JPH0586286B2 - - Google Patents

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JPH0586286B2
JPH0586286B2 JP62175745A JP17574587A JPH0586286B2 JP H0586286 B2 JPH0586286 B2 JP H0586286B2 JP 62175745 A JP62175745 A JP 62175745A JP 17574587 A JP17574587 A JP 17574587A JP H0586286 B2 JPH0586286 B2 JP H0586286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
spiral
tube
rolled
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62175745A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6418508A (en
Inventor
Takeshi Urayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP62175745A priority Critical patent/JPS6418508A/ja
Publication of JPS6418508A publication Critical patent/JPS6418508A/ja
Publication of JPH0586286B2 publication Critical patent/JPH0586286B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は肉厚(T)、外径(D)比、T/Dが
45%以下の金属管、特に継目無金属管の代表的製
造方法であるマンネスマン製管法等において広く
採用されている延伸圧延機(エロンゲータ)によ
る圧延方法に関するものである。 〔従来技術〕 一般にマンネスマン製管法による継目無管は、
先ず加熱した丸鋼片をピアサーに通し、その中心
部を穿孔してホローシエルを得、これをエロンゲ
ータに通し、延伸圧延を施した後、例えばプラグ
ミルにて更に延伸圧延し、リーラ、サイザにて磨
管、形状修正、サイジングを行い、精整工程を経
て製造されている。ところで前記エロンゲータに
おいては、入側面、出側面の2面を有するバレル
型の複数の傾斜ロールを用いて圧延対象の管をそ
の軸心線方向へ螺進移動させつつ前記軸心線に沿
つて砲弾型のプラグを芯部材として貫入させるこ
とにより、該管を延伸圧延する傾斜圧延機が用い
られている。 ところでかかる傾斜圧延機を用いて圧延される
管には圧延条件によつて種々の欠陥が発生する
が、その内外面、特に外面に螺旋状に発生したス
パイラル痕に起因して発生する偏肉不良は、後工
程でマンドレルミル、ストレツチ・レデユーサ、
リーラに通しても解消するのが難しく、成品品質
に与える影響が極めて大きいという問題があつ
た。 そこでかかる偏肉不良の発生を抑えるべく、圧
延後の管の肉厚を測定して偏肉率を求め、該偏肉
率と、傾斜ロール及びプラグの対向面角度差との
関係をもとめ、これに基づいて偏肉率を目標偏肉
率と一致させ得る対向面角度差を求め、該対向面
角度差を実現すべく傾斜ロールの交叉角及び/又
は傾斜角を調節する方法が提案されている(特開
昭60−206514号)。 〔発明が解決しようとする問題点〕 然るに圧延後の管は高温であるためにその肉厚
を継続して測定することは必ずしも容易ではな
く、これを実行するためには複数かつ精密な肉厚
検出器が必要になるという問題があつた。また上
述の方法では偏肉不良の発生は抑えられても、前
記スパイラル痕に起因して偏肉不良と共に発生す
る表面性状不良の問題は、前記ホローシエル即ち
被圧延材内に砲弾型のプラグを芯部材として貫入
させる限り容易には解決されないというのが実情
であつた。 本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであ
り、前記スパイラル痕、中でも管外面側のスパイ
ラル痕に起因して発生する偏肉不良及び表面性状
不良を共に発生抑止する管の延伸圧延方法を提供
することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明に係る管の延伸圧延方法は複数の傾斜ロ
ールを用い、圧延対象の管の軸心線に沿つて芯部
材を貫入させ、前記管をその軸心線方向へ螺進移
動させつつ延伸圧延する方法において、前記傾斜
ロールとして入側面とリーリング面と出側面とを
有するロールを用い、また前記芯部材としてマン
ドレルバーを用い、圧延後の管のスパイラル痕の
高さを測定しつつ、その高さを低くすべく前記傾
斜ロールの交叉角をフイードバツク調節すること
を特徴とする。 〔作用〕 かかる本発明方法を用いる場合は、前記芯部材
としてマンドレルバーを用いるため、従来の砲弾
型のプラグを用いる場合に比して相対的に偏肉矯
正と管表面の矯正能力が向上する結果、その表面
性状が改善される。しかも、圧延後の管のスパイ
ラル痕の高さを測定しつつその高さが低くなるよ
うに傾斜ロールの交叉角を調節しているため、前
記スパイラル痕が小さくなつてそれに起因する偏
肉不良の発生も抑えられる。 〔実施例〕 以下、本発明方法を実施例を示す図面に基づい
て説明する。 第1図は本発明方法を示す模式的説明図であ
り、図中Aは圧延対象の管、11,12はエロン
ゲータ用の一対の傾斜ロール、20はエロンゲー
タの芯部材として用いられるマンドレルバーを示
している。所定温度に加熱された管Aは、ピアサ
ーにて穿孔された上で軸長方向(白抜矢符方向)
にマンドレルバー2を貫入させつつ移送されてエ
ロンゲータに送り込まれ、外周面に転接した傾斜
ロール11,12に軸心線Xまわりに回転させら
れつつ軸長方向へ移動させられて外周側からの力
を受け、これにマンドレルバー20による内周側
からの力も作用して延伸圧延が行われるようにな
つている。 各傾斜ロール11,12はその軸長方向の中間
部に管Aに対して最終的に肉厚加工を付与する部
分となるリーリング部11a,12aを備えてい
るが、このリーリング部11a,12aの前記軸
心線X側の面とその軸心線Xとのなす角、即ちリ
ーリング面角ρ1,ρ2を所定の角度に設定すべく傾
斜ロール11,12は交叉角調節部31,32に
よつてその交叉角γ1,γ2がフイードバツク調節さ
れるようになつている。 A′は圧延後の管であるが、この管A′のスパイ
