JPH0584623A - サスペンシヨンの組付装置 - Google Patents

サスペンシヨンの組付装置

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Publication number
JPH0584623A
JPH0584623A JP3246199A JP24619991A JPH0584623A JP H0584623 A JPH0584623 A JP H0584623A JP 3246199 A JP3246199 A JP 3246199A JP 24619991 A JP24619991 A JP 24619991A JP H0584623 A JPH0584623 A JP H0584623A
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JP
Japan
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shaft
engagement
positioning jig
strut
assembling
Prior art date
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Pending
Application number
JP3246199A
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English (en)
Inventor
Hideki Fujiwara
英樹 藤原
Kanji Fujii
寛治 藤井
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車体に形成された開口部に対する係合が容易な
ものとされてストラットの頭部に装着される治具を用い
て、車体に形成されたボルト挿通孔に対するストラット
の頭部から突出するボルトの位置合わせを、自動的かつ
確実に行う。 【構成】ストラット(17)の複数のボルト(23)を
伴った組付部(25)に特定の相互位置関係をもって係
合装着されるともに、車体(11)における複数のボル
ト挿通孔(12)が形成された部分に設けられた開口
(16)内に回動可能に配される位置決め治具(30)
を、位置決め治具(30)にそれを回転させるべく係合
する係合突起(85)が設けられ、基準回転角度位置を
とるとき係合突起(85)が車体(11)に対して特定
の相互位置関係を有するものとなる係合軸(63)を有
した位置調整機構部(50)によって、組付部(25)
と共に回転させて、組付部(25)の位置調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サスペンションにおけ
るストラットの車体への組付けに際して、ストラットの
頭部に設けられた組付部の車体に対する位置調整を自動
的に行うものとされたサスペンションの組付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両組立ラインにおいて、サスペンショ
ン組立を構成するストラットが車体に組み付けられるに
あたっては、通常、例えば、特開平2-204113号公報にも
示される如く、車体に設けられたサスペンションタワー
部の上面部分に、比較的大なるる開口部とその周囲に配
された複数のボルト挿通孔とが形成され、ストラット
が、その頭部における上端部がサスペンションタワー部
の上面部分に形成された開口部内に配されるとともに、
頭部から突出する複数のボルトがサスペンションタワー
部の上面部分に形成された複数のボルト挿通孔を貫通し
てサスペンションタワー部の上方に突出する状態とされ
てサスペンションタワー部内に収容され、サスペンショ
ンタワーの上面部分に形成された複数のボルト挿通孔か
ら突出する複数のボルトの夫々が、サスペンションタワ
ーの上面部分の上方側からナット締めされることによ
り、ストラットの車体に対する組付けが行われる。
【0003】複数のボルトを伴うストラットの頭部は、
それに設けられた中央孔がストラット本体部の上端部に
嵌合せしめられ、その上方からストラット本体部の上端
部に設けられたボルト部に螺合せしめられるナットが締
め付けられて固定されるが、斯かるナットの締付けがな
されない状態においては、ストラット本体部の上端部に
対して回転可能とされ、上述の如くにして車体に対する
ストラットの組付けが行われるに際しては、ストラット
が、その頭部がストラット本体部に対する回転が規制さ
れないものとされた状態をもって、サスペンションタワ
ー部に収容されるものとなされる。それゆえ、サスペン
ションタワー部の上面部分に形成された複数のボルト挿
通孔に対してのストラットの頭部から突出する複数のボ
ルトの位置ずれが生じることになる虞があるが、それに
対処すべく、ストラットの頭部における上端部が配され
ることになるサスペンションタワー部の上面部分に形成
される開口部を矩形となすとともに、横断面形状が矩形
とされた治具をストラットの頭部に装着して、装着され
た治具をサペンションタワー部の上面部分に形成された
開口部に着脱可能な状態で係合させることにより、それ
に伴って、ストラットの頭部における上端部がサペンシ
ョンタワー部の上面部分に形成された開口部内に適正な
