JPH0585476B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0585476B2
JPH0585476B2 JP17305688A JP17305688A JPH0585476B2 JP H0585476 B2 JPH0585476 B2 JP H0585476B2 JP 17305688 A JP17305688 A JP 17305688A JP 17305688 A JP17305688 A JP 17305688A JP H0585476 B2 JPH0585476 B2 JP H0585476B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
arm
slope
locking piece
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17305688A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0223196A (ja
Inventor
Minoru Okada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSAKA TAIYU KK
Original Assignee
OSAKA TAIYU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OSAKA TAIYU KK filed Critical OSAKA TAIYU KK
Priority to JP17305688A priority Critical patent/JPH0223196A/ja
Publication of JPH0223196A publication Critical patent/JPH0223196A/ja
Publication of JPH0585476B2 publication Critical patent/JPH0585476B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ドラム缶等の縁付き容器の吊上げに
使用する吊上げ具に関するものである。
(従来の技術) 従来、横倒しのドラム缶を吊り上げるために第
12図に示す吊上げ具が使用されている。
該吊上げ具は、吊り環17に2本のアーム3,
3を回動可能に枢支し、両アーム3の下端に爪片
5を突設して構成されている。
両アーム3はバネ30によつて閉じ方向に付勢
され、爪片5間の最小間隔はストツパー39によ
つてゴラム缶8の全長よりも少し小さく規制され
ている。
使用に際しては、吊り環17をホイストのフツ
ク83に引つ掛けて吊上げ具をドラム缶上に降ろ
す。
作業者は手作業によつて、バネ30に抗してア
ーム3を開きつつ両爪片5,5を缶縁81に引つ
掛け、この状態にて吊上げ具と一緒にドラム缶8
を吊り上げるのである。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の如く、手作業にてアーム3,3を開いて
爪片5を缶縁81に係合させなければならず、
又、缶8から吊上げ具を外す際も、同じくアーム
3,3を手作業にて開いて爪片5を缶縁から外さ
ねばならず、手間が掛かり作業能率が悪い。
本発明は、吊上げ具をフオークリフト、ホイス
ト等の持上げ装置に連繋して、該持上げ装置を運
転するだけで、直接に吊上げ具に触れることな
く、吊上げ具と容器とを脱着出来る吊上げ具を明
らかにするものである。
(問題を解決する手段) 本発明の容器の吊上げ具は、ホイスト、フオー
クリフト等の持上げ装置に取り付けられるべき取
付け部材1に2本のアーム3が垂直面内にて回動
可能に配備され、アーム3の先端に容器の縁に引
つ掛かる爪片5を具えた容器の吊上げ具に於て、
アーム3の側面にはアームに対して相対的に上下
動可能に移動片4を配備すると共にアーム3には
該アーム上での移動片4の上移動端と下移動端を
規制する当り片31,33を設け、上当り片31
の上面は突出側が徐々に低く傾斜した斜面37を
有し、下当り片32の下面は突出側が徐々に上向
き傾斜した斜面34を有しており、取付け部材1
にはアーム3の回動面に直交して、アーム3上の
上下の当り片31,33の移行路に出没可能に係
止片7を配備して該係止片7をバネ72にて飛び
出し方向に付勢し、係止片7の先端下部には先端
