JPH0223196A - 容器の吊上げ具 - Google Patents

容器の吊上げ具

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JPH0223196A
JPH0223196A JP17305688A JP17305688A JPH0223196A JP H0223196 A JPH0223196 A JP H0223196A JP 17305688 A JP17305688 A JP 17305688A JP 17305688 A JP17305688 A JP 17305688A JP H0223196 A JPH0223196 A JP H0223196A
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Minoru Okada
實 岡田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ドラム缶等の縁付き容器の吊上げに使用する
吊上げ具に関するものである。
(従来の技術) 従来、横倒しのドラム缶を吊り上げるために第12図に
示す吊上げ具が使用されている。
該吊上げ具は、吊り環(17)に2本の7−ム(3)(
3)を回動可能に枢支し、両アーム(3)の下端に爪片
(5)を突設して構成されている。
両アーム(3)はバ+(30)によって閉じ方向に付勢
され、爪片(5)間の最小間隔はストッパーク39)に
よってドラム缶(8)の全長よりも少し小さく規制され
ている。
使用に際しては、吊り環(17)をホイストのフック(
83)に引っ掛けて吊上げ具をドラム缶上に降ろす。
作業者が手作業によって、バネ(30)に抗してアーム
<3)を開きつつ両爪片(5)(5)を缶縁(81)に
引っ掛け、この状態にて吊上げ具と一緒にドラム缶(8
)を吊り上げるのである。
〈発明が解決しようとする問題点) 上記の如く、手作業にてアーム(3) (3)を開いて
爪片(5)を缶縁(81)に係きさせなければならず、
又、缶(1)から吊上げ具を外す際も、同じくアーム(
3) (3)を手作業にて開いて爪片(5)を缶縁から
外さねばならず、手間が掛かり作業能率が悪い。
本発明は、吊上げ具をフォークリフト、ホイスト等の持
上げ装置に連繋して、該持上げ装置を運転するだけで、
直接に吊上げ具に触れることなく、吊上げ具と容器とを
脱着出来る吊上げ具を明らかにするものである。
(問題を解決する手段) 上記目的を達するために本発明は、アームく3)上には
、アーム(3)の回動とは無関係に上下動可能に移動片
(4)及び該アーム上での移動片(4)の上移動端と上
移動端を決める当り片(31)(33)を設ける。
上当り片(31)の上面は突出側が徐々に低く傾斜した
斜面(32)を有し、下当り片(33)の下面は突出側
が徐々に上向葵傾斜した斜面(34)を有している。
アームの取付は部材(1)には、アーム(3)の移行路
へ側方から出没可能に係止片(7)を配備して該係止片
(7)をバネ(72)にて飛び出し方向に付勢している
係止片(7)の下部には先端側が上向きに傾斜した逃し
斜面(71)を形成する。移動片(4)には該移動片(
4)が下向き移動する際、係止片り7)を移動片、(7
)に当って、該係止片(7)をアーム(3)の移行路か
ら押し出す案内斜面(40)が形成されている。
係止片(7)がアーム(3)の上当り片(31)の下面
に引っ掛かっている状態では、両アーム(3)<3)の
爪片(5)(5)間の間隔は容器の全長よりも長く保持
されている。
〈作用及び効果) 第1図の2点W4線及び第3図に示す如く、アーム(3
〉の上当り片(31)の下面に係止片(7)を引っ掛け
た状態にて、取付は部材(1)をホイスト、フォークリ
フト等の持上げ装置に収り付けて、吊上げ具を横倒し容
器上に降ろす。
両爪片(5)(5)を容器の縁の外に合わせて吊上げ具
を容器上に載せる。
係止片(7)によって、アーム(3)は爪片(5)(5
)間の距離が容器の全長よりも長くなる様に支持されて
おり、両爪片(5)を容器の縁の外側に位置させること
ができる。
更に吊上げ具を降ろすと、アームく3)の下面が容器の
縁を辷ってアーム(3)(3)の角度が開き、取付は部
材(1)の下降に伴って係止片(7)は逃し斜面(71
)を移動片(4)に言てて、押し戻され移動片(4〉及
び下当り片(33)の移行路から後退しながら下降する
移動片(7)は下当り片(33)を乗り越えたときバネ
