JPH0586251U - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JPH0586251U
JPH0586251U JP3563192U JP3563192U JPH0586251U JP H0586251 U JPH0586251 U JP H0586251U JP 3563192 U JP3563192 U JP 3563192U JP 3563192 U JP3563192 U JP 3563192U JP H0586251 U JPH0586251 U JP H0586251U
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JP
Japan
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headrest
holding
portions
pair
flat pipe
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JP3563192U
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English (en)
Inventor
井 ふみ子 石
Original Assignee
池田物産株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用シートのヘッドレストを簡易迅速に着
脱させる。シートバックの前倒を容易に行う。車室内ス
ペースの有効利用を簡易迅速に行う。 【構成】 シートバック13の上端に偏平状のパイプ1
7を横設する。ヘッドレスト15側に設けた連結部材2
3を偏平状のパイプ17に着脱自在に取付ける。連結部
材23を前後一対の挾持部25,26より形成する。挾
持部25,26にくの字状の屈折部25a,26aと、
回動支点25b,26bを形成する。挾持部25,26
の回動支点25b,26bより下方部分に挾持片25
c,26cを形成する。挾持片25c,26cを偏平状
のパイプ17に挾持させる。この挾持状態をロック部材
31によりロックし、操作レバー49の操作によりロッ
ク解除操作する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用シートに関し、更に詳細に説明すると、シートクッション及び その後端側に回動可能に支持されるシートバックを有し、前記シートバックの上 端にヘッドレスト取付け用の偏平状のパイプが横設され、該偏平状のパイプにヘ ッドレストフレーム側に設けた連結部材を介してヘッドレストが着脱自在に取付 けられる車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばリアシートとして用いられる車両用シートにおいて、近年、荷台やトラ ンクルームを拡大させて荷物積載スペースを確保すること等を目的として、シー ト全体を折畳み可能とし、且つこの折畳み状態でシートクッションの前端側枢軸 部によりシート前方に跳上げ回動させ、シートバックを前倒させ得るように構成 してなる跳上げ式の折り畳みシートが一般に採用されるようになっている。 そして、このような構成によれば、シートの配置スペースを、荷台又はトラン クルームとして利用し、種々の荷物を収納するにあたっての収納効率を向上させ 得るものである。特に、ワゴンやバンタイプのワンボックスカー等のように乗員 の着席スペースと荷物積載スペースとを併用している車両では、車室内スペース の有効利用化を図る上で効果的である。
【0003】 この種の跳上げ式の折り畳みシートにおいて、シートバックの上端にヘッドレ ストを着脱自在に設け、車両の走行時における乗員の安全性及び停車時等の休息 や居住性の向上を図っている。このような車両用シートとして実開平1−706 38号公報等が存在する。 ヘッドレストを備えたシートにおいては荷物積載スペースのより一層の拡大化 を図る場合には、このヘッドレストをシートバックより取り外し、シートクッシ ョンを前方に跳上げ回動させ、次いでシートバックを前倒させている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然し乍ら、ヘッドレストを備えた上述したような構成による跳上げ式シートに おいては、ヘッドレストの脱着作業が煩雑で、ロック機構のロックを押えながら ヘッドレストを引き抜かなければならず、ヘッドレストの簡易迅速な着脱作業が 行えない欠点を有していた。 本考案の目的は、ヘッドレストの着脱作業を簡易迅速に行うことができ、シー トバックの前倒作業が容易で、車室内スペースを有効利用することができる経済 性に優れた車両用シートを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述せる課題に鑑みてなされたもので、シートクッション及びその後 端側に回動可能に支持されるシートバックを有し、前記シートバックの上端にヘ ッドレスト取付け用の偏平状のパイプが横設され、該偏平状のパイプにヘッドレ ストフレーム側に設けた連結部材を介してヘッドレストが着脱自在に取付けられ る車両用シートにおいて、前記連結部材は前記偏平状のパイプを挾持する前後一 対の挾持部を有し、該前後一対の挾持部は中央部が相互に対向する側にくの字状 に屈折されて屈折部が形成され、該屈折部の内側が夫々回動支点に形成され、該 