JP2016155532A - ヘッドレスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートバックフレームに固定された左右一対のヘッドレストステーにヘッドレスト本体が支持される構成において、ユーザーによるヘッドレスト本体の取外しの防止と、メンテナンス性の確保とに寄与する。【解決手段】ヘッドレスト装置10では、ヘッドレスト本体18の内部に設けられた取外し規制機構22が、一対のヘッドレストステー14、16からのヘッドレスト本体18の取外しを規制する。この取外し規制機構22では、解除操作部64Bが押圧操作されることにより上記の規制が解除され、一対のヘッドレストステー14、16からのヘッドレスト本体18の取外しが可能になる。この解除操作部64Bは、ヘッドレスト本体18の内部に位置しているため、解除操作部64Bの存在をユーザーに気付かれないようにすることができる。これにより、ユーザーによるヘッドレスト本体18の取外しの防止に寄与する。【選択図】図1

Description

本発明は、ヘッドレスト装置に関する。
下記特許文献1に示されたヘッドレスト(所謂ワンタッチヘッドレスト)では、シートバックのバックフレームに固定された左右一対のヘッドレストステーに、ヘッドレスト本体が支持される構成になっている。左右のヘッドレストステーには、複数のノッチが上下に並んで形成されており、ヘッドレスト本体の内部に設けられたロックスプリングが、上記複数のノッチのうちの何れかに選択的に係合される。これにより、左右のヘッドレストステーに対するヘッドレスト本体の高さ位置が調節される構成になっている。なお、同様の技術としては、下記特許文献2、3に記載されたものがある。
特開昭61−128910号公報 特表2006−520226号公報 米国特許第6068337号明細書
上記構成のヘッドレストでは、仮にヘッドレスト本体が左右のヘッドレストステーから取り外されると、左右のヘッドレストステーがシートバックから上方に突き出た状態になる。このような状態でユーザーによって使用されることがないように、左右のヘッドレストステーからのヘッドレスト本体の取外しを規制する構造が、ヘッドレスト本体内に設けられる場合がある。しかしながら、このような取外し規制構造が設けられることにより、メンテナンス時等におけるヘッドレスト本体の取外し作業が煩雑になる。
本発明は上記事実を考慮し、シートバックフレームに固定された左右一対のヘッドレストステーにヘッドレスト本体が支持される構成において、ユーザーによるヘッドレスト本体の取外しの防止と、メンテナンス性の確保とに寄与するヘッドレスト装置を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係るヘッドレスト装置は、車両用シートのシートバックの上方側へ突出した状態でシートバックフレームに固定される左右一対のヘッドレストステーと、前記一対のヘッドレストステーが下面から内部に挿入され、前記一対のヘッドレストステーに支持されるヘッドレスト本体と、前記ヘッドレスト本体内に設けられ、前記一対のヘッドレストステーに対する前記ヘッドレスト本体の取外しを規制すると共に、前記ヘッドレスト本体内に位置する解除操作部が前記ヘッドレスト本体の外側から押圧操作されることにより前記規制を解除する取外し規制機構と、を備えている。
請求項1に記載のヘッドレスト装置では、左右一対のヘッドレストステーが、車両用シートのシートバックの上方側へ突出した状態でシートバックフレームに固定される。これら一対のヘッドレストステーは、ヘッドレスト本体の下面からヘッドレスト本体の内部に挿入される。これにより、ヘッドレスト本体が一対のヘッドレストステーに支持される。このヘッドレスト本体の内部には、一対のヘッドレストステーからのヘッドレスト本体の取外しを規制する取外し規制機構が設けられている。この取外し規制機構では、ヘッドレスト本体の内部に位置する解除操作部が、ヘッドレスト本体の外側から押圧操作されることにより上記の規制を解除する。これにより、一対のヘッドレストステーからのヘッドレスト本体の取外しが可能になるので、メンテナンス性の確保に寄与する。しかも、上記のように、解除操作部がヘッドレスト本体の内部に位置しているため、当該解除操作部の存在をユーザーに気付かれないようにすることができる。これにより、ユーザーによるヘッドレスト本体の取外しの防止に寄与する。