(72)によって元位置に復帰する(第4図)。
この状態にて吊上げ具を引上げると、係止片(7)が吊
上げ具と一緒に上昇し、各アーム(3)は基端が持ち上
がって先端側が缶縁上を辷ってアーム(3)の角度は徐
々にmじる。
アーム(3)(3)間の角度が狭まる途上で、下当り片
(33)は斜面(34)が係止片(7)を(!t、退方
肉方向圧しながら係止片(7)の下方に移動し、移動片
(4)の斜面(40)が係止片(7)の先端に当接し、
移動片(4)は上当り片(31)側に移動する〈第5図
)。
この状態にて更に吊上げ具が上昇してアーム(3)が閏
じると、移動片(4)は案内斜面(40)が係止片(7
)を1表退方向に押圧しながら係止片(7)に対して相
対的に下降し、アーム(3)が係止片(7)の下側に位
置する(第6図)。
アーム(3)が閉じる途上で爪片(5)と容器の縁は緊
密に係合し、吊上げ具と一緒に容器を持ち上げることが
出来る。
容器を所定の位置に移動させて、吊上げ具を下降させる
容器が接地した後、更に少し吊上げ具を降ろすと、アー
ム(3)が容器縁を辷って開き、爪片(5)と容器縁と
の係きが外れると共に、上当り片(31)が係止片(7
)の逃し斜面()1)を押圧して係止片(7)を該当り
片の移行路から排除し、上当り片(31)は係止片(7
)の上方に位置する(第3図)。
この状態で、吊上げ具を吊上げるとアーム(3)は上当
り片(31)が係止片(7)に引っ掛かった状態、即ち
、アーム(3)の爪片(5)(5)間の間隔が容器の全
長よりも長い状態に支持されて吊り上げられるため、爪
片く5)と容器の縁が再び引っ掛かることはなく、吊上
げ具だけを吊り上げることができる。
上記作業手順によって、所定の位置に降ろした容器から
吊上げ具を外すとき、容器を一緒に吊り上げることはな
い。
上記の如く、本発明の容器の吊上げ具は、作業者が吊上
げ具を取り付けたホイスト、フォークリフト等の持上げ
装置の運転を行なうだけでよく、従来の如く、直接に吊
上げ具を操作する必要はなく、作業能率を向上できる。
(実施例) 次に記載する実施例は本発明を説明するためのものであ
るから、これを特許請求の範囲に記載の発明を限定し、
或は減縮する様に解すべきではない。
第1図は、吊上げ具にてドラム缶を吊上げた状態を示し
ている。
吊上げ具は、ホイスト、フォークリフト等の持上げ装置
(図示せず)に取りけけるべき取けけ部材(1)に2本
のアーム(3)が垂直面内にて回動可能に配備されてい
る。
取付は部材(1)は、フォークリフトのフォークに嵌め
る鞘体(11)に2つのアーム支持部(2)(2)を設
け、該アーム支持部(2)にアーム(3)の基端を垂直
面内にて回動可能に枢支している。
鞘体り11)の一端には該鞘体をフォークに固定するた
めのクランプボルト〈12)が配備され、鞘体(11)
の他端及び鞘体の中間部に支持部(2)が設けられる。
第2図の如く、各支持部(2)は内、外2枚の支持板(
21)(22)からなり、内支持板(21)は鞘体(1
1)内側面に溶接固定され、外支持板(22)はボルト
(23)にて内支持板り21)に固定されて両支持板(
21)(22)はアーム(3)及び後記する移動片(4
)が回動可能な間隔を存している。
ボルト(23) (23a) (23b) (23c)
は支持板(21)の上部両端、下部の中央部及び内端の
4箇所に設けられている。
上部の内端のボルト(23)に接近して支持板(21)
間に枢軸(24)が設けられ、該軸にアーム(3)の基
端が枢支されており、アーム(3)は支持部(2)の上
部外側ボルト(23b)と下部外側ボルト(23c)の
間にて回動可能である。
アーム(3)は最大180°近く開き、アーム(3)の
最小閉じ角度は90°程度である。
鞘体(11)には支持部(2)を設けた側面の反対側の
側面中央部に脚板(16)が設けられ、アーム(3)が
最大開くとき、該脚板(16)及び2つの支持部(2)
にて吊上げ具を床面に水平に置くことが出来る。
支持部(2)の内支持板(21)には、前記アーム(3
)の回動範囲を規制する2本のボルト(2:1Th) 
(23c)の略中間位置に支持板(21)問に出没可能
に係止片(7)が設けられる。
該係止片(7)は、内支持板(21)に固定した筒木(
)3)に摺動可能に支持され、筒体に内蔵したバネ<7
2)によって飛び出し方向に1寸分されている。係止片
(7〉の先端下部には先端側が上向きに傾斜した逃し斜
面(71)が形成され、先端上部には該逃し面(71)
に連続して垂直面()2)が形成されている。
