JPH0586623U - 車両用パワーウインド装置 - Google Patents

車両用パワーウインド装置

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JPH0586623U
JPH0586623U JP2754092U JP2754092U JPH0586623U JP H0586623 U JPH0586623 U JP H0586623U JP 2754092 U JP2754092 U JP 2754092U JP 2754092 U JP2754092 U JP 2754092U JP H0586623 U JPH0586623 U JP H0586623U
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JP
Japan
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washer
circuit
switch
window glass
level signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2754092U
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English (en)
Inventor
篤史 小岩
祐 中野
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウインドガラスが開放された状態でウオッシ
ャ液がフロントウインドに噴出された場合であっても、
車内にウオッシャ液が飛込んでしまうことを防止する。 【構成】 リミットスイッチ17はウインドガラスの開
放状態でオンしており、この状態でウオッシャスイッチ
4がオンすると、アンド回路29はハイレベル信号を出
力するので、ウオッシャモータ34が回転して通常より
も少量のウオッシャ液を噴出し続ける。そして、ウイン
ドガラスがウオッシャスイッチ4のオンタイミングから
遅延回路22の遅延時間だけ遅れて全閉すると、リミッ
トスイッチ17がオフするので、アンド回路29はロー
レベル信号を出力する。これにより、ウオッシャモータ
34は通常量のウオッシャ液を噴出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フロントウインドウオッシャに連動する車両用パワーウインド装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車においては、フロントウインドウオッシャの操作スイッチが操作された ときは、その操作期間だけモータを駆動してウオッシャ液をフロントウインドに 強く噴出するようにしている。従って、自動車のフロントウインドが汚れたとき は、操作スイッチを任意の時間だけ操作してフロントウインドにウオッシャ液を 噴出した後にフロントワイパを駆動することにより、フロントウインドの汚れを 除去することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例の場合、操作スイッチの操作状態でフロントウイン ドにウオッシャ液を強く噴出する構成であるので、運転席側或は助手席側のウイ ンドガラスを開放した状態でウオッシャスイッチを操作したときは、ウインドガ ラスに噴射されたウオッシャ液が自動車の走行による風圧により車内に飛込んで しまうことがある。
【0004】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ウインドガラスの開 放状態でフロントウインドウオッシャの操作スイッチが操作された場合であって も、ウオッシャ液が車内に飛込んでしまうことを防止できる車両用パワーウイン ド装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の車両用パワーウインド装置は、ウインドガラスを上下動させる開閉機 構を設け、前記ウインドガラスが開放状態にあるときにオンする検出手段を設け 、この検出手段のオン状態でフロントウインドウオッシャの操作スイッチが操作 されたときにはウオッシャ液の噴出を拘束若しくは噴出量を制限すると共にその 状態が所定時間以上継続したときに前記ウインドガラスを前記開閉機構を通じて 閉方向に移動させる制御手段を設けたものである。
【0006】
【作用】
ウインドガラスが開放状態にあるときは、検出手段がオンしている。この検出 手段のオン状態でフロントウインドウオッシャの操作スイッチを操作すると、制 御手段は、ウオッシャ液の噴出を拘束若しくは噴出量を制限する。これにより、 フロントウインドに噴出されたウオッシャ液の量が通常時よりも減少するので、 ウインドガラスが開放状態であっても、車内にウオッシャ液が飛込んでしまうこ とはない。
【0007】 そして、検出手段のオン状態における操作スイッチの操作状態が所定時間以上 継続したときは、制御手段は、ウインドガラスを開閉機構を通じて閉方向に移動 させる。この結果、ウオッシャ液の噴出状態が所定時間以上継続した場合には、 ウインドガラスは閉方向に移動するようになるので、ウオッシャ液が車内に飛込 んでくることはない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。自動車の前部を概略的に 示す図2において、ステアリングコラムにはステアリングホイール1に対応して レバーコンビネーションスイッチ2が設けられている。このレバーコンビネーシ ョンスイッチ2にはワイパスイッチレバー3が設けられており、それの先端にフ ロントウインドウオッシャの操作スイッチたるウオッシャスイッチ4が配設され ている。このウオッシャスイッチ4が操作されたときは、その操作期間だけフー ド5上に設けられたウオッシャ液吹出口6からフロントウインド7にウオッシャ 液が噴出されるようになっている。尚、この場合、ウオッシャスイッチ4の操作 に応じてフロントワイパ8が連動するようになっている。