請求項2に記載の発明に係るヘッドレスト装置は、請求項1において、前記取外し規制機構は、前記一対のヘッドレストステーのうちの一方との係合によって前記取外しを規制する規制部材を有し、当該規制部材は、前記解除操作部の押圧操作によって前記一方との係合を解除される。
請求項2に記載のヘッドレスト装置では、ヘッドレスト本体の内部に設けられた取外し規制機構が、規制部材を有している。この規制部材が、一対のヘッドレストステーのうちの一方と係合することにより、一対のヘッドレストステーからのヘッドレスト本体の取外しが規制される。また、ヘッドレスト本体の内部に位置する解除操作部がヘッドレスト本体の外側から押圧操作されると、規制部材と上記一方のヘッドレストステーとの係合が解除される。これにより、一対のヘッドレストステーからのヘッドレスト本体の取外しが可能になる。このように、規制部材が一方のヘッドレストステーに対して係合する構成であるため、規制部材が両方のヘッドレストステーに対して係合する構成と比較して、構造を簡素化することができる。
請求項3に記載の発明に係るヘッドレスト装置は、請求項2において、前記ヘッドレスト本体内に設けられ、前記一対のヘッドレストステーに対する前記ヘッドレスト本体の高さ位置を調節するための高さ調節機構を更に備え、前記高さ調節機構は、前記一対のヘッドレストステーのうちの他方との係合によって前記一対のヘッドレストステーに対する前記ヘッドレスト本体の上下動を制限する制限部材を有し、当該制限部材は、前記ヘッドレスト本体の外側に露出した調節操作部が押圧操作されることにより前記他方との係合を解除される。
請求項3に記載のヘッドレスト装置では、ヘッドレスト本体の内部に設けられた高さ調節機構が、調節部材を有している。この調節部材が、一対のヘッドレストステーのうちの他方と係合することにより、一対のヘッドレストステーに対するヘッドレスト本体の上下動が制限される。この調節部材は、ヘッドレスト本体の外側に露出した調節操作部を有しており、当該調節操作部が押圧操作されると、調節部材と上記他方のヘッドレストステーとの係合が解除される。これにより、一対のヘッドレストステーに対するヘッドレスト本体の上下動が許容され、ヘッドレスト本体の高さ位置の調節が可能になる。このように、調節部材が他方のヘッドレストステーに対して係合する構成であるため、調節部材が両方のヘッドレストステーに対して係合する構成と比較して、構造を簡素化することができる。
請求項4に記載の発明に係るヘッドレスト装置は、請求項2又は請求項3において、前記取外し規制機構は、上端部が前記規制部材と係合すると共に、前記解除操作部とされた下端部が前記ヘッドレスト本体の下面側から押圧操作される解除部材を有する。
請求項4に記載のヘッドレスト装置では、ヘッドレスト本体の内部に設けられた取外し規制機構が、解除部材を有している。この解除部材は、上端部が前述した規制部材と係合しており、下端部が解除操作部とされている。この解除操作部がヘッドレスト本体の下面側から押圧操作されると、解除部材の上端部が係合した規制部材が一方のヘッドレストステーとの係合を解除される。このように、解除操作部がヘッドレスト本体の下面側から押圧操作される構成であるため、解除操作部がユーザーによって押圧操作され難くすることができる。
請求項5に記載の発明に係るヘッドレスト装置は、請求項2又は請求項3において、前記規制部材は、前記解除操作部とされた後端部が前記ヘッドレスト本体の背面側から押圧操作される。
請求項5に記載のヘッドレスト装置では、ヘッドレスト本体の内部に設けられた規制部材の後端部が、解除操作部とされている。この解除操作部がヘッドレスト本体の背面側から押圧操作されると、規制部材が一方のヘッドレストステーとの係合を解除される。このように、規制部材の後端部が解除操作部とされているため、取外し規制機構の構造を簡素化することができる。
以上説明したように、本発明に係るヘッドレスト装置では、シートバックフレームに固定された左右一対のヘッドレストステーにヘッドレスト本体が支持される構成において、ユーザーによるヘッドレスト本体の取外しの防止と、メンテナンス性の確保とに寄与する。