アーム(3)を枢支した枢軸(24)にはアーム(3)
の略1/3の長さの棒状移動片(4)の基端が枢支され
ている。
アーム(3)には該移動片(4)の自由端に対応してア
ーム(3)の上面と下面とに、当り片(31)(33)
が側方に突設され、前記移動片(4)は当り片(31)
(33)の間でアーム(3)の回動とは無関係に回動可
能に支持されている。
第3図の如く、上当り片(31)の先端上面は徐々に下
向きに傾斜した斜面(41)を有しており、下当り片(
33)の先端下面は徐々に上向きに傾斜した斜面(34
)を有している。
移動片(4)の自由端側には、移動片(4)をバネ(7
2)に抗して移動片く4)の移行路から押し出す案内斜
面(40)が前記1吊止片(7)に対向して形成されて
いる。
移動片(4)の案内斜面(40)は、実施例では3つの
斜面(41X42) (43)と斜面間を繋ぐ2つの垂
直面(44) (45)とで形成され、第1斜面(41
)は移動片(4)の下端から上方に外側に徐々に係止爪
側に隆起しており、第2斜面(42)は該第1斜面(4
1)の少し上方にて、第1斜面と同方向に傾斜しており
、第3斜面(43)は第2斜面(42)の上方に形成さ
れ、第2斜面(42)とは逆方向に傾斜している。
第1斜面(41)の上端と第2斜面(42)の下端、及
び第2斜面(42)と第3斜面(43)とは夫々第1、
第2垂直面(44) (45)にて繋がっている。
第2斜面(42)と第3斜面(43)の間の第2垂直面
(45)の突出高さはアーム(3)の上下の当り片(3
1)(33)の突出長さより少し大である。
又、第3斜面(43)の上端と移動片(4)の上面の垂
直距離は、移動片(4)の先端垂直面(72)の縦長さ
よりも少し小さい。
第7図の如く、各アーム(3)の先端側には、夫々2組
の平行リンク(51)(52)を介して爪片(5)が揺
動可能に配備されている。
アーム(3)を貫通した2本の枢軸(51a) (52
a)の両端と、爪片(5)を貫通した2本の枢軸(51
b) (52b)の両端とが、平行リンク(51) (
52)にて枢支連結されており、爪片(5)は平行リン
ク(51)(52)の回動範囲でアーム<3)上を揺動
可能である。
平行リンク(51)(52)の内、下側リンク(52)
には押え片〈53)がリンク(52)と一体に外向きに
突設されている。
押え片(53)は、第8図の如く、リンク(52)が爪
片(5)側の枢軸(52b)を中心に内側に回転したと
き、爪片(5)の先端に接近する押圧面(54)を有し
ている。
爪片(5)はバネ(55)によって引上げ方向に付勢さ
れており、第7図の如く、爪片(5)が無負荷の状態で
は、爪片(5)は平行リンク(51)(52)の回動範
囲内で、アーム(3)に沿って引上げられ、このとき、
押え片(53)の押圧面(54)と爪片(5)の先端ど
の間は;π放されている。
第2(2!の如く、前記穴「寸は部材(1)の鞘体り1
1)の下面には、7ランブボルt−(12)に接近して
2枚の垂下[(13) (13)によって形成されるブ
ラケット(15)を突設し、該垂下板(13) (13
)間に位置決めレバー(6)が垂直面内にて回動可能に
垂下して配備されている。レバーは上端が支持部(2)
側に直角に短く屈曲しており、該屈曲端が枢軸(14)
にて枢支されている。
枢軸(14)には、垂下板(13)の外側に垂直面内で
回動可能にストップレバー(62)が枢支され、ストッ
プレバー(62)の自由端はブラケット(15)の前記
クランプボルト(12)側に下向きに延び、先端を前記
位置決めレバー(6)@に屈曲して受は片(63)を形
成している。
ストップレバー(62)は受は片(63)がブラケット
(15)及び位置決めレバー(6)の背面を押圧する方
向にバネ(64)にて付勢されている。
位置決めレバー(6〉にドラム缶(8)の縁〈81)が
当って該レバーを外側に押圧する力が作用すれば、位置
決めレバー(6)がバネ(64)に抗してストップレバ
ー(62)を少し回動させ、この状態にて、アーム(3
)(3)間の中心が容器のほぼ中心上に位置する。
位置決めレバー(6)は外側への回動はストップレバー
(62)によって規制されるが、閉じ方向に対しては、
支持部(2)と脚板り16)の間に鞘体(11)と平行
に折畳むことができる。
然して、吊上げ具の鞘体り11)をクランプボルト(1
2)IIIからフォークリフトの一方のフォーク(84
)に嵌め、該クランプボルト(12)を締め付けて鞘体