位置決めがなされた状態で配されるものとなし、その結
果、サスペンションタワー部の上面部分に形成された複
数のボルト挿通孔に対するストラットの頭部から突出す
る複数のボルトの位置決めが、人手に依ることなく、自
動的になされるようにすることが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サスペ
ンションタワー部の上面部分に形成された複数のボルト
挿通孔に対するストラットの頭部から突出する複数のボ
ルトの位置決めを自動的に行うべく、上述の如くに、サ
スペンションタワー部の上面部分に形成される開口部が
矩形とされ、その開口部に対応する横断面形状を有する
ものとされてストラットの頭部に装着された治具が、サ
スペンションタワー部の上面部分に形成された矩形の開
口部に係合せしめられる場合には、開口部の中心に治具
の軸中心が一致しない状態で係合が図られると、開口部
に対する治具の係合が容易に達成されないことになると
いう不都合が生じ、また、サスペンションタワー部の上
面部分に形成される開口部を矩形となすことは、円形と
なす場合に比して加工効率の点で不利となるという問題
がある。
【0005】斯かる点に鑑み、本発明は、サスペンショ
ンにおけるストラットを車体に組み付けるにあたり、車
体に、例えば、サスペンションタワー部の上面部分とさ
れる位置をもって形成された開口部に対する係合が容易
なものとされてストラットの頭部に装着される治具を用
いたもとで、車体に、例えば、サスペンションタワー部
の上面部分とされる位置をもって形成された複数のボル
ト挿通孔に対するストラットの頭部から突出する複数の
ボルトの位置合わせを、自動的かつ確実に行えるものと
されたサスペンションの組付装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係るサスペンションの組付装置は、サスペ
ンションにおけるストラットの頭部を複数のボルトを伴
って形成し、複数のボルトに夫々対応する複数のボルト
挿通孔が形成された車体に組み付けられる組付部に、そ
の組付部が回動可能とされたもとで、特定の相互位置関
係をもって係合装着されるとともに、車体に形成された
組付部用開口部内に回動可能に配される位置決め治具を
用い、回転駆動軸部,位置決め治具における被係合部分
に係合する係合部分が設けられた係合軸部、及び、回転
駆動軸部と係合軸部とを連結する連結回動軸部を有して
成り、回転駆動軸部の回転が連結回動軸部を介して係合
軸部に伝達されるとともに、係合軸部が基準回転角度位
置をとるときそれに設けられた係合部分が車体に対して
特定の相互位置関係を有するものとなる位置調整手段
と、回転駆動軸部を回転させる駆動手段と、係合軸部と
位置決め治具における被係合部分との係合状態を検出す
る係合状態検出手段と、係合状態検出手段からの検出出
力に応じて駆動手段を作動させ、位置調整手段による組
付部の位置調整が行われる状態となす駆動制御手段とを
有したものとされる。
【0007】
【作用】上述の如くに構成される本発明に係るサスペン
ションの組付装置にあっては、ストラットにおける複数
のボルトを伴った組付部に、例えば、円形の外形を有す
るものとされた位置決め治具が、例えば、その軸中心と
被係合部分の中心とを通る仮想直線上に組付部における
複数のボルトのいずれかの軸中心が位置することになる
特定の相互位置関係をもって係合装着されて、車体に形
成された組付部用開口部内に回動可能に配されるととも
に、位置調整手段における係合軸部が、基準回転角度位
置をとるとき、それに設けられた係合部分の中心が車体
に対して、例えば、車体に形成された複数のボルト挿通
孔のうちの1つの中心と係合軸部の軸中心とを通る仮想
直線上におかれることになる特定の相互位置関係を有す
るものとされる。
【0008】そして、位置調整手段における係合軸部
が、基準回転角度位置をとるもとでその先端部分が位置
決め治具に当接せしめられ、斯かるもとで、位置調整手
段における回転駆動軸部の回転が回動軸部を通じて係合
軸部に伝達されて、係合軸部が基準回転角度位置をとる
状態から回転せしめられる。そして、係合軸部の回転中
に係合軸部に設けられた係合部分が位置決め治具に設け
られた被係合部に係合する状態とされ、その後、係合軸
部が反転せしめられ、元の基準回転角度位置をとる状態
とされて、回転が停止せしめられる。斯かる係合軸部の
反転の際には、被係合部分に係合軸部に設けられた係合
部分が係合するものとされた位置決め治具が、ストラッ
トにおける組付部を伴って係合軸部と共に回転し、係合
軸部が元の基準回転角度位置をとる状態とされてその回
転が停止せしめられるとき、ストラットにおける組付部
に設けられた複数のボルトが、車体に形成された複数の
ボルト挿通孔に夫々対応する位置をとるものとされる。
即ち、ストラットにおける組付部の位置が、それに設け
られた複数のボルトが車体に形成された複数のボルト挿
通孔に夫々位置合わせされるべく調整されるのである。
【0009】従って、本発明に係るサスペンションの組
付装置によれば、車体に形成された組付部用開口部に対
する係合が容易なものとされてストラットの組付部に装
着される位置決め治具が用いられたもとで、車体に形成
された複数のボルト挿通孔に対するストラットにおける
組付部から突出する複数のボルトの位置合わせが、自動