回動支点より下方部分が夫々屈折されて挾持片に形成され、前記前後一対の挾持 部の挾持片を前記偏平状のパイプに挾持させてロック状態に保持するロック部材 が前後一対の挾持部間に設けられ、前記ロック部材をロック解除方向に操作する 操作レバーが前記ロック部材に連結されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案に依れば、連結部材が偏平状のパイプを挾持する前後一対の挾持部を有 し、該前後一対の挾持部は中央部が相互に対向する側にくの字状に屈折されて屈 折部が形成され、該屈折部の内側が夫々回動支点に形成され、該回動支点より下 方部分が夫々屈折されて挾持片に形成され、前記回動支点を中心として前後一対 の挾持部の挾持片を回動させ、前後一対の挾持部の挾持片を前記偏平状のパイプ に挾持させることができ、この挾持部の挾持片によるヘッドレストの使用状態を ロック部材により確実にロック状態に保持することができ、ヘッドレストフレー ム側の連結部材を偏平状のパイプに確実に挾持させ、ヘッドレストを強固に保持 することができる。 またヘッドレストのロック状態を保持するロック部材をロック解除方向に操作 する操作レバーが前記ロック部材に連結され、この操作レバーを操作するだけで 前記回動支点を中心として前後一対の挾持部の挾持片が夫々回動され、前後一対 の挾持部の挾持片を前記偏平状のパイプより取り外し、ヘッドレストを取外すこ とができる。
【0007】
【実施例】
以下本考案に係わる車両用シートを図面を参照して詳述する。 図1乃至図5には本考案に係る車両用シートの一実施例の概略が夫々示されて おり、図3に示す如く、この車両用シート11はシートクッション12、及びそ の後端側に回動可能に支持されるシートバック13を有し、前記シートバック1 3の上端にヘッドレスト15取付け用の偏平状のパイプ17が横設されている。
【0008】 この偏平状のパイプ17は、図5に示す如く、逆U字状に形成され、シートバ ック13のシートバックフレーム19の上部中央に固着されている。尚、偏平状 のパイプ17を上下昇降手段を介して上下動自在に取り付けることもできる。ま た偏平状のパイプ17は逆U字状の中央部のみ偏平であればよく、または前記連 結部材23と対向する部分のみ偏平であればよい。
【0009】 前記、偏平状のパイプ17にヘッドレスト15のヘッドレストフレーム21側 に設けた連結部材23が着脱自在に取付けられている。この連結部材23は本実 施例では左右一対設けられているが幅広に形成することにより1個とすることも でき、または3個以上とすることもできる。
【0010】 図1及び図2に示す如く、連結部材23は前記偏平状のパイプ17を挾持する 前後一対の挾持部25,26を有している。前後一対の挾持部25,26は中央 部が相互に対向する側にくの字状に屈折されて屈折部25a,26aが夫々形成 され、該屈折部25a,26aの内側が夫々回動支点25b,26bに形成され ている。尚この回動支点25b,26bはヒンジ結合構造とすることができる。
【0011】 回動支点25b,26bより下方部分が夫々対向する略台形状に屈折されて挾 持片25c,26cに形成されている。前記前後一対の挾持部25,26の挾持 片25c,26cの内側が前記偏平状のパイプ17の外形形状に対応して形成さ れている。尚、偏平状のパイプ17の回動を阻止し得る形状であれば、挾持片2 5c,26cの内側の形状を任意に選択することができる。
【0012】 前後一対の挾持部25,26の挾持片25c,26cが形成された側とは反対 側、即ち、挾持部25,26の屈折部25a,26aの上方にはスプリング27 が取付けられ、挾持部25,26の屈折部25a,26aの上部を夫々内側方向 に付勢している。尚このスプリング27に代えて挾持部25,26間に引張ばね を取付け、内側方向に付勢するものでってもよい。
【0013】 前記前後一対の挾持部25,26間に前記偏平状のパイプ17に挾持片25c ,26cを挾持させてロック状態に保持するロック部材31が設けられている。 このロック部材31は挾持部25,26の上端に形成されたブラケット33,3 4に夫々枢支されたリンク36,37を有し、これらのリンク36,37の先端 同士がヒンジピン39によりヒンジ結合されている。
【0014】 リンク36,37が図1において、略水平状態で直線状になっている状態で前 記挾持片25c,26cが閉じたロック状態となっている。このロック状態を保 持するロックパイプ41が前記ヒンジピン39を中心とするリンク36,37の 先端側に摺動可能に嵌合している。
【0015】 ロックパイプ41の外側にはブラケット43が固着され、このブラケット43 に連杆45が枢支され、連杆45の他端には操作杆47が連結され、この操作杆 47の他端に操作レバー49が連結されている。操作レバー49はヘッドレスト 15の下端に位置している。
【0016】 またヘッドレストフレーム21の前記操作杆47に近接する位置にはピン51 が設けられ、操作レバー49を押圧した場合に、図1で見て反時計方向に回動さ せ得るようになされている。尚、前記ピン51に代えて操作杆47の中間部を枢 支ピンにより回動可能に枢支するものであってもよい。また操作レバー49には 復帰用のスプリング53が取付けられ、また適宜の位置規制手段が設けられてい る。
【0017】 斯る構成に依れば、図1に示す如く、ヘッドレスト15の前後一対の挾持部2 5,26がシートバック13の上端のヘッドレスト15取付け用の偏平状のパイ プ17に挾持されている状態より、ヘッドレスト15を取外す場合には、操作レ バー49を、図1で矢印a方向に押圧するだけで、ロック部材31のロック状態 を解除することができる。