(11)をフォーク(84)に固定する。
第3図の如く、アーム(3)は上当り片(31)の下面
に係止片(7)が引っ掛かって、第1図2点鎖線に示す
如く、アーム(3)の爪片(5)間の間隔は、横倒しド
ラム缶の全長よりも長く保持されている。
アーム(3)の爪片(5)が横倒しドラム缶の上面より
も少し高位置になる位置まで吊上げ具を上昇させ、次に
位置決めレバー(6)がドラム缶の一端に当るまでフォ
ークリフトを前進させて、吊上げ具をドラム缶の上方に
位置させる。
位置決めレバー(6)がドラム缶(8)の端部に少し強
く衝突しても、位置決めレバー(6)はバネに抗してス
トップレバー(62)と−緒に後退し、位置決めレバー
(6)及びドラム缶り8)を損傷することはない。
位置決めレバー(6)がドラム缶(8)の端に当たった
状態にて吊上げ具を降ろす。
両アーム(3) (3)がドラム缶の縁を辷ってアーム
(3)の角度が更に開く。
アーム(3)の爪片(5)(5)間の距離は缶(8)の
全長よりも長くなる様に支持されており、爪片(5)を
缶縁(81)の外側に位置させることができる。
更に、吊上げ具を降ろすと、アーム(3)(3)の夫々
下面が缶(8)の縁を辷って開き、この時移動片(4)
は係止片(7)に対して相対的に上昇し、移動片(4)
が係止片(7)の先端の逃し斜面(71)に当って係止
片(7)を後退させ、更に下当り片(33)も係止片(
7)の逃し斜面(71)を押圧して上方に乗り越える。
従って、アーム(3)は係止片(7)の上方に位置する
(第4図、第1図1点鎖線)。
この状態にて吊上げ具を引上げると、アーム(3)基端
が持ち上がって、アームは先端側が缶縁を辷ってアーム
の角度が徐々に狭まる。
アーム(3)間の角度が狭まる途上で、下当り片(33
)が係止片(7)の逃し斜面(71)を押圧して係止片
(7)を当り片(33)の移行路から排除し、下当り片
(33)は係止片(7)の下方に潜り込み、移動片(4
)の第1斜面(40)が係止片(7)の先端に当接し、
移動片(4)は上当り片(31)側に移動する(第5図
)。
この状態にて吊上げ具が持ち上げられて更にアーム(3
)が閉じると、移動片(4)の第1斜面(41)、第2
斜面(42)が係止片(7)を順に押圧して、該係止片
(7)を移動片(4)及び上当り片(31)の移行路か
ら排除し、アーム(3)全体が係止片り7)の下側に位
置する〈第6図)。
第2斜面(42)に連続する第2垂直面(45)の突出
高さはアーム(3)の上当り片(31)の突出高さより
も大であり、第2垂直面(45)の上端と移動片(4)
の上端との間の垂直長さは係止片(7)の先端の垂直面
(72)の高さよりも大であるため、係止片(7)が移
動片り4)と上当り片(31)との間に辷り落ちて、上
当り片(31)に引っ掛かることはなく、係止片(7)
は第5図の2点鎖線で示す如く移動片(4)の第2垂直
面(45)から上当り片(31)に円滑に乗り移って、
更に上当り片(31)の上方に達する。
アーム(3)が係止片(7)の下側にて更に閉じると、
アーム(3)先端の爪片(5)が缶縁(81)に引っ掛
かる。
アームク3)が缶縁を辷って上昇し、両アーム(3)の
角度は徐々に挟まり、爪片(5)が缶縁に達すると自然
に缶縁に引っ掛かる。爪片(5)をアーム(3)に取り
付けているリンク<51) (52)がアーム(3)に
よって上向きに引っ張られることにより、リンク(52
)は爪片(5)側の枢軸(52b)を中心に内側に回転
し、押え片(53)の押圧面(54)が缶縁の外面を押
圧する。これによって缶縁は押え片り53)の押圧面(
54〉と爪片(5〉とで確実に挟圧保持される。
ドラム缶(8)を所定の位置に移動させて、吊上げ具を
下降させる。
缶(8)が接地した後、更に少し吊上げ具を降ろすと、
爪片〈5)の負荷が解除され、爪片(5)はバネ(55
)によって引上げられ、このときリンク(51)(52
)もアーム(3)の上端側に回動し、押え片り53)と
爪片(5)との間が解放される。
アーム(3)が缶縁を辷って開き、爪片(5)と缶縁と
の係合が外れると共に、上当り片(31)が係止片(7
)の逃し斜面(71)を押圧して係止片(7)を該当り
片(31)の移行路から排除し、係止片(7)の上方に
位置する。
この状態で、吊上げ具を吊上げるとアーム(3)は上当
り片(31)が(系止片(7)に引っ掛かった状態、即
ち、アーム(3)の爪片(5)間の間隔が缶の全長より
も長い状態にて吊り上げられるため、爪片(5)と缶縁