本発明の第1実施形態に係るヘッドレスト装置と、シートバックフレームの一部を示す斜視図である。 第1実施形態に係るヘッドレスト装置の主要部の構成を示す分解斜視図である。 図1のF3−F3線に沿った切断面を示す横断面図である。 図1のF4−F4線に沿った切断面を示す縦断面図である。 第1実施形態に係るヘッドレスト装置の高さ調節機構が備える操作ノブと、左ヘッドレストステーとの係合状態を示す斜視図である。 同操作ノブと左ヘッドレストステーとの係合解除状態を示す斜視図である。 同操作ノブと左ヘッドレストステーとの係合状態を示す縦断面図である。 同操作ノブと左ヘッドレストステーとの係合解除状態を示す縦断面図である。 同操作ノブと左ヘッドレストステーとの係合状態を示す横断面図である。 同操作ノブと左ヘッドレストステーとの係合解除状態を示す横断面図である。 第1実施形態に係るヘッドレスト装置の取外し規制機構が備える隠しロックと、右ヘッドレストステーとの係合状態を示す斜視図である。 同隠しロックと右ヘッドレストステーとの係合解除状態を示す斜視図である。 同隠しロックと右ヘッドレストステーとの係合状態を示す縦断面図である。 同隠しロックと右ヘッドレストステーとの係合解除状態を示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係るヘッドレスト装置と、シートバックフレームの一部を示す斜視図である。 第2実施形態に係るヘッドレスト装置の取外し規制機構が備える隠しロックと、右ヘッドレストステーとの係合状態を示す斜視図である。 同隠しロックと右ヘッドレストステーとの係合解除状態を示す斜視図である。 同隠しロックと右ヘッドレストステーとの係合状態を示す縦断面図である。 同隠しロックと右ヘッドレストステーとの係合解除状態を示す縦断面図である。
<第1の実施形態>
以下、図1〜図9Bを用いて、本発明の第1実施形態に係るヘッドレスト装置10について説明する。なお、各図に適宜記す矢印FRは、このヘッドレスト装置10を含んで構成された車両用シート12の前方向を示し、矢印UPは、車両用シート12の上方向を示し、矢印LHは、車両用シート12の左方向を示している。以下、単に前後左右上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両用シート12に対する方向を示すものとする。
(構成)
図1〜図4に示されるように、ヘッドレスト装置10は、左右一対のヘッドレストステー14、16と、ヘッドレスト本体18と、高さ調節機構20と、取外し規制機構22とを備えている。このヘッドレスト装置10は、図1に示されるように、車両用シート12のシートバック24の上方に配設されており、車両用シート12に着座した乗員の頭部を支持する構成になっている。
左右のヘッドレストステー14、16は、例えば金属製のパイプ材によって形成されており、下端部がシートバックフレーム26の上端部に溶接等の手段によって固定されている。これらのヘッドレストステー14、16は、長手方向(軸線方向)がシートバック24の高さ方向に沿う姿勢でシート左右方向(シート幅方向)に並んで配置されており、シートバック24の上方側へ突出している。
左側のヘッドレストステー14(以下、「左ヘッドレストステー14」と称する場合がある)におけるシート右方側の面(シート幅方向中央側の面)には、図5A〜図7Bに示されるように、複数のノッチ(凹部)28が上下方向に並んで形成されている。これらのノッチ28は、高さ調節機構20に対応している。また、右側のヘッドレストステー16(以下、「右ヘッドレストステー16」と称する場合がある)におけるシート前方側の面には、図1、図8A〜図9Bに示されるように、上下一対のノッチ(凹部)30、32が形成されている。これらのノッチ30、32は、取外し規制機構22に対応している。
ヘッドレスト本体18は、ヘッドレストパッド34(図3、図4、図9A、図9B以外では図示省略)と、ヘッドレスト表皮(トリム)36と、ケース38とを備えている。ヘッドレストパッド34は、ウレタンフォーム等の発泡体からなり、ヘッドレスト本体18のクッション材を構成している。ヘッドレスト表皮36は、布材、皮革又は合成皮革等が縫製されて袋状に形成されており、ヘッドレストパッド34の表面を覆っている。ケース38は、例えば樹脂により全体として長尺な略直方体状に形成されており、長手方向がヘッドレスト本体18の上下方向に沿う姿勢でヘッドレストパッド34内に埋設されている。
このケース38は、ヘッドレスト本体18の後方へ向けて開口した略箱状のケース上部38Aと、ヘッドレスト本体18の下方へ向けて開口した略箱状のケース下部38Bとを一体に備えている。ケース上部38Aの内側には、図2及び図4に示されるように、複数の中間壁39(リブ)が上下方向に並んで形成されており、これらの中間壁39によってケース上部38Aが補強されている。