【0009】 運転席側ドア9の肘掛部10にはパワーウインドスイッチ11が配設されてお り、それらのスイッチ操作に応じて運転席側ドア9及び助手席側ドア12に設け られた開閉機構13(図3参照)が駆動する。
【0010】 開閉機構13を示す図3において、開閉機構13は、リンク機構14の辺部1 4aがモータ15の回転に応じて上下動するように構成されており、その辺部1 4aにウインドガラス16が固定されている。また、開閉機構13には検出手段 たるリミットスイッチ17が設けられている。このリミットスイッチ17は、ウ インドガラス16が開放状態にあるときにオンするように設定されている。
【0011】 電気的構成を概略的に示す図1において、リミットスイッチ17の一端は正電 源ラインと接続され、他端は抵抗18を介してアースラインと接続されている。 リミットスイッチ17と抵抗18との共通接続点は図示極性のダイオード19を 介して第1のアンド回路20の入力端子と接続されている。また、ウオッシャス イッチ4の一端は正電源ラインと接続され、他端は抵抗21を介してアースライ ンと接続されている。ウオッシャスイッチ4と抵抗21との共通接続点は第1の アンド回路20の入力端子と接続されている。そして、第1のアンド回路20の 出力端子は遅延回路22と接続されている。
【0012】 この遅延回路22は通常時はローレベル信号を出力しており、第1のアンド回 路20からハイレベル信号を入力したときはそのタイミングから所定時間だけ遅 らせたタイミングでハイレベル信号を出力するようになっている。この場合、遅 延回路22は積分回路から構成されており、ハイレベル信号の出力状態で第1の アンド回路20からローレベル信号が出力されたときは、積分回路に充電された 電荷が直ちに放電してしまうので、そのタイミングでローレベル信号を出力する 。モータ制御回路23は、遅延回路22からハイレベル信号を入力したときは開 閉機構13のモータ15をウインドガラス16が上昇する方向に回転させる。
【0013】 第2のアンド回路24の入力端子は第1のアンド回路20の出力端子と接続さ れ、もう一方の入力端子はインバータ25を介して遅延回路22の出力側と接続 されている。そして、第2のアンド回路24の出力端子は図示極性のダイオード 26を介してドライバ27と接続されている。このドライバ27はハイレベル信 号の入力状態でブザー28を鳴動する。
【0014】 第3のアンド回路29の入力端子はダイオード19の出力側と接続され、もう 一方の入力端子は遅延回路22の出力側と接続されている。そして、第3のアン ド回路29の出力端子は図示極性のダイオード30を介してドライバ31の入力 側と接続されている。また、ドライバ31の入力側は図示極性のダイオード32 を介してダイオード26の出力側と接続されている。そして、このドライバ31 の出力側はトランジスタ33のベースと接続されており、これは、ハイレベル信 号の入力状態で所定の駆動電流をトランジスタ33に出力すると共に、ローレベ ル信号の入力状態でハイレベル信号の入力時よりも大きな駆動電流を出力するよ うになっている。トランジスタ33のコレクタはバッテリの正端子と接続され、 エミッタはウオッシャモータ34を通じてアースラインと接続されている。ここ で、上記各回路により制御手段35が構成されている。
【0015】 次に上記構成の作用について説明する。運転席側ドア9若しくは助手席側ドア 12のウインドガラス16の少なくとも一方が開放状態にあるときは、開閉機構 13のリミットスイッチ17の何れかがオンしている(図4(a)参照)。この 状態で、ウオッシャスイッチ4をオン操作すると(同図(b)参照)、第1のア ンド回路20の何れの入力端子の信号レベルもハイレベルとなるので、第1のア ンド回路20からハイレベル信号が出力される(同図(c)参照)。このとき、 遅延回路22はローレベル信号の出力状態を継続しているので(同図(d)参照 )、第2のアンド回路24の何れの入力端子の信号レベルもハイレベルとなり、 第2のアンド回路24からハイレベル信号が出力される(同図(e)参照)。こ の結果、ドライバ27の信号レベルがハイレベルとなるので、ドライバ27はブ ザー28を鳴動するようになる。
【0016】 一方、上述のように第2のアンド回路24からハイレベル信号が出力されると 、ドライバ31にハイレベル信号が出力されるので、ドライバ31は所定の駆動 電流をトランジスタ33に出力する。これにより、トランジスタ33は駆動電流 に応じた電流をウォッシャモータ34に流すので、ウオッシャモータ34は電流 に応じた速度で回転し、それに伴ってウオッシャ吹出口6からウオッシャ液がフ ロントウインド7に噴出する。このとき、ドライバ31からトランジスタ33に 出力される駆動電流は通常時における駆動電流よりも小さく設定されているので 、ウオッシャ吹出口6からのウオッシャ液の噴出量は通常時よりも少ない。
【0017】 さて、ウオッシャスイッチ4に対する操作時間が遅延回路22に設定された所 定時間だけ継続すると、遅延回路22からハイレベル信号が出力されるようにな る(図4(d)参照)。すると、第2のアンド回路24の一方の入力端子の信号 レベルがローレベルとなるので、第2のアンド回路24からローレベル信号が出 力され(同図(e)参照)、それに応じてドライバ26によるブザー27の鳴動 が停止する。
【0018】 一方、上述のように遅延回路22からハイレベル信号が出力されると、第3の アンド回路29の何れの入力端子の信号レベルもハイレベルとなることから、第 3のアンド回路29からドライバ31にハイレベル信号が出力される(図4(f )参照)。この結果、第2のアンド回路24からドライバ31に対するハイレベ ル信号の出力が断たれるにしても、ドライバ31の入力レベルはハイレベルに維 持されるので、ウオッシャモータ34への小通電状態が継続され、以てウオッシ ャ液の噴出量の抑制状態が継続する。