【0018】 先ず、操作レバー49の矢印a方向への押圧により、操作杆47がピン51を 中心に矢印bで示す反時計方向に回動し、連杆45が矢印c方向に押圧され、連 杆45に連結されたロックパイプ41が同方向の矢印c方向に押圧される。 ロックパイプ41の矢印c方向への移動により、リンク36,37の先端同士 を枢支するヒンジピン39を中心としてリンク36,37の先端同士が回動可能 な状態となる。
【0019】 また図2に示す如く、前後一対の挾持部25,26の屈折部25a,26aの 上方が夫々回動支点25b,26bを中心にスプリング27により内側に付勢さ れ、これにより前記前後一対の挾持部25,26の挾持片25c,26cが夫々 回動支点25b,26bを中心に矢印d方向に回動し、偏平状のパイプ17に係 止されたロック状態が解除され、ヘッドレスト15を上方に持ち上げることによ り、簡易迅速にヘッドレスト15を取外すことができる。
【0020】 またヘッドレスト15の取付け時には、前後一対の挾持部25,26の挾持片 25c,26cを偏平状のパイプ17に係止させ、挾持片25c,26cを内側 に押圧すれば前後一対の挾持部25,26の挾持片25c,26cが夫々回動支 点25b,26bを中心に矢印d方向とは反対方向に回動し、リンク36,37 が直線状態に引っ張られる。また復帰スプリング53の付勢力により、ロックパ イプ41が矢印c方向とは反対側に移動し、再び図1に示す如く、ロックパイプ 41によりリンク36,37が直線状態に引っ張られた状態をロックするロック 状態となり、ヘッドレスト15をシートバック13に取付けることができる。
【0021】
【考案の効果】
以上が本考案に係る車両用シートの一実施例の構成であるが、斯る構成に依れ ば、連結部材が偏平状のパイプを挾持する前後一対の挾持部を有し、この挾持部 は中央部が相互に対向する側にくの字状に屈折され、この屈折部の内側が夫々回 動支点に形成され、該回動支点より下方部分の挾持片によりシートバック側の偏 平状のパイプに確実に挾持させ、このヘッドレストの使用状態をロック部材によ り確実にロック状態に保持することができ、ヘッドレストを強固に保持すること ができる。
【0022】 またヘッドレストのロック部材をロック解除方向に操作するだけで前記回動支 点を中心として前後一対の挾持部の挾持片が夫々回動され、前後一対の挾持部の 挾持片を前記偏平状のパイプより取外し、ヘッドレストを簡易迅速に取外すこと ができ、シートバックの前倒作業が容易で、車室内スペースを有効利用すること ができる経済性に優れた車両用シートを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車両用シートのヘッドレストの連
結部材を示す側断面図。
【図2】同本考案に係る車両用シートのヘッドレストの
連結部材の作動状態を示す側断面図。
【図3】本考案に係る車両用シートの斜視図。
【図4】本考案に係る車両用シートのヘッドレストの側
面図。
【図5】本考案に係るヘッドレスト取付け用の偏平状の
パイプの斜視図。
【符号の説明】
11 車両用シート 12 シートクッション 13 シートバック 15 ヘッドレスト 17 偏平状のパイプ 19 シートバックフレーム 21 ヘッドレストフレーム 23 連結部材 25 挾持部 25a 屈折部 25b 回動支点 25c 挾持片 26 挾持部 26a 屈折部 26b 回動支点 26c 挾持片 27 スプリング 31 ロック部材 36 リンク 37 リンク 39 ヒンジピン 41 ロックパイプ 45 連杆 47 操作杆 49 操作レバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッション及びその後端側に回動
    可能に支持されるシートバックを有し、前記シートバッ
    クの上端にヘッドレスト取付け用の偏平状のパイプが横
    設され、該偏平状のパイプにヘッドレストフレーム側に
    設けた連結部材を介してヘッドレストが着脱自在に取付
    けられる車両用シートにおいて、前記連結部材は前記偏
    平なパイプを挾持する前後一対の挾持部を有し、該前後
    一対の挾持部は中央部が相互に対向する側にくの字状に
    屈折されて屈折部が形成され、該屈折部の内側が夫々回
    動支点に形成され、該回動支点より下方部分が夫々屈折
    されて挾持片に形成され、前記前後一対の挾持部の挾持
    片を前記偏平なパイプに挾持させてロック状態に保持す
    るロック部材が前後一対の挾持部間に設けられ、前記ロ
    ック部材をロック解除方向に操作する操作レバーが前記
    ロック部材に連結されていることを特徴とする車両用シ
    ート。
JP3563192U 1992-04-28 1992-04-28 車両用シート Pending JPH0586251U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016155532A (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 日本発條株式会社 ヘッドレスト装置

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