が引っ掛かることはなく、吊上げ具だけを吊り上げるこ
とがて゛きる。
第9図は移動片の池の実施例を示しており、アームの側
面にアームとほぼ直交してブロック状移動片(4)を摺
動可能に嵌める。移動片〈4)には前記同様にして第1
、第2、第3斜面(41)(42) (43)が形成さ
れている。
第10図は吊上げ具の上面中央に吊り環(7)を突設し
、吊り環〈7)にホイストのフック(83)を掛けて使
用する他の実施例である。
第11図は移動片(4)の案内斜面(40)の池の実施
例を示しており、移動片(4)の下端から上端に、該上
端が高くなる様に傾斜しており、上端の突出高さは、ア
ーム(3)の上当り片〈31〉の突出高さよりも大であ
り、前記第3図の移動片(4)と同様の効果を存する。
上記の如く、本発明の容器の吊上げ具は、作業者が、吊
上げ具を取り付けたホイスト、フォークリフト等の持上
げ装置の運転を行なうだけで、直接に吊上げ具を繰作す
る必要はなく、作業能率が向上できる。
図面及び上記実施例の説明は、本発明を説明するための
ものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、
或は範囲を減縮するものでない。
【図面の簡単な説明】
第1図吊上げ具の正面図、第2図は吊上げ具の分解斜面
図、第3図はアームの上当り片に係止片を引っ掛かった
状態の説明図、第4図は係止片がアームの上方に位置し
た状態の説明図、第5図は係止片が移動片に当接した状
態の説明図、第6図はアームが係止片の下方に位置した
状態の説明図、第7図はアームと爪片の連繋状態を示す
正面図、第8図は容器の縁に爪片が係合した状態の正面
図、第9図は移動片の他の実施例の斜面図、第10図は
ホイストにて吊上げる吊上げ部材の他の実施例の正面図
、第11図は移動片の案内斜面の他の実施例の説明図、
第12図は従来例の吊上げ具の正面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]ホイスト、フォークリフト等の持上げ装置に取り
    付けられるべき取付け部材(1)に2本のアーム(3)
    が垂直面内にて回動可能に配備され、アーム(3)の先
    端に容器の縁に引つ掛かる爪片(5)を具えた容器の吊
    上げ具に於て、アーム(3)上にはアーム(3)の回動
    とは無関係に上下動可能に移動片(4)を配備すると共
    にアーム(3)には該アーム上での移動片(4)の上移
    動端と下移動端を決める当り片(31)(33)を設け
    、上当り片(31)の上面は突出側が徐々に低く傾斜し
    た斜面(32)を有し、下当り片(32)の下面は突出
    側が徐々に上向き傾斜した斜面(34)を有しており、
    取付け部材(1)にはアーム(3)の回動面に直交して
    、アーム(3)の移行路に出没可能に係止片(7)を配
    備して該係止片(7)をバネ(72)にて飛び出し方向
    に付勢し、係止片(7)の下部には先端側が上向きに傾
    斜した逃し斜面(71)を形成し、移動片(4)には該
    移動片(4)が下向きに移動する際、係止片(7)を移
    動片(4)及びアーム(3)の移行路から押し出す案内
    斜面(40)が形成されており、係止片(7)がアーム
    (3)の上当り片(31)の下面に引っ掛かっている状
    態にて、両アーム(3)(3)の爪片(5)(5)間の
    間隔は容器の全長よりも長く保持されている容器の吊上
    げ具。 [2]移動片(4)は棒状に形成されて基端がアーム(
    3)と同位置に枢支され、移動片(4)は回動して上下
    動する特許請求の範囲第1項に記載の容器の吊上げ具。 [3]移動片(4)はアーム(3)に形成したガイド溝
    (35)に摺動可能に配備されている特許請求の範囲第
    1項に記載の容器の吊上げ具。
JP17305688A 1988-07-11 1988-07-11 容器の吊上げ具 Granted JPH0223196A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17305688A JPH0223196A (ja) 1988-07-11 1988-07-11 容器の吊上げ具

Applications Claiming Priority (1)

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