて実施
した。次に第1の半導体と同一導電型を有する第
3の半導体5(以下単にS3という)(200Å〜
0.2μ)を積層(スタツク即ちSという)して設け
た。そして第3の半導体S3もP型半導体5、N
型半導体5′を同一平面に選択的に作製すること
ができた。この積層により、領域51,54は
PIP構造(Iは絶縁体または真性半導体)を有せ
しめ、また領域52,53はNIN接合を有せし
めた。
第3図Aにおいて、半導体5,5′の上面に
ITO(酸化インジユーム・スズ)、MoSi2、TiSi2
WSi2、W、Ti、Mo等の耐熱性金属の第2の導
体6、ここではCrを電子ビーム法により0.2μの厚
さに積層した。次にこの第2の導体のうち積層体
50,50′を設けるための不要部分を第4のフ
オトマスクを用いて除去した。
さらに積層上にLP CVD法(減圧気相法)、
PCVD法または光CVD法により0.3〜1μの厚さに
酸化珪素膜7を形成した。PCVD法の場合はN2
OとSiH4との反応を250℃で行わしめた。
この第1、第3の半導体のN,P層をN+Nま
たはP+PとしてN+NINN+,P+PIPP+(Iは絶縁
体または真性半導体)としてPまたはNと第1、
第2の電極との接触抵抗を下げることは有効であ
つた。
かくのごとくにして、第1の導体、第1の半導
体、第2の半導体または絶縁体、第3の半導体、
第2の導体を層状に形成して得た。
次に第3図Bに示すごとく、マスクを用いて
それぞれの絶縁体7,導体6およびS1,S2,
S3を選択エツチング法により除去し、積層体5
0,50′を形成した。即ち、積層体50,5
0′におけるそれぞれの第2の導体16,26お
よびブロツク10′,10において、S1,S2,S3
を互いに概略同一形状に形成して設けた。これら
はすべて同一マスクでマイクロ波(2.45GHz)
の異方性プラズマ気相エツチ法を用いた。エツチ
用気体はCF4,HFまたはCF4+O2の混合気体を
用いた。圧力は0.1〜0.5torr出力200wとして、エ
ツチ速度200Å/分とした。
かくして1つのブロツク内にS1,S3において
選択的にP型半導体とN型半導体とを形成させる
ことができた。そしてこれらはともに同一表面を
有せしめることができた。
この後、これら積層体50′即ちブロツク1
0′における第1の導体12,12′、S1 1
3,13′、S2 14、S3 15,15′、第
2導体16およびブロツク10における第1の導
体22、S1 23,23′、S2 24、S3 2
5,25′、第2の導体26を覆つてチヤネル形
成領域を構成する真性またはPまたはN型の非単
結晶半導体を第4の半導体35として積層させ
た。この第4の半導体35は、基板上にシランの
グロー放電法(PCVD法)、光CVD法、LT CVD
法(HOMO CVD法ともいう)を利用して、室
温〜500℃の温度例えばPCVD法における250℃、
0.1torr、30W、13.56MHzの条件下にて設けたも
ので、非晶質(アモルフアス)または半非晶質
(セミアモルフアス)または多結晶構造の非単結
晶珪素半導体を用いている。本発明においては水
素または弗素が添加されたアモルフアスまたはセ
ミアモルフアスの珪素半導体を中心として示す。
さらに、その上面に同一反応炉にて、第4の半
導体表面を大気に触れさせることなく窒化珪素膜
34を光CVD法にてシラン(ジシランでも可)
とアンモニアとを水銀励起法の気相反応により作
製し、厚さは300〜2000Åとした。
この絶縁膜は13.56MHz〜2.45GHzの周波数の電
磁エネルギにより活性化した窒素またはアンモニ
ア雰囲気に100〜400℃浸して固相−気相反応の窒
素化珪素を形成してもよい。
また、PCVD法により窒化珪素を形成させても
よい。
するとS214,24の側周辺では、チヤネル
形成領域9,9′とその上のゲイト絶縁物34と
して構成させ得た。第4の半導体25はS1,S3
とはダイオード接合を構成させている。