側が上向きに傾斜した逃し斜面71を形成し、移
動片4には該移動片4が係止片7に対して相対的
に下向きに移動する際、係止片7を移動片4及び
アーム3の移行路から押し出すために前記上下の
当り片31,33の側方への突出高さよりも少し
突出高さの大なる案内斜面40が形成されてお
り、移動片4が下当り片33側に位置した状態
で、上当り片31と移動片4との間には係止片7
の先端が侵入して上当り片31に引つ掛かり可能
な空間30が存在し、係止片7がアーム3の上当
り片31の下面に引つ掛かつている状態にて、両
アーム3,3の爪片5,5間の間隔は容器の全長
よりも長く保持されている。
(作用及び効果) 第1図の2点鎖線及び第3図に示す如く、アー
ム3の上当り片31の下面に係止片7を引つ掛け
た状態にて、取付け部材1をホイスト、フオーク
リフト等の持上げ装置に取り付けて、吊上げ具を
横倒し容器上に降ろす。
両爪片5,5を容器の縁の外に合わせて吊上げ
具を容器上に載せる。
係止片7によつて、アーム3は爪片5,5間の
距離が容器の全長よりも長くなる様に支持されて
おり、両爪片5を容器の縁の外側に位置させるこ
とができる。
更に吊上げ具を降ろすと、アーム3の下面が容
器の縁を辷つてアーム3,3の角度が開き、取付
け部材1の下降に伴つて係止片7は逃し斜面71
を移動片4に当てて、押し戻され移動片4及び下
当り片33の移行路から後退しながら下降する。
移動片7は下当り片33を乗り越えたときバネ
72によつて元位置に復帰する(第4図)。
この状態にて吊上げ具を引上げると、係止片7
が吊上げ具と一緒に上昇し、各アーム3は基端が
持ち上がつて先端側が缶縁上を辷つてアーム3の
角度は徐々に閉じる。
アーム3,3間の角度が狭まる途上で、下当り
片33は斜面34が係止片7を後退方向に押圧し
ながら係止片7の下方に移動し、移動片4の斜面
40が係止片7の先端に当接し、移動片4は上当
り片31側に移動する(第5図)。
この状態にて更に吊上げ具が上昇してアーム3
が閉じると、移動片4は案内斜面40が係止片7
を後退方向に押圧しながら係止片7に対して相対
的に下降し、アーム3が係止片7の下側に位置す
る(第6図)。
アーム3が閉じる途上で爪片5と容器の縁は緊
密に係合し、吊上げ具と一緒に容器を持ち上げる
ことが出来る。
容器を所定の位置に移動させて、吊上げ具を下
降させる。
容器が接地した後、更に少し吊上げ具を降ろす
と、アーム3が容器縁を辷つて開き、爪片5と容
器縁との係合が外れると共に、上当り片31が係
止片7の逃し斜面71を押圧して係止片7を該当
り片の移行路から排除し、上当り片31は係止片
7の上方に位置する(第3図)。
この状態で、吊上げ具を吊上げるとアーム3は
上当り片31が係止片7に引つ掛かつた状態、即
ち、アーム3の爪片5,5間の間隔が容器の全長
よりも長い状態に支持されて吊り上げられるた
め、爪片5と容器の縁が再び引つ掛かることはな
く、吊上げ具だけを吊り上げることができる。
上記作業手順によつて、所定の位置に降ろした
容器から吊上げ具を外すとき、容器を一緒に吊り
上げることはない。
上記の如く、本発明の容器の吊上げ具は、作業
者が吊上げ具を取り付けたホイスト、フオークリ
フト等の持上げ装置の運転を行なうだけよく、従
来の如く、直接に吊上げ具を操作する必要はな
く、作業能率を向上できる。
(実施例) 次に記載する実施例は本発明を説明するための
ものであるから、これを特許請求の範囲に記載の
発明を限定し、或は減縮する様に解すべきではな
い。
第1図は、吊上げ具にてドラム缶を吊上げた状
態を示している。
吊上げ具は、ホイスト、フオークリフト等の持
上げ装置(図示せず)に取り付けるべき取付け部
材1に2本のアーム3が垂直面内にて回動可能に
配備されている。
取付け部材1は、フオークリフトのフオークに
嵌める鞘体11に2つのアーム支持部2,2を設
け、該アーム支持部2にアーム3の基端を垂直面
内にて回動可能に枢支している。鞘体11の一端
には該鞘体をフオークに固定するためのクランプ
ボルト12が配備され、鞘体11の他端及び鞘体
の中間部に支持部2が設けられる。
第2図の如く、各支持部2は内、外2枚の支持
板21,22からなり、内支持板21は鞘体11
の側面に溶接固定され、外支持板22はボルト2
3にて内支持板21に固定されて両支持板21,
22はアーム3及び後記する移動片4が回動可能
な間隔を存している。
ボルト23,23a,23b,23cは支持板