的かつ確実に行われることになる。
【0010】
【実施例】図2及び図3は、本発明に係るサスペンショ
ンの組付装置の一例が、車両組立ラインにおける作業ス
テーションに設置された状態を示し、斯かる作業ステー
ションにおいては、フロント・サスペンション組立を構
成する一対のストラットが、車体のフロント側に設けら
れた一対のサスペンションタワー部に夫々組付けられ
る。
【0011】図2及び図3に示される作業ステーション
STにおいては、車両組立ラインに沿って敷設された一
対のレール1を挟んで相互に対向する位置をとる一対の
基台6及び7が配設されており、基台6上に、アーム1
0Aを有した位置調整用のロボット10が設置されると
ともに、基台7上に、アーム18Aを有した組付用のロ
ボット18が設置されている。そして、作業ステーショ
ンSTには、車体11、及び、車体11のフロント側の
両側部に設けられた一対のサスペンションタワー15に
組み付けられるべきサスペンション組立13が、一対の
レール1に沿って移動可能とされたパレット14により
支持されて搬入される。サスペンション組立13は、そ
の両側部に上下方向に伸びて配された一対のストラット
17を有するものとされ、一対のストラット17は、各
々がその頭部を形成する組付部25に位置決め治具30
が装着された状態で、車体11における一対のサスペン
ションタワー15内に夫々収容されたものとされる。
【0012】車体11とサスペンション組立13とを作
業ステーションSTに搬入するパレット14には、両側
部に上下方向に伸びる一対のストラット支持部材4が夫
々配設されるとともに、それら一対のストラット支持部
材4にその下方から夫々取り付けられた一対のエアシリ
ンダ部5が設けられたエア供給機構部3が付設されてい
る。そして、パレット14は、それに設けられたストラ
ット支持部材4により車体11における一対のサスペン
ションタワー15内に夫々収容された一対のストラット
17の各々を支持した状態で、作業ステーションSTに
おけるパレット停止域に停止せしめられる。パレット停
止域は、サスペンション組立13における一対のストラ
ット17が、作業ステーションSTに設置されたロボッ
ト10に対応することになる位置とされている。
【0013】パレット14により作業ステーションST
に搬入された車体11における一対のサスペンションタ
ワー15の各々は、図4に示される如く、その上面部1
5aに、円形の開口16が形成され、さらに、開口16
の周囲に複数、例えば、4個のボルト挿通孔12が等角
度間隔、即ち、90度の角度間隔をもって形成されたも
のとなされている。そして、パレット14が作業ステー
ションSTにおけるパレット停止域に停止せしめられる
と、パレット14に配されたエア供給機構部3における
一対のエアシリンダ部5により一対のストラット17が
上昇せしめられて、それらにおける組付部25に装着さ
れた位置決め治具30が、サスペンションタワー15の
上面部15aに形成された開口16内に配されて、その
上部をサスペンションタワー15の上方に突出させる状
態におかれ、それにより、ストラット17の頭部を形成
する組付部25がサスペンションタワー15の上面部1
5aに形成された開口16に対応する位置をとるものと
される。
【0014】一対のストラット17の夫々における頭部
を形成する組付部25は、図5に示される如く、中央孔
19が設けられるとともに中央孔19の周囲から筒状を
なして上方に突出する環状部材20aを有し、環状部材
20aの上端部に、例えば、相互対向せしめられる位置
をもって2個の突出片20bが設けられたものとされた
内側係合部20と、内側係合部20における環状部分2
0aを包囲し、横断面外形がサスペンションタワー15
の上面部15aに形成された開口16に対応する円形と
された環状のラバー部材21と、ラバー部材21を包囲
する環状体とされてフランジ状部24aが設けられ、そ
のフランジ状部24aに、上方に突出してサスペンショ
ンタワー15の上面部15aに形成された4個のボルト
挿通孔12に夫々挿通せしめられるものとされる4本の
スタッドボルト23が、等角度間隔、即ち、90度の角
度間隔をもって配設された外側係合部24とを有してい
る。そして、各組付部25は、内側係合部20に設けら
れた中央孔19が、ストラット本体28における螺子部
28aが形成された上端部分28bに嵌合するものとさ
れて、ストラット本体28の上部にそれにより支持され
て係合する状態とされ、ストラット本体28に対して回
動可能とされる。
【0015】なお、このようにしてストラット本体28
の上部に係合せしめられた組付部25は、ストラット本
体28における上端部分28bに形成された螺子部28
aに、内側係合部20の上方側からナットが螺合せしめ
られ、そのナットの締付けがなされることにより、スト
ラット本体28の上部に固定される。
【0016】位置決め治具30は、図6にも示される如
く、全体が強磁性材、例えば、鉄系金属材によって一体
成形されて、サスペンションタワー15の上面部15a
に形成された開口16に対応する円形とされた横断面外
形を有するものとされる。斯かる位置決め治具30の上
方部にはその軸中心に中心を一致させた凹部33が設け
られていて、凹部33の周囲が環状傾斜外面部34とさ
れている。また、位置決め治具30の下方部には環状溝