この第4の半導体35(例えばP型の珪素)お
よびゲイト絶縁物34を最初領域52,53に対
してのみ設け、さらに酸化珪素物マスクをして領
域51,54に他の第4の半導体(例えばN型の
珪素)および絶縁物を積層し、それぞれのブロツ
クに適した微量のP-またはN-型の不純物が添加
された半導体とすることは、1枚のマスクが増加
するがスレツシユホールド電圧の制御に関して有
効である。
第3図Bにおいて、さらに第6のマスクによ
り電極穴開けを行い、この後この積層体上の窒化
珪素膜24を覆つて第2の導電膜30を0.3〜1μ
の厚さに形成した。
この導電膜30はITO(酸化インジユーム・ス
ズ)のごとき透光性導電膜、TiSi2、MoSi2
WSi2、W、Ti、Mo等の耐熱性導電膜としても
よい。ここではN型の不純物の多量にドープされ
た珪素半導体をPCVD法で作つた。即ち、0.4μの
厚さにリンが1%添加され、かつ微結晶性(粒径
50〜300Å)の非単結晶半導体をPCVD法で作製
した。
この後、この上面に第7のマスクによりレジ
スト38,38′を形成した。
さらに第3図Cに示されるごとく、第7のフオ
トリソグラフイ技術により垂直方向よりの異方
性エツチを第5のフオトリソグラフイと同様に行
つた。即ち例えばCF2Cl2、CF4+O2、HF等の反
応性気体をマイクロ波にてプラズマ化し、さらに
このプラズマを基板の上方より加えた。すると導
体30は、平面上(上表面)は厚さ(0.4μ)をエ
ツチすると、この被膜は除去されるが、側面では
積層体の厚さおよび被膜の厚さの合計の2〜3μ
を垂直方向に有する。このため、図面に示すごと
き垂直方向よりの異方性エツチを行うと、破線3
9,39′のごとくにこれら導体をマスク38,
38′のある領域以外にも残すことができた。
その結果、第3図Cに示すごとく、積層体5
0,50′の側周辺のみに選択的にゲイト残存物
39,39′を設けることができた。さらに本発
明は、この残存物をゲイト電極40,41,4
2,43とし、第2の半導体16,26の上方に
は存在せず、結果として第2の半導体とゲイト電
極との寄生容量を実質的にないに等しくすること
ができた。
図面において、積層体50,50′の側周辺の
導体のうち、ゲイト電極およびそのリード40〜
43とする以外の他の側周辺の導体を第8のフオ
トマスクにより水平方向の気相エツチ法により
除去しそれぞれのゲイトを独立動作させた。
かくして第3図Cを得た。
第3図Cの平面図を第3図Aとして示す。また
その電気的等価回路を第4図Bに示す。図面より
明らかなごとく51,54はPIGF、52,53
はNIGFである。番号はそれぞれ第3図Cに対応
させている。
第4図A,Bおよび第3図Cにて明らかなごと
く、1つのブロツクに相対構成した2つのIGFを
C/IGFとして有している。ここでは4つのIGF
51〜54を有し、チヤネルを9,9′と4つを
有する。そしてブロツク10′はインバータ、ブ
ロツク10はスイツチ構成をなし、このためブロ
ツク10′においてはゲイト電極40,41は共
通し、積層体50′の側周辺を伝つて入力61に
連結している。出力64は上側より導出させてい
る。ドレイン電圧VDDは65、VSSは60に連結
している。ここで重要なことは第2図Cで71に
てVDD,VSSが非単結晶であるため、アイソレイ
シヨン領域を単結晶半導体のごとくに設けなくて
も絶縁されている点である。
また領域72においては下側の電極が設けられ
ていないため、ゲイト61によりチヤネルが0
「オン」になつても、上側の第2の導体64と第
1の導体60,65が電気的に絶縁されている。
即ち、72のアイソレイシヨン領域の存在によ
り、第1図に示すごときダイオードによるアイソ
レイシヨンが不要であるという非単結晶珪素の特
性を本発明のIGFは用いている。
即ち、本発明のC/IGFにおいては、第1の導
体を半導体S1〜S4が覆い、第2の導体と約20μ以
上の横方向のアイソレイシヨン領域72を設ける
