JPH0466004B2 - - Google Patents

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JPH0466004B2
JPH0466004B2 JP58198491A JP19849183A JPH0466004B2 JP H0466004 B2 JPH0466004 B2 JP H0466004B2 JP 58198491 A JP58198491 A JP 58198491A JP 19849183 A JP19849183 A JP 19849183A JP H0466004 B2 JPH0466004 B2 JP H0466004B2
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semiconductor
electrode
igf
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insulated gate
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Shunpei Yamazaki
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は基板上の絶縁ゲイト型半導体装置(以
下IGFという)特に非単結晶半導体を用いた縦チ
ヤネル型の積層型の絶縁ゲイト型半導体装置を用
いた固体表示装置に関する。
本発明は絶縁性基板上の第1の導電性電極、第
1の半導体、第2の半導体または絶縁体、第3の
半導体および第2の導電性電極よりなる5層に積
層された積層体の2つの側周辺に、さらにチヤネ
ルを形成する非単結晶半導体を設け、この積層体
の左側および右側の側周辺を用いて2つのIGFを
構成せしめ、その一方の電極より延在させた電極
を液晶部の一方の電極としたことを目的としてい
る。
本発明はかかる複合半導体装置をマトリツクス
構造に基板上に設け、固体表示装置である液晶表
示型のデイスプレイ装置に応用することを特徴と
している。
平面型の固体表示装置を設ける場合、平行な透
光性基板例えばガラス、プラスチツク板内に一対
の電極を設けてこの電極間に液晶を注入した液晶
の固体表示装置が知られている。
このためこの表示部を複数の絵素とし、このそ
れぞれ絵素には一つのIGFと、一つのストーレイ
ジキヤパシタと、一つの液晶部とを有せしめた。
そしてこの絵素ををマトリツクス構成させ、任
意の絵素をその周辺部に設けられたデコーダ、ド
ライバの論理回路により制御してオンまたはオフ
状態にするには、その絵素に対応したIGFおよび
インバータ、抵抗等を同一プロセス、同一構造で
作ることを必要としていた。そしてこのIGFに制
御信号を与えて、それに対応した絵素をオンまた
はオフさせたものである。
この液晶表示またはエレクトロクロミツク表示
素子はその等価回路としてキヤパシタ(以下Cと
いう)にて示すことができる。このためIGFとC
とを例えば2×2のマトリツクス構成せしめたも
のを第1図Aに示す。
第1図Aにおいて、マトリツクスの1個の番地
は1個のIGF10と2個のC31(即ち表示部と
してのC70とストーレイジ用のC34により1
個の絵素を構成させている。これを行に51,5
2(X方向)としてビツト線に連結し、他方、ゲ
イトを連結して列41,42(Y方向のワード)
を設けたものである。
すると、例えば51,41を「1」とし、5
2,42を「0」とすると、IGF10はオンとな
り、ICF10等の他のIGFはオフとなる。そして
2,1番地のみを選択してオンとし、電気的にC
31として等価的に示される液晶表示部を選択的
にオン状態にすることができる。
本発明はこのマトリツクス構成された絵素に対
し、となりあつた絵素の間に2つのリード41,
42を配し、それぞれに連結したIGFを対構成せ
しめて、表示部以外のIGF配線に必要な面積を少
なくさせたことを特長としている。そして、それ
ぞれのIGF10,10′のX方向のリード51を
共通に配設せしめたものである。
さらに本発明のIGFを縦チヤネル型とすること
により、第4の半導体であるチヤネル形成領域を
構成する半導体は、水素または弗素が添加された
珪素を主成分とする非単結晶半導体を用いてい
る。
さらにキヤリア移動度が小さいという欠点を有
するため、第2の半導体または絶縁体の膜厚を
1μmまたはそれ以下とし、その結果第4の半導
体に形成されるチヤネルを短チヤネルとし、10M
Hz以上のカツトオフ周波数を有せしめた。
本発明は第1図B,Cに示すごとく、同一基板
上にデコーダ、ドライバを構成せしめるため、他
の絶縁ゲイト型半導体装置Bおよび他のインバー
タCを同一基板上に同一プロセスで設けることが
できることを特長としている。
かくすることによつて、本発明をその設計仕様
に基づいて組み合わせることにより、ブラウン管
に代わる平面テレビ用の固体表示装置を作ること
ができた。
第2図は本発明を実施するための積層型IGFの
縦断面図およびその製造工程を示したものであ
る。
この図面は2つのIGFを一つの積層体にそつて
作製する製造例を示すが、同一基板に複数ケ作る
場合もまつたく同様である。
図面において、絶縁基板例えば石英ガラスまた
はホウ珪酸ガラス基板上に第1の導電膜2(以下
E1という)を下側電極、リードとして設けた。
この実施例では酸化スズを主成分とする透光性導
電膜を0.2μmの厚さに形成している。これに選択
エツチを第1のマスクを用いて施した。さらに
この上面にPまたはN型の導電型を有する第1の
非単結晶半導体3(以下単にS1という)を100〜
3000Å、第2の半導体または絶縁体4(以下単に
S2という)(0.3〜3μm)、第1の半導体と同一導
電型を有する第3の半導体5(以下単にS3とい
う)(0.1〜0.5μm)を積層(スタツク即ちSとい
う)して設けた。この積層によりNIN,PIP構造
(Iは絶縁体または真性半導体)を有せしめた。
図面においては上面にITO(酸化インジユーム・
スズ)、MoSi、WSi、W、Ti、Mo等の耐熱性金
属の第2の導体6、ここではCrを電子ビーム法
により0.2μmの厚さに積層した。次にこの第2の
導体のうち積層体60に不要部分を第2のフオト
マスクを用いて除去した。
さらに積層上に予めLP CVD法(減圧気相
法)、PCVD法または光CVD法により0.3〜1μm
の厚さに酸化珪素膜7を形成しておいてもよい。
PCVD法の場合はNOとSiHとの反応を250℃で行
わしめて作製した。
この第1、第3の半導体のN,P層をN+Nま
たはP+PとしてN+NINN,P+PIPP+(Iは絶縁体
または真性半導体)としてPまたはNと第1、第
2の電極との接触抵抗を下げることは有効であつ
た。
かくのごとくにして、第1の導体、第1の半導
体、第2の半導体または絶縁体、第3の半導体、
第2の導体を層状に形成して得た。
次に第2図Bに示すごとく、マスクを用いて
それぞれの導体およびS1、S2、S3の選択エツチ
ング法により導体16を除去し、さらに第2の導
体をマスクとしてその下のS35、S24、および
S13を除去し、積層体60をそれぞれの導体お
よびS1、S2、S3を互いに概略同一形状に形成し
て設けた。すべて同一マスクでプラズマ気相エツ
チ例えばHF気体またはCF4+O4の混合気体を用
い、0.1〜0.5torr 30Wとしてエツチ速度500Å/
分とした。
この後、これら積層体S113,S214,S31
5、導体16を覆つてチヤネル形成領域を構成す
る真性またはPまたはN型の非単結晶半導体を第
4の半導体25として積層させた。この第4の半
導体25は、基板上にシランのグロー放電法
(PCVD法)、光CVD法、LT CVD法(HOMO
CVD法ともいう)を利用して室温〜500℃の温度
例えばPCVD法における250℃、0.1torr、30W、
13.56MHzの条件下にて設けたもので、非晶質
(アモルフアス)または半非結晶(セミアモルフ
アス)または多結晶構造の非単結晶珪素半導体を
用いている。本発明においてはアモルフアスまた
はセミアモルフアス半導体を中心として示す。
さらに、その上面に同一反応炉にて、第4の半
導体表面を大気に触れさせることなく窒化珪素膜
24を光CVD法にてシラン(シジランでも可)
とアンモニアとを水銀励起法の気相反応により作
製し、厚さは300〜2000Åとした。
この絶縁膜は13.56MHz〜2.45GHzの周波数の電
磁エネルギにより活性化して窒素またはアンモニ
ア雰囲気に100〜400℃浸して固相−気相反応の窒
化珪素を形成してもよい。
また、PCVD法により窒化珪素を形成させても
よい。
するとS214の側周辺では、チヤネル形成領
域9,9′とその上のゲイト絶縁物24としての
絶縁物を形成させた。第4の半導体25はS1、
S3とはダイオード接合を構成させている。
第2図Bにおいて、さらに第4のマスクによ
り電極穴開けを行い、この後この積層体上の窒化
珪素膜24を覆つて第2の導電膜17を0.3〜1μ
mの厚さに形成した。
この導電膜17はITO(酸化インジユーム・ス
ズ)のごとき透光性導電膜、TiSi、MoSi、
WSi、W、Ti、Mo等の耐熱性導電膜としてもよ
い。ここではPまたはN型の不純物の多量にドー
プされた珪素半導体をPCVD法で作つた。即ち、
0.4μmの厚さにリンが1%添加され、かつ微結晶
性(粒径50〜300Å)の非単結晶半導体をPCVD
法で作製した。この後、この上面にレジスト18
を形成した。さらに第2図Cに示されるごとく、
第5のフオトリソグラフイ技術により垂直方向よ
りの異方性エツチを行つた。即ち例えばCF C1,
CF+0,HF等の反応性気体をプラズマ化し、さ
らにこのプラズマを基板の上方より垂直に矢印2
8のごとくに加えた。すると導体17は、平面上
(上表面)は厚さ(0.4μm)をエツチすると、こ
の被膜は除去されるが、側面では積層体の厚さお
よび被膜の厚さの合計の2〜3μmを垂直方向に
有する。このため図面に示すごとき垂直方向より
の異方性エツチを行うと、破線38,38′のご
とくにこれら導体をマスク18のある領域以外に
も残すことができた。
その結果、積層体の側周辺のみに選択的にゲイ
ト残存物を設けることができた。さらに本発明は
この残存物をゲイト電極20,20′とし、第3
の半導体15の上方には存在せず、結果として第
3の半導体とゲイト電極との寄生容量を実質的に
ないに等しくすることができた。
図面において積層体60の側周辺の導体のうち
ゲイト電極およびそのリード20,20′とする
以外の他の側周辺の導体を第6のフオトマスク
により水平方向の気相エツチ法により除去しそれ
ぞれのゲイトを独立動作させた。
かくして第2図Cを得た。
第2図Cの平面図を第2図Dとして示す。番号
はそれぞれ対応させている。
第2図C,Dにて明らかなごとく、2つのIGF
10,10′はチヤネルを9,9′と2つを有し、
ソースまたはドレイン13、ドレインまたはソー
ス15を有し、ゲイト20,20′を有するペア
を構成している。S315の電極19はリード2
1に延在し、S1のリードは22により設けてあ
る。即ち、図面では2つのIGFを対(ペア)とし
て設けることができる。これは2つのIGFのチヤ
ネル間の半導体または絶縁体が絶縁性であり、
30μ以上の巾をS1、S2、S3が有すれば数十MPΩ
の抵抗となり、実質的に独立構成をし得るためで
あり、その特性を利用することにより結晶半導体
とはまつたく異なつた構造を有せしめることがで
きた。
本発明の第4の半導体25はアモルフアス珪素
を含む非単結晶半導体を用い、その中の不対結合
手の中和用に水素を用いており、その表面を大気
に触れさせることなくゲイト絶縁物を作製してい
る。さらにこの第4の半導体上にはフオトレジス
トをそのプロセス中に触れさせることがなく、特
性劣化がない。さらにこの半導体とPまたはN型
のS1、S3とは十分ダイオード特性を有せしめる
ため、製造上の難点がまつたくないという他の特
長を有する。
かくしてソースまたはドレインをS113、チ
ヤネル形成領域9,9′を有するS425、ドレイ
ンまたはソースをS315により形成せしめ、チ
ヤネル形成領域側面にはゲイト絶縁物24その外
側面にゲイト電極20,20′を設けた対を構成
する積層型のIGF10を作ることができた。
さらに本発明のIGFにおいて、電子移動度がホ
ールに比べて5〜30倍もあるため、Nチヤネル型
とするのが好ましい。さらにこの基板上の他部に
PチヤンネルIGFをペアを有して構成せしめて相
補型トランジスタとすれば有効である。さらに第
2図において左側をNチヤンネル、右側をPチヤ
ネルIGFとするペア型の補助トランジスタとする
ことも有効である。
S425にホウ素不純物を被膜形成の際わずか
(0.1〜10PPM)添加して真性またはPまたはN
半導体としてスレツシユホールト電圧の制御を行
うことは有効であつた。
この発明において、チヤネル長さはS214の
厚さで決められ、一般には0.1〜3μここでは1.0μ
とした。かくのごとき短チヤネルのため非単結晶
半導体25の移動度が単結晶の1/5〜1/100しかな
いにもかかわらず、10MHz以上のカツトオフ周波
数特性を双対のトランジスタに有せしめた。
かくして、ドレイン15または13、ソース1
3または15、ゲイト20または20′として
VDD=5V、VGG=5V、動作周波数15.5MHzを得る
ことができた。
第3図は第2図に示したIGFを用いて、第1図
Aに示した本発明の固体表示装置の縦断面図を示
したものである。
第3図Aは第1図の2つのIGF10,10′が
ペア構成で設けられた平面図を示している。この
IGFの一方の電極より延在した一方の電極は、絵
素で構成する液晶キヤパシタ34、およびその残
光性を有せしめるストーレツジキヤパシタ34の
電極(第3図では下側に設けられている)32,
32′に連結せしめている。則ち、IGFの電極は
他の2つのキヤパシタの電極を併用している。他
方の電極は、液晶31の電極30、ストーレツジ
キヤパシタ34の接地電極33が設けられてい
る。図面において、第3図Aの平面図のA−A′,
B−B′の縦断面図を第3図B,Cに示す。
第3図において、積層体60に対し、下側電極
は2つ12,12′が設けられている。上側電極
16は、さらにそれにコンタクト19をへてX方
向のリード51を連設している。ゲイト電極2
0,20′は、2つのIGF10,10′(第3図
A)での破線で囲まれた領域10,10′を除き、
リード41,42をY方向に構成している。下側
電極12,12′はさらに延在して、液晶および
ストーレツジキヤパシタの一方の電極32,3
2′になつている。かくしてX方向、Y方向にマ
トリツクス構成を有し、1Tr/絵素構造を有せし
めることができた。またこのIGFのオーバコート
用ポリイミド樹脂26により、絵素の部分のみに
液晶31が充填させている。またこの絵素70,
70′の周辺部は2つの電極30,32間のスペ
ーサ(厚さ1〜10μm)をも兼ね、加えてこのス
ペーサをして絵素周辺部を黒色化(無反射)して
ブラツクマトリツクスとして併用せしめた。この
ブラツクマトリツクス化により、この絵素のコン
トラストを向上させてることができた。さらに3
1の領域に表示体である例えばネマチツク型等の
液晶が充填され、この絵素をIGF10,10′オ
ン、オフにより制御を行なわしめた。
第3図において、S315上には第3図Bに示
すごとく、金属導体16を有し、Cでは第2のマ
スクにて除去することにより、X方向のリード
61を構成させた。即ちもし導体が設けられてい
ると、この導体はY方向のリードとなり、S3を
X方向にマトリツクス化できない。また第3図よ
り明らかなごとく、S3さらにS425は30μ以上離
れると絶縁体と考えることができるため、Y方向
に配列されたIGF間にはS3、S4が残存していて
もアイソレイシヨンが不要である。このためにY
方向のIGFは少なくとも30μ以上互いに離間して
X方向の配線51,52を設けた。
また図面において、表示部32以外のリード5
1,52,41,42を絶縁物26で覆うことは
有効である。
さらに第3図より明らかなごとく、このデイス
プレイのIGFの必要な面積は全体の1%以下であ
る。表示部は91%、リード部8%となる。このこ
とは、対を為すIGFを用いるに加え、チヤネル長
の短いIGFであるため、基板上における必要な面
積を少なくできた。かつフオトリソグラフイの精
度が動作周波数の上限を限定しないという他の特
長を有する。
さらにこれらの絵素を高周波で動作させるた
め、IGFの周波数特性がきわめて重要であるが、
本発明のIGFはVDD=5V、VGG=5Vにおいてカツ
トオフ周波数10MHz以上(15.5MHz)(Nチヤネ
ルIGF)を有せしめることができた。Vth=0.2〜
2VにすることがS425への添加不純物の濃度制
御で可能となつた。
周辺部とデコーダ、ドライバに必要な抵抗D、
インバータCにつき本発明のIGFを以下に記す。
第1図Cのインバータの縦断面図を第4図に示
す。
第4図AおよびBにおいてIGF61,64は第
2図とその番号を対応させている。ドライバ61
は左側のIGFを、ロード右側のIGFを用いた。第
4図Aではロードのゲイト電極20とVDD65と
を連続させるエンヘンスメント型を示す。第4図
Bは出力62とゲイト電極20とを連続させたデ
イプレツシヨン型のIGFを示す。
さらにこのインバータの出力は62よりなり、
この基板上の2つのIGF61,64を互いに離間
することなく同一半導体積層体60に複合化して
設けたことを特長としている。
この第4図Aのインバータは上側電極を2つの
IGFとして独立せしめ16,16′とした。
かくすると1つのIGF64(ロード)を電極1
9、ドレイン15、チヤネル9、ソース13、電
極12即ち出力62かつ他のIGF61(ドライ
バ)の電極12、ドレイン13、チヤネル9′、
ソース15′、電極66として設けることが可能
となつた。その結果、2つのIGFを1つのS1〜
S3のブロツクと一体化してインバータとするこ
とができた。
また第4図Bは下側電極を2つに分割したもの
である。即ち1つのIGFロード64でVDD65、
下側電極12、ドレイン13、チヤネル9、ソー
ス5、電極62即ち出力62、他のIGF(ドライ
バ)61でのドレイン15、チヤネル9、ソース
13、電極12、VSS66よりなり、入力63を
ゲイト電極20′に、また出力62をS315より
引き出させた。
かくのごとく本発明は縦チヤネルであり、1つ
の積層体を用いて2つの対をなすIGFを作ること
ができた。このそれぞれのIGFの一方の電極より
固体表示装置の絵素を構成する一方の電極に連結
させることにより、実質的に1つの積層体即ち1
つのIGFに必要なセル面積にて2つの絵素を制御
することができた。このことはこの絵素が500×
500と大容量化し、さらに周辺回路にも同一ボー
ドに一体化せんとする時、その工業的効果がきわ
めて大きいといえる。
製造に必要なマスクも6回で十分であり、マス
ク精度を必要としない等の多くの特長をチヤネル
長が0.2〜1μときわめて短くすることができるこ
とに加えて有せしめることができた。
さらに液晶31用の配高処理がされた2つの電
極30,32間を1〜10μmとし、その間〓に例
えばネマチツク型の液晶を注入して、加えて対抗
基板1′内に赤、緑、黄のフイルタをうめこむこ
とにより、このデイスプレイをカラー表示するこ
とが可能である。そして赤緑黄の3つの要素を交
互に配列せしめればよい。
また逆方向リークは、第1図に示すようなS1
またはS3をSixC1-x(0<x<1)例えばx=0.2)
とすることにより、さらにS2をSi3N4-x(0≦x
<4)またはSixC1-x(0≦x<1)として絶縁物
化することにより、このS1、S3の不純物がS2に
流入することが少なくなり、このN−I接合また
はP−I接合のリークは逆方向に10Vを加えても
10nA/cm2以下であつた。これは単結晶の逆リー
クよりもさらに2〜3桁も少なく、非単結晶半導
体特有の物性を積極的に利用したことによる好ま
しいものであつた。さらに高温での動作におい
て、電極の金属が非単結晶のS1、S3内に混入し
て不良になりやすいため、この電極に密接した側
をSixC1-x(0<x<1例えばx=0.2)とした。
その結果150℃で1000時間動作させたが何等の動
作不良が1000素子を評価しても見られなかつた。
これはこの電極に密接してアモルフアス珪素のみ
でS1またはS3を形成した場合、150℃で10時間も
耐えないことを考えると、きわめて高い信頼性の
向上となつた。
さらにかかる積層型のIGFのため、従来のよう
に高精度のフオトリソグラフイ技術を用いること
なく、基板特に絶縁基板上に複数個のIGF、抵
抗、キヤパシタを作ることが可能になつた。そし
て液晶表示デイスプレイにまで発展されることが
可能になつた。
本発明における非単結晶半導体は珪素、ゲルマ
ニユームまたは炭化珪素(SixC1-x、0<x<
1)、絶縁体は炭化珪素または窒化珪素を用いた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、絶縁ゲイト型半導体装置、インバー
タ、抵抗、キヤパシタまたは絶縁ゲイト型半導体
装置とキヤパシタとを絵素としたマトリツクス構
造の等価回路を示す。第2図は、積層型絶縁ゲイ
ト型半導体装置の工程を示す縦断面図である。第
3図は、積層型絶縁ゲイト型半導体装置とキヤパ
シタまた表示部とを一体化した平面デイスプレイ
を示す複合半導体の縦断面図である。第4図は、
積層型絶縁ゲイト半導体装置のインバータ構造を
示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の絵素がマトリツクスを構成して設けら
    れ、各絵素ごとに絶縁ゲイト型半導体装置が設け
    られた固体表示装置において、隣接する絵素と絵
    素との間には、第1の半導体、第2の半導体また
    は絶縁体、第3の半導体および第2の電極を概略
    同一形状に積層した積層体を有し、前記第1およ
    び第3の半導体をしてソースまたはドレイン、お
    よびドレインまたはソースを構成せしめ、前記積
    層体の側部に隣接して第4の半導体をチヤネル形
    成領域を構成して設け、該第4の半導体上のゲイ
    ト絶縁膜と該ゲイト絶縁膜上に隣接して2つのゲ
    イト電極を前記積層体の2つの側面に配設して構
    成させた2つの絶縁ゲイト型半導体装置が設けら
    れ、前記それぞれの絶縁ゲイト型半導体装置の第
    1の電極は絵素電極に接続され、第2の電極はリ
    ードに接続されたことを特徴とする固体表示装
    置。 2 複数の絵素がマトリツクスを構成して設けら
    れ、各絵素ごとに絶縁ゲイト型半導体装置が設け
    られた固体表示装置において、隣接する絵素と絵
    素との間には、第1の半導体、第2の半導体また
    は絶縁体、第3の半導体および第2の電極を概略
    同一形状に積層した積層体を有し、前記第1およ
    び第3の半導体をしてソースまたはドレイン、お
    よびドレインまたはソースを構成せしめ、前記積
    層体の側部に隣接して第4の半導体をチヤネル形
    成領域を構成して設け、該第4の半導体上のゲイ
    ト絶縁膜と該ゲイト絶縁膜上に隣接して2つのゲ
    イト電極を前記積層体の2つの側面に配設して構
    成させた2つの絶縁ゲイト型半導体装置が設けら
    れ、前記それぞれの絶縁ゲイト型半導体装置の第
    1の電極はリードに接続され、第2の電極は絵素
    電極に接続されたことを特徴とする固体表示装
    置。
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