21の上部両端、下部の中央部及び内端の4箇所
に設けられている。
上部の内端のボルト23に接近して支持板2
1,22間に枢軸24が設けられ、該軸にアーム
3の基端が軸支されており、アーム3は支持部2
の上部外側ボルト23bと下部外側ボルト23c
の間にて回動可能である。
アーム3は最大180°近く開き、アーム3の最小
閉じ角度は90°程度である。
鞘体11には支持部2を設けた側面の反対側の
側面中央部に脚板16が設けられ、アーム3が最
大開くとき、該脚板16及び2つの支持部2にて
吊上げ具を床面に水平に置くことが出来る。
支持部2の内支持板21には、前記アーム3の
回動範囲を規制する2本のボルト23b,23c
の略中間位置に支持板21間に出没可能に係止片
7が設けられる。
該係止片7は、内支持板21に固定した筒体7
3に摺動可能に支持され、筒体に内蔵したバネ7
2によつて飛び出し方向に付勢されている。係止
片7の先端下部には先端側が上向きに傾斜した逃
し斜面71が形成され、先端上部には該逃し面7
1に連続して垂直面72が形成されている。
アーム3を枢支した枢軸24にはアーム3の略
1/3の長さの棒状移動片4の基端が枢支されてい
る。
アーム3には該移動片4の自由端に対応してア
ーム3の上面と下面とに、当り片31,33が側
方に突設され、前記移動片4は当り片31,33
の間でアーム3の回動とは無関係に回動可能に支
持され、アーム3には移動片4が、下当り片33
側に位置した状態で上当り片31と移動片4との
間には前記係止片7の先端が侵入して上当り片3
1に引つ掛かり可能な空間30が存在する。
第3図の如く、上当り片31の先端上面は徐々
に下向きに傾斜した斜面37を有しており、下当
り片33の先端下面は徐々に上向きに傾斜した斜
面34を有している。
移動片4の自由端側には、移動片4をバネ72
に抗して移動片4の移行路から押し出す案内斜面
40が前記係止片7に対向して形成されている。
移動片4の案内斜面40は、実施例では3つの
斜面41,42,43と斜面間を繋ぐ2つの垂直
面44,45とで形成され、第1斜面41は移動
片4の下端から上方に外側に徐々に係止片側に隆
起しており、第2斜面42は該第1斜面41の少
し上方にて、第1斜面と同方向に傾斜しており、
第3斜面43は第2斜面42の上方に形成され、
第2斜面42とは逆方向に傾斜している。
第1斜面41の上端と第2斜面42の下端、及
び第2斜面42と第3斜面43とは夫々第1、第
2垂直面44,45にて繋がつている。
第2斜面42と第3斜面43の間の第2垂直面
45の突出高さはアーム3の上下の当り片31,
33の突出長さより少し大である。
又、第3斜面43の上端と移動片4の上面の垂
直距離は、係止片7の先端垂直面72の縦長さよ
りも少し小さい。
第7図の如く、各アーム3の先端側には、夫々
2組の平行リンク51,52を介して爪片5が揺
動可能に配備されている。
アーム3を貫通した2本の枢軸51a,52a
の両端と、爪片5を貫通した2本の枢軸51b,
52bの両端とが、平行リンク51,52にて枢
軸連結されており、爪片5は平行リンク51,5
2の回動範囲でアーム3上を揺動可能である。
平行リンク51,52の内、下側リンク52に
は押え片53がリンク52と一体に外向きに突設
されている。
押え片53は、第8図の如く、リンク52が爪
片5側の枢軸52bを中心に内側に回転したと
き、爪片5の先端に接近する押圧面54を有して
いる。
爪片5にバネ55によつて引上げ方向に付勢さ
れており、第7図の如く、爪片5が無負荷の状態
では、爪片5は平行リンク51,52の回動範囲
内で、アーム3に沿つて引上げられ、このとき、
押え片53の押圧面54と爪片5の先端との間は
解放されている。
第2図の如く、前記取付け部材1の鞘体11の
下面には、クランプボルト12に接近して2枚の
垂下板13,13によつて形成されるブラケツト
15を突設し、該垂下板13,13間に位置決め
レバー6が垂直面内にて回動可能に垂下して配備
されている。レバーは上端が支持部2側に直角に
短く屈曲しており、該屈曲端が枢軸14にて枢支
されている。
枢軸14には、垂下板13の外側に垂直面内で
回動可能にストツプレバー62が枢支され、スト
ツプレバー62の自由端はブラケツト15の前記
クランプボルト12側に下向きに延び、先端を前
記位置決めレバー6側に屈曲して受け片63を形
成している。
ストツプレバー62は受け片63がブラケツト