部35が形成されるとともに、環状溝部35の内側から
は軸部36が下方に突出しており、軸部36の下端部に
は凹部37が形成されている。軸部36は、その外径
が、ストラット17の頭部を形成する組付部25におけ
る内側係合部20を構成する環状部材20aが形成する
環状上端部の内径と同等のものとされる。そして、位置
決め治具30の上方部に設けられた凹部33の底面部分
には、位置決め治具30の全体についての軸中心から偏
心した中心を有するものとされた被係合孔39が形成さ
れており、また、位置決め治具30の下方部における環
状溝部35の内側であって軸部36の基部の周囲となる
部分に、軸部36を挾んで相互に対向する位置をもって
2個の溝部40が形成されている。
【0017】このように構成される位置決め治具30
は、軸部36がストラット17の頭部を形成する組付部
25における内側係合部20を構成する環状部材20a
が形成する環状上端部内に挿入されるとともに、軸部3
6の下端部に設けられた凹部37が、組付部25におけ
る内側係合部20を構成する環状部材20aの中央孔1
9を貫通して上方に突出するストラット本体28におけ
る上端部分28bに嵌合するものとされて、組付部25
に装着される。その際、位置決め治具30の下方部にお
ける軸部36の基部の周囲に形成された2個の溝部40
に、組付部25における内側係合部20を構成する環状
部材20aに形成された2個の突出片20bが夫々係合
せしめられ、それにより、位置決め治具30が組付部2
5に対して特定の相互位置関係を有したものとされる。
斯かる特定の相互位置関係は、例えば、図4に示される
如く、組付部25の軸中心と位置決め治具30の軸中心
とが一致せしめられ、それらの軸中心と位置決め治具3
0における被係合孔39の中心とを通る仮想直線α上
に、組付部25に設けられた4本のスタッドボルト23
のいずれか(図4における23R)の軸中心が位置する
ことになるものとされる。
【0018】ストラット17の頭部を形成する組付部2
5に装着された位置決め治具30は、パレット14に配
されたエア供給機構部3における一対のエアシリンダ部
5により、一対のストラット17の各々が上昇せしめら
れることによって、サスペンションタワー15における
上面部15aに形成された開口16内に配されて上方部
を開口16からその上方側に突出させるものとされ、組
付部25における内側係合部20が開口16の中央部分
の下方に位置せしめられるとともに、組付部25に設け
られた4本のスタッドボルト23の夫々の先端部と、サ
スペンションタワー15における上面部15aの内面と
の間に小なる空隙が形成される状態とされる。斯かる
際、開口16が円形とされるとともに位置決め治具30
の横断面外形が円形とされ、さらに、位置決め治具30
における上方部には環状傾斜外面部34が設けられてい
るので、位置決め治具30の開口16内への挿入が極め
て容易に行われる。
【0019】位置調整用のロボット10は、ティーチン
グプレイバック式の多関節型ロボットとされており、ロ
ボット10のアーム10Aは、基台6に対して上下方
向,左右方向、及び、前後方向に移動し得るものとされ
るとともに、その先端部に、位置調整機構部50,駆動
機構部51、及び、治具回収機構部52が取り付けられ
たものとされている。
【0020】ロボット10におけるアーム10Aの先端
部に取り付けられた位置調整機構部50及び駆動機構部
51は、図1に示される如く、位置調整機構部50が駆
動機構部51によって回転駆動されるものとなされてい
る。駆動機構部51は、例えば、アーム10Aに対する
連結部90に内蔵されたモータ91,モータ91の回転
を回動軸部材93に伝達するベベルギア機構92、及
び、回動軸部材93の回転を位置調整機構部50におけ
る回転駆動軸57に伝達する順次噛合隣接するものとさ
れた複数のスパーギア55を含んで構成され、モータ9
1についての動作制御が行われて、その動作制御される
モータ91の作動状態に応じて位置調整機構部50にお
ける回転駆動軸57を駆動する。
【0021】位置調整機構部50は、駆動機構部51か
らの駆動力が伝達される回転駆動軸57に加え、回転駆
動軸57に連結されて回転駆動軸57に伴って回転する
中空の支持軸60と、支持軸60内に収容されて支持軸
60に連結され、支持軸60に伴って回動する連結回動
軸62と、支持軸60により支持されるとともに、連結
回動軸62に連結されて回転駆動軸57の回転が連結回
動軸62を介して伝達されるものとされ、位置調整機構
部50の下端部を形成する係合軸63とを主要要素とし
て構成されている。支持軸60は、回転駆動軸57にス
プライン係合せしめられるとともに回転駆動軸57の下
端部によって支持された第1の部分64,ベローズ66
を介して第1の部分64に連結された第2の部分65、
及び、第2の部分65の下端部に取り付けられ、開口6
7が形成された環状部68を有するものとされている。
そして、支持軸60における第1の部分64と第2の部
分65とは、コイルスプリング72によって、相互に離
隔する方向に付勢されている。
【0022】位置調整機構部50における支持軸60に
対する連結回動軸62の連結は、連結回動軸62の上部
にテーパー貫通孔71が設けられ、そのテーパー貫通孔
71を貫通する支持ピン69が、支持軸60の第1の部
分64に係合せしめられていることによりなされてお