また、ケース38には、左右のヘッドレストステー14、16に対応して左右一対のステー挿入孔40、42(図6A、図6B、図9A、図9B参照)が形成されている。左右のステー挿入孔40、42は、ケース38を上下方向に貫通している。左右のヘッドレストステー14、16は、ヘッドレスト表皮36の下面に形成された左右一対の貫通孔(図示省略)からヘッドレスト本体18内に挿入され、左右のステー挿入孔40、42に挿入されている。これにより、ヘッドレスト本体18が左右のヘッドレストステー14、16に対して上下方向に移動可能(上下動可能)に支持されている。
高さ調節機構20は、ヘッドレスト本体18内の左側部における上下方向中央部付近に配設されている。この高さ調節機構20は、制限部材としての操作ノブ44を備えている。この操作ノブ44は、長尺状に形成されており、長手方向がヘッドレスト本体18の左右方向に沿う姿勢でヘッドレスト本体18内に配置されている。この操作ノブ44が左ヘッドレストステー14と係合することにより、左右のヘッドレストステー14、16に対するヘッドレスト本体18の上下動が制限される構成になっている。以下、具体的に説明する。
上記の操作ノブ44は、長尺な略板状に形成された腕部46と、腕部46の長手方向一端部(シート幅方向中央側端部)に接続された枠状のロック部48と、腕部46の長手方向他端部(シート幅方向外側端部)に接続され、ヘッドレスト本体18の左側面においてヘッドレスト本体18の外側に露出した円盤状の操作ボタン部(調節操作部)50とを備えている。これらの腕部46、ロック部48及び操作ボタン部50は、例えば樹脂によって一体に形成されている。さらに、この操作ノブ44は、ロック部48に取り付けられた金属製のピン52を備えている。
上記の操作ノブ44に対応してケース38の上下方向中間部(ケース下部38Bの上端部)には、ケース38の左側面で開口したノブ支持部54が形成されている。このノブ支持部54内には、操作ノブ44のロック部48が挿入されている。このノブ支持部54は、ロック部48をヘッドレスト本体18の上下方向、前後方向及び左右方向中央側から囲むように形成されている。
このノブ支持部54内にロック部48が挿入される際には、ロック部48の前面及び後面に形成された弾性変形可能な爪部48Aが弾性変形する。これらの爪部48Aは、ノブ支持部54の前後の壁部に形成された係止孔56(図3、図7A及び図7B参照)の内側で弾性復帰し、各係止孔56の縁部に引っ掛かる。これにより、ノブ支持部54からのロック部48の抜け出しが規制されており、操作ノブ44がケース38に対してヘッドレスト本体18の左右方向に所定の範囲内で相対移動可能に支持されている。
上記のロック部48には、当該ロック部48を上下方向に貫通した略矩形の挿通孔58が形成されている。この挿通孔58には、左ヘッドレストステー14が挿通されている。この挿通孔58の内周部には、前述した金属製のピン52が取り付けられている。このピン52は、左ヘッドレストステー14に対して右側(ヘッドレスト本体18の左右方向中央側)に位置しており、左ヘッドレストステー14と直交する姿勢で配置されている。このピン52は、左ヘッドレストステー14におけるシート右方側の面と対向している。なお、図2、図3、図6A〜図7Bでは、ピン52を概略的に記載している。
また、ロック部48の右端面(腕部46とは反対側の面)は、ノブ支持部54が備える内側壁54Aと対向している。この内側壁54Aとロック部48の右端面との間には、圧縮コイルスプリング60(図5A、図5Bでは図示省略)が配設されている。この圧縮コイルスプリング60は、操作ノブ44をヘッドレスト本体18の左方側(幅方向外側)へ付勢しており、上述したピン52が左ヘッドレストステー14におけるシート右方側の面(複数のノッチ28が形成された面)に押し付けられている。このピン52が複数のノッチ28のうちの何れかに嵌合することにより、左ヘッドレストステー14及び右ヘッドレストステー16に対するヘッドレスト本体18の上下動が制限される構成になっている。
上記の制限について補足すると、ピン52が複数のノッチ28のうちの何れかに嵌合した状態では、左右のヘッドレストステー14、16に対するヘッドレスト本体18の下方側への移動が規制されるが、この状態においても、左右のヘッドレストステー14、16に対するヘッドレスト本体18の上方側への移動が許容されるように複数のノッチ28の形状が設定されている。つまり、複数のノッチ28は、上側の面が傾斜面とされており、ヘッドレスト本体18に対して上方側への荷重が加えられた際には、上記傾斜面とピン52とが摺接し、ピン52がノッチ28から抜け出すようになっている。