15及び位置決めレバー6の背面を押圧する方向
にバネ64にて付勢されている。
位置決めレバー6にドラム缶8の縁81が当つ
て該レバーを外側に押圧する力が作用すれば、位
置決めレバー6がバネ64に抗してストツプレバ
ー62を少し回動させ、この状態にて、アーム
3,3間の中心が容器のほぼ中心上に位置する。
位置決めレバー6は外側への回動はストツプレ
バー62によつて規制されるが、閉じ方向じ対し
ては、支持部2と脚板16の間に鞘体11と平行
に折畳むことができる。
然して、吊上げ具の鞘体11をクランプボルト
12側からフオークリフトの一方のフオーク84
に嵌め、該クランプボルト12を締め付けて鞘体
11をフオーク84に固定する。
第3図の如く、アーム3は上当り片31と移動
片4との間の空間30に侵入し、上当り片31の
下面に係止片7が引つ掛かつて、第1図2点鎖線
に示す如く、アーム3の爪片5間の間隔は、横倒
しドラム缶の全長よりも長く保持されている。
アーム3の爪片5が横倒しドラム缶の上面より
も少し高位置になる位置まで吊上げ具を上昇さ
せ、次に位置決めレバー6がドラム缶の一端に当
るまでフオークリフトを前進させて、吊上げ具を
ドラム缶の上方に位置させる。
位置決めレバー6がドラム缶8の端部に少し強
く衝突しても、位置決めレバー6はバネに抗して
ストツプレバー62と一緒に後退し、位置決めレ
バー6及びドラム缶8を損傷することはない。
位置決めレバー6がドラム缶8の端に当たつた
状態にて吊上げ具を降ろす。
両アーム3,3がドラム缶の縁を辷つてアーム
3の角度が更に開く。
アーム3の爪片5,5間の距離は缶8の全長よ
りも長くなる様に支持されており、爪片5を缶縁
81の外側に位置させることができる。
更に、吊上げ具を降ろすと、アーム3,3の
夫々下面が缶8の縁を辷つて開き、この時移動片
4は係止片7に対して相対的に上昇し、移動片4
が係止片7の先端の逃し斜面71に当つて係止片
7を後退させ、更に下当り片33も係止片7の逃
し斜面71を押圧して上方に乗り越える。従つ
て、アーム3は係止片7の上方に位置する(第4
図、第1図1点鎖線)。
この状態にて吊上げ具を引上げると、アーム3
基端が持ち上がつて、アームは先端側が缶縁を辷
つてアームの角度が徐々に狭まる。
アーム3間の角度が狭まる途上で、下当り片3
3の上り斜面34が係止片7の上端縁を押圧して
係止片7を当り片33の移行路から排除し、下当
り片33は係止片7の下方に潜り込み、移動片4
の第1斜面41が係止片7の先端に当接し、移動
片4は上当り片31側に移動する(第5図)。
この状態にて吊上げ具が持ち上げられて更にア
ーム3が閉じると、移動片4の第1斜面41、第
2斜面42が係止片7を順に押圧して、該係止片
7を移動片4及び上当り片31の移行路から排除
し、アーム3全体が係止片7の下側に位置する
(第6図)。
第2斜面42に連続する第2垂直面45の突出
高さはアーム3の上当り片31の突出高さよりも
大であり、第2垂直面45の上端と移動片4の上
端との間の垂直長さは係止片7の先端の垂直面7
2の高さよりも小であるため、係止片7が移動片
4と上当り片31との間に辷り落ちて、上当り片
31に引つ掛かることはなく、係止片7は第5図
の2点鎖線で示す如く移動片4の第2垂直面45
から上当り片31に円滑に乗り移つて、更に上当
り片31の上方に達する。
アーム3が係止片7の下側にて更に閉じると、
アーム3先端の爪片5が缶縁81に引つ掛かる。
アーム3が缶縁を辷つて上昇し、両アーム3の
角度は徐々に狭まり、爪片5が缶縁に達すると自
然に缶縁に引つ掛かる。爪片5をアーム3に取り
付けているリンク51,52がアーム3によつて
上向きに引つ張られることにより、リンク52は
爪片5側の枢軸52bを中心に内側に回転し、押
え片53の押圧面54が缶縁の外面を押圧する。
これによつて缶縁は押え片53の押圧面54と爪
片5とで確実に挟圧保持される。
ドラム缶8を所定の位置に移動させて、吊上げ
具を下降させる。
缶8が接地した後、更に少し吊上げ具を降ろす
と、爪片5の負荷が解除され、爪片5はバネ55
によつて引上げられ、このときリンク51,52
もアーム3の上端側に回動し、押え片53と爪片
5との間が解放される。
アーム3が缶縁を辷つて開き、爪片5と缶縁と
の係合が外れると共に、上当り片31が係止片7
の逃し斜面71を押圧して係止片7を該当り片3
1の移行路から排除し、係止片7の上方に位置す
る。
