JPH0585082U - 電線保持具 - Google Patents

電線保持具

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JPH0585082U
JPH0585082U JP3165492U JP3165492U JPH0585082U JP H0585082 U JPH0585082 U JP H0585082U JP 3165492 U JP3165492 U JP 3165492U JP 3165492 U JP3165492 U JP 3165492U JP H0585082 U JPH0585082 U JP H0585082U
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JP
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electric wire
inner boss
outer ring
boss portion
ribs
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JP3165492U
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修 青木
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光洋ファスナ−株式会社
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる直径の電線を簡単に着脱でき、電線把
持力を強化した電線保持具を得ること。 【構成】 電線保持具1は、電線2を保持する内側ボス
部11と、電線2を他の部品から離隔する外側リング部
12と、内側ボス部11と外側リング部12とを互いに
連結する複数のリブ13とからなり、内側ボス部11と
外側リング部12とに切欠部分14を設けて電線2の導
入を容易にする。内側ボス部11は、円周方向にほぼ等
間隔に離隔された軸方向伸延の3つの円筒形部分111
と、各円筒形部分に一体に成形された可撓性の薄肉弓形
部分112とから構成される。各リブ13は、各弓形部
分112に一体にそれぞれ連結される。切欠部分14
が、半径方向に扇形状に離隔された1組のリブ13およ
び弓形部分112によって画定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、リード線等の電線をシャーシ、電気部品等から一定距離隔てて保持 する電線保持具に関するものである。
【0002】
【従来技術】
テレビジョン受像機等の回路配線においては、多数の電線に高電圧、高周波の 電流が印加される。この場合に、他の電気部品と電線とが電磁気的に互いに干渉 し合わないように配線をしなければならない。
【0003】 従来から、電線を他の電気部品から一定の間隔をあけて保持する手段として、 電線保持具が利用されている。この従来の電線保持具の代表例としては、実公昭 59−32158号公報に開示されている「リードクランパー」、特開昭63− 163010号公報に開示されている「合成樹脂製止め具」、実開昭60−61 780号公報に開示されている「保持具」、実開昭58−193684号公報に 開示されている「リード線の保持装置」、実開昭62−14779号公報に開示 されている「クランパ」、実開昭64−384号公報に開示されている「ケーブ ル保持体」等がある。
【0004】 これらの電線保持具に共通した構成は、電線を保持する内側ボス部と、電線を 他の部品から離隔する外側リング部と、前記内側ボス部と前記外側リング部とを 互いに連結する複数のリブとからなり、前記内側ボス部と前記外側リング部とに 切欠部分を設けて電線の導入を容易にした点にある。
【0005】 しかしながら、実公昭59−32158号のリードクランパーおよび実開昭5 8−193684号のリード線の保持装置では、内側ボス部の内径がほぼ一定な ので、異なる直径の電線を保持することはできない。特開昭63−163010 号の合成樹脂製止め具および実開昭62−14779号のクランパでは保持力が 弱く、軸方向にずれやすい。実開昭60−61780号の保持具および実開昭6 4−384号のケーブル保持体では外側リング部を半割りにしているので、一体 に連結するロック手段を必要とする。
【0006】
【考案が解決すべき課題】
本考案の課題は、電線の着脱が簡単で、電線把持力が強く、異なる直径の電線 を把持できる電線保持具を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の電線保持具は、電線を保持する内側ボス部と、電線を他の部品から離 隔する外側リング部と、前記内側ボス部と前記外側リング部とを互いに連結する 複数のリブとからなり、前記内側ボス部と前記外側リング部とに切欠部分を設け て電線の導入を容易にした従来の電線保持具において、 前記内側ボス部は、円周方向にほぼ等間隔に離隔された軸方向伸延の3つの円 筒形部分と、各円筒形部分に一体に成形された可撓性の薄肉弓形部分とから構成 され、 前記の各リブは、前記の各弓形部分に一体にそれぞれ連結され、 前記切欠部分が、半径方向に扇形状に離隔された1組のリブおよび弓形部分に よって画定されることを特徴とした手段によって、上記課題を解決している。
【0008】
【作用】
本考案の電線保持具においては、可撓性の薄肉弓形部分が、電線の直径に応じ て半径方向外方に弾性変形する。そして、円筒形部分が電線の外周の軸方向にほ ぼ線接触する。この接触は、慣用の3点支持となるので、電線の把持を安定化す るとともに、軸方向線接触により摩擦力を増加し、把持力を強化する。
【0009】 扇形形状の切欠部分は、電線の着脱を一層容易にする。
【0010】
【実施例】 図1から図5までを参照して、本考案の電線保持具の実施例について説明する 。 本考案の電線保持具1は、図1,5に示すように、電線2を保持する内側ボ ス部11と、電線2を他の部品(図示せず)から離隔する外側リング部12と、 内側ボス部11と外側リング部12とを互いに連結する複数のリブ13とからな る。内側ボス部11と外側リング部12とに切欠部分14を設けて電線2の導入 を容易にする。
【0011】 図1,2に示すように、内側ボス部11は、円周方向にほぼ等間隔に離隔され た軸方向伸延の3つの円筒形部分111と、各円筒形部分111に一体に成形さ れた可撓性の薄肉弓形部分112とから構成される。
【0012】 各リブ13は、各弓形部分112に一体にそれぞれ連結される。切欠部分14 が、半径方向に扇形状に離隔された1組のリブ13および弓形部分112によっ て画定される。
【0013】 各弓形部分112および円筒形部分111は、図3,4に示すように、リブ1 3よりも軸方向に厚く形成されている。これは、内側ボス部11の強度を上げる とともに、電線の把持力を上げるためである。
【0014】 さらに、図1,2に最もよく示すように、隣接する1対の弓形部分112は、 切欠部分14に連通する可変の細長い間隙113を画定し、これら間隙113が 内側ボス部11の中央で合体して中央開口114を形成する。
【0015】 電線2は、図5に示すように、切欠部14から導入され、間隙113を押し広 げ、中央開口114内に挿入される。このとき、円筒形部分111と弓形部分1 12との一部が電線2の外周に接触して、電線2を把持する。
【0016】 電線2を内側ボス部11から引き出すには、前述と逆の動作を行えばよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、切欠部分が電線の着脱を容易にし、リブと薄肉弓形部分と円 筒形部分とが一体に形成されているので製造が容易になるとともに、電線把持力 を強化し、さらに、異なる径の電線の保持を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電線保持具の斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のIII −III 線からみた断面図である。
【図4】図2のIV−IV線からみた断面図である。
【図5】本考案の電線保持具の使用例の平面図である。
【符号の説明】
1 電線保持具 2 電線 11 内側ボス部 12 外側リング部 13 リブ 14 切欠部分 111 円筒形部分 112 薄肉弓形部分 113 間隙 114 中央開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を保持する内側ボス部と、電線を他
    の部品から離隔する外側リング部と、前記内側ボス部と
    前記外側リング部とを互いに連結する複数のリブとから
    なり、前記内側ボス部と前記外側リング部とに切欠部分
    を設けて電線の導入を容易にした電線保持具において;
    前記内側ボス部は、円周方向にほぼ等間隔に離隔された
    軸方向伸延の3つの円筒形部分と、各円筒形部分に一体
    に成形された可撓性の薄肉弓形部分とから構成され、 前記の各リブは、前記の各弓形部分に一体にそれぞれ連
    結され、 前記切欠部分が、半径方向に扇形状に離隔された1組の
    リブおよび弓形部分によって画定されることを特徴とし
    た電線保持具。
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JP2562067Y2 JP2562067Y2 (ja) 1998-02-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100483549B1 (ko) * 2002-11-28 2005-04-15 삼성광주전자 주식회사 리드 와이어 결속구

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5064874U (ja) * 1973-10-18 1975-06-12

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JP2562067Y2 (ja) 1998-02-04

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