また、操作ノブ44の操作ボタン部50が圧縮コイルスプリング60の付勢力に抗してヘッドレスト本体18の左右方向中央側へ押圧操作されている状態(図5B、図6B、図7Bの矢印P1参照)では、ピン52が左ヘッドレストステー14のシート幅方向内側面から離間する。この状態では、複数のノッチ28のうちの何れかとピン52との嵌合(操作ノブ44と左ヘッドレストステー14との係合)が解除される。これにより、左右のヘッドレストステー14、16に対するヘッドレスト本体18の高さ位置を調節(変更)することが可能になる(図5B、図6B、図7Bの矢印A参照)。
一方、取外し規制機構22は、ヘッドレスト本体18内の右側部に配設されている。この取外し規制機構22は、規制部材としての隠しロック62と、解除部材としての解除ボタン64とを備えている。隠しロック62は、ヘッドレスト本体18の右側部における上下方向中央部付近に配設されている。この隠しロック62は、樹脂によって長尺な枠状に形成され、長手方向がヘッドレスト本体18の前後方向に沿う姿勢で配置されたロック本体66と、該ロック本体66に取り付けられた金属製のピン68とによって構成されている。この隠しロック62が右ヘッドレストステー16と係合することにより、左右のヘッドレストステー14、16に対するヘッドレスト本体18の取外しが規制される構成になっている。以下、具体的に説明する。
上記の隠しロック62に対応してケース38の上下方向中間部(ケース下部38Bの上端部)には、ケース38の背面(後面)で開口したロック支持部70が形成されている。このロック支持部70には、隠しロック62が挿入されている。このロック支持部70は、隠しロック62をヘッドレスト本体18の上下方向、左右方向及び前方側から囲むように形成されている。
このロック支持部70内に隠しロック62が挿入される際には、ロック本体66の左面及び右面に形成された弾性変形可能な爪部66Aが弾性変形する。これらの爪部66Aは、ロック支持部70の左右の壁部に形成された係止孔72(図3参照)の内側で弾性復帰し、各係止孔72の縁部に引っ掛かる。これにより、ロック支持部70からの隠しロック62の抜け出しが規制されており、隠しロック62がケース38に対してヘッドレスト本体18の前後方向に所定の範囲内で相対移動可能に支持されている。
上記のロック本体66には、当該ロック本体66を上下方向に貫通した略矩形の挿通孔74が形成されている。この挿通孔74には、右ヘッドレストステー16が挿通されている。この挿通孔74の内周部には、前述した金属製のピン68が取り付けられている。このピン68は、右ヘッドレストステー16に対してヘッドレスト本体18の前方側に位置しており、右ヘッドレストステー16と直交する姿勢で配置されている。このピン68は、右ヘッドレストステー16におけるシート前方側の面と対向している。なお、図2、図3、図9A、図9Bでは、ピン68を概略的に記載している。
また、ロック本体66において、右ヘッドレストステー16よりもシート前方側に位置する前部には、カム部66Bが設けられている。このカム部66Bには、ヘッドレスト本体18の下方側かつ後方側を向いた傾斜面76が形成されている。この傾斜面76は、ヘッドレスト本体18の後方側へ向かうほどヘッドレスト本体18の上方側へ向かうように傾斜している。この傾斜面76は、解除ボタン64に対応している。
上記ロック本体66の前端面は、ロック支持部70が備える前壁70Aと対向している。この前壁70Aと隠しロック62の前端面との間には、圧縮コイルスプリング78が配設されている。この圧縮コイルスプリング78は、隠しロック62をヘッドレスト本体18の後方側へ付勢しており、上述したピン68が右ヘッドレストステー16におけるシート前方側の面(上下一対のノッチ30、32が形成された面)に押し付けられている。このピン68が上側のノッチ30に嵌合することにより、右ヘッドレストステー16に対するヘッドレスト本体18の上方側への移動が規制される。これにより、左右のヘッドレストステー14、16からのヘッドレスト本体18の取外しが規制される構成になっている。
但し、ピン68が上側のノッチ30に嵌合した状態においても、左右のヘッドレストステー14、16に対するヘッドレスト本体18の下方側への移動が許容されるように上側のノッチ30の形状が設定されている。同様に、ピン68が下側のノッチ32に嵌合した状態では、右ヘッドレストステー16に対するヘッドレスト本体18の下方側への移動が規制されるが、この状態においても、右ヘッドレストステー16に対するヘッドレスト本体18の上方側への移動が許容されるように下側のノッチ32の形状が設定されている。