ことにより、クロストーク、リークを除去するこ
とができる。これはIC化をする時の設計ルール
として重要である。
即ち、図面では2つのIGF51,52を対(ペ
ア)として設けることができる。これは2つの
IGFのチヤネル間の半導体または絶縁体が絶縁性
であり、20μ以上の巾をS1,S2,S3が有すれば数
十MΩの抵抗となり、実質的に独立構成をし得る
ためであり、その特性を利用することにより結晶
半導体とはまつたく異なつた縦チヤネル型の構造
を有せしめることができた。
本発明の第4の半導体25はアモルフアス珪素
を含む非単結晶半導体を用い、その中の不対結合
手の中和用に水素を用いており、その表面を大気
に触れさせることなくゲイト絶縁物を作製してい
る。さらにこの第4の半導体上にはフオトレジス
トをそのプロセス中に触れさせることがなく、特
性劣化がない。さらにこの半導体とPまたはNの
S1,S3とは十分ダイオード特性を有せしめるた
め、製造上の難点がまつたくないという他の特長
を有する。
かくしてブロツク10′においてはソースまた
はドレインをS113、チヤネル形成領域9′を有
するS435、ドレインまたはソースをS315,
15′により形成せしめ、チヤネル形成領域9′側
面にはゲイト絶縁物34、その外側面にゲイト電
極40,41′を設けた対を構成する積層型の
C/IGF51,52を作ることができた。
さらに第3図C、第4図Aにおいて、ブロツク
10はソースまたはドレインをS123,23′、
チヤネル形成領域9を有するS435、ドレイン
またはソースをS325,25′により形成せし
め、チヤネル形成領域9側面にはゲイト絶縁物3
4、その外側にゲイト電極42,43を用いて積
層型C/IGF53,54を作製した。この時第1
の導体22、第2の導体27は共に2つのIGFを
共通せしめ、C/IGFを並列連結させたスイツチ
構成とした。このためゲイト入力62,63、信
号の入力66または67、信号の出力67,66
として設けることができた。
さらに本発明のIGFにおいて、電子移動度がホ
ールに比べて5〜30倍もあるため、VLSIにおい
てこのC/IGFを一部に用い、さらに他部をNチ
ヤネル型動作とするのが好ましい。
例えば平面型デイスプレイ(固体表示装置)に
おけるマトリツクス構成をする絵素用のトランジ
スタはNIGFとし、その周辺部分はデコーダ、ド
ライバはC/IGFとしてその動作特性の向上、消
費電力の低減化を図ることがその代表的応用とし
て用い得る。
この発明において、チヤネル長はS214の厚
さで決められ、一般には0.1〜3μここでは1.0μと
した。かくのごとき短チヤネルのため非単結晶半
導体25の移動度が単結晶の1/5〜1/100し
かないにもかかわらず、10MHz以上のカツトオフ
周波数特性を双対のトランジスタに有せしめた。
かくして、C/IGFインバータとしてVDD
10VVSS=10V、動作周波数18.3MHzを得ることが
できた。
また逆方向リークは、第1図に示すようなS1
またはS3をSixC1-×(0<x<1 例えばx=0.2)
とすることにより、さらにS2をSi3N4-x(0x
<4)またはSixC1-x(0<x1)として絶縁物
化することにより、このS1、S3の不純物がS2に
流入することが少なくなり、このN−I接合また
はP−I接合のリークは逆方向に10Vを加えても
10nA/cm3以下であつた。これは単結晶の逆リー
クよりもさらに2〜3桁も少なく、非単結晶半導
体特有の物性を積極的に利用したことによる好ま
しいものであつた。さらに高温での動作におい
て、電極の金属が非単結晶のS1,S3にの混入し
て不良になりやすいため、この電極に密接した側
をSixC1-x(0<x<1例えばx=0.2)とした。
その結果150℃で1000時間動作させたが何等の動
作不良が1000素子を評価しても見られなかつた。
これはこの電極に密接してアモルフアス珪素のみ