り、連結回動軸62は、支持軸60に対してテーパー貫
通孔71が許す範囲で揺動し得るものとされている。ま
た、さらに、位置調整機構部50における連結回動軸6
2に対する係合軸63の連結は、連結回動軸62の下部
にテーパー貫通孔74が設けられ、そのテーパー貫通孔
74を貫通する支持ピン76の両端が係合軸63に固着
されることによりなされており、係合軸63は、連結回
動軸62に対してテーパー貫通孔74が許す範囲で揺動
し得るものとされている。
【0023】さらに、位置調整機構部50における係合
軸63は、連結回動軸62に対して軸方向、即ち、上下
方向に移動し得るものとされており、支持軸60の第2
の部分65内において、第2の部分65の上部において
内側に突出する環状段部と係合軸63の上端部との間に
縮装されたコイルスプリング75によって、支持軸60
に対して下方に付勢されていて、その下端部80を、支
持軸60の第2の部分65の下端部に取り付けられた環
状部68に形成された開口67を通じて外部に突出させ
るものとなされている。係合軸63の下端部80は、ス
トラット17の頭部を形成する組付部25に装着された
位置決め治具30の上方部に設けられた凹部33に係合
し得るものとされており、また、係合軸63の下端部8
0の端面部には、位置決め治具30における凹部33の
底面部分に設けられた被係合孔39に係合する係合突起
85が設けられている。
【0024】そして、係合軸63の連結回動軸62に対
する上下方向の位置を検出する位置センサ87が、支持
軸60の第2の部分65に配されている。
【0025】このようにして、支持軸60に対する連結
回動軸62の連結が、連結回動軸62の上部に設けられ
たテーパー貫通孔71を貫通する支持ピン69が、支持
軸60の第1の部分64に係合せしめられていることに
よりなされて、連結回動軸62が支持軸60に対して揺
動し得るものとされ、また、連結回動軸62に対する係
合軸63の連結が、連結回動軸62の下部に設けられた
テーパー貫通孔74を貫通する支持ピン76の両端が、
係合軸63に固着されることによりなされて、係合軸6
3が連結回動軸62に対して揺動し得るものとされてお
り、さらに、支持軸60の第1の部分64と第2の部分
65とがベローズ66を介して連結されていることによ
り、図7に示される如く、係合軸63は、その中心軸線
Oが回転駆動軸57の中心軸線Pからずれることになる
揺動を行い得るようにされている。
【0026】また、位置調整機構部50にあっては、係
合軸63についての基準回転角度位置が設定されてお
り、係合軸63が基準回転角度位置をとる状態にあると
きには、係合軸63の下端部80に設けられた係合突起
85の中心が、車体11に対して特定の相互位置関係を
有したものとされる。斯かる特定の相互位置関係は、例
えば、係合突起85の中心が、車体11におけるサスペ
ンションタワー15の上面部15aに形成された複数の
ボルト挿通孔12のうちの1つの中心と係合軸63の軸
中心とを通る仮想直線上におかれることになるものとさ
れる。
【0027】上述の如くに構成される位置調整機構部5
0及び駆動機構部51がアーム10Aの先端部に取り付
けられたロボット10は、制御ユニット100による動
作制御を受けて作動し、車体11及びサスペンション組
立13を支持したパレット14が作業ステーションST
におけるパレット停止域に停止せしめられると、パレッ
ト14に支持された車体11における一対のサスペンシ
ョンタワー15の夫々における上面部15aに形成され
た4個のボルト挿通孔12と、サスペンション組立13
における一対のストラット17の夫々における組付部2
5に設けられた4本のスタッドボルト23との位置合わ
せを行うものとされ、先ず、位置調整機構部50を、一
対のストラット17における組付部25に夫々装着され
た位置決め治具30のうちの一方の上方位置をとるもの
となす。その間に、一対のストラット17の各々が、上
述された如くに、パレット14における一対のエアシリ
ンダ部5により上昇せしめられて、一対のストラット1
7における組付部25に夫々装着された位置決め治具3
0が、サスペンションタワー15における上面部15a
に形成された開口16内に配されて上方部を開口16か
らその上方側に突出させる状態をとるものとされる。
【0028】続いて、ロボット10は、位置調整機構部
50を予め設定された移動量をもって降下させ、位置調
整機構部50における係合軸63の下端部80をその下
方に位置するものとされた位置決め治具30の上方部に
設けられた凹部33に係合させ、係合軸63の下端部8
0の軸中心が凹部33の中心に一致する状態としたもと
で、係合軸63の下端部80に設けられた係合突起85
の端面部を位置決め治具30の上方部に設けられた凹部
33における底面部に当接させる。斯かる際、位置決め
治具30に向けて降下せしめられる位置調整機構部50
は、その係合軸63が基準回転角度位置をとる状態にお
かれるものとされる。従って、図8に示される如く、係
合軸63の下端部80に設けられた係合突起85の中心
が、車体11におけるサスペンションタワー15の上面
部15aに形成された複数のボルト挿通孔12のうちの
1個(図8における12R)の中心と係合軸63の下端
部80の軸中心、従って、位置決め治具30の上方部に
設けられた凹部33の中心とを通る仮想直線β上におか