また、上側のノッチ30は、前述した複数のノッチ28のうち最もシート上方側に位置するノッチ28よりもシート上方側に位置しており、下側のノッチ32は、複数のノッチ28のうち最もシート下方側に位置するノッチ28よりもシート下方側に位置している。これにより、操作ノブ44のピン52が複数のノッチ28のうちの何れかに嵌合する高さにヘッドレスト本体18が位置する状態では、隠しロック62のピン68が上下のノッチ30、32に嵌合しないように構成されている。
一方、解除ボタン64は、樹脂によって長尺板状に形成されており、長手方向がヘッドレスト本体18の上下方向に沿い且つ厚さ方向がヘッドレスト本体18の前後方向に沿う姿勢で、隠しロック62の前端部の下方に配設されている。
この解除ボタン64に対応してケース下部38Bには、ケース38の下方側へ向けて開口したボタン支持部80が形成されている。このボタン支持部80には、解除ボタン64が下方側から挿入されている。このボタン支持部80は、解除ボタン64をヘッドレスト本体18の前後方向及び左右方向から囲むように形成されている。
このボタン支持部80内に解除ボタン64が挿入される際には、解除ボタン64の左面及び右面に形成された弾性変形可能な爪部64Aが弾性変形する。これらの爪部64Aは、ボタン支持部80の左右の壁部に形成された係止孔82(図8A、図8B参照;左側の係止孔82は図示省略)内で弾性復帰し、各係止孔82の縁部に引っ掛かる。これにより、ボタン支持部80からの解除ボタン64の抜け出しが規制されており、解除ボタン64がケース38に対してヘッドレスト本体18の上下方向に所定の範囲内で相対移動可能に支持されている。
解除ボタン64の上端部は、前述した隠しロック62の傾斜面76に当接している。この解除ボタン64の下端部は、解除操作部64Bとされている。この解除操作部64Bは、ヘッドレスト本体18内においてヘッドレスト本体18の下面(ヘッドレスト表皮36の下面)の上方近傍に位置している。
この解除操作部64Bが、図8B及び図9Bに矢印P2で示されるように、ヘッドレスト本体18の下面側から上方側へ押圧操作されると、解除ボタン64の上端部が傾斜面76に係合した隠しロック62が、圧縮コイルスプリング78の付勢力に抗してヘッドレスト本体18の前方側へ移動される。これにより、ピン68が右ヘッドレストステー16におけるシート前方側の面から離間し、隠しロック62と右ヘッドレストステー16との係合が解除される。この係合解除状態、すなわち解除ボタン64が押圧操作されている状態では、取外し規制機構22によるヘッドレスト本体18の取外し規制が解除される。この状態では、ヘッドレスト本体18が左右のヘッドレストステー14、16に対して脱着可能になる(図8B及び図9Bの矢印B参照)。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
上記構成のヘッドレスト装置10では、ヘッドレスト本体18の内部には、左右のヘッドレストステー14、16からのヘッドレスト本体18の取外しを規制する取外し規制機構22が設けられている。この取外し規制機構22では、ヘッドレスト本体18の内部に位置する隠しロック62が、右ヘッドレストステー16と係合することにより、左右のヘッドレストステー14、16からのヘッドレスト本体18の取外しが規制される。
また、ヘッドレスト本体18の内部に位置する解除ボタン64の解除操作部64Bがヘッドレスト本体18の外側(下側)から押圧操作されると、隠しロック62と右ヘッドレストステー16との係合が解除される。これにより、左右のヘッドレストステー14、16(すなわちシートバック24)からのヘッドレスト本体18の取外しが可能になるので、メンテナンス性の確保に寄与する。
つまり、例えば、取外し規制機構22が解除ボタン64を備えていない場合、ヘッドレスト本体18をシートバック24から取り外す際には、シートバック又はヘッドレスト本体18を分解する等しなければならないため、メンテナンスが極めて煩雑になる。この点、本実施形態では、メンテナンス時には、解除ボタン64の操作により、ヘッドレスト本体18をシートバック24から取り外すことができるので、メンテナンスを容易にすることができる。
しかも、本実施形態では、解除ボタン64の解除操作部64Bがヘッドレスト本体18の内部に位置しているため、当該解除操作部64Bの存在をユーザーに気付かれないようにすることができる。これにより、ユーザーによるヘッドレスト本体18の取外しの防止に寄与する。