でS1またはS3を形成した場合、150℃で10時間も
耐えないことを考えると、きわめて高い信頼性の
向上となつた。
以上の説明においては、チヤネル形成領域とし
て第4の半導体を用いた。しかし第2の半導体を
水素が添加された非単結晶珪素とし、この側表面
をしてチヤネル形成領域とすることも可能であ
る。
即ち、ゲイト絶縁物は第1、第2および第3の
半導体の側表面上に第2図と同様にして作製し
た。
そして一方がPIP接合を構成し、他方がNIN接
合とすることにより、C/IGFを作つた。
かかる構造とすることにより、第4の半導体を
積層する工程が減少する特長を有す。しかし第2
の半導体の表面は第5のマスクのエツチングによ
り大気等に触れるため、界面で再結合中心が多く
なり、周波数特性は3〜4MHzも下がつてしまつ
た。
以上の説明のごとく、本発明は積層型のIGFの
ため、従来のように高精度のフオトリソグラフイ
技術を用いることなく、基板特に絶縁基板上に複
数個のC/IGFを作ることが可能になつた。そし
てその応用として、イメージセンサ、液晶表示デ
イスプレイにまで発展させることが可能になつ
た。
本発明における非単結晶半導体は珪素、ゲルマ
ニユームまたは炭化珪素(SixC1-x 0<x<
1)、絶縁体は炭化珪素または窒化珪素を用いた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の相補型絶縁ゲイト型半導体装置
を示す。第2図および第3図は本発明の相補型積
層型絶縁ゲイト型半導体装置の工程を示す縦断面
図を示す。第4図は本発明構造の積層型絶縁ゲイ
ト型半導体の平面図および等価回路を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基板上に第1、第2の電極を有し、該第1、
    第2の電極上のそれぞれに、P型非単結晶半導体
    とN型非単結晶半導体が設けられると共に、両半
    導体は前記第1及び第2の電極との間で互いに接
    して第1の非単結晶半導体を構成しており、該第
    1の非単結晶半導体上に真性または実質的に真性
    の第2の非単結晶半導体または絶縁体を有し、該
    第2の非単結晶半導体または絶縁体上の前記P型
    非単結晶半導体上方にはP型非単結晶半導体、前
    記N型非単結晶半導体上方にはN型非単結晶半導
    体が設けられると共に、両半導体は前記第1及び
    第2の電極との間で互いに接して第3の非単結晶
    半導体を構成して設けられ、該第3の非単結晶半
    導体上には第3の電極が設けられ、前記第2の非
    単結晶半導体または絶縁体の両側部に真性または
    実質的に真性の第4の非単結晶半導体をチヤンネ
    ル形成領域を構成して設け、該第4の非単結晶半
    導体に接してゲイト絶縁膜とゲイト電極が設けら
    れた第1のPチヤネル型絶縁ゲイト型半導体装置
    と第2のNチヤネル型絶縁ゲイト型半導体装置を
    有することを特徴とする絶縁絶縁ゲイト型半導体
    装置。 2 特許請求の範囲第1項において、第1および
    第2の絶縁ゲイト型半導体装置における第1の電
    極または第2の電極の少なくとも一方は、共通の
    導体により連結されたことを特徴とする絶縁ゲイ
    ト型半導体装置。 3 特許請求の範囲第1項において、第1および
    第3の非単結晶半導体は、P型非単結晶半導体と
    N型非単結晶半導体とが概略同一平面を構成して
    設けられたことを特徴とする絶縁ゲイト型半導体
    装置。 4 特許請求の範囲第1項において、第2の非単
    結晶半導体または絶縁体はSi3N4-x(0≦x<4)
    またはSixC1-x(0≦x<1)を主成分としたこと
    を特徴とする絶縁ゲイト型半導体装置。
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