れるものとされる。
【0029】係合軸63の下端部80に設けられた係合
突起85の端面部が位置決め治具30の上方部に設けら
れた凹部33における底面部に当接した状態とされると
き、そのときの位置調整機構部50における係合軸63
の高さ位置が位置センサ87によって検出されて、検出
出力が制御ユニット100に供給され、制御ユニット1
00において、係合軸63の下端部80に設けられた係
合突起85の端面部が位置決め治具30の上方部に設け
られた凹部33における底面部に当接した状態にあるこ
とが検知される。
【0030】なお、位置調整機構部50における係合軸
63の下端部80をその下方に位置するものとされた位
置決め治具30の上方部に設けられた凹部33に係合さ
せるにあたり、位置調整機構部50における係合軸63
の下端部80の軸中心と位置決め治具30の上方部に設
けられた凹部33の中心との間に多少のずれがある場合
にも、上述の如くに、係合軸63がその中心軸線が回転
駆動軸57の中心軸線からずれることになる揺動を行い
得るようにされていることにより、位置調整機構部50
における係合軸63の下端部80が位置決め治具30に
おける凹部33に確実に係合せしめられることになる。
【0031】このように位置調整機構部50における係
合軸63の下端部80が位置決め治具30における凹部
33に係合した状態におかれた際、図1に示される如く
に、下端部80に設けられた係合突起85が、位置決め
治具30の凹部33における底面部に設けられた被係合
孔39に係合せしめられる場合には、図8における仮想
直線αが仮想直線βに一致する状態にあり、車体11に
おけるサスペンションタワー15の上面部15aに形成
された4個のボルト挿通孔12とストラット17におけ
る組付部25に設けられた4本のスタッドボルト23と
が位置合わせされているので、組付部25についての位
置調整は行われない。下端部80に設けられた係合突起
85が位置決め治具30の凹部33における底面部に設
けられた被係合孔39に係合せしめられた状態は、その
とき係合軸63の高さ位置が最も低い位置とされるの
で、その状態が位置センサ87により検出され、位置セ
ンサ87からの検出出力に基づいて制御ユニット100
により検知される。
【0032】位置センサ87からの検出出力に基づい
て、制御ユニット100により、位置調整機構部50に
おける係合軸63の下端部80が位置決め治具30にお
ける凹部33に係合した状態におかれた際、下端部80
に設けられた係合突起85が、位置決め治具30の凹部
33における底面部に設けられた被係合孔39に係合せ
しめられることなく、凹部33における底面部に当接せ
しめられていること、即ち、図8に示される如く、仮想
直線αが仮想直線βに一致していない状態にあることが
検知された場合には、制御ユニット100によって駆動
機構部51におけるモータ91が作動せしめられて位置
調整機構部50における回転駆動軸57が回転せしめら
れ、それに伴って、位置調整機構部50における係合軸
63が、基準回転角度位置をとる状態から、例えば、9
0度以上とされる所定の角度θだけ回転せしめられて、
仮想直線βが図8に一点鎖線により示される仮想直線
β’の位置に移行するものとされる。
【0033】斯かる係合軸63の回転中において、仮想
直線βが仮想直線αに一致する位置に移行したとき、係
合軸63の下端部80に設けられた係合突起85が位置
決め治具30の凹部33における底面部に設けられた被
係合孔39に係合せしめられることになり、それ以後に
おいては、位置決め治具30が、ストラット17におけ
る組付部25を伴って、係合軸63と共に回転する。
【0034】係合軸63が角度θだけ回転せしめられた
ときには、制御ユニット100によって駆動機構部51
におけるモータ91が一旦停止せしめられた後逆転すべ
く作動せしめられ、それによって、係合軸63が角度θ
だけ逆転せしめられて、元の基準回転角度位置をとる状
態に戻され、係合軸63が角度θだけ逆転せしめられた
とき、制御ユニット100によって駆動機構部51にお
けるモータ91が停止せしめられる。斯かる係合軸63
の角度θに亙る逆転は、位置決め治具30及びストラッ
ト17における組付部25の夫々の回転を伴って行わ
れ、それにより、仮想直線αが仮想直線βに一致する状
態が得られて、車体11におけるサスペンションタワー
15の上面部15aに形成された4個のボルト挿通孔1
2とストラット17における組付部25に設けられた4
本のスタッドボルト23とが位置合わせされることにな
り、従って、組付部25についての位置調整が、4個の
ボルト挿通孔12と4本のスタッドボルト23とが位置
合わせされる結果をもって行われることになる。
【0035】なお、上述において、係合軸63が回転せ
しめられる角度θが90度以上に選定されるのは、車体
11におけるサスペンションタワー15の上面部15a
に4個のボルト挿通孔12が等角度間隔をもって形成さ
れ、また、ストラット17における組付部25に4本の
スタッドボルト23が等角度間隔をもって設けられてい
るので、ボルト挿通孔12の位置とスタッドボルト23
の位置とのずれが90度未満とされ、係合軸63が90
度以上回転せしめられると、その間に、係合軸63の下
端部80に設けられた係合突起85が位置決め治具30