また、本実施形態では、解除ボタン64の解除操作部64Bがヘッドレスト本体18の下面側から押圧操作される構成であるため、操作自体は簡単であるが、解除操作部64Bがユーザーによって押圧操作され難くすることができる。また例えば、メンテナンスを行う作業者に解除操作部64Bの位置を認識させるための目印をヘッドレスト本体18の表面(ヘッドレスト表皮36)に付す場合でも、ヘッドレスト本体18の下面に目印が付される場合には、ユーザーに気付かれ難くすることができる。
なお、一般的な車両用シートのように、左右のヘッドレストステー14、16が、ヘッドレストサポートと称される筒状のホルダーを介してシートバックフレーム26に連結される構成にすることも考えられる。その場合、ヘッドレストサポートに設けられるロック解除ボタンの操作によって、ヘッドレスト本体18をシートバック24から取り外せるようになるので、メンテナンス性を確保することができる。しかしながら、ユーザーによるヘッドレスト本体18の容易な取外しが可能になってしまう。また、シートバック24側にヘッドレストサポートやヘッドレストサポートを支持するブラケット等が追加されることになり、部品点数が増加してしまう。この点、本実施形態では、前述した如くユーザーによるヘッドレスト本体の取外しの防止に寄与すると共に、上述の如きヘッドレストサポート等が不要であるため、部品点数の低減に寄与する。
また、本実施形態では、取外し規制機構22の隠しロック62が、左右のヘッドレストステー14、16のうちの一方(右ヘッドレストステー16)のみに係合する構成であるため、隠しロック62が両方のヘッドレストステー14、16に係合する構成と比較して、構造を簡素化することができる。
さらに、本実施形態では、ヘッドレスト本体18内に設けられた高さ調節機構20が、操作ノブ44を有している。この操作ノブ44が、左ヘッドレストステー14と係合することにより、左右のヘッドレストステー14、16に対するヘッドレスト本体18の上下動が制限される。この操作ノブ44は、ヘッドレスト本体18の側面でヘッドレスト本体18の外側に露出した操作ボタン部50を有しており、当該操作ボタン部50が押圧操作されると、操作ノブ44と左ヘッドレストステー14との係合が解除される。これにより、左右のヘッドレストステー14、16に対するヘッドレスト本体18の上下動が許容され、ヘッドレスト本体18の高さ位置の調節が可能になる。
このように、本実施形態では、操作ノブ44の操作ボタン部50がヘッドレスト本体18の側面に設けられているため、ユーザー(乗員)は車両用シート12に着座したままの状態で操作ボタン部50を押圧操作し、ヘッドレスト本体18の高さ位置を調節することができる。これにより、ヘッドレスト本体18の高さ位置調節を容易なものにすることができる。
また、本実施形態では、操作ノブ44が、左右のヘッドレストステー14、16のうちの他方(左ヘッドレストステー14)のみに係合する構成であるため、操作ノブ44が両方のヘッドレストステー14、16に係合する構成と比較して、構造を簡素化することができる。
なお、背景技術の欄で説明したヘッドレストのように、ヘッドレスト本体内に設けられたロックスプリングが、左右のヘッドレストステーの両方に対して係合する構成では、左右のヘッドレストステーに対するロックスプリングの同期性を確保することが難しい。つまり、ロックスプリングが左右のヘッドレストステーに対して同じように係合するように調整しなければならないため、設計や製造が煩雑になる。また、上記のような同期性を確保するためには、各部材間にある程度ガタを持たせる必要があり、ガタに起因する異音の発生も問題になる。この点、本実施形態では、操作ノブ44が左ヘッドレストステー14のみに係合する構成であるため、上記のような同期性確保の問題や、異音発生の問題を解消することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、前記第1実施形態と基本的に同様の構成及び作用については、前記第1実施形態と同符号を付与し、その説明を省略する。
図10には、本発明の第2実施形態に係るヘッドレスト装置100と、シートバックフレーム26の一部が斜視図にて示されている。また、図11Aには、このヘッドレスト装置100の取外し規制機構102が備える隠しロック62と右ヘッドレストステー16との係合状態が斜視図にて示されており、図11Bには、隠しロック62と右ヘッドレストステー16との係合解除状態が斜視図にて示されている。さらに、図12Aには、隠しロック62と右ヘッドレストステー16との係合状態が縦断面図にて示されており、図12Bには、隠しロック62と右ヘッドレストステー16との係合解除状態が縦断面図にて示されている。