この状態で、吊上げ具を吊上げるとアーム3は
上当り片31が係止片7に引つ掛かつた状態、即
ち、アーム3の爪片5間の間隔が缶の全長よりも
長い状態にて吊り上げられるため、爪片5と缶縁
が引つ掛かることはなく、吊上げ具だけを吊り上
げることができる。
第9図は移動片の他の実施例を示しており、ア
ームの側面にアームとほぼ直交してブロツク状移
動片4を摺動可能に嵌める。移動片4には前記同
様にして第1、第2、第3斜面41,42,43
が形成されている。
第10図は吊上げ具の上面中央に吊り環7を突
設し、吊り環7にホイストのフツク83を掛けて
使用する他の実施例である。
第11図は移動片4の案内斜面40の他の実施
例を示しており、移動片4の下端から上端に、該
上端が高くなる様に傾斜しており、上端の突出高
さは、アーム3の上当り片31の突出高さよりも
大であり、前記第3図の移動片4と同様の効果を
存する。
上記の如く、本発明の容器の吊上げ具は、作業
者が、吊上げ具を取り付けたホイスト、フオーク
リフト等の持上げ装置の運転を行なうだけで、直
接に吊上げ具を操作する必要はなく、作業能率が
向上できる。
図面及び上記実施例の説明は、本発明を説明す
るためのものであつて、特許請求の範囲に記載の
発明を限定し、或は範囲を減縮するものでない。
【図面の簡単な説明】
第1図は吊上げ具の正面図、第2図は吊上げ具
の分解斜面図、第3図はアームの上当り片に係止
片を引つ掛かつた状態の説明図、第4図は係止片
がアームの上方に位置した状態の説明図、第5図
は係止片が移動片に当接した状態の説明図、第6
図はアームが係止片の下方に位置した状態の説明
図、第7図はアームと爪片の連繋状態を示す正面
図、第8図は容器の縁に爪片が係合した状態の正
面図、第9図は移動片の他の実施例の斜面図、第
10図はホイストにて吊上げる吊上げ部材の他の
実施例の正面図、第11図は移動片の案内斜面の
他の実施例の説明図、第12図は従来例の吊上げ
具の正面図である。 1……取付け部材、3……アーム、4……移動
片、7……係止片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ホイスト、フオークリフト等の持上げ装置に
    取り付けられるべき取付け部材1に2本のアーム
    3が垂直面内にて回動可能に配備され、アーム3
    の先端に容器の縁に引つ掛かる爪片5を具えた容
    器の吊上げ具に於て、アーム3の側面にはアーム
    に対して相対的に上下動可能に移動片4を配備す
    ると共にアーム3には該アーム上での移動片4の
    上移動端と下移動端を規制する当り片31,33
    を設け、上当り片31の上面は突出側が徐々に低
    く傾斜した斜面37を有し、下当り片32の下面
    は突出側が徐々に上向き傾斜した斜面34を有し
    ており、取付け部材1にはアーム3の回動面に直
    交して、アーム3上の上下の当り片31,33の
    移行路に出没可能に係止片7を配備して該係止片
    7をバネ72にて飛び出し方向に付勢し、係止片
    7の先端下部には先端側が上向きに傾斜した逃し
    斜面71を形成し、移動片4には該移動片4が係
    止片7に対して相対的に下向きに移動する際、係
    止片7を移動片4及びアーム3の移行路から押し
    出すために前記上下の当り片31,33の側方へ
    の突出高さよりも少し突出高さの大なる案内斜面
    40が形成されており、移動片4が下当り片33
    側に位置した状態で、上当り片31と移動片4と
    の間には係止片7の先端が侵入して上当り片31
    に引つ掛かり可能な空間30が存在し、係止片7
    がアーム3の上当り片31の下面に引つ掛かつて
    いる状態にて、両アーム3,3の爪片5,5間の
    間隔は容器の全長よりも長く保持されている容器
    の吊上げ具。 2 移動片4は棒状に形成されて基端がアーム3
    と同位置に枢支され、移動片4は回動して上下動
    する特許請求の範囲第1項に記載の容器の吊上げ
    具。 3 移動片4はアーム3に形成したガイド溝35
    に摺動可能に配備されている特許請求の範囲第1
    項に記載の容器の吊上げ具。