【0019】 さて、遅延回路22からハイレベル信号が出力されると、モータ制御回路23 によりモータ15が駆動されてウインドガラス16が上昇し、最終的に全閉状態 となる。すると、リミットスイッチ17がオフして第3のアンド回路29に入力 する信号レベルがローレベルとなるので、第3のアンド回路29の出力がローレ ベルとなり(図4(f)参照)、それに応じてドライバ31は通常動作に移行し て通常レベルの駆動電流をトランジスタ33に出力する。この結果、ウオッシャ モータ34の回転速度が増大するので、ウオッシャ液の噴出量が増大するように なる。
【0020】 上記構成のものによれば、ウインドガラス16が全閉位置に位置していない状 態でウオッシャスイッチ4を操作したときは、ウオッシャ液の噴射量が抑制され るので、ウインドガラス16が開放された状態でウオッシャ液が噴出した場合で あっても、ウインドガラスに噴出されたウオッシャ液が車内に飛込んでしまうこ とを防止することができる。しかも、この際、ブザー28を鳴動して注意を喚起 するようにしたので、ウインドガラス16の開放状態でウオッシャ液が噴出され るという不具合の発生を報知することができる。
【0021】 また、ウオッシャスイッチ4に対する操作が所定時間以上継続したときは、ウ インドガラス16を開閉機構13により閉方向に移動するようにしたので、ウオ ッシャ液の噴出の継続によりフロントウインド7へのウオッシャ液の噴出量が極 めて多くなったときには、ウインドガラス16は全閉状態となっている。従って 、ウインドガラスの位置にかかわらずウオッシャスイッチに対する操作によりウ オッシャ液が噴出されてしまう従来例のものと違って、ウオッシャ液が車内に飛 込んでしまうことを確実に防止することができる。
【0022】 尚、上記実施例では、ウインドガラス16の開放状態でウオッシャスイッチ4 が操作されたときは、ウオッシャ液の噴出量を制限するようにしたが、これに代 えて、ウオッシャ液の噴出を拘束するようにしてもよい。
【0023】 また、制御手段35をマイクロコンピュータから構成してもよい。
【0024】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の車両用パワーウインド装置によれば 、ウインドガラスを上下動させる開閉機構を設け、前記ウインドガラスが開放状 態にあるときにオンする検出手段を設け、この検出手段のオン状態でフロントウ インドウオッシャの操作スイッチが操作されたときにはウオッシャ液の噴出を拘 束若しくは噴出量を制限すると共にその状態が所定時間以上継続したときに前記 ウインドガラスを前記開閉機構を通じて閉方向に移動させる制御手段を設けたの で、ウインドガラスの開放状態でフロントウインドウオッシャの操作スイッチが 操作された場合であっても、ウオッシャ液が車内に飛込んでしまうことを防止で きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電気回路の概略図
【図2】自動車の前部を示す概略図
【図3】開閉機構を示す図
【図4】信号のタイミング図
【符号の説明】
4はウオッシャスイッチ(操作スイッチ)、7はフロン
トウインド、13は開閉機構、16はウインドガラス、
17はリミットスイッチ(検出手段)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドガラスを上下動させる開閉機構
    と、前記ウインドガラスが開放状態にあるときにオンす
    る検出手段と、この検出手段のオン状態でフロントウイ
    ンドウオッシャの操作スイッチが操作されたときにはウ
    オッシャ液の噴出を拘束若しくは噴出量を制限すると共
    にその状態が所定時間以上継続したときに前記ウインド
    ガラスを前記開閉機構を通じて閉方向に移動させる制御
    手段とを備えたことを特徴とする車両用パワーウインド
    装置。
JP2754092U 1992-04-27 1992-04-27 車両用パワーウインド装置 Pending JPH0586623U (ja)

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JP2754092U JPH0586623U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 車両用パワーウインド装置

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JP2754092U JPH0586623U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 車両用パワーウインド装置

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JPH0586623U true JPH0586623U (ja) 1993-11-22

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JP2754092U Pending JPH0586623U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 車両用パワーウインド装置

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JP (1) JPH0586623U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014101627A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Johnan Seisakusho Co Ltd 窓部開閉検知機構と自動車用スライドドア
JP2016155433A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 株式会社デンソー 車両用洗浄装置

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