の凹部33における底面部に設けられた被係合孔39に
係合せしめられる状態が必ず得られるからである。
【0036】また、係合軸63が位置決め治具30及び
ストラット17における組付部25の夫々を伴って回転
せしめられるとき、組付部25に設けられた4本のスタ
ッドボルト23の上端部とサスペンションタワー15の
上面部15aの内面との間には空隙が形成されているの
で、4本のスタッドボルト23によってサスペンション
タワー15の上面部15aが損傷を受ける事態が回避さ
れる。
【0037】このようにして、組付部25についての位
置調整が終了した後には、ロボット10は、位置調整機
構部50を上昇させて、係合軸63と位置決め治具30
との係合状態を解除し、続いて、車体11に設けられた
一対のサスペンションタワー15の他方に収容されたス
トラット17の頭部を形成する組付部25についての位
置調整を、上述と同様にして行う。そして、ロボット1
0による一対のストラット17の各々における組付部2
5についての位置調整が終了すると、パレット14に配
された一対のエアシリンダ部5により、一対のストラッ
ト17がさらに上昇せしめられる。それにより、一対の
ストラット17の夫々における組付部25は、それに装
着された位置決め治具30をサスペンションタワー15
の上面部15aに形成された開口16の位置からその上
方に押し上げる状態で上昇せしめられて、組付部25に
設けられた4本のスタッドボルト23がサスペンション
タワー15の上面部15aに形成された4個のボルト挿
通孔12を夫々貫通する状態とされるとともに、組付部
25の上方部分が開口16からその上方に突出せしめら
れる状態とされる組付位置におかれることになる。
【0038】一対のストラット17の夫々における組付
部25が組付位置におかれた後には、各組付部25から
の位置決め治具30の回収が、ロボット10におけるア
ーム10Aの先端部に取り付けられた治具回収機構部5
2により行われる。治具回収機構部52は、コイルスプ
リング101が装架されたロッド102を有するエアシ
リンダ部103、及び、ロッド102の先端部に複数の
マグネット105が取り付けられて構成された治具保持
機構106を含むものとされている。ロッド102は、
治具保持機構106に対して摺動可能な状態とされてお
り、また、治具保持機構106は、ロッド102の下端
部に螺入されたナット108によりロッド102に支持
されるとともに、コイルスプリング101により下方側
に付勢されたものとされている。
【0039】治具回収機構部52は、一対のストラット
17の夫々における組付部25が組付位置におかれた
後、位置調整機構部50に代わって、一対の組付部25
に装着された位置決め治具30の一方の上方となる位置
をとるものとされ、その後、所定の移動量をもって下降
せしめられ、それにより、治具保持機構106における
複数のマグネット105が位置決め治具30に当接せし
められて、それらマグネット105により位置決め治具
30が吸着保持される。そして、斯かる状態のもとで、
エアシリンダ部103が作動せしめられて、複数のマグ
ネット105により位置決め治具30を保持した治具保
持機構106が、コイルスプリング101の付勢力に抗
して上昇せしめられることにより、組付部25からの位
置決め治具30の取り外しが行われる。
【0040】治具回収機構部52による組付部25から
の位置決め治具30の取り外しが行われると、サスペン
ションタワー15の上面部15aに形成された開口16
からその上方に突出する状態とされた組付部25におけ
る内側係合部20に設けられた中央孔19を貫通してそ
の上方に突出するストラット本体28の上端部分28
b、及び、サスペンションタワー15の上面部15aに
形成された4個のボルト挿通孔12を夫々貫通してその
上方に突出する4本のスタッドボルト23の夫々につい
て、アーム18Aの先端部にナットランナーが取り付け
られた組付用のロボット18によるナット締めが行わ
れ、それにより、一対のサスペンションタワー15に対
する一対のストラット17の組付が行われる。
【0041】なお、上述の例においては、一対のストラ
ット17の夫々における頭部を形成する組付部25の位
置調整にあたり、組付部25に装着された位置決め治具
30の上部に設けられた凹部33に係合した位置調整機
構部50における係合軸63が、基準回転角度位置をと
る状態から一定の角度θだけ回転せしめられ、その後反
転せしめられて基準回転角度位置をとる状態に戻される
ようにされているが、本発明に係るサスペンションの組
付装置の他の例においては、一対のストラット17の夫
々における頭部を形成する組付部25の位置調整にあた
り、組付部25に装着された位置決め治具30の上部に
設けられた凹部33に係合した位置調整機構部50にお
ける係合軸63を、基準回転角度位置をとる状態から、
係合軸63の下端部80に設けられた係合突起85が位
置決め治具30の凹部33における底面部に形成された
被係合孔39に係合するまで回転させ、係合軸63の下
端部80に設けられた係合突起85が位置決め治具30
の凹部33における底面部に形成された被係合孔39に
係合した後、直ちに基準回転角度位置をとる状態に戻す
ようになす。斯かる際における、係合軸63の下端部8
0に設けられた係合突起85の位置決め治具30の凹部