ラル痕の高さは、管A′表面に常に接触するよう
にラジアル方向へ押圧されているローラ50aと
そのローラ50aのラジアル方向への移動量を測
定する公知の差動トランス50bとからなるスパ
イラル痕検出装置50にて経時的に検出され、そ
の検出結果は演算制御部40へ入力されるように
なつている。そして、演算制御部40では前記ス
パイラル痕の高さの増減を判定すると共にそれと
交叉角γ1,γ2(又はリーリング面角ρ1,ρ2)との
相関を求め、その関係に基づいて前記スパイラル
痕の高さを減少させるためには交叉角γ1,γ2をい
かに変化させるべきかを求め、その結果を交叉角
調節部31,32へ入力する。 更に、交叉角調節部31,32は傾斜ロール1
1,12の交叉角γ1,γ2が前記結果に対応するよ
うにその交叉角をフイードバツク調整するように
なつている。 かかる手順は傾斜ロール11,12ついて個別
に繰り返して行われ、管A′のスパイラル痕の高
さを極小となすべく制御される。 かかる本発明方法を用いて管Aの延伸圧延が行
われる場合は、マンドレルバー20にて管表面の
矯正が十分に行われてその表面性状が改善され
る。しかも、スパイラル痕の高さが低くなるよう
な制御が行われるため、スパイラル痕が小さくな
つてそれに起因する偏肉不良の発生も抑えられ
る。なお、かかる制御を行うのに必要なスパイラ
ル痕検出装置50は公知の差動トランスを利用し
た簡易な装置で十分適用する。 次に、スパイラル痕の高さが低くなるような制
御を行つた具体的な実施結果について説明する。 前述した如き構成の2ロール傾斜延伸機を用
い、第1表に示す条件にて本発明に係る制御を行
つた。
〔効果〕
以上詳述したように、本発明方法によれば入側
面、リーリング面、出側面を有する傾斜ロールと
マンドレルバーとを組合せた圧延機により、管を
延伸圧延することで延伸圧延後の管の表面性状が
改善される結果、後工程の省略、具体的にはプラ
グミルやリーラ等の工程の省略が可能となつて工
程簡略化が実現できる上、スパイラル痕に起因す
る偏肉不良の発生も抑えられる結果、管品質の大
幅な向上及び歩留りの向上が図れる等、本発明は
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の模式的説明図、第2図は
リーリング面角及び交叉角とスパイラル痕の高さ
との関係を示すグラフ、第3図は延伸比と最適リ
ーリング面角及び最適交叉角との関係を示すグラ
フである。 11,12……傾斜ロール、11a,12a…
…リーリング部、20……マンドレルバー、50
……スパイラル痕検出装置、γ1,γ2……交叉角、
A……圧延対象の管、A′……圧延後の管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の傾斜ロールを用い、圧延対象の管の軸
    心線に沿つて芯部材を貫入させ、前記管をその軸
    心線方向へ螺進移動させつつ延伸圧延する方法に
    おいて、前記傾斜ロールとして入側面とリーリン
    グ面と出側面とを有するロールを用い、また前記
    芯部材としてマンドレルバーを用い、圧延後の管
    のスパイラル痕の高さを測定しつつ、その高さを
    低くすべく前記傾斜ロールの交叉角をフイードバ
    ツク調節することを特徴とする管の延伸圧延方
    法。
JP62175745A 1987-07-14 1987-07-14 Method for elongation rolling tube Granted JPS6418508A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62175745A JPS6418508A (en) 1987-07-14 1987-07-14 Method for elongation rolling tube

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JP62175745A JPS6418508A (en) 1987-07-14 1987-07-14 Method for elongation rolling tube

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6418508A JPS6418508A (en) 1989-01-23
JPH0586286B2 true JPH0586286B2 (ja) 1993-12-10

Family

ID=16001506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62175745A Granted JPS6418508A (en) 1987-07-14 1987-07-14 Method for elongation rolling tube

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0881426B1 (en) * 1996-10-25 2006-01-18 Omron Corporation Surface light source and liquid crystal display, portable telephone and information terminal employing the surface light source
CN102921744B (zh) * 2012-11-30 2014-10-15 天津市电视技术研究所 热轧无缝钢管生产线用芯棒支承辊自动调整系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5794410A (en) * 1980-12-04 1982-06-11 Kawasaki Steel Corp Judging method for generating source of thickness deviation of seamless steel pipe
JPS6020083A (ja) * 1983-07-15 1985-02-01 技術研究組合工業炉技術研究所 温度制御装置
JPS60206514A (ja) * 1984-03-29 1985-10-18 Sumitomo Metal Ind Ltd 金属管の傾斜ロ−ル圧延方法

Patent Citations (3)

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JPS6418508A (en) 1989-01-23

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