JP17305688A 1988-07-11 1988-07-11 容器の吊上げ具 Granted JPH0223196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17305688A JPH0223196A (ja) 1988-07-11 1988-07-11 容器の吊上げ具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17305688A JPH0223196A (ja) 1988-07-11 1988-07-11 容器の吊上げ具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0223196A JPH0223196A (ja) 1990-01-25
JPH0585476B2 true JPH0585476B2 (ja) 1993-12-07

Family

ID=15953402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17305688A Granted JPH0223196A (ja) 1988-07-11 1988-07-11 容器の吊上げ具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0223196A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102114904A (zh) * 2011-01-30 2011-07-06 武汉理工大学 深水电磁吸盘集装箱吊具

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110723640B (zh) * 2019-10-21 2022-03-25 成都工业职业技术学院 一种卡车驾驶室通用吊装工装
CN111285240B (zh) * 2020-02-12 2020-10-30 嵊州市汇业新材料科技有限公司 一种海上桥梁搭建用的材料运输装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102114904A (zh) * 2011-01-30 2011-07-06 武汉理工大学 深水电磁吸盘集装箱吊具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0223196A (ja) 1990-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4401179A (en) Assist assembly for cab structure
JP3073839B2 (ja) 構築建築資材移送用のクランプ装置
JPS6322840B2 (ja)
CA1160184A (en) Automatic locking pin retraction mechanism for loaders
JPH0585476B2 (ja)
US3998487A (en) Device for the automatic release of a chain
JP3069705B2 (ja) 貨物積載体を車両に積みおろすための移送方法および装置
US4050672A (en) Trapezoidal lifter
US4685713A (en) Container grab
JP2894083B2 (ja) クレーンアームの吊り具構造
JP3455526B2 (ja) ドラム缶吊り具
US4047626A (en) Clamshell bucket for wheel loader
JPH065343Y2 (ja) 容器の吊上げ具
JPH0535980Y2 (ja)
JP2005041670A (ja) ワーク吊り具
JPH0220431A (ja) 安全マスターシールド
JP2598673B2 (ja) ウィンチ等のトップフック装置
KR950008119Y1 (ko) 승강기의 안전장치
JP3672487B2 (ja) 吊具
JPS6015713Y2 (ja) ダンプトラックにおけるゲ−ト開閉装置
JPS6032058Y2 (ja) ロツク式安全レバ−付きフツク
GB2209934A (en) Walking stick with grapple device
JPH09202585A (ja) クランプ装置
JPH0524715Y2 (ja)
JPS5836568Y2 (ja) オ−トヒツチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees