JPH0584682B2 - - Google Patents

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JPH0584682B2
JPH0584682B2 JP59259332A JP25933284A JPH0584682B2 JP H0584682 B2 JPH0584682 B2 JP H0584682B2 JP 59259332 A JP59259332 A JP 59259332A JP 25933284 A JP25933284 A JP 25933284A JP H0584682 B2 JPH0584682 B2 JP H0584682B2
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JP
Japan
Prior art keywords
oscillation
amplifier
inverting amplifier
resonant circuit
vco
Prior art date
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JP59259332A
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English (en)
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JPS61137404A (ja
Inventor
Kyoshi Sawagata
Tadashi Okano
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS61137404A publication Critical patent/JPS61137404A/ja
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばTBC(Time Base error
Corrector)等のライトクロツク発生用に適用で
きる電圧制御発振器にかかわり、特に初期位相の
安定したスタート・ストツプ発振器に関するもの
である。
〔従来の技術〕
一般にTBC等においては、外部信号に強制同
期する電圧制御発振器(以下VCOという)を用
いてバースト位相に正しくロツクしたライトクロ
ツクを発生させることが要求される。
第3図は従来のVCOの回路図で、1は正相の
増幅器、2は増幅器1の入力端、3は増幅器1の
出力端、4は周波数コントロール電圧入力端、5
はスイツチである。なお、R0は正帰還回路を構
成する抵抗である。
増幅器1の出力の一部は、入力端2に帰還され
ており、その入力端2には可変容量ダイオード
C1,コイルLからなる並列共振回路,およびス
イツチ5が接続されている。そして、可変容量ダ
イオードC1の他端には側路用のコンデンサC0
接続され、その接続部には抵抗R1を介して周波
数コントロール電圧Vが供給されている。(C1
C0) そして、この周波数コントロール電圧Vを調整
することにより、可変容量ダイオードC1の静電
容量が変化し、ω=1/√1で求められる共振
周波数(発振周波数)を可変にする。
この回路で、今スイツチ5がオン状態のとき
は、増幅器1の入力端2が接地され発振が停止し
ているが、スイツチ5をオフ状態に切り替える
と、可変容量ダイオードC1,およびコイルLか
らなる並列共振回路によつて発振がスタートし、
第4図aの波形図に示すように初期振動が成長し
た正弦波が増幅器1に入力される。
そして、増幅器1の出力側には第4図bの波形
図に示したようなクロツク信号がVCOの出力と
して得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前述したようなVCOは、並列共振回
路を構成する可変容量ダイオードC1,コイルL
に残存するエネルギー、その他の諸条件によつ
て、発振する正弦波の初期位相が安定せず、第4
図bの波形図に点線で示したようにVCOのクロ
ツク信号の立ち上がり点が不確実になるという問
題点がある。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、初期位相の安定なクロツク信号を
出力するVCOを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明のVCOは、非発振時に並列共振回路
を構成するコンデンサ,または可変ダイオードと
コイルに直流電圧を印加しておき、発振スタート
時の正弦波の初期位相が確定するようにする。
〔作用〕
非発振時には、並列共振回路に直流電圧が印加
され、コイルには直流電流が流れる状態になつて
いるので、スイツチをオフ状態にして発振をスタ
ートするときは、並列共振回路に蓄積されている
エネルギーが常に一定の状態になる。したがつ
て、発振位相が確定し、発振始動時のジツタが除
去できる。
〔実施例〕
第1図はこの発明のVCOの一実施例を示す回
路図で、11は正相の増幅器、12a,12bは
それぞれ増幅器11の正負の入力端、13は増幅
器11の出力端、14は周波数コントロール電圧
入力端、15はスイツチ、16は直流電源、
R10,R11は減衰用の抵抗である。
増幅器11の出力の一部は抵抗R10,R11を介
して正の入力端12aに帰還されている。そし
て、この抵抗R10とR11の接続部には、可変容量
ダイオードC11,コイルLからなる並列共振回路
が接続されており、さらに可変容量ダイオード
C11と側路用のコンデンサC10との接続部には抵抗
R12を介して周波数コントロール電圧Vが供給さ
れている。
以下、第2図の波形図を参照してVCOの発振
動作を説明する。
時点t1でスイツチ15がオンになると前述した
ように発振が停止した状態になるが、このときに
直流電源16によつてコイルLに矢印で示すよう
な電流iが流れる。また、並列共振回路の残存エ
ネルギーは抵抗R11によつてすみやかに減衰す
る。
この状態でスイツチ15を時点t2でオフに反転
して発振をスタートさせると、コイルLに流れて
いた電流iがそのまま可変容量ダイオードC11
流入して、正帰還路がないときはよく知られてい
る減衰振動が発生するが、増幅器11の出力によ
つて振動を持続するようにエネルギーが補充され
るから、第2図aに示すようにするどい立ち下が
りのあと正弦波振動が持続し、時点t2でただちに
正常な発振状態になる。したがつて、増幅器11
から出力される信号は、初期位相が第2図bに示
すようにスイツチ15のオフ時点t2と完全に同期
したクロツク信号となる。
周波数コントロール電圧Vを変化すると発振周
波数が変化することはいうまでもない。
なお、周波数を可変にする必要がないときは、
可変容量ダイオードC11に代えて、通常の固定コ
ンデンサを使用し、単なるスタート・ストツプ発
振器にすることもできる。
また、このときは直流電源16の極性が逆にな
つていてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、この発明のスタート・ス
トツプ発振器は、発振停止時には発振器を構成す
る並列共振回路に電圧を印加しているので、発振
スタート時の立ち上がり(または立ち下がり)位
相が確定するという利点がある。また、増幅器の
入力端に抵抗を設けて発振停止時の共振エネルギ
ーを吸収するように構成すると、短いストツプ期
間の場合でも立ち上がり,および立ち下がり位相
が確実になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のVCOの一実施例を示す回
路図、第2図は第1図に示したVCOの主要な波
形図、第3図は従来のVCOの一例を示す回路図、
第4図は第3図に示したVCOの主要な波形図で
ある。 図中、11は正相の増幅器、12a,12bは
それぞれ増幅器11の正負の入力端、13は増幅
器11の出力端、14は周波数コントロール電圧
入力端、15はスイツチ、16は直流電源であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非反転増幅器の入力側及び出力側間に接続し
    た正帰還抵抗と、 前記正帰還抵抗の分圧点と接地点間に接続され
    ているLC並列共振回路と、 前記非反転増幅器の入力端子側をバイアス電源
    を介して所定の電位で接地するスイツチ回路を設
    け、 前記スイツチ回路がオンに制御されたときは前
    記共振回路のコイルに前記バイアス電源から電流
    を供給して前記非反転増幅器の発振動作を停止
    し、 前記スイツチ回路がオフとされたときは、発振
    停止時に供給されている前記電流によつて所定の
    位相で発振状態に立ち上がるように構成されてい
    ることを特徴とするスタート・ストツプ発振器。
JP25933284A 1984-12-10 1984-12-10 スタ−ト・ストツプ発振器 Granted JPS61137404A (ja)

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JP25933284A JPS61137404A (ja) 1984-12-10 1984-12-10 スタ−ト・ストツプ発振器

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JPS61137404A JPS61137404A (ja) 1986-06-25
JPH0584682B2 true JPH0584682B2 (ja) 1993-12-02

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Families Citing this family (4)

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US5304958A (en) * 1992-11-20 1994-04-19 Motorola, Inc. Saw oscillator gain amplifier with auto phase shift
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