図10〜図12Bに示されるように、この実施形態に係る取外し規制機構102では、前記第1実施形態に係る解除ボタン64が省略されている。また、この実施形態では、隠しロック62のロック本体66の後端部が解除操作部104とされており、前記第1実施形態に係るカム部66B(傾斜面76)が省略されている。
この実施形態において、ヘッドレスト本体18が左右のヘッドレストステー14、16から取り外される際には、解除操作部104がヘッドレスト本体18の背面側からヘッドレスト本体18の前方側へ押圧操作される(図11B及び図12Bの矢印P3参照)。これにより、ピン68が右ヘッドレストステー16におけるシート前方側の面から離間し、隠しロック62と右ヘッドレストステー16との係合が解除される。この係合解除状態(解除操作部104の押圧操作状態)では、ヘッドレスト本体18が左右のヘッドレストステー14、16に対して脱着可能になる(図11B及び図12Bの矢印B参照)。上記以外の構成は、前記第1実施形態と同様とされている。
この実施形態においても、前記第1実施形態と同様に、ユーザーによるヘッドレスト本体18の取外しの防止と、メンテナンス性の確保とに寄与する。しかも、この実施形態では、隠しロック62(規制部材)の後端部が解除操作部104とされており、解除ボタン64が省略されているため、取外し規制機構102の構造を簡素化することができる。
なお、上記各実施形態では、高さ調節機構20がヘッドレスト本体18の左側部に設けられ、取外し規制機構102がヘッドレスト本体18の右側部に設けられた構成にしたが、本発明はこれに限らず、高さ調節機構と取外し規制機構とが上記実施形態とは左右反対に配置された構成にしてもよい。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記各実施形態に限定されないことは勿論である。
10 ヘッドレスト装置
12 車両用シート
14、16 左右一対のヘッドレストステー
18 ヘッドレスト本体
20 高さ調節機構
22 取外し規制機構
24 シートバック
26 シートバックフレーム
44 操作ノブ(制限部材)
50 操作ボタン部(調節操作部)
62 隠しロック(規制部材)
64 解除ボタン(解除部材)
64B 解除操作部
100 ヘッドレスト装置
102 解除操作部

Claims (5)

  1. 車両用シートのシートバックの上方側へ突出した状態でシートバックフレームに固定される左右一対のヘッドレストステーと、
    前記一対のヘッドレストステーが下面から内部に挿入され、前記一対のヘッドレストステーに支持されるヘッドレスト本体と、
    前記ヘッドレスト本体内に設けられ、前記一対のヘッドレストステーに対する前記ヘッドレスト本体の取外しを規制すると共に、前記ヘッドレスト本体内に位置する解除操作部が前記ヘッドレスト本体の外側から押圧操作されることにより前記規制を解除する取外し規制機構と、
    を備えたヘッドレスト装置。
  2. 前記取外し規制機構は、前記一対のヘッドレストステーのうちの一方との係合によって前記取外しを規制する規制部材を有し、当該規制部材は、前記解除操作部の押圧操作によって前記一方との係合を解除される請求項1に記載のヘッドレスト装置。
  3. 前記ヘッドレスト本体内に設けられ、前記一対のヘッドレストステーに対する前記ヘッドレスト本体の高さ位置を調節するための高さ調節機構を更に備え、
    前記高さ調節機構は、
    前記一対のヘッドレストステーのうちの他方との係合によって前記一対のヘッドレストステーに対する前記ヘッドレスト本体の上下動を制限する制限部材を有し、当該制限部材は、前記ヘッドレスト本体の外側に露出した調節操作部が押圧操作されることにより前記他方との係合を解除される請求項2に記載のヘッドレスト装置。
  4. 前記取外し規制機構は、上端部が前記規制部材と係合すると共に、前記解除操作部とされた下端部が前記ヘッドレスト本体の下面側から押圧操作される解除部材を有する請求項2又は請求項3に記載のヘッドレスト装置。
  5. 前記規制部材は、前記解除操作部とされた後端部が前記ヘッドレスト本体の背面側から押圧操作される請求項2又は請求項3に記載のヘッドレスト装置。
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