33における底面部に形成された被係合孔39に対する
係合状態も、位置調整機構部50に設けられた位置セン
サ87の検出出力に基づいて、制御ユニット100によ
り検知される。
【0042】また、上述の例は、車体11におけるフロ
ント側に設けられた一対のサスペンションタワー15に
対するサスペンション組立13の組付けに適用されてい
るが、本発明に係るサスペンションの組付装置は、車体
におけるリア側に設けられた一対のサスペンションタワ
ーに対するサスペンション組立の組付けについても適用
できるものである。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係るサスペンションの組付装置によれば、ストラットに
おける複数のボルトを伴った組付部に、例えば、円形の
横断面外形を有するものとされた位置決め治具が係合装
着されて、車体に形成された組付部用開口部内に回動可
能に配されたもとで、位置決め治具が組付部を伴って回
転せしめられることにより、組付部についての位置調整
が、組付部に設けられた複数のボルトが車体に形成され
た複数のボルト挿通孔に対して位置合わせされる結果を
もって行われるので、車体に形成された組付部用開口部
に対する係合が容易なものとされてストラットの組付部
に装着される位置決め治具が用いられたもとで、車体に
形成された複数のボルト挿通孔に対するストラットにお
ける組付部から突出する複数のボルトの位置合わせが、
自動的かつ確実に行われることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサスペンションの組付装置の一例
の要部を示す断面図である。
【図2】本発明に係るサスペンションの組付装置の一例
が作業ステーションに装備された状態を示す側面図であ
る。
【図3】本発明に係るサスペンションの組付装置の一例
が作業ステーションに装備された状態を示す平面図であ
る。
【図4】本発明に係るサスペンションの組付装置の一例
により車体への組付けがなされるストラットにおける組
付部に対する位置決め治具の装着状態をあらわす一部破
断平面図である。
【図5】本発明に係るサスペンションの組付装置の一例
により車体への組付けがなされるストラットにおける組
付部に対する位置決め治具の装着状態をあらわす断面図
である。
【図6】本発明に係るサスペンションの組付装置の一例
に用いられる位置決め治具を示す一部破断斜視図であ
る。
【図7】図1に示される例の動作説明に供される図であ
る。
【図8】図1に示される例の動作説明に供される図であ
る。
【符号の説明】
10 ロボット 11 車体 12 ボルト挿通孔 13 サスペンション組立 15 サスペンションタワー 16 開口 17 ストラット 23 スタッドボルト 25 組付部 30 位置決め治具 33 凹部 39 被係合孔 50 位置調整機構部 51 駆動機構部 57 回転駆動軸 60 支持軸 62 連結回動軸 63 係合軸 66 ベローズ 80 下端部 85 係合突起 87 位置センサ 100 制御ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サスペンションにおけるストラットの頭部
    を複数のボルトを伴って形成し、該複数のボルトに夫々
    対応する複数のボルト挿通孔が形成された車体に組み付
    けられる組付部に、該組付部が回動可能とされたもと
    で、特定の相互位置関係をもって係合装着されるととも
    に、上記車体に形成された組付部用開口部内に回動可能
    に配される位置決め治具と、 回転駆動軸部,上記位置決め治具における被係合部分に
    係合する係合部分が設けられた係合軸部、及び、上記回
    転駆動軸部と上記係合軸部とを連結する連結回動軸部を
    有して成り、上記回転駆動軸部の回転が上記連結回動軸
    部を介して上記係合軸部に伝達されるとともに、上記係
    合軸部が基準回転角度位置をとるとき上記係合部分が上
    記車体に対して特定の相互位置関係を有するものとなる
    位置調整手段と、 上記回転駆動軸部を回転させる駆動手段と、 上記係合軸部と上記位置決め治具における被係合部分と
    の係合状態を検出する係合状態検出手段と、 該係合状態検出手段からの検出出力に応じて上記駆動手
    段を作動させ、上記位置調整手段による上記組付部の位
    置調整が行われる状態となす駆動制御手段と、を備えて
    構成されるサスペンションの組付装置。
  2. 【請求項2】位置調整手段における連結回動軸部が、係
    合軸部にその中心軸線が回転駆動軸基部の中心軸線から
    ずれることになる移動を許容するものとされたことを特
    徴とする請求項1記載のサスペンションの組付装置。
JP3246199A 1991-09-25 1991-09-25 サスペンシヨンの組付装置 Pending JPH0584623A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012228769A (ja) * 2011-03-28 2012-11-22 Honda Motor Co Ltd ねじ切りされた締結部品を位置合わせして挿入